すず子さんのボヤキ。
モクジカコミライ


2003年12月03日(水) 改めまして、すず子です。

はぁ〜。。。

また、冴子に先越されちゃったか。




奈菜ちゃんの結婚話から芋づる式に福田君のケッコンを聞かされたのが

金曜日。。。

そう、たった先週の出来事だったのに。





もんもんと、そして久しぶりに羽目を外し、

再びダラダラと週末を過ごしたせいで、

もっと昔の出来事のように思ってた。

で、月曜日、お休みをもらってたお陰で、ちょっと吹っ切れた、

と思っていたのに、

今日の午後、お遣いで本社へ向かったら、



なんか、こう、自分でも意識してないつもりだった深〜いトコロで、

重〜く、どんよりした気持ちがこみ上げてきた。



「あ。。。そう言えば、この前ここ通った時にもおんなじ気持ちで

歩いてたなぁ・・・」と。



そして、再び、現実の悲しさと向き合う。。。



「今ここで、福田君と会ったら、私はどんな顔したらいいんだろう?」

「いや、奈菜ちゃんに会ったら、何て声かけたらいいんだろう?

ちゃんと、『オメデトウ』って言えるのかな?」

とても複雑な気持ちが交錯する。



そんな心配をよそに、結局、一連の関係者とは誰とも会わなかったんだけど。

鬱々としながら、事務所へ戻り、そのままミーティングへ突入。

最近、仕事でもテンパってたから、ミーティングのお陰で、鬱鬱は

どっかへ吹っ飛ぶ。




でも、夕方、私の内線が鳴る。

「あの、羽沢ですけど。

奈菜ちゃんのお祝いの食事会の日程が来週の火曜日に決まりました」

「りょ〜かい。場所が決まったらまた連絡してね」



・・・。

逃げられない現実。。。



もともと、この「事件」を日記に書くこと、金曜日事務所に戻りながら

考えてはいたんだけど、果たして、そんなに大騒ぎするコトなのかどうか、

自分でちょっと迷ってた。


自分では充分に失恋モードなんだけど、

マジで、小西君のときや、コータのときより、その事実はショックなんだけど、

あくまでもこれは一方的な片思い状態だったワケで、

その片思い状態だって、小西君や、コータや、カズの出現で、

自分でも判らなくなってしまうほどあやふやなものだったのだ。



「ホントに福田君のこと、『失恋した』って言えるほど責任もって

『好きだった』って言えるのか?」

って、つい、自問自答してしまう。



一方で、福田君は「特別」だったのだ。

いい意味での「ジョーカー」あるいは「ワイルドカード」。

深いところに、常に福田君の存在があって、

「福田君がいるさ」

っていう安心感があった。



アレ?





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こんな調子で、どうしても今回の「失恋」を正当化できなかった。



でも、大騒ぎしない限り、いつまでもふんぎりつきそうもないし。

そう思って、大々的に、こうしてここに公開してます。



・・・最後の砦が崩れ去ってくなぁ。。。

「次」はあるんだろうか・・・

・・・激しく鬱。。。


2003年12月02日(火) 壊れましたね・・・

冴子です。

すずこさん、壊れました。

再び・・・ってゆーか、これで何度目??

顛末はこう。

すずこさん、会社にずーっと気になってる人がいたの。

ずーっと前から。

だから、後輩にいい人紹介しますよ、って言われて、

日にちと場所までセッティングされて、

それがいよいよ明日だ!、って日の夜になって結局、

「あのね、○○君のことが好きなの。だからやっぱり明日は行けない。

ゴメンね」

何てこともあったりした。

それでも、すずこさん、自分の気持ちを彼に伝えてしまうことは

怖くて出来なかった。

だから、それからも彼とはいいセンパイ、後輩の関係でいた。

その関係が続けられたのは、彼に一向にオンナの気配がなかったからで、

むしろ、彼はあんまりそういうことに興味がなさそうに見えた。

その時すずこさん、職場環境でヒジョーにつらい思いをしていて

ちょっと精神的にも身体的にも病んでたのね。

だから彼はすずこさんにとって、とても大切な存在だった。

彼がいるから会社に行けたし、仕事も頑張れた。

彼がいるから笑ってはなすことも出来た。

そして、そんなときすずこさんに異動命令が出たの。

すずこさん、マジで会社を辞めようかと思ってたときだったから、

その異動命令で逆にすずこさんは救われた思いがしたわけ。

結局、命令を受け入れて職場を変わりました。

でも、彼とは別の部署になっちゃうからそれだけがすごく心残り。

それまで何の告白もしないまま保っていた彼との関係に

思いきって、メールを出してみた。

異動前夜に。

「私は異動しちゃうけど、○○君が大好きでした、今までありがとう」って。



・・・今気づいたけど、これって、どうなんでしょう。

すずこさんにとっては精一杯の告白だったけど、彼にとっちゃ、

「これからは、新しい職場で頑張ります。サヨウナラ」

ってゆーふーに受け取られちゃったりしてて・・・。



ま、でも、すずこさんの中ではとりあえず気持ちを伝えたつもりだったのね。

その後も、彼やその仲間を交えて飲みに言ったりする機会はあったんだけど、

相変わらず二人の関係はいいセンパイ、後輩同士だった。

そして、すずこさんには新しく仲間もできて、

その中で実らなかったけど、ドキドキするような恋もしたりした。

そんな時の彼に対する感情は、

「あれ、そんなに好きだったのかな・・・」

って、戸惑うくらいに変わってた。

そして。

仲間とのドキドキも空しく終わり、

親に騙され嫌々やった見合い話も、自らブチ壊し、

「あぁ・・・、やっぱり恋愛バナシに縁がないわぁ・・・。淋しいなぁ・・・」

なんて身にしみて感じて

「うぅ〜〜っっ!!!!」

って極限状態に達してた今日この頃。

「△△ちゃん、コトブキで辞めるんです。相手、誰だと思います?」

って、以前の部署から後輩に言われたの。

後輩にそう尋ねられたすずこさん、とっさに○○君の名前が脳裏をよぎったけど、

すっとぼけて、

「誰だろ・・・この部署の独身って上から言うと・・・」

なんて口走ったら、

「あ、上から言ったほうが早いですよ」

と言われた。

「・・・」

必死に考えるすずこさん。

○○くんより年上の独身男性・・・。

〜〜!!!!思い出せないっ!!!

「・・・○○君?」

「そうなんですよぉ〜!!。ナイショにしててくださいね」

そのあと、結婚式がいつだのお祝いがどうだのいろいろ言われたけど、

すずこさん、ほとんど聞いてない。

・・・壊れました。

彼だけは、絶対結婚しない、って思ってた。

かなりワガママで都合がいい考え方だけど、そう思ってた。

そう。

考えれば考えるほど、すずこさんの身勝手な考えではあるんだけど、

かなりショック。

どぉして?

しかも、△△ちゃんだなんて・・・。

△△ちゃんはすごくいい子。頭もイイし、上品で。

でも、全然知らない人ならまだしも、△△ちゃんっていうのがまた

すずこさんの心をフクザツにする。

ついこの前、響子センパイのアドレスを知りたくて、

わざわざ○○君に聞いたとき、すずこさんはちょっと嬉しかった。

今でも○○君とのつながりがあって。

でも、もうとっくに△△ちゃんとの式の日取りとか決まってたのよね・・・。



もう、こっから先は「失恋バナシ」にはお馴染みの疑問と失望が

すずこさんの頭の中をぐるぐるしてて・・・。

別に面と向き合って告白してその答えをもらってた訳でもなく

ましてや付き合ってもいないのに、「失恋した」なんて、

頭では「馬鹿らしい!」とは思いつつ、

でも、そのまま消化することも出来ず、この週末、すずこさん、もんもんとしてた。

ちょうど日曜日にサークルの宴会があったので、

月曜日はもともと代休を取ってたんだけど、ちょうど良かったみたい。

すずこさん、宴会で久々に苦手なお酒を飲んで、

気持ち悪くなりました。

こんなの何年振りなんでしょう。

おかげで、せっかくの代休はほとんど「病欠」状態だったけど。



・・・三十路を超えて、マトモなお付き合いもせずに「失恋」して、

すずこさん、固く誓った。



もう、思いを伝えないままの恋はしない。



すずこさん、怖がっちゃ、駄目だよ。

もっと自信もって。

もっと信じて。

まずは自分が動かなくちゃ。


どるふぃん |MAIL

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