日記
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 日本人

何かで読んだのだが

その昔、日本人は世界でもっとも
死を恐れない人種だったそうだ。
しかし今は、世界でもっとも
死を恐れる人種だそうだ。

無宗教者や高度経済成長と
関係があるんだろうか。
科学技術が進歩し
死を科学的に考え
宗教と無縁な人が増え
家族の関係が薄れ
死をまじかに見る機会が減った。

私は昔から時間の流れが怖い。
不変なものはない。
それは理解しているのだが…

痴ほう症とは、人間の自己防衛機能なのだろうか。
還暦を過ぎると少しずつ
赤ちゃんに還っていくなんて聞いたことがあるが
その方が気楽かも、どちらがよいのか。

老衰という言葉をあまり聞かないが
できれば、暖かな日差しの中で
家族に囲まれてリクライニングなんかに
座りながら、眠るように逝きたい。

最近、老衰で亡くなる人は
どれぐらいいるのだろうか。

魂という概念、天国や地獄という概念を
最初に考えた人は誰だろうか。
すごい発想だ。
嘘でもいいから、あの世があれば良いな。
ドラゴンボールの世界のように
あの世から1日だけ還ってくるシステムがあれば
いいのに。
一日でいいから、親父に会いたい。

2013年01月30日(水)


 

子供が朝から嘔吐
私のマイコプラズマがうつったのか

今日は一段と寒く
外は少し雪が積もっている。
空気も冷たいので
咳が止まらないようだ。

家の中も車の中も大惨事だ。


子供の虐待のニュースを見ると
心が痛む。

子供は自分の命の一部で
子供は自分の存在の証明で
子供は自分の未来

子供の命が失われることは
自分の存在が終わることだ。
自分の未来が終わることだ。
過去を消失することだ。

救われないことが多くなっているのは
悲しいことだ。

2013年01月28日(月)


 時間

時間とは人が作り出した概念で
過去は記憶と記録
未来は予想と想像
存在するのは今だけ

前に何かで読んだのだが
日本人は、亡くなった家族に
日々の出来事などを話したり
報告することで、死への恐怖を和らげている
らしい

死とはなんなのか
宗教とはなんなのか

死が無とするなら
心を無にする座禅は死の訓練なのか

自分の存在しなかった過去を恐れないのに
自分の存在しない未来を恐れるのは
何故なのだろう。

永遠の命が欲しいわけではないが
死は恐ろしい。
しかし、子供のためなら死ねるというのも
またひとつ。

かくも強く生きられるんだろうか

2013年01月26日(土)
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