金色の夢を、ずっと見てる

2006年01月24日(火) 結局『アンフェア』を見損ねた。

昨夜なんですが、次郎君の知り合いの方が亡くなられまして。今日はお通夜に行かなきゃかな〜なんて朝から言ってたんですね。一応友達と連絡とって、行くか行かないか相談してみる、と。

そしたら昼間高校時代の友人みっちーからメールがきて、
『ゆっきー(同じく高校時代の友達)のお父さんが亡くなったそうです。詳しい事が判ったらまたお知らせします』
・・・・・・・・・・まさか同一人物じゃないよね?(--;

結局私はそのゆっきーのお父さんのお通夜に行く事にしたので、仕事が終わってから次郎君に電話。念の為聞いてみたらさすがに別人でしたが(苦笑)2人ともそれぞれ別件で出かけるわけだから「じゃぁ夕飯は各自適当に」って事になりました。
「そっかー。じゃぁ俺は多分洋二と一緒に行くから、帰りに居酒屋でも行ってこようかな」
「・・・・・・いや、別に飲んでこなくてもいいんだよ?」
「ん?じゃぁそういう事で」
・・・・ま、いいんですけどね。


帰りに実家に寄って置きっぱなしにしてた数珠を取ってきて、帰宅して急いで準備。一応礼服はあるんだけど、お通夜って確か正式な喪服じゃない方がいいんだよね。喪服でもダメじゃないんだけど、急なはずのお通夜で喪服を着てると予め準備して(その人が亡くなるのを)待ってたような印象を与えるので、黒っぽい私服がマナーとしては一番いい・・・というような話を聞いた覚えが。


ただ、なんせ妊娠5ヶ月。


黒無地のスカートをはこうとしたらウエストが・・・!仕方ないので上は黒のタートルネックで、下は黒と茶色の千鳥格子っぽい柄のウエスト総ゴムのスカート。黒タイツで靴も黒なら許されるだろう。

ちょっと時間にはおくれたものの、無事会場に付いて部活仲間であるみっちー、メイちゃんと合流。吾郎はちょっと早めに着いたようで中に座ってました。とりあえず焼香を済ませ、ロビーの辺りでこそこそ立ち話しながら読経&その後のお説教(説法、というべきなのかしら)が終わるのを待つ。遅れてた容子も途中で到着して、お説教の後でお焼香を済ませました。


弔問客のお焼香が皆済んで、出てきたゆっきーと少し話す。詳しくは聞けなかったけど、病気だったそうです。でもまだ60前後だったんじゃないかなぁ。早いよね、と皆でなんとなくしんみり。だってまだまだ『友達の親が亡くなる』という事態はそれほど多くない年齢ですよ。


吾郎はまっすぐ帰ると言い、容子は送ってくれた旦那さんがそのまま近所で待ってるというのでそこで解散。残ったのは結婚4年目のみっちー、結婚9ヶ月目の私、そして11月に入籍したばっかりで3月の披露宴に向けてまさに準備中の新妻メイちゃん、の3人。
「・・・・・・お腹空いたねぇ」
と言い出したのは誰だったか、せっかくだから一緒に食べて帰ろうか、という事になりました。

それぞれおうちは大丈夫?という話になった時、
みっちー「お通夜に行ってくるから適当に食べとけって書いて置いてきた」
私「偶然だけど相方も知り合いのお通夜ででかけたから、各自適当にって事になった」
メイちゃん「・・・・・・・あ、何も言って来てない」
そりゃまずいだろう!(笑)

メイちゃんが電話したら、旦那さんは
「じゃぁ適当に炒飯でも作って食べるよ」
と言ってたようです。いいなぁ、メイちゃんの旦那さん料理できるんだ〜・・・なんて事をみっちーと2人で言ってたら

「今はほとんど旦那の方がメインでやってる。そういえば、私先週1回も料理作ってないわ」


・・・・・・・マジ!?



とりあえず近くのファミレスに移動して、ご飯食べながらいろいろ話したところ。

メイちゃんは11月に入籍して、もう一緒に住んでるんですよ。で、招待状とかの準備でメイちゃんがピリピリしてて、旦那が手伝ってくれなくてケンカになった時に
「手伝ってくれないならせめて何か他にできる事をやってよ!!」
とキレたところ
「・・・ご飯なら作れるよ?」
と申し訳なさそうに言い出したそうなんです(笑)

1人暮らししてた期間が結構長かったおかげで、旦那さんも家事はある程度できるそうなんですよ。ただ、洗濯を頼んだらニットも一緒に普通に洗濯されちゃって、しかも乾燥機までかけられちゃって
「私がいつもニットはちゃんとネットに入れて洗って陰干ししてるの見てるでしょー!?」
と新たなケンカの火種になっちゃった事もあるらしいんだけど(苦笑)

最近では、夕飯だけじゃなくてお弁当まで作ってくれるそうなんですが、メイちゃんが結婚祝いに親に買ってもらったすっごくいい包丁(メイちゃんの実家で使ってるのと同じ物で、ちゃんと職人さんが手打ちで作ってくれて、実家では柄だけ取り替えながら何年も使ってるというすんごい丈夫でいい包丁)を、冷凍された1kgの塊肉を切ろうとして刃をぼろぼろにした事もあるらしく(爆)
「好意なのはわかるんだけど、なんかよく裏目に出る人なんだよねぇ」
と苦笑するメイちゃん。
「でも最近、卵焼きとかすっごいきれいに作れるようになって、お弁当も最初は適当だったのに最近は詰め方とかもキレイでさぁ。嬉しいんだけど、お姑さんには絶対知られちゃいけないと思うと怖くてね〜」
そ、そうだねぇ・・・(汗)


それから、うちらは準備の時にここで揉めたよ〜とか、こういう所には拘ったな〜とか、ドレスの試着は本当に楽しかったよねぇとか、嫁姑だの旦那の兄弟(含・その嫁)との付き合いの話だとか、お通夜の帰りだって事を事を考えるとちょっと不謹慎だったかも・・・ぐらいのテンションで話が盛り上がりました(苦笑)



すると突然次郎君から電話。
「もしもーし」
と出ながら何気なく腕時計を見たのと
「お前、何時に帰ってくるの?」
という次郎君の言葉が同時でした。

耳は次郎君の質問を捕らえてるんだけど、目は腕時計に釘付け。



・・・・・・・・・・・・え、12時回ってる?


「・・・・・・・・・・・いつのまにこんな時間になったの?」
と呟く私につられるようにみっちーとメイちゃんも時計を見てビックリ。
「嘘でしょ!?」
と言いながら慌てて帰り支度(笑)

ちなみに次郎君はその時間に家に帰ったんだそうです。12時過ぎると明日がきついからな〜咲良も怒るだろうし〜・・・とか思いながら帰ってきたら私がまだだったから驚いたらしい(^^;

しかしいくら会ったのが久しぶりだったとは言っても(多分、5月の私の結婚式以来だ)、3人とも1度も時計を見ずに話し続けて気が付いたら3時間ってのはどうなんだ(笑)

「でもなんか楽しかった〜。昔はこんなんしょっちゅうだったよねぇ」
「そうそう、普通に7時ぐらいに夕飯食べて、それから朝方までとかしゃべってたりしたよねぇ」
「あ〜やったやった。またやろうね〜♪」
と言いながらそこでようやく解散。家に着いたら12時半過ぎてました。


とりあえず、早くメイちゃんの招待状に出席の返事を出さないといけませんね(苦笑)



2006年01月23日(月) 操作が変わると面倒なので私はずっとN。

昨日家に帰ったら(電話当番で休日出勤してた)、居間にDocomoの紙袋がありました。


・・・・・・・・・はっ、まさか!?


仕事部屋(PC部屋)にいた次郎君を覗いてみたら、やっぱり!携帯機種変更してやがる!!


替えようかな〜とは言ってたもんなぁ。どれどれ、どの機種にしたんだい?

お、今まではPだったのに今度はN902iにしてる。しかも次郎君いわく
「一番人気のワイン色だって♪」
・・・・・・・なんでそんなにミーハーなんだ(苦笑)っつーかN902iって、12月に私が替え損ねた奴じゃないですか。


確か日記には書いてなかったと思うんだけど、去年の12月に急に携帯を替えたくなったんですよ。みなとが機種変更するというのを聞いて、改めてチラシを見たらNの新作が結構好みだったんで。

んで、ボーナスも出たし、気が向いた時に替えるか♪と思いDocomoショップへ行ったんですが、今の携帯(N901ic)に替えてからまだ1年経ってなかったんですね(^^; お店のお姉さんに
「まだ1年経ってないので定価になっちゃうんですけど、どうされますか?」
と言われ、試しに値段を聞いてみたら
「5万ぐらいかかっちゃいますよ」
と言われてあえなく撃沈(笑)いくらボーナス出たからって機種変更に5万はよう出しませんて。

2月になれば1年経つので大丈夫ですよ・・・と言われて、じゃぁその時まだ気が向いてたら替えようかな〜なんて思いつつ年を越したんですが、次郎君に先を越されてしまった。しかも
「私、それの紺色にしたかったんだけどな〜」
と言ったら
「えー!?紺色はダサいだろ!!」
と素で言われちゃったのでちょっと微妙に凹みました(笑)なんでだよーいいじゃん、紺色。


男女で定番の色ってあるじゃないですか。夫婦茶碗とか夫婦湯のみとか旦那さん用はちょっと大きめの青系で、奥さん用はそれより小ぶりで赤系、とか。うちはその色が完全に逆転してるんですよ。私は青とか緑が好きで、次郎君は赤とかピンクが好き。だからお箸とか箸置きとか食器類も、全部そうなの。前の携帯なんて、私が紺色で次郎君がピンクだったからうちのお父さんはフツーに間違えましたよ。実家に居た時に私が
「あ、お父さん、そこの携帯取って」
って言ったら次郎君の携帯を渡された事があった(笑)←っつーか一緒に住んでたのに、なぜ私の携帯を知らない?


昨夜新しい携帯でいろいろ遊んで
「着うたは何にしようかな〜」
とか言ってたんですよ。で、なんだかんだと話してて、結局タッキー&翼の『Venus』に決定(笑)早速ダウンロードして設定したんですが・・・・

今日、仕事中に自分より偉い人と話してた時に、作業服の胸ポケットで突然
『熱くビーナス〜♪』
とか歌い出して結構恥ずかしかったらしいです(爆)



で、多分私は来月になっても替えないと思います・・・・だって次郎君がポイント使っちゃったから、残りのポイントじゃ3,000円分ぐらいしか割り引きにならないんだもん。次のボーナス待とうかな。6月だけど。


・・・・・・・・・・いや待て、ボーナスが出るのって出産予定日の前々日だ。そんな余裕あるのか?



2006年01月21日(土) さっそく車屋さんに行ってきました。

ヘンな時だけ行動力を発揮する私(笑)

家族(実家)ぐるみでもう10年ぐらいのお付き合いになる店です。元々は、そこのおばさんとうちのお母さんが友達なの。趣味で出会った友達なんで年は10歳ぐらい離れてるんですけどね。そこの息子さんが経営してる整備工場で、今私が乗ってる車も含めて我が家の車はすべてそこで購入してます。

三島さんというその息子さんは、実は私の高校の10年ぐらい先輩でもあり、高校同窓会の役員もしてる人。まぁそういう縁もあってなかなかかわいがってもらってるんですが、昨日の昼にさっそくその三島さんに直接電話しまして。車を買おうと思ってるので相談に行きたい、と言うと快く時間を空けてくれました。

で、次郎君にも一応言ったんですね、昨夜。
「明日、車屋さんに行ってくるね」
って。そしたら
「行動早いな〜。まぁある程度候補が決まったら相談しろよ?」
・・・・・は?なんで?
「いや、一応これでも昔車屋に勤めてた事があるんだから。相談ぐらい乗れるし」
あ、そういえばそうだっけ。で、さらに話してたら、
「何も今買わなくてもいいんじゃない?」
と言われたのですよ。

「えーでも産まれる前には買っておいた方がいいじゃん?」
「でもさぁ、チャイルドシートを使うのってせめて首が据わってからだろ?って事は、6月が予定日で大体3ヶ月後なんだから、ギリギリでも9月ぐらいまでに買えればいいわけじゃないか?だったらその頃に買えば、収入がない間に払うローンの回数は少なくて済むじゃん」

・・・・・・・・・・・・・そう言われてみればそのとおりだ。

「だろ?無収入の間にローンが増えるのがイヤだって言いながら、なんでそんなに急いで買おうとするのかな〜って不思議なんだけど」

・・・・・・・・・・・・・そ、そうですね(--;

っつーかなんだよ、こないだ話した時は超無関心っぽかったのに、意外とちゃんと考えてくれてるんじゃないか。だったらそう言ってくれれば、私だってもっとちゃんと相談したのに。

とかなんとか思いつつ
「じゃぁそういう方向で相談してくるよ」
と。で、今日の午後から行ってきたわけです。


「どんな車がいいの?」
と聞かれたので
「いや〜実は今5ヶ月なんですよ」
とお腹を示したら、それだけで話しが通じました(笑)
「あ〜・・・じゃぁあの車じゃ無理だね」
「やっぱ無理ですか?」
「うん、無理。腰を痛めるよ」
断言されてしまった。2ドアの車で後部座席への赤ちゃんの乗せ降ろしは、私が予想した以上に負担が大きいらしい。最近では、孫の為にチャイルドシートを常備してる年配の御夫婦もかなり多くて、よっぽど若くてまだ結婚とか全然考えてませ〜ん・・・みたいな人以外は2ドア車って全然売れないんだって。


で、現役の車営業マンの方からもらったアドバイス(masayaさん、ありがとうございます)なども参考に相談した結果、スズキから近々出るMRワゴンの新型か、ダイハツのタント辺りかな〜・・という事になりました。

MRワゴンは、実はミヅキも乗ってる車なのであんまり考えてなかったんですよ。友達とお揃いってのもなんだかな〜と思って。でも新型のMRワゴンは、もろに『子育て中のママを対象に使いやすさを追求した』という商品らしいんです。実際、パンフレットを見てみたらなかなかいい感じ。ただ、外見的にはもうちょっと丸っこくない方が好みなんだけどな〜・・・ってぐらい。

で、タントの方は、最初は
「買うなら男タント(タントカスタム)だな」
とか思ってたんです。理由は極めて単純。工藤静香のあのCMがあまり好きじゃないから(笑)でも聞いてみたら、男タントって純正の状態でエアロパーツが付いてるそうなんです。でもそれだと、うちが実は結構山の上にあって急な坂を登るので、へたすると削っちゃう(爆)そんなわけで普通のタント。


三島さんが言うには、新型MRワゴンはまだ市場に出てなくて、次の週末ぐらいに業者対象の内見会があるそうなんですね。んで
「まだ自分も実物を見てないから、これいいよーって言えないんだよ。パンフ見た限りでは良さそうだよっていうだけでね。だから、咲良ちゃんさえよかったら来週末ぐらいに一緒に見に行って、その時ついでにタントの現物も見て、それから決めたら?やっぱり現物を1度も見ないで決めるのはちょっとね」
だって。

うん、確かにねぇ。車内の広さとか座ってみた感じは、実際に運転席に座ってみないとわかんないからなぁ。

さらに
「MRワゴンだともう新車で買うしかないんだけど、タントだったら中古車とか新古車が探せるよ」
なるほど。


と、ここでちょっと話しは逸れますが、私、この時初めて『新古車』の意味を知りました。

漠然と
「試乗車とかで使ってた奴なのかな」
と思ってはいたのですが、もっと具体的に言うと
『ノルマの為に営業店が店名義で買い取って、在庫の状態で店に抱えてた車』
の事なんだって。で、メーカーによってその厳しさは差があるらしいんだけど、大抵のメーカーでは試乗車とかでちょびっとしか走ってない車を中古車として売っちゃうと罰金を課せられるんだって。そのため、そういう車は意味も無く3,000kmぐらい距離を稼いでおいて、新古車として販売する。1回店の名義になってるから新車じゃないんだけど、人が使った形跡はまったくないっていう状態になるらしい。

ついでに、新車と中古車では安くなる時期が違うそうです。

新車は、販売店の営業成績としてあげるために決算に合わせてとにかく売ってしまおうとするから、年度末(2〜3月)が一番安い。と言うか、割引率が高い。

対して中古車は、その年度末に新車を買った人が下取りに出したりするから、在庫の品揃えが増える新年度(4〜5月)の方が安い。

ちなみに新古車はいつ買ってもあまり変わらないらしい。


ほほ〜なるほどねぇ。あーだこーだと話して、とりあえず『新型MRワゴンが見れるようになったら連絡するから、その時両方とも現物を見て決めよう』という結論になりました。実際に買うのは春先になりそうですね。今のとこ私の中ではタントが最有力。(あきらかに、新型MRワゴンよりタントの方が車内が広いんだもん。外見的にも好みだし)

ただ、どっちも私の好きな感じの色がなかった・・・・・。こないだの日記では大雑把に『青がいい』としか書いてませんでしたが、実は私が欲しいのは青は青でもかわいい系のパステルとか水色ではなくて、普通の鮮やかな青でもなくて、メタリックな紺色なの。ところが、どっちのカラーラインナップにも、水色っぽいのとかライムグリーンみたいなのはあっても私が望むような色はないんですね。

でもこれも三島さんに話したら
「でもそれ、ものすごく汚れが目立つ色だよ?」
と言われあえなく撃沈(笑)確かにそうなんだよねぇ(^^; 今私が乗ってる車ってメタリックな深緑なんだけど、確かに汚れが目立ちます。雪が降った翌日なんかもう最悪。


三島さんとこで1時間ほど話して、それからちょっと買い物して帰りました。3月に友達の結婚式があるので、その時に着れるフォーマルな感じの服ないかな〜と思って大きなショッピングモールのマタニティコーナーに行ってみたんだけど、ないですね。あっても、超無難な感じの黒いワンピとか。

結婚式で黒って着たくないんですよ。無難だから着てる人が多いじゃないですか。自分の結婚式の時に、偶然にも1テーブル9人中8人が黒だった所があって。内訳は、黒のワンピに黒のシースルーのショールっつーのが2人、黒のワンピにカラーのショールっつーのが3人、黒のワンピにピンクのカーディガンっつーのが1人、黒のスーツが1人、黒っぽいスーツの男子が1人、1人だけ黒じゃなかった子も、ダークなワイン色のスーツ。

このテーブル、テーブルフォトの写真がなんか暗いの(笑)全体の色調が黒なんだもん。ここまでいっちゃうと、ドレスが際立つと言うよりはむしろ“浮いてる”感じで(苦笑)

それでなくても、男性陣がどうしても黒とかグレーとかが多いでしょ?だったら女子だけでも華やかな方がいいよなぁ・・・って思うの。だから、人の結婚式に出る時には極力明るい色の服を着るようにしてます。


結局気に入る服はなくて、かわりに妊婦でも履けそうなヒールの低いブーツを買っちゃいました♪本当は普通の革靴っていうか、日常履きの靴も欲しかったんだけど、こっちはちょうど私のサイズだけ欲しかった黒が売り切れてて。茶色ならあったんだけど、黒が欲しかったんだもん。


家に帰ったら、ちょうど次郎君も帰ったばかり。私が夕飯を作ってる間にちょこちょこと部屋の掃除をしてくれて、ご飯を食べて10時ぐらいにリナが来ました。

こないだのランチ新年会で話が出たベビーベッドを、さっそく持って来てくれたんです。正月からずっと里帰りしてたリナを旦那さんが迎えに来たんだけど、その時ついでにベビーベッドを持ってきてくれて、そのままうちまで運んでくれたのですよ。

そう、今回は旦那さんも一緒だから、わざわざ部屋を掃除したの(笑)

ついでにクーハン(赤ちゃんを運ぶ用のカゴ)も持ってきてくれて大助かり。ちなみにこのクーハンも元はエリナんとこのモモちゃんの物。ベビーバスはミヅキの実家で眠ってたものを貸してもらえそうだし、これで大物は大体揃うなぁ。後はチャイルドシートぐらいか。赤ちゃん用のタンスっている?


せっかくだからとあがってもらってお茶など。台所でコーヒーを入れてる間リナは台所で私と話してたんだけど、その間次郎君とリナの旦那さん2人で全然フツーにしゃべってる。初対面なんだけど。

・・・・・・・こういう時、エリナの旦那さんみたいに人見知りが激しい旦那じゃなくて良かったと思うよね、とリナとこそこそ話す(笑)

エリナの旦那さんって結構人見知りが激しくて、仕事から帰ってきた時にエリナの友達とかお客さんが来てたら、居間に入ってこないで台所でタバコ吸ってたりするんですよ。もしくは、一緒に居てもあまり話さずなんか居心地悪そうなの。緊張するらしいんですけどね。

そういう旦那さんだと、やっぱり行く方も遠慮するじゃないですか。でも次郎君もリナの旦那さんも全然気にしない人みたいで、おかげでうちらも旦那がいる時に友達が来ても全然平気。もちろん、来た方は多少は緊張すると思います。旦那が居ない方が気楽に過ごせるのも事実だしね。でも、旦那が居ると来てもらいにくい・・・ってのはさすがにちょっとねぇ。

考えてみたら、私とリナの旦那さんだってリナの結婚式を含めて数えるほどしか面識がなかったのに、式から4ヶ月後にはトモエと2人で3泊4日新居に泊まりに行ってますからね(笑)


その時、立ち会い出産の話になりました。私はしてほしいんだけど、次郎君がいまいち消極的なんですよね。今は私が強引に
「立ち会って」
と押しきってる状態なんですが、次郎君は
「立ち会いって、泣くほど感動するか大騒ぎする嫁さんの姿に幻滅するかのどっちかって聞くんだよ・・・・俺はどっちかっていうと幻滅するタイプだと思うんだよな〜」

・・・・・・・・・・・・まだ私に幻想を持ってるのか?この人は。結婚して、具合が悪かったら休みの日は1日中パジャマですっぴんでぐぅたらしてる私を見てるのに?次郎君以上に掃除をしない私を見てるのに?冬場は案外ムダ毛の処理なんかもサボリ気味の私を見てるのに?

ちなみにリナんとこは、旦那さんいわく
「最初は居たんだけど、あまりに痛そうで大騒ぎしてるし、そのうちリナ自身が“いたら却ってジャマ!”みたいな感じになったから出たんだよ」
との事ですが、リナ自身はあまり記憶がないらしい(笑)


私が車を買う話もそこで出たんですが、リナの旦那さんがタントのパンフを見て
「へ〜、これいいなぁ」
と感心してました。リナんとこでも、リナ用に
「もうちょっと天井が高くてしーちゃんと一緒に乗りやすい車を買うか?」
なんて話もあるらしく、4人でタントと新型MRワゴンのパンフを見ながらなんだかんだ。今乗ってる車は若干天井が低いらしく、このまま順調にしーちゃんが成長するとそのうち頭がつかえるらしい(苦笑)

確かに、タントってへたな普通車より車内が広いみたいです。三島さんが言うには
「普通車でもヴィッツとかスウィフトに比べたらタントの方が広い」
と。三島さんって体格いいんですよ。身長も180以上あるし、スポーツ好きなんでガタイもいい。三島さんが運転席に座ると目一杯シートを下げなきゃいけないんだけど、その状態で後ろに人が座って膝の前に余裕がある車ってあまりないらしいんですね。軽では唯一、タントだけその余裕があるんだって。

ドアが90度開くから乗り降りがラクチンとか、箱型だから車内がゆったりしてるとか、車内に収納スペースも結構あるとか、本当に家族向け・または子連れのお母さん向けって感じの仕様なんですね。

結局、リナ達夫婦は1時間ちょっとしゃべって帰っていきました。次の里帰りはお盆の予定だって。先だなぁ。・・・・・あ、その頃にはもう産まれてるのか。


あーそうそう、「私が無収入の間にローンが始まるのが不安」という話ですが、話しの勢いで
「多分私の貯金で大丈夫だとは思うんだけど、育児休暇が長引いて貯金が尽きそうになったら支払い甘えるかも」
と言ったら
「・・・・まぁそりゃ仕方ないよな。いいよ、その時は俺が何とかするから」
とアッサリ言ってくれました。まぁあくまでも払うのは私がメインなんですけど、言えば助けてくれる気はあるようです。なーんだ、良かった。



2006年01月19日(木) そういえば自分で買うのは初めて。

突然ですが、実は車を買おうかと思ってるんですよ。

というのも、今年の6月には私も人の親になってしまう予定なわけです。そうなると、いろいろ揃えなきゃいけないものも出てきますね。




で。


子供が産まれたら絶対必要なんだけど、結構な値段がする物。





そう、チャイルドシート。





まぁ基本はネットオークションで探してみようかと思ってるんですが、そこまで考えた時にはたと気付いたんです。






・・・・・・・・・・・私の車に載せるのは厳しいんじゃないか?




私の車は、平成9年式のスズキ・セルボクラッシック。もちろん軽自動車。買ったのはお母さんなんだけど、その半年後に私が就職して通勤に車が必要になったのと、同じタイミングでお母さんが転職してチャリで通える距離になるという偶然が重なった結果、それ以来私の車になりました。

車の代金は一括でもう支払済みだったんだけど、買って1年未満の車をタダでやるわけにはいかん、という両親の意向により、食費と同時に車代も払う事になりました。最初はなんか腑に落ちなかったんだけど、
「つまり、買う時に親にまとめて立て替えてもらったと思えばいいんだ」
という事で納得。それ以来、ガソリン代やら車検代やら自動車税は全部私が払ってきました。で、結婚の時も当然のように新居に持ってきたんですね。でもそしたら結構不便だったらしいんだな。日常の買い物や仕事はともかく、うち(新居)にお母さん1人で来れなくなっちゃったの(笑)

そこで、お母さんは今回の私の妊娠を機に、また車を買おうかと思い立ったようです。私がつわりやら原因不明の出血で自宅にこもっていた時に、心配しつつも『お父さんがいないと(車がないから)様子を見に行けない!』という状態だったのが相当堪えたようで、
「孫が生まれたら手伝いにも行くだろうし、ご飯作って持って行ってあげたりもするでしょ。保育園とか通い出したらあんたの代わりに迎えに行ってあげたりする事もあるだろうし、とにかく車がないと!」
と言い出したんですよ。


なるほど、それは一理ある。と言うか、持っててくれた方が私も助かるようだ(笑)なので
「うん、いいんじゃない?」
なんて言ってたんですよ。その時に
「あ、それか咲良が新車を買って、あの車お母さんに返す?」
なんて話も出たんですが、
「そんな金ないっす」
の一言でお終い。休暇中は無給なんだし、これから出産・育児とお金かかるのに車なんか買う余裕あるわけないじゃん、とね。


ところが。



ここへきて気付いてしまった最初の疑問。
『私の車にチャイルドシートを載せるのは厳しくないか?』

・・・・・・・・2ドアなんですね、私の車は。で、チャイルドシートは後ろに載せるつもりなの。そうすると、子供の乗せ降ろしがすごく大変そうじゃない?しかも軽だから、助手席を結構前に出しておかないとチャイルドシートが載る部分が狭い。そうすると助手席の足元が狭くなる・・・・

あ、チャイルドシートを助手席に置くつもりはないんです。買い物とかした時に、荷物を後ろに置くのが面倒じゃないですか。

こうなると、軽でもいいからせめて4ドアの車の方がいいんじゃないかな〜という事になりますね。なりますよね?



一応、お母さんも知り合いの車屋さんに買おうかなという話しはしてたみたいなんだけど、その条件が大雑把過ぎて車屋さんが困ってたぐらいで(苦笑)だってお母さんの希望って
・軽でいい
・中古でいいので50万以内
・新しいに越した事はないけど、極端に古くなければいい
・白はイヤ
これだけ。メーカーも車種も不問。


・・・・・これじゃぁ車屋さんも逆に困っただろうて(^^;

案の定、
「もうちょっと具体的に指定してくれ」
と言われたんだけど、なんせお母さんは車にあんまり詳しくない上にそこまで興味もない。上記の条件を満たしていれば本当になんでもいいらしく、『詳しく』と言われて却って困ってたような状態で。


まぁそんな経緯で、結局やっぱり私の方が買うか?という話になったわけです。



ちなみに私の条件は
・軽でいい
・ムーブとワゴンRとtoppoはイヤだ
(ムーブは別に嫌いじゃないけど、妹と一緒なの。後の2つはなんとなくイヤ)
・4ドアで車内がそこそこ広いもの
・新車なら(できれば)130万以内、中古車だったら100万以内
・青がいい
・なんとなく三菱はイヤだ
(ちょっと前の一連の不祥事で、まだなんとなくイメージが悪い)

こんなとこでしょうかね。お母さんよりはマシだと思うんだけど(汗)

軽でいいっつーのは維持費の問題。100〜130万も出せば買える普通車もあるんだけど(中古なら特にね)、燃費もだけど自動車税が全然違うじゃないですか、軽と普通車で。だって普通車でも小さい奴だと1300ぐらいでしょ?軽は660だから排気量はせいぜい倍ぐらいしか違わないのに、税金は4倍ぐらい違うんですよ。なんか悔しいじゃん。車検代だって違うよね?

排気量が倍以上違えばいいのかと考えると、それはそれで値段そのものが辛い。さっきも書いたけど、休暇中は無給です。でもその間も、私のローンとか保険料は私の口座から引き落とされるんですよ。それは今ある貯金で賄うしかないんだけど、車を買うとその分のローンも増えるわけだ。


次郎君にこの話しをしたら
「・・・いいんじゃない?買えば?」
という返事でした。私が
「でも、収入がない時期にローンが増えるっていうのはちょっと心理的に抵抗があるんだけどね〜」
と言ったら
「じゃぁ働き出してから買えば?」
・・・・・・・・だからそれだと子供の乗せ降ろしとか大変で不便そうなんだってば。
「ほら、俺がなんか言っても、結局もう買う気になってるんでしょ?だったら買えばいいじゃん」



・・・・・・・・・・えーと、正直に言います。

私はそこで
「じゃぁお前が育児休暇中だけでも、俺が払おうか?」
って言って欲しかったの。


そりゃぁね、買い替えようかなというのは私の意志ですから、私のお金で買う事に異存はありませんよ。でも、結局それは子供のためでもあるわけじゃない?だったら、私が無給の間ぐらい次郎君が払ってくれてもいいんじゃないかなー・・・と思ったんです。

でも彼の頭の中には、そういう発想はまったくなかったみたいなんだよね。

そこで払ってくれと自分から言うのも、なんか借りを作るようでなんとなくイヤだったので言いませんでした(←夫婦間でこの発想ってヘン?)。私の貯金は多分その“育児休暇中の各種引き落としの支払い”でなくなって、我が家の貯金は・・・・出産費用で大部分がなくなるはず。結婚して半年じゃそんなに貯金ないよね?


出産一時金が出るとはいえかかった費用は絶対赤字になるし・・・・・・出産はお金がかかるって本当なんだな〜。



あ、こないだ新聞で『出産費用をタダにする』という政策が実現するかもとか見ましたが、残念ながら私の出産には間に合わなさそうなんだよね(苦笑)でもこれって、出産を決めた人にはありがたい制度になるだろうけど、出産費用がタダになったからって少子化が防げるとは思えない。だって本当にお金がかかるのは出産よりもむしろ“その後”なんだし、今『産まない』という選択をしてる人って経済的な事だけが理由じゃないでしょう。






子供を産む事によって、女性は極端に働きにくくなると思います。育児休暇とかは確かにあるけど、1年近く休んでまた前と同じポジションで復帰できるとは限らないし、もし出産に伴って退職とかしたら、新しい仕事を探すのは本当に大変ですよ。

子供を保育園に預けようにも、保育園は母親の就労先が決まってないと受け入れてくれないんです。もっと細かく言うなら、一緒に住んでる人間が誰も面倒を見れないという証明がないとダメなの。だから、同居のおじいちゃんやおばあちゃんがいたら、その人達も就労証明とかいるんですよ。

なのに、採用する側の会社は、子供の預け先が確定してないと採用に二の足を踏むんです。運良く仕事が決まって保育園も決まっても、仕事中に「子供が熱を出した」だの「子供が怪我をした」だので呼ばれる事は案外多いらしい。その度に呼び出されるのは母親としても会社に申し訳無いし、会社側もそりゃーいい気分はしない。結局、小さい子供を抱えたお母さんは、パートとかバイトみたいな形態で働くのが一番ラクだって事になる。


そういう事を考えると、今とは違う部署になるらしいけど育児休暇明けに今と同じ雇用条件で復帰させてもらえる(はずの)私はまだマシかもしれない。しかも、本当は正社員じゃないんですよね、私。

この日記にも書いた事があるかもしれないけど、正確には私は『契約社員』なんです。雇用条件は正社員とまったく同じなんだけど、雇用期間が1年で年度末に更新なの。もちろん、よっぽどの事情がない限りは無条件に更新してもらえるんだけど、妊娠が判った時は正直言って退職も覚悟しました。だって、雇用期間が1年の人間が、1年の育児休暇なんて取れるの?

6月に出産してそれから育児休暇を1年もらったら、更新時期である年度の境目をまたいでしまうんですよ。休暇中の人間が、休暇を継続したまま雇用契約を更新してもらうなんてアリなんだろうか。

でも幸いな事に、部長にその相談をしたら
「いや、そこはもう更新するものとみなして休暇を付与して構わないと思ってます。だから丸々1年ゆっくり育児に専念していいですよ」
とアッサリと言ってもらえたのだ。でも、実際には1年も休むつもりはない。お金の問題もあるし、私自身が、1年も子供と2人で過ごしたら煮詰まるような気がするからね。

これはうちの両親も(ついでに妹も)同意見で
「あんたは絶対1人で頑張りすぎてキーッ!!ってなるタイプだし、1年も1人で育児してたら絶対飽きるでしょ。半年ぐらいで復帰した方が良いわよ」
って言われちゃいました(苦笑)




すいません、なんか車の話しから逸れましたね(^^;



というわけで、お奨めの車とかあったら教えて下さい。



2006年01月18日(水) 新ドラマあれこれ。

昨日の夜、次郎君が久々にこんな事を言いました。
「明日、弁当作ってくれない?」

「ん?いいよ」
と反射的に返事をしてからふと考える。お弁当って・・・・・・5ヶ月ぶりぐらいじゃないか?(汗)

10月に妊娠が発覚して以降は、夕飯作るのも出来たり出来なかったりの状態でお弁当どころじゃなかったんだよね。でもよく考えたら、そのちょっと前からほとんど作らなくなってたような気が・・・・・。

言い訳させてもらうなら、うちは基本的に次郎君が要る時しか作らないんですよ。で、現場(外)での仕事が多い人だから、夏場はほとんど持って行かないの。お昼まで車に載せっぱなしにしてるとかなりの確率でお弁当が傷む(笑)し、夏場はやっぱり冷房の効いた店に入ってお昼を食べたいらしい。結果、
・真夏以外の時期
・近所に昼食をとれそうな店、またはコンビニがない
・お金がない
・一緒に作業してる人がお弁当派が多い
こーゆー時にお弁当を注文されます。

明日は、食べに行けそうな店は近所にあるんだけど、昼休みがほとんど取れなさそうなのでお弁当が欲しいんだって。


まぁそれはともかく、久々のお弁当。さて何があったっけ〜。

とりあえず、夕飯の残りの肉じゃがは決定。あと卵焼きは欠かせない。冷蔵庫と相談して、塩さば(冷凍で常備してる)とチキンスティックを焼いて入れてあげる事にしました。

で、昨夜のうちに作っておいて朝からレンジでチン。その間にご飯を詰める。持って行く時にはホカホカのお弁当だ。(まぁ持って行く時だけだけどさ)

夜、帰ってきた次郎君に聞いたら
「・・・・塩さばって意外と強いよな。卵焼きが塩さば風味になってた」
マジっすか(苦笑)お肉はどうだった?と聞くと
「ん〜おいしかったけど、もうちょっと味が付いてる方が良かったかなぁ。っつーかあれ、何で味付けしてたの?」

はい。ケチャップとマヨネーズとウスターソースを適当に混ぜた奴と一緒にビニール袋でしばらく浸け込んでからグリルで焼きました。思いつきでやってみたんだけど・・・そうか、薄かったか。でも次郎君って濃い口な人だから、普通の人ならいいけど次郎君には薄かったなんて事もあり得るからなぁ。まぁ次回やる時には、醤油と一味を足してもうちょっと長く浸け込んでみよう。


そして明日も要るらしい。じゃぁ明日は塩さばじゃなくて鮭で(笑)




ところで、今クールのドラマがほとんど出揃いましたね。ちょこちょこっとチェックしてみましょう。曜日や時間帯は順不同でいきますよー。


『アンフェア』
見る。最近の篠原涼子は本当にいい女優さんになったよね。いろいろと事情を抱えてたり、怪しそうな人がいっぱいいて伏線の多いドラマになりそうで楽しみ。原作があるみたいですねぇ。ドラマが面白かったら探して読んでみようかな。


『けものみち』
見る。『黒革の手帳』、『女系家族』ですっかり米倉涼子×松本清張の組み合わせが定番化したか?米倉涼子も、松本作品で一皮剥けたとでもいいましょうか。演技力がついたな〜と思います。ダメ亭主を抱えてのうらぶれた感じも、一転してゴージャスな感じもうまくハマってましたね。結末を知らないので楽しみ楽しみ。


『白夜行』
初回をHDDに録画してまだ見てないんですが・・・・・最近東野圭吾さんにちょっとハマりつつあるので結構楽しみかな。でもちょうど『けものみち』の真裏なので、見るならこっちは毎週録画になるでしょう。そうなると『食わず嫌い』が見れなくなるなぁ。

しかし、第2回を明日に控えてまだ見れてないんですよね・・・・初回から2時間スペシャルはキツイなぁ。しかも最近気付いたんですが、どうやら私は綾瀬はるかがあまり好きじゃないらしい(苦笑)キレイな子だなぁとは思うんだけど、それだけなの。それ以上の興味が湧かない・・・・ついでに山田孝之にもあまり関心がないので、原作者は好きなんだけどキャスティングにまったく心惹かれないのですよ。とりあえず明日の第2回も録画だな。(こうやって録画が溜まっていった結果、見ないまま終わるような予感がしなくもない)


『西遊記』
・・・・とりあえず、初回は見てみました。2回目は、悪役ゲストがミッチーだったので見ました。

・・・・・・・・・・・ごめんなさい、次回からはどうでもいいです(笑)別に月9は恋愛ドラマじゃなきゃ!ってわけじゃないんだけど、あの舞台のような白々しくもチープなセットとCGはなぁ・・・これって土曜8時とかの枠じゃないかと思うのは私だけ?ウッチャンと伊藤淳史くんはいい味出してると思うし、深津ちゃんの三蔵法師もかわいいんだけど・・・・・・・残念ながら、肝心の孫悟空がダメでした。ずっとテンション高すぎてうるさくてウザイ(苦笑)

あとね〜・・・・こういうタイプの主人公が苦手なんですよ。粗野でうるさくてすちゃらかでワガママで理不尽な事も平気で言うくせに、なぜかそれが許されちゃって憎めないとか思われて、しかも時々突然マトモでかっこいい事言っておいしいとこはちゃんと持って行く・・・っていうキャラクターが好きじゃないの。小説だったらそうでもないし、漫画だったら絵が好みならそれでも読めたりするんだけど、キャラのタイプが苦手な上に“うるさくてウザイ”という映像までついちゃったらダメでしたね。

慎吾ちゃんって、本人のキャラが強すぎてドラマに向いてないような気がするなぁ。キムタクがどんな役をやっても結局はキムタクにしかならないように、慎吾ちゃんも役のキャラクターよりも本人が前面に出ちゃう感じ。そういえば今までのドラマも全然見た事ないしな。

でも次郎君は結構気に入ってるようなので、見るかどうかはともかく毎週ついてる事になりそうです。



『小早川伸木の恋』
9時からの『けものみち』が初回10分拡大版だったので、そっちが終わってから見てみました。唐沢さんもフジッキーにも別に興味は無いけど、大泉洋ちゃんが出てるから〜♪とそれだけで見たのですが・・・・・

見始めて15分ぐらいしてから思い出しました。自分が柴門ふみが苦手だって事を(苦笑)

そこで飽きてお風呂に行ったんですが、上がってきてからそのまま見てた次郎君に聞くと
「奥さんのキレ具合がヒステリックで怖くておもしろい」
というので続きを一緒に見てみたら・・・・・・・・確かにすごいけど、このリアリティのなさがいかにも柴門ふみな感じですな。

正直、柴門ふみの今までの作品(ドラマでも漫画でも)でおもしろいと感じたものは1つもないんです。ドラマの方はそもそも興味を掻き立てられないので見てないし、何冊か漫画を読んでみた事もあるはずなんだけど全然記憶に残ってないの。世間的には評価されてるらしいので、つまらないのではなくて私の好みじゃないという事でしょう。

洋ちゃんの魅力だけで見るには厳しいようです。でもこれも、次郎君は気に入ったようなので、結局は一緒に見る羽目になるかも。



『夜王』
原作が好きなので多分見ますね。

ただ、前回2時間ドラマだった時は気にならなかった事なんだけど、連ドラになったら気になっちゃいました。



主役の松岡の実年齢が(笑)


原作の『遼介』は確かハタチそこそこなんですよ。でも松岡って確かもう29歳ぐらいでしょ?その年齢差がなぁ。ハタチそこそこだからこそ言えちゃうような青臭い事も、どう見てもそんな年齢じゃない松岡が言ってると薄っぺらい感じがしちゃって。いや、あんたもうそんな事言ってるような歳じゃないじゃん?って思えちゃうんですね。その年齢だからこその勢いとか危なっかしさとかバカ正直さが、(確かに若くは見えるけど)どう見てもそんな年齢じゃない松岡がやってるとなーんか違和感が。

それぐらいだったら、本当に“ハタチそこそこ”の子がいっぱいいるじゃん、ジャニーズに。松岡じゃなくても良かったんじゃないかって気がします。

あと、設定はともかくストーリーはほとんどドラマオリジナルなんですね。それもちょっとなー。いろんなお客さまとの出会いを通して遼介が成長していく話しなんだからさ、もうちょっと原作に沿った展開にして欲しいですね。

基本的には、ドラマでもドキュメンタリーでも水商売物は大好きなんで、なんだかんだ言いつつ見ちゃうと思いますけど(笑)



『神はサイコロを振らない』
実はこれ、今回密かに一番楽しみにしてたドラマです。

小林聡美さんがとても好きなので、彼女が主役級のドラマはほとんど見てるんですよ。地味な作品だったけど、去年(あれ?一昨年だったかも)やってた『すいか』なんて大好きだった。

10年前に行方不明になって墜落したと思われてた飛行機が、突然時を越えて帰ってきた。死んだとばかり思ってた親友と恋人を乗せて・・・。その状況で、てっきり帰ってきた人の為に小林さんが全力で奮闘するドラマなのかと思ってたら、微妙に違うらしい。10年ぶりに会った親友(ともさかりえ)に
「あたし、もう38なんだよ」
「18歳から28歳までの10年と、28歳から38歳までの10年は違うの」
って言ったあたりなんか、すごくリアルだった。その前にタラップから出てきた親友と表情としぐさだけで会話が成立してるシーンがあったから、余計にね。

予告を見ると、結果的には“帰ってきた人の為に全力で奮闘する”展開になるみたいなんだけど、最初っからそうなんじゃなくて、最初は戸惑って突き放しちゃう所が却ってうまいなぁと。これも楽しみなドラマです。



ふぅ。こんなとこかな?書き落としてるのはないかな?


あ、念の為言っておきますが、ここに書かなかったドラマに関しては、忘れてるとかじゃなくて最初から見る気がなかったという事です(笑)



しかしこうやって考えてみると、見事に次郎君とはドラマの好みが合わないな(苦笑)たまに2人揃ってツボにはまるのもあるんだけど、大半はずれる。やっぱりうちには同時間帯にW録画ができるHDDレコーダーが必要だったか?



2006年01月15日(日) 念願のおでかけだ!!

なんかすごく久しぶりな気がします。こうやって友達と外で会うのは。

高校からの友人、リナ・エリナ・チハルとランチで新年会でした。本当はミホリンも参加の予定だったんだけど、風邪が酷くて来れる状態じゃないそうで無念の欠席。

大雑把に皆の家の中間地点ぐらいにあるお店(夜は居酒屋)で個室を予約。エリナの娘モモちゃん(3歳)とリナの娘しーちゃん(1歳)が一緒だからですね。夜なら行った事ある店だったんだけど、昼は初めて行きました。ランチセットが700〜1000円ぐらいでリーズナブル。私とチハルがパスタランチ、リナがグラタンランチでエリナがピザのランチ。モモちゃん用にのり茶漬けを1つ。みんなでつまもうと、エリナお奨めの山芋鉄板焼きと私がおいしかった記憶がある油琳鶏をオーダー。

ただ、忘れてたんだけど・・・・ここの料理って、ボリュームもあったんですよね。ランチにそれぞれガーリックトースト(←エリナのピザランチには無し)にスープ、サラダ、デザートにコーヒーが付いてる上に単品を追加で頼んじゃったもんだから・・・・・最後の方は各自自分の注文した分との戦いみたいになってました(笑)

でもどれもおいしくて、集まるのも久しぶりで楽しくておおいに盛り上がりました。ついでにエリナとチハルには妊娠の報告。リナと話しててベビーベッドの話になったんですよ。リナがしーちゃんに使ってたベビーベッドは元々エリナんとこのモモちゃんの物。それをそのまま私まで使いまわさせてもらっていいかしら?という流れで
「え、咲良ちゃん妊娠してるの?」
「あ、うん。今5ヶ月なんだ」
「あーじゃぁ年末とかにやたら具合が悪そうだったのは・・・」
「うん、実はつわりでよれよれだったの」
という感じ。

ぼちぼちランチタイムが終わろうかという時間になったので、去年家を建てて引っ越したばかりのチハルの家に遊びに行く事に。それから実家に寄る予定だったエリナだけはそこで別れ、リナと2人(いや、しーちゃんも入れたら3人か)でお邪魔してきました。


チハルの家って初めて行ったんだけど、なんかとってもチハルらしい部屋でした。まだ独身で実家にいるチハル。“1人の部屋”ってのがなんかすごく羨ましかった・・・・・。“自分の部屋”って欲しいなぁ。ダメかしら。

新しい家に来たのはリナも初めてだったらしいんだけど、壁の3分の2程を占める造り付けの本棚に2人ともうっとり(笑)チハルも私やリナに負けず劣らずの本好きなんだけど、引越しに当たってかなりの本を処分したらしくて本棚には随分スペースが余ってました。その余裕を利用してかわいく雑貨が飾ってあったりして、すごくおしゃれなの。

紅茶を入れてくれて、なぜかケーキまで出てきてビックリ。なんであるの?と聞いたら
「たまたま。2人は運が良いよ(笑)」
だって。紅茶にはちゃんと輪切りのレモンと砂糖とミルクピッチャーに入ったミルクもついてて、ケーキ以外にも個包装されたチョコレート(これもたまたまあったらしい)とリンゴ(わざわざ剥いてくれたようだ)まで出てきて感動。すごい、ちゃんと『お客さまをおもてなし』って感じだ。


あれやこれやとしゃべってたら、お茶がなくなってしばらくした頃にチハルが
「コーヒー入れてこようか」
と立ち上がりました。
(あ、さっきランチに付いてたコーヒーも飲んだしなぁ。これ以上飲んだら今日はカフェイン摂り過ぎかな?)
と思ったので
「あるなら麦茶かなんかで・・・なんだったら水でもいいけど」
と言ったらすぐに私の言いたい事を察してくれたようで
「じゃぁそれにしようか?」
とチハルが指差したのは・・・・



本棚の一画に飾られた中国茶の茶器一式。



いや、その存在には最初から気付いてたんです。でもただの飾りなのかと思ってた・・・けど考えてみたら、ただ飾るためだけに一揃い買う人なんていないよね(笑)良く見たら茶器の後ろには茶葉の袋もあるし。

友達の家に行って、目の前で中国茶を入れてもらったのは初めてでしたよ。(急須でジャスミンティーを入れてくれた人とかはいたんだけどね)ちょっと感動。かわいい茶器でお代わりしながら頂いて、夕方までたっぷりおしゃべりしてきました。なんかとっても居心地のいい部屋だったな。



リナに送ってもらって、それから私は地元でやってたどんどやにちょっと顔を出す。『どんどや』って全国的に通じる言葉?まぁ簡単に言えば、竹とか藁とかでちょっとしたやぐらみたいなのを作って火を焚き、その火で注連縄とか鏡餅とかを焼くんです。その火で焼いた鏡餅を食べると、新しい1年の無病息災祈願になるんじゃなかったっけ。

実家の近所でもやってたんだけど、私が子供の頃にはなくて、ここ10年ぐらい復活したみたいなんですよね。だから私は『どんどや』って言ったらお母さんの実家のおばーちゃんちの方でやってたやつしか参加した記憶がない。

近所の人が集まるから顔見せのつもりで来るだけ来てくれ、と次郎君に言われてたので、夕方から行ったわけです。昼過ぎから始まって、一段落したら後は夜まで大人ばっかりで飲み会みたいになってるから・・・と聞いてたんですが、行ってみたら予想以上の事態に。

実は私が行った頃にはもうあらかた終わりかけてたらしく、片付けしつつ火の始末をしてるような状況だったんですね。で、男性陣が片付けてる物が・・・・・網とか紙皿とか紙コップとか空き缶とか空のパックとか、挙句の果てには
「これ余ったからみんなで分けて持って帰ろうや」
と配られたのはまだ開いてないパック入りの肉。




・・・・・・・・・・・・バーベーキュー?(汗)



帰宅してから聞いたら、最初はただ注連縄とか鏡餅だけ焼いてたんだそうです。で、そのうち誰かがビールを持参し出した。すると誰かが
「寒いから熱燗飲みたいね」
って言い出して、切った竹に日本酒を入れて温めて飲む人が出てきた。となると誰かが
「つまみ欲しいよね」
と言い出したのでスルメとか持ってくる人が現れ、それが段々エスカレートして最終的にはバーベキューになったんだって。何年かかけて徐々に進化した結果が今のパターンになったらしい。


私は新年会(+チハルんちのお茶)でお腹一杯だったし、次郎君も昼からずっと飲み食いしててお腹一杯だったので、夕飯はナシで。来年は赤ちゃんを連れてお披露目がてら昼から参加した方がいいらしい・・・・(Byお義母さん)

ちょっとヤダ。←そういう近所付き合い苦手



2006年01月14日(土) 連日妊娠ネタで申し訳ない。

今日は久々に買い物に行きました。

・・・・・・・と言っても、それがマタニティ用品だっていうのがちょっと悲しいとこ。だって今新しい服とか買っても着れないしさー。10月に次郎君の誕生日に買ってあげたお財布の代金がボーナス払いにしてたからもう忘れてた今月になって急に引き落とされてて口座の残高もちょっと微妙だしさー(←これは単に忘れてた自分が悪いんだけど・笑)

ボーナス払いって危険だね。引き落とされる頃には忘れてるもんな(^^;


近くのショッピングセンターで、マタニティ・ベビー用品のバーゲンをやるっていうチラシが数日前に入ってたので、せっかくだから行ってみたのです。こないだリナからいくつかマタニティ服をもらったんだけど、それはあきらかにもうちょっとお腹が大きくなってから着るものだよなぁっていう服が多くて、今みたいに『ビミョーにお腹が出てきて、服装によっては妊婦だってほとんどわからないんだろうけどさすがに今までの服じゃちょっと厳しい』っていう状態で着れる服がほとんどないのだ。そのため、ここ最近の私は気がつけば1日置きぐらいに同じカッコをしてるの(笑)それはさすがにちょっとなぁ。



ちなみに、この時私の財布には18,000円ちょっと入ってるはずでした。



『3F特設会場にて』とチラシには書いてあったんだけど、行ってみたら案外小規模なセールだったのでちょっとガッカリ(苦笑)しかも、ベビー布団とかベビーベッドとか場所を取る商品が多いせいか、どう見てもマタニティ用品より新生児用品がメインだ。うーん・・・と思ったんだけど、まぁせっかくなので見る。

まずは、特設会場じゃない通常のマタニティ売り場にてちょっと安くなってた服を2着と、そろそろ買った方がいいんじゃないかな〜と密かに気になってた“妊娠線予防のマッサージクリーム”を購入。合計で1万円弱。

それからまた特設会場の方へ戻り、そこでまた服を1枚。で、ついでにマタニティブラを見てみたんですよ。最近ちょっと胸が大きくなったみたいで、今までのブラじゃちょっときつくなってきたんですね。

最初に見た商品は2,000円ちょっとが2割引。あ、意外と安いんだ〜・・・なんて思ってたら、店員のおばさんに
「今、何ヶ月ですか?」
と声を掛けられました。

基本的に下着はできるだけ試着してから買う主義の私。でもマタニティブラも試着できるんだろうか?とか気になってたとこだったので、
「あ、5ヶ月です〜」
とか普通に答えつついろいろお話。すると、私が最初に見てたのとは違うメーカーの商品を勧められました。


(ちょっと話し逸れるけど、この“○ヶ月”っていう表現いつも迷うんだよね。私は今18週なので厳密には4ヶ月半なんだけど、4ヶ月って言うべきなのか5ヶ月目って言うべきなのか)



おばちゃんの説明によると、こっちの方が撥水加工がしてあるとか母乳パッドが入れられるポケットがついてるから出産後も使いやすいとかあーだこーだ。ふむ、説明を聞くと確かにこっちの方が使い良さそうだ。聞いてみたら、おばちゃんが勧めてくれたブラはマタニティ・ベビー用品のメーカーとしてはブランド物のような存在の『Angel』さんのヤツでした。

あ〜『Angel』なら知ってるそ。ベビー服とかかわいいんだよね。でも結構いい値段するので、友達の出産祝いにあげたら
「かわいいんだけど、自分で買うには高いから親にでもねだろうかと思ってたとこだったのー!」
ってすごく喜ばれたんだ(笑)

なるほどねぇ、『Angel』さんの商品か〜。・・・・って事はこれも結構いい値段するんじゃないだろうか。そう思ってチラッと見た袋に付いてた値段シールは4,600円。



倍じゃん!!(笑)



でもおばちゃんの説明は納得がいったし、どうせそんなにたくさん買うものじゃないんだから、1つぐらい良いもの買ってもいいかも。そう思ったので、とりあえず試着してみる事にしました。


着けてみると、なるほど確かに着け心地がいい。おばちゃんに見てもらった結果、今後さらに大きくなるし、産まれて授乳するようになったらまた張るから、もうちょっと大きめの方がいいとの事だったので言われるままにもう1枚試着して、結局買ったブラはなんと・・・・・











Fの80(爆)








ちなみに普段はDの75です。


なんかうまくセールストークに乗せられたような気がしない事もないんだけど、なんせ妊娠自体初めての事だからよく判りません。ここはもう素直にプロの意見を信じておこう、と思い
「じゃぁこれ下さい」
と購入決定。

そしておばちゃんが商品が入ってた袋にブラをキレイに戻してるその手元を見て思わずビックリ。







え、6,300円!?




・・・・・・・ブラって、サイズが上がると値段も上がるんですよね。私が最初に見た4,600円っていうのはCカップのブラだったんです。うひょ〜と思ったものの、下さいってもう言っちゃったからまぁしょうがない。『Angel』さんの商品まで2割引になるのは滅多にないっておばちゃんも言ってるし。

しかし、さっき買おうと思って手に持ってたシャツは確か1,980円程度のヤツだった(←どうせ妊娠中しか着ないんだから、できるだけお金をかけたくない)。合わせたら8,000円ちょい。やべ、所持金ギリギリじゃね?あ、でも今日は2割引なんだっけ。じゃぁ大丈夫か。


と思いつつレジで財布を開けた瞬間、固まりました。






・・・・・・・・・・・・・・なんで6,000円しか入ってないの!?



昨日、仕事帰りに20,000円おろして、夕飯にどうしてもお好み焼きが食べたくなったので買って帰った時に1,500円ぐらい払っただけのはず。だから私は自分の財布には18,000円ちょっと残ってると思ってたんだけど・・・・・・。(あ、なんでわざわざお好み焼きを買って帰ったのかというと、うちにはまだホットプレートがないのです)


一瞬すっごいイヤな汗をかきましたが、2割引の結果なんとか所持金で足りたので一安心。もっとも、払った後の財布には200円弱の小銭しか残りませんでしたがね(苦笑)


無事支払いを終えて、エスカレーターで下りながら考えました。おっかしーなー。なんでお金が減ってたんだ?



・・・・・・・・・・・・あ。





















昨日、お好み焼き買う前にガソリンスタンドに寄ったんだった・・・・_| ̄|○




・・・・・・・・はははははははは。





それにしても、なんでマタニティ服ってのはあぁヒラヒラとかフリフリとかギャザーたっぷりとかが多いんですかね。いや、そういうデザインの方がお腹を目立たせないってのは判るんだけど、もうちょっとシンプルなデザインのものはないんだろうか?

あと、色が偏ってる。ピンクとか白とかクリーム色とか、後は季節柄かモノトーンばっかり。もうちょっと寒色系の物はないんですか?あってもパステルグリーンとかだもんなぁ。





お父さんが
「だご汁(団子汁)作ったから取りに来るか?」
と電話をくれたので、帰りに実家に寄ってもらって帰る。同じように作ってるつもりなのに、お父さんが作った方がおいしいような気がするのはなんでだろう。

家に帰って、今日は仕事関係のちょっと大きな新年会に行かなきゃいけない次郎君を送る。するとその途中で今度は妹から電話。市内のデパートで『沖縄と福井の物産展』をやってるんですが、そこでとんねるずの食わず嫌いでお土産ランキング2位だったという杏仁豆腐を買ってきたんだそうです。
「お母さんと姉ちゃんにも1個ずつ買ってきたから、帰りに実家に寄りなよ」
と誘われ、本日2回目の実家へ(笑)

ちなみにこの電話の時、次郎君に
「恵美子が杏仁豆腐買ってきてくれたんだって」
と話したら
「へ〜、優しいじゃん」
と言うので
「うん、恵美子は昔から結構そうなんだよね。おいしかったから取っといたよとか、おいしかったから買ってきたよとか。私はどっちかっつーと、おいしかったら1人で食べちゃって最初からなかったかのようにシラを切るタチなんだけどね
と言ったら
「・・・あぁ、お前そういう感じっぽい」

ちったぁフォローしろ(笑)


実家でちょっとカニ飯弁当(これも妹が買ってきてたのを、なぜか3口分ぐらい残してあった。私用だったのか?)を食べて、お母さんと妹と3人でおしゃべりしてたら、気がついたら10時過ぎ。ご飯は帰ってから食べるつもりだったのに!(爆)

家に帰ってから改めてお父さんのだご汁をちょっとだけ食べて、昨日録画してた『夜王』を見る。原作の漫画が結構好きなので楽しみにしてたドラマなのだ。それからみなとと1時間半ほど電話でしゃべって、さらにテレビを見ながら一息着いてたら次郎君が帰ってきました。
「あれ、早かったね」
と言ったら
「・・・いや、もう2時だから別に早くないと思うんだけど」

・・・・・・・あれ?あ、本当だ、もうそんな時間なのか。自分が起きてる間に帰ってきたら早かったような気がするだけですね(苦笑)飲みに行くとよく3時とか4時になる人だから、それに比べるとちょびっと早いかな?



2006年01月13日(金) マタニティクラス第1回目。

今日は、午後半休をもらって初めてのマタニティクラスに行ってきました。いわゆる『母親学級』という奴ですね。

会場に着いたら、先に来てた人は1人だけ。あれ、ちょっと早かったかな?参加者も意外と少ないのかもね・・・なんて思ってたんですが、時間が近づくにつれて続々と集まってくる妊婦さん。最終的には20人以上にはなってたんじゃないかしら。病院側にとっても普段よりちょっと多かったらしいです。

最初は、助産師さんによる栄養指導。ちょうど昼食直後の時間帯だったせいもあって最初の30分ぐらい強烈な眠気に襲われましたが(笑)おおむね興味深く聞けました。

それからここの病院で出産した人のビデオ。私が行ってる病院ではソフロロジー法という出産法をとってるんですが、簡単に言えば
「陣痛の合間にうまくリラックスできるように事前にイメージトレーニングをしておいて、できるだけ痛みをうまく逃しながらのお産を目指す」
という事みたいです。

実際、そのビデオで見たお産は、よくテレビやドラマで見るような『妊婦さんが絶叫して先生も助産師さんも妊婦さんを叱咤激励しながらの修羅場』みたいなものではなくて、本人が楽な姿勢で横たわり陣痛の合間には全身の力を抜いてゆったりしてる妊婦さんと、足元で実況中継さながらに妊婦さんに声をかけて励ます助産師さん、そしてなぜかヒマそうに後ろをうろうろしてる先生(笑)という風景でした。

ちょっと休憩を挟んで、今度は先生による母乳育児の重要性の話。これがおもしろかったの。

母乳は赤ちゃんにとってもっともバランスの取れた栄養食です、という話は聞いた事があったんですね。で、先生によると、
「確かに、最近の粉ミルクはたんぱく質・糖分・脂肪分などの栄養バランス的には非常に優れてます。でも、結局は原材料が牛乳なんですね。つまり、粉ミルクメインで育てるという事は、産まれてすぐから異種族のたんぱく質を摂取する事になるんです。大人でも、肉ばっかり毎日食べ続けたら胃がもたれたり荒れたりするでしょう?たんぱく質の分解のために、腎臓も酷使されて弱ります。産まれたばっかりの乳児の胃は大人の胃よりもずっと胃壁も薄いし胃酸も少ない。その胃に、異種たんぱく質ばかりを与えると、赤ちゃんも胃が荒れるんです。腎臓も、完成はしてるけどまだ稼動し始めたばっかりの状況でいきなりフル稼働です。大人以上に弱ります。その点、母乳の原材料はお母さんの血液ですから、お母さんが健康体であればそれだけで栄養バランスの優れた母乳が出てきます」
・・・・なるほど。

「母乳だと胸を出さないといけないから、必ず授乳の時にはスキンシップが取れます。でも哺乳瓶での粉ミルクだと、服を脱がなくても与えられますね。つまり、お母さんと赤ちゃんが素肌を触れ合わせる時間が減ってしまう。それは、双方にとって勿体ないことです」
ふんふん。

「最初はそんなにたくさん母乳は出ません。でも赤ちゃんが母乳を吸おうとするその刺激によって、お母さんの脳に信号が送られ、徐々に母乳が出やすくなります。やがて、赤ちゃんが泣いて乳首を含ませるだけで反射的に母乳が出るようになって、そうするとその時同時にお母さんの脳内でお母さんをもリラックスさせる物質が出るようになります」
ほほぅ。

「その物質は、お母さんのストレスを和らげる効果があるんですよ。つまり、授乳のたびにお母さんのストレスの軽減・リラックス効果が得られるんです」
へぇ。

「粉ミルクを使ってる場合ですね、たとえば夜中に赤ちゃんが泣き出したとしましょう。お母さんも眠いのに頑張って起きます。あぁ哺乳瓶は消毒してあったっけ、お湯はポットで60度に保ってるから大丈夫、お湯で粉ミルクを溶いて、でもやっぱりちょっと熱いから水で人肌まで冷まして、よし大丈夫となったところでようやく赤ちゃんをよいしょと抱き上げて、哺乳瓶を咥えさせる。飲み終わったら赤ちゃんを寝かしつけて、使った哺乳瓶を洗って消毒液に漬けてやっとまた寝れる」
そうだねぇ。

「でも母乳だったら、自分も半分寝たままでペロッと服をめくっておっぱいをふくませてあげればいいんです。やがて飲みながら満足したら赤ちゃんは寝ますし、布団をちゃんとかけておけばお母さんもそのまま寝ちゃってもいい。こんなに簡単で済むのに、なんでわざわざ手間のかかる粉ミルクを使う必要があります?」
・・・・・・確かに。


もちろん、中にはどうやっても母乳があまり出ない人というのもいるそうです。
「その場合は、粉ミルクを使うのは全然構いません。それを恥ずかしく思う必要もありません。出来ない事を代用してもらうのは当然のことですから。でも、せっかく母乳という赤ちゃんに一番いい食料が自然に出てくるのに、それを敢えて使わずに粉ミルクを使うのは、うちの病院では絶対に勧めません」
なるほどなぁ。


母乳の味って、お母さんが前日食べたものに結構左右されるらしいです。助産師さんいわく
「極端な例ですが、前日に激辛カレーを食べたお母さんの母乳はカレー風味になりますよ」
・・・・・・・・・・・・マジ?(汗)だから出産前から食事内容には気を使いなさいって事らしいです。


そんな感じで、最初の助産師さんの話からトータルで3時間弱。なかなか濃い内容でした。このマタニティクラス、出産までに後2回あるそうです。楽しみですな。

あ、あと、妊婦はできるだけ横座りをするなと言われました。その座り方って、骨盤がゆがむんだって。骨盤がゆがんでると赤ちゃんが出てきにくくて出産に時間がかかるし、母体にも赤ちゃんにも負担が大きくなる。だからできるだけ座る時は胡坐をかくか、足を伸ばして座ってくださいって。胡坐をかくっていう体勢が骨盤を広げるのに一番有効らしいです。

でもこの胡坐って体勢、慣れてないとわりとすぐ疲れますね。家でも気をつけてみたんだけど、油断すると無意識に横座りに戻っちゃうの。難しいなぁ。



2006年01月11日(水) 「赤ちゃんは?」という言葉の威力。

突然ですが。




高校からの友達でキリネという子がいます。同じTM好きで気が合って仲良くなって、大学は違いましたが一緒にライブに行ったりしてずっと仲良くしてました。でも、数年前に彼女のちょっとした一言で私の心の中にわだかまりが出来てしまい、それ以来ちょっと疎遠になってる子です。

キリネは4年ぐらい前に結婚して、3回の流産と不妊治療の末無事妊娠、今は1歳半になる男の子のママです。

そのキリネからの年賀状にこんな一文が。
『夏ぐらいにはもう1人家族が増える予定です。今はつわりと戦いながら、なんとか頑張って注射で育ててます』
おや、2人目ですか。長男を産んだ後、まだ治療を続けてるとは知らなかったのでちょっと驚きました。でもまぁ無事妊娠できたんなら良かったじゃないか。

・・・・・・と思いつつ、引っかかったのはその後に小さく書かれてた一言。

『どう?同級生(笑)』


・・・・・・・・・・・・・・・・・深い意味はない・・・と言うか、キリネはそれ程深い考えがあって書いたわけじゃない。それは判ってます。でもね?



キリネにはまだ言ってなかったけど、私も妊娠してますよ。幸い、今のところ順調です。でも、妊娠してすぐの頃は大変だったわけですよ。一度は
「胎児が見えない。育ってないのかも」
なんて言われましたし、(年末の日記には書きませんでしたが)その時実は
「もしかしたら、胞状奇胎とか子宮外妊娠とかの異常妊娠を起こしてる可能性もあります。その時はちょっと大変な事になりますから」
とも言われてたんです。無事胎児が確認できてからも、原因不明の出血が続いて『切迫流産』の診断を下され自宅療養を余儀なくされ、つわりもひどかった。


もし、ですよ。


縁起でもない話だけど、もし、その時流産してしまってたら。



このキリネの一言はとんでもなく辛い一言だったはずです。



悪気はないとわかっていても、正直
「随分不躾な事を書くんだなぁ」
と思いました。

これを、別の友達が書いてたらまた印象は違ったと思います。結婚したと言ったらかなりの確率で
「じゃぁ次は赤ちゃんだね」
とか
「早くできるといいね」
なんて事を、世間話のような軽さで言われるものですから。

でも私は、そういう事って本当はそんなに軽々しく言っていい事じゃないと思うんです。


この日記にも時々出てきますが、私にはカツミという親友がいます。彼女はもう結婚して・・・・6年、7年目になるのかな?でも子供はまだです。結婚も出産も早くしたいと昔から言っていた彼女ですが、結婚前から非常に妊娠が難しい体である事がわかっていました。個人でできる治療はすでにやってましたし、結婚してからは旦那であるキュウさんと2人で頑張っています。もちろん、キュウさんはその事を承知で結婚しましたから、キュウさんの実家や親戚から何か言われても徹底的にカツミの味方になってくれてます。


カツミの大変さを見ていて、私は
「赤ちゃんは?」
と人に気軽に言えなくなりました。ただ単に本人がまだ望んでなくて、まだ妊娠してないのだったらいいんです。でも、もしかしたら本人はすごく望んでて、でもできなくて辛い思いをしてるのかもしれない。不妊治療だって頑張ってるのかもしれない。もっと悪ければ、妊娠できても流産しちゃった事があったりするかもしれない。そう思ったら、相手にひどく辛い思いをさせてしまうかもしれないそんな質問を、軽々しく、まるで天気の話でもするように口にしちゃいけないと思ったんです。


考え過ぎだという人もいるかもしれません。でも実際に、カツミはそれで辛かった。できにくい体なんです、なんて自分から言いたくはありませんから、カツミだって最初の頃は義両親や先方の親戚には黙ってました。でも、キュウさんは本家の長男で。義両親や、盆正月に集まる親戚に無造作に
「赤ちゃんはまだなの?」
と言われる事が辛くて辛くて、ついに彼女は体を壊し、精神までも壊れかけました。見かねたキュウさんが彼女の代わりに周囲に話し、
「今後一切、自分達にその話題は振らないでください。カツミは充分頑張ってるし、誰よりも自分達が一番、子供を望んでるんです。これ以上カツミを追い詰めないで下さい」
と宣言した事で、カツミは本当に救われたんです。


そして、カツミとキリネは友達です。元々接点がなかった2人が私をはさんで知り合い、偶然にも不妊治療という共通項でもって交流を深めました。どんな治療をしたとか、今回はうまくいくかもとか、やっぱりダメだったとか、一時期は私なんかよりよっぽど2人の方が密に連絡を取ってたぐらい。


そういう辛さを知ってるはずのキリネが、なんでこんなに無造作に
『どう?同級生(笑)』
なんて書いちゃうのかなぁ、と思ったんです。言わないだけで、私も同じ辛さを味わってるかもしれないとか、そういう可能性は少しも考えなかったんだろうか。まったくの健康体で、何の苦労もなく当たり前のように妊娠して出産した友達ならともかく、自分もそれですごく辛い経験をしたはずのキリネが、なんでハガキなんていう誰の目にも触れる場所でそういう事を話題にできるのかなぁ、って。


お正月にカツミも含めて友達と集まった時、私はキリネの年賀状の件はカツミに言いませんでした。キリネ自身が知らせてるかどうかわからない事を私から言う必要はないと思ったので。


でも先日、別件でミヅキとメールのやり取りをしてた時に、ミヅキが送ってきました。
『そういえば、キリネちゃんの妊娠の話し、聞いた?おめでたいね。でもキリネちゃん、カツミにも知らせたみたいで。正直、私としては“余計な事言ってくれたな”って感じだったよ。カツミがかなりショック受けててさ』

・・・・・・・・知らせてたのか。

『うん、私にも年賀状に書いてあった。だから私の妊娠も一応知らせたけど・・・・カツミにも言ってたのか。キリネとしては“隠すのも白々しいかな”って思った結果なんだろうけど、そうしょっちゅう会うような感じでもないんだから律儀に知らせてくれなくてもよかったのにね』

『私もそう思った。辛さを知ってるからこそ、もっとよく考えて欲しかったよ。そういうつもりはないんだろうけど、第三者として見てると“ただの自慢?”とまで思えちゃって』





今、キリネとカツミがちょっと疎遠になってるのは、やはりキリネが先に妊娠・出産した事が原因です。でもそれはカツミが心が狭くてそれを受け入れられなかったわけではないんです。むしろカツミは、キリネの成功を心から喜ぼうとしてました。

でもやっぱり、自分より後に治療を始めたはずのキリネが先に妊娠した事は辛かった。しかもそれに追い討ちをかけるように、キリネは検診の度に胎児の様子を知らせたり、産まれてからも他の用事のついでに意味もなく子供の写メールを送ったりして、それがカツミを疲れさせてしまったのです。

多分キリネにしてみれば、
「妊娠した事で変に遠慮したり、わざとらしくその話題に触れないのも却って傷つけるだろう」
と思っての事だったんだと思います。でも、不運な事に、それが完全に裏目に出てしまったのです。カツミは
「悪気がないのはわかってるんだけど、なんかやっぱり自慢されてるような気分になって辛い」
と言って、自分からキリネに連絡するのを控えるようになりました。

カツミは今県外に住んでるので、キリネと会う機会はほとんどないはずです。私達だって年に2〜3回しか会えないのに。最近のあの2人がどれぐらいの頻度で連絡を取ってるのかは判りませんが、正直、わざわざ言わなくても良かったんじゃないかな〜と思わずにはいられません。


じゃぁ自分はどうなんだ?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが・・・・


私の妊娠は、比較的早い段階でカツミにも知らせました。まだ出血が止まらなくて自宅療養してた頃、ミヅキから
「今度遊びに行っていい?」
という連絡が来ました。でも元気なフリをして会える状態ではなかったので、正直に
「実は妊娠したんだけど、切迫流産の状態で自宅療養中なの」
と話しました。

そしてその時に、ミヅキに話すのならカツミとマキにも一緒に話そうと思い、メールをしたのです。カツミの返事は
『おめでとう!!早く出血が止まって、無事に赤ちゃんが育ってくれるといいね。北九州から祈ってるよ!』
というものでした。それは中学時代からの、実に人生の半分以上に渡る付き合いという土台があったからこそ信じて話せたし、本当に喜んでくれたのだと思います。

そしてまた、(こういう言い方は良くないかもしれないけど)私とカツミでは状況が違うという事もあったでしょう。

結婚前から治療に励んでいたカツミと違って、私は婦人科系の病気になった事もなければ流産した事もありませんでした。カツミにしてみれば、
『咲良は健康体だから、いつ妊娠してもおかしくない』
という対象だったはずなのです。その私の妊娠と、同じように不妊治療に励んでいたキリネの妊娠とでは、カツミの受けた衝撃の度合いも違ったのだと思います。


私は、知らせた後も、自分から必要以上に妊娠に付いては話題にしないようにしています。カツミがメールや電話で
「赤ちゃんの調子はどう?」
と聞いてくれた時だけ、
「もう○週になったよ。こないだ検診行ったら胎児が▲▲cmになっててビックリした」
と話す。知りたがってくれた時だけ知らせればいいと思うのです。知りたがってくれるという事は、今のカツミなら聞いても心穏やかでいられるからこそなのだろうなと思うので。





以前読んだエッセイの中にそういう話がありました。女性の作家で、結婚してもうずいぶんになるんだけど子供はまだいない。でも妊娠は神様の領域だと思うので不妊治療とかはしたくない、という人です。

その方が飼ってる猫が、ちょっと前に妊娠して、でもダメになってしまったんだそうです。しかも子宮の中で胎児が死んでしまったので、胎児ともども子宮を摘出するという大手術をしました。

それからしばらく経った頃に来客があり、雑談をしている所にその猫が来ました。お客さまは
「かわいいですね」
とか言いながら猫を抱き上げ、その時に言われました。
「赤ちゃんはまだですか?」

それまで全然そんな話しはしてなかったし、猫を抱き上げながら言われたので、当然その作家さんは猫の話しだと思いました。そこで正直にこう答えます。
「あ、こないだ妊娠したんですけどねー。ダメになっちゃったんですよ〜」
お客さまはうろたえ、
「そ、そうですか・・・・でも1回出来たんならまた次も期待できますしね」
と言われたので、また作家さんは軽ーく答えます。
「いやーそれがですねぇ。なんか子宮の中で胎児が死んじゃって腐り出しちゃったんで、子宮ごと摘出したんです。だからもう子供はダメなんですって」

その会話の後、あきらかにお客さまは居心地が悪そうな感じになって、話も早々に逃げるように帰っていって・・・・はて、なんであの人あんなにオドオドしちゃったんだろう?と考えた作家さんは、しばらくしてから気付くわけです。

・・・・・もしかして、最初の『赤ちゃんはまだですか?』は私の事だったのかな?その後の一連のやりとりも、猫じゃなくて私の事だと思われたのかも。


・・・・・・・・・・・それは居心地悪くなるよなぁ。彼女にしてみたら、とんでもない事を聞いてしまったと思ったんだろうなぁ。


その章の結びで、その作家さんはこんな事を書いてました。
『世間話のように軽く口にされる事だけど、本当はそんなふうに話題にしてはいけないのではないだろうか。今回はたまたま猫の話しだったからよかったようなもので、もし実際に私が“妊娠したけど流産して、しかも子宮を摘出しなきゃいかなかった”なんて経験をしてたら、最初の“赤ちゃんはまだ?”という質問だけでひどく傷ついていただろう。

良く考えてみたら、とてもデリケートでプライベートな話題だよね』

私がそう考えるようになったのは、カツミの事だけじゃなくてこの人の影響も大きいです。



考え過ぎだと思う人もいるかもしれません。でも、よかったらほんの少しでもいいから、考えてみて欲しいのです。女性にとって、『赤ちゃんはまだ?』の一言が、恐ろしい威力を持ってその人を傷つけるかもしれないという事を。

口にする方は、大抵の場合そこまで深く考えずに言ってる事です。でも、だからこそ、言われた方はより深く傷ついてしまう事があるのです。


もちろん、そこまで考えてない女性もたくさんいると思います。
「赤ちゃんはまだ?」
と言われて、明るく
「まだなのー。早く欲しいんだ〜」
と笑って答えられる人もたくさんいます。

でも、たとえわずかでも、その言葉で辛い思いをする人がいるかもしれないという事を、心の隅っこに置いておいて欲しいのです。



2006年01月10日(火) 誕生日でした。

というわけで、さらっとタイトルが変わってます。

昨日1月9日、無事30代の幕開けを迎えました、咲良です。


と言っても、すんごい地味な誕生日でしたがね(苦笑)だって数日前からの風邪がまだまだ治ってなくて、のどは痛いし咳は出て辛いし外出できる状況でもないし、どうせいっちゅーねん!ていう状態ですよ。






しかも次郎君には忘れられてたし。





その前日の1月8日、次郎君は朝から出かけてました。所属する地元消防団の一員として出初式に参加してたのです。終わったらちょっと昼ご飯がてら飲んで、一旦帰ってきてから夕方から改めて新年会・・・というスケジュール。

夕方の出掛けに何気なく
「お帰りは何時ごろで?」
と聞いたら
「ん〜・・・まだわかんない。すごく早いかすごく遅いかのどっちか」
・・・・・二次会に行くメンバー次第って事ね。
「早ければ10時ぐらいには帰ってくるよ」
「遅かったら?」
「・・・・・・・・3時か4時、かな」
「それ、いつも通りじゃん(笑)」
というやり取りを経て送り出したのが夕方5時過ぎ。

1人だし、まだのども痛くてあんまり食べたいものも思い浮かばないから、簡単なものでいいや〜と冷凍のうどんを茹でて冷凍食品のから揚げをチン。テレビ見ながらのんびり食べて、見るものなくなったのでちょっとネットして・・・・ふと気付いたらもう2時回ってるじゃないですか。

2次会以降のメンバーも楽しかったらしいな。


っつーかさー、もう日付変わってるから私一応誕生日なのに。しかも妊婦だし風邪も引いてるのに。心配してちょっと早めに帰ってやろうとかそういう発想は・・・・・・・・・・・ないんだろうなぁ。まぁ確かにプレゼントは『妊婦でも履けるかかとの低いおしゃれな靴』を買ってもらう事になってて、それは後日一緒に買いに行こうね、と話はまとまってるんですけどね。


もういいや、とベッドに入ったのが確か午前3時頃。そしたら、しばらくして次郎君が帰ってきた気配。ある意味予告通りの帰宅時間だ(笑)


明けて9日、朝から次郎君が出て行く気配がしました。あ、そういえばこの人、今日も仕事だって言ってたっけ。
「行ってくるね」
と声を掛けられたので半分寝たまま
「いってらっしゃい」
とチュウだけして私は二度寝。ちゃんと起きたら10時半。

また1人で朝昼ご飯食べて、テレビ見てたら・・・・・あれ、2時ぐらいには次郎君帰宅。仕事が早く終わったらしいです。
「もうちょっと寝る」
とコタツにもぐりこんだのでそのまま寝せてたんですが、なんか無性に腹が立ってきました。




・・・・・・・・・・・・・・コイツ、忘れてないか?




のんきにいびきまでかいて寝てる次郎君を見てたらなんか妙に悲しくなってきちゃって。だって誕生日なのに。前日に午前さまで、朝もちゃんと顔合わせてないのに、何のんきにぐーぐー寝てるのよ。そう思ったらなんか悔しくて涙が出てきてしまって、こそっと部屋を抜け出して洗面所で1人号泣。



泣いてるうちにどんどん考えはいろんな方向に広がって行きました。




結婚したらもう私の事なんかどうでもよくなっちゃったのかな。だから誕生日も忘れちゃったのかな。風邪もひいてるのに。妊娠だってしてるのに。全然心配してくれる感じじゃないし。私なんて、最近お腹も少し膨らんできたし、これから自分の体がどんどん見た事もない状態に変わっていって、男の人が経験したら死ぬって言うぐらい痛いらしい陣痛を乗り越えて子供産まなきゃいけないのに、出産に立ち会うのはイヤだとか言うし。仕事次第ではその時病院に来れないかもしれないとか言うし。次郎君が子供欲しい欲しいって言うから私も覚悟を決めたのに、結局大変なのは私だけじゃん。仕事だって、産休や育休を取るために、私近々異動させられるかもしれないんだよ?今まで私なりに頑張ってきたものとか全部無視して、そりゃ表向きは「業務量が少ない方が精神的にもラクだろうから」っていう理由でも、実際は『年度末の忙しい時期にまた急に長期休まれたら困るから』って、パートさんでもこなせるような仕事にまわされちゃうんだよ?休暇中の収入だってなくなるし、産んでからも今と同じ条件で働けるかどうかわからないのに、でも私は子供を産むためにそれだけの事を無条件に飲むしかないんだよ?自分にとって不利になる事がいっぱいあるのに、それでも私は頑張ってこの子を産むのに、次郎君はまだ実感がないとか言うし。出産に立ち会うのは怖いからイヤだとか言うし。怖いのなんか私だって一緒だよ。っつーか私の方がより怖いに決まってんじゃん。不安だから一緒にいて欲しいのに、お前の方が怖いとか言うな。あ、次郎君が起きた気配がする。あ、咳き込んでる。大丈夫かな。でも私だってきつい。ダメだ、次郎君だってきついのに、自分ばっかり心配して欲しいなんて言ってちゃダメだ。でもきついよぅ。もっと気にかけて欲しいんだもん。



そんな事をぐるぐる考えていたら益々涙が止まらなくなって、居間に聞こえないように声を殺してしゃがみこんで泣く。涙が止まらないのも困ったし、気付かれないようにしてるのに気付かれない事が悔しくてまた泣けてくるし。

しばらくそうやってたら、いい加減体が冷えてきた。いかん、妊婦に冷えは大敵だ。でもこんな泣き顔で次郎君がいる所に戻れない。でも寒い。

結局、水で顔を洗って気持ちを少しスッキリさせて、居間に戻ったら顔を合わせないようにしてコタツに潜り込む。
「大丈夫?」
と言われたけど返事をする気力も無くて横になったら、それっきり次郎君が何も言わないので“もうちょっと心配しろよ!”とさらに腹が立ってきて、むくっと起き上がってポコッとグーで殴ってやった。
「・・・・何?」
無言でもう1回ポコッ。
「頭を叩くなって、痛いんだから。・・・・・・どうしたの?」
「・・・・・・・・忘れてるでしょ」
「何を?」
「今日は何の日?」
「・・・・あ」

言いながら悔しくてまた涙が出てきた。ちくしょう、こいつ本当に忘れてたな?自分から催促して祝ってもらうなんてなんか悔しいじゃないのよ、ちょっと。

「ごめん、あ〜昨日の昼までは覚えてたのに!」
(無言でぼろぼろ泣く私)
「ごめん。本当にごめんなさい。本当は花ぐらい買ってこようと思ってたんだよ?」
(・・・・でも本当は今泣いてるのは、誕生日を忘れられてた事が悲しいだけじゃないんだよ?)
「ごめんなさい・・・・・本当にごめん」
(でも次郎君だって風邪ひいててきついのに。ほとんど寝てないまま今日も仕事に行って、疲れてるのは判ってるのになんで優しくできないんだろう)
「やっぱ昨日なんかお土産ぐらい買ってくれば良かったな。本当にごめん。元気だったら今から外食でも行くんだけどなぁ」

ひたすら謝ってくれるんだけど、私はもう自分でも何が悲しいのかわからなくなってて何も言えない。心の中にいろんな気持ちが渦巻いてて、一番言いたいのがどれなのかすらわからない。自分でもどうしたらいいのか判らなくて、さらに泣きそうになったその時。










・・・・・・・・・・・・信じられないタイミングで鳴る携帯電話。

出たらリナ。

リナが帰省中に友達で集まって新年会をやろうと企画してるんだけど、その話。とっさに我に返りなんとか普通に話したものの、切ったらまた涙が戻ってくるし。

そしたら、なんとまたそのタイミングで電話が。


今度は妹。
「MDに入れたいCDがあるんだけど、行ってもいい?」(←妹のコンポはMD部分が壊れてるらしい)
と言うのでいいよ、と返事。人が来るのにいつまでも泣いてるわけにはいかないな〜・・・・ととりあえず部屋を片付ける。


30分程してやってきた妹が、なんとケーキを買ってきてくれたので危うくまた泣きそうに。頑張って妹がいる間はケンカ(と言うか、私が一方的に泣いてただけなんだけど)も中断して、一緒にケーキを食べる。結局、妹が帰った頃には気持ちも多少落ち着いてきてたので、なしくずしに仲直りしてしまいました。

でも夕ご飯を作ってあげる気分にはならなかったので、作りませんでしたが。だって私はついさっきケーキを食べたばっかりで全然お腹空いてなかったし、キッチンに立つのもキツイぐらい体がだるかったのに、何が楽しくて自分の誕生日に人のご飯だけ作ってあげなきゃいけないのさ。そう思って
「作りたくない」
と主張したら、次郎君もまだ申し訳ない気分だったのか、素直に自分で用意してくれました。(チンするだけの冷凍ピラフとカップ麺だったのはこの際何も言うまい)







そんな感じで何だか地味っつーか、なんか最悪の誕生日だったな〜・・・・とか思いながら寝て、今朝起きたら次郎君の風邪が悪化してるし(苦笑)

幸い、今日は次郎君は仕事を休めるというので、
「ちゃんと病院行くんだよ。きつかったら電話してね?」
と言い残して出勤。昼休みに電話したらちょうど病院を出た所だったらしく、帰ったらすぐ寝るんだよ?と言って午後の仕事。夕方帰る前に電話したらちょっとはマシになったみたいで起きてました。

夕飯はうどんとかお粥とかがいいかなぁ。うどんは冷凍があるし、お粥がいいって言われたらまずご飯炊かなきゃね。あ、年末に鍋した時の多少具が残った出し汁を冷凍してたんだっけ。あれで雑炊にしてあげてもいいな。


そんな事を考えながら急いで帰って・・・・・玄関先で固まりました。














下駄箱の上にでっかい花束。







居間に顔を出したら、次郎君は何やら図面を広げて仕事中。
「ただいま・・・・・・ねぇ、あれ、何?」
「おかえり。あれは・・・・・・あれは、ごめんなさいの気持ち」


・・・・・・・・・・・また泣いてしまいましたよ。

だって、付き合って3年、結婚して8ヶ月。花を買ってくれたのなんて初めてだったんだもん。

バラとかユリとか、赤やピンクをメインにした大きな花束。嬉しくて嬉しくて、ぎゅーーーっと抱き着いていっぱいキスしました。夕ご飯のうどん(次郎君の希望)には卵と鶏団子ととろろ昆布もサービスだ!(笑)


「元気になったら『梅の花』にご飯食べに行こうよ。2月一杯やってるっていう季節の懐石がおいしそうだったの」
「うん、いいよ」
「でね、約束の靴なんだけど、3月に高校の友達の結婚式なの。だからその前に買いに行こうね?」
「うん、わかった」


ちょっと元気になりました(笑)今こうしてあらためて思い返してみると、あの感情の高ぶりはなんだったんだ?という気もちょっとします。妊娠中は情緒不安定になる・・・というのはこういう事だったのかな〜と。こないだ病院で泣いてしまった件と言い、いつもならこれぐらいでこんなに涙が出る事ないのに・・・・やっぱり、風邪のせいもあって精神的にも弱ってたのかもしれないな。



こんな感じで始まった30代。どうなるんですかね(^^;



2006年01月08日(日) 年賀状を見てここ数年思う事。

突然ですが、「ひめはじめ」って『秘め始め』と『姫始め』、どっちが正しいの?私はずっと『姫始め』だと思ってたんだけど、最近良く『秘め始め』という方を見かける。大体、今「ひめはじめ」を変換したら最初に『秘め始め』って出てきたじゃないか!意味を考えると『秘め始め』の方が正しいような気もするしな。


・・・・・・・・・・・・まぁうちは秘め始めどころじゃないですけどね。安定期に入るまではHは厳禁です。




今年の年賀状もぼちぼち出揃ったようです。高校の友人関係・大学の友人関係・その他の友達関係(元バイト先とかね)・親戚・会社関係と分けて並べるのですが・・・・・

今年は戌年。さぞ愛犬の写真を使った年賀状が多かろうと思っていたんですが、意外と少なかったです。3枚ぐらいしかなかった。

そしてこちらは予想通り多かったのが、子供の写真。ただこれねぇ・・・・・毎年思うんですけど、子供だけの写真の年賀状ってどうなんだろう?


その子供が、私ももう何回も会ってて顔なじみで、遊びに行けば『ママのお友達の咲良ちゃん』と認識してくれて仲良しになってるような子供だったらいいですよ。実際、ミヅキからの年賀状には子供達だけの写真だったけど、そこは子供2人とも仲良しだから。でも、なかには出産直後に病院にお見舞いに行った時に見ただけとか、ひどいのになると子供本人は1回も見た事も会った事もない場合もあるわけですよ。

その状況で子供の写真だけの年賀状を送ってこられてもなぁ・・・と思う私はなんかおかしいのでしょうか。


だって、私の友達はキミのお母さん(時にはお父さん)であって、キミじゃない。

と、思うわけですよ。そしてその友達に対しても思う。

私と友達なのはアンタだろ?子供じゃないだろ?ほとんど会った事もない子供の写真だけを送ってこられても別に楽しくないぞ?


ただでさえそれぞれ働いてて、なかなか会う機会もなかったりするわけですよ。そういう友達の近況を知る貴重な場である年賀状で、子供だけの写真で、全員共通の挨拶文の余白に
『子供も6ヶ月になりました。遊びに来てね』
とか書いてあると・・・・・・・




私が知りたいのは友達であるアンタの近況であって
子供の成長ぶりではない!!!



と言いたくなるわけですよ。

これが、家族全員での写真とかだったらいいの。子供のお宮参りとか七五三とか、そういう所で家族全員で写ってる写真とかだと、素直に
「わ〜○○ちゃんとこの子供、もうこんなに大きくなったんだ〜」
とか
「ふふふ、△△くんもすっかりお父さんらしくなって」
とか思えるのよ。でも子供だけの写真を送ってこられるとどうもダメ。

『出産しました』のハガキだったら別にいいんだけどね。それはそういう目的のハガキだから。


そう考えた時にもっとも納得がいかないのは、会社関係の人から送られてくる子供だけの写真の年賀状。


・・・・・・・・・・・・・・・会った事もなければ、おそらく生涯会う可能性もないであろう子供の写真入り年賀状なんかもらって嬉しいと思うか?

しかも、一般的にはかわいいと言われる乳幼児期ぐらいならともかく、もう小学生や中学生の子供の写真見て楽しいと思うか?

私と知り合いなのは、その写真には写ってない課長だったり部長だったり所長だったり職員さんだったりするわけですよ。別にあなた方のお子様がどんな顔してるのかなんてまったく興味はないわけですよ。


それぐらいなら、親バカ爆発の愛犬の写真年賀状の方がまだ楽しいわい。


今年は我が家も子供が産まれるわけですが、でも来年の年賀状は絶対子供だけの写真にはしないつもり。だって自分がもらって嬉しくないもん、そんな年賀状。あれって、出す方は何の疑問も持たないのかな?



2006年01月07日(土) 予約した意味がないだろう、それじゃ。

昨日の事なんですが。

仕事中、突然支社長が私の所にやってきて言いました。
「そういえば、年末調整の結果はどうなったの?」


・・・・・・・・は?

え、年末調整の結果って・・・・・結局いくら返ってきたのかとかそういう事?だったら先月の給与明細に書いてあったじゃん?と思ったのでそのまま
「先月の明細書に還付金がいくらって載ってましたけど・・・」
と言ったら
「いや、そうじゃなくて。個人個人のもっと詳しく載ってる奴があったでしょ?」

・・・・・えーと、源泉徴収書の事でしょうか。それなら
「先月の給与明細と一緒にクリップで留めてお配りしましたが」
「いや、私はもらってない」

はい!?

そんなはずはない。だって給与明細と源泉徴収書と医療費のお知らせのハガキをちゃんと1人分づつクリップで留めて配ったもん。支社長には私が直接手渡したよ?


総務部長まで巻き込んであーだこーだと話した結果、支社長が言ってたのは源泉徴収書の事ではなくて
「1人1人の還付金や不足額が一覧表になったもの」
だという事は判りましたが・・・・・そんな書類なかったよ?でもいくらそう言っても
「いや、毎年あったはずだ。それを社内で回覧して、全員金額を確認して印鑑を押してから本社に送り返してただろう。その一覧表は?」
としつこく主張する支社長。


だからないっつーの、そんな書類。



本社にまで電話で問い合わせて、今年はもちろん過去にもそんな書類は作った事はないという回答をもらい、それを報告してもまだ
「いや、毎年その一覧表を回覧してたはずだ」
と譲らない。なんかちょっとうんざりしてきちゃって
「いやぁでも毎年源泉徴収書を配布してますけど、私はそういう一覧表は見た事ないですけど」
とか言ってたら、しばらく経ってから支社長がまた来ました。




・・・・・・・・・・・・・・・・どうやら、前の会社とごっちゃになってたようです。

この支社長、いわゆる『天下り組』なんですよね。うちの会社の親会社っつーか、関連の大手企業を1回定年退職してうちの支社長になった人。で、その以前お勤めだった某大手企業時代と勘違いしてたようです。
「前の会社では毎年そうだったから、年末調整っていうとどうもそのイメージが残ってててね。そうか、ここではやってなかったんだったね」




確かに、年末調整の結果、不足が出た人に関しては、一覧表が作られます。でもその一覧表を基にちゃんと
『あなたはこれだけ税金が不足してました。つきましてはひとまず会社が立て替えて払っておきますので、今月から○ヶ月に渡って、毎月の給与からこれだけの金額づつ天引きで精算しますけどいいですね?』
っていう1人1枚の通達文書が作られて、それを該当者に配布して、了解したら押印してもらって本社へ送り返す事になってるんです。つまり、文書をもらった本人には、自分がどれだけ不足額があったのかって事しか判らない。支社内でその全容を把握してるのは総務だけだし、全社大で把握してるのは本社の総務だけ。


支社長が言ったような『1人1人の還付金や不足額が一覧表になったもの』なんかを回覧したら、誰にいくら返ってきたとか、誰はいくら払わなきゃいけなかったとかが全員に丸判りになるわけでしょ?


・・・・・・・・・・・・・・・個人情報の保護がこれだけ厳しく言われる時代に、そんな事していいわけないだろう。

ちょっと考えたら判りそうな事なのに、なんかまるで私が書類を隠したような言い方までされてさぁ。かなりイヤ〜な気分になりましたよ。新年早々勘弁してくれよ。



まぁそんな話はさておき。(すいません、思い出したらなんかムカついたので書きたかったの ^^;)


今日は4週間ぶりの検診でした。しかしこれがまたえらい大変で。

何が大変って、待ち疲れた。

予約は11時。ちゃんとその時間に行きました。受付に診察券と母子手帳を出して、採尿も済ませて待つ。その時点で、
「なんか今日は人が多いな〜」
とは思ってたのですが、なんとそこから待つこと1時間。

ようやく呼ばれて中へ入り、まずは看護師さんによって血圧と体重測定。それから赤ちゃんの心音を聞きます。そして隣の部屋で助産婦さんとちょっとお話して次の診察日の予約。それが済んで出ようとした時、その助産婦さんが言いました。
「あ、タイツはいてるのね。診察の時に先生が足のむくみも見られるから、脱いでおいた方がいいわよ?」

え、そうなんだ。えーと、でもまだ中待合室(待合室から中に入って、もう1つ診察室に入る前に待つ所があるんだよね)に2人ぐらい待ってる人がいたよ?と思って
「どうせ内診の時に脱ぐから、その時じゃダメですか?」
と言ったら
「ん〜でもここ出たらすぐ内診に呼ばれるでしょ」
と言われ、ついでだからここで脱いで行けと言われたのよ。

ちょっと寒くないかなぁ・・・でもまぁ暖房も効いてるし、足にコートかけとけばちょっとの間なら大丈夫だろう。

と思い、素直にタイツを脱ぐ。う、やっぱりちょっと寒い。中待合室の椅子に座り、膝から下にコートをかけて待つ。


待つ。


・・・・・さらに待つ。


私の前に座ってた2人は、しばらくしたら呼ばれて内診室に入りました。(←この時点で既に30分は経っていた)あ、やっと次は私ね・・・と思っていたら!


なぜか、外の待合室から2人呼ばれ、その人達は私の前を素通りして先に内診室に入っていくじゃないですか!!



え、どういう事!?

動揺しつつも、おとなしく待つ私。さらにもう1人、同じように私の前を素通りしてコチラは診察室に入っていった人も。


なんで?なんで私よりあっちが先にされるの?っていうか、私の順番は?





これはもしかして、っつーかもしかしなくても、私、忘れられてるんじゃないだろうか。もう1人先に通されそうになったら聞いてみようかな。

と思うものの、通り過ぎる看護師さんたちはなんか妙に全員忙しそうで声をかけられる雰囲気じゃない。(そもそも、私の座ってた位置は診察室の入り口より奥の方だったので、主に診察室⇔外待合室の間をうろちょろしてる看護師さんは私の目の前を通らない)

そうこうしてるうちに、足は寒いし風邪でのどは痛くて咳が出て辛いし、でも暖房は妙に効いてて頭はボーっとしてくるしでなんか段々悲しくなってきちゃって、唐突に涙が出てきてしまった。しかもこういう時に限って、いつもならハンカチ代わりに持ち歩いてるハンドタオルもティッシュも忘れてきてるし!

コンタクトにゴミが入ったかのようなフリをしながらこそこそと涙を拭くんだけど、なんせもともと風邪気味なもんだからそのうち鼻水まで出てきちゃって、どう見ても泣き顔になってしまう。

しばらくそうしてたら、さっきから何度か他の人を案内しながらも私の事を気がかりそうに見てた看護師さんが、見かねたのか声をかけてくれた。名前を聞かれたので答えると、一旦診察室に入ってすぐ出てきて
「お待たせしてごめんなさいね、次の順番になってますから、もうちょっとだけ待ってくださいね。大丈夫?」
と言ってくれました。
「はい、大丈夫です」
と答えながらも、あ〜やっぱり多分忘れられてたんだろうな〜とぼんやり思う私。

そういえばさっき、多分次は私ね、というタイミングで外の待合室から呼ばれた患者さん。あの人私と同姓だった。・・・・・・もしかしてあそこで間違われたんだろうか。(かなりよくある姓なんですよ、私)

いつもだったら途中で確認するか、しなくてもこんな風に涙が出ちゃう事なんてないんだけど、今日はやっぱり風邪で心身ともに弱ってたのかなぁ。苦情を言う気力もなくて、結局、中待合室に入ってからトータルでさらに1時間以上待たされました。


まぁそれでもエコーで見た赤ちゃんは元気そうで、ちゃんと大きくなってたし手足が2本づつでそれぞれに指が5本ある事も確認できました。まだ性別は判らないようですが、それも次回また4週間後の診察には判るでしょうとの事。その頃までには胎動も感じられると思いますよ、と。

胎児の体重が大体150gちょっとらしいのですが、それを言った時の先生の例えが
「まぁステーキ1枚分ぐらいですね」
・・・・・思わず吹き出しましたよ。


最終的に、診察が終わったのは午後2時。病院に滞在した3時間のうち、実に2時間以上はただ待ってただけ。待合室の患者さんは1人だけになってました。どう考えても忘れられてたんだろうな〜。そりゃ待ち疲れもするっつーの。


次郎君に電話したらお昼ご飯は適当に食べたというので、自分用のお弁当と、夜に七草粥を作るための七草セット、あとトイレットペーパーなど細々した日用品の買い物をして帰宅しました。


帰って、買ってきたお弁当(ちなみに、見たらどうしても食べたくなったうな重)を食べながら事の顛末を次郎君に話したら
「・・・・そりゃ間違いなく忘れられてたな」
という身も蓋もないコメントをされ撃沈(苦笑)すっかり疲れたのでそれからちょっとお昼寝して、夕方、次郎君だけを次郎君ちの親戚新年会第二弾に送り出しました。


夜は予定通り七草粥。まだのどが痛いからお粥ってちょうどいいわ〜なんて思ってたのですが、よく考えたらあれって“1年の健康と無病息災を願う縁起物”なわけですよ。・・・・・それって、すでに風邪を引いた状態で食べても効果はあるのか?でもまぁ予想以上においしくできたので、夜中に帰ってきた次郎君にも食べさせようとちょっと残す。自宅で宴会料理を食べてくるんだけど、お粥をちょっとぐらいなら食えるだろ。



2006年01月06日(金) カツミはインフルエンザをもらったらしい。

妊娠中で薬が飲めないのに、新年早々風邪をひいてしまった咲良です。こんばんは。

いやぁ、一昨日あたりから「なんか調子悪いな〜」とは思ってたんですけどね。一昨日(4日)の夜は、お正月でそれぞれ長崎と福岡から里帰りしてるリナとトモエが遊びに来てくれたんです。私が行けなかったトモエの結婚式の写真とビデオを持って。

そしたら、2人とも私の結婚式の写真の焼き増し分まで持って来てくれてビックリ。しかもリナの方は、ちゃんとかわいくアルバムに作ってあるんですよ。いっぱいコメントが書き込んであって、それがまた一々リナらしいの(笑)

写真でひとしきり盛り上がった後は、トモエのイトコが撮ってくれてたというトモエの挙式〜披露宴のビデオ。次郎君も一緒に見てたんだけど、
「これは・・・・自分のだと思うと恥ずかしいよなぁ。やっぱ俺達撮らなくてよかったかも」
ってアンタ。いや確かに
「撮っても絶対こっぱずかしくて見ないと思うから撮らなくて良いよね」
と言ってビデオ撮影はナシにしたんだけどさ。

挙式編では妙に余裕のトモエと、対照的に最初から最後までいっぱいいっぱいの新郎がおかしくてなかなか笑えました。でもやっぱトモエはキレイだった〜。全身にビーズ刺繍が施されたホルターネックのトレーンの長いドレスに、レースの縁取りのついたマリアベール。

披露宴編では、ベールをはずしてご入場。最初の方の司会者からの新郎新婦紹介を、どう見ても誰も聞いてない(笑)リナは
「いや、食べながらちゃんと聞いてたんだよ?」
と言いますが、いやぁ聞いてるようには見えなかった。

でも終始和やかな披露宴で、トモエもとってもリラックスしてる感じが伝わってきて良かったよ。個人的には、料理をかなりパクパク食べてたのが羨ましかったな〜。(←自分の時に、鶏肉とカシューナッツの中華炒めに入ってたイカを1切れと、ファーストバイトのケーキ1口しか食べれなかった事を今だに根に持っている)

リナが連れてきてたしーちゃん(こないだ満1歳になった)もずっとご機嫌で、前回みたいに泣かれなかったので一安心。


2人がいる間から、妙にのどが痛くて時々咳が出てたんですよ。なんかイヤな感じだな〜・・・と思っていたら、寝る頃になって状態が悪化。昨日の朝起きたらとても会社に行ける感じではなく、会社に電話を入れて休暇をもらう事に。ただでさえ有給が残り少なくなってるのに・・・・。


昼ぐらいまで寝て、起きてしばらくしてとりあえずお腹が空いたのでうどんを作って食べる。冷凍の讃岐うどんを常備してます。風邪の時は、内科より耳鼻咽喉科に行った方が治りが早いと聞いた事があるので、前にも行った近所の耳鼻咽喉科に行こうと思って診察券を確認したらなんと木曜休診。しかたないので、そこよりちょっと手前にある初めての内科に行く事に。

ところが、診察してもらって、
「風邪のウィルスでのどが炎症起こしてますね。炎症を抑えるお薬出しましょうか」
と言われたとこで
「あの、妊娠中なので薬の種類とか限られると思うんですけど・・・」
と言ったら
「あ、妊娠してるんですか?(←いや、初診受付の紙にちゃんとそう書いたじゃん)じゃぁ薬はやめておきましょう。せめて授乳中とかならともかく、妊婦さんじゃぁどの薬がいいかわかんないから。妊娠中は、風邪薬とかもかかりつけの産婦人科でもらった方がいいですよ」
と言われて診察終了。

いや、そうかな〜とは思ったんですけどね。でもどうせ今度の土曜日に検診の予定だから、その時まで酷かったら産婦人科の先生にも言おうと思ってたんですよ。検診の予定もないのに病院に行って、他の妊婦さんにうつしちゃっても申し訳ないし。

で、結局のどと呼吸音を聴診器で見られただけでおしまい。診察室を出たらすぐ受付の人に呼ばれて保険証を返され
「お大事に」
と言われちゃいましたよ。
「え?あの・・・精算とかありますよね」
と聞いたら
「いえ、今日はお薬も出せませんし、ちょっと見ただけだからいいそうです。安静になさってくださいね。お大事に」
と笑顔で見送られてしまった。・・・・・・・診察料取られませんでしたよ。ちょっとラッキー(笑)良心的な先生だったな。

コンビニでのど飴だけ買って帰宅。仕事関係で出かけてた次郎君も同じぐらいに帰ってきて、その日は次郎君が買ってきてくれたお弁当で夕飯。次郎君はおつまみにお惣菜をいくつかと、おにぎりとカップ麺。私には、リクエストしたサンドイッチを買ってきてくれました。


さすがに今日も休むわけにはいかないので、なんとか出勤。昨日よりはちょっとラクになった(ような気がする)し。のど飴をなめたり、白湯を飲んだりしながらなんとか片付けていくものの、やっぱり調子が出ない。今日本社宛てに送らなきゃいけない書類、発送できる段階まで終わらせる事ができませんでした・・・・。

しかも午後からなんか寒気までしてきて、部長に断って休憩室でちょっと横になる。ちょっとだけのつもりがいつのまにか寝てしまったようで、気がついたら1時間経ってました。ダメダメじゃん。

帰る頃になってもなんか気分が悪かったので、
「どうしようかなー今日も次郎君に何か買ってきてもらうのも悪いよな〜。次郎君の分だけでも何か作ろうかな〜。でも1人分作るのって却って面倒くさいんだよね〜」
なんて思いながら帰ろうとしていたら、なぜか帰宅中に思い出したようにお腹が空いてきたので(笑)予定通りグラタンを作りました。




どうも、病原体は2日に遊びに来たマキらしいんだよね〜。弟君の子供がインフルエンザにかかってて、お母さんももらっちゃったみたいでさぁ・・なんて話を、2日に来た時にしてたんですよ。そしたら翌日になって
「私も熱が出たー」
とメールが来て、さらにその翌日には
「あまりにも熱が出て調子が悪かったので仕事を早退して病院に行ったら、インフルエンザでした。みんなにうつしてないといいけど」
というメールが(苦笑)

でも私は熱もないし、食欲もとりあえずあるので、インフルエンザじゃないようです。良かった。私の場合、過去に病気で食欲をなくしたのはインフルエンザの時だけだったという記憶があるので、多少具合が悪くても食べれる間は大丈夫!という1つの目安にしてるのだ。


明日は1ヶ月ぶりの検診です。
「次は4週間後でいいですよ」
と言われて本当に4週間後に行けるのは初めてなのでなんか嬉しい(笑)

今まで『次は4週間後で』と言われても、かならずそれより前に出血したり具合が悪くなって1週間後とか2週間後に病院に駆け込んでたんですよ。

明日の夜は、本当は次郎君ちで『親戚新年会・第二弾』開催の予定なんだけど、この調子じゃ行けないな〜。っつーか行きたくない。他の人にうつしちゃうのもイヤだし、この体調であのテンションに付き合える自信がない。



2006年01月03日(火) 明日からもう仕事なんて・・・。

今朝、起きる直前になぜか『KAT−TUNのメンバーと遊園地に行ったんだけど、途中で休憩スペースに行ったら先にそこでジュースなど飲んでた高校生ぐらいの女子達が当然大騒ぎ。どうしよう、ここに私も入って行っちゃっていいのかな・・・と入り口でためらっていたら赤西君に当然のように“おいでおいで”と手招きされ、覚悟を決めて入っていったらなぜか赤西君と亀梨君の間の席を空けてくれたのでそこに座ったらさっきまで大騒ぎしてた女子達が静まり返り、“なんでKAT−TUNがここにいるの?っていうかあの女ダレ?なんかテレビの撮影?”と思われているのが丸判りな雰囲気になってしまい、うわーどうしよう、気まずいなー・・・・と困っているところで目が覚めた』という不思議な夢を見た咲良です。みなさん、お正月休みは満喫しましたか?


て言うか、私KAT−TUNのメンバーって赤西君と亀梨君の2人しか顔と名前が一致してません。テレビで見れば
「あ、この子もなんか見た事あるな」
って判るぐらいで、しかも実はメンバーが何人なのかもよく判らない・・・・夢に出てきたKAT−TUNは5人だったんですけど、合ってますか?


何がわからないって、そもそも何故彼らが夢に出てきたのかってとこですが(苦笑)




さて。昨日はなかなかハイな1日でしたよ。

まず、昼間は次郎君の実家へ。親戚が来るのでそこに顔を出したわけですが、なんつーか、次郎君の親戚って賑やかでハイテンションな人が多いんですよね〜。血なのかしら。今回初めて会った叔父さんがいたのですが、この方が・・・・・今年61歳との事でしたが、その年齢で大卒は別に珍しくもないかなぁ。でも、だからこそ、なのかしら。とっても判りやすく『学歴至上主義』の方でした。

県内ではトップクラスの県立高校の出身で、本当なら九州大学でも熊本大学でも行けたぐらいの成績だったんだけど、なんだかんだあった結果
「名前さえ書けば入れるようなしょうべん大学に行っちゃってね」
と仰ったんですよ。

しょうべんって・・・・普通に『小便』と変換していいのだろうか。具体的に大学名を出したくないのかもしれないけど、仮にも自分の母校を“小便大学”って言うのは言葉が汚いなぁ・・・と心の中でこっそり思っていたら、次郎君が苦笑しながら一言。
「おっちゃん、そう言わないでよ。うちの奥さん、おっちゃんの後輩なんだから」


・・・・・なんですと?今言ってたのは、私も通ったあの大学の事なんですか。

「いやぁ、咲良ちゃんが行った頃は違ったのかもしれないけど、私達が行ってた頃は本当にしょうべんみたいな大学だったんだから」
なんて言ってごまかしてましたが、うーん。


そういえば、私が大学に合格した時に、父方の叔父さんに同じような事を言われたんだよねぇ。

私はその場にいなかったんだけど、お母さんが後でかなり不機嫌になってました。叔父さんは私が行く事になった大学名を聞いて
「なーんだい。○○大学なんて入試で名前さえ書けば入れるような所じゃないか。女の子なのにそんな4年制大学なんて行ってどうするんだ」
と言ったのだそうです。

それに対するうちのお母さんの意見。
「何よ、自分とこの娘がそれこそ誰でも行けるような短大しか受からなかったからってそんな言い方する事ないじゃないねぇ?叔父ちゃんが知ってる頃とは違うのよ!って言ってやりたかったけど、言っちゃうと娘自慢してるみたいで叔父ちゃんが不機嫌になるかなと思って言わなかったわ」


・・・・・・・・・まぁ一応弁解と言うか、なんか悔しいので説明しますが、私の母校である大学は、ちょうど私達が入学する年に名称が変わって、学部も増えたんですよ。で、私が行ったのはその新設学部で、新設でもの珍しかったせいもあったかもしれないけど初年度の倍率は12.6倍でした。実際は国立の滑り止めとして受けた人もいるだろうから定員以上の合格者を出したはずなんだけど、それでも倍率は7〜8倍だったと言われてます。(入学後に先生から聞いた話だから多分本当)

「名前さえ書けば入れる」
とか
「入学金さえ払えれば誰でも入れる」
なんて言われるようなレベルではなかったと思うし、受験の時にはそれなりに頑張った記憶もあるので・・・・・そういう言い方をされるとやはりいい気はしませんねぇ。

でもうちの親戚の発言に関しては、お母さんの言った事も当たらずといえども遠からず、という感じで。父方の親戚には、上は私の10コ以上年上から下は妹の年まで、結構年がばらけて8人いるんですが、その中で4年制の大学に行ったのは私だけなんです。

ついでに言うなら、母方の親戚でも四大に行ったのは私とみなとと、みなとの弟の3人だけ。短大とか専門学校に行ったイトコは他にもいますけどね。(私の妹も短大だ)


・・・・・・・なんつーか少子化と言われて定員割れして倒産する大学も出てきて、受験者全入学時代なんて言われてても、ちょっと田舎に行けばまだまだこういう発想が残ってるんだよねぇ。
『女の子なんてどうせ結婚して子供産んだら家に入るのに、わざわざ4年制大学にって何するんだ』
って。


あ、ちょっと話が逸れた。


まぁそんな叔父さんのアルコール入りのテンションに付き合う事2時間。ようやくその叔父さんが寝てくれて、しばらくはお義母さんやお義姉さんもふくめて女性ばっかりでまったりおしゃべり。(男性陣は寝てるか箱根駅伝見てました)夕方になって叔父さん&叔母さん達は帰り、義両親、お義兄さん夫婦とうちら2人の計6人だけで一息。義妹さんが旦那さんの実家に行ってた息子達を連れて帰ってきて、その2人にお年玉をあげたところでようやくうちらも帰宅しました。


そして約1時間後、私の友人達が到着。ミヅキとその旦那さんのショージさん(+子供2人)、カツミとその旦那さんのキュウさん、唯一独身のマキ。お盆にも集まったメンバーで新年会です。

友達が来ると言ったらお義母さんが手作りの料理の残りを持たせてくれたんですが、これがまたおいしいんですよ。煮物とか南蛮漬けとかお義母さんいわく『誰でもできる田舎料理』なんですが、里芋の煮しめも黒豆の煮たのも小エビの素揚げも、妙においしいの。ミヅキ達も絶賛。

ミヅキんとこのチビ1号(5歳半)が次郎君と一緒に桃鉄をやるのを楽しみにしてたそうで(笑)マキと3人でマジ対決。実際はチビ1号の分も次郎君がやってるようなものなんですが、1号大喜び。


11時半を過ぎた辺りで、マキが
「お母さんが具合悪いんだけど、今日家に1人でちょっと不安がってるみたいだから」
と先に帰り、残ったメンバーはまだまだしゃべり倒す。特にカツミが・・・・・1人だけ、県外に嫁いでるんですよ。キュウさんは家業を継いでいて、カツミもその会社で経理関係をちょっと手伝ったりしてるんですが、基本的には専業主婦みたいなもの。それも本人の意思というより
「お嫁さんには家にいてキュウが帰ってくるのを待っててあげて欲しいの。キュウのお給料だけじゃ生活が厳しいんだったら実家から援助するから、お願いだからカツミさんは家にいてあげて」
という専業主婦暦30年のお姑さんの強固な意見によりそうせざるを得ない状況で。


身内以外に知り合いもほとんどいない状態で、かなり個性的なお姑さんにお舅さん、比較的マトモな義弟と、お姑さん以上に理解不能なその奥さんとうまくやっていくのにかなり神経を消耗するらしく、たまに里帰りして会うともうほとんど独壇場とばかりにしゃべりまくるんですね(苦笑)次郎君に言わせると
「マシンガンを5丁ぐらいいっぺんに打ちまくってるような感じ」
・・・・言いえて妙。←否定はしない。


結局全員が帰ったのは・・・・2時半ぐらいだったかなぁ。カツミが後片付けをほとんどやって帰ってくれたので助かりました。私は
「適当にやっといてくれれば明日私がやるからー」
と言ったのですが、A型のカツミはその『適当に』がダメ(笑)残った料理はお節が入ってた重箱に詰めてしまい、使った皿やお義母さんが持たせてくれた料理が入ってたタッパ類も全部洗い揚げ、ゴミは1つの袋にまとめてゴミ箱へ。最後まで使ってたグラス類も洗って帰りたそうだったけど、食器乾燥機が満杯だったので
「いや、それぐらいは私が明日やるから」
となだめて帰しました(苦笑)

最終的に私達が寝たのは3時過ぎ。おかげで今朝起きたらもう12時をまわろうかという時間でした・・・・それは既に『今朝』ではない。


今日は次郎君と2人でまったりダラダラ。昨日の残りの料理とレトルトカレーで昼食を済ませ、昨日録画してた『里見八犬伝』を一緒に見る。それから私は昨日のグラス類もまとめて洗い、その間次郎君はコタツでテレビを見てまたまったり。夜も、簡単に牛とじ丼と豆腐とわかめのお吸い物で済ませました。

・・・・・・本当は夜もあんまり作りたくなかったんだけどね。三箇日ぐらいは徹底的にサボりたかった・・・・おせち料理って本来はそのための物なんだよね、確か。三箇日ぐらいは主婦を休ませるために、日持ちする縁起のいい料理を重箱いっぱいに作る。でもまぁ私は普段から結構さぼってるので(笑)2.5日休ませてもらったら充分か(^^;

今日の『里見八犬伝』も録画して、裏の『古畑任三郎』を見る。次郎君は途中で寝ちゃいました。

はぁ、明日からまた仕事だ・・・。がんばろう。うん。



2006年01月01日(日) あけましておめでとうございます。

さっき新着日記見てたら↑このタイトルいっぱいあったんでどうしようかな〜とちょっと思ったのですが。

まぁいいか、新年だし。


そんなわけで、改めまして、あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたしますm(_ _)m


さてさて、次郎君と付き合って3年、結婚して7ヶ月ちょっと。

今年初めて一緒に年を越しました。



だってさ〜。次郎君、ここ10年ぐらい毎年『友達が次郎君ち(離れになってる部屋)に来てカセットコンロで鍋しながらゲームしながら飲んだくれて寝てる間に年が明けちゃって途中で起きてそれからまた朝までゲーム』という年越しをしてたそうなんですよ。

なので、私が
「年越しで旅行に行こうよ」
とか
「年越し詣でに行こうよ」
とか誘っても
「上津君と年越すのが恒例だからダメ」
とか言って断られてたんです。




・・・・・・・・・・・・・・・多分、今年も私さえOK出せば同じ事が企画されたはずです(泣)

現に、30日に忘年会に行った帰り、締めにうどんを食べに行った店で偶然会った友達(既婚なのでレギュラーじゃないけど、可能な限り上記の年越しに参加するという人)に
「今年も行っていいの?」
と聞かれたそうで(笑)

「で、なんて答えたの?」
「いくらなんでも怒られるから無理って言ったよ、ちゃんと」






当たり前だ(怒)






来年は子供も産まれて3人のはずなんだから、2人で過ごせる年末は今年だけなのよ!?何が楽しくて結婚して最初の年末年始に旦那の友達にサービスしながら過ごさなきゃならないのさ。結婚前に3回我慢したんだから、今年ぐらい私にサービスしろ!



そんな私達の年越しは、じつにまったりと終わりました。

31日の昼間、私は実家に行ってお母さんと一緒に年越しそば・お節料理・お雑煮の準備。と言っても私が家に着いた時にはもうあらかた終わってて、味見したりお節を重箱に詰めたぐらいなんですけど(苦笑)

帰ってから、ちょっとお昼寝してる間に次郎君が軽く大掃除をしてくれて、夜は2人で鍋。レコード大賞と紅白をメインにチャンネル替えながら見て、紅白が終わる頃に年越しそばを食べました。

紅白は、とりあえず絶対見たかった氣志團とグループ魂と渡辺美里ちゃんが見れたので満足。鈴木亜美ってやっぱ歌下手だよね?

レコ大が幸田くみ(←漢字が出なかった)ってのはちょっとどうかと思ったけど、まぁあれはある意味季節物だからな。



今朝起きてからは、午前中はテレビ見たり新聞読んだり年賀状見たりしてまったり。昼から次郎君の実家にとりあえず新年のご挨拶。親戚が集まるのは明日だそうで今日は本当に挨拶だけだったんだけど、だからってさすがに玄関先で済ませるわけにもいかず。ちょっとお邪魔してお節など勧められてつまみながらおしゃべりしてたら、さらっと1時間半ほど経過。

それから次郎君のお墓参りに付き合ったんだけど・・・・このお墓参りが、繋がりがよくわからないような親戚のお墓まで含まれててちょっとビックリ。だって『ばぁちゃんの実家の弟さんちの墓』とか、いわゆる“大叔父さん”にあたる人なわけだけど普通はそこまで離れてたらほとんど他人じゃないか?しまいには『○○ばぁちゃんの墓。まぁ俺は会った事ない人だけど』って・・・・田舎独特の“血の繋がりは薄いんだけど近所に住んでるから付き合いはすごく密”な人達が多くてもう何がなんだか。


それから初詣。元旦だったせいかやっぱり人が多くて、本殿に参るために長蛇の列。おみくじは『吉』でした。私が引いたのはちっちゃい招き猫が入ってるおみくじだったんだけど、出てきた招き猫は白。さて、白って何のお守りだ?と思って一緒に入ってた説明書きを見たら・・・・・


『開運招福』


・・・・・もっと他にも、黄色だったら金運とか、ピンクだったら恋愛運とか、黒だったら商売繁盛とか、ピンポイントで効果のある色があるのに、ずいぶんとまた大雑把と言うか『全体運』な感じの色が当たっちゃったな〜(^^;



ちなみに次郎君のおみくじは大吉でした。この人、確か去年も大吉を引かなかったっけ?

それにしても今年は戌年だからかな、犬連れで参拝に来てる人が多かったです。ダックスとかチワワとかシーズーとか、妙に小綺麗な感じの小型犬(しかも大半が何かしら服を着せられている)ばっかりだったのがなんかイヤな感じでしたが。そりゃ確かに流行ってあるけどさ。なんかどいつもこいつもペットショップで何万もしてそうな犬ばっかりで、なーんか取り澄ました感じがイヤだね。別に嫌いじゃないけど、犬でも猫でミックス(雑種)だってかわいい子はいっぱいいるのになぁ。



初詣が済んだら私の実家へ。こっちは家族でお節やら鉢盛やらを囲んで飲む食う。親戚が集まるわけではなくて、うちの家族に次郎君が増えただけのささやかなお正月の宴です。一緒に飲む相手がいて嬉しいらしいお父さんと次郎君がそろっていつもより飲みすぎて寝入っちゃったので、お母さんと妹と3人でかくし芸見て団欒してきました。

最後の境正章の芸は、スタジオはやたら大爆笑で盛り上がってたけどそこまでおもしろくもないよ?と思ったのは私だけか。いや、妹も同じ事を言ってたぞ。


帰りにコンビニでアイス買って帰ってきて、2人でココリコミラクルタイプSP見て笑って、次郎君は先に寝ました。そんな感じの、のんびりした年末年始でした。

来年の年越しは3人になってるはずなのかぁ。


 < 過去  INDEX  未来 >


咲良 [MAIL]

My追加