2006年05月19日(金) |
美容院に行って思ったこと |
働いていた頃に行ってた美容院は、とっても気に入ってたけれど 値段が高かった。
カット7500円 カラー7000円 トリートメント4000円 一度行くと2万円くらいかかった。
今は仕事もしてないし、とてもそんな余裕がない。 今行ってる美容院は、仕上がりにすごく満足してるわけではないけれど その半額以下の料金。
普段は女性週刊誌を読む週間はないし、 今は決まった月刊誌も買わないので読まない。 美容室に行くとひたすら雑誌を読む。
今日、読んだ月刊誌に江原先生と吉本ばななさんの対談がのってた。 その中の話にちょっとどかーんときた。
怒りを感じたら無理に抑え込まないで その怒りの原因が何かを見つめましょう。 怒りの原因には自分の中にある他人に対する依存心もあるでしょう。 怒りを上手に浄化させましょう。
そうそう。 私はいつも無理に怒りをおさえこもうとしたり他のものにすり替えようとするからいつまでもスッキリしないんだ。
誰かに喜んでもらいたいと思うから 誰かのために役に立てたらなぁって思う。 それも喜んでもらいたい。という相手に対する依存心があるからいけないのだろう。
もし、逆の立場だったら情報は独り占めされたら悲しいし 抜けがけされても悲しい。 だから、私は情報も手に入ったものも独り占めしてはいけない。と思って行動してきた。 でも、それは悲しいと思う私のエゴであって、 他人が独り占めしようと抜けがけしようと信頼関係を壊すような発言をしようが、悲しいと思うことが間違いなのだろう。 自分の気持ちに正直に行動して、そこに他人に対する思いやりがあろうがなかろうがそんなことを悲しむ必要はないのだ。 自分と同じ考え方、感じ方をする人ばかりではない。というのは充分にわかっているはず。
ネットでHNを捨てる時、サイトを閉める時、色々と宣言や挨拶をするのは、たぶん誰かに引き止めてもらいたいからだろう。 他人に対しての思いやりや期待感を捨てると、もっと楽になれるはず。 本当にサイトを閉める時はそっと去っていくだろう。
サイトを立ち上げた時に自分の気持ちよりメンバーの気持ち、他のファンの気持ちを優先させよう。と決めて行動してきたけれど その事自体に無理があったのだろう。 でもね。そう思ってやらないとやりきれないこともあった。 っていうか。私が一生懸命に心を配ってたけれどそれが届かない人たちがいるのが悲しかった。←これが依存だ! 30年近くもファンでいるみんなの想いを大事にしようと思ってたけど、 それは私の思い上がりであって、 自分の想いだけを大事にすればよかったのだろう。
30年近くも持ってるこの想いに励まされ、私のパワーになっていた。 でも、いつまでもこの想いに依存してることがかえって、私の生活を狭めてるかもしれない。 好きなものは好きでいいけど、執着するのをやめたら、もっと自由に気楽に生きれるのかもしれない。 私にとって必要な人ならば、友達ならば、想いならば、また縁が巡ってくるだろう。 たぶん人生の折り返し地点にきて、この想いに背中を押してもらわなくても 私は私の人生をきっと楽しく過ごせるのかも。と思い始めたのかな。 今、もっと想いをかけたい事、かけなければならない人、趣味に目を向けなければならないことが他にたくさんあるのだろう。 その遠く延長に私は私の夢を追ってもいいかもしれないけれど、 それは遠くにあってぼんやりと思うもの。 近くをしっかり見つめて、今を見つめないと足元がガラガラと崩れていくだろう。
ずっと伸ばしてた髪を短くしたら、気持ちも軽くなれた。 明日は晴れるかな♪
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