モリハルゆ記

2008年12月25日(木) Sant Claus is coming to Town !

 オギャーと生まれて50年、初めてサンタクロースになった!



 モリハル家では、天皇陛下がお生まれになった日にキリストさんの誕生日もお祝いしたのだが、娘の唯ちゃんが通う保育園では、由緒正しく12月25日にクリスマス会が催された。

 この保育園ありがたいことに、もっの凄く行事が多い。端午の節句、七夕、夕涼み会(夏祭り)、運動会、移動動物園(動物園に行くのではなく、動物が園児を見に来る)、ハロウィン、歌とか劇の発表会、クリスマス会、もちつき大会、ひな祭り等々etc・・・日欧米における季節ごとのイベントを必ずやるといっても過言ではない!

 モリハルは父母会の役員として、単なるイチ親として、それら行事にたびたび参加している。夕涼み会では交通整理をしてタクシー運転手と怒鳴りあい、運動会では二人三脚で他のチームの勝利に貢献した。これらの努力が実り、晴れてクリスマス会でのサンタクロース役を仰せつかった。ま、ご指名受けた理由は、100年に一度の大不況嵐が吹きすさぶ年末ゆえ、お忙しいお父さんが多いというのもちょっとだけあるかもしれない。

 もう、興奮のるつぼだった!トナカイ役の保育士さんと「メリ〜クリスマス!」と入場すると、奇声を発する園児、飛び上がる園児、口がポカンと開いた園児、園児、園児、ビートルズが日本公演したときの再演だったね。

 「サンタクロースになりたい子は、やさしい心とゴハンをイッパイ食べなくちゃだめだよ〜!わかったか〜い?」「わかったぁ〜!」サンタクロースになりきったモリハルは、道徳心がある様なない様な言動を繰り返し、園児達に語り、プレゼントを渡し、園児達からは歌のお礼をしてもらった。

 30分間、汚れきった心をジャブジャブ洗ってもらうような感じだった。病みつきになりそうだ。来年はプロのサンタクロースとして、保育園とか幼稚園に営業しに行こうかな?


P.S.  帰ってきた唯ちゃんに「今日のクリスマス会どうだった?」と聞いたら 「トナカイさんが来たの」 「それから?」 「トナカイさんの鼻赤かったの」 「他には?」 「歌った」 「・・・そんだけ?」 「・・・サンタさんもきたぁ」ま、こんなもんだろう!



2008年12月23日(火) 最後の目標


 
 先週末の夜は、録画した倉本聰脚本のドラマ『風のガーデン』最終回を涙流しながら観た。白鳥貞美よ、あんた最後に娘のルイとバージンロードと歩けて良かったなぁ。モリハルは、前妻との娘なっちゃんが高校に入った頃早々に「結婚式にお父さん呼べないと思う」と言われてしまったし、今一緒に暮らしている娘唯ちゃんはまだ二歳だから、結婚するときまで生きていないかもしれないんだよ。



 そして日本国の象徴、天皇陛下が生誕されたことを祝う本日、我家ではクリスマス会が催された。



 例年通りケンタッキーフライドチキンを予約し、今年はさらにコトブキにて“プリキュア5GoGo!”のケーキも予約した。五目寿司と海老マヨ、かぼちゃサラダも用意し、ちと早いが、メリ〜クリスマス!

 かような状況だったので、「年賀状は、12月25日(木)までにお出しください」という日本郵便の切なる願いに応えるのが難しくなってしまった。2008年の年賀状出したにも係わらず返信いただけなかった方を2009年さらにご負担かけてはいけないのでカットし、今年住所変更された方と喪中の方をチェックし、新たにお知り合いになった方を加え、年賀状ソフト『筆まめ』の住所データから宛名書き出力556枚をし終えたのは、五目寿司のイクラと“プリキュア5GoGo!”ケーキに満足した唯ちゃんが寝静まった、ついさっきのことだ。



 この『モリハルしゅうき』書いている目の前で、グラフィック・デザイナーであるモリハル奥さんモリジュンがマックで年賀状のデザインを起こしている。それを出力したらいよいよコメント書きだ。相手のことを思いながらヘタッピイな字を連ねる、これが楽しい。楽しんだ後の投函目標は2008年イッパイ!決定!必達!
 



2008年12月17日(水) 修正



 井の頭公園の道挟んだ向かい側にある井の頭自然文化園(ようするに動物園ネ)では、子牛が公開されているみたいだ。娘の唯ちゃん、動物好きだから行かないとなぁ。

 一方モリハルの会社では、前回のモリハルしゅうきで触れた『ビデオレター』のDVDが非公式に公開された。



 撮影した本社の人は「いやぁ、凄くカッコ良かったですよ!」と、誉めているのか、社交辞令なのか、嘘ついているのかワカランコメントも添えてくれた。

 ドラマーであるバンマスは、「自分の演奏したのを観るのは勉強になるよ」と言う。ようはイカン点が気づくということだな。ゴルフなんかでもそうだよね。人に言われるのより、映像で自分のコト見る方が修正ポイント納得できるんだよね。

 会社でチラ見した後、家に持ち帰って、ジ〜ックリ3回観た。3段スライド方式で落ち込んだ。

 1.要所要所でリズムが遅れている

 2.体を前後に揺するリズム取りがオッサンぽい

 3.髪の毛が少ない(普段自分では見ない、横顔なんて、もうアナタ・・・こんな風貌だったのね・・・)

 落ち込んだままではナンモ解決しないので

 1.要所要所のリズムが遅れないように猛練習再開!

 2.薄目開けながらのリズム取りは厳禁!

 3.ドライヤーに時間を掛け、ふわっと感キープで整髪料使用!(頼むぞGATSBY)

 ふ〜っ!なんとか修正できたかな!



2008年12月14日(日) ベクトルが

 「次の曲は誰から始まるのですか?」

 12月1日付けの『モリハルしゅうき“プロ意識”』で予告した、『ビデオレター』の録画とインタビューが行われた。ま、大したことじゃなく、モリハルが通う会社の「同僚にこんな人いまっせ!」という、社内コミニケーション促進ビデオの撮影だったんだけどね。いやはや、緊張したというか、意識した。

 「ポ・ポクのキターからです・・・」

 口の中が、金魚が水揚げされた酸欠状態になり、濁音が半濁音に響き

 「ワン、ツー、スリ〜アソレ〜♪」

 の次には、頭を振ってリズムをとり、オリジナル曲ではピアノのパートになる音を Fender Telecaster U.S.A. にて奏で

 「ギラリ!」

 と、音がしたんじゃないかと思うほど目に力を入れ、本社からやって来た人の持つビデオカメラのレンズを睨んだ。ちなみに、サザンオールスターズの“チャコの海岸物語”だったから、そんな力入れなくても良かったんだけどね。



 モリハルは大勢の人の前で話したり、先頭切って何かしたり、街頭インタビューに答えたりするの大好きだ。そしてオーディエンスに対し、バカウケではなく、「プッ」と、思わず笑いとオナラが漏れるくらいのパフォーマンスを心掛けている。これがモリハルのベクトルだ!

 今回大げさな仕草で、北は札幌、南は福岡の同僚に「ウォ〜!ひょっとしてパンク?」と思わせて、「プッ!サザンじゃ〜ん」の作戦だった。

 「全国の支社に配る前に、DVDで焼いたの渡しますね」

 あああ〜・・・靴下の臭い嗅ぎたいような、嗅ぎたくないような心境になってきた。ま、多分来週嗅いで、ガックシくるんだろう。

 “ガッツだぜ” “ガンバレー!” “負けないで”

 



2008年12月08日(月) 出会い

 モリハルの愛車コルトプラスの『921子(クニイコ)』と、同じナンバープレートの車に遭遇した。しかも、以前乗っていたekワゴンの『とぉ〜子♪』と同じ車種、ボディーカラーときた。


       (ばったり会ったクルマ)

       (モリハルの『921子』)

       (向かって右が以前の愛車『とぉ〜子♪』) 奇遇だなぁ・・・

 先週末の出会いはクルマだけではなく、魅力的なヒトにもお会いした。


 <出会いその1>

 父親が創業した印刷会社を営み、地元両国では町内会会長を務め、さらにさらに忠臣蔵でヒール役になっている吉良上野介を祭る『吉良祭・元禄市(きらさい・げんろくいち)』の役職をも兼任している、御歳75歳の大先輩をご紹介された。

 滞在時間1時間半のうち9割は大先輩がお話をされていたのだが、話題が豊富で飛躍することもなく、年代、地名、人名、の記憶がバッチリであった。す・凄い!しかもモリハルが話した僅か9分の間は、しっかり聞いて下さり、話を遮ったり、かぶせたりすることがなかった。み・見事!「中央大学の弁論サークル『辞達学会』出身」とのことでした。な・納得!

 「口じゃぁ一歳年下のカミさんにかなわないんだよ」な・何故?「『辞達学会』の後輩だったんだよ」『辞達学会』同士のカップル第一号だったそうだ。これまた納得!


 <出会いその2>

 「毎月分配型のソブリン投資信託と、アパートの家賃収入、それに年金加えると毎月100万円くるのよ。なかなか使い切れないわね」と75歳ながら、お洒落で、綺麗なご婦人とお話する機会があった。「社交ダンスしている」せいか、宝塚の男性役のように、スマートでカッコイイ。

 「車は自分が持っている洋服に合う色を選んで買うの」高齢運転者標識は付けているんですか?「『枯葉マーク』付けちゃうと洋服に合わせるの難しくなっちゃうから、トランクに入れたままだわ」




 「そろそろシワが目立つようになったから『枯葉マーク』付けてないと、お巡りさんに捕まっちゃうと思うの。だから慈恵医大でリフトアップの手術受けようかなって、今先生に相談してるのよね。だって、このまま死んじゃうのってイヤじゃない」

 美は永遠の憧れだ!


 <出会いその3>

 1980年代、バブル絶頂期のときアパレル業界に身を置き、手掛ける洋服、プロデュースするアパレル関連がガンガン売れたそうだ。だがバブルの崩壊とともにアパレルは典型的な構造不況になり、ま〜ったく売れなくなった。食っていくために選んだ次なる職は『タクシー運転手』。10年前、46歳のとき決断したのは「クルマ好きだったから」という方にお会いした。20時間労働明けだったが、ユニクロファッションをカッコ良く着こなしていた。

 「労働時間の関係で1ヶ月12日間しか働けないのは、タクシーの運ちゃんみんな同じなんだよ」だがその方は「平均の2倍水揚げ(売上げ)あるから、何処流しているかってみんな聞いてくるんだよね」だそうだ。「今は不況だから、銀座新宿でタクシー乗るんじゃなくて、お客さんは電車で行ける所まで来るんだよ。そういったお客さんを効率良く拾えば、どうってコトないんだけどね」効率良くというのが難しいんじゃないんですか「道を知らなくちゃワカンナイだろうな」

 何事も基本が大事。ナビに頼って道を覚えないと「効率良い」ゴールデンルートが見えないのだそうだ。


 モリハルはまだまだだヒヨッコだ!50歳だけど!
 



2008年12月01日(月) プロ意識

 11月29日午後9時、NHK総合テレビで放映した『スポーツ大陸 王貞治監督』を観た。ほろ酔い気分で娘の唯ちゃんを寝かしつつ、「おならとゲップの歌(注)」で彼女を抱腹絶倒状態にしながら観た。終了した時、王監督に大変失礼な態度で臨んでたと、深く、深く反省した。「王監督ゴメンナサイ!」

(注:百発百中、絶対に唯ちゃんを笑わせることができるモリハル必殺の替え歌)


       (特に意味の無い街中の銀杏)

 「プロは失敗してはいけない」「この一球は二度とない」「結果は自分でつかむしかない」王監督が若い選手に伝えている言葉だ。「名選手、名監督にあらず」と言われることあるけど、王監督には当てはまらない。名選手だったからこそ、超スーパースターだったからこそ、言葉とか指導に重みと説得力がある。

 「たまにはしくじるよなぁ」「また次があるさ」「結果は相手次第だよな」常日頃、モリハルが自分自身に語りかける言葉だ。それを聞いた王監督の目がギョロリとモリハルを叱咤した。「ダメだ!全然なっちゃない!」

 モリハルが所属する会社で『ビデオレター』なるものを作成することになった。「こんな一芸、特技がありま〜す!」という、社内の紹介ビデオだ。北海道から九州までの支社に配付され、「ほぉ〜たいしたもんだ!」と感心する効果を期待する、まあ、福利厚生か社内コミニケーションアップのようなもんかね。そのVol.2に何故だか「モリハルのバンド、出演してくれないか」と本社の方からオファーが入った。

 「ギター演奏は失敗してはいけない!」「この音は二度と出ないぞ!」「オーディエンスの心をつかめ!」王監督、モリハル心入れ替えました!社内に追っかけファンができるぐらい完成度の高い『ビデオレター』に仕上げ、来年4月に予定されている『ファミリーパーティー』で華々しくデビューし、紅白歌合戦目指すぞ〜!


       (モリハル“Rock魂”の原点、我母校の現在だ!)


 

 


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