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2004年04月18日(日)
試験当日
■ イラクの邦人拉致事件がほぼ収束に向かっている。今回の事件について街頭の一般人がインタビューで感想を求められた時に、政府側のコメントをそのまま口にする人が多いのに驚く。公共の電波を用いて「自己責任」とか「大人としての自覚」といった言葉を容易く他人に向けるあなたこそ、発言に自己責任を持っているのかと尋ねたい。

■ 基本情報技術者試験を受ける。午前は、過去問をそのまま貼り付けたような問題が目立った。制限時間の1時間前に解き終わる。昼休みはヘッドホンで2 many dj'sの「As Heard on Radio Soulwax Pt.5」を聴いて、頭を振りたい衝動に駆られた。午後は、苦手意識のある箇所がピンポイントで出題されて、ストレスで腹がキュルキュル鳴った。マークシートを適当に塗りつぶしている自分に気付き、制限時間直前で我に返った。試験直後は「午後の不出来で落ちそう」という感触だった。夜、近所のネットカフェで業者の解答速報を見たら、「午前」は9割取れていた。そして「午後」もなんとか合格確実ラインの8割に乗っていた。受験番号のマークさえ間違っていなければ合格しそうだと判明して、安心した。

■ 試験会場には同じ職場の人も来ていることが朝に分かった。試験後に千葉県市川市へ出かけて一緒にお茶を飲みながら、数時間雑談した。楽しかったし、ケーキも美味しかった。

■ 家に着いてからは、お酒を飲みながら「オレンジデイズ」の第2話を見た。台詞の棒読みに興醒めした。 //


2004年04月17日(土)
春のせいにすること
■ 明日の資格試験に向けた勉強をすべく、今日と一昨日は仕事を休んでいる。しかし、数日前からの腹痛がまるで治らず、勉強が手につかない。このままでは、試験会場に辿り着いても腹を押さえてうずくまってしまう可能性が強い。試験に受かるか受からないかは、薬の効き目にかかっている。万全とは言わないまでも、8割ほどの体調で明日が来ればいい。

■ テレビドラマ「オレンジデイズ」の展開が気になる。このドラマの脚本は、「読唇術を使えるのに母娘が手話で話す必要はあるのか」とか「森田療法を扱う講義が何故3,4回生向けなのか」といった現実的な発想を持たせることもある。けれど、まるでドラマ性のなかった僕の学生時代をセピア色に脚色してくれるような、甘酸っぱく淡い雰囲気が全体を覆っていて良い。

■ このクールのテレビドラマには「障害者を扱うドラマが多い」との批判があるようだ。けれど、岡本太郎の言葉を借りれば「人は誰しもがいびつな形に歪んでいる障害者」なのであって、その批判の言葉は特別な力を持っていないと思う。とはいえ、身体的な障害を扱うことによって同情を煽り、高視聴率を狙う製作側の意図が透けて見えることは否定できない。

■ 一週間前の土曜日、会社の寮に入る新入社員の歓迎会が催された。歓迎会の席で新人に仕事の愚痴をこぼすのは止めた方がいいのではないかと思ったが、口にはしなかった。

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