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2007年08月31日(金) 声優 山寺宏一さんの正論

2007年8月26日 (日) 山寺宏一より今週の一言

私、声優としていろんなアニメ作品や
映画に携わらせて頂いておりまして、
本当にありがたいことと思っているのですが、
最近感じることはいろんなタレントや有名人を
起用していることが目立つことです。
まあ、僕もそれで普段お会いすることが
難しい方と知り合いになれたり、
凄く刺激になることもあるんですが、
中には「これはあまりにもムチャじゃないの!」と言いたくなる
キャスティングもあると思います。もちろん話題性は大事ですし、
お客さんがたくさん入ることはおろそかにできないのですが、
本当にピッタリあったキャスティングをよくよく考えて欲しいと、
見る側の立場としても思います。

(以下省略)

-----------------------------(引用終了)----------------------------

山寺宏一さんは私が好きな唯一の声優さんで、

出演する作品はほとんど観ています。

一人で7役も演じてしまうほどの力量は敬服に値します。

 山寺さんがブログで書かれておられるように、

アニメや実写の吹き替えに声優ではなく、

人気のある俳優やお笑いタレントを起用することは

珍しいことではなくなりました。

その流れを作ったのは、宮崎駿監督からでしょうか。

しかし、その現状に山寺さんと同じように疑問を感じています。

例え、俳優やお笑いタレントであっても、

声の演技でも上手く演じきれている人であれば、

観ているこちら側も作品に集中できるのですが、

ハッキリ言って声の演技がヘタすぎる人の場合は、

そのたどたどしい演技のほうに気をとられてしまい、

イライラしちゃってどうしても映画に集中できなくなってしまいます。

良い作品ならそれだけで台無しです。

確かに、儲けてなんぼの業界ですから、

主要キャストにアニメファンしか知らないような声優を起用するより、

有名な俳優などを起用すれば話題を集め宣伝効果もバツグンなので、

その流れになってしまうことにも理解できますし、

演じている人も、本職ではない声のみの演技を

一生懸命に演じていることも理解できます。

でも、やはり「餅は餅屋」という言葉があるように、

声優たちも自分たちの仕事が畑違いの職場の人間に獲られるという、

しかも、声優なら大御所でもオーディションで選ばれますが、

きっと俳優やお笑いタレントはオーディションなんて行われずに、

有名だからとか作品のキャラのイメージと似ているなどの理由で、

キャスティングされているだけでしょうから、

演技が上手い人ならまだしも、

下手すぎる人が起用されているのを見れば、

「こんな奴を起用するなら、自分を使え!」と、

歯がゆい思いを感じてしまうのは当然ではないでしょうか。

ベテランだからこその苦言だと思いました。







2007年08月30日(木) 国際社会は日本の活動に期待しています。

民主、テロ特措法に対案 アフガン民生支援 海自は撤退

9月の臨時国会で最大の焦点となるテロ対策特別措置法の延長をめぐり、
民主党は29日、独自の対案をまとめる方針を固めた。
アフガニスタンで医療や食糧支援などの新たな民生支援を進めることが柱で、
法案として国会提出することも検討している。
同党は、11月1日に期限が切れる特措法の延長に反対する方針で、
インド洋で展開している海上自衛隊の給油活動も撤退に追い込む構えだ。
対案には、これに代わる国際貢献の具体案を示す狙いがある。

 特措法延長には、同党の小沢代表が反対することを明言。
これに対し高村防衛相らは28日、同党の賛成を得られるよう
特措法の修正を検討することに言及した。
だが、同党は修正に向けた政府・与党との事前協議には応じず、
あくまで国会審議を通じて論戦を挑む考えだ。

 対案では、給油活動以外の独自支援策を提示する。
すでにアフガニスタンの事情に詳しい専門家らから民生支援の
あり方について意見を聴き、自衛隊派遣によらない貢献の仕組みを検討。
鳩山由紀夫幹事長は29日、「燃料補給がアフガニスタンの平和に役立っているか。
例えば貧困で支援できないか。そういう方向で対案を作りたい」との考えを示した。

 具体的には、米国などが進める旧タリバーン政権掃討作戦の支援ではなく、
復興を目的とした医療協力や食糧支援、
同国政府の警察組織改革などが想定されている。

 対案は、特措法延長の審議が衆院で始まるタイミングに合わせ、
法案として参院に提出することを軸に検討している。
ただ、政府・与党の対応によっては、提出を遅らせたり、
見送ったりする可能性もある。

(朝日新聞 2007年08月30日08時29分)


テロ特措法念頭に「重い責任を」、独首相が民主・小沢氏に

民主党の小沢代表は30日午前、メルケル独首相と都内ホテルで会談した。

 メルケル首相は、11月1日で期限が切れるテロ対策特別措置法の延長を念頭に、
「できるだけ多くの国が国際テロの問題に関与すべきだ。
日本が国際社会でさらに活動しようということなら、
より重い責任を負わなければいけない」と述べた。
ドイツはアフガニスタン国際治安支援部隊(ISAF)に軍隊を派遣している。

 小沢氏はこれに対し、「全面的に賛成する」と応じた。
ただし、「自衛隊派遣の原則をはっきりさせなければいけない。
国連が権威付けしたものには積極的に関与すべきだ。
インド洋の問題もそういう観点から考える」と述べた。
ISAFの活動を間接支援する海上自衛隊のインド洋での給油活動は、
明確な国連決議に基づかないとの立場から、
同法延長に反対する考えを示したものだ。

 小沢氏は、ISAFについて「内容は賛成ではないが、
(国連決議に基づく)ものがあれば、積極的に参加すべきだ」と述べ、
現状ではISAFへの支援は難しいとの考えを示した。

(読売新聞 2007年8月30日12時36分)


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医療や食糧支援活動を行うことのほうが、

アフガニスタン国民からの日本への評価は上がることでしょうから、

理想を言えば、こちらの方が望ましいです。

ですが、食料の他に医者や民間人も一緒に現地に派遣するとして、

丸腰のこの人たちはどうやって自分の身の安全を守るのでしょうか。

一体誰が、この人たちを護衛するというのでしょうか。

つい最近も10数人の韓国人が拉致されたばかりで、

そのうちの数人は殺害されてしまいました。

他の国にも拉致されたり殺害されている人は存在しています。

そんな危険な場所で、自衛隊を武装して派遣し、

その護衛下で食料や医療支援を行うのであれば、まだ理解できますが、

海上自衛隊を撤退させておいて、

その代わりに派遣する民間人の安全は、

あなた方外国の軍が守ってくださいというのであれば、

それはあまりに虫の良すぎる話で、はたして賛同が得られるかどうか。

ISAFは警察行動が手一杯で、そこまでの余裕は無いでしょうし。

万が一の犠牲を覚悟の上で民間人に支援活動を行わせるというのは、

今の日本人の感覚ならば、そこまでの覚悟も無いでしょう。

ただ、ISAFは医療支援も行っているので、

ISAF NewsQalat PRT takes medical outreach Afghan village

食料や医薬品だけを送って、後はISAFにお任せするという、

無責任な対応も有りですが・・・。

 何にせよ、ドイツのメルケル首相が来日中に小沢氏と会談し、

テロ特措法延長反対に懸念を示したことから分かるように、

今回の件は対アメリカとの関係だけに留まらず、

ドイツを含めパキスタン、イギリス、スペインなど

日本の給油活動を頼りにして高く評価している多くの国々からの

信頼を揺るがすということだけは理解しておいたほうがいいでしょう。

一番良い理想的な方法は、海自の支援と医療支援の両方を行うことですけど。




ゴーヤうめーよ。






2007年08月29日(水) 逆ギレさくらパパ

「元愛人に脅迫された」良郎氏が会見

週刊誌「週刊新潮」で“不倫&賭けゴルフ疑惑”が報じられた
“さくらパパ”こと民主党の横峯良郎参院議員(47)が28日、
都内で釈明会見を行った。女性との愛人関係と、
過去に少額の賭けゴルフをした事実を認め
「投票していただいた方々にはご迷惑をおかけし、おわびを申し上げます」と陳謝。
一方で「女性に脅迫されていた」ことを明かし、
集まった報道陣に怒りをぶちまけるなど大荒れの会見となった。

 会見の冒頭、約150人の報道陣の前で頭を下げ、
当選後間もない時期のスキャンダル騒動について謝罪した横峯氏。
女性について「昨年、お付き合いしていました」と認め、
賭けゴルフに関しては「10年以上前、鹿児島にいたときに、
友達と5000円ぐらいの少額の賭けゴルフはやった」と説明した。

 高額の賭けゴルフや酒の席での行き過ぎた行為など、
そのほかの報道については真っ向から否定。
女性に慰謝料名目で500万円の支払いを不当に要求されていたことを明かし、
恐喝行為を知りながら女性の言うがままに報道され名誉を傷つけられたとして、
発行元の新潮社と女性に対し、東京地裁に5500万円の損害賠償と
謝罪文の掲載を求める訴訟を起こしたことを明らかにした。

 訴状によると、女性は金銭の支払いに応じない場合
「週刊誌などのマスコミに言います」と恐喝してきたという。

 横峯氏が神妙にしていたのは、
同席した谷澤忠彦弁護士が訴訟の経緯を説明していた時まで。
質疑応答になると一転“ブチ切れ”。質問する記者やリポーターに
「朝からマンションの前にカメラを構えてインターホンで聞いてましたね」
「おたくですね、(さくらアカデミーの)子どもに電話したのは」などと、
顔を真っ赤にしながら反論。
「何一つ私に確認もとらないで、週刊新潮の記事のまま報道するのか」
「ありもしないことを報道されたら、気の弱い人なら自殺してますよ!」
と一連の報道に対して不満をぶちまけた。

 エキサイトしすぎて、弁護士が「怒るな、けんかする場じゃない」と
何度もなだめたが、怒りは収まらず、
最後は弁護士も「もうええわ、こんな会見」とさじを投げる場面も。

 家族への説明については「ちゃんと言いました。恐喝されていると」。
娘で女子プロゴルファーの横峯さくら(21)は
「(裁判を)とことんやれと言っている」とした。
今後、恐喝行為に対して「刑事告発も検討している」(谷澤弁護士)といい、
騒動は泥沼化の様相を呈している。

 ▼週刊新潮編集部のコメント 横峯議員の提訴については、
まだ訴状が届いていませんが、本誌記事に掲載したとおり、
横峯議員は本誌の取材に対し、愛人問題や賭けゴルフの件などを大筋で認め、
反省の弁を述べておりました。にもかかわらず、
なぜ前言を翻し、突然の提訴に至ったのか、理解に苦しみます。

 また、横峯議員の賭けゴルフ問題については、
今週発売される「週刊新潮」において、再び記事を掲載します。
横峯議員は先週末、賭けゴルフをした相手を呼び出し、
口止めを依頼するという卑劣な工作を行っていました。
つまり現職の国会議員が、犯罪行為の証拠隠滅を図った上で、
メディアを相手に訴訟を起こしたわけであり、
その非常識で悪質きわまりない行動は、
完全に議員失格であると考えています。


(スポニチ 2007年08月29日)


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朝の番組で会見の様子を拝見しましたが、

メディアの取材方法に憤りを感じたとしても、

元はといえば自分がまいた種が発端なのですから、

この場合の逆ギレは逆効果になりかねません。

民主党としては会見で釈明することのみを想定していただけで、

集まった記者たちに逆ギレしてしまったことは、

先週の『週刊新潮』に記事が掲載される際、

民主党に説明する前に新潮の記者に、

愛人のことや賭けゴルフをあっさりと認めて話してしまった時のように、

また横峯氏の勝手な暴走だったのかもしれませんが。

 ただ、今日のところは、朝青龍のモンゴル帰国という

世間から注目されている話題があったので、

この会見にはあまり時間が費やされることがなく、

民主党としては今のところは助かっているということでしょうか。

もしかすると、朝青龍の帰国が決定したことで、

引き伸ばしていた会見を急遽昨日にしたとも考えられますが。

 ところで、明日発売の新潮はこのような新ネタを用意しています。

週刊新潮 9月6日号
賭けゴルフの「口止め工作」! 驚愕の「ハレンチ写真」!
これでも民主党は「さくらパパ」をかばえるの?


 民主党としては問題の沈静化に努めたいのでしょうが、

昨日の会見や週刊新潮の新ネタによって、

また、他の週刊誌も後追いで別のネタを出してくる可能性も有り得るので、

沈静化どころか火に油を注ぐ結果となり、

学歴詐称の古賀氏や偽メールの永田氏のようにメディアを騒がせる、

民主党の新たな爆弾男となるかもしれません。



ゴーヤ大好き。






2007年08月28日(火) ネットカフェ難民

皆既月食見えないかも 今夜、関西は天気悪く

28日夜、皆既月食が起きる。
晴れていれば全国で観測できるはずだが、曇りや雨となる所が多く、
実際に見ることができるのは北海道などの限られた地域になりそうだ。

 皆既月食は、地球の影に月が丸ごと入り暗く見える現象で、
全国で観測可能なのは約6年半ぶり。午後6時52分から
午後8時22分すぎまで続き、その後約1時間は部分月食となる。

 気象庁によると、この時間帯に晴れそうなのは北海道、東北北部、
東北南部の一部、四国太平洋側の一部、九州南部、沖縄など南西諸島の一部。

 秋雨前線が南下して日本海西部から北陸、関東北部に伸びてくるため、
前線に近い東・西日本では曇りや雨の天気が多いという。

( 産経新聞 8月28日16時12分)


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夕方ごろに天候が回復しかけたので、

見られるかもと期待したのですが、ダメでした。


ネット喫茶難民5400人 20代が最多、日雇いが半数

住所不定でインターネットカフェを泊まり歩く
「ネットカフェ難民」が全国で約5400人に上るとみられることが28日、
厚生労働省の初の実態調査で分かった。
20代が27%で最多だが、50代も23%おり、高齢層にも広がっていた。
半数が日雇いの仕事で、低賃金の不安定な働き方が背景にあることも裏付けられた。

 6−7月に全国のネットカフェ87店の宿泊客約1700人にアンケート。
これとは別に東京、大阪の店の前で362人に聞き取りをした。

 その結果、ネットカフェの客で「住居がなく寝泊まりするために
利用している」のは8%。これを全国の宿泊利用者推計数にかけて
約5400人と算出した。

 就業形態をみると、東京では職場で直接雇用される日雇い労働者が35%、
日雇い派遣労働者が14%。契約が1カ月未満の人も含めると
短期労働者が58%を占めた。失業者も17%いた。

 平均月収は東京で11万円、大阪で8万円。
40%以上が路上生活を経験していた。


(共同通信 2007/08/28 09:49)


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ネットカフェ難民のほかに、

今は24時間営業のマック(マクド)難民、ファミレス難民も存在するそうなので、

実際には、こういった場所で寝泊りする若者はもっと多いと思います。

こういった生活を続ける若者を救済するために、

例えば、公園に住み着いたホームレスを公園から退去させる時に、

ホームレス生活から抜け出した人向けに、

一時的な住居、 職業訓練、就職紹介、

住居や就職時の保証人になってくれるという自立支援センターが存在しますが、

同じような支援施設をネットカフェ難民向けに作るなどといったような、

社会システムや労働基準を見直すのは必要だとは感じます。


 ところで、こういった生活を続けている人の中には、

地方から都会へ上京してきた人の割合はどれぐらいなのでしょうか。

以前にNHKの『クローズアップ現代』で、

ネットカフェで寝泊りする若者を取材した特集を見ました。

そこに登場したある一人の若者は、

地方から東京へ上京したものの定職が見つからず、

派遣業で働き夜はネットカフェに泊まるという生活を3ヵ月ほど続けていました。

私は、なぜ一度、実家に帰らないのだろうかと疑問に思いました。

帰る実家も田舎もなく、頼れる人間関係も皆無というような

本当に何も頼れる所がないというわけでもなく、

実家に帰って、地方で就職先を探すなどの

人生を再スタートさせるという選択肢があるのに、

地方を捨て都会へ出てきたという見栄や意地といった

ようするにプライドが邪魔をしてしまうのでしょうか。

ネットカフェ難民の中には、

地方から都会へ来て帰るに帰れない若者も多いと思いますが、

あのような生活を続けていれば体調が悪化して、

ますます定職に就けなくなるという悪循環の中に陥るぐらいであれば、

一度、実家へ戻るということこそが、

ネットカフェ生活から抜け出せる一歩となるのではないかと思うのですが、

このような考え自体が甘いのでしょうか。







2007年08月27日(月) 光市母子殺害事件弁護団が橋下弁護士を提訴へ。

光市母子殺害事件弁護団が提訴〜橋下弁護士のテレビ発言で損害賠償請求へ
ウェブ魚拓

タレント活動でも知られる弁護士がテレビ番組での発言をめぐって
ほかの弁護士から訴えられることになりました。
山口県光市の母子殺害事件で、被告の元少年の弁護団が弁護団の活動を
批判している橋下徹弁護士にテレビ番組で業務を妨害する発言をされたとして、
損害賠償を求めて広島地裁に提訴する方針を固めました。

 提訴するのは99年に起きた光市母子殺害事件の差し戻し控訴審で、
被告の元少年の弁護団に加わっている広島弁護士会の足立修一弁護士や
今枝仁弁護士などで最終的に原告の弁護士は4人から6人となる見通しです。

 足立弁護士らは橋下徹弁護士が今年5月、大阪のテレビ番組に出演した際、
正当な理由がないにもかかわらず弁護団の懲戒処分を
弁護士会に請求するよう視聴者に呼びかけて業務を妨害したとして、
原告の弁護士1人あたりおよそ100万円の損害賠償を
橋下弁護士に求める方針です。

 この訴訟のために足立弁護士らには6人から7人の弁護団が組織され、
9月3日頃、広島地裁に訴状を提出することになっています。

 足立弁護士らの提訴の方針について橋下弁護士は
「訴状が出されれば、その上できちんと対応したい」と話しています。
(RCCニュース 中国放送 8/27 18:01)


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橋下弁護士は、弁護士への懲戒請求という制度があって、

当事者でなくとも誰でも手続きが行えると、

国民のほとんどが知らなかった権利を紹介しただけです。

それを知って懲戒請求を出す出さないを決めるのは個人の自由で、

安田好弘弁護士らに懲戒請求を出した人は、

「被告弁護人の弁護方法は倫理に反している」などのさまざまな理由で、

あの事件の弁護活動に疑問を感じたからです。

 弁護士連中は懲戒請求に関して文句を言うのであれば、

弁護士法から懲戒請求の項目を削るよう働きかけるべきではないでしょうか。

 来週の『たかじんのそこまで言って委員会2時間スペシャル』では、

橋下弁護士が自身のブログでも書かれていた

大阪弁護士会の光市事件緊急報告集会に参加した内容を

報告すると宣言しましたし、

この件と併せて盛り上がると思いますので、必見ですよ。



耳のびる。






2007年08月26日(日) 妖怪より人間の方が怖い。



妖怪ぞろぞろ、映画村占領 右京で世界会議プレイベント

京都で初めて開かれる「世界妖怪会議」のプレイベントが25日、
京都市右京区の東映太秦映画村であり、妖怪百鬼夜行パレードが行われた。
闇夜に照らし出された時代劇のオープンセット内を妖怪たちが練り歩き、
夏の夜を盛り上げた。
 妖怪会議は、漫画家の水木しげるさんをはじめ
妖怪にかかわりのある作家や研究家が妖怪について語り合う催しで、
今回で12回目。
映画村などが実行委員会をつくって26日に映画村で開催する。
 パレードには、妖怪でまちおこしに取り組む
大将軍商店街(上京区)の商店主たち61人が参加した。
釜や傘など捨てられた道具が化けた妖怪に扮(ふん)したり、
映画「妖怪大戦争」に使われた面をかぶって行進した。
訪れた家族連れは「怖い」「かわいい」と言いながら行列を追いかけ、
妖怪と記念撮影していた。

 百鬼夜行パレードは26日も行われる。

百鬼夜行の写真
 
(京都新聞 8月26日13時9分)


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本日開かれる「世界妖怪会議」に行きたかったのですが、

京都の夏は暑すぎるので断念しました(笑)

 今年は『ゲゲゲの鬼太郎』の実写映画化や5回目のアニメ化の効果があるのか、

久しぶりに世間は妖怪ブームだそうで、

京都に限らず各地で妖怪に関するイベントが行われているようです。

 妖怪の物語には、物を大切にしようというもったいない精神や、

自然への敬意から生まれているものが多いので、

(自然のみならず、場所や動物に関しての敬意もあります。)

そういった妖怪や物語を生み出してきた日本人は、

昔からエコロジー精神が強い民族だったということが分かります。

 とくに子供たちにとって妖怪の存在は、

情緒や道徳教育の一環を占めてきた部分もあるのではないでしょうか。

 環境問題を真剣に考えなければならなくなった現代において、

これからの世代である子供たちにとっても、

妖怪の存在はエコロジーを考えてもらう良い教材だと思います。

 また、妖怪が流行る時というのは、過去では高度経済成長やバブル景気、

そして今のグローバル化のような人間中心主義が跋扈する時と

同時期に起こる現象なのは単なる偶然なのでしょうか。

もしかすると、日本人は欲に浮かれながらも、

心の中では「ちょっと違うのではないか、このままで大丈夫?」という思いを

ようするに人間中心主義に対するアンチテーゼ(否定的判断)として、

日本人と深い繋がりのある妖怪に求めているのかもしれません。

意外と妖怪ブームが来る時は、

妖怪自身が人間に「おいらたちの存在を思い出して自制しろよ」と

注意のテレパシーを送っているのかもしれませんよ。







2007年08月25日(土) モンスターペアレンツ

学校へのクレーム 理不尽な親に対策本格化

解決支援に専門家

 学校に保護者が理不尽な抗議や要求をするケースが全国的に増え、
県内でも対策を本格化させる自治体が出てきた。太田市教育委員会は9月に、
悪質な事例への対応策に関して助言や指導を行う専門家の組織
「市学校問題解決支援隊」を発足させる。
また、安中市教委は他県の事例を参考に独自の対応マニュアルを作成、
7月に市内20の小・中学校に配布した。他の教委も、
学校や教委が顧問弁護士と連携しながら解決にあたる態勢を整えつつある。

 「子供に掃除をさせるな」「担任の容姿が悪いから代えろ」――。
こうした理不尽な抗議や要求を行う保護者は
「モンスターペアレンツ(怪物親)」とも呼ばれる。
学校の業務に支障が生じたり、教師がストレスで体調を崩すことも多いという。

 県外では、学校が弁護士に助言を求められる「学校法律相談事業」(東京都港区)や、
苦情対応専門の教委嘱託職員の配置(岐阜市など)といった具体的な動きが広がり、
文部科学省も来年度からクレーム対応の外部委託を
一部の県教委で試行させるなど、対策に本腰を入れつつある。

 こうした先進事例にならって太田市教委が導入する「支援隊」は、
市人権擁護委員を中心に弁護士、行政相談員を含む6人がメンバー。
教員経験者も含まれるが、基本的に第三者の立場で助言し、
学校に代わって保護者との話し合いにも応じるという。
市教委は「不当な要求や苦情は増えている。
学校から相談を受けたら会合を開き、臨機応変に対応したい」と話す。


■小中20校に手引 安中市教委■


 安中市教委が作成した対応マニュアルはA4判8ページ。
「依存型」「溺愛(できあい)型」など、「モンスターペアレンツ」の
類型や特徴を紹介し、7段階の対応の手順や、管理職が果たすべき役割などを説明。
教委が市の顧問弁護士を紹介することも明記し、
「学校単独では解決が困難。必ず連絡を」と呼びかける。

 前橋や館林など複数の市教委でも「現状では学校と教委が個別に対応するが、
顧問弁護士に相談した事例もある」と、クレーム対応に苦慮している。
「まず学校が指導内容を保護者や地域にしっかり説明し、
理解と信頼を得ることが大事」(高崎市、伊勢崎市など)と、
従来通りの基本を重視する意見もあるが、県教委義務教育課は
「対応が困難なケースがますます増えることも予想される。
学校が安心して専門家に相談できる体制づくりが必要」と、
新たな対応策導入を促している。

(2007年8月25日 読売新聞)


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今年の春頃から、理不尽な要求をする親を

「モンスターペアレンツ」と紹介するメディアが増えていますが、

モンスターペアレンツと一括りにしても、

その中身は、理不尽な要求から給食費の滞納までと内容が違います。

そんな保護者たちを「モンスターペアレンツ」なんて

一まとめにして強引に横文字にして呼ばなくても、

理不尽な要求をする保護者は「バカ親」か「ワガママ親」で、

給食費を滞納する保護者なら「非常識親」と名づけて、

それぞれの行いの内容で分けて呼ぶほうが、

誰でもすぐに意味が理解できて良いのではないのでしょうか。







2007年08月24日(金) インドとも仲良く。

朝日新聞社説 首相の訪印―価値観外交のすれ違い

米国とインド、それに豪州。自由と民主主義という価値観を
共有するこれらの国と連携して事に当たる。
それが安倍首相が唱える価値観外交である。

 首相にとって、インド訪問はその実践と言えるものだった。
だが、価値観を共にする相手であっても、国益の違いを乗り越えるのは
容易でないことを思い知らされたのではないか。

 「自然界に畏(おそ)れを抱く点にかけて、
日本人とインド人には共通の何かがあると思わないではいられません」

 安倍首相はインド国会での演説でこう述べ、自らが提唱する
「美しい星50」への賛同を求めた。地球の温暖化を防ぐため、
温室効果ガスの排出を2050年までに今の半分に減らす構想である。

 温暖化防止が世界共通の課題であることには、インドも異論はない。
シン首相は京都議定書後の枠組み作りへの参加を「真剣に考慮する」と応じた。

 ただし、インドにとっては経済をさらに成長させて貧困層を減らすことが、
温暖化防止と並ぶ重要課題である、と付け加えることも忘れなかった。

 いま温室効果ガスの削減義務のないインドのような途上国に、
今後どのような義務を負ってもらうのか。具体策に踏み込もうとすれば、
難しい交渉になることを予感させる会談でもあった。

 国益の違いをさらに強く印象づけたのは、米印の核協定問題である。

 インドは核不拡散条約に未加盟のまま核実験を強行した。
ところが、米国は査察を条件に民生用の原子力技術や核燃料を提供する協定に合意した。
フランスやロシアも追随し、インドを核不拡散の例外扱いにする動きが広がっている。

 首脳会談でインド側は米印協定への支持を求めた。
これに対し、安倍首相は「唯一の被爆国として核不拡散体制への影響を
注意深く検討する」と述べるにとどまり、態度を保留した。

 理解しがたい対応である。
被爆国の首相がこんなあいまいな態度を取っていいはずがない。
大切な友人であっても、言うべきことは言う。
不拡散問題では譲歩できない、と明確に伝える。
それが日本の役割ではないか。

 そもそも安倍首相の価値観外交は、中国包囲という色彩を帯びている。

 03年度以降、インドは中国に代わって円借款の最大の受け取り国になった。
価値観外交の展開に伴って、援助額はさらに膨らんだ。

 しかし、日本にとって中国が持つ重みは、インドとは比べものにならない。
在留邦人でみれば、中国が10万人を上回るのに対し、
インドは2000人ほどだ。相互依存の度合いが全く異なるのだ。

 中国を牽制するテコにインドを使うような外交は見透かされる。
インドにしても中国との交流を深めており、
利用されることに甘んじるような国ではない。

 価値観を声高に唱えるような一本調子の外交は考え直した方がいい。


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爽やかな朝に大笑いさせて頂いた露骨な内容の社説でした。

インドとの友好関係を強化しても、

それによって中国との友好関係を解除するわけでなし、

お互い良い(?)パートナーとして外交を展開させて行くわけで、

何に不満を持っているのでしょうか朝日新聞社さんは?

ちなみにインド訪問は大成功のようです。

なぜか日本のメディアは報道しませんが。
外務省の安倍総理のインド訪問(概要)(平成19年8月21日〜23日)
インド国会における安倍総理大臣演説「二つの海の交わり」








2007年08月23日(木) パルナス パルナス モスクワの味〜♪

「パルナスの歌」がCDに収録、初めて発売へ

♪ぐっとかみしめてごらん ママのあたたかい心が お口の中にしみとおるよ……

 関西の人の耳に今も残るちょっと悲しげなロシア民謡調のメロディー
「パルナスの歌」がCDに収録され、初めて発売されることになった。
大阪府豊中市にあった洋菓子会社「パルナス製菓」のCMソングとして作られたが、
同社が02年に廃業したため幻の歌となっていた。

 曲は、1958年から関西圏の日曜午前のアニメ番組の合間などで、
赤ちゃんの顔や影絵が映しだされるCMのバックで流れていた。
歌っていたのは中村メイコさんとボニージャックス。
子ども時代を関西で過ごした一定の年齢以上の人にとって、忘れられないメロディーだ。
同製菓は47年に創業。関西に200を超す店舗を展開し、
ピロシキやロシアのパン、ケーキなどを販売したが、00年に営業を終了。
02年に会社の清算を終えた。

 曲が収録されるのは、キングレコードから9月5日に発売される
「心と耳にのこるCMのうた」(税込み2500円)。
「この木なんの木、気になる木」の歌詞で知られる日立グループの
「日立の樹」など、計20曲はいずれも全国的に知られているが、
ボーナストラックとして「パルナスの歌」を収録した。

 ♪甘いお菓子の
 お国のたより
 おとぎの国のロシアの
 夢のおソリが運んでくれた

 提案したキングレコードの菱川尚子さん(34)は徳島県出身で、
子ども時代に聞いた記憶はない。だが大阪に勤務していた99年、
バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」(朝日放送)の総集編で
パルナスの歌が取り上げられたのを見て、「とても印象深いメロディー」と
心を打たれた。

 「聞いたことがない」という関東出身の社員らを説得。
同社が自主廃業の直前、関係者に配った自主製作のCDから曲を見つけた。
ボニージャックスからエピソードなども聞いて、CD付属のブックレットに掲載した。

 この曲を巡っては、インターネットで商品化の希望を募るホームページ
「たのみこむ」でもCD化希望が書き込まれ、130人を超える賛同が集まっていた。
掲示板には「今CMを見たら涙が止まらないかも」などと熱い思いが記されていた。
菱川さんは「長年の思いをようやく実現できた。
ロシア民謡をもとにしたメロディーは今聴いても深い味わいがある。
早くみなさんにお届けしたい」と話している。

 大阪出身のミュージシャン、チチ松村さん(52)も、
パルナスの歌の熱烈なファンの1人。子どもの頃から身近に聞いており、
「聞くだけで条件反射的に涙が出てくる」と懐かしむ。

 レパートリーの1曲としてライブハウスで演奏することもある。
「関東の人や小さな子どもたちに聞かせても『なにこの曲?』と喜ばれる。
悲しげに始まってだんだんテンポアップする曲調に、
勇気が出てくるような高揚感がある」と話す。

 今回のCD化に、「とてもうれしい。パルナス製菓にはほかにも
たくさんの曲があるので、パルナス製菓の曲だけでアルバムができてもいい」
と思いは止まらなかった。

(朝日新聞 2007年08月22日)


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懐かしいですねパルナスのCM。

「パルナス」の文字を見たり「パルナス」の言葉を聞いただけで、

関西人で30代以上であればほとんどの人が、

脳裏にあの歌と映像が一部思い浮かんでくるか、

そらで最初から最後まで唄える人もいるのではないでしょうか。

紹介記事にも書かれているように十年ほど前には『探偵ナイトスクープ』でも、

「関西人なら誰でも知っているのは本当か調べて欲しい」という依頼があったほど。

 日曜の朝に放送されていた『世界名作劇場』の再放送や、

『ラブアタック!』などで流れていたのを見て覚えているのですが、

パルナス製菓のCMは日曜日の爽やかな朝に流れるには相応しくないような、

歌とメロディは物悲しくモノクロの赤ちゃんの写真が出てくる映像で、

幼心にそのCMを見ていた私にはなんだか怖いと感じてしまって、

大人になった今でも「パルナスのCM」と聞けば、

泣けるというよりも不気味なCMだったいう印象の方が強いです。

 パルナスのCMでは他にもピロシキの歌もあるのですが、

こちらはメロディも映像も明るいのですが、あまり記憶に残っておらず、

それだけに、パルナス製菓のCMは歌と映像ともに

とてもインパクトが強かったという証拠なのではないでしょうか。

関西の子供達にちょっとしたトラウマを植え付けたパルナス製菓のCM、

どんなCMか知らない人はこちらをどうぞ。
パルナスのCM(オリジナル&ピロシキ)




オマケ:









2007年08月22日(水) 議員にならなきゃ色々暴露されずに済んだものを。

今朝、テレビを点けるとチャンネルが8チャンネルだったこともあり、

『とくダネ!』が放送されていました。

どうやら朝青龍騒動の続きを紹介するVTR明けだったようで、

「この騒動まだ続いているのかよ」と思いながらも何気なく見ていると、

コメンテーター等がコメントを述べた後に司会者の小倉智昭氏が、

「もう、どうでもいいよ〜このネタ、興味ないし」と連呼していました。

情報を伝える側のメイン司会者が「それを言っちゃおしまいよ」と思いましたが、

確かに、視聴者ならニュース番組やワイドショーを見ていて、

自分にとって興味の無い話題になれば、

チャンネルを変えることは可能ですが、

番組に出ている司会者やコメンテーターは仕事上さまざまな情報を伝え、

気の利いたコメントを言いながらも心の中では、

「この話題は飽きた」とか「興味がないから、本当はどうでもいい」と

思っていることも多いのではないでしょうか。

小倉氏の正直な発言から、そういうことを感じました。


さくらパパにスキャンダル!「辞めんといかんかねぇ」

7月の参院選比例代表で初当選した民主党の横峯良郎参院議員(47)が、
早くもスキャンダルに見舞われた。22日発売の週刊新潮が
「『議員失格!』元愛人が剥(は)がした『さくらパパ』の仮面」と題し
不倫と賭けゴルフを報じている。報道を受け本人は関係者に
「(議員を)辞めんといかんかね」ともらしたという。
党では10日間の“自宅謹慎”を言い渡し、沈静化を図る構えだが、
民主躍進の象徴が“火薬庫”になりかねない状況となった。

 初登院から、わずか2週間。さくらパパにスキャンダルが襲った。
週刊新潮によると、横峯氏には半同棲(せい)状態の“東京妻”がいたという。
この女性は、六本木の元ホステスで現在は飲食店を経営する40代女性。
パパと同郷の鹿児島出身のこのスレンダー美人が、仮名で登場し、
良郎氏の裏の顔を語っている。

 2人は昨年8月下旬に知り合い半月後には男女の仲に。
良郎氏から「国会議員になったら俺の秘書になれよ」などと言われたという。
「台所の包丁を壁に突き立てられました」という凶暴な一面も暴露。
さらに「賭けゴルフの常習者」であることも証言している。

 参院選に出馬を表明した段階から“たたけばホコリが出る”と
うわさされたさくらパパ。スキャンダルは想定内であったはずだが、
いざ現実となってみると民主党のショックは大きい。

 記事を見た良郎氏に近い党関係者は、
掲載された良郎氏の反論コメントにがく然とした。
良郎氏は女性と関係があったことを認め、
賭けゴルフについても「議員になってからはやっていない」としたものの
過去については否定せず…。これらの発言は新潮側からの取材に、
党が弁護士を通して出したコメントとは別のもの。
良郎氏が直撃取材に“勝手に”話してしまったものだという。

 サービス精神旺盛の良郎氏らしいといえば、らしいが、民主党の新人議員研修で、
くぎを刺されたはずの“失言癖”が暴走してしまった形だ。
党は対応を選挙参謀だった手塚よしお前衆院議員に一任。
手塚氏は「10日間の自宅謹慎」と「携帯電話の着信無視」を通告した。
さくらパパは家族からの突き上げに憔悴(しょうすい)し切っている様子。
親しい党関係者には「辞めんといかんかね…」と一時は議員辞職も
示唆したが、党としては事態の沈静化を図る構えだ。

 政治アナリストの伊藤惇夫氏は「不倫は家庭の問題。
細野豪志氏の場合(山本モナとの熱烈キス騒動)とは違い、
さくらパパだからというダメージの小ささもある」としたが
「賭けゴルフは内容次第では、国会議員として責任を追及される可能性がある。
自民党に攻め材料を与えてしまうことになり、世論の動向によっては、
民主党が身軽になろうと考えるかもしれない」と良郎斬りもあり得ると予測した。

 民主党には苦い経験がある。2006年の偽メール問題では、
対応のまずさから当事者の永田寿康議員が辞職しただけでなく
前原誠司代表ら執行部の総退陣にまで発展した。
民主党としては後手後手の対応だけは避けたいところだが。

 横峯良郎氏「週刊誌に報じられた過去の軽率な行動については、
反省するところもあり、家族からも叱責(しっせき)を受けました。
今後は投票していただいた方の期待をしっかりと胸に刻み、
襟を正していく所存です。お騒がせして申し訳ありませんでした」

(スポーツ報知 8月22日8時2分)


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テレ朝の朝のワイドショーでは、

コメンテーターの鳥越俊太郎氏がこの話題について、

「愛人などは家庭の問題」
「賭けゴルフなんて誰でもやってる、
 大きな金額なら問題だが小額なら別に問題無し」

というような趣旨で擁護していたそうです。

例え、誰でも賭けゴルフをやっていたとしても、

賭けゴルフは犯罪であることには変りありません。

 仮に、これが自民党の議員であれば、

きっと今頃はメディアと野党総出で糾弾し、

「金額が小さくても犯罪は犯罪だ!
 安倍首相は犯罪者をこのまま擁護するつもりか!」なんて感じに

辞職するまで話題を引っ張り続けることでしょう。

そういった意味では民主党を含め野党は、

犯罪であっても擁護されるので恵まれていますね。

 横峯氏に関しては、議員になる以前も普段から軽はずみな言動が多く、

どういうレベルの人物像かは大体想像がつくはずです。

そんな人物を選挙に担ぎ出す党や投票する人の見識の無さを疑います。



ドーナッツ買ってきたワン。






2007年08月21日(火) 日テレの思うツボ。

欽ちゃんゴール、瞬間最高42・9% チャリティーマラソン

日本テレビ系で19日夜、タレント萩本欽一(66)による
24時間チャリティーマラソンのゴールを中継した番組
「行列のできる法律相談所」の視聴率が、関東地区で35・3%、
関西地区で33・1%を記録したことが20日、
ビデオリサーチの調べで分かった。

 同番組の瞬間最高視聴率は、萩本がゴールした直後の午後9時7分で、
関東地区42・9%、関西地区39・1%。

 萩本は18日夕から始まった「24時間テレビ30『愛は地球を救う』」
で約70キロのマラソンに挑戦。19日午後8時54分の番組終了までに
ゴールできなかったため、同局は同九時からの「行列のできる−」の
放送内容を一部変更してゴールの模様を中継した。

(産経新聞iza 08/20 14:04)


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この番組には疑問を感じつつも、

何だかんだ言いつつ踊らされていると分かりつつも、

毎年、最後の10分ほどは見てしまいます。

 間最高視聴率が42%を越えたとなると、

日テレとしては今後も手放せない企画となりそうです。

 武道館と全国の系列局で行われているイベント制作&運営費や、

そこに出演しているタレントや歌手のギャラを合わせれば、

集まる募金額より圧倒的に多いわけで、

それらに支払われるお金はスポンサー料の一部が利用されるわけですが、

チャリティと無関係の24時間マラソンが、

番組恒例の中核イベントになってしまっているのは、

どう考えても、まずは驚かせる人選によって宣伝を兼ねた話題づくりと、

視聴者の興味を引きつけ安定した視聴率とラストの瞬間最大視聴率の確保や、

番組の最後を締めくくるための盛り上がりに貢献してくれるからでしょう。

つまりチャリティ番組のなかに、

放送局とスポンサーのための企画を組み込んでいるわけです。

ですから、今年のランナーであった萩本欽一さんや過去の歴代ランナーは、

テレビ局の視聴率と広告収入のために走らされていることになります。

それを見て感動するのは個人の勝手ですが、

同じチャリティー番組を作るのであれば、

視聴者からお金を出させるだけでなく、

チャリティの収益性、救済活動の手助けとなるような企画に

時間とお金を割くのが本筋だとは思います。

 初期の頃は番組を通して、

貧困や障害・差別などに対する国民の意識を啓発する

企画テーマが多かったように思いますが、

24時間マラソンが始まってから、そういう方向は薄くなってしまい、

個人の挑戦とカラオケタイムを流すだけの

内向きで押し付け的な感動強要番組となってしまいました。

 また、今回のような高齢者が長距離・長時間のマラソンをして、

痛い足を引き釣りながらゴールをするのは、

見ていてもかなり痛々しいだけで爽快感も無く、

それを涼しい所で歌を唄って励ましたり、

「頑張れ」とか「勇気を貰った」なんてFAXを送っている人は、

かなり薄情で残酷なことをやってしまっていると感じます。

裏にどのような思惑が絡んでいようとも、

それを見て感動するのは個人の勝手ではありますが、

テレビ局と視聴者のこういう鈍感さも、

この番組が年々チャリティーの趣旨からかけ離れて、

安っぽくなっていく原因なのではないでしょうか。

まぁ、「やらない善より、やる偽善」という言葉があるように、

この番組はこれで良いのかもしれませんが。






2007年08月20日(月) 中国、アメリカに「太平洋の東西分割管理」提案

中国、太平洋の東西分割提案か 米軍は拒否

17日付の米紙ワシントン・タイムズは、
キーティング米太平洋軍司令官が最近訪中して中国軍事当局者と会談した際、
中国側が、太平洋を東西に分割し東側を米国、
西側を中国が管理することを提案
したと報じた。
米側は拒否したという。提案の詳細には触れていない。

 米太平洋空軍のへスター司令官は「空間を誰にも譲らないのが、
われわれの方針だ」と記者団に述べ、
西太平洋地域を米軍の影響下に置く必要性を強調した。

 米政府内の親中派の間では提案に前向きな受け止めもあったが、
国防当局は西太平洋の覇権を中国に譲り渡す「大きな過ち」だと主張。
日本などアジアの同盟国との関係を台無しにしかねないとして断ったという。

(産経新聞 2007/08/20 01:05)


産経が引用したソース:ワシントン・タイムズ(英語)
http://washingtontimes.com/article/20070817/NATION04/108170082/1008

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長年に渡り中国の軍事・外交を研究している平松茂雄氏の著書

『中国は日本を併合する』(講談社インターナショナル)でも、

中国の悲願である「中華世界」再興の構想の一つとして、

海洋資源などを含めた発展のために、

西太平洋を狙っていることが書かれていましたから、

やっぱりなと言ったところです。

しかしながら、拒否されることが分かっていることをなぜ提案したのでしょうか。

これは憶測ですが、もしかすると、

中国は拒否されることが分かっている無理難題をふっかけておいて、

後に譲歩して本当の目的である要求を飲ませようという戦略かもしれませんよ。

無理難題の後に譲歩案を提示するのは外交交渉の基本中の基本ですから。

その譲歩とは、「台湾統一」です。

中国が資源や軍事の面で太平洋さらにインド洋にも進出するためには、

重要な位置づけとなっているのが「台湾」です。

(なぜ、台湾が重要な位置づけとなっているのかは、
 『中国は日本を併合する』に詳しく書かれているので、
 そちらをお読みください。)

 こういう話を今のうちから持ち出しておくことで、

米国内の親中派やひいては日本の親中派の政治家やメディアを巻き込んで、

「台湾統一なら太平洋分割に比べればいいじゃないか」と思わせる

空気を作ろうとしているのかもしれません。

その後に、どのような事態が待っているのかを考えずに・・・。

来年の北京オリンピック、2010年の上海万博を成功させるために、

中国は大人しくしていながらも、その間も軍事は拡大される一方ですし、

台湾も独立へ向けて動きを活発化させているので、

2010年後には一気に中国と台湾との間で緊張感が高まり、

最悪の場合は台湾有事が巻き起こることも予想されます。

その時、日本としてはどうするのでしょうか。







2007年08月18日(土) 視聴率欲しさに老人に無茶させるなんて、愛が無いだろ。

欽ちゃん70キロマラソン「医学的に非常識」 禁煙学会

禁煙の普及を進める医師らでつくる「日本禁煙学会」(作田学理事長)は、
日本テレビ系で18〜19日に放映される
「24時間テレビ『愛は地球を救う』」で愛煙家のタレント萩本欽一さんが
70キロのマラソンに挑むことについて、「医学的に見て極めて非常識」
とする見解を日本テレビを含む報道各社に送った。

 66歳という年齢に加えて萩本さんがヘビースモーカーであること、
連日の記録的な猛暑を見解の理由としている。
「感動と生きる勇気を与えたいという気持ちは理解できる」としたうえで、
「自らが禁煙して全国民に禁煙のメッセージを送ることで欽ちゃんの
気持ちはじゅうぶんに生かすことができる」とし、
萩本さんに禁煙も勧めている。

(朝日新聞 2007年08月17日19時02分)


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この番組については、もはや初期の頃のような

硬派で立派な雰囲気からかけ離れてきており、

そのことに対して常々疑問を感じているので、

ここ数年は見ていませんが、

目玉企画のタレントマラソンは企画は、

似たようなタイプのタレントを走らせてしまえば、

面白みにかけるので年々エスカレートせざるを得ませんから、

今回は最高齢ランナーということになったと思われますが、

今年が最高齢ということは来年は最年少ランナーとして、

子役タレントにでも走らせるのかもしれません。

他に予想されるのは、双子タレント。

視聴率アップ間違い無しのグラビアアイドル。







2007年08月17日(金) 甘い認識と期待

早期の日朝国交正常化を=阿部・社民政審会長

社民党の阿部知子政審会長は15日午後、
都内で開かれた市民団体主催のシンポジウムで、
日朝関係について早期の国交正常化実現が望ましいとの考えを示した。

 阿部氏はその理由について「核開発を監視するためにも国交を
回復した方が(動向が)よく分かる」と指摘。
さらに「拉致問題も遠くから棒でつっついているみたいな方式では、
拉致された人たちの人権も何も帰ってこない」と語った。

( livedoorニュース 2007年08月15日18時38分)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

>「核開発を監視するためにも国交を回復した方が(動向が)よく分かる」

北朝鮮と国交がある国は150カ国以上ですが、

それらの国々が核開発に懸念を表しても、

けっきょくは開発を止めることはおろか核実験すら阻止できませんでした。


>「拉致問題も遠くから棒でつっついているみたいな方式では、
> 拉致された人たちの人権も何も帰ってこない」

北朝鮮が拉致しているのは日本と韓国だけではありません。

タイ、ルーマニア、レバノンなどその他の国からも拉致されている人が存在します。

これらの国々は長く北朝鮮と国交を結んでいますが、

拉致された人は戻ってきていませんし、

北朝鮮はレバノン以外は拉致したことすら否定しています。

そのことについて、どうお考えなのか疑問に感じます。

だいたい、拉致問題は解決済みとして一歩も譲らないのに、

国交を樹立させたとたん、態度を急変させて細かい調査に応じるとは思えません。







2007年08月16日(木) NHK「考えてみませんか?憲法9条」 雑感

昨日の続きのような話になりますが、

NHK「日本のこれから 考えてみませんか?憲法9条」で、

一般視聴者として参加している9条改正反対派の人の

ネームプレートからネット検索してみると、そのほとんどが、

日頃から護憲運動をしているプロ市民の方々だったので、

この番組の毎回の仕込みには驚かされます。

まぁ、何も知らないような人ばかりを集めても、

盛り上がる議論になり得ませんから、

このような仕込みも仕方ないとは思います。

 有識者の一人として招かれていた漫画家の小林よしのり先生は、

護憲派プロ市民の自衛隊も無くして在日米軍も撤退させ、

日本を完全な無防備状態にすればいいという主張に対して、

何度となく「ガンジーの非暴力主義」を持ち出して、

非暴力は相手の攻撃を受け入れみんなで抵抗もせず死ぬことだと、

無防備にしていざという時にみんなで死ぬ覚悟があるかと、

「非暴力主義っていうのはこういうものだ」と、

リアリスティックな話を語って、

いかに護憲派の無防備の発想が甘いかと問うていました。

これはずいぶん前の日記でも書きましたが、

国家が戦争でお国のために死ねと言うのも、

一部の護憲派が言う「抵抗せずにみんなで仲良く死にましょう」も、

他人に対して“死”を強要するには、

どちらも洗脳によるものか、

一つの選択肢しか選べないよう個人を追い込む行動でしか実行できないので、

そういった意味において、「抵抗せずにみんなで仲良く死にましょう」は、

護憲派の嫌う軍国主義や国家主義思想と何ら変わらないと思います。

 ほかにも護憲派は9条改正反対とともに、

米軍基地撤退や日米安保条約破棄も主張されます。

(オマケに自衛隊廃止もついたりしますが。)

私も、米軍基地の撤退や日米安保条約を

完全に廃棄することが出来るのであれば、

それを実行するに越したことはないと考えていますが、

日米安保条約の完全廃棄と米軍撤退後に、

9条を堅持しつつ、自衛権の行使もままならない、

がんじがらめの状態のままで、

万が一の場合、どのように国防に携われるのか甚だ疑問です。

私は、9条をこのままの状態で維持するのであれば、

これからも国防の保険として、

嫌々ながらもアメリカに追従するしか選択肢はないと思っています。

しかしながら、ガチガチな思想の護憲派の

日米同盟&米軍基地NO!自衛隊もNO!という、

全部イヤだなんてワガママな考え方や、

話せば分かり合えるとか、

無防備になることこそが相手にも安心感を与え真の平和に繋がるという発想は、

あまりにも子供じみた世界観だと、どうしても感じてしまうのですが。

そもそも、話し合いや無防備で信頼や友情関係が保てているのであれば、

地球に人類が誕生してからこれまでに、個人間での些細ないざこざから、

国家間の戦争なんて起こっていなかったことでしょう。

だいたい、同じ血を分けた家族や兄弟でも分かり合えずケンカになることや、

最悪殺人にまで発展することがあるぐらいなのですから、

それが人種を超えたり国家を超えるとさもありなんといった感じです。

まぁ、実際に日本が危機的状況に陥れば、

自衛隊NO!とか米軍NO!なんて暢気なことも言っていられないので、

こういう無責任な議論が出来ているのは何よりも「平和」な証拠です。







2007年08月15日(水) 空虚な議論

NHK『日本のこれから 考えてみませんか憲法9条?』を見ているのですが、

考え方が違うものが集まっての討論なんて、

各々自論を持っているぶん誰も妥協するわけは無いのですから、

しょせん話が一つにまとまるわけもありません。

こういった番組そのものに意味があるのかないのか分かりません。

護憲派の方々は、「平和を保つには他国と分かり合えるように

努力することが大事」だと述べています。

しかしながら、番組で行われている議論そのものが、

日本人同士であってもすでに分かり合おうと努力している状態ではないので、

理想論どおりに上手く行くわけがありません。

 人類が誕生してから戦争を含めた争いは延々と続き、

国家は繁栄や衰退を繰り返しているわけですが、

62年目の終戦の日、番組で行われている

理想と現実がない交ぜになっているまとまらない議論を見ながら、

話し合いがまとまらない、お互いに妥協しない、

自分こそが正しいのだとばかりに意見を押し付けようとする、

ある意味、この状態の最終形態が国家間の戦争なんだよなぁと感じました。







2007年08月14日(火) Uターンラッシュ

大手既成メディアでは、必ずUターンラッシュや、

高速道の混雑状況を伝えます。

高速道の渋滞をヘリからの空撮映像で伝えるのならまだしも、

中には、高速道の渋滞ぶりを伝えるために、取材車両に乗って、

わざわざ渋滞の中に入って

「もう15分ほど車は進めていません」なんて伝えている局もありますが、

いつも、その映像を見ながら、

渋滞ぶりを伝えるのに、自分が渋滞の中に加わってどうする。

その一台分が余分だろうと思ってしまいます。

しかしながら、毎年、必ずどこかの局が凝りもせず同じ行動で、

渋滞をウォッチして伝えます。

毎年凝りもせずに渋滞の中から面白みのない映像とリポートを

伝える局が出てくるということは、

渋滞の中に加わっての取材や映像を

視聴者は求めていると考えているのでしょうか。

もしそう考えているのであれば情報を伝えるメディアとしては末期的です。

 私は生まれてから一度もUターンラッシュを経験したことがありません。

父方、母方ともに親戚一同は神戸と大阪に一極集中しているので、

お盆休みや正月に、ぎゅうぎゅう詰めの電車での移動や、

高速を走る車での長距離の移動と長時間の渋滞を我慢して帰省するという

経験をしたことがありません。

そのせいなのか、ニュースでUターンラッシュを見ると、

遠い田舎に親戚が居ることについて、

羨ましさのような気持ちが沸いてきたりもしますが、

実際に混雑を我慢して帰省する人たちにとっては、

故郷に帰れる嬉しさはあるものの、

混雑そのものには、うんざりしていることには違いないでしょうから、

今のところ、そういった経験をせずに済んでいる自分は、

ある意味では幸せ者なのかも知れません。




ガチガチに凍らした「氷晶シャーペット」は枕代わりに最適な商品だワン。






2007年08月13日(月) いつまで引っ張るつもりだ朝青龍騒動

私は朝青龍のあの強ければそれで良いという態度が好きではないので、

メディアを賑わせている朝青龍騒動もあまり興味がないのですが、

そもそもの騒動の発端は、朝青龍が腰を疲労骨折したという

診断書を基に地方巡業を休業しておきながらも、

その数日後に治療のため帰国したモンゴルで、

腰をひねりながらのヘディングなど、

体全体を使った激しいサッカーを満面の笑顔で楽しんでいるところを

映像に収められていたことにより、

「仮病だったのでは?」と疑われたのがきっかけだったように思いますが、

それがいつの間にか、

二場所の出場停止などの厳しい処分を受けた朝青龍が、

ショックから鬱症状になってしまったと様々な医者が登場し診断を下し、

帰国して治療した方が良いのではないかという話が出てきて、

帰国させるのか、帰国させないのかという話に摩り替わってしまい、

事の発端の「仮病だったのか?」に関しては、

どこかへ飛んでいってしまったかのような印象を受けています。

 朝青龍に関しては、これまでにも色々と問題行動を起こしてきましたが、

横綱が一人だったということもあり、

イエローカード(注意)のみので大目に見ていた部分があったのでしょうが、

怪我の治療と称して里帰りをしたにもかかわらず、

浮かれすぎて羽目を外してサッカーをしたことで、

「お前は怪我の治療に帰ったのじゃないのか?」と、

これを見逃すことは多方面に影響力が及ぶので、

ついにレッドカードが出たということではないでしょうか。

 日本流の人格・品格や「相撲道」を横綱に求めるのであれば、

もっと早期からワガママの芽を摘むように教育しなければならなかったはずです。

しかし、朝青龍が強いことが、低迷している相撲人気を支えている

屋台骨の一本になっていることや、

これまでの間は横綱が一人だけだったということで、

半ば放任して甘やかし続けたことが今回の騒動に繋がった根源であり、

親方や相撲協会にもまったく責任がないとは言い切れません。

 今回もモンゴルから帰国後すぐにでも会見の場に引っ張り出し、

朝青龍の口から全てを話させ、

本当に仮病であったのなら謝罪をさせれば、

(どちらにせよ謹慎処分は甘んじて受けなければいけませんが。)

事態は長引かせずに済んでいたものの、

一番攻められたくない親方と協会が、

騒動の種をまいた朝青龍だけに責任を追わせようとしたことにより、

このバカバカしい騒動は長引いてしまっているのではないでしょうか。

 また、朝青龍の精神状態がハッキリしないままから、

鬱病一歩手前などと結論付けられてしまい、

それをメディアが大々的に報じたことにより、

鬱病は甘えやワガママからなる病気という間違った概念が、

さらに広まってしまうことも考えられ、

これでは、いま鬱病を治療している人たちに

迷惑をかけてしまうことにも繋がりかねません。

そういった人たちへの影響を考えずに面白おかしく報じるメディアも、

あまりにも無自覚すぎるとも感じました。




氷枕サイコーだね。






2007年08月11日(土) 妖怪学

玩具メーカー「やのまん」から発売されている

『水木しげる妖怪フィギュア大百怪』を集め始めてから、

妖怪熱が再燃して、子供の頃に買っていた妖怪図鑑を読みふけっていたのですが、

子供の頃とは違い、妖怪が生まれた背景など、

もう少し深く妖怪という存在に触れてみたいと感じ、

最近は「妖怪学」まで興味の幅を広げています。

タイミング良く、妖怪学を学ぶ意味においての

入門書的な新書が発売されていたので購入して読んでみたのですが、


小松和彦・著『妖怪学新考 妖怪からみる日本人の心』 (洋泉社新書)


 いざ妖怪学を学ぼうとすると、

民俗学、歴史社会学、心理学、教育学、文化人類学、信仰学、郷土学、

文学史、絵画史、口承文芸史まで紐解いていかなければならないことを知り、

妖怪の「存在」とはとても奥の深いものであることを改めて気付かされました。

そして、妖怪は日本の歴史になくてはならない存在で、

日本人の精神の歴史や心のあり方そのものでもあり、

妖怪を学ぶということは人間研究でもあると痛感したしだいです。


オマケ:大百怪 第一巻〜三巻の妖怪たち


















第二巻


















第三巻



















先月に発売された第四巻に続いて、早くも第五巻が10月に発売。

第五巻は死神や小豆洗いが登場!
(画像をクリックすると拡大表示されます。)





暑いよ〜。氷枕が手放せないワン。






2007年08月10日(金) きっと行かない。

全閣僚が終戦記念日に靖国参拝せず、首相も行わない方向

安倍内閣の全閣僚が8月15日の終戦記念日に靖国神社を参拝しないことが、
10日の閣議後の記者会見などで明らかになった。

 安倍首相は参拝について「するともしないとも言わない」として明言を
避けているが、終戦記念日の参拝は行わない方向だ。

 終戦記念日に閣僚が一人も靖国神社を参拝しなかった年は少なくとも
過去20年間例がなく、極めて異例だ。

 塩崎官房長官は10日午前の閣議後の記者会見で、
参拝しない理由について「私の信条だ」と述べた。
小泉前首相の靖国神社参拝を積極的に支持してきた高市沖縄相は
「安倍首相が参拝をこらえていると思うので、
閣僚として(参拝を)控えようと思う」と説明した。

 他の閣僚も閣議後の記者会見などで、参拝しない意向を表明。
昨年の自民党総裁選の際に靖国神社問題に関する私案をまとめた麻生外相は、
終戦記念日は外国出張中のため参拝しない。

(読売新聞 2007年8月10日13時42分)


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安倍首相はこれまで同様に行く行かないの明言を避けていますが、

就任後早々に中韓との関係修復を行ったことにより、

これで終戦記念日の参拝は無いだろうと私は予想しています。

 仮に15日に靖国神社に参拝したとして、

その後の会見で安倍首相の口から説得力ある主張が述べられるのであれば、

靖国参拝に関してだけは、

何が何でも反対の左派系思想の人々は最初から無視しておくとして、

それ以外の世論の反応は違ってくるのかもしれませんが、

喋り下手で言葉が響いてこない安倍首相では、

これまで同様に上手く行くわけがないのではないでしょうか。

それならば、「自ら関係修復しておきながら、それをぶち壊した」などと

中韓政府や日本のメディアから徹底的に糾弾されるのは目に見えていますから、

もはや、瀕死状態の安倍首相にとっては、

参院選大敗の責任問題の上にさらなる波風を立てまいと、

支持率が上がるかどうか分からない賭けは避けたというところでしょうか。

ただ、これによって保守層からは完全に見放されてしまうわけですが。

 これまで「靖国参拝は己の信条だ」と言っていた事を考えれば、

いつ行っても騒ぐ人は騒ぐのですから、

支持や結果に関係なく参拝するのが道理ではないかと個人的には思います。

どうせ再浮上は難しいのだから、最後に己の信条を貫いて顰蹙を買って、

総理の座を退くという選択肢もあるとは思いますが。

 しかしながら、閣僚が誰一人として行かないというのは情けない限りです。

これでも内閣発足時は“超タカ派”内閣の誕生などと内外で騒がれたものですが・・・。



いつも自分のう○ちは自分でお持ち帰り。






2007年08月09日(木) 小沢民主代表、テロ特措法延長に反対

小沢民主代表、テロ特措法延長に反対 駐日米大使と会談

民主党の小沢代表は8日、シーファー駐日米大使と党本部で初めて会談した。
秋の臨時国会で焦点となるテロ対策特別措置法の対応について小沢氏は
「アフガニスタンの戦争はブッシュ米大統領が『米国の戦争だ』と言って、
国際社会の合意なしに米国独自で始めた。日本の直接の平和、
安全と関係ない区域に米国や他の国と部隊を派遣して、
共同の作戦をすることはできない」と同法の期限(11月1日)延長に
反対する考えを重ねて表明した。

 約50分間の会談でシーファー氏はテロ特措法に基づくインド洋での
自衛隊の給油活動について「日本の貢献は非常に重要だ。
日本が参加することで、(石油の安定供給など)日本自体の安全保障にも
役立つ」と延長に理解を求めた。

 これに対し小沢氏は「米国を中心とした作戦は直接、
国連安保理で認められていないという認識だ。
国際社会の合意を取る努力を最初にしなければならない」と述べた。

 安倍首相は8日夜、「今後とも自衛隊の活動を続けていくことが期待されている。
民主党側にも、こうした国際社会の期待、日本の責任について
お話をしていきたい」と語った。首相官邸で記者団の質問に答えた。

( 朝日新聞 2007年08月08日22時50分)


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アフガンの対テロ掃討作戦に参加してる国一覧表。

ブログ『たむたむの自民党VS民主党』さまより抜粋。

1 不朽の自由作戦(OEF)

アフガニスタン本土への部隊派遣国は、40カ国以上です。
(不朽の自由作戦(OEF)及び国際治安支援部隊(ISAF)
(含む地方復興チーム(PRT))への部隊派遣国。
但し、不朽の自由作戦(OEF)は、公表可能な国のみ)

 アフガン本土に部隊・将校等を派遣している国は約20カ国で、
 派遣国は、米、英、仏、加、韓、モンゴル、NZ、ポーランド、
ルーマニア、トルコ等です。

【NATO加盟国】(加盟全26カ国)
米、英、仏、独、伊、カナダ、スペイン、ポルトガル、デンマーク、ベルギー、
オランダ、ルクセンブルグ、ノルウェー、アイスランド、エストニア、
ラトビア、リトアニア、ギリシャ、トルコ、ブルガリア、チェコ、
ハンバリー、ポーランド、ルーマニア、スロバキア、スロベニア 

【NATO非加盟国】(13カ国以上)
豪、ニュージーランド、韓、スウェーデン、フィンランド、オーストリア、
スイス、アルバニア、アゼルバイジャン、クロアチア、マケドニア、
アイルランド、モンゴル

 また、日本が参加している「不朽の自由作戦・海上阻止活動
(OEF−MIO)」への部隊派遣国は、8カ国です。

米、英、仏、独、カナダ、ニュージーランド、パキスタン、日本

※日本は、参加各国艦船に対する給油支援をおこなっています。
不朽の自由作戦(OEF)

(注1)米国によれば、「不朽の自由作戦」に対して何らかの
協力を行っている国は約75カ国です。


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>「アフガニスタンの戦争はブッシュ米大統領が『米国の戦争だ』と言って、
>国際社会の合意なしに米国独自で始めた。日本の直接の平和、
>安全と関係ない区域に米国や他の国と部隊を派遣して、
>共同の作戦をすることはできない」

アフガニスタンの戦争はイラク戦争とは違い、

国際社会の支持を得ていたように思うのですが、

だからこそ、その後のテロ掃討作戦や治安維持活動は、

協力している国が多いのだと思います。

また、国際平和は単純なものではなく、

日本とは関係のない区域での活動とはいえ、

それが巡り巡って日本の直接平和に密接にリンクしていることもあるのですが、

無駄であると単純に結論付けられて良いのでしょうか。

 また、テロ特措法で海自がインド洋で活動することは、

自民党幹事長時代に小沢氏自身が立てた理屈でもある

「シーレーン防衛のためなら日本の自衛権の範囲で自衛艦を派遣できる。」

という理に適うものでもあると思うのですが。

 ところで、今回の小沢氏の発言を受けて、

左派の皆様が手放しで絶賛しているようですが、

朝日新聞では記事に書いてありませんが、

小沢氏はテロ特措法の代案として、このようなことを提案しています。

産経新聞より一部抜粋。
民主・小沢代表、米大使にテロ特措法延長反対を伝える
さらに小沢氏は、NATO(北大西洋条約機構)諸国などが、
国連決議に基づくISAF(国際治安支援部隊)をアフガニスタンへ
派遣している点を指摘し、「国連に認められた活動に参加したい。
これは米国にマイナスの話ではない」と述べた。



イラクへの自衛隊派遣はあれほど反対しておきながらも、

国連の要請があれば、アフガンの危険地域であっても

陸自を派遣することには賛成するつもりなのでしょうか。

アメリカ政府は、これまでにもアフガニスタンに陸自の

ISAF派遣(任務は危険地帯へのヘリ輸送など)を打診していましたが、

日本政府は「危険すぎる」とその要請を断り、

その代わりに比較的安全な海自の給油活動と、

アフガニスタンで平和的、民主的に旧国軍兵士の武器回収や動員解除を促し、

市民社会に再統合させ経済社会機能回復を手伝う貢献活動

D(Disarmament)D(Demobilization)R(Reintegration)活動を行っているわけです。

麻生外務大臣は自著『自由と繁栄の弧』で、

このDDR活動はNATOのISAFと同じ貢献度があると述べています。






2007年08月08日(水) 懲りないTBS

「ピンポン!」葬儀取材にTシャツ短パン

TBSの情報番組「ピンポン!」のディレクターらが、
北九州市の無認可保育園で熱射病により死亡した園児の葬儀に
不適切な服装で取材に訪れていたことが7日、分かった。

 葬儀が営まれたのは先月30日。TBSによると、
男性ディレクターはTシャツにジーンズ、
カメラクルーはTシャツに短パンという格好で斎場へ。
現場で関係者らに指摘され、引き揚げた。

 男性ディレクターは同局の関連会社所属。関連会社の判断で、
先週末から自宅で謹慎。数日前には、番組スタッフが園児の遺族に謝罪に訪れた。
TBS広報は「急に指示を受け、そのままの格好で行ってしまったようだ。
社会人として常識が欠けていた」とコメント。

 一方、同局の情報番組「みのもんたの朝ズバッ!」による不二家の不祥事報道で、
NHKと民放でつくる放送倫理・番組向上機構(BPO)の放送倫理検証委員会が
「重大な問題があった」との見解を示したことを受け、7日の同番組では
「指摘を真摯(しんし)に受け止め、今後の番組作りに生かしていきたい」と謝罪。
司会のみのもんた(62)は夏休み中だが、スタッフが電話で連絡を取り、
「反省すべき点を踏まえ、今後よりよい“朝ズバ”をつくることに
まい進していきたい」というコメントが読み上げられた。

(スポニチ 2007年08月08日)


関連リンク:
TBS不二家報道で重大ミス 朝ズバッ!「捏造疑惑」晴れず

TBSが取材した別の証言者も「チョコレートの再使用」について同様の
趣旨を述べていたこと(ただし、この証言者の連絡先は不明で、
取材メモもTBS側が紛失したと主張)


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>TBS広報は「急に指示を受け、そのままの格好で行ってしまったようだ。
>社会人として常識が欠けていた」とコメント。

急な指示を受けたと言っても、取材の場所が葬儀会場だと分かっていれば、

Tシャツと短パンで葬儀の場に赴くのは不適切だと考えそうなものだけど、

常識だけでなく良識も欠けていると思う。

◆ 「たま」を再評価しよう、いやもっと評価されるべきという思いで、

YouTubeやニコニコ動画にアップされているたまの動画を紹介する

不定期企画の第5回目です。

今回紹介するのは、たまの最終兵器でランニング姿でおなじみの

パーカッション担当の石川浩司さんの歌です。

石川さんの作る歌と曲はどう表現していいか分かりません(笑)

画家ダリの世界のような摩訶不思議な感じとでもいいましょうか、

とにかく聴いてみれば分かりますので、

ヘンテコリンで楽しい歌をお楽しみください。








2007年08月07日(火) 橋下弁護士はカッコイイ

先日、7人目のお子さんが生まれた橋下徹弁護士のブログに、

光市母子殺害事件弁護団緊急報告集会のことが書かれていたので、ご紹介します。

『Lawyer’s EYE』2007年8月7日
光市母子殺害事件弁護団緊急報告集会出席報告(1)

先々週の『たかじんのそこまで言って委員会』で、

この弁護士だけしか参加できない報告集会が行われることを述べつつも、

「集会に興味があっても6日は別の仕事があって行けない。」なんて言ってましたが、

宮崎哲弥さんをはじめとするほかのパネラーから、

さんざん行くべきだと促されたので、

泣く泣く(?)仕事をキャンセルして参加したようですが、

集会の予定調和な内容に相当頭に来たのでしょうか、

かなりボロカスに書いています。

しかし、こう同じ考えの同志が集まって集会するのって、

ネットのオフ会となんら変りませんよね。

>法律オタクのお坊ちゃん弁護士が、
>この弁護団に対して懲戒請求をすることが、
>逆に違法になるなんてヌカシているけど、心配御無用。

なんだ、懲戒請求に関して書いた日記は消さなくても良かったかも。

まぁ、紀藤正樹弁護士に目を付けられていますし、

こちら参照

あの弁護士連中に脅迫文が多く届いたことについては、

私としては望まない事態だったので、

懲戒請求そのものの存在を否定する弁護士に疑問を感じつつも、

該当の日記は削除しましたけど。こちら参照

 ところで、橋下弁護士はカッコイイですね。

普通なら集団化した閉塞的な団体に属すると、

いつか団体の上のクラスに就きたいという出世欲のためや、

また目立ちすぎた結果、集団の中で爪弾き(孤立)することを恐れて、

その中で波風を立てないように群れの中に属しがちになるものですが、

そう言った閉塞的な団体の中に所属しながらも、

躊躇することなく、おかしいものはおかしいと苦言を呈する

この姿勢は尊敬に値します。

橋下弁護士のような存在が増えれば、

弁護士会や日弁連も自浄作用が生まれるのでしょうが、

懲戒請求を行った人を営業妨害だのと徒党を組んで脅すような行為を

平然と記者会見や同じ考えの群れの中で完結する集会で行っているようでは、

しょせん無理な話です。

これまでにもこんな感じに馴れ合っていたからこそ、

外部に対する意識が希薄している閉鎖的な組織になってしまっているとも

言えるのかもしれませんが。






2007年08月06日(月) Pain

朝日新聞 2007年08月06日付:社説
原爆の日―「しょうがない」の罪深さ

(一部抜粋)

 だが、果たして日本の国民は、
久間氏の発言を一方的に非難ばかりできるのだろうか。
そんな自問もしてみたい。

 日本はかつてアジアの国々を侵略し、米国に無謀な戦争を仕掛けた。
しかも、無数の人命を犠牲にして、負け戦をずるずると引き延ばした。
その揚げ句に落とされた原爆なのだ。

 一方、戦後の日本はといえば、
圧倒的な軍事力を持つ米国と安保条約を結び、「核の傘」に頼ってきた。
それでいて、「非核」を訴えるという居心地の悪さもある。

 そうした事実を直視し、考えるきっかけにしなければいけないのではないか。


-----------------------------(引用終了)----------------------------

>だが、果たして日本の国民は、
>久間氏の発言を一方的に非難ばかりできるのだろうか。

さんざん批判していたものが、今更言えた義理なのでしょうか。


> 日本はかつてアジアの国々を侵略し、米国に無謀な戦争を仕掛けた。
>しかも、無数の人命を犠牲にして、負け戦をずるずると引き延ばした。
>その揚げ句に落とされた原爆なのだ。

これはこれで、久間氏の発言(考え方)とは違った意味で、

「原爆投下はしょうがない」という考え方を持っているからこそ、

出てくる論調なのではないでしょうか。

評論家の宮崎哲弥氏が様々な番組で述べていましたが、

過去の朝日新聞を筆頭とする左派の論調は、

「日本は戦争でアジアに酷い事を行ったのだから、
 原爆を落とされても仕方がなかった。」 というような、

“当然の報い”というスタンスで原爆投下を論じていました。

30代ぐらいから上の世代もそのように教育された人が多いと思います。

“当然の報い”というような論調が根強かったからこそ、

1975年に昭和天皇が似たようなことを御発言された時や、

本島元長崎市長の発言も問題にはなりませんでした。

過去のそういった論調と久間氏の原爆投下しょうがない発言。

思想的な部分を含めて意味合いが違えど、

けっきょくのところ原爆投下そのものを「しょうがなかったのかも」と

捉えていることにおいては、

たいした違いはないのではないでしょうか。

大量殺戮兵器である原爆投下そのものについて、

落とされた側の論理を主張するのであれば、

原爆投下に至った過程(結果論)を加えずに、

原爆投下の行為そのものを批判するべきではないでしょうか。

落とされた側の論理の中に、

考え方の違いはあれど「しょうがなかったのかも」なんて

肯定とも取れる結論を加えてしまえば、

2発の原爆を落とされた日本が発する核兵器廃絶への

思いの重みが薄らいでしまうだけだと感じ、とても違和感があります。







2007年08月05日(日) ぬりかべの本当の姿が判明!

今日の朝日新聞の朝刊に、

妖怪「ぬりかべ」の本当の姿が、ついに判明したという記事が載っていました。

ぬりかべと言えば、水木しげる先生の『ゲゲゲの鬼太郎』でお馴染みの

この姿が有名で、すぐに↓を連想しますが、


そもそも「ぬりかべ」については、

明治の民俗学者柳田国男氏の『妖怪談義』によると、

「夜道を歩いていると急に行く先に壁のようなものが現れ、
 さえぎられてしまい通れなくなってしまう。
 棒で下のほうをはらうと消える。
 これは妖怪「ぬりかべ」の仕業である。」

といった感じに各地に言い伝えはあったものの、

これまではその姿が描かれた絵が発見されておらず、

伝承を元に水木しげる先生が創作した姿でした。

 今回、「ぬりかべ」の本当の姿が分かったのは、

米国ブリガムヤング大学の図書館に寄贈されていた江戸期の絵巻を

日本の幻想文学を研究するニュージランド・オークランド大の

ローレンス・マルソー准教授が今年の5月にその絵巻の画像データを

川崎市民ミュージアムの湯本豪一学芸室長に提供したことがきっかけです。

提供を受けた絵巻のデータを湯本さんが所有している別の絵巻と照合し、

米国の絵巻に「ぬりかべ」の名があったことで、

これまで謎に包まれ創作でしかなかった

「ぬりかべ」の本当の姿が判明したということです。

では、「ぬりかべ」の本当の姿をご覧ください。























獅子か犬のような姿で、ぜんぜん印象が違います。

水木先生が伝承を元に創作した「ぬりかべ」も可愛いですが、

絵巻に描かれている「ぬりかべ」も可愛いですね。

妖怪好きには久しぶりに心ときめいた話でした。

↓こいつに似ているかも(笑)






2007年08月04日(土) いろんな意味で楽しみな北京五輪

サッカー日中戦で中国人観客が騒動、紙コップ投げつけ罵声

中国遼寧省の瀋陽で1年後の北京五輪のプレ大会として3日夜行われた
男子サッカーのU―22(22歳以下)代表による日本対中国の試合終了後、
中国人観客が日本人観客の一部に紙コップを投げつけ、
集団で罵声(ばせい)を浴びせる騒ぎが起きた。

 けが人は出なかったが、日本人観客が一時、場外に出られず、スタンドで待機した。

 会場の瀋陽五輪体育場に集まった中国人観客は5万人。
日本人観客は約100人で、うち9人がゴール裏手で日の丸を掲げて応援していたが、
試合終了と同時に9人に紙コップが次々と投げつけられた。
さらに、スタンドからの出口通路に100人以上の中国人が殺到、
中国国旗を振り回しながら、「小日本(日本に対する蔑称(べっしょう))」
などと叫んだ。9人は公安当局の車でホテルに送られた。

 サッカーの日中戦をめぐっては、2004年夏に中国で開催されたアジアカップで、
中国の敗北に腹を立てた観客が暴徒化し、
日本大使館の公使らを乗せた公用車が襲われる事件も起きた。

(読売新聞 2007年8月4日1時36分)


敵は15人だった!反町ジャパン、完全アウエーも耐えてドロー

耐えた。粘った。しのいだ。15人、いや5万超の敵に、何とか引き分けに持ち込んだ。
試合後、水を口に含む選手たちの表情からは安堵感が漂う。
未体験の完全アウエー状態で、若き日の丸戦士が、さらにたくましくなった。

 「難しい環境のなか、よく戦った。私もサッカーをやって三十何年たつが、
こんなレフェリーでサッカーをやったのは初めて。大会全体に“?”が
つくような大会。あきれている。これは大会組織委員会のせいだ」

 反町監督は憤りを隠さなかった。予定通り主審、副審2人、第4審判とすべて中国人。
スタッフによると大会前の会議で抗議したところ、中国審判団責任者が
「我々はFIFAの審判。安心しろ」といわれたが、
やはり、痛烈な“洗礼”を受けた。

 日本が普通の当たりでボールを奪ってもすぐにファウルの笛が吹かれ、
接触さえ許されない。反対に中国のサッカーとは思えないハードな
タックルが流された。スタッフは「副審が大声で中国国歌を歌っていた。
これじゃ、ダメだと思った」と明かす。

 「やっぱりかと思った。反日感情があると聞いてたけど、さすがにひどかった。
こっちは体を寄せると笛が鳴る」

 DF安田理も怒りをぶちまけた。前半15分、後方から倒された。
通常ならイエローカードが出てもおかしくない場面。
「カードや」とアピールすると、反対に警告を出された。
04年のアジア杯では反日感情から社会問題にまで発展した中国。
試合後、FW李は左すねを打撲し包帯。MF谷口は両足に無数の傷を負った。

 ただ収穫も大きかった。2次予選ではシリア、
マレーシアなど敵地で戦った反町ジャパンだが、ここまでの経験は初めて。
最終予選ではサウジアラビア戦など過酷な状況が予想される。
李は「こういうアウエーでできたのはよかった。
これからのサッカー人生で、いい経験になる」。

 反町監督は「非常にタフなゲームだったが、収穫があった。
きょうは体を張ったDFとか、気持ちが出ていた。
選手たちをほめてあげたい」。逆境の中、つかんだ勝ち点1。
この経験は必ず最終予選で生きてくる。

(サンスポ 2007年08月04日)



参考動画:
YouTubeにアップされたダイジェスト映像

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昨晩、日テレG+で生中継された試合を観ていましたが、

いろんな意味で酷い試合でした。

審判全員を中国人でまとめてきても勝てない中国代表もショボイですが、

そんな。せこい事をしないと勝ちを呼び込みそうにないショボイ中国代表に

勝ちきれなかった日本代表も少し情けないところです。

まぁ大怪我をさせられなかっただけでも良しとしましょう。

 北京五輪開幕の約1年前で、まだこの状態ということは、

北京五輪が行われている期間は、日本人に限らずとも、

出場する選手や応援に行く人に何かが起こりそうで、

現時点で予想できるハプニングと予期できなかったハプニングも含めて、

何かと話題に事欠かなくなりそうで、

いろんな意味で楽しみになっています。







2007年08月03日(金) バリスタ世界大会

先週の木曜日に、デザインカプチーノとバリスタの話題を取り上げましたが、

2007年07月26日(木) 目と口で楽しむデザインカプチーノ

『ワールド・バリスタ・チャンピオンシップ(WBC) 2007』に

日本代表として出場したカフェラ大丸神戸店に勤める宮前さんは、

優勝には届かなかったものの、

47か国が出場する中で見事に4位入賞を果たしたそうです。

UCC・宮前さん4位 コーヒー職人世界大会

東京で開かれたコーヒーを抽出する職人「バリスタ」の世界大会で二日、
史上最年少で女性初の日本代表、宮前みゆきさん(26)=
UCC上島珈琲関係会社社員、カフェラ大丸神戸店勤務=が四位に入賞した。

 世界大会は八回目で、日本開催は初めて。
UCCなどコーヒー関連企業でつくる日本スペシャルティコーヒー協会が主催した。
米国やイタリアなど四十七カ国の代表が出場し、
エスプレッソやカプチーノを作る技術と味を競った。

 大勢の観客に見守られる中、宮前さんはクリームにエスプレッソを加えて
泡立てるのに日本の茶器を使い、「和」をアピール。
「悔いが残らないよう時間を過ごす一期一会の心を表現した」と英語で説明した。

 競技終了後は「いろいろな人たちに支えられてきたので、
無事終えられてほっとした」と涙ぐむ場面も。
ベスト・カプチーノ賞にも輝き、「バリスタになってよかった」と喜んでいた。

( 神戸新聞 2007/08/03)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

日本では1番で世界では4番目のバリスタという結果を受け、

また、しばらくの間はカフェラ大丸神戸店は混雑しそうですね。

すでに神戸の観光名所の一つにもなっているそうですし。


◆ 「たま」を再評価しよう、いやもっと評価されるべきという思いで、

YouTubeやニコニコ動画にアップされているたまの動画を紹介する

不定期企画の第4回目です。

今回は1995年にたまを脱退した柳原幼一郎さんの

「オリオンビールの唄」をご紹介します。

「たまのひるでグー」ツアー(1991年)の大阪公演を収録し、

関西のみで深夜に放送した番組です。

 当時、私はこの大阪公演のチケットを購入し、

コンサートの日を心待ちにしていたのですが、

持病の心臓病が悪化し緊急入院してコンサートに行けず、

とても残念な思いをしたのですが、

その半年後ぐらいに、このコンサートがほぼノーカットで放送されたので、

まぁ結果オーライということで、個人的に思い出深い番組です。

明るいアップテンポな曲調が多い柳原さんですが、

この歌は切ない感じの綺麗な歌となっています。

(この歌を高校生の時に作ったというから凄い。)

知久さんの演奏するマンドリンの音色の美しさとあわせてお楽しみください。








2007年08月02日(木) 負けるべくして負けた安倍自民党

自民党が大敗した参院選挙後に、日記の読者様から、

自民党が大敗した理由についての考察メールをいくつか頂きました。

ほとんどの方が、大手既成メディアに責任を押し付けているのみでしたが、

ただ、一人だけ興味深い考察をしておられる方がいました。

私自身も同じようなことを考えていたので、

今日は頂いたその方のメールを基に私の考えていた事を書いてみます。

メール内容を大まかにまとめると、

その1・小泉劇場の後遺症。
その2・昔の自民党に戻った印象を国民に与えた。
その3・国民はもともと自民党嫌いだった。



>その1・小泉劇場の後遺症。

まず、「変人」と呼ばれた小泉前首相のあとでは、

よほどのキャラが立った人物でないと、

小泉前首相ほどとは言わないまでも、常に国民をひきつけ、

高い支持率を維持することはとても難しいと思います。

小泉前首相は、その言動がストレートで、

時にユーモアも交えて見せて、

小泉前首相を支持する人も支持しないアンチ派も常に注目させるほど、

良い意味でも悪い意味でも国民を飽きさせないところがありました。

しかし、安倍首相はお坊ちゃん育ちなところもあり、

ほとんどそういったところが無く、

メディアも巻き込んだ小泉前首相の一挙手一投足を楽しんだ国民には面白くなく、

安倍さんは就任前から就任後しばらくの間の支持率は高かったのですが、

その後の後手後手な対応の数々に、

多くの国民が勝手に想像していた、小泉前首相のように政治手腕・

指導力・決断力・リーダーシップを発揮するような

頼もしさを感じさせる人物像ではないことに気づいてしまった。


>その2・昔の自民党に戻った印象を国民に与えた。

小泉前首相は、ああ見えても何かを実行する前には、

事前に新聞の世論調査などの動向を伺い、

国民の声を重要視し、その声に極力応じるようにしていました。

ところが、安倍首相は国民のほうを見ているようで、

実はあまり見ておらず、強引なところとハッキリしないところの両極端。

最初に多くの国民が幻滅したのが、明確な理由が分からぬままに

郵政造反組を復党させた時ではないでしょうか。

(これは、もしかすると安倍首相の意思ではなく、
 森元総理などの上からの指示があったのかもしれませんが。)

国民はあの郵政選挙で、郵政改革を賛成する人「善」、

郵政改革を反対する人「悪」という感じに、

単純な図式を描いて選挙に参加し、

「悪」を退治した気持ちになったわけです。

しかし、その退治し追い出した「悪」が復活する。

これで国民の多くは裏切られた気持ちになったと思います。

他にも閣僚の辞任の決定の遅さや、

政治資金改正法も古巣の政治家と相談し、

会期延長で強引に法案を通すもザル法だったなど、

こういう結果をまざまざと見せ付けられ、

「小泉以前の密室で決めてしまう古い自民党体質に戻った。」

という印象を持たれてしまいました。


>その3・国民はもともと自民党嫌いだった。

多くの国民は最初から自民党支持ではなかったというところも、

あながち間違いではないと感じる部分があります。

小泉さんが総理大臣就任前に街頭演説で行った

「自民党をぶっ壊す!宣言」に国民はよろめき経ち拍手喝さいをして、

また朝日新聞を筆頭とした大手既成メディアもそれを評価し、

圧倒的な支持の中で小泉総理が誕生しました。

国民が古い自民党体質(ある意味でこれも“戦後レジーム”の一つ)を

無くすことを望んでいた。

言葉通りに自民党で影響を与えていた政治家が去って行ったり、

また自民党に残りながらも影響力を無くす政治家も居ました。

それこそが小泉さんが最後まで根強い支持を生んだ要因の一つでしょう。

しかし、安倍さんはその続きを行わなかった。

若さゆえ行えなかったというのが正しいのかもしれませんが。

 もちろん、自民党の大敗した理由は他にももっと様々な要因を含んでいるので、

この紹介した三点だけではないのですが、

頂いたメールの考察はなかなか鋭いところを突いておられ、

自民党の大敗した理由の中に確実にこの三点も含まれているとは思います。

 ところで、小泉前首相がこの選挙を終えて、

「参院選は負けたほうが面白い」と安倍さんに言ったそうですが、

今回の選挙で、片山虎之助氏が落選、青木幹雄氏が参議院議員会長を辞任し、

青木氏の参議院での影響力が低下。

中川秀直氏も幹事長を辞任。

これにより、新たに古い自民党体質の政治家の影響力が消滅したことにより、

自民党崩壊はまた一歩近づいたわけで、

実のところ、小泉前首相の「自民党をぶっ壊す」は、

自分の手を汚さずとも続いているのかもしれませんよ。







2007年08月01日(水) やることなすこと後手後手の安倍政権

赤城農相“解任”…参院選惨敗招く、在任わずか2か月

安倍首相は1日午前、赤城徳彦農相(48)(衆院茨城1区)を首相官邸に呼び、
赤城氏の政治団体の不適切な会計処理の問題などを理由に、辞任するよう求めた。

 赤城氏も、こうした問題が参院選での与党惨敗を招いたとして要請を受け入れ、
辞表を提出した。昨年9月の安倍政権発足後、閣僚が代わるのはこれで4人目となった。
後任は当面置かず、若林環境相が兼務する。

 首相は赤城氏に、「あなたはまだ若いんだから、事務所を立て直し、
一から出直してほしい」と辞任を求めた。
赤城氏は「わかりました」と応じ、その場で便せんに辞表をしたためた。

 赤城氏本人は1日朝には記者団に、
「任期の間は全力でやっていきたい」と強調していた。
赤城氏は会談後、首相官邸で記者団に「首相に『職を辞したい』とお願いし、
首相も『わかりました』ということだった。
参院選で私に関する様々な報道があり、選挙戦に影響を与えて与党の敗北の
一因となったのはまぎれもない事実だ。申し訳なく思っている」と述べた。

(読売新聞 8月1日13時52分)


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選挙戦前に解任させるのと、後に解任させるのとでは、

国民に与える影響は計り知れず、

同じ傷を負うにしても深さの度合いが違ってきます。

9月の内閣改造時ならともかく、このタイミングでの解任は、

安倍首相の政治力や決断力の無さと後手後手感を国民に植え付けるだけで、

さらに支持率の低下を招き野党やメディアを勢い付かせるだけの

逆効果にしかならないことでしょう。


事務所費、領収書添付1円以上・自民が規正法改正案提出へ

自民党は1日、政治資金管理団体の事務所費など経常経費(人件費を除く)について、
収支報告書に添付を義務付ける領収書の額を「5万円以上」から「1円以上」とし、
すべてを対象とする方針を固めた。
秋の臨時国会に公明党とともに政治資金規正法改正案を提出する。
「政治とカネ」を巡る問題への批判が参院選大敗の一因となったことを受け、
透明性を高める必要があると判断した。

 中川秀直幹事長は1日の記者会見で
「1円以上の領収書を公開すべきだというのが民意の大勢だ」と語った。
対象を資金管理団体だけでなく、政治団体に広げることを検討する意向も示した。

(日経新聞 8月1日16:01)


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選挙戦3週間前に赤城氏の更迭、

会期延長で強引に法案を通した政治資金改正法も、

領収書は1円からという内容であれば、

あれほどまでの大敗は免れていたかもしれません。

これも遅すぎる印象はぬぐえませんが、

「国家の為の政治」を推進するには政治の透明度を増すことは重要なので、

今後、この案に対して民主党がどのような対応をするのか注目しています。



↑幽体離脱







名塚元哉 |←ホームページ