白い木蓮の花の下で
〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜
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当日記は移転しました。下記で更新を続けています。
引越し先 白い木蓮の花の下で
| 2013年06月28日(金) | 因果応報。善因善果。 |
父方の祖母は絶縁後、軽い痴呆を患ってグループホームで暮らしていたのだけれど、つい最近入院したとのこと。私の中ではもうすっかり過去の人になっていたので、今頃になってそんな話を聞かされるとは思ってもいなかった。「会いたい」とか「可哀想」と言った感情は全く無い。外国のニュースを聞かされたような、そんな感じ。
父方の祖母はそれこそ小説ネタにでもなりそうなほど強烈な人だった。エピソードは沢山あるけれど、私が彼女を見切ったのは父が亡くなった時のことだ。祖母は父の葬儀をするのに祖母が希望するお寺も葬儀会館も空いていなくて、父の遺体を安置するのに「家に連れて帰るのは体裁が悪い」との理由から、葬儀場の資材置き場に父の遺体を預けようと手配を整えた時「この人とはもう終わりにしよう」と思った。彼女は人間的な感情が欠落している人だったけれど、我が子の遺体をそんな風に扱えるだなんて、今になって考えてみもオカシイと思う。（勿論、色々大変だったけれど父の遺体は家に連れて帰った）
そして、祖母は今でも憎まれっ子世にはばかるを地で行くようにして長生きしている。言っちゃあなんだが不自由なく暮らしているようだ。祖母の心のうちは分からないけれど、聞くところによると不幸ではなさそう。
私達日本人は子どもの頃から「因果応報」とか「善因善果、悪因悪果」のような思想を教えこまれて大きくなるけれど、世の中を見渡すとそうでもないように思う。憎まれっ子は世にはばかるし、悪い奴ほどよく眠る。三浦綾子の小説『続・泥流地帯』の中でも「因果応報とは言えない世の中をどう生きるか」ってテーマが語られているけれど「じゃぁ、悪いことをして人を傷つけて生きたって悪いことが起こらないなら、自分の本能の赴くままに生きればいいじゃないか」って事にはならないし、そんな事をしたって幸せになれるとも思えない。
とは言うものの、祖母がよろしく長生きしていると聞くと、ちょっと複雑な気持ちだ。だからって、祖母が不幸のどん底で死ぬ事を望んでいる訳ではないし、もしそうなったとしても、それはそれで後味が悪いと思う。経緯はどうあれ「不自由な暮らせていて良かったね」と思えるほど達観出来れば良いたのだけれど、それはなかなか難しい。
……と。祖母の話はここまで。
今日はこれと言って特徴の無い１日だった。２日連続で出歩いていたので嬉しい１日。掃除に炊事に買い物。台所であれこれ作りおき料理をしたり、片付け物をしたり。そして今週も無事に１週間が終了。今週はあれこれと盛り沢山だった。無事に過ごせて良かったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。おかかご飯、卵焼き、ウィンナー、ほうれん草とコーンのバター炒め、ジャガイモと人参のキンピラ、黒豆、キーウィ（別容器）。卵焼きは娘の作。スタッフの手が相当入ってます。やや焼き過ぎて表面が虎柄に。
2013年06月27日(木)
中年健診。
健診のため朝から絶食。夫と娘を送り出し、定番家事を片付けて、自転車で会場へ向かった。朝食抜きなので力が出ないのなんのって。独身時代、平気で朝食を抜いていたのが嘘のよう。思えば娘を産んでからと言うもの、やたら健康的な生活をしている。子どもがいると朝食を抜くなんて考えられないものなぁ。人間、変わるものだ。
特定健康診査は近くの病院でもお願い出来るのだけど、集団検診だと無料で受けられるので、私の場合は集団検診を選んだ。会場は地元の市民ホールの会議室。少し早めに到着したので空いているかと思いきや、長蛇の列で驚いた。「せっかくだったら無料でお願いしたい」と思っているのは私だけでは無かったらしい。「血圧が低すぎますね」と言われたのだけど、血圧って低くする事方法（食事とか薬とか）はよく聞くけれど、高くする方法はほとんど聞かない。結局のところ「日常生活に支障が無ければ良いと思いますよ」的な事を言われて毎度そのままになっている。
つつがなく健診を終え、会場近くのショッピングセンターへ。まずはブランチ。前日から何を食べようかとワクワクしていたのだけど、最近出来たリンガーハットという長崎チャンポンのお店で平日限定の長崎チャンポンと餃子のランチを注文した。ラーメンが好きじゃない娘がいると注文出来ないメニューだ。腹ペコだったので五臓六腑に染み渡る美味しさだった。空腹補正を抜くと「まぁ、普通」くらいの美味しさだったかと思うだけに「空腹は最大の調味料」って言葉の威力をシミジミと噛み締めた。
食事の後はお買い物。夫の誕生日プレゼントのネクタイと娘の幼稚園の白い靴下を買った。丁度セールがはじまっていたので自分の服も何か１枚くらい……と思ったのだけど、これぞと言うものが見当たらず、食パンを買って帰宅した。
そんな訳で今日は久しぶりに１人でウロウロしたのだけれど、たまには１人もいいものだなぁ……と思った。娘がいない頃は当たり前だったのだけど。検診の結果は２週間後。私もそういう年齢になったのだから、これからは健診等は面倒がらずに受けようと思う。自分のためにも家族のためにも身体を大事にして長生きしなきゃ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
2013年06月26日(水)
大雨と老女と幼女。
先日、台風の時には大雨警報が出たけれど、その時よりも降ったと思う。そして今日はそんな中、午前１０時半から午後５時半までお出掛けしてきた。前半は老女と。後半は幼女と。
前半は実家の母の病院の付き添い。持病が悪化して癌化したとのことで、今後の相談など。担当医から色々と話を聞いていたけれど、癌と言ってもまだ小さくて初期であるとのこと。ただ母は手術が出来ない身体なので、カテーテルを用いた治療が効果的らしく、来月の末頃に入院してカテーテルを用いた治療を受けることになった。
文章にしてみると「なんだ。大したことないや」って感じなのだけど、それでも大雨の中足の悪い母を連れて病院へ行き、病院で母の話を聞いて、説得して納得させるのは一大事業だった。母はカテーテル治療も気が進まないようなのだけど、手術だの抗癌剤だのほどの苦痛は無いらしく、合併症等の弊害も全く無いとは言わないけれど恐れるほどのものでも無いらしい。担当医も「確かに癌でも場合によっては終末医療をおすすめする事もありますが、そんな段階ではないですよ」と言っていた。説得の末、母も同意してくれたけれど、なんだか色々面倒だった。
そう言えば亡くなった祖母も晩年は頑迷で大変だった。年をとるって、そういう事なのだろう。
カテーテル治療がどれくらい上手くいくかは分からないけれど、現在取れる最善の方法のようなので、母にも頑張ってもらうしかない。放置して悪化すればもっと辛い思いをしなければならないのだもの。そんな訳で母が入院したら私も忙しくなるかとは思うけれど、頑張るしかないと思っている。
昼食を挟んで、病院関係の用事を片付けて母を家まで送り届けた後、今度は延長保育の娘を迎えに幼稚園へ。娘はご機嫌でお友達と遊んでいた。そして、そのまま自宅へは戻らずに、マクドナルドでオヤツを食べさせて体育教室へ。帰宅したのは午後５時半を過ぎていた。
そんなこんなで今日はグッタリ草臥れた。大雨の中。老女と幼女。自分のペースで動けるならそうでもないのだろうけれど。まぁ、でも忙しい１日をつつがなく終える事が出来たのは良かったと思う。明日も頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
2013年06月25日(火)
濃縮還元。国旗の本。
娘は昨日、幼稚園から持ち帰ってきた朝顔の鉢植えと、私が図書館で借りてきた国旗の本に夢中。どちらも幼稚園で流行っているらしい。夕方「これなら描けそう」という国旗で気に入った物を選んで描いていた。明日、幼稚園に持っていくらしい。
国旗の本には、その国の国旗の成り立ちが書いてあって、大人の私が読んでも面白かった。「赤は独立戦争で流された血を表す」と書いてある国がやたら多くて、ボンヤリと日々を過ごしている自分を恥ずかしく思った。この年になっても、知らない事が多過ぎる。
明日は実家の母の病院。話がどれくらいで済むのか分からず、もしかしたら娘の幼稚園のお迎えのの時間に間に合わないかも知れないので、娘は預かり保育をお願いすることにした。明日は色々と忙しくなりそう。頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。ふりかけおにぎり、ポークビッツ、ミートボール、オクラの胡麻醤油炒め、長芋甘味噌炒め、さくらんぼ（別容器）久しぶりに娘の手が入らないお弁当。正直助かります。娘は幼稚園から持ち帰った朝顔に夢中。
2013年06月24日(月)
41歳になりました。
プレゼントを貰ったり、カードやメッセージを貰ったり、家族や友人に祝ってもらって、幸せな誕生日でした。この歳となると自分自身の誕生日は特別感が無くなってきますが、祝ってくれたり、気にかけてくれたりする人がいるって、ありがたいなぁ……と強く思うようになりました。
ｗｅｂ日記なのでｗｅｂ的な話になりますが、私がインターネットで遊ぶようになったのは、まだギリギリ２０代の頃でした。２８歳だったか２９歳だったかだったように思います。
当時、知り合った友人とはいまだにお付き合いが続いていますが、かれこれ１０年位上の付き合いって事になります。離れた場所に住んでいて、１０年間の間に数えるほどしか会っていない人と、いまだ付き合い続けられているって凄い事だと思っています。「ｗｅｂ上の付き合いなんて、しょせん……」って考え方もありますが、人間の付き合いのキッカケなんて些細な事で「続いている」とか「互いに想い合っている」って事が大切なんじゃないかなぁ……と思っています。
４１歳。すっかりオバサンになりました。一緒に年を取ってくれる家族や友人達に感謝です。大好きな人達とこれからも一緒に年をとって、お誕生日には「おめでとう」を言いたいなぁ……って思っています。
そんな訳でこの週末は、私のお誕生日があったのですが、家族で公園に出掛けたり、実家の家族を交えて外食をしたりと楽しく過ごしていました。日曜日は夫が娘を引き受けてくれて「ちょっと１人でゆっくり休みなよ」と自由時間をくれたりも。１０年前の私が見たら、さぞ羨ましがるだろうなぁ……という２日間でありました。
子どもの頃に思い描いた４１歳って、もっと大人のイメージでした。でも、実際になってみるとまったくそんな事もなくて、むしろ年ばっかりとって馬鹿になっているように思います。本当は歳相応の落ち着きを身につけなければいけないのでしょうけれど、急にアレコレ出来るとも思えないので、コツコツ地道にいこうと思います。
そして今週も１週間スタート。今週は実家の母の病院だの、私自身の健康診断だのがあって予定が詰まり気味。バテてしまわないようボチボチ行こう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
夫からのサプライズプレゼント。箱を明けたら日本のさくらんぼがドッサリ。日本のさくらんぼは私が１番好きな果物。「遠慮せずパクパク食べてね」と夫。ビックリしました。
2013年06月21日(金)
大雨とか。母の事とか。
昨日は娘の幼稚園が大雨警報で休園。日中の雨自体はそう大した事はなかったのだけど、土砂崩れなんかが心配される地域なので、なかなか警報が解除されなかったらしい。そんな訳で昨日は１日、娘接待。娘を連れて実家に行って実家の母と一緒に昼食を取ったり、午後からは体育館へ連れて行ったり。娘はやっと一輪車に乗れる身長になったのが嬉しくて、昨日はずっと一輪車の練習をしていた。
昨日、一昨日は娘が家に居たりして忙しかったのもあるけれど、それ意外にもちょっとバタバタしていて日記どころでは無かった。実家の母に癌が見つかったのだ。
実家の母は持病を持っていて、それが悪化すればいずれ癌になるとは言われていたので、青天の霹靂ってほどの話ではない。もう何年も点滴に通っていて、むしろよく持ったと思われる。それに今すぐ死ぬ…とかって話でもない。とは言うものの大変と言えば大変。来週の水曜日、病院に話を聞きに行く予定。具体的な事はそれからになるけれど、場合によっては手術出来ないかも知れないとのこと。そんなこともあって、今後の事について母自身の意志を確認したりしていた。
私は……と言うと、まったく平気って訳ではないけれど、むしろこのタイミングで良かったと思っている。今は専業主婦だし、娘も随分と手が掛からなくなっている。幸いにも義母は元気でいてくれている。今後、たぶん忙しくなると思うのだけど、今なら母にもそこそこの事をしてあげられると思う。これが娘がもっと小さかったり、逆に受験生だったり、あるいは義母も体調を崩していたりしたら、動きが取れなかったと思うのだ。これから先の事は分からないけれど追々対処していこう。
そんな訳で、ここ２日間は色々な意味でバタバタしていた。この週末は実家の家族と共に、弟、夫、私の３人の合同誕生日会。焼肉パーティーの予定。しっかり食べて、ジメジメした季節を乗り切ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。うさぎおにぎり、ウィンナー、炒り卵、魚フライ、スナップエンドウ、薩摩芋キンピラ、オレンジ（別容器）。安定のウィンナー&炒り卵は娘の作。レパートリーに乏しいのが難点。そろそろ炒り卵から一歩進んで玉子焼きを伝授したいところ。
2013年06月18日(火)
お洒落熱。無限ループ。フルーツ白玉。
……と言っても私は専業主婦なのでオフィスに着ていくような服を着る訳にはいかない。そして働いたいた頃のような衝動買いも出来ない。なのでお化粧に気合入れたり、アクセサリーを取っ替え引っ替えしたりする程度に留まっている。今年の夏は新しい服は買わずに乗り切ろうかと思っていたけれど、手軽な物を買おうかと思案中。
そして、そんなお洒落熱を誤魔化すかのように、狂ったように掃除をしている。ホコリ駆逐作戦は先週で一旦終結したのだけれど、それ以外にもちょこちょこと。掃除って気になりだすとキリがない。きっと、気になる箇所をひと通り掃除した頃には、最初に掃除した箇所が汚れてきているのだと思う。無限ループだなぁ……掃除って。
話は変わるけれど昨日はオヤツにフルーツ白玉を作った。
週末、夫の実家に行ったら沢山果物を持たされたので、その果物をふんだんに使ってフルーツポンチを作ってみた。でも、ちょっとボリュームが足りなかったので白玉を作ってフルーツ白玉に。新鮮な果物って偉大だなぁ。ザクザク切って、サイダーをかけるだけで、夢のように美味しいフルーツポンチが出来るのだから。フルーツポンチも白玉も、食べようと思えば１年中食べられるけれど、やっぱり夏のオヤツだと思う。ちなみに今日のオヤツは茹でトウモロコシだった。こちらも夏のオヤツの代名詞。
明日は待望の雨予報。娘はてるてる坊主を作って玄関先に吊るしてきた。赤いペンで服の模様を描いているそうなのだけど、スプラッタにしか見えなくてちょっと怖い。以前、作った小さなてるてる坊主と並べて吊るしているのだけれど、小さなてるてる坊主が、スプラッタてるてる坊主に威嚇されているように見える。娘の希望はお天気だけど、恵みの雨になってくれるといいなぁ……と思いつつ今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。オムライス、スナップエンドウ、ウィンナー、南瓜バター、蜜柑寒天ゼリー（別容器）。オムライスとウィンナーは娘の作。オムライスはスタッフがかなり手伝いました。炒り玉子とウィンナーは安心して任せられますが、オムライスはかなり難しいようです。
2013年06月17日(月)
お誕生日会。父の日。
土曜日。娘は５時起床。普段は１人で起きて朝の支度をしているのだけど、その日はどうした事か甘えたモード。仕方がないので私も早起き。朝食等を済ませた後、娘が暇を持て余し気味だったので、シャボン玉を持って公園へ。朝の公園でシャボン玉遊びなど。１時間ほど遊んで帰宅したらば夫は既に起きていた。片付け物などして夫の実家へ。途中で誕生日ケーキを買った。
散々っぱら悩んで買った義母へのプレゼントは大成功だった。「毎年、色々とうるさい注文で悪いわねぇ。探すの大変だったでしょ？」と義母。気に入ってもらえてホッっとした。そしてものすごく久しぶりに食べたケーキ屋さんのケーキは驚くほど美味しかった。そう言えばクリスマスもお誕生日も家で作ったケーキを食べていたので、お店で買ったケーキは最後に食べたのがいつだったのか分からないほどご無沙汰だった。やっぱりプロの味は違うなぁ。義母は「ショートケーキで充分なのに」と言いながらも、ろうそくを吹き消しながら満更でもなさそうだった。
日曜日は来月に控えている娘の「お泊り保育」のためのリュックサックとパジャマを買いに地元のショッピングセンターに出掛けた。
朝食を終え、途中の公園でひと遊びしてからショッピングセンターに。娘はアッサリしたデザインのリュックサックと、お姫様ちっくなヒラヒラのパジャマを選んだ。私は娘が派手派手キラキラのリュックサックとキャラクター物のパジャマを選ぶだろうと予想していたので、なんだか意外だった。
夕食は大阪府の高槻市で流行っているＢ級グルメ「うどん餃子」なるものを作ってみた。うどん餃子は名前の通り、餃子の皮の代わりにうどんを使って作る餃子なのだとげ、餃子と言うよりもチヂミに近い気がした。手軽に出来るし、夫も娘も気に入ったようなので、我が家の定番メニューにしたいと思う。
娘は夫に父の日のプレゼントとして、ちょっとした工作（紙皿をデコレーションして中に夫の顔を書いた絵を貼ったもの）を渡した。そして食後の散歩の時に「素敵なプレゼントを買ってくれてお礼」と言う名目で、スーパーのお菓子売り場で食玩を買ってもらってご満悦だった。そんなに娘を甘やかせて欲しくはないのだけれど、父の日って事で目をつむることに。父の日にしても、母の日にしてもプレゼント云々以前に、父として、あるいは母として日々を過ごせる事自体が幸せなんだと思う。
そんなこんなで、この週末は両日とも家族で楽しく過ごす事が出来た。そして今週も１週間スタート。今週は雨が降るとの予報だけれど、どうなんだろうなぁ。水不足も心配なので、そろそろまとめて降って欲しいなぁ……なんて事を思いつつ今日の日記はこれにてオシマイ。
2013年06月14日(金)
ホコリとの戦い。
夫と娘を送り出した後、１人静かに戦闘開始。網戸を洗い、窓をとサッシ
拭き、カーテンレールを拭き、２部屋分のカーテンを洗い、エアコンを掃除して、居間の電灯を拭いた。巨人を駆逐すべく戦うエレン・イェーガーのように、家中のホコリを駆逐すべく、拭いたり洗ったりした。もちろん間には定番家事。娘が幼稚園から帰ってくるまでの時間がやたら短く感じられた。
一昨日の夜から喉がガラガラだった娘はアレルギーの薬が効いたのか、昨日からのホコリ駆逐作戦が功を奏したのか、すっかり元に戻っていた。夏風邪ではなかったようで、とりあえずひと安心。
今日は我ながら「掃除業者かよ？」と言うほど、掃除ばかりしていたのだけど、思えば普段から綺麗にしていれぱ、こんな大掛かりな掃除は必要ないのだ。私は専業主婦なので、家の中を清潔に保つのは当然の仕事のばずなのだけど、恥ずかしなから行き届いていない箇所が多い。
言い訳めいてはいるけれど、我が家は狭いながらも片付いていて、そこそこ綺麗な部類の家だと思う。でも「ものすごく綺麗か？」と問われると、昨日と今日のように大掛かりに掃除をしなければならないほど抜けが多い。インテリア雑誌に出てくるようなお宅って、どうやって家を清潔に保っておられるのだろうか？ 小物や布系の飾りが多い家は、どうしたってホコリがたまる。掃除の大変さにおののいて、その手の物は極力少なくしているのだけど、それでもけっこうなホコリだった。
普段から頑張って掃除をしているつもりだったけれど、ちっとも頑張れていないなぁ……と反省させられる１日だった。娘が小学校に入ったら、短時間でも仕事をしようと思っているので、それまでにもっと効率良く確実に掃除をする流れを作っておきたいと思う。
大阪は今日も最高気温３４度。熱中症で倒れた人も多かったとのこと。私も気をつけなければ。娘には口うるさく「幼稚園でも面倒がらずにお茶飲んでね。熱中症になったら大変だからね」と言っているけれど、大人だって油断禁物。
そんなこんなで今週も無事に１週間終了。明日は夫の実家に遊びに行く予定。義母のお誕生日会なのだ。楽しい１日になるといいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。オカカご飯、魚肉ソーセージ、炒り卵、唐揚げ、スナップエンドウとコーンのバター炒め、長芋コロコロ焼き、プリキュアゼリー（別容器）。ソーセージと炒り卵は例によって娘の作。毎度、入ってても飽きないのか不思議だ。
2013年06月13日(木)
洗ったり、切ったり。
日中は３４度まで気温が上がるとの予報だったので、朝から娘の了承を得て娘の寵愛を一心に受けているペンギンのぬいぐるみ「ペン子」を手洗いした。娘はベランダで干されているペン子に向かって「ペン子、行ってくるね。お利口に乾かされてね」と言って登園していった。
午前中は玄関の三和土をブラシで擦り、玄関の網戸を洗い、ベランダを掃除してベランダの網戸を洗った。掃除の途中、お隣の奥さんから教えてもらった初めての美容院に予約の電話を入れたら「今日の１１時なら空いています」とのことなので、掃除を中断して美容院へ。
そこは美容師さんが１人で切り盛りしている小さなお店。カットが上手との評判で、お隣の奥さんがものすごく今風の良い感じになっていたので、私も思い切って短くカットしてもらった。今まではちょっと重たいボブだったのだけど、剛力彩芽風の髪型に。おばさんなりに見違えるほど垢抜けた気がする。「まぁ。これが私？」的な衝撃を受けた。ピアスをして（私の場合ピアスは無理なんだけど）サラッと軽い夏のワンピースを着てデートにでも行きたい気分。。髪型ひとつで気持ちまで若返った。
帰宅して昼食を取った後は今の網戸洗いと窓ふきと１階にかかっている全てのカーテンの洗濯。そうこうしているうちに娘のお迎えの時間。その後はオヤツ、公園といつもの流れ。１日がアッっと言う間に過ぎてしまった。
今日、取り憑かれように網戸だのカーテンだのを洗いまくったかと言うと、これには深い理由がある。今朝方から娘の喉の調子が良くないのだ。単純に喉の風邪かも知れないけれど、もしかしたらホコリのアレルギーが出ているのかも……と。娘はスギ花粉以外にも、犬の毛だの、ブタクサだの、ホコリだの軽いアレルギーを持っている。暑くなってきて、窓を開けるようになり、昨日は扇風機も出したので、もしかしたらホコリが影響しているのかもと心配になり、頑張らざるを得なかったのだ。もっとも、今日はかかりつけの耳鼻科が休診だったので、原因のほどは謎なのだけど。
明日は寝室のカーテンを洗い、寝室の窓と網戸を綺麗にするつもりでいる。
そんなこんなで今日は色々と洗いまくりの１日だった。明日も洗いまくるつもり。もしかしたら娘の喉の不調はホコリが原因ではないかも知れないけれど、家が綺麗になるのは悪いことじゃない。明日も暑そうだし頑張って洗うぞ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
ペン子、吊るされるの図。羽を挟むと洗濯バサミの痕が付いてしまうのでやむを得ず。ふんわり美しいペンギンに生まれ変わりました。
2013年06月12日(水)
病院。扇風機。大人のママゴト。
今日は午前中、最低限の家事を片付けて自分の病院へ行ってきた。毎度おなじみ顔の湿疹。今日は前回とは違う薬。合うと良いのだけれど。神経質に病院へ行かなくても良いようにも思うのだけど、以前のように悪化してオデキにまで進化すると困るものなぁ。そう言えば年明けに切ってもらったオデキはようやく目立たなくなってきた。「綺麗になるには時間がかかりますよ」と言われていたけれど、こんなに時間がかかるとは思ってもいなかった。少しずつでも治っているのだから文句を言えた筋合いではない。
病院から帰宅して娘のワンピースの修理の続きなど。なんとかお昼までに仕上がった。微妙に左右対称ではないけれど、気にしないことにする。コレ以上、破らないでいてくれると助かるのだけど、どうなる事やら。
午後からは娘を迎えに行って体育教室へ。子どもたちは頭から水をかぶったたように汗をかいていた。帰宅後、家の扉を開けると生暖かい空気に頭がクラクラ。暑くてたまらず、急遽扇風機を出した。娘は「涼しくていいねぇ」とお風呂上りに扇風機をつけてご満悦だった。なんでも今日の大阪は最高気温が３２度ほどあったらしい。どうりで暑いはずだ。明日の最高気温は３４度なのだとか。心してかかろう。
今日、明日連続で夫は深夜の作業があり夕食は向こうで済ますことになった。２日間は娘と私２人分の夕食を作れば良いのだけれど、量の少なさに驚かされる。女２人（しかも１人は幼児）の食べる量なんて知れたもの。お味噌汁を作っても、胡麻和えを作っても、ほんの少しで事足りる。ママゴトをしているような錯覚を覚えた。よく「料理なんて１人分も２人分も手間は一緒よ」って言うけれど、あれは優しい嘘だと思う。確かに過程は減らないが、量が減るだけで「切る、洗う等の調理時間は確実に減る。大家族の主婦の台所仕事って大変だなぁ……なんて事を思ったりした。
明日も大阪は暑いそうなので、午前中は網戸を洗おうと思っている。あくまでも予定。出来る範囲で頑張ろう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
修理したワンピース。破ったのは後ろ。とりあえず、これで公園くらいなら大丈夫かと思う。
2013年06月11日(火)
参観日。娘の仲良し。暮しの手帖。
夫と娘を送り出した後、家事を片づけて幼稚園へ。早朝は雨が降っていたので面倒だなぁ……と思っていたのだけれど、家を出る頃には青空が覗いていた。今日の保育のテーマは「カプラ」という積み木遊びだった。グループで協力して何かを作るというもの。娘はそれなりにお友達ともコミュニケーションが取れているようで、ちょっと安心した。
年少、年中の頃の娘は「女子同志の付き合い」というものが理解できなくて、幼稚園では楽しくやっているものの、どこか軽く浮いているような感じだったのだけど、最近は特定の仲良しが出来たらしい。私は名前しか知らないので、どんなお子さんなのかと探してみると、そのお子さんは真っ黒に日に焼けた筋肉質の女の子だった。なるほど納得。そりゃぁ、気が合う訳だ。娘は娘なりに幼稚園生活を満喫しているようで嬉しく思った。
帰宅後、ささっと昼食を取って図書館、買い物、実家への食料宅配等、慌ただしく過ごした。今日は久しぶりに図書館で『暮しの手帖』のバックナンバーを借りてきた。昨年の初夏号。主婦雑誌も色々あるけれど、やっぱり私は『暮しの手帖』が読みやすくて好きだ。
娘を迎えに行って、オヤツを済ませた後は、いつもの流れで公園へ。今日のテーマはどろんこ遊びだった。帰宅途中「今日はワンピースだったけれど、破らなかったよ！」と娘、ドヤ顔。「良かったねぇ。破らないでいてくれるとお母さんも助かるわ」と言ってはみたものの、それって、なんか違うんじゃないかな。帰宅後はドロドロの服と靴下を手洗いしてから洗濯機へ。もちろん靴も洗って干した。
娘が幼稚園に入園して２年と少し。ようやく娘も友達付き合いが上手くなってきたようだ。娘は本来持って生まれた性格と一人っ子という環境とがあいまって、年齢よりも幼いところがあるので心配していたのだけれど、そろそろ周囲に追いついてきたような気がする。勉強とか、運動も大切だけど、人間家系の類は一生ついてまわる事なので、少しずつでいいから着実に学んでいって欲しい。
そんなこんなで今日はアッっと言う間に１日が過ぎてしまった。疲れが溜まっているのか、いつもの湿疹がまた爆発しつつあるので、明日は病院に行ってこよう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。うさぎおにぎり（イカナゴ釘煮、梅）、魚肉ソーセージ、ミートボール、炒り卵、長芋コロコロ焼き、ほうれん草とコロコロのバター炒め、黄金キーウィ（別容器）。ソーセージと炒り卵は娘の作。何度かやらせているせいか、フライパン等の扱いも随分慣れてきたようです。
2013年06月10日(月)
母の送迎。スカートの修理。
昨日、日曜日は特筆するような事は無かった。家族でちょこっとお出掛けしたり、手で触れる割れないシャボン玉（と言う触れ込みだったが普通に割れた）で遊んだり、そこそこ楽しい１日を過ごした。
今日は朝から実家の母の病院送迎。猛ダッシュで最低限の家事を済ませて動物病院と母の眼科の２軒まわる。最初に動物病院へ。診察後、犬だけ帰宅させて母を眼科へ。待ち時間に我が家と実家の２軒分の買い物。午前中は慌ただしく過ぎてしまった。
昼食後、先週娘が破ったワンピースの修理など。もともと、高価なワンピースではないのだれど「２回しか着ていない」だけに、どうしても諦めがつかなかったのだ。そうかと言って、材料費をかけるのもなぁ……って事で、少々不細工でも、家にあるハギレで何とかすることに。派手に破れて布が駄目になっていたので、その部分を切ってツギハギに。レースとリボンをあしらってみた。別の生地を接いでいるので見る人が見れば、残念な仕上がりだけど、左右、同じ感じに仕上げたら公園着にするなら大丈夫かな……と。破れた箇所を仕上げたら、娘のお迎えの時間になってしまった。
娘の帰宅後はオヤツ、公園といつもの流れ。今日も大阪は暑かった。今週はお天気が崩れるとの事だけど、少なくとも今日は夏の暑さ。娘は暑くても平気なのかガンガン遊んで、仕上げにボール投げ。運動の嫌いな私からすると、ボール投げの何が面白いのかと思うのだけど、娘にとっては面白いらしい。相手をするのもひと仕事だ。
明日は娘の幼稚園の保育参観。日曜参観ではピアニカの演奏を観せてくれたのだけど、明日は何をするのだろう。楽しみだなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
修理したワンピース。破ったのは左後ろの裾。右にも同じような感じに仕上げたら、なんとかなるかなぁ……と思ったり。下手くそな手縫いだけれど、動いていたら分からないだろうと信じる事にする。
2013年06月09日(日)
水遊びと展望台。
夫が土曜日に休みなのは久しぶりの事なので、娘も朝からテンションマックス。天気も良くておでかけ日和。大急ぎでお弁当を作って、早々に家を出た。
ふたかみパークは二上山の麓にある公園で水遊び場が出来る場所があるご近所の人から聞いて、はじめての遠征。確かに広々として気持ちのよい公園だった。張り切って水遊びの出来る場所に行ったのだけど、水を流すのは１０時からだったらしく、しばらく近辺をウロウロお散歩。紫陽花がチラホラ咲いていた。
最初、私達家族以外には誰もいなくて「ここ、結構ステキだと思うんだけど人気無いのかなぁ…」などと少し心配になってしまったけれど、１１時を過ぎた頃から家族連れで賑わってきた。プールではないので泳いだりは出来ないのだけど、幼児〜小学校低学年くらいの子どもなら充分遊べるスペースだった。
木陰でお弁当を食べた後、娘はシャボン玉。私と夫はシャボン玉で遊ぶ娘を眺めつつ木陰で休憩。風がとても気持ち好くて、そのままお昼寝してしまいたし衝動に駆られたけれど、娘をずっと大人しくさせている訳にもいかないので、奮起して展望台を目指した。展望台へのルートは迂回して山道を歩くコースと、急な階段を昇るコースがあったのだけど、私達は「こっちの方が近そうだし」と目先の近さに目が眩んで急階段のコースを選んだ。
娘はサクサクと駆け上がっていったのだけど、私は階段が２００段を越えたあたりからバテバテで、最後の方は死に物狂いだった。展望台から見た景色は素晴らしいものだったけれど、ふくらはぎのあたりがピクピクしていた。夫と「こりゃ、明日は筋肉痛だね」と言っていたのだけど、残念ながら今日は全く痛くない。私もついに「筋肉痛が遅れてやっとくる年」になってしまったらしい。
展望台で少し休憩した後、今度は迂回路を通って下に降りた。帰りにソフトクリームを食べ、地元で採れた苺とじゃがいもを買って帰宅。夕食は出掛ける前に作っておいたハヤシライスとサラダ。昨日は流石の娘も草臥れたらしく、夕食後に「行きたかったらお散歩行ってもいいよ」と促したけれど「今日はお家でテレビを観る」と、ゴロゴロテレビを観ていた。
そんな訳で昨日は久しぶりに家族揃って自然を満喫してきた。お天気の良い日に緑の多い場所に行くと、それだけで気持ちが明るくなる気がする。素晴らしい１日だったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
左から水遊びをした水辺のテラス、展望台への階段、展望台から見た景色。明日以降襲ってくるであろう筋肉痛にガクブルしています。
2013年06月07日(金)
心太はじめました。破らないで欲しいの。
今シーズン初の心太。娘は100均で買った心太突きを使って、手慣れた様子で心太を突いていた。娘と夫は黒蜜をかけて食べる。関西では黒蜜が主流なのだけど、私は酢醤油派。心持ち辛子多めで食べるのがお気に入り。夫と娘は酢醤油で心太を食べる私を奇異な目で見る。全国的には酢醤油派が多数なんだって事を何度説明しても納得がいかないらしい。黒蜜かけるなら葛切りの方がいいじゃないかと思うのだけど、こればかりは個人の好みなのでどうしようもない。
まだ梅雨がはじまったところだけれど、大阪は早くも夏っぽい。
娘は心太を食べると、お気に入りのワンピースに着替えて公園に突撃していった。幼稚園→オヤツ→公園の流れは、ほぼ定番。今日の公園は珍しく賑やかで顔見知りのお兄ちゃんやお姉ちゃんもいて、シャボン玉だの砂場での水遊びだの楽しい時間を過ごした。
娘が楽しく遊んでくれるのは良いのだけれど、木登りをした際にワンピースを派手に破ってくれた。子どもが遊んで服を汚したり破ったりする事に関しては怒らない主義ではあるのだけれど、そのワンピースは買ってからまだ２回しか着ていない。私、涙目。
娘は行動や遊びは小学生男子並だけど、心はふんわり乙女さん。どうせ汚したり破ったりするなら、カジュアルな格好をして欲しいのだけど、娘は可愛い服が大好きなので無理強い出来ないのが辛いところ。スカートの時は必ず中にスパッツを着用させる事だけは厳命しているけれど、毎日のように公園に行くので「公園に行くときはスカートをはくな」とは言えないのだ。
人間が無心に遊べる期間なんて極わずかしか無い。そう思えば、今は思い切り遊んで欲しいと思うのだけど、靴にしても、服にしても消耗が激しいのは結構辛い。しばらくは温かい目で見守るつもりだけれど、私が我慢できなくなったら、某かの規制をかけるかも知れない。
とりあえず破れたワンピースは週明け、娘が幼稚園に行っている時になんとか修理してみようと思う。
そして今週も無事終了。家族が皆病気もせず、怪我もしないで過ごせたのだから、それでイイじゃないか。ワンピースが破れたくらいなんて事無いさ……と自分に言い聞かせつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。おにぎり（イカナゴ釘煮、ふりかけ）、タコウィンナー、炒り卵、蓮根塩キンピラ、インゲンと人参とコーンのバター炒め、黒豆、さくらんぼ（別容器）。ウィンナーと炒り卵は娘の作。いつまで続くかお料理ブーム。
2013年06月06日(木)
キムチチャーハン。
「食べたいものとか、買ってきて欲しいものがあったら教えて。行く前に買っていくから」と電話をしたのだけれど「特に何も無い」と言うので、夕食用のお惣菜をタッパーに詰めて家を出た。
実家に着くと母が「待ってました」とばかりに機関銃のように話をはじめた。昨夜の時点ではあれこれ心配していたのだけど、揉め事はどうにか丸く収まったらしい。あれこれ対策を考えて行ったのだけど、そんな必要は無さそうでホッっとした。私が出来る事と言えば母の愚痴を聞くことだけ。２時間ばかり延々と聞き役に徹してきた。
お昼近くになり「一緒にお昼を食べようかと」と言うことになったのだけど、実家には碌な物が無いと言う。内心「だから行く前に電話したのに…」と思ったのだけど、言ったところでどうにもならないので、実家の冷蔵庫を物色。白菜キムチと卵、ウィンナーと炊飯器のご飯でキムチチャーハンを作った。母は満足そうにキムチチャーハンを食べていた。結果論になってしまうけれど、何か買って行った物を食べるよりも、簡素でも手作りの温かい食べ物で良かったのかも知れない。
私は人に何かを食べさせる側の人間なのだなぁ……なんて事を思った。
私が家族の台所を仕切るようになったのは独身時代。それも結構若い頃だ。結婚後も、実家でも夫の実家でも「手作りの物」はほとんど食べた事が無い。結婚当初は義母も気を使って色々作ってくれていたけれど、気のおけない間柄になってからは、遊びに行っても外食か私が作ったお弁当を食べている。
正直、不満が全く無い訳じゃない。でも、たぶん私は誰かに何かを食べさせるって行為が好きなのだと思う。実はそんなに苦痛でもないし、それはそれで楽しんでいる。運命とか、そんな大げさな事ではないけれど、そういう風に生まれついたのかなぁ……と思ったりした。
そんな私にも尽くしの手料理を食べさせてくれる人がいる。高校時代からの友人のＦ（かつての同志Ｆ）だ。人に何かを食べさせたり、食べさせてもらったりするのって、人間関係に特殊な作用を及ぼすのだろうか。家族の繋がりも「一緒に食事をとる」って事が大切だと言われるけれど、団欒とかそういうのを抜きにしても「同じものを食べる」とか「誰にか何かを食べさせる」とか「誰かに食べ物の世話をしてもらう」とかって、生き物の本能に語りかける何かがあるのかも知れない。
……とグダグダ書いてしまったけれど、実家のゴタゴタはなんとか解決したようで、心底安心した。母も落ち着いてくれて良かったなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
2013年06月05日(水)
ばっかりだった。椿の実。
人間って意外と「ちょっとずつ」成長するものではない。それは子どもだけじゃなくて、大人も一緒。何か出来ない事があったとする。少しずつ上手になっていくというよりも「ある日、突然、一足飛びに」出来るようになる方が多いんじゃないだろうか。もちろん、それはそれまでにしてきた努力だの経験だのが物を言うのだけれど。
何気に落ち込む娘に「失敗は誰にでもあるし、子どもの頃は誰だって怒られる。お母さんが子どもの頃は、その頃、お母さんのお母さんだったおばあちゃんに、いっつも怒られていたよ」って話をした。食べるのが苦手でお弁当の時間にいつも泣いていた話はしたことがあったけれど、それ意外にもいくつかエピソードを披露したところ、いたくその話が娘の心に刺さったらしく、１日に何度となく「お母さんって、子どもの頃いっつも怒られてたんだよね」と嬉しそうに話を振ってくる。娘が元気になってくれたのは良いけれど、なんだかちょっと微妙な心境。
梅雨に入ったというのに、大阪は雨が降る様子など皆無で昨日など日中の気温は３２度もあったのだとか。昨日は今シーズンはじめて娘に水遊びをさせた。プールーを出したのではなくて、「霧モード」に設定したホースと水鉄砲、それに霧吹きなどの玩具で遊んだだけなのだけど。ホースで虹を作っていたら、お向かいの奥さんから「おままごとにでも使ってね」と椿の実を沢山戴いた。ツヤツヤとした椿の実はママゴトセットのお弁当箱に詰められている。なんか、ちょっと嬉しい。
今日は昨日に比べると心持ち凌ぎやすい１日だった。家事、買い物、娘の体育教室と平穏な１日。実家でちょっとゴタゴタがあったらしい。明日は母の愚痴を聞きに実家に行ってこようと思う。
それにしても梅雨だと言うのに、こんなに雨が降らなくて大丈夫なんだろうか。洗濯物が乾くのでありがたいけれど、そろそろ降ってくれるといいのになぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。
2013年06月04日(火)
祖母とデパートとホットケーキ。
「そう言えば、デパートの大食堂って、もう無いんだろうなぁ。先に食券買ったりするの」と夫。「いやいや。高島屋はまだあるらしいよ。ローズダイニングって言ったような」と私。しかし今のデパートの大食堂は昭和のそれとは違っているのだろうなぁ……って言うのから夫と私が出した共通の見解。
デパートの大食堂の話のおかげで、亡くなった祖母の事を思い出した。それは祖母との思い出の中で、私と祖母だけの最も楽しかった思い出だ。
あれは私が小学校に入学する前の冬のこと。祖母が入学祝に入学式に着ていく服を買ってくれる事になった。その時、私ははじめて祖母と２人でデパートに出掛けた。行き先は梅田の阪急百貨店だったと思う。当時、大阪では子ども服なら阪急百貨店が１番品揃えが豊富だと言われていた。私はそこで入学式用に着る臙脂色の子ども用スーツを買ってもらった。プリーツスカートにジャケットがついていて、白いブラウスにはスーツと同じ色のリボンがついていた。ボタンは金色。母がいたら絶対に買ってもらえなかっただろうデザインで、私はとても満足した。
そしてお昼時。祖母は最上階にある大食堂に連れて行ってくれた。私はてっきり私に食べる物を選ばせてくれるのだとばかり思っていたのだけれど、祖母は私は何も聞かずに、ミックスジュースを２つとホットケーキを２つ注文した。もう、驚いたのなんのって。当時の私はホットケーキはオヤツに食べる物だと思っていた。もちろんミックスジュースも。なのでお昼ごはんにオヤツめいたものを２品も食べられるなんて、私にとっては大変な事だったのだ。「お母さんに怒られちゃうね」と言うと「今日は特別。おばあちゃんも一緒に食べるんだから、怒られないよ」と祖母はニコニコ笑っていた。あの時、祖母と食べたホットケーキは私が食べたホットケーキの中で最高に美味しいホットケーキだった。
当時、私は食の細い子どもで食べる事自体あまり好きではなかった。ずば抜けて身体が小さかったのだから当たり前と言えば当たり前の話だ。幼稚園のお弁当の時間はいつも泣いて、先生を困らせていた。お弁当箱にギッシリ詰まったオカズを見ただけで「こんなの食べられっこない」と絶望して泣いていたのだけど、その時はどんなに怒られてもその気持を上手く説明出来なかった。
でも、その日のお昼は祖母と２人でペロリとホットケーキを平らげた。今にして思えば。祖母は当時の私の気持ちを分かっていてくれたのかも知れない。祖母と２人きりでデパートに行ったのは後にも先にもその時だけだった。
夫にその話をしたら、夫も「おばあちゃんとの思い出」を話してくれた。私の祖母はすでに他界したけれど、夫の祖母はまだ元気に生きている。現在１０４歳。ちょっとご無沙汰しているので、今年は夫の祖母に会いに行きたいね……なんて事を話した。子ども時代の思い出話を書いてみたところで今日の日記はこれにてオシマイ。
本日のお弁当。味噌焼きおにぎり、タコウィンナー、鶏唐揚げ、ピーマンオカカ炒め、じゃがいものカレー風味、黒豆、ヨーグルト寒天ゼリー（別容器）。タコウィンナーは娘の作。タコの足はあらかじめスタッフが切り目を入れております。
2013年06月03日(月)
グダグダな日曜日。
大阪は朝からパッとしないお天気。曇り空なのだけど時折雨がポツポツ。外遊びは出来そうにないので電車に乗ってインドアなお出掛けをすることになった。プリキュアを視聴後、家族で家を出たのだけれど、娘がちょっとした事でへそを曲げてグダグダに。夫がレインコートを着せたのが気に入らなかったらしい。最近、お洒落に目覚めつつある娘からすると「今日は可愛い服を着ているのに、その上からレインコートを着ろだなんて、とんでもない」ってところだったのだろう。
駅についても娘はふくれっ面でグズグズ。駅のホームで言い聞かせてみるも改善が見られなかったので、お出掛けは中止して帰宅することになった。もちろん娘は泣いていたけれど「わざわざ出掛けるのに不機嫌な顔をされてはたまったものではない。そして公共の場で怒って、他所の人に迷惑をかける訳にはいかない」ってな事を娘に言って強制送還。
そんな訳で昨日はせっかく家族揃っての休日だと言うのに家で過ごす事になってしまった。と言っても、最寄りのスーパーに買い物に行ったり、近所の公園に行ったり程度の事はしたのだけれど。娘はその間も調子が戻らず「何をやっても駄目」って感じだった。夕方、私から娘にゆっくり今日の問題について話して聞かせ、夕食に好物のスパゲティを食べたところで、娘、やっと復調。
「楽しい事が１つもない１日」ってのも残念だから……って事で、夕食後、家族で食後の散歩に出掛けた。その頃は娘すっかりご機嫌になっていて、ニコニコで鼻歌は出る、スキップをする、公園で張り切って遊ぶ……と楽しい夕方の時間を過ごして帰宅した。グダグタな１日だったので、夜にちゃんと寝付いてくれるか心配だったけれど、夕方の散歩が効いたのかオヤスミ３秒だった。
私としても不本意な１日だったけれど、娘にとって必要な１日だったと思う。世の中は娘を中心に回っている訳ではないのだ。きっと、これからも成長していく中で色々あると思うのだけど、その都度向き合っていこうと思う。
昨日は他にも色々あったのだけど、それら「色々」は書けるようならまた明日以降に。そして今週もまた１週間がスタート。先週は疲れが溜まって首が回らなくなったりしたので、今週は稼働率８割を心掛けて行動したいなぁ……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
2013年06月01日(土)
山の毛虫帝国。
夫を送り出して、お弁当作りと夕食の仕込み。娘を連れて山の公園へ。山の公園は娘の幼稚園の近くにあって入場料も駐車料金も無料。その上、芝すべりゲレンデも滑り放題でこれも無料。地元のリーズナブルレジャースポットになっている。
山の公園には９時半到着。ここのところ大阪は蒸し暑い日が続いていたけれど、曇り空で涼しく、外遊びには快適だった。娘は遊具で遊んだり、芝すべりをしたりと目一杯楽しんでいた。そんなに高い山ではないけれど、緑は綺麗だし風は心地良いしで、わざわざ連れて行った甲斐があったと私も大満足。
お昼は桜の木の下にある机と椅子があるスペースでお弁当。「外で食べると美味しいねぇ」と娘も私も大満足。昼食後は幼児向けの遊具のある芝生広場でごっこ遊びをしていたのだけど、そここに毛虫がいて大変だった。「あっ。毛虫。気をつけて」と娘に何度注意を促したことか。それどころか私のかぶっていた帽子にも毛虫が張り付く始末。毛虫達は一大毛虫帝国を形成していた。
そう言う時期なのだから仕方が無いとは言うものの、山の公園は毎年出向いていて、今日ほど毛虫を見かけた事はかつてなかった。今年は毛虫の当たり年なのだろうか？ 怖くは無いけれど毛虫に刺されると厄介なので要注意。今年は他の場所に行くときも心づもりをしておいた方が良いかも知れない。
たっぷり娘を遊ばせた後、心持ち早めに撤収して地元のショッピングセンターへ。書店で娘の幼児雑誌を買い、フードコートでソフトクリームを食べて帰宅した。夕方から夜にかけては幼児雑誌のシール遊びだの、塗り絵だの。大人げなく本気で塗り絵に取り組んでしまった。
そんな訳で今日は夫の居ない休日だったけれど、なかなか満足のいく１日だった。昨日、整骨院に行ったのに、１日経ったら首と肩がまたまたガチガチになっている。寝念入りにストレッチをしてから寝ることにしよう……って事で今日の日記はこれにてオシマイ。
