谷口令のハッピーダイアリー

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谷口　令のハッピーダイアリー　　

カナダ　バンクーバー　２ 2001年10月31日(水)

いつでしたか、林真理子さんのお話によると
日本航空の社員で赴任したい場所ＮＯ．１は
バンクーバーだそうです。

安全で、人々は親切、海と山があって、
都市としての機能はそなえている。
物価は安いし気候は温暖。
だから、日本の軽井沢のような雰囲気で
別荘を持っている日本の著名人がたくさん。

ここに長く住んでいる人の話では
３月から９月はもうパラダイス！

ですから、東京とハワイとバンクーバーで
暮らしたいのです。

もちろんパートナーとですけれど。。。

そのため、パートナーの最低条件は。。。
英語が堪能、
４ＷＤ車を巧みに運転し、
自然が大好きで、
薪をカットに行くのを楽しむ人で、
料理好きなら言うことなし！

暮らす場所で、パートナーの条件も
ちがってくるものですね。

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カナダ　バンクーバー 2001年10月30日(火)

２カ月、この国にいて
私はたくさんのことを学びました。

そのひとつは
“消費することではない楽しみ”
をたくさん知ったこと。

土、日のデパートは閑散。。。
みんなどこに行くの？
家族が自然の中で楽しむのです。

夜７時過ぎの繁華街も閑散。。。
みんな家に帰って、家族と過ごすのです。

東京で暮らしていると
自然や家族に鈍感になります。

でも、大自然の中では
どうしても男性と女性が一緒に力を合わせて
暮らすことが必然なのです。

そう、男性は山へ暖炉の木を集めに行き
女性はスープをあたためて待っている。。。

語学学校のもう一人の素敵な先生、ジニーは
湖のそばの素敵な家に猫と住んでいて
休日には絵を描いています。

５０歳の彼女は、１０歳年上のボーイフレンドがいて
土日は、一緒に過ごしています。
誰も『結婚はどうするの？』なんて言いません。

なんて、素敵な生活。。。
もう少し年を重ねたら、私も。。。
　
娘のスバルにカナダの話をすると
『ママ、私、カナダに行ってみたい！』

私の夢は
スバルが中学生になったら、カナダに行って
自然の中のログハウスで暮らすこと。。。

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気学の話　東北の効果 2001年10月29日(月)

「二度も離婚した・・・！」
なんて口が裂けても言えなかった、
ほんの少しだけ、人生に自信を失った私は
人生が１８０度好転する
東北の吉方を使ってみることにしました。

その年は、一白水星の年。
東北には四緑が回っていて、９月が、年も月も大吉方。

２カ月間、カナダのバンクーバーでホームステイをしながら
語学学校に行く計画をたてました。

初秋のバンクーバーの空港。。
真っ青な海と空、
真っ赤なカエデの国旗がゆれていて
初めて降りた時の感激は忘れられません。

そして、語学学校での最初の授業。
素敵な女性が部屋に入ってきました。。。

『ハロー』とニッコリ。
突然、黒板に英語でこう書いたのです
　
名前　　リンダ
年齢　　42歳
離婚暦　1回
今のボーイフレンド　25歳　中国人

そして、唖然としている私達に
『前の夫も、とても素敵よ。。。』とスマイル。

リンダはかつて、舞台女優だったそうです。
今の彼が大好きで結婚したいけれど
パスポートの問題がたくさん。。

なんて素敵な女性でしょうか！

この年で、こんなに生き生きした女性を見たのは初めて。。。
それに、初めて会った私たち生徒に
離婚のことをあっけらかんとオープンにするなんて。。。

私の心の中で、こだわっていたことが
スーと解けていきました。

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離婚　２ 2001年10月27日(土)

そういえば、２回目の離婚直後、
私はとても自分に自信を無くしていました。

「２回も離婚したなんて、口が裂けても人に言えない。。。。。」
と思っていたのです。

何年かぶりで小学校のクラス会に参加した時のこと。
珍しいことに、離婚したのは
私一人。。。

担任の先生が私にこう言いました。

『谷口、離婚したんだって！
　まったく、我慢できなかったのか。
　女が一人で生きていくのは大変だぞ。
　将来、どうする気なんだ』

私はどっと落ち込んでしまいました。
まさか『２回もです、先生。。。』なんて言えません。

その後、毎年クラス会はあるのですが
あの時の言葉がよみがえってきて、
二度と行く気がしません。

『でもね、先生。
　私、離婚したおかげで
　今、最高に幸せなんですけれど。。。』

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離婚 2001年10月26日(金)

一白水星の加寿子さんが
結婚のご相談にいらっしゃいました。

相思相愛の彼は七赤金星で、相性もぴったり。
そして知り合った時期が、気学上「進め！」の時。
もう、これは結婚よ！

ただひとつ問題は、彼の両親が大反対。
理由は、加寿子さんに離婚経験があるから。。。

「どうか普通の娘さんを選んでくれ！」
彼は、お父さんからそう言われたそうです。

普通の娘さんって？
何が普通なの？
離婚したことのどこがいけないの？
「。。。でも、これだけはどうにもならないんです」
加寿子さんはため息。

私は、離婚して、もっと幸せになった人しか知りません。
私自身、離婚したことで、
とても成長したと思っています。

小泉首相だって、
離婚したから総理になれないなんて事はないでしょ。

『加寿子さん、彼のご両親の小さな価値観を変えることが、
　あなたの使命なのかも！』

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買い物依存症　３ 2001年10月25日(木)

またしても、両親の影響のすごさを感じます。

つまり、優美子さんはずうーっと
お母さんの望みをかなえる、操り人形だったのです。

この４０年間、何ひとつとして、
自分の意志で、物事を決めたことがありません

唯一、買い物で、品物を選ぶ時だけなのです。
三碧木星は、自立した若いエネルギーです。
そこに、いろいろなことを押しつけたら、
せっかくの自分で延びていく芽を
摘んでしまうことになるのです。

この仕事をしていて、本当に感じるのですが、
一白から九紫の特徴さえ知っていれば、
どれほど余裕を持って子育てができることでしょう。

だからこそ、私は今、
若い女性（これからお母さんになる方たち）に
気学をお教えしているのです。

　三碧木星、六白金星、九紫火星は
　とても自我が強いのです。
　ですから、人生を失敗しながらも、
　自分の道を見つけていきます。
　親が押し付けるとダメなのです。
　二黒土星は、とても従順で優しいし,
　八白土星はとても保守的。
　五黄土星は、何があっても大丈夫。
　一白水星、四緑木星、七赤金星は
　感性、感覚が優れています。

こんな簡単なことさえ知っていれば、
子育てをするお母さんはもちろん、たくさんの方たちを
その方なりに生かしてあげられるのではないでしょうか。。。

私は優美子さんに、気学で、ご自分がこれから
何をするのが一番良いか話しました。

少し時間がかかるでしょうけれど、
優美子さんが自分自身を取り戻すまで、
私がしっかりと支えていきますね！

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買い物依存症　２ 2001年10月24日(水)

初めて優美子さんとお会いした時、
精神安定剤のせいでしょうか。。。
目の焦点が合わず、ろれつが回らないのです。

薬草のお茶を何杯か飲むうちに、
やっと、言葉が聞き取れるようになりました。

『何も楽しいことはない。死んでしまいたい』と言う優美子さん。
子供の学校もいや、
夫もいや、自分の兄弟、親もいや、
そして一番いやなのは自分。
買い物がとめられないなんて。
最近は、買ったものを見るだけで落ち込んでしまう。。。

『どこのブランドが好きなの？』
いろいろなことを話しているうちに、心がほぐれてきました。

『じつは、母親をモリで何度も何度も突く夢をみて、
　汗びっしょりで目がさめる。。。
　それも、同じ夢ばかり何度もみるのです』

なるほど、問題はここだったのです！
優美子さんにお母さんのことを聞くと、
泣きながら話してくれました。

４人兄弟の長女に生まれた優美子さんに
お母さんはことのほか厳しく、習い事も、
お母さんが昔やりたくてもやれなかった小唄と三味線。
ピアノやバレーを習いたかったのに。。。
それを言うと、理由もなくひどく怒られた。

洋服は、いつもお母さんの好みのものばかり。
そして、中学、高校、大学はすべて、
自分の希望は無視されて、お母さんが決めた学校。
もちろん仕事も。
お母さんがやりたかった図書館の司書。

つまらない毎日。
そんな時、買い物をすることで初めて、すべてを忘れた。。。
しかし、お金がどうにもならなくなった時、
馬鹿にされながらも、お世話になるしかなかったのが
やっぱり母親。
これでまた、頭が上がらなくなってしまった。

その頃、優美子さんに初めて好きな人ができたのです。
夜学に通うまじめな青年。。。
妹達は、何時に帰ろうと文句ひとつ言われないのに、
自分だけは門限８時。。
ひどすぎる。

結婚したいとお母さんに言ったら、激怒して大反対。
理由は、夜学に通う男にまともな人はいないからって。。。

ここまで話して、優美子さんはもう
涙でぐちゃぐちゃです。

結局、お母さんの認める、自分の好きでもない人と結婚して
今なのです。

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買い物依存症 2001年10月23日(火)

優美子さんは三碧木星の４０歳。
ストレスがたまると、買い物に走るタイプ。

最初の依存症はＯＬの時。
カード破産寸前のところで、お母さんが助けてくれました。

そして今、又。。。
きっかけは、子供の小学校受験の失敗です。
お金も時間も、この１年間たっぷりかけてきたのに。
自分のことは何もかもあきらめて、
ただひたすら、子供の受験のために生きてきたのに。。。

今は、行きたくもない学校に通わせているけれど
ＰＴＡの集まりに行くたびに、吐き気と頭痛。
激しい自己嫌悪。
いらいらして、子供にまで手を上げてしまいます。

夫も大嫌い。
好きでもないのに、押し切られるように結婚。
ただ、母親が気に入ったから結婚したまで。。。

唯一、楽しいのは、買い物をしている時と
寝る前に、ブランド品のカタログをながめている時だけ。
買い物に行けない時は、通信販売を利用。

優美子さんの買い物はとうとう、
月に５０万円以上になってしまったのです。

カードの請求額を見たご主人は、びっくりして
やめるように言いますが、買い物は増えるばかり。
精神科へ行って、安定剤をもらっても
いっこうに直りません。

そして私のところへ、ご相談にみえたのです。

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理想の結婚　その後 2001年10月21日(日)

離婚ができれば、まだよいのですが、
ほとんどは、我慢するか、家庭内離婚です。

だってせっかく手に入れたんですもの。。
この生活を手放したくありません。
自分だけが我慢すれば。。。
子供の受験だって、
今から塾へ行かせれば、中学受験があるわ。

赤のベンツで、二子玉の高島屋にも行けるし、
もうすぐ彼のお父様が、田園調布にお家を建ててくれそう。

軽井沢の別荘だって、
この夏、幼稚園のママたちと行く予定になっているし。
そうそう、シャネルの新作のバッグ、もう入ったかしら。
ブランド品で飾っていれば、夫の心も帰ってくるかも。。。

しかし、すべてがそのまま。
我慢できるのは、せいぜい半年。。
やがて、自己否定が始まるのです。
イライラして、眠れなくなって、精神内科へ。

その先生は話も聞かず、
軽い精神安定剤を処方してくれます。
薬をいくら飲んでも、どんどん落ち込んでいくばかり。

そうしているうちに
次の３つに移行する場合があります。軽い方から

＊買い物依存症・・・ブランド品を買って買って買いまくります。
　　　　　　　　　　それでも満足できません
＊摂食障害　　・・・いい子で育ってきたので、悪いことは
　　　　　　　　　　できません。だから、誰もいないところで
　　　　　　　　　　食べて食べて、、、吐くのです。
＊女性機能の病気(子宮ガン、乳ガン、卵巣ガンなど)
　　　　　　　・・・実はこれが一番多いのですが、
　　　　　　　　　　女を否定されると、自分で自分の女性を
　　　　　　　　　　病気にします。
　　　　　　　　　
さて、このあと、どうしたら良いのでしょう。

続く。。。。。

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理想の結婚 2001年10月20日(土)

ある若い女性が言いました。
自分の夢の人生設計です。

小学校から一貫教育のお嬢様大学に通い
卒業する時には左の薬指にティファニーのダイヤモンド
卒業式には、フィアンセがポルシェで迎えに来てくれる

彼はＩＴビジネスの若き起業家
彼のお父様はお医者様
結婚式はホテルオークラ
麻布か代官山の素敵なマンションに住んで
お昼は白金か自由ヶ丘でランチ。。。

そのうち子供が生まれ
２歳から自由ヶ丘のスポーツクラブでお勉強
そして、初めてのお受験。。。
女の子なら、自分と同じ女子大の付属に
男の子なら、彼と同じＫ大の幼稚舎へ
そして、みんな幸せです！！

さて、ここからは私の予測。
希望のところに受かればよいのですが
落ちたとき、彼女は初めてのどうしようもない
挫折感を味わうのです。

さらに追い討ちをかけるように
ご主人にお付き合いしている女性がいることを知ります。

その女性は自立していて心の深いタイプか、
夫に金品をねだる嫌な女。

前者は、なかなかばれにくく、
お付き合いも切れません。
後者は、大体が時計か指輪の領収書を発見して
お決まりの大騒ぎ。。

そして家庭内離婚、もしくは離婚。

これからなんです。
彼女の初めての成長のチャンスは！！

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人の痛み 2001年10月18日(木)

自己啓発のセミナーでは
時に、人前では絶対に口にしたくないことを
質問されます。

その時の質問は
『子供をおろした経験、
　またはおろさせたことは何回あるのか』

２０人くらいの、全く知らない人の前ではあるけど
このような経験は、なるべく思い出したくない、
負のことです。

あったとしても
「私は○回です」と言うことでもありません。

ダンカンは一人一人に聞いていきます。
『忘れました』
最初の人がこう言うと、
『こんなに大切なこと、忘れたの？』
と、厳しい質問・・・。

ある若い女性が、泣きながら『３回』と答えます。
そのあと、『１回』とか『３回』とか。。。
ダンカンはこう言いました。

『特に女性にとって、こんなに悲しい経験はない。
　体も心もきずつくから。
　でも、こういうことがあって、
　人の痛みや悲しみがわかるんだよ。
　それが一番大切なこと。
　はすの花を見てごらん。
　泥の中から、あのきれいな花が咲いている』

どんなに悲しく、つらい経験でも
それは必ず、その人自身の魂の成長に
貢献するのです。

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セミナー 2001年10月17日(水)

自己啓発のセミナーが流行りだした頃、
私は興味があって
いくつものセミナーに参加してみました。

中には、軍隊のように規律を大切にして、
必ずこの音楽が終わるまでに着席していること、
というものもありました。

昨日書いたダンカン・カリスターの主催する
セミナーに参加して驚きました。
すべてが自由なのです。
遅刻をしても、それは自分の責任だから・・・
というわけです。
先生のダンカンも、お茶を飲みながら話をします。

ダンカンはアメリカで弁護士をしていました。
お母さんは、近所の人に息子の仕事を聞かれるたびに
『弁護士よ』
と胸を張って答えていたそうです。

しかし、ある時ダンカンは、
この弁護の仕事に疑問をもって辞めることに。

その後、彼はハワイに来て仕事を探しました。

レストランの皿洗い
ボーイ
ガソリンスタンドの店員

「とても楽しかった。
　この３つだけは、自分の一生をかけて
　やる仕事じゃないと気づく、素晴らしい経験をして、
　そのおかげで、今の仕事を見つけた。。
　ただ、お母さんは、近所の人に
　胸をはってくれないけれど。。。」と言うのです。

その時、私も目からうろこが落ちました。
そういう考え方もある。。。
すべてが、素晴らしい経験。。
そう考えたら、人生がとても楽しくなりました。

このセミナーでの気づきが
今の私の仕事に大いに役立っているのです。

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社長の息子 2001年10月16日(火)

「なんて、感情を表に出さない人なのかしら。。。」
駒沢の新しいオフィスで初めて、
不動産会社の社長の息子さんと会ったとき、
こう感じました。

背が高くてハンサム、
シンガポールの大学を出ていて英語は堪能、
世に言うエリートです。
その上、社長の息子。

そんな彼の悩みは、結婚したいのに、
何人の女性と付き合ってもダメ。
最初はうまくいくのですが、距離を縮めていくと
みんな離れていってしまうのです。
このまま一生独身でしょうか。。。

物事をはっきり言う私は、彼にひと言。
『一緒に話していると、まるでロボットといるみたいよ。
　あなたには光が見えない』

こんな彼に一番ふさわしい、
思いっきり感情を出す練習の
自己啓発のセミナーを勧めました。

私は、いくつかのセミナーに参加してみましたが、
アメリカ人のダンカン・カリスター氏が
主催するセミナーで、
本当に人生が変わる体験をしたのです。

とても素敵なことが彼に起こりました。
セミナーに参加して、そこでトレーナーとして
参加していたＳさんと恋に落ちたのです。
美しいＳさんと婚約した彼は、
まぶしいほどの光を放っていました。

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初めてのオフィス 2001年10月14日(日)

その頃私は仕事をする場所を探していました。

ある日、ため息が出るようなマンションを見つけたのです。
そこは駒沢公園の中にあるような緑に囲まれ、
建物も素晴らしいのですが、風水学上完璧でした｡
「ここは成功の場所ですよ。。」。と
その建物は言っています｡

私は不動産には特別の霊感があるようで、
よく頼まれて、土地や、お店やマンションを見に行きますが、
その方の人生や商売の今後が見えてくるのです。

お部屋を見せてもらうのも申請書が必要。
職業はその時､まだ形も何の無かった
『谷口令気学事務所』と書きました｡

もう驚きました！
これこそ夢に描いた理想の環境。

しかし､どう考えても無理そう。。。
聞けば私の前にキャンセル待ちが４人も。
ため息をついていると、
たまたま、今日だけそこにいるという
不動産管理会社の社長が近づいて近づいて来ました

『気学の先生でしたか？』

聞けば、ちょうどその日の朝、
ご自分の会社を移転しようと考えていて、
風水の先生に相談するにも日にちがなくて、
どうしたものかと思案中だったというのです。

自分で仕事をしていらっしゃる方たちは
この自然の摂理の風水気学を
何か新しい行動をおこうときの、めやすにしているのです。

そのお部屋で、私は相談に乗ることに。。
あとで考えると、そのお部屋での仕事第一号

エントランスまで送りにでて来られた社長は、私に
「できる限り、ここに入れるにしますよ」
と約束してくれました｡

そして、そこでの私の仕事の第2号は、その社長の息子さん。

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気学の話　九紫の効果 2001年10月13日(土)

結婚したご主人のいろいろなしがらみで、
前にも後ろにも進めなくなってしまった
五黄土星のSさん。

ご主人の兄弟の会社を手伝うことを
引き受けたのはよいのですが、
神経を使う仕事で、Sさんには合わず
みるみるうちにやせていきました。

問題は、口が裂けても面と向かってご主人に
『辞めさせてください』と言えないこと。

相談にいらした時、こうアドバイスしました。

『良い方法があるわ。
　九紫をつかうのよ。
　この月ちょうど実家が九紫の方位になるから、
　３、４日行ってくると、今の問題が解決するはずよ』

九紫の効果は良い離の作用が働きます。
ですから、こちらの吉方にしばらく行っていると
不思議に悪い縁が切れていくのです。
又、九紫には精神という象意があります。

あまりに不健康そうなので、実家のお母さんに、
「とにかく病院に行きなさい。」
とすすめられたSさんは、帰ってすぐ病院へ。

『このままではうつ病になってしまうので、
　しばらく環境を変えることが必要』
と精神科の先生から告げられ、
びっくりしたご主人はすぐに仕事をやめさせました。

九紫の効果です、
それも一役かってくれたのは
“九紫の象意” の精神科の先生！

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素敵な結婚 2001年10月11日(木)

その時、その方は50代半ばでした。
宮のりこさん。。。
とてもオープンな方で、
『名前をちゃんと書いてね！』
と言われそうなので、そうしましょう。

銀座で『宮』というクラブを経営していました。
ホントにクラブのママ？というほど、
とてもさっぱりしていて男っぽい方なのです

のりこさんの楽しみはスキューバダイビング。
そう、そのために仕事をしているようなもの。
１年のうち、１１ヶ月仕事をして、
必ず１ヶ月だけはお店を閉めて、
大好きな海にもぐりに行きます。

今、はまっているところはマリアナ諸島。。。

のりこさんのお店にいつも通ってくる、
初老の紳士がいました。
そう、年は６０代後半。。。
もの静かな紳士は、のりこさんのダイビングの話を
いつも楽しそうに聞いていました。

その年、私はのりこさんにこう言いました。
『今年は、結婚するかもしれませんよ！』

『アハハハ、私がまさか結婚なんて。。。』
とのりこさん。

ある日、いつものように海の話をしていたのりこさんに
あの紳士がこういいました。

『何年も君を見ていて、
　何とかして夢を叶えてあげたいと思った。
　私は今、家内とは離婚して一人だし、
　財産もいくらかはある。
　もしいやでなければ、結婚して欲しい。
　パラオに土地を買ってある。
　そこに住んで、君に思いっきり海で泳いで欲しい』

その後『クラブ宮』は閉店。

のりこさんは今も、思いっきり海の中。。。

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願いが叶っただけ 2001年10月09日(火)

うかない顔のＵさんがご相談にみえました。
『いやあ、突然会社を解雇されてしまいましてね。。。　
　それも何十年もかわいがっていた取引先が、
　責任をみんな私におしつけて。。。
　今後どうしたものかと。。。』

そういえば、半年前のＵさんは
“どの時期に会社を辞めたらよいか”悩んでいました。
三碧木星５０歳後半。。。
会社では責任と地位があります。

仕事を辞めて、各駅停車で旅をして、
少しゆっくり休んで、
今度こそ、やりがいのある仕事を選んで。。。
その時のＵさんは、色々と夢を語っていました。

　風水気学では何かを始める時期と同じように、
　何かを終わりにする、閉じる時期というものが
　とてもたいせつです。
　要は、自分のエネルギーの高い時に終わりにすると、
　次に移行する時に、うまくいきます。

辞める時期は決まりました。。
でも、Ｕさんの心の中を覗くと、こう言っています。
『簡単に辞められないよなあ。困ったものだ』
『うまくいきますよ！　今ご自分では
　思いもよらない方法で、願いが叶うかも。。』と私。

そして、半年後、解雇です。

責任感の強いＵさんは、絶対に自分から辞めることを
言いだせませんでした。。。
辞めるには、解雇か病気。
解雇って、聞こえは悪いけれど、いいこともあります。
すぐに失業保険がおりること！

違う見方をすれば、
お世話になった取引先の最後の恩返し！
ねえ、Ｕさん、
これって願いが叶っただけのこと！！

谷口　令のハッピーダイアリー　　

予行演習 2001年10月08日(月)

久しぶりにいらしたＭさん。
４年前にお会いした時より
とてもきれいになっていました。

八白土星のＭさんは今年の６月に
理想の人と会って大恋愛。
すぐにプロポーズをされて、
こんなに幸せでよいのかしら。。。と思う毎日。

ところが８月に電話で一方的に、
「どうしても好きな人が忘れられないので、
　終わりにしよう」

Ｍさんにとって、そのショックといったらありません。
タオルが絞れるほど泣いて泣いて。。。
何を見ても彼を思い出します。
元気を出そうと思って、映画を見ても、
おいしいものを食べてもダメ。

Mさんはこの苦しさを乗り越えるために
彼との楽しかったことを文章に書くことにしました。

大学ノート２冊くらいになったとき、
Mさんは彼に対して、恨み、つらみではなく
感謝していることに気づきました。

こんなに楽しい夏はなかったこと。。。
こんなにきれいになったことも久しぶり。。。
そして、男の人をこんなに好きになったことも初めて。

今、思い出すと、そんな輝いていた自分が大好き。
私も、こんなにときめくことができるなんて。
自分は一生、男の人には興味がわかないと思っていたのに。
いっしょにいてくれて、うれしかった！

すべてに気づかせてくれたのは彼です。

そう、この素晴らしい経験は次の為の予行演習よ！

谷口　令のハッピーダイアリー　　

映画 2001年10月07日(日)

昨日のダイアリーを書いていて、
とても素敵なことを、思い出しました。

中古ベンツを手に入れた彼はその後、
小さな広告代理店を始めました。
最初のうちは、営業しても仕事がなかなか来ません。
映画好きの彼は、仕事がない時、よく映画をみていました。

ジョージ・ルーカスの映画が大好きで、
ある日、ルーカスの映画をみたあと、
『このような作品を作る人はどんな人だろう。
一度会ってみたいものだ。。。』
と考えながら歩いていたら、
なんと、そのジョージ・ルーカス本人が向こうから歩いてきて、
横浜高島屋の前ですれ違ったというのです。

『まさか、そんな、、、』と思っていたら、その日の新聞に
“ルーカス来日、横浜で、、、”という記事が載っていたそうです。

何しろ、私と彼の周りにはこのようなことばかり起きるので、
『また、起きたわね！』という感じ。

そしてまたある日、今日も仕事がないから映画を見ようということに。
適当に面白そうなアメリカ映画『マネキン』を選びました。。

　ある若者が、デパートのショーウインドウのディスプレイの仕事を
　依頼されるのですが、疲れて寝てしまいます。
　その間、そこに飾ってあったマネキンが手伝ってくれて、
　素晴らしい作品ができます。
　最後に、マネキンは人間の女の子になって、２人は結婚。
　ハッピーエンド。

まるで、ピノキオと小人の靴屋のおとぎ話を足したような楽しい映画。
主題歌も大ヒットし、今でも時々かかります。

次の日、また彼から電話です。
「大変だ。びっくりしたよ！
昨日の映画、思い出していたら、突然仕事を頼まれた！
それも横浜高島屋の隣のビルの、
ショーウインドウのディスプレイ！！！」

谷口　令のハッピーダイアリー　　

わらしべ長者 2001年10月06日(土)

とても親しい友人の話です。
彼は私と考え方が似ているので、一緒にいると楽しい話がつきません。
それも夢が叶ってしまった話ばかり。。。

20代の頃彼は、とても貧乏。
でも、いつも明るく、その貧乏を楽しんでいるような人でした。

『今は車を買えないけれど、俺、ベンツが欲しいな』
車が大好きで、家賃２万円共同トイレのアパートに
住んでいる彼が言いました。

『信じていれば、必ず叶うわよ!』と私。

しばらくして、彼は親戚のおじさんから、
廃車寸前のボロ車をもらいました。

『車にも意思があってね、大切に扱ってあげると喜んで、
ちゃんと走るんだよ!』と彼。

大事にしていたボロ車がぶつけられたのは
それからしばらくしてからのこと。

相手のミスでした。
車をつぶしてしまって申し訳ないと、
前より少しましな車をくれたそうです。

彼はその車を売って、中古車を買いました。
しかし、１ヶ月もしないうちに
今度はその車の調子が悪くなってしまいました。

彼は中古車屋に文句を言いに。
中古車屋の片隅には、少しくたびれ気味の古いベンツが。

人のよさそうな中古車屋のおじさんがこう言ったのです。
『申し訳ないね。あのベンツとなら変えるけど。。それでいい？』

彼はその日、自慢そうにそのベンツを見せに来ました。

『大変だよ。。。冗談が本当にベンツになっちゃったよ！
こんなことなら、“新車のベンツ”って思えばよかった！！』

この間、わずか半年！
今40歳になる彼は、また夢を叶えて、小さなお菓子の会社の社長です。

谷口　令のハッピーダイアリー　　

スバルのパパ 2001年10月05日(金)

彼と出会ったのは、ちょうど9年前の10月。
気学では、9年というサイクルで
同じような流れの波がやってくるのです。
今、あの時と同じエネルギーを感じています。。。

あのころの私は、今と同じように
毎日、忙しくスケジュールをこなしていました。

10月のある日のこと、
同じ時間に予定が２つ入ってしまったのです。
１つは、これから仕事が広がっていきそうなパーティー。
場所は大使館。
しかし、なんとなく心が重い。。。

そしてもう１つ、全く仕事にはつながらないけれど、楽しそう。
場所はおでんやだし。。。

私が２つのうちの１つを選択をする時は、
必ず心の中の深いところで自分に聞いてみます。
『どっちがワクワクする？』

もちろん、おでんやよね！
秋は日本酒がおいしいし！！！

そのおでんやの会合に少し遅れて行ったとき
一人でおでんをパクパク食べている不思議な方がいました。
Nさんです。
あげくの果てに、わたしの目の前にあるおでんまで
食べてしまったのです。

おなかをへらした私を、
『近くですから』と家まで送ってくれた、
その時の車の中で聞いてみました。

「実は私はニューヨークに大好きな人がいて、
女性から『好きです！』と言っても大丈夫でしょうか？」

「これからの女性はそうでなくちゃ！」とNさん。

その一言に励まされ、ニューヨークに行ったのは
寒い寒い１月。
結局、ふられて帰ってきた私を
大きくあたたかな心で迎えてくれたのは
スバルのパパだったのです。

あの時、楽しそうな方を選んだから、
彼と出会えて、今スバルがいて、
幸せです。

谷口　令のハッピーダイアリー　　

今 2001年10月03日(水)

いつもいろいろなことを心配している方がいます。
『明日地震があったらどうしよう。。。』
『今日、事故にあったらどうしよう。。』とか

先日いらした方の話です。
そのお母さんは交通事故が恐くて、
絶対に息子に免許を取らせなかったそうです。
大学生の息子は友人と北海道にドライブ。
でも免許が無いので助手席です。

対向車を避けようとしたその車は、木に激突。
みんなは無傷で、助手席の彼だけが
大怪我をしてしまったのです。

お母さんは言いました。
『あの子が運転していればよかった。
　免許を取らせておけばよかった。。。』、

これも不思議なことなのですが、
この日、同じような話をもう一度聞いたのです。

母親に止められていたアメリカンフットボール。
けがをしたらあぶないからって。。。

ゲームの応援に行って、みんなで打ち上げの時、
彼は泥酔して、高い所から落ちて、
肩に大怪我をしてしまいました。

母親は、『フットボールでけがをしたのでしょう！』と、
どんなに違うと言っても信じてくれません。

彼はこう言いました。
『こんなことなら、
　フットボールをやっておけばよかった！』

そう、後悔しても、心配しても何も始まりません。
今しかできないこと、今を楽しんで輝いて
生きて行くこと。
それが人生を充実させてくれるのでしょう。。。

谷口　令のハッピーダイアリー　　

ハワイにて：ハレクラニホテル 2001年10月01日(月)

ハレクラニとは「天国の家」という意味です。
今回のハワイは、１０年ぶりに
このホテルで過ごしました。

こじんまりとしたこのホテルは、
お客様も、働いている人々も
ゆったりと歩いています。

しばらくいると本当に自分の家で
くつろいでいるような気分になります。。

そんなハレクラニで毎朝、
同じ場所で新聞を読んでいる素敵な方がいました。
短パンの素足にローファー。
運の強そうな成功しているお顔。。。
お年は５０歳後半くらいでしょうか。。。
はつらつしていて、とても若々しいのです

お話してビックリ！お年を聞いてまたビックリ！！

なんとハレクラニホテルの主のような方なのです。。
Hさんは１７年間、ハワイにくると
いつもハレクラニホテルに泊まり
住んでいるというより、暮らしているという感じ。

この１７年間で１度だけ浮気(？)をして、
他のホテルに泊まってみたそうです。
しかし、さらにハレクラニの良さがわかり、
また戻ってきたそうです。

ハワイとアメリカ本土にいくつも会社を持ち、
日本、本土、ハワイをいつも行ったり来たり。。

いくつになっても自分の仕事を持ち、
忙しい中でもこうして、
ホテルでゆったり暮らしている。。。

これこそ私の理想の人生。

だから６０代後半になんか絶対に見えません。
Hさんは言います
『商売は勘なんだよ』
その勘を磨くことが仕事をうまくいかせるコツ？

サービスで気づいた事をホテルの社長に
アドバイスをしていらっしゃいました。

言葉はきついのですが、
今の日本人にない毅然とした態度。
かつての総理大臣の吉田茂を
彷佛とさせるようなHさん。。。

ハレクラニ。。。
天国での出会いは、不思議で素敵です。

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