すず子さんのボヤキ。
モクジ|カコ|ミライ
2002年09月16日(月) |
何さ何さ何さ〜!!! |
…ったく、もう!! ひさびさに顔出してみたら、 冴子、何余計なことを…!
…そうよ。 確かにアタシは自分でも信じられないほど、 彼に恋してたらしい…。
未だに彼のことが頭から離れない。
ムショ〜に人恋しくなって、 思い出してしまうのは、 そばにいるのが彼であればいいのに、と。
この週末、ふと思い出してしまった。
そう言えば、アイツの結婚式が、 この週末にあるんだったんだな、と。
…アイツ。 自分史上、初めて相手の思いと自分の思いが 確認できて、幸せ、と思えたヤツ。 だから、仕事も頑張れた。 離れてても、元気が出た。
でも、それは離れてたから、でもあった。
ひょんなことから、アイツと再会して、 お互いの気持ちを確認できたのもつかの間、 また二人は離れ離れ。
アイツが仕事でこっちに出てくることになって 初めてのデート。
…でも、それがキッカケだった。
アタシは彼の気持ちにうまく応えられなかった。 アタシにしてみれば、 もっと彼にリードしてもらいたかった。 あと一押し、彼に思いきってもらいたかった。
…けど、センパイに言わせれば、 そりゃ、すず子が悪いよ、と。
そーなのか???
結局、重苦しい気持ちのまま二人は また離れ離れに。
そして、自然と電話も途絶えた。
そしてまた。 4年後の再会。
その間、私にはとても精神的に つらい日々があった。 そのせいで食事もとれず、 鬱にもなった。 人との交流をできるだけ避け、 食事の誘いも断り、 病院にも通った。 でも、周りの人たちのおかげで ようやく、外にも出られるように なったときの再会。
二人きりになるのが怖くて、 呼び出されても断った。
その代わり、電話でしゃべった。 そして、 「フラれたと思った。」
…何をいまさら! そりゃ、こっちのセリフ。
ううん。 違う。 あたしには、わかってたのかもしれない。 アイツに、もっと頼りたかった。 でも、頼れない。 あたしは、アイツには頼ろうとは 思えなかった。
きっと、あのデートのあと、 二人が続いてたとしても、 いつか、同じ結果になっていただろう。
…でも、やっぱり、結婚する、 なんて事を知ったら、 少なからず、動揺してしまった。
でも、アイツのことは、もう、いい。
アタシはアイツには頼れないから。
そんなことを考えると、 その後に会った出会いに、 どうしてもっと素直に、 臆病にならずにいられなかったんだろう、と 悔やまれてならない。
今、はじまった新しい出会いは、 この後のアタシの人生をどう変えていくんだろう。
未だ、吹っ切れない思いと、 それでも、人恋しくてならない思いと、 そんな思いの中で、新しい出会いに 身を委ねてしまうのは、イヤなのだけど…。
逆にそんな強がりから、 大切な人を見失ってしまうことは もっと避けたいのに…。
…あらら。 こんなんじゃ、また冴子に 何言われるかわかんないヮ。
案外、あの失恋のショックは大きかったらしい…。 めずらしく、すず子さん、ことあるごとに「ねぇ、聞いてよぉ…!」と半分笑い話にしてそのいきさつを暴露してた。 …でも、自分のこと笑いのネタにしちゃ、いけませんよねぇ…。そこまで自分を落としちゃ。 女のプライド捨てたら、オワリよ。すず子さん。
おっと、今日はすず子さんのことをとやかく言いたくてここに来たんじゃ、なかったの。 やっと涼しくなって、すず子さんの大好きな秋の季節に、また新しい出会いが訪れると私も安心なんだけど…って、ね。 あら、どっちにしてもすず子さんにしてみれば余計なお世話、かしら…。
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