まつや清の日記

2004年07月31日(土) 「男女共同参画」県民フェスティバル




 安倍川花火の中止。
 台風が西に向かう。
 何かおかしな気象です。

 そんな中、「男女共同参画」県民フェスティバルに来賓として参加しました。
 県議会議員13人が参加していました。
 女性議員は7人いらっしゃいますが6人の参加でした。
 6月議会の一般質問で富士宮市選出の吉川議員が「男女共同参画」に関してと北朝鮮拉致問題についての質問をしました。
 日本の伝統文化の中で、男は外で女は家で子育て・家事は当然と言う立場で、共働きの女性の支援のために保育園があるなら、家で子育てしている女性に補助金を出すべきだ、という主張です。

 なかなかすごい主張だなと思って聞いていましたが、あまりにひどいので、『伝統文化って天皇制国家」ですか?とヤジ。

 今日のフェスティバルのポスター賞で写真のような「母は外(ソト)、父は家(うち)」と言うのがありました。

 男女共同参画に反対する人たちが公然と登場しています。
 徹底した議論が必要です。



2004年07月30日(金) 映画『スパイダーマン2』を観る

 早くから娯楽映画『スパイダーマン2』は宣伝がはじまっていました。
 議会も終わり、よし!と劇場に。

 「中途半端な気持ちでは生きていくことができない」。
 メリー・ジェーンが、宇宙飛行士との結婚式場からスパイダーマンの所へと走った後の最後のセリフである。

 今回のシナリオは、スパイダーマンが悪と闘い続ける以上、恋人に常に危険がともなう、それは避けなければならない、強き正義の味方「スパイダーマン」として生きるのか、普通の良き人間として恋人と共に生きるのか、をテーマにして、心の葛藤を描く。

 そして、恋人を捨ててたちあがる、英雄主義、ヒーロー、でもとても楽にその気分に浸らせてくれる。既にスパイダーマンの正体が明らかになっており、ハッピーな結末、アメリカらしい映画である。最後は、もう1人の悪の「スパイダーマン」が登場する続編を匂わせて終わらせる。

 「誰の心に中にも、ヒーローがいる」
  生きる人間にとって、英雄主義的気分は必要である。
 しかし、ブッシュ大統領のごとくの英雄主義がアメリカにはびこっている事を考えると、スカッとするけど、何か、後味の悪さが残ってしまう。
 だったら、観るなよ、ですが、でもやっぱり観てしまう、映画ファン心理。

  



2004年07月29日(木) 知事は、暴力的な「地上げ屋」とどこが違う?




 今日は6月議会本会議の最終日。
 常任委員会委員長報告への三つの質問。
 1、簿外郵券について
 2、静岡空港について
 3、県警不適性経理について
 
 そして、本体造成工事11億円余、16億円余という契約、そして住民訴訟で最高裁判決敗訴にともなう知事の弁護士料負担249万円の支出に反対討論。

 ところが今日の朝の新聞で、公正取引委員会が113の企業に官製談合で排除勧告が報道され、その113に空港建設本体工事を請け負う鹿島建設やフジタなどが含まれており、また、県庁西館の耐震工事14億円余の工事に排除勧告企業・三井住友も入っており、この工事にも反対せざるを得ませんでした。

 反対討論では、11月土地収用申請を行う知事は、暴力的な「地上げ屋」と同じではないか、と空港はいらない静岡県民の会の島野房巳さんの言葉を紹介しました。

 参議院議員選挙のあと、すぐさま県議会6月議会、休むまなく40日間ぶっ続けの緊張した活動状況でした。「市民の風」会派のニュースレター発行を急がなければなりませんが、ちょっと休憩、したいです。



2004年07月28日(水) 女性のパワーで県知事申し入れ




 県政ウオッチングの会のメンバーで知事の申し入れ。
 女性8人と子供2人男性2人の組み合わせで「重いテーマに割に集まっている人たちは賑やかですね」はあるマスコミの方の感想。

 昨日は自民党の方々による全容解明を求める申し入れ。

 私たちは、ウオッチングの会で知事宛てに「簿外切手・プール金問題の全容解明と清算についての申し入れ」、会派・市民の風で監査委員に「早急な監査委員協議会を開催する事に関する申し入れ」を提出しました。

 申し入れ事項の四番目に、「この際、私たちとしては切手やプ−ル金問題での全容の解明、そして、批判だけでなく一刻も早くこうした問題の清算と新しい静岡県政を作り出していく為の県民の責任についても考えていく公開討論会を県民に呼びかけたいと考えていますが、県知事の参加を検討していただけないでしょうか。」

 さあ!県政刷新を求める新しい風が吹くかな!

 申し入れの詳しい内容については、まつや清のホームページの「速報」欄をみて下さい。   
http://www.enpitu.ne.jp/usr1/17507/diary.html



2004年07月27日(火) 簿外切手、知事は本当にしらなかったの?

 昨日の知事記者会見が今日マスコミ報道されています。
 知事は、この問題を23日にたまたま知ったので直ちに公表しなさいと指示したと言うのです。記者会見記録を見ると、北遠健康福祉センターの117万の簿外切手についての質問も、よく聞こえなかったそうです。

 本当でしょうか。
 この簿外切手問題をどうするか判断したのは、知事でも総務部長でもなく沢田総室長だというのです。

 昨年の9月のプール金調査報告の時に三ヶ所で自主申告されたとのことです。今年の1月になって全庁調査することになったわけですが、これは誰が判断したのでしょうか。

 何故、四ヶ月も後になって調査を始めたのでしょうか。
 おそらく、プール金問題でオンブズマン運動からの告発があり、検察庁が個人メモ清書を押収し、この問題についても捜査が行われていたのではないでしょうか。

 その事に対して整理しておかねばとの組織防衛的全庁調査ではと邪推したくなるのは、思い込みでしょうか。

 明日は、13:30に知事に市民団体の申し入れ、私は、会派として監査委員にも申し入れします。時間のある方は13:20に県庁東館に集まってください。



2004年07月26日(月) 木魂庵のすごさ




 静岡市足久保奥組に建てられた木造建築「木魂庵」。
 きのう、県政報告会で会場にお借りしました。
 私の話を聞いていてくれた家主の八木さんが一言。
 
 「松谷さんの話を聞いていると本当に県のでたらめさに腹も立つ。だけど、その返還されたというプール金とやら、何に使われるの?返還の話はよく分かるけど、何に使われるようになるのか、松谷さんがその為に何ができるのか、少しはこの地域の里山を守る活動に使えるとか、何か役に立つ使い方について発言してもらいたいんだけど」。

 ウーン。
 木魂庵、全て国産材は勿論のこと、地域の材木を使って作られいるすごい家です。一度いろんな方に見学に言ってほしい所です。今、山が荒れている、この里山を何とかしたい、それを変えていく為にこうして木の魅力がわかる家を作ったそうです。このこころざしに魅せられていろんな人たちがこの家づくりにボランティで関わったとのことです。

 この地域全体を職人が集まる場にしたい、文化村にしたいという大きな構想。
 私が環境森林農水員会の一員として何ができるのか、そこで、何を発言しているのか、有権者に何を返しているのか、厳しく問われた報告会でもありました。



2004年07月25日(日) バナナの叩き売り




 厚生病院祭りに参加しました。
 病院のお祭りは始めて。
 どんな内容なんだろうと、期待半分。

 自分が診察の対象の時に以外はなかなか検査機器など直接に触る事はありませんが、祭りと言うことでいろんな課での最新機器の紹介があり、結構楽しめました。

 お腹がペコペコで何か食べ物にありつけないかと、祭り広場に。
 そしたら、写真にあるバナナのたたき売りが始まりした。
 どうも叩き売りパフォーマンスはれっきとした外科の先生との事。
 なかなかどうして芸達者というか参加者をドンドン叩き売り舞台に引きこんでいます。

 口上もバナナの植物繊維がとか、成分の詳しい説明をしながらで、ちょっと一味違ったたたき売りでした。勿論ドンドン売れていました。聞いたら大学の時に演劇部だったとの事、納得でした。

 面白い先生がいらっしゃいます。
 確かに厚生病院が身近に感じました。

 
 



2004年07月24日(土) 蝉の鳴き声

 常任委員会が終わり、あとは29日に向けての反対討論の準備です。
 空港関係契約案件が議題となっています。

 参議院選挙が終わって休む間なく議会準備に入りました。
 ようやく議会の山を越えました。

 こんな時はゆっくりと寝ていたいのですが、何故かいつものように目がさめました。小学生の頃、日曜日だから朝はゆっくりなんて日に限って早く目覚めてしまった頃を思い出してしまいました。

 といいますか、この猛暑。
 朝早くから蝉の鳴き声がもううるさいくらいに、ミーン、ミーン、ミーン。
 目覚し時計みたいなものです。
 蝉が鳴くということは木が回りに沢山あるということです。
 隣の家の方の庭が緑でいっぱい。

 田舎暮らしで夏と言えば朝の蝉の声。
 すごく幸せを感じてしまいます。

 よくタモで獲りに行きました。
 アブラゼミ、ミンミンゼミ、ツクツクボウシ、ヒグラシ。

 やっぱり芭蕉かな。
 山寺や 石にしみつく 蝉の声



2004年07月23日(金) 驚くべき2400万円のプール金発覚

 本会議で117万円の北遠健康福祉センターでの郵券(切手)の存在を指摘。
 そこで、今日の農業水産部での審議でこの問題を取上げました。
 そうしたら、農業水産部で84万円余切手があったとの答弁。何故と問いただすと、これは総務部からの指示で、全庁調査を行った結果とのこと。

 えー!

 こうした中、マスコミの動きが活発し、緊急に橋本総務部長による総務委員会に郵券問題報告を行われることになりました。

 その結果なんと2400万円もの郵券(切手)が今年の2月段階で全庁調査によっ確認されていたとの事です。健康福祉センターだけでなく農業水産部だけでなく、全部所に。

 あきれました。

 農水委員会が調度終わっていたので総務委員会を傍聴。
 自民党の議員が怒ってました。
 信頼関係が崩れたと。
 真相の解明を。
 
  



2004年07月22日(木) 明日は農業水産部委員会審議

 今日の環境森林部での委員会審議。
 大井川ゼロエミッション事業については現状の相当部分についてまでわかりました。詳しくは、後日、速報欄で紹介します。

 脱焼却と脱埋立戦略とこの当面の焼却灰のセメント化リサイクル事業の関係が被いに問題になります。

 明日は農業水産部の委員会審議です。
 遺伝組替え作物やBSEなどについて質問する予定です。

 10:30から傍聴できます。



2004年07月21日(水) 明日は環境森林部委員会審議

 明日の環境森林部の委員会審議です。
 一般質問が終って今度は委員会。
 ちょっと余裕がありません。

 大井川ゼロエミッション事業を中心に質疑するつもりです。



2004年07月20日(火) 無理難題はどっち!?

 一般質問を終了しました。
 8項目と言うちょっと多めの質問内容でしたが、何とかこなしました。
 傍聴に来ていただいた皆さんには早口で聞きにくかったかもしれません。
 質問時間25分。
 厳しい原稿の長さでした。

 質問内容はホームページにアップします。

http://www.enpitu.ne.jp/usr1/17507/diary.html
 答弁は、後3日の時間を下さい。
 あさってから2日間環境森林農水委員会があり、余裕がありません。

 それにしても知事の答弁はひどすぎます。
 話し合いしたいしたいと言いながら、地権者からの3条件について、話し合いの議題にすると、一貫してはぐらかし。

 しかし、今日の知事の答弁で本音が出ました。
 地権者の話し合いのための3条件は、知事に言わせると「無理難題だ」だそうです。だったら、話し合いのために議題の載せるなんていうのは真っ赤なウソ。最初から受ける気持ちなどなく、ただ、とにかく話し合いをやったという土地収用の申請をするためのアリバイ工作をしたかっただけと言うことにないります。

 地権者の皆さんに言わせれば、無理難題をいっているのは知事そのもの。

 今日の質問で、NHK記者から取材がありました。
 県警本部長への質問で捜査報償費に偽名のものはあるのか。
 本部長答弁ーあります。暴力団等の捜査の場合、協力者がそのことを望むので。

 ところが、NHKでそのことを確認したら、「一般論で静岡のことではないと」。
 今更なんでそんな言い訳をするのかよくわかりません。

 8;45のNHKニュースをみたらこの問題を取り上げていました。
 見終わったら、すぐさま、ある方から電話があり「頑張っているね。はっきり、あそこまで言える議員がいないんだ。僕は、いままで自民党やってきたけど今度だけは民主党やったよ」。

 忙しい最中、傍聴に来ていただいた方々に感謝申し上げます。
 柏崎から来てくれた父、母、姉家族も喜んでくれました。



2004年07月19日(月) 高齢者の叫び

 事務所で仕事をしていると、どっこいしょ、どっこいしょと階段を上ってくる音がしました。誰かなって思ったら下のSさん。バリアフリーでない事務所、階段昇るのに大変であったろうに、老体に鞭打っての訪問でした。

 顔を見るなり、「もう知事選挙しかないよ」と猛然と話しだしました。
 すごい剣幕で、ただ聞くばかり。

 後半から、高齢者がこの夏、暑いのにバスを待っている大変さがわかる?
 地球温暖化で異常気象で猛暑。
 バスが遅れてきたので「どうして遅れてる?」聞いたら、「1時間も2時間も遅れてないでしょ!」すかさず、「遅れて公共交通じゃないでしょう!」といい返したのとの事。

 「山間地の高齢者にとってバスが頼りなんだよ」。ズット話を聞いていてうなづくばかりでしたが、またエネルギーを貰った感じでした。

 階段を降りていく姿が、母の姿に重なりました。明日の議会質問に花博見学を兼ねて父と姉家族が一緒に傍聴に来てくれることになっていますが、高齢者が安心して暮らせる、歩ける、移動できる静岡市にしたいものです。



2004年07月18日(日) 寺田町内会の夏祭り




 友人が寺田町内会の夏祭りの実行委員会委員長との事で出かけました。
 会場の鎌田第一公園、何やらカラオケの音楽がガンガン。
 結構広い会場で準備がさぞかし大変だったのではないかと推察しました。

 町内会は600戸ほどで新住民も多いがまとまりがあるとのことでした。
 出店、カラオケ、盆踊り、そして美山リカさんというプロの歌手の歌謡ショー、商品付きくじ引きと午後の1:30から9:00まで、時間も長いし企画もいっぱい。

 ちょっとだけ参加しましたが楽しそうな雰囲気でした。
 夏祭り、都市化で住民どおしのコミュニティ意識が希薄となっている中でいろんな取組みが町内会単位で試行錯誤の一企画と思いますが、とにかく役員になる方々は大変な努力してますね。

 写真は、カラオケで「世界でひとつだけの花」を歌う若いグループ。



2004年07月17日(土) スタッフの病気

 一般質問でドタバタしていますが、スタッフの若手メンバーが発熱でダウン。
 困った。
 傍聴の呼びかけなど当日までに事務局にお願いしなければいけないことが多々あります。明日は元気になってもらえるとありがたいのですが。
 でも、健康上での休みは仕方ありません。
 回復を祈るばかりです。
 
 健康診断の時、奥之山議長から「松谷さんの質問の時に内の関係者が60人くらい傍聴にくる事になっているんだけど、議会の普段の時と違う雰囲気になってしまうね」と冗談交じりに声をかけてくれました。「いやー、いいじゃないですか、議長の出番があって、支持者のみなさんも喜んでくれますよ」と切り返しました。「時間はちゃんと守ってなー」「びしびしやってください」と。

 同じく健康診断の時、自民党の前幹事長は浜井さんは「海野さん言ってたねー。支えてくれた人たちは一級の人たちだったって。松谷さんは一級かい?」これまた冗談っぽく話しかけてくれました。その時はうまくかえせず、後で浜井さんに言えばよかったということがありました。

 敗軍の将、兵を語らず、これをもじって敗軍の兵、玉を語らず。

 あの県議会の健康診断って小学校の健康診断と同じ雰囲気なんですが、会議室が医療機関に早がわり。ですが、プライバシーが守られそうもない診断風景。女性議員もいます。去年は議長に申し入れして、どこか専門の機関でやってほしいと。みんな、和気あいあいですが、ちょっと検討がが必要かなと思います。

 そういえば、スタッフの健康診断も考えなくてはいけません。

 

 

 

 



2004年07月16日(金) 県議会3日目が終わりました

 3日目の県議会。
 一般質問4人。
 やはり時間25分ということでなかなか質問の絞り方も難しい。
 
 20日の午前中11:15くらいから私の質問ですが、いまから完成原稿の作成です。質問項目が多く頭を悩ませています。

質問者 松谷 清

1 知事の政治姿勢について
(1)多選批判と公約違反
  ア 多選批判
  イ 情報公開日本一の公約
  ウ 知事交際費の全面公開
(2)プール金問題
(3)県警文書の情報公開
  ア 公文書非開示決定取消請求訴訟
  イ 予算編成権に基づく権限行使
2 監査のあり方について
(1)今年度の監査計画と実施結果
(2)捜査報償費の監査方法
3 静岡空港について
(1)3つの条件
(2)開港スケジュール
(3)土地収用の時期
(4)需要予測
(5)雇用効果
4 浜岡原子力発電所について
(1)核燃料サイクル
(2)注意情報と警戒宣言
(3)放射能漏れへの対応
(4)1、2号炉の廃炉
5 自然エネルギーの利用について
6 歩行者のための都市交通について
7 大型店の出店について
8 警察の不適正経理について
(1)公安委員会の役割
  ア 公安委員会のあり方
  イ 警察の情報公開への指導
  ウ 議会への資料提供
  エ 公安委員会での審議
(2)警察の調査報告
  ア 組織的関与
  イ 法律違反と不適正使用
  ウ 捜査報償費
  エ 書類の廃棄



2004年07月15日(木) 県民の会・幹事会みんな元気

 選挙後はじめての空港はいらない静岡県民の会の幹事会。
 議会準備で少し遅れて参加しましたがみんなすこぶる元気。
 11月の土地収用申請、来年7月の知事選挙に向け具体的活動の提案。

 よく考えれば今回の参議院地方区5人の候補者で170万人の投票者、その内海野さんの36万、島津さんの13万合わせて49万人が空港に反対しているのです。議席を獲得する事はできませんでしたが、十分過ぎるくらいの反対派の存在です。

 明日の金曜日午後1時、街頭でのオリーブの女性達の街頭署名があります。

 議会では、公明党が始めてと思いますが空港問題について代表質問、KEN-MINがベトナムとの直行便実現に向けて国際交流をとちょっと驚くような質問でした。
明日は梶野さんと牧野さんが空港問題に着いて聞きます。


 16日の質問順序 1
質問者 梶野完治(共産党)

1 国民保護法制に関する県の対応について
2 静岡空港建設について
(1)県民の理解
(2)国庫補助金と開港時期
(3)用地取得の見通し
3 浜名湖花博における「自然との対話」写真展について
4 産業廃棄物の不法投棄について
(1)環境基準に対する考え方
(2)製造者責任と排出者責任に係る効果的施策
5 介護保険制度について
(1)見直しの提案に対する所見と対応
(2)特別養護老人ホームの整備推進
6 知事部局のプール金問題と警察の不正経理問題について
(1)知事部局のプール金問題
  ア 告発についての考え方
  イ 監査委員の考えと対応
(2)警察の不正経理問題
  ア 不正経理
  イ 公安委員会の対応
  ウ 監査委員の対応
  エ 県の考え方
(3)第三者による調査特別委員会の設置

質問順序 2
質問者 牧野京夫(自民党)

1 行財政改革のさらなる取り組みについて
(1)人件費の抑制
(2)県の出先機関の見直し
(3)外郭団体の整理
2 静岡空港について
(1)オークランド空港視察後の認識
(2)静岡空港周辺への企業誘致
(3)国際観光振興と空港のポートセールス
3 奥大井・南アルプスマウンテンパーク構想について
4 荒廃する森林の再生について
(1)森林環境税の創設
(2)森林環境税の徴収方法と使い道
5 お茶の振興について
(1)世界お茶まつり2004への取り組み
(2)国内の緑茶空白地域への売り込み
(3)中山間地域の茶業対策

質問順序 3
質問者 林 芳久仁(平成21)

1 元気で明るい県政の推進について
 o 信頼回復の具体的な取り組み
2 市町村合併後の地域政策について
3 電子入札と入札契約制度改善について
4 県が出資している外郭団体について
(1)これまでの見直し実績
(2)県の支援と今後の改革の方向性
5 教育行政について
(1)指導力不足教員への対応
  ア 認定と実態
  イ 対応策
(2)教育の地方分権

質問順序 4
質問者 堀江龍一(自民党)

1 意欲ある職員の育成について
2 都市観光の振興について
3 高齢者対策としての病院活用について
4 中部地域における都市交通計画について
5 子供の心を育てる教育について
6 警察行政について
(1)交番機能の強化
(2)居住実態の把握



 



2004年07月14日(水) 知事、空港問題で淡々と答弁

 知事の自民党の赤堀議員の空港に関係する質問に意外に淡々としていました。
 質問趣旨は、事業評価が妥当・継続になったことへの認識と決意、および土地収用と地権者との話合いについてでした。

 後者について、「話合いが何より大切であり」と平和路線を強調、そして「開港に向けた工事の円滑な執行を確保する上で、遅くとも今年の秋ぐらいまでに土地収用法に基づく事業認定申請の判断をせざるを得ない」と従来の主張を繰り返しました。 

 そして、「開港スケジュールへの影響については、そうした法手続きを想定する場合であっても、並行して話し合いによる用地取得に向けた取組みや工事工程における工夫を重ねることにより、計画どおりの工事完成を目指す」と。

 基本スタンスは今日の答弁でわかりました。選挙結果に有頂天にならず粛々という雰囲気が伺えました。一方で検察庁の更なる逮捕が予想されるだけに不安も抱えざるを得ない状況も影響しています。20日にどう反撃するか。それにしても知事の答弁は長い、長いのはいいのですが、私と共産党にも同じように対応してもらいたいものです。

15日の質問順序 1
質問者 滝田光男(公明党)

1 財政問題について
(1)本県経済の見通し
(2)法人事業税の外形標準課税化の影響
(3)職員の退職金の見直し
2 地震対策について
(1)東海地震の切迫度と予知の可能性
(2)プロジェクト「TOUKAI−0」の取り組み
3 静岡空港について
(1)予算獲得の見通し
(2)用地取得の見通し
(3)広報啓発活動
(4)空港整備費、運営費等の縮減方策
4 外国人観光客の誘致について
5 県立美術館の運営のあり方について
6 静岡県地球温暖化防止活動推進センターについて
7 健康福祉行政について
(1)地方の医師不足への対応
(2)創薬探索研究事業の展望
(3)健康長寿社会の構築
8 農業振興について
(1)お茶の消費拡大への取り組み
(2)県産米の生産振興と消費拡大への取り組み
9 港湾行政について
(1)ポートセールス事業の推進
(2)保安対策
10 教育行政について
(1)パソコン教育
(2)読書県しずおかづくりの推進
11 警察行政について
(1)若者を取り巻くMDMA汚染への対応
(2)高齢者を取り巻く悪質な詐欺的事案の未然防止対策

質問順位 2
質問者 池谷晴一(平成21)

1 知事の政治姿勢について
(1)国庫補助負担金改革
(2)国と県の役割の見直し
(3)市町村合併
2 防災対策について
(1)被災者の居住安定支援制度
(2)総合防災訓練
(3)国民保護法への対応
3 ユニバーサルデザインの推進について
(1)ユニバーサルな交通社会実現
(2)視覚障害者に対する総合カードシステム
4 少子化対策について
5 静岡空港について
(1)反対地権者との話し合いの状況と今後の対応
(2)空港を拠点とした地域振興策
(3)国際線就航への対応
6 防犯まちづくりについて
7 国民健康保険制度について
8 環境行政について
(1)資源循環型の社会形成
(2)ごみ処理広域化計画
9 障害福祉行政について
(1)障害者雇用促進策の現状と方針
(2)障害者支援費制度の評価と介護保険制度との統合
10 中心市街地の活性化について
(1)TMOの支援
(2)まちづくり交付金制度の活用
11 観光立県を目指した取り組みについて
12 農業行政について
(1)花卉の消費拡大策
(2)小規模農地の基盤整備と新規就農者の確保
13 道路整備方針について
14 景観法成立に伴う対応について
15 教育行政について
(1)学校教育と社会教育の融合
(2)英語教育の充実
(3)コミュニケーション能力の向上
(4)青少年の健全育成





2004年07月13日(火) 県議会代表質問、明日から。

 県議会代表質問が明日からはじまります。
 今日は私自身の質問確定で午後9時頃くらいまでかかりました。
 1年前に質問確定の会議をやったときと今回はやはり感覚が違います。
 部付き主幹という制度が少しずつわかり始めた事、顔と名前が一致し相互のコミュニケーションができ始めている事によるのかもしれません。

 さすがに欲張り質問をしているのでややグロッキー気味ですが20日には傍聴をして下さい。

 下記は自民党、平成21の代表質問項目です。
 自民党でもプール金問題質問をしていますが、平成21に項目がないのは残念ですね。

質問順序 1
質問者 赤堀佐代子(自民党)

1 知事の政治姿勢について
(1)富国有徳の具現化
  ア 豊かさを支える施策の取り組み
  イ 美しい県土づくり
(2)市町村合併の推進
  ア 合併新法に対する考え方
  イ 合併支援道路の取り組み
  ウ 県の出先機関の見直し
(3)三位一体改革への対応と今後の財政運営
(4)戦略広報の取り組み
(5)事務所運営費に係る不祥事件
2 東海地震対策について
(1)公共建築物の耐震化の促進
(2)プロジェクト「TOUKAI−0」の推進
3 静岡空港について
(1)事業再評価に対する認識と建設に向けた決意
(2)用地取得の見通しと開港スケジュールへの影響
4 高度情報通信基盤整備の取り組みについて
5 防犯まちづくりの推進について
6 これからの森づくりに向けた取り組みについて
7 障害のある方が地域で暮らすための支援体制について
8 本県の攻めの農政への取り組みについて
9 消費者重視の食の安全施策の推進について
10 新事業、新産業の創出と企業誘致について
11 高速道路整備の推進について
12 第24回国民文化祭の開催について
13 教育行政について
 o 静岡の子供の育成
14 警察行政について
 o 不適正経理の具体的な改善策の確立

質問順位 2
質問者 岩瀬 護(平成21)

1 地方交付税改革と国庫補助負担金改革への対応について
2 合併過渡期の市町村支援について
(1)単独市町村への対応
(2)継続的な合併支援・指導
3 先進的な行政運営について
(1)NPMの一層の充実
  o 指標の統一化
(2)パブリック・プライベート・パートナーシップ(PPP)の体系化
4 過疎地域における公共交通の確保について
5 NPOの支援策について
6 環境森林行政について
(1)これからの森林施策
(2)竹林所有者の責任と支援策
  o 放置竹林対策の条例化
7 健康福祉行政について
(1)児童福祉と医療の連携
(2)高齢者虐待への対応
8 雇用政策について
(1)常用雇用の創出
(2)技能の伝承
9 社会資本整備の進め方について
 o 重点計画策定の方向性
10 県営都市公園の今後の運営について
 o 小笠山総合運動公園及び富士山こどもの国
11 教育行政について
(1)特別支援教育
  ア 教育と福祉・医療の連携
  イ 地域で学び育てる教育
(2)中山間地域の学校教育
12 警察行政について
(1)不適正経理の再発防止策
(2)組織犯罪対策



2004年07月12日(月) なんとも晴れ晴れしない1日

 朝から新聞とにらめっこ。
 改めては敗因を考える。
 といって各社の分析もまだ読む気にはならない。

 一方で議会の質問担当者からは原稿を早くの催促。
 こう言う時には催促がありがたい。
 気分転換して、とにかく20日の質問準備。

 この選挙結果を受けて知事とやりあわなければならないが、知事の喜んでいる姿が目に浮かぶ。しばらくの間、喜んでいてください、あなたの県政での失政は問題点は何も変わっていません。

 と原稿書き始める。
 5時からは後援会の事務局会議。
 7時からは安西地区での県政報告会。
 仲間に合うと元気が出る。

 よし、気分転換。
 



2004年07月11日(日) 海野とおるさん敗れる

デッドヒートの末に海野とおるさん当選することが出来ませんでした。
 今は、とにかくご苦労様でした、と海野さんに言いたいと思います。

 今日はとにかく眠ります。



2004年07月10日(土) 本当に横一線

 参議院選挙、17日間の闘いが終わりました。
 厳密に言えばもう少し時間が残されています。

 闘っていての実感、マスコミの分析含めまさに横一線。
 厳しい選挙戦です。

 それにしても投票日前日の一面が「曽我さんージェンキンスさん再開」というのも何なのだろう。勿論、その事事態は人道的観点で早期解決が望ましいことは言うまでもありません。

 しかし、小泉首相のなんとしても参議院選挙期間中にという政治的思惑がみえ隠れします。マスコミも当然その事はわかっているはずですが、まさに思惑は成功しています。

 さて有権者がどのような判断を下すのか、投票日に期待です。



2004年07月09日(金) 自民党の2議席独占を許していいのか

 選挙もいよいよ最終日。
 静岡地方区、一人の女性候補がダントツ、あとの候補者は横一線。
 自民党が公明党に2議席独占に向けて支援を要請。
 街のあちこちで、そうした動きが直接的に確認されているようです。

 投票率が1%上がるだけで3万人の方が投票所に足を運んでいただいた事になります。5%で15万です。あと1日の闘いです。

 マッド・アマノ氏のパロディ「あの米国を想い、この属国を創る」。
 自民党が中村敦夫参議院議員のホームページからリンクしているこの表現に抗議した事は既に報道されています。

 本当に小泉首相、自民党壊すんじゃなくてこの日本をぶっ壊してしまいそう、怖さを感じるのは私だけではないはずです。

 



2004年07月08日(木) 猛暑

 あまりの暑さに
 熱中症にかかった様子。
 からだ全体がだるい。
  
 とにかく選挙戦もあと2日。
 最終日には田中康夫長野県知事もやってきます。
 
 



2004年07月07日(水) 『七夕の夕べに始めよう僕らの前夜祭♪』〜選挙までのあと4日




 偶然の出会いからの上記企画の中で参議院選挙についての制度の解説を依頼されました。参加者は30人くらいでしょうか。

 会場は青葉公園。映画『軍隊を捨てた国・コスタリカ』の上映、街頭での選挙に行きますか?主催者インタビュードキュメント、私の説明、『チルドレン ハブ ドリーム』上映、七夕ライブの順。この途中で明日の選挙街頭演説もあり、退席。時間があればとことこ付き合えればよかったのですが。

 インタビュードキュメントは、ショック。投票にいかないという若者と候補者になって投票を呼びかける側の自分との間のギャップには驚くばかりでした。どうすればいいのか。説教だけでは答えはありません。彼らの思考の中で自主的に選択してもらうしかありません。

 説明が終わると、若いカップルから「政治ってなんだかわからないから教えてほしい」と企画場所から離れて議論。女性の方から「誰が何を言っているのかわからない、どうすればいいんですかーここに選挙広報がーでも若い人間は新聞なんか読まないー政党はホームページも持っているよ―インターネットやる人ばかりじゃない」のやり取り。意見をぶつけてくるということは、関心があるということです。

 男性の方から「自分でどこに行けばわかるのか、調べる事も義務なんじゃないの」の助け船。結構いい感じのカップルでした。でも考えてみると学生時代、20歳になって、確か投票にはしばらくいかなっかた記憶があります。若い世代が投票に行かないと嘆いてばかりはいられないわけで、彼らが何を考えているのかとにかく対等の立場で話を聞くしかありません。後日、インターネットで意見億巻する約束しました。

 それにしても、企画のアイディア、会場設営、行政とのやり取り、若者へのお知らせの努力、この企画を準備してくれた若者たちに感謝です。



2004年07月06日(火) 生活実感

 毎日、朝早く夜が遅い。
 毎日の生活のリズムであった夕食当番。
 毎日、外食の生活はあじけない。

 子供たちが静岡を離れて、そして、今は、選挙期間中。
 妙に落ち着かない。

 献立を考えて、材料を買って、包丁を使う、火を使う、洗いものをする時間。
 今日は無性にものを作りたくて、料理に没頭。

 そのあとに事務所に。
 
 それにしても知事の選挙区選挙への露骨な介入。
 負けるわけにはいかない。



2004年07月05日(月) 外国人のための無料検診会、秋にチャリティコンサート

 今日の第4回外国人のための無料検診会実行委員会で、10月2日(予定)にボサノバを中心にしたチャリティコンサートを開く事が決められました。

 検診会が10月17日。
 直前に活動費捻出のために「南こうせつコンサート」につぐコンサート企画になった次第です。

 まだ、詳しい事は決まっていませんが、とにかく参議院選挙が終わってからの準備になります。

 チケットは2000円です。
 今から予定を空けておいてください。



2004年07月04日(日) 参議院選挙世論調査結果

 今日、明日でマスコミ各社の世論調査結果が公表されます。
 地元紙が共同通信調査とあわせて第一報。
 朝日新聞も全国傾向を一面で。

 地方区では坂本氏が抜け海野、山下、藤本3氏が横一線、島津氏があと追う。
 母数が少ない、局部的情報との評価もありますが、なかなかの心理的圧力になります。また、この公表が有権者の心理に影響を与え、予測できない変化をもたらすとして政党関係者からも批判もあります。

 とはいっても、こうした中で残り1週間の選挙戦、選挙運動を進める側にとってもまだ時間的余裕があり、運動の修正も可能な時期です。この世論調査結果をともかく活用して新たな選挙戦の始まりです。

 3年前の知事選挙を思い出します。当時、水野誠一候補の選対事務局次長との立場でしたので、全ての運動の総括的責任をおわされていました。あの時の選挙事務所イメージが浮かんできます。知事選挙には敗れましたが、知事選挙ブロックは今のところ、私含め、牧野聖修衆議院議員、そして細野豪志衆議院議員と政治的には生きています。

 ただ、細野氏とは県連代表との立場もあり、今は、厳しい関係にあります。いずれにしてもこの選挙戦での結果が来年の知事選挙に大きく影響します。

 それにしても坂本氏とプール金関係での職員逮捕、つまり、彼女の副知事時代の負の側面がこの世論調査結果にほとんど影響していないという現実に危惧を覚えるのは私だけなんでしょうか。

 



2004年07月03日(土) 少数派労働組合の内部告発

 今日、静岡金属一般労働組合村上開明堂支部の労働組合結成30周年記念集会に参加しました。

 当時私は学生の立場で様々な社会運動に参加し始めていた時期で、この組合の結成と言うことを大先輩から聞かされていて、すごい事が起きている、という印象でした。

 その後、会社の新組合結成分裂攻撃を受けながら極めて原則的な組合活動をやってきた人たちです。組合員は15名と言うことですが50名を越える人たちが参加していました。

 闘争日誌を読んでいると99年に会社のバックミラーの不良品を告発し会社に損害を与えたと言う記録に目が止まりました。しかし、これは生産ラインで働く人たちの良心の表現で、少数派組合であるからこそできた闘いであると思いました。

 今、三菱のリコール製品が社会的指弾を受けています。内部の人びと当然知っていたわけで労働組合も知っていたはずです。しかし、あれだけの被害者を出しながら司法的権限によってようやく社会の明るみに出ているわけです。会社の存亡がかかる事態になっています。本来の労働組合なら社会のために内部告発ができたはずです。それができなかった大手労働組合と言う側面もこの問題の断面であります。

 そして、プール金問題で二人目の逮捕者が出てしまいました。県職員組合の存在もまたこの観点からその存在意義が問われているのではないでしょうか。



2004年07月02日(金) 宮城県情報センター




 宮城県情報センターを訪問。
 昨日、夕方5時には閉まるとのことで今日の午前中に訪問。

 さすが、浅野知事、情報公開の日本一を目指そうと言う姿勢が現われている情報センターでした。

 静岡県の2倍は確実に3倍あるかもしれない広いコーナーに全て見せます宮城県。石川知事も情報公開日本一が公約だけれど、実態はちっとも近づかない現実。私たち議会や有権者の批判の力不足か。



2004年07月01日(木) 宮城県議会を視察




 選挙の最中でしたが、参議院選挙終了後には県議会が再開しますので議会質問準備で宮城県に行って来ました。

 集中豪雨のあとの仙台市、日差しは強いのですが湿度が低いせいか、とてもさわやかな1日でした。さすが杜の都。

 収穫の多い視察でした。


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K.matsuya

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