はちみつ旅行。
		あや

		■■■ ■■ ■　ほんとうのこと。 りょうちゃんは今日も出張。 しかも博多日帰りコース。 なので早朝に出て行かなくちゃいけない。 一緒に起きてあげたかったけど そのまま寝ていたら 空港に着いたりょうちゃんから写メが送られてきた。 自画像（笑) 周りには誰もいなそうだったけど 恥ずかしくないのかな・・・。 そして毎回のごとく、むくみまくりの顔。 お疲れ様です。 夜は売り場のお友達の送別会。 ほぼ女子、だったのでうるさいことこの上なし。 でも楽しかったなぁー。 その間も、りょうちゃんから連絡ないなぁと思っていたら 圏外になっていたことに気がつかず 帰りにメールが入っていた。 「今日は泊まりになって、朝一で帰ります。」 そうなの、遅くなっちゃったのかな。 いつものクセ？なのか やっぱり一瞬、ちょっと不安になっちゃった。 向こうの会社の人と何か・・・なんてね。 でもすぐ気持ちは持ち直した。 あやが帰ってからメールしても返事はなく まだお仕事してるのかな、もしくは。 なんて思っていたら 意外と早くホテルに戻っていて うたた寝していたらしい。 声の感じからして、ほんとだよね。 相当お疲れだし、離れているし 余計な疑いかけちゃいけない。 でも今日は素直に信じられるよ。 ってことは、きっと真実なんだもん。 明日は会えるかな？ 2007年10月31日(水)

		■■■ ■■ ■　解き放つ。 今日はお休みだったから お仕事のお友達とバイバイしてから 欲しかった本を探しに行った。 ちょっと前にラジオで紹介されていて まさに今のあやに必要なんではないか、と。 本のタイトルは「求めない」 本というか、詩集かな。 今日は読む時間がとれなかったけど ゆっくり味わって読みたいな。 今日もりょうちゃんには会えなかったけど だいすき、をたくさん伝えられた。 会えないからこそ素直に。 自分が気持ちをちゃんと開いたら 向こうの気持ちもちゃんと分かるもんなんだね。 なんか、いい気持ち。 2007年10月30日(火)

		■■■ ■■ ■　素直な自信。 りょうちゃんと一緒に出勤。 満員電車でも全然、苦じゃない。 むしろくっついていられて幸せ。 今日からちょっと会えなくなっちゃうけど 寂しがらないでバイバイ出来た。 離れる直前まで笑ってたし。 こういう「バイバイ」もいいな。 夜はお友達のお家にお泊まり。 そのコを待ってる間、使者に会った。 りょうちゃんにそのことの報告メールを送ったら すぐに電話が来た。 でも、使者と一緒にいるのを心配してとか 急用で、とかじゃない。 今してることとか、お仕事のこととか。 たいていは今じゃなくてもいいようなお話。 電話をしてるってことは使者を待たせてるわけで。 そういうの、分かる人なのにちょっと不思議。 でも、お仕事のことでも落ち込んでいたから 声聞きたかっただけかな、と思っていたけど。 よく考えたら、こういうことって多い。 りょうちゃんなりの、心配なのかもしれないな。 あからさまに心配の電話、じゃなくて 密かに疑ってる（笑） そういうの、わざとかなーなんて思っていたけど ほんとにそういう性格なんだなって 最近ようやく分かっていた。 きっと、寂しい時なんだ。 あーいう電話をかけてくる時は。 側にいてあげられなくてごめんね。 お泊まりをしてガールズトークをしていると 改めて思う。 りょうちゃんのこと、すごく好きなんだなって。 ちゃんと想ってるし、恋してるんだなって。 いつもなら女友達と遊んでいても りょうちゃんのことしか考えられないのに 今日は大丈夫だった。 いい感じに、違うことも出来る。 毎日、今の気持ちのままでいられたらいいのに。 今、すごく素直。 ちゃんと受け入れられる。 心が開いてる。 側にいなくても、確信がある。 想い想われてる自信が。 2007年10月29日(月)

		■■■ ■■ ■　なぞ。 昨日とは一転、 恨みたくなるような青空。 でも、雨だからゆっくり出来たんだよね。 そう思ったら感謝しなくちゃ。 午後からりょうちゃんもお仕事。 今日は会えないかなと思っていたけど お仕事が終わってケータイを見たら 一緒に帰ろ、とメールが来ていた。 あんなに一緒にいたのに なんだかものすごく嬉しくて 急いで支度をして会った。 ほんとに思うのは なんで飽きないんだろう。 どうしてこんなに一緒にいられるんだろう。 ちっとも辛くない、人といても。 こう思えるところが 運命なんだろうか。 いつか飽きる日が来るのかなぁ。 2007年10月28日(日)

		■■■ ■■ ■　二人を繋ぐ時間。 今日は久しぶりにダラダラしていた。 ゆっくり眠ったし。 ずっとりょうちゃんのパソコンをいじっていて 昨日、途中になってしまった ミラコスタの調べモノをしていた。 一段落ついてからもあやは続行。 今度はディズニーウェディングを（笑） プレッシャーをかけるつもりでもなんでもなかったけど。 どうしてもお姫様のドレスが着たくて 資料請求したくらいにリサーチ済み。 そのドレスを見て貰いたかっただけ。 でも思ったより真剣に見てくれて 見積表なんかもチェックしてくれちゃって。 現実的じゃなく、二人でこういうの見られるのって とっても幸せな時間だった。 夜は雨足の強くなる中 駅の近くの美味しいお好み焼き屋さんに。 常に一緒って嬉しい。 それから恒例のＤＶＤ鑑賞。 毎日してたら罪悪感に苛まれそうな休日。 でも、今の二人にはとっても必要な時間だった。 りょうちゃんの半径１メートル以上離れたのは トイレに行く時くらいじゃないかな。 だいすき、だいすき、だいすき。 2007年10月27日(土)

		■■■ ■■ ■　４回目のディズニー。 りょうちゃんとお付き合いして８ヶ月。 ４回目のディズニーに行ってきました。 …多いかな、やっぱり(笑) ほんとは月１くらい行きたいとこだけど。 あいにくの天気だったけど とっても楽しかった。 雨に濡れて靴がびちょびちょになって 不機嫌になって困らせちゃったけど。 やっぱりディズニーって息が合わないと難しい。 もう、りょうちゃん以外の人とは行けない気がします。 りょうちゃんちに帰ってきて すぐ寝ちゃうかと思っていたけど なんだかんだ起きていた。 電車の中で約束したの。 ミラコスタに泊まりたいーって。 お家に帰ってから調べようって言ってくれたけど 寝ちゃうと思ってた。 でも、ちゃんと調べ始めてくれた。 ほんとにほんとに、嬉しかったの。 文句言ってても 笑ってても 泣いてても りょうちゃんの横は心地いい。 ずっと抱きしめていてください。 2007年10月26日(金)

		■■■ ■■ ■　ひとつずつクリアに。 ちょっと早めに目が覚めた。 珍しくりょうちゃんも覚めていたらしく ぎゅうしてもらっていたら 「昨日、お手紙読んだよ」 不意打ちな言葉をかけられた。 あやがトイレに立った瞬間に読んでいたらしい。 読んだことで新しく分かったことというより 改めて分かったことが多かったと言われた。 あやの表情から感じ取れていたから、と。 お互いお仕事に行ってからメールをくれた。 りょうちゃんも解決策は見つかっていないから もう少し時間をちょうだい、と。 お仕事が終わって、りょうちゃんを待ってる間に 使者と会った。 モヤモヤを聞いてもらってすっきり。 結局、話してもよく分からない。 時間が解決するしかないのかな。 明日は待ちに待ったディズニー。 この日のためにお仕事の調整をして お休みを取ってくれた。 この気持ちを大切にしなくちゃ。 目の前にあるものを大切にしていけばいいんだよね。 2007年10月25日(木)

		■■■ ■■ ■　変化。 朝、目が覚めた時には 昨日、中途半端に終わったわりには 普通な態度を取っていた。 お仕事も合間に 昨日完成出来なかった手紙を書いた。 記念日のお手紙なのに 内容は微妙になっちゃったけど。 りょうちゃんから連絡はなくて 今日は会うのかな・・・ともやもやしていたら 「今日は会えるかな。 ８ヶ月記念日だからね。」 ほっとするメールをくれた。 覚えててくれたんだ。 忘れてると思ってた。 夜はたくさん甘えていた。 夜中になってお手紙を渡した。 内容が内容だけにその場では読まないでもらって。 これを伝えてどうなるかは分からないし どうしたいのかも分からない。 でも、言わなくちゃ。 変えなくちゃ、変わらない。 2007年10月24日(水)

		■■■ ■■ ■　繰り返す。 今日はお休み。 お家で色々やることがあったけど 今日もうまく動けなかった。 明日はりょうちゃんとの８ヶ月記念日。 お手紙を書いていたけど 何を伝えたいのか分からなくなって 最後まで書けなかった。 夜は約束はしていなかったけど 来てくれると思ってた。 でも、お仕事の後に来た電話では 会社の人と飲んでってもいい？ ちょっとがっかりな内容だった。 仕方ないよね、お仕事だもん。 なんとか自分を納得させながら いってらっしゃい、と電話を切った。 思っていたほど遅くならない時間に終わったみたいで これから行っていい？と連絡をくれた。 でも、何を意地になってたのか分からないけど ムキになって断り続けていた。 散々もめて、最後は来てくれたけど その後も夜中まで続いた。 どうしてうまくいかない？ 何がそんなに気になるの？ あや、頭おかしい？ どっか病んでるの？ 自己嫌悪しか出来ない。 2007年10月23日(火)

		■■■ ■■ ■　自己防衛？ りょうちゃんは相当にお疲れな状態で 今日は実家に帰ってゆっくり休むと言っていた。 月曜日だから早くも帰れないだろうしと思っていたけど ものすごく早い時間に帰る連絡が来た。 こんな時間に上がることも出来るの？ いつもあやは待ってるのに？ ちょっと嫌な考え方をしてしまったけど 人のことは言えない。 あやは使者と一緒にご飯を食べる約束をして 一緒にいたから。 結局りょうちゃんはまた仕事が出来てしまい 一回会社に戻ってから帰ったらしい。 あやが家に帰った頃には寝ちゃっていて 目が覚めて電話をくれた時には あやは寝ちゃっていた。 あんまりいい傾向じゃないけど 最近、連絡がなくても平気な自分がいる。 昼間、お仕事中もそうだし いつ家に帰ったのかな、とか もうお仕事終わったのかな、とか 気にならないっていったら嘘になるけど その前に寝ちゃったり 翌朝、起きたらきにならなかったり そんな感じだ。 いちいち一喜一憂するのが大変だから 心がシャットダウンしているような気もする。 素直じゃないのも分かってるし 考え方が自分自身でイヤ。 どうしたら抜け出せるのかな。 ほんとはクリスマスにあげようと思っていたけど 少しでも早く使ってもらえたらな、と思って 来月のお付き合い記念日にあげられるように マフラーを編み始める準備をした。 毛糸を選ぶだけで１時間以上もかかって どれが似合うかな、って想像して。 こういう気持ちをいつも心に持てばいいだけなのに うまく出来ない。 これが編み上がったら何か変わるかな。 2007年10月22日(月)

		■■■ ■■ ■　優しさってどういうの。 朝、サーフィンをするとは言っていたけど きっと起きられていないんじゃないかなぁと思って 電話をしてみた。 結果、寝ていました。 それから連絡はなく おやつの時間になってやっとメールが来ていたけど その前に売場で会った。 今週はお休みなく働いてるんだから もっと労ってあげなくちゃと思うのに 自分のことしか考えてない。 余裕ないなぁ。 夜は会わないかなと思っていたけど お仕事が終わってから連絡が来て ご飯を食べて、スーパーでお買物をした。 久しぶり、かな？ 色んな気持ちを抱えて一緒にいるのって ちょっと辛い。 2007年10月21日(日)

		■■■ ■■ ■　外にも目を向けてみましょう。 せっかくの土曜日のお休みなのに りょうちゃんは出張。 仕方ないよね・・・。 頭では分かってるんだけど 不満をぶつけてしまった。 りょうちゃんが嫌がるのは分かっていたけど 午後から使者と、使者のお友達と遊んだ。 お休みの日に外に出ることが少ないから なんか楽しかったな。 色んな人がいるんだなぁって思ったし。 夜中まで遊び回ってくたくたになって りょうちゃんのことで寂しい気持ちが紛れた。 りょうちゃんもお疲れ様でした。 明日は朝からサーフィン出来るかな？ いいリフレッシュが出来ますように。 2007年10月20日(土)

		■■■ ■■ ■　どれもこれも。 今日はお友達が近くにくる用事があって 夕方からお茶をした。 その後、お見送りがてら りょうちゃんを迎えに 会社の近くの駅まで行った。 いつもと違う駅で待ってるのって なんか面白かった。 あやの会社の最寄り駅でもあるから 誰かに見られないか・・・とは思ったけど。 今のあやって 毎日りょうちゃんに会えるか、しか考えてないな。 もっと色んなバランスをとりたいのに。 うまくいかない。 2007年10月19日(金)

		■■■ ■■ ■　ガタガタ。 何が話したい、って分からないけど 色んなことをりょうちゃんと話したい。 それが叶わなくて毎日モヤモヤして 気持ちが安定しない。 明日から２連休。 なんの予定もないお休みは 今のあやには罰ゲームくらい辛い。 取りに帰らなくちゃいけないものがあるから りょうちゃんは今日は実家に帰ると言っていて 余計に心に穴があいてしまって 不安で不安で仕方なかった。 そのことをメールしていたけど なんでかちゃんと受信出来ていなかったらしく りょうちゃんがお家に着いてから気付いたらしい。 もっと早く見ていたら行ったのに・・・ と言ってくれた。 その気持ちだけで十分だと思わなくちゃ。 歯車が合わない。 2007年10月18日(木)

		■■■ ■■ ■　時間が足りない。 昨日りょうちゃんが買ってきてくれた パステルのプリンを食べて出勤。 今日は会わないかなと思っていたけど 夜、来てくれた。 ご飯を食べて、お家に帰って ほんとにただ寝ちゃっただけ。 ちょっと体調が悪いのもあって 頭撫でてもらっていたら いつの間にか寝てしまった。 ちゃんとお話したいことがたくさんあるのに 毎日時間だけが過ぎ去っていく。 2007年10月17日(水)

		■■■ ■■ ■　存在意義。 昨日のあやの落ち込み様を心配して 朝からメールをくれた。 心配もしてくれていたけど 「もっと自分だけを見てくれるようになるから ちょっと安心しちゃったけど そんなこと考えちゃいけないよね。」 そういう気持ちを言ってくれた。 今までそういうことってあんまり言われたりしないから すごく嬉しかった。 お昼にも何回か電話があって タイミングが悪くて出られなかったけど どうしたの？と聞いたら 「仕事にいきづまったから あやの声が聞きたかったの」 疲れてるのかな？って心配になっっちゃったけど そういう時に頼ってもらえる存在で嬉しい。 夜はりょうちゃんのリクエストで シチューを作った。 今日はなんだか一日中、可愛いメールが多かったけど きっと精神的に疲れてるんだろうなって思った。 お家ご飯で、少しは疲れ取れたかな？ 癒してあげられたかな？ 2007年10月16日(火)

		■■■ ■■ ■　祝福。 朝起きようとしていたら 「起きるの？」と聞かれた。 もう時間だよ、お仕事遅れちゃうよ、と 布団を出ようとしたら 「ぎゅうさせて」 強く抱き締めてくれた。 嬉しい気持ちと複雑な気持ち。 なんで素直に「嬉しい」だけで済まないんだろう。 今日は割と近くに住む、兄ちゃんに会ってきた。 今日の朝メールが来て 今週末にお引っ越しをすることを知った。 話には聞いていたけど あまりの突然さと 彼女さんと住むためだ、と直感した瞬間に とてつもなく寂しくなって号泣してしまった。 「どうしてみんな、あやから離れていくの」と 泣き続けるあやを慰めながら 結婚するんだったら、ちゃんとお祝いしてあげなくちゃ、と りょうちゃんは言った。 二人で何回も行ったカレー屋さんでご飯。 お祝いしてあげられてなかったお誕生日会もして 兄ちゃんちで最後のケーキを食べた。 あやと兄ちゃんは お互い今の人と付き合ったのは同じ時期。 今まで誰と付き合っても結婚なんてする気なかったし ふーらふらしていたのに どうして１年も経っていたいのに、その気になったのか。 「付き合う」とか「一緒に住む」とか「結婚」とか 今気になっていることを質問攻めで聞いた。 どうしてこんなに早くするの？ 一番気になっていたことを聞いて 全てが納得出来た。 「もう、ほんとにこいつしかいないなって思ったから。 自分の漠然とした理想に一つ一つ、当てはまってるの。 そりゃ、すれ違うところはもちろんあるけど 大きくブレないの、筋が。 俺はずっと、ほんとうに好きな人と結婚したいと思ってきたの。 長く付き合ったから、とか こうしてもらえそうだから、とかじゃなくて 好きだから結婚したい、って思ってしたかったの。 その人に会えたから。」 その言葉を一つ一つ聞きながら 心がすーっとしてきて 涙がざーって出てきた。 うん、良かった。 もう、今までの兄ちゃんじゃないんだね。 安心したよ、ほんとうに。 心から言えるって思った。 おめでとう、幸せになってね、と。 最後のドライブをしながら話していたら また涙が止まらなくなった。 いい加減、呆れ顔で 「外国行くわけじゃあるまいし 死ぬわけじゃないんだぞ、殺すな。」 最後は怒られちゃったけど プレゼントをくれた。 独身最後のハグ。 今まで何度もあやを助けてくれた腕の中。 「おまえも幸せになれよ」 声が出なくて、ただ頷いた。 今もあやを好きと言ってくれた。 もう、旦那さんになるんだから そんなこと言ってちゃダメだよ。 そしたら相変わらずの 「おまえへの気持ちは別腹だからな。」 二人の、お互いへの淡い恋心は お互いの胸の中にしまっておこう。 今までもそうだけど これからはお互いの周りの人も含めて 特別な存在であることを築いていこうね。 ほんとうに、ほんとうにおめでとう。 幸せになってください。 あ、りょうちゃんの話を少々。 昼間に、家族行事に付き合ってもらうお願いをしていたら 「あやの休みは一緒にいたいからどこでも行く」 そう言ってくれた。 「膝枕して欲しい」とか 可愛いメールをたくさんくれた。 今日、いろんな話を聞いて 正直、りょうちゃんとのこれからには迷ってるけど もう一回ちゃんと話してみようと思った。 いつも待ってばかりいないで 向き合ってみようと思った。 早く納得のいく気持ちになって 楽しい毎日を過ごしたいな。 2007年10月15日(月)

		■■■ ■■ ■　選択肢。 朝、ぎこちない空気の中 あやは仕事へ行った。 りょうちゃんはすごく疲れていそうだったけど 今日も午後からお仕事に来ていた。 何回も会ったのにうまく話せないどころか 目も合わせられなかった。 あやがお誕生日会の話を聞いた時 「来れても来られなくても 日曜日は会おうね、どっちみち。」 そう言ってくれていたけど 夕方になってもメールは来なくて お仕事を終えても来なかった。 半ば気持ちは整理がついていて 帰ろうと着替えていたらメールが来た。 指定された場所に行くと ちょっと不機嫌そうなりょうちゃんがいた。 それでもご飯を食べ始めたら 少しずついつもの優しい笑い方をしてくれるようになった。 りょうちゃんが他の人にはどういう表情をするのだろうと 常日頃、不思議に思っていた。 お仕事の時は全然違う表情だし 男友達といる時は普通だし 女友達にはどういう表情で話すのかなって ちょっと興味があった。 この前、知らない人たちと話していた時は 思っていたよりは笑っていて そっか、誰にでもこういう表情するのか なんて思っていたけど その後、お友達カップルと飲み直していた時 お互いに相手と話していた時に気付いた。 やっぱり違うかも。 別に面白い話はしていなかったけど 優しい笑みであやの顔を真っ直ぐ見つめて話を聞いてくれる。 その顔は、あやにだけかもしれない。 自惚れかもしれないけど。 だんだんその顔をしてくれるようになっていくにつれ 色んな感情も出てきてしまい また不安定になった。 ご飯を食べ終わって駅に向かっている途中 立ち止まって話をした。 あやの気持ちは１５％くらい言葉に出来たけど りょうちゃんの気持ちは分からなかった。 でも、失いたくないと呟いて抱き締めてくれて 今日はバラバラに帰るつもりだったけど りょうちゃんの終電がなくなってしまったから 一緒に家へ帰った。 お酒を飲み過ぎたあやは あっという間に寝てしまったけど 眠りに入る寸前 覚えているのは 頭を撫でてくれるりょうちゃんの手。 この手を何があっても放しちゃいけないのか 放すべきなのか、わからない。 2007年10月14日(日)

		■■■ ■■ ■　真っ暗。 お仕事が終わってから お誕生日会に向かった。 出張から帰ってくるりょうちゃんの方が遅いから 一人で先に向かった。 りょうちゃんのお友達しか知らなくて ものすごく不安だった。 でも、行ったら行ったで 彼女さんもいい人で楽しかったけれど なにか心にひっかかった。 あーいう知らない人同士がたくさん来る場所に りょうちゃんと一緒に行ったのは初めてだったけれど ちゃんとあやを見ててくれるの分かったし 誰にでも「彼女」って紹介してくれるのは嬉しかった。 でも正直、こういう雰囲気は苦手だった。 りょうちゃんと一緒に住んだりしたら こういう付き合いも増えるのかな・・・。 夜中にりょうちゃんちに帰ってきたけど 今日はお友達も一緒。 それも聞いてなかったからびっくりしたけど そういうのも慣れていかなくちゃいけないことなのかな。 ベッドに入って電気を消したら 色んな感情が襲ってきて涙が溢れた。 これからりょうちゃんとの将来が見えない。 2007年10月13日(土)

		■■■ ■■ ■　ゆっくり休日。 午前中にお墓参りに行って 午後はママとヨガに行ってきた。 行く度に思うけど、もっと継続して行きたいな。 夕方向こうを出て、使者と会った。 ご飯を食べようと思っていたけど 買い物に付き合ってもらっていたら すっかり時間は過ぎてしまい 結局、定食屋さんで軽くになってしまった。 りょうちゃんは今日も遅くまでお仕事。 相変わらずに具合も悪そうで心配。 明日はりょうちゃんのお友達の彼女さんのお誕生日会。 出張から帰ってきてそのまま参加だけど 体大丈夫かな・・・。 2007年10月12日(金)

		■■■ ■■ ■　ホームシック。 今日は夜から実家に帰ってきた。 りょうちゃんは忙しいみたいで あんまり連絡はとれなかった。 やっぱり実家は落ち着くなぁ。 帰ってきたくなる。 2007年10月11日(木)

		■■■ ■■ ■　前へ。 今日はりょうちゃんには会えなかった。 でも、平気だった。 転職が視野に入ってきて 仲のいい子もそんなこと言い出して 2人で色んな話して 「女の子の焦り」みたいのも理解し合えて 気分がすっきりした。 今日はまっすぐ帰ってきて 働きマンを観た。 あやには無理だ・・・なんて思いながら。 りょうちゃんは相変わらず遅くまでお仕事。 帰ってきて、瞬殺で寝ちゃっていた。 明日から気をつけて行ってきてね。 2007年10月10日(水)

		■■■ ■■ ■　おでん。 りょうちゃんが会社へ行った後 どうしても不安になる。 もやもやが取れない。 やっぱり自分の中で消化出来ていないんだろうか。 それを伝えたら 信頼の度合いが足りないからだと思うよ、と。 年月で積み重ねることしか出来ないから 信じて着いてきて、と。 明後日から出張だから しばらく会えないからぎりぎりまで会いたいと 今日も夜、来てくれることになった。 急いでお仕事を終わらせて 帰ろうとしたら、りょうちゃん発見。 この時間から売り場にいるとすれば・・・ 帰りは遅いだろうな。 その直後に 先に帰っててメール。 仕方ない、お仕事だもん。 帰りにちょっとだけ転職情報を見て愕然。 なんか、のんびりしていたらダメだ。 焦って使者に相談メール。 それから電話をして話を聞いてもらった。 なんか、ちょっとやる気出てきたぞ。 遅くに帰ってきたりょうちゃんと 居酒屋でおでんを食べた。 転職のことも話してみた。 こういうこと、今までりょうちゃんに相談出来なかったけど これからはちゃんと話してみようと思った。 おでんと、おむすび。 ほっこりした時間が過ごせて落ち着いた。 りょうちゃんが大好きよ。 2007年10月09日(火)

		■■■ ■■ ■　一緒がいちばん。 今日は一緒のお休み。 お昼過ぎまでゴロゴロしていて ランチを食べながら今日の予定を立てて お家に戻って挫折。 かなり夕方になってから行動開始。 支度をしようとシャワーを浴びていたら 一昨日のことを思い出して 嫌なことが頭をかけ巡って泣いてしまった。 泣きながら出てきたあやを見てりょうちゃんはびっくり。 話を聞いてくれたけどうまく言えない。 「ほんとにお友達と一緒だったの？」 そう聞いた時、りょうちゃんは呟いた。 「そっか・・・それで不安だったのか・・・」 ごめんね、と何回も繰り返しながら抱きしめてくれた。 きっと、そんなこと考えたことなかったんだろうな。 なんであやが嫌がってたか、分からなかったんだろうな。 それから支度を終えて りょうちゃんの服を見に原宿へ。 そもそも出掛けた時間が時間なだけに すぐお店閉店。 渋谷でご飯を食べるのが目的だったから てくてく歩いて行く途中。 ＣＤ屋さんに寄った。 また何か買うのかなぁ・・・。 ほんっとに好きだなー。 なんて思って待っていたら 「はい、プレゼント」 袋を渡された。 ん？なんじゃ？ 中を開けたら あやの（りょうちゃんも）欲しがっていたＣＤ。 一昨日のお詫びかな？なんて思ったら なんかくすぐったくて笑ってしまった。 そして、ものすごく嬉しかった。 やっぱり、一日一緒にいられる日っていいね。 2007年10月08日(月)

		■■■ ■■ ■　冷静な脳みそが欲しい。 お昼過ぎにメールがきた。 謝りのメール。 でも、こうやって言ってくれても また繰り返すんだろうな。 漠然と思った。 今日、会いたいと言ってくれたけど断った。 断ったのはこっちだけど あっさり納得するんだよね、いつも。 それくらいの気持ちなのかな。 それ以上返せないままで 仕事が終わってからケータイを見たら 今日の飲み会に行く前に少しだけ話せないかな。 仕事抜けるから、とメールが来ていた。 待ち合わせの場所へ行くまでに なんとなく、別れようって言われるのかなと思った。 頭も回らなくなってきて ボーッとしたまま会ったら 「ごめんね」と一言。 それだけ言いたかったの、と。 結局、その後のあやの地元の飲み会には 二人で出席して、一緒にいました。 「怒り」とか「悲しみ」って長くは続かない。 でも根本的に解決してないから また同じ感情に陥るんだろうな。 もっと大人になりたい。 2007年10月07日(日)

		■■■ ■■ ■　決意虚しく。 頑張れなかった。 今日はお仕事中に何回も会えて 嬉しかったし、楽しかった。 最後までいたから もしかしたら来てくれるかな、って思ってた。 でも、そんな期待も虚しく 今日も自宅へ帰る、と。 ものすごく寂しかったけど 仕方ないか、と思いながら帰っていたら 電話がかかってきた。 今から帰るね、の電話かと思っていたら お友達からお誘いがあったみたいで あやも誘ってくれた。 でも、ネガティブあやは あやよりサーフィン取るのに 友達の誘いは行くんだ・・・ マイナスにしか考えられなくて断った。 それでもりょうちゃんは行った。 終電で帰るよ、と言って。 でも夜中に来たメールは 酔ってるのか、いつもの意味の分からない内容で 終電に間に合わないから その友達の家に泊まる。 それだけは理解出来た。 引き金だった。 いつもなら逆に無視するのに すぐ電話をかけた。 なるべく冷静に、と頑張ったけど 泣き声を押し殺すことも出来なかったし 普通に話せなかった。 サーフィンのために我慢したのに なんでかな。 理解出来ない。 そうメールをしたのに 結局、来てはくれなかった。 りょうちゃんなら来てくれると信じていた。 なんかもう、わかんない。 誰か涙をとめさせて。 2007年10月06日(土)

		■■■ ■■ ■　きづいて。 日曜日は地元の飲み会がある。 みんな、りょうちゃんのことも知ってるから 一緒に行こうと思っていたけど 今回は分からなかったから メールで聞いてみた。 行かないって言われてもショックを受けないように 心構えして。 答えは案の定、悩んでるみたいだった。 でも、それ以上に 今日は自宅へ帰ることにショックを受けた。 土曜日も日曜日もお仕事だと言っていたから もしかしてあやの家へ来るかな、と思っていた。 でも明日の朝、サーフィンをしてから お仕事に行く、と。 先週は出来なかったからね。 分かってる、理解しなくちゃ。 それでも苦しくて苦しくて 涙が止まらなかった。 あやに会う日はお仕事遅いのに 自宅に帰る日は上がるのも早い。 ほんとに帰ってるのかな。 それとも、誰かと一緒に帰ってるのかな。 そんなことばっかり考えてたけど 喉元過ぎればなんとやら、で 家に着く頃にはなんとか消化出来た。 りょうちゃんは あやのこういう気持ちたちに まったく気付いたりしないのかな。 使者なら気付いてくれるのに・・・ そんなことを思ってしまった。 ちょっと苦しい。 限界、って言いたいけど もうちょっと頑張ろう。 ９／２４に決意したもん。 あれから守って 怒ったりもしてないし 拗ねて困らせたりもしてないし。 頑張ってきたのがもったいないから もうちょっと頑張る！！ 2007年10月05日(金)

		■■■ ■■ ■　想いが強すぎて。 昨日はちゃんと朝ご飯も作ってあげられなかったから 今日はお休みだから、ちゃんと作った。 でも、お見送りする前に なぜかとても寂しくなって 苦しかった。 会社に行った後も 心配してメールをくれたけど 不安定。 夜、来てくれるか分からなかったけど りょうちゃんの分も夕飯を作っていたら 「今日、行ってもいい？」 嬉しいメールがきた。 お家ご飯も楽しい。 でも最近、依存が強すぎるかもしれない。 毎日毎日、今日は会えるのかな、なんて 一日中考えて過ごすのってどうだろう。 ちょっと苦しい。 2007年10月04日(木)

		■■■ ■■ ■　受け身だけじゃだめだね。 今日もりょうちゃんは売場に来ていた。 でも、あやの方が早く終わっていた。 会えるかなんか分からなかったけど 近くをフラフラしながら時間を潰した。 終わったら電話くれるかな。 まだお仕事してるのかな。 昨日、とても嫌な態度しかとれなかったから 会えたらいいな・・・。 ふと、りょうちゃんに言われたことを思い出した。 いつも「会える？」って聞くのは自分だ、と。 今日は勇気を出して聞いてみた。 今日も会えるかな、って。 答えはオッケーだった。 いつも待ってるだけじゃなくて 自分からも言わなくちゃな。 2007年10月03日(水)

		■■■ ■■ ■　幸せの裏側。 りょうちゃんのお仕事が終わるのを コーヒーを飲みながら待っていた。 近くで待ってるのってひさしぶりだった。 最近は先に家に帰っていたりしていたから。 待ち合わせをして一緒に帰って 駅の近くでご飯を食べた。 会いたかったはずなのに 不機嫌な態度しかとれなかった。 うまく笑えない。 一緒にいられて嬉しいのに。 こんな夜は 明日が怖くなる。 明日の夜は一緒にいられるか分からないから。 2007年10月02日(火)

		■■■ ■■ ■　 今日、訃報があった。 ついこの間、スペシャルな時間をくれた人の スペシャルな人。 あんなに色んなものをくれたのに 自分には何もしてあげられない。 スーくんのご冥福をお祈りいたします。 りょうちゃんは今日は実家へ。 悲しくて涙の止まらないあやの声を ずっと電話で聞いてくれていた。 2007年10月01日(月)