先週末、家族で旅行した。 行き先は佐渡。 ドライブしつつ、金山の跡を見て、トキを見て、たらい舟に乗った。
関東平野で生まれ育った自分には 海からすぐ山へと続く島の景色はそれだけで目新しくて、 見ていて楽しい。
金山には当時の様子を再現した機械人形が置かれていた。 「なじみの女に会いてぇなぁ〜」なんて音声付。 ときどき目が合ってどきどき。 下へ下へと続く堀穴のミニチュアをみていると蟻の巣のようで 人間ってすごいな、と思った。
トキのいる檻は見学用の通路から20メートル離れたところにあった。 ご丁寧に双眼鏡が据付けられていたけれど あれが無かったら「何か白い鳥がいる…」で終わったかもしれない。 鳴き声はカラスに似ていて擬音にすると『んあっ』…だった。 日本産の最後のトキは別の所にいて見られなかった。残念。
たらい舟は漕ぎ手のおばさま+家族3人の4人乗り。 海岸近くをくるりと廻る。 おばさまは世田谷区出身。 「いいとこ出身なんだねー」という父に 「今がよくないみたいじゃないのよ」と答えたり、いい味出してた。 客が舟から落ちる事は滅多にないらしいが 「月に一人は落ちてるよね…」が我が家の推測。 乗る時・降りる時の不安定さが危険な感じ。
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