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■ この手は
相談にのりながら、 あたまのなかはぐじゃぐじゃだった。
いろんな思い 嫉妬だったり 優越感だったり 悲しさだったり 悔しさ 寂しさ 嬉しさ
いろんな感情だった。 けれど、決定的に彼女が知らない過去は 私とあの子の二人だけのものだから。 それが、 それは、 優越だったのかもしれない。
実際どうなのかを聞いて あまり私に言うなと言われてるところからみて 彼女のあのもの言いたげな様子からして 私に知られたくないというのは、 なんだか面白かった。
それでいて私は聞けるのだから。
あの行動。 裏切り。 それでいてのうのうと一緒に仕事をする? ふざけたやつだと思った。 もう振り向かない。 せいぜいおいかければいい。
行く末をみておこう。 どうなろうかみておこう。 すべてを知らないふりして、 すべてを聞いているのだから。
手の中に。
2007年11月29日(木)
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