震災から丸25年 午前5時46分に祈りささげる(神戸新聞 2020.01.17)今日で阪神淡路大震災から25年目になります。25年なので四半世紀経ったわけです。長かったのか、あっという間だったのか、被災者によって感じ方は様々だと思います。この震災で被災した私はあっという間に感じました。25年が過ぎ神戸でも40%以上が震災後に生まれた人や移住してきた人たちになっています。今年は25年という節目の年もあって、1週間ほど前から報道も多く注目されていますが、神戸でも風化させてはいけないと言いながら、ここ数年は17日前後だけの報道になったりと少なくなっていることは確かで、年々語り継いでいくことの難しさを実感しています。ですが語り継ぐことは未来への教訓でもあり重要だと思うんですよね。東日本大震災や熊本地震もありましたし、今後は南海トラフ沖地震も30年以内に発生すると予想されています。地震大国の日本では巨大地震がいつか必ず発生するのだから語り継いでいくことも備えのひとつではないでしょうか。改めて犠牲となった6434人に哀悼の意を捧げます。