音を聴く日々。
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2006年07月28日(金) いいことも悪いことも

フジロックに想いをはせて、行きもしないのに浮き足立ってた今日。
サンプリングサンの卒業ライブに行けなかった今日。

仕事で久しぶりに立教通りに行ったら、吉牛だったところも、
イタトマだったところも、スタバだったところも、みんな美容院に変わってて
それはどうなんだろう、と思った今日。
工事中の中央首都新宿環状線の現場(山手通りの地下!)を見学できるはずだったのに、
次のアポにどうしても行かなきゃいけなくて見学断念。残念無念な今日。
外出している間にデータを納品しなくてはならなくなって、ばたばたした今日。
会社に帰る電車の中で寝てて、目を開けたらキャプスト永友さんが
電車から降りるところだった、今日。
何気なく被った帽子が素敵な永友さんでした。

今日もお疲れさまでした。


2006年07月26日(水) スネオネタ解決、そして今度は西川さんが

今日はやることがありすぎて、何から手をつけていいのかわからず、
ぼけーっとしてしまった。
そして、夜になったら集中力がなくなり、
終わらなかったら土曜日にやればいいや、と変に気が大きくなり、
昨日よりも早く帰宅。
ああ、つくづく片付けられない、仕事の出来ない大人です。えぇ。

昨日気になって、なかなか寝つけなかったスネオヘアーさんの曲がわかりました!
友達がネットで調べてくれた。
ネットは便利だなぁ。

私が考えていたのは、
1)インディーズ時代の曲
2)CD持っていないシングルのカップリング曲
3)誰かのカバー
の3つだったのだが、どれも違った。
「やさしいうた」という未発表曲(未音源か)だそうだ。
しかも、この前の野音でやってたみたい。
私はなんか聴いたことあるなー、でみすみす聴き過ごしていたという訳です。
疑問が解けてすっきり。
しかし、今度は音源が聴いてみたくて気になる。

アロウズがやっていたoxala net TVが昨日で終わってしまった。
結局最後までちゃんと見れずじまい。
昨日誰もいない会社でこっそり見てみたんだけど・・・。3分くらい。
さすがに音は出せなくて、何をやっているのかさっぱりわかりませんでした。
最後はレギュラーのリュウジさん、キャンディさんに加え、
山内さん、シュンジさんも出たらしいよ。
あー、感動の最終回見たかった。
何はともあれ、名古屋からの出張出演お疲れ様でした。
とメンバーさんにお伝えしたい。

バインの西川さんがCoccoの夏ツアーに参加だって!
それは是非とも見たいが、Coccoと西川さんて
なんかあくの強い(いい意味ですよ!)同士でどんなんなるのか想像つかない。
やっぱり根岸さん、長田さんつながりですかね。
ロックインジャパンでも出てくれるといいなー。


2006年07月25日(火) スネオが繋ぐ友達の輪

J-WAVEの金剛地さんの番組、tommorowの中に「二十歳のころ」というコーナーがある。
そのエンディングにスネオの曲が流れていて、
「この曲聴いたことあるけど、何だっけ。
もしかして、あまり聴いてない『カナシミ』収録曲か?」
と最近思っていたのです。今日もまさに。

それで家に帰ってきてみたら!
tommorowでかかってるスネオ曲のタイトルは何だろう、という
メールが友達から送られてきているではないか。
何でしょう、この偶然。
スネオとJ-WAVEが繋ぐ友達の輪。
結局まだタイトルはわからなくて、調査中なのですが。
もし、ご存知の方がいたら、ご一報ください(笑)


2006年07月23日(日) 自宅でプラネタリウム気分

ロッキンオンジャパンを買い始めて7年目くらいになる。
その中でも今の山崎さんが編集長、兵庫さんが副編集長の今のジャパンは
安定感ばっちりでかなり自分好み。
2人とも難しいことを言わずに本質をついてる感じ、
ミュージシャンとの付き合いが長いところが信頼できる。
鹿野さんの時は勢いがありすぎる気がしたし、古河さんの時は
なんだか特徴に欠ける気がしたんだよなぁ。

そんなわけで(どんなわけで・・・)、ジャパンのCDレビューに
いいことが書いてあったので、レイ・ハラカミさんFeat.原田郁子ちゃんの
「暗やみの色」を買ってしまった。
日本科学未来館のプラネタリウム用にレイ・ハラカミさんが
書き下ろした曲たちが入っているCD。
もともと限定3000枚くらいだ、というのを知って予約しといたんだけど、
フェスに向けて経済的に余裕が無くて(・・・)。
でも、売り切れちゃってから悔やむのもなんだしね、買って後悔なしですわ。
聴くの楽しみ。プラネタリウムもいつか行きたいなぁ。

来週はくるりのベストが出るけど、それだけじゃない!
ボニーピンクのコンプリートベストも出るではないですか。
私がボニーピンク作品の中で最も好きな「let go」の曲もいっぱい入ってるし、
君に胸焦がさない〜♪でお馴染みの曲まで入ってて、これぞ、ベスト。
あとは、音速ラインの2nd。
音速はライブに行く機会があんまりないし、
結構どかんと売れてしまっていて(いいことではないか!なんだけど)
買わなくてもいいかなーという気でいたのだが。
これまた、ジャパンでものすごく褒められていて、
聴かないと損しそうなので、買おう。買おう。
タワーでダブルポイント稼ごう。


2006年07月21日(金) 僕らの音楽 くるりの音楽

自宅で会社のメールを受信できるように設定しているのだけど
今、見たらお客さんから「緊急事態」というタイトルで
メールが送られてきていた。
あー、やだな。やだやだ。
まー、でももう1時なので、今日はとりあえず寝てしまいます。


今日はテレビがくるり祭りだった。
ミュージックステーションと僕らの音楽。スペシャも出たらしい。
ミュージックステーションなんて何年ぶりに見ただろう。
ビデオ録って見ちゃったよ。
ライブに月3〜4回行くことが普通になった今や、テレビでバンドの
演奏を見るというのは非常に不思議な感じがする。
カメラの寄り方が不自然な気がする。
でも、逆に佐藤君の歌ってる顔って横から見るとこんなんなんだ、
とか、クリフってこういう人だったんだとかわかることもありますね。

東京タワーをバックに「東京」を歌う岸田君。
デビュー曲がいつまでも色あせなくて、大切な曲であり続ける
このバンドが私は大好きです。

この前、岸田君の日記をのぞいたら
 フェスでも、「くるりのファンの動きが気持ち悪い…」と言われるように
 頑張って下さい。
と書いてあって、はじめてくるりのワンマンを赤坂ブリッツで見たときの
ことを思い出した。
フロアが激しく波を打つようにゆらゆらしてて、
自分はそんな動きをしたくないのに体を持ってかれて恐かったことを。
曲はチアノーゼだったかなぁ。
ダイブして転がる人々を見るのもくるりが初だったし、それはそれは衝撃体験だった。
今となってはそれも良い思い出。

くるりに関して今、最大の関心ごとは
岸田君はいつからめがねに戻ったのだろう、ということである。
ライブではまためがねを飛ばすところを期待して良いのでしょうか。


2006年07月20日(木) たまにはSAKUSAKUを

解雇報道→相方さん号泣→欽ちゃん球団解散→コンビ解散
いかに素早く対応して責任をとるかが今の時代求められる。
ということを山本さんの件や、パロマの件(こちらは遅すぎ)を通して
思い知らされました。

しかし、欽ちゃん球団の解散はショック。
一人の不祥事のためにやはりそこまでしないといけないのか。
あの野球が大好きな女の子の気持ちはどうなってしまうのか。

◇◇◇

カエラちゃんが去って以来、SAKUSAKUはゲストが見たい人の時だけ
見ています。
今週はチャットモンチーがゲストで、和みます。
えっちゃんがスネ夫のテーマを歌っていました。
秋のライブはリキッド2デイズなんだって。
すごいねー。
ちょっと行ってみたいような、そうでもないような。


2006年07月17日(月) 野音一人反省会

昨日、郁子ちゃんはダブルアンコールで浴衣着てたらしい。
見たかった・・・

今日は、昨日のライブの集中できなさを反省しつつ、
2004年のクラムボン@野音のDVDを見た。
やっぱり野音は見てるこっちにとっても特別だけど、
やってる側にとっても特別なんだなぁ。
昨日、来年もあったらきっと行くって書いたけど、
絶対行ったほうがいいね、これ。
改善点としては、もっとアルコールを手元に置いといて
ライブも楽しみつつ、周りの雰囲気に飲まれてしまうこと、
もしくは周りが気にならなくなるようにすることかと思いました。

DVDを見ていて、以前友達に
「クラムボンの大助君は藤木直人似でかっこいいよね」
って言ったら
「それはどうかな」
って言われたのを思い出しました。


2006年07月16日(日) クラムボン@日比谷野外音楽堂

再び日比谷の野音。
今日はクラムボンの日。
2年ぶりのクラムボンの野音公演。去年の夏以来のクラムボンのライブ。
楽しみでないはずがない。
雨の心配もなさそうだったので、一応レインコートを持ちつつも、
安心して日比谷に向かう。

昨日のスネオと違って並ぶことなく、すんなり会場の中へ。
今回も入り口でシャボン玉セットをもらって、物販に並んでタオルを買って。
メッセージコーナー(長ーい白い生地が会場後方に貼ってあって、
好きなことを書いていいのです。郁子ちゃんが書いた、イラストも見えた)
に書き込んで、売店で氷結買って、席についてシャボン玉吹いてたら
あっという間に開演。
あ、あと席がかなり端で関係者の方々がいる場所に近かったので、
有名人チェックもした(笑)。
高野寛さん、荒川良々さん、ポラリスのオオヤさん、
カメラマンの平間至さんを見かけた。

ステージは潔く白。天井からかけられた生地(って言うんでしょうか)も白なら、
ステージ上にも白い敷物。照明も昨日のスネオの時とは対照的に数少なめ。
そこに笑顔で3人が登場。
郁子ちゃんはノースリーブの白地に黒のプリントがあるワンピースに
黒のスパッツで、さわやかー。
席の場所柄、3人が見えるんだろうか、と心配してたんだけど、
郁子ちゃんは左側からばっちり、鍵盤弾く手元もしっかり、
ミト君も大ちゃんもちゃんと見えました。
まず、ドキドキの1曲目。
シカゴかなー、シカゴがいいなー、という希望叶って、
大ちゃんのドラムで始まる「シカゴ」でライブスタート!
しかし、いきなり間違える大ちゃん。
でもクラムボンはそれさえも楽しさに変えてくれるから大丈夫。
その後他の曲で郁子ちゃんも間違えたし、大ちゃんも間違えてたけど、
ミト君曰く、「これがロックというのです」とのこと。名言。
もう、1曲目から郁子ちゃんの歌が聴けるのが、
滑らかに鍵盤の上をすべる手元が見れるのがうれしくて、
シャボン玉が飛び交う様子も夢のようだし、
アルコールが入ってるのも手伝って楽しくてしょうがなかった。
2曲目は「はなればなれ」。これまた聴けて心躍る。
3曲目は「みんなの柏手を聴かせて下さい、ミト君と大助くんに
合わせて叩いてね」という郁子ちゃんの曲紹介で「柏手」。
しかし、お客さんが間違えて手拍子してしまい
(私も間違えた、だってCDだとそうなんだもん)、やり直し。
「合わせてっていったのにー」と郁子ちゃんに注意されるも、それがまたうれしかったり。

「月食」では空に向かってどこまでも伸びていく郁子ちゃんの声を聴く。
「アンセム」ではものすごい勢いで歌をぶちまけ、ベースを弾くミト君を見る。
エキサイトしたミト君は最後に機材を倒し、
スタッフの方々(作務衣でそろえてて良い感じ)に謝ってました。良い人だ。
「Folklore」ではラーラーララーララーララとみんなで歌う。
すごくきれいに響いてた。ステージ上の3人もうれしそうだった。

いろんな曲を聴いていて、クラムボンは3人の音が最小限にシンプルにもなるし、
本当に3人だけなのかと思うほど無限にも広がるし、
その凄さを、ゆるぎなさを改めて感じた。

このライブと言えば、カバーアルバム「LOVER ALBUM」のツアーの
ファイナルなわけで。
その収録曲もたくさん演ってくれた。
矢野顕子さんの「PRAYER」、おおはたさんの「おだやかな暮らし」、
岡村ちゃんの「カルアミルク」、そして涙が出そうな「ナイトクルージング」。
座ってゆっくり聴いた。
「波よせて」では、原曲を歌っているSmall Circle of Friendsのお2人登場!
言葉の掛け合いが、メロディーの掛け合いが曲名の通り、
寄せてはかえす波のようで、その気持ちよさったら何とも言えない。
ステキなコラボレーション。良いものを見た。

クラムボンの野音は非常に自由な雰囲気でして。
立ってる人も座ってる人も、シャボン玉吹く人も、踊る人も、
何回もビール買いに行く人も、いろんな人がいる。
ただ、自由な雰囲気が作用しているのか野音だからみんな興奮してるのか、
何かとお客さんが曲の合間に叫ぶのです。最初から最後まで。
大ちゃーん、ミトくーん、郁ちゃーん、その他もろもろ。
素直に楽しんでるお客さんは良いと思うんだけど、
反面後半はもういいよ、て気になっちゃって。
あとは、「PRAYER」みたいな静かに聴きたい曲でもしゃべってる人が
結構いて(といっても小声だけど)、
私はそれらが気になっちゃって、あんまりライブに集中しきれなかった。
できればライブにぐっと入り込みたいのに、入り込めなかった。
クラムボンは精一杯見せてくれるのに、
自分自身完全燃焼とまでいかなくて、とっても残念だった。

そんな気持ちを抱えつつ、終盤を迎える。
郁子ちゃんが「今日はみんなにプレゼントがあります」と言って
新曲「The New Song」を演ってくれる。
ストリングスの皆さんも登場して、軽やかに、伸びやかに。
この曲、最初ラジオで聴いたときはよくわからなかったんだけど、
小気味いいリズムと郁子ちゃんのサビに向かって上がっていく声が
非常に気持ち良い。
この曲で本編は最後だった。
泳ぐように袖に下がっていく郁子ちゃん。
んー、短い!と思うも既に2時間が経っていた。

アンコールで登場した3人。
あまりに野太い声援が多いので、「じゃぁ、デス声の皆さん、一斉にどうぞ!」
ということで郁子ちゃんの「せーの!」にあわせて男性の皆さんの声が響く。
これを聴いたミト君「今ので家買う勇気が出ましたわ」だそうです(笑)。
「うちの娘がもうすぐお姉ちゃんになるんですよ」というおめでたい話もしてくれて、
客席から今度は「お父さーん」コールが飛ぶ。
「じゃぁ、そんなお父さん」の曲をということでなぜか(笑)「Tha's The Spirit」。
この曲、鍵盤のメロディーが多彩で、私が好きなクラムボンが出てて好きです。

ここでまたゲストが登場。
ohanaのナの人、永積君がギターで、さっきまで客席に見えてたオの人、
オオヤさんがマラカス持って登場。
そして、なんとビッケさんも!!すごい!豪華!
もう客席みんな大興奮でありました。
ここでは赤い照明の下、No.1ソウルセットのカバーを。
ビッケさんのラップ(でいいんですよね?)めちゃめちゃかっこよかったー。
颯爽と去っていく姿もかっこよかったー。
アンコール3曲目は、永積君のみ残って「I Shall Be Released」。
「お前(永積君ね)が後ろにいてくれると思うと心強い」とはミト君の言葉。
3人も良いけど、ギターが加わったクラムボンもまた良い。
そして歌は1番はミト君が、2番は郁子ちゃんが、3番は永積君が歌う。
もーう、鳥肌もの。
ここでも良いもの見させてもらったよ。
そして、「この曲を日本語詞でカバーしているゴッド、
清志郎さんの復活をみんなでゆっくりまとうね」
という郁子ちゃんの言葉に拍手。

この3曲でアンコールが終了。
しかし、ダブルアンコール無いわけがないでしょう、
ということで客席では拍手が続く。
すると、提灯を持った人々が舞台の脇から出てきて、客席へ、
更に進んで客席中央まで進む。
お客さんが一気にその一団に駆けよっていく。
クラムボンの3人だった。
ダブルアンコールは客席で演ってくれたのだった。
もう、今日は聴けないと思っていた「サマーヌード」を。
私は椅子の上に立って見てたんだけど、
残念ながら遠くて全く3人が見えなかった。
どういう状況でやってるのかもさっぱりわからなかった。
でも、オレンジの光の中、シャボン玉が飛び交う中、みんなで歌った
「サマーヌード」は、忘れられない。
間奏部分ではなぜか「大ちゃん」コールが起こり、
ミト君の声にあわせてコール&レスポンスが起こり、
郁子ちゃんが「終わりたくないね」と言い、
でもあとワンフレーズで終わっちゃう寂しさ。
完全燃焼できなかった悔しさ。複雑な気持ち。

「ドブロノッツ」がかかる中、退場していく3人。
曲の終わり、また大きな拍手でライブは終わる。

終わってみれば約3時間もあったライブ。
どっと疲れてうちに帰ると、郁子ちゃんの歌声がぐるぐるぐるぐる頭を回る。
いろいろ思ったけど、やっぱり行って良かったってことだろう。
見たくてもチケット取れない人もいた訳だしね。
そしてまた来年もあったら行ってしまう、きっと。


2006年07月15日(土) スネオヘアー@日比谷野外音楽堂

昨日がアロウズの日なら、今日はスネオの日。
スネオヘアーさん初の日比谷野外音楽堂公演を見に行く。

午前中は良い天気だったので、この分なら雨も大丈夫かなー、と気楽にいたら、
午後には空が割れてるのかと思うほど激しい雷、そして雨。
しかしまぁすぐやむでしょう、と根拠のない自信で雨がすぎるのを待つ。

思ったとおり出かける頃には、雨もやんでいた。
野音に着くと、入場待ちの長ーい列。人また人。
指定席なんだから並ばなくてもいいじゃん、と思うがなかなか入場の列が
途絶えないので、結局並んで入場。
友達から今日はオープニングアクトがあるらしいよ、という情報を聞き、
誰が出るんだろう、と楽しみにしていたら。
開演10分前くらいに浴衣姿のスネオ登場。そういうことか。
おもむろに弾き語りで「打ち上げ花火」「two」含め3曲演奏。
初野音のわりに落ち着いた選曲、落ち着いた演奏。
スネオ曰く、アメリカのアーティストにオファーをかけたが断られてしまい、
急遽出演することになったらしい。
「今度下北沢CLUB Queでもやりますんで」と言い、去っていくスネオ。
私にはうれしい演出だったけど、会場の反応は意外と薄かったなぁ。

さて、ボーダーTシャツに着替えたスネオさんがバンドの4人と登場し、
「悲しみロックフェスティバル」から本編が始まる。
野音だから過去の曲満載になんのかな、と予想してたんだけど、
そこはカナシミツアーファイナル。
アルバム「カナシミ」の曲中心に進む。
程なくして、今日のゲストをよびこむスネオ。
そしてプロデューサー池ちゃん登場。アフロ健在。わーい。
これまた私は直前まで知らなかったのでうれしかったー。
スネオと池ちゃんの共演が生で見られるなんて、予想だにしてなかった。
「戸田菜穂です」と自己紹介した池ちゃんをまじえ、「headphone music」を演奏。
池ちゃんのあおりで会場が手拍子でいっぱいになる。
2曲目は「フォーク」。しかし、後半歌詞をとばしてしまうスネオ。
続いて「空も忙しい」のイントロが始まるも、袖に引っ込むスネオ。
バンドメンバーが繋ぐも結局「一度止めてください」と演奏を止めてしまうスネオ。
大丈夫かなぁ・・・。
相当野音に際して緊張してたのか、
「なんだか歌詞も自分のこともよくわかんなくなっちゃって」と言う。
池ちゃんがすかさず
「それだけ、この曲を大事にしてるってことよ。
お世辞だけど、この人は本当に
曲を大事にするんですよ、お世辞だけど」
とフォローを入れる。池ちゃんの優しさが染みる。
本当に今日は池ちゃんがいてくれて良かった、と思う。
スネオだけだったらもっと深刻な雰囲気になっちゃってたんじゃなかろうか。
いらぬ心配かもしれないけど。

そうやってしゃべっているうちに持ち直したのか「空も忙しい」スタート。
今度は止まったりしない。

ふと見上げれば空も忙しいのさ ここだけじゃないのさ 輝かせたいから

本物の空を見上げながら聴く曲は、特別のもの。
何があっても野音で見れるだけで、歌が聴けるだけでうれしかった。

たくさんの拍手におくられて池ちゃんが去る。
そして再び5人でのライブが始まる。
後半はミドルテンポでどっしり聴かせる曲が多かったなぁ。
そのため、曲に乗ってゆらゆらしてたら眠気が襲い、記憶が曖昧・・・
そんな中でも印象に残ってるのが、勢い良く展開された「パイロットランプ」。
アッパーな歌とそれにあわせて輝く虹色の照明が圧巻だった。
あとは新曲。アニメ・ハチクロのエンディングテーマである「スプリット」。
スネオのシングルはほんとにいつもはずさないなぁ、と生で聴いて改めて思う。
ワルツに続いて鍵盤が効いたメロディアスな1曲。しかし、メロウ。
曲はハチクロにあわせて書いたんだろうけど、
サビの最後の「抱え込んでんだ 抱え込んでんだ」っていうところが
スネオさんとなんだか重なって、
抱え込まなくていいから、とおせっかいながら思ってしまった。
反省しなくていいから!そのままのライブで満足だから!

ラストは現在位置。
この曲を聴かなかったライブは今までで無いように思う。
野音でも最後を飾るってことは、それだけ大事な曲なんだろう。

さて、アンコールはと言うと。
スネオのMCから「夜ヒット」、そして「5年前のアイボリーに戻ります」という言葉が聞かれる。
そうか、アンコールはシングル中心で行くのかな。
アイボリー聴けるんだ、でも夜ヒットって何?と思っていたところ、
なんと「アイボリー」から「ワルツ」まで全9曲のシングルのメドレーだった。
最後ならではの特効っていうのでしょうか、なんかバーンって銀色の
テープがとんだりする演出もあって会場も勢いを増す。
す、すごい。バンドでこんなことやってしまう人達は初めて見た。
(あ、でも民生もそうかな)
次々とおなじみのメロディーが繰り出されつつも、
ちゃんと1曲あたりワンコーラス以上歌ってるので聴き応えは満点。
夜ヒットの言葉にも納得。
このメドレーは、かなり大袈裟だけど、私がスネオを好きになってこれまでの歴史である。
だから感慨深かったし、良質でポップなメロディーを再認識したし、
あとは単純に練習大変だったろうなぁと思った(笑)

ハプニングもあったライブだったけど、スネオを野音で見れてよかった、
その一言に尽きる。
野音は特別な場所だと思うので。
あとはスネオさんの真面目さを再確認。池ちゃんの優しさに感動。
次のシングルも楽しみだし、ライブも期待してる。
スネオさんの更なるご活躍に期待している。
また野音でやってください。


2006年07月14日(金) POMERANIANS VS the ARROWS@下北沢CLUB Que

今日は夏休み初日。
しかし、始まりは会社から。2時間ほどで心配だった案件を片付けて帰る。
ハチクロの新しいのを買って読みながら(笑)
これが大変な展開になってて、思わず羽海野先生、ひどい!と思ってしまった。
電車の中吊り広告ではあんなに笑顔のはぐちゃんと山田さんだったのに・・・
その反面、最初の頃からラストに向かってこういう展開を考えていた
羽海野先生はすごいなぁと。
でも最後の最後はみんな幸せになって終わって欲しいもんです。

で、家についたら話題の昼ドラ「我輩は主婦である」がちょうど最終回でした。
最終回だけ見てもおもしろかったー。
テンポが良いし、キャストは豪華だし。
ミッチーに、斉藤由貴に、竹下景子(!)に川平さんに、岡田くんに、
尾美さんに、他にも脇でいろんな人が!
さすがクドカンさん。これ、再放送しないかね、もしくはDVD出ないかな。
最初から見たい!

夕方からは、アロウズ見に下北へ向かう。
まずは渋谷のタワレコでアロウズのアルバムとクラムボンのシングル購入。
リップとくるりが表紙の「風とロック」も無事もらう。
「風とロック」は毎月もらうように頑張っているのだが、
スネオと戸田菜穂さんが手をつないでる表紙の号をもらいそびれて、
非常に残念でした。
対談とかあったのかなぁ。

下北では小田急線の踏み切りの前で若手の芸人さんが
「踏み切りの前説」と題してコントをやっていた。
ビールケースに乗って、踏切が閉まっている間だけ。
コール&レスポンスを求められて、踏切を待つ人々苦笑い。
ビデオまわしてたけど、なんだったんでしょーねー。

ライブまで時間があったので、ぶらぶら、ぶらぶら歩き回っていたところ、
ハイラインの上の楽器屋さんの前で、電話しているアロウズのシュンジさんが!!
横目に見て通り過ぎたんだけど、道の向こうまで行ってもう一度もどる私(笑)。
そしたら、シュンジさんが向こうから一人で歩いてくるじゃないか。
ここはいくしかねー!と覚悟を決め、話しかけてしまいました。
これからライブ行きます、ってことだけなんだけど。
そしたら嫌な顔もせず笑顔で答えてくれて、ほっとしたー。
これだけで汗びっしょり。なぜか足の裏もつる(それはただの歩きすぎ)。
あぁ、緊張した。
ちなみに、Queの前を通り過ぎたところ、
本日出演のポメラニアンズのみなさんも
入り口のとこでべったり座っておしゃべりしてたよ。

さて、Queにてアロウズとポメラニアンズの2マンライブ。
各バンド1時間ずつで、じっくり見られるステキなイベント
「夏の陣 VSシリーズ」の2日目。
まずは、ポメラニアンズからでした。
ボーカル&キーボードのザッキーさんが一番左、続いてドラムの方、
ベースの方、ステージ右はギターの光由さん(2人しか名前がわからん)の並び。
ポメは、なんと言ってもリズムが爽快だった。
スカだったり、レゲエっぽかったり、あるいはダブだったりのリズムが
ずしずしきて気持ちが良い。
リズム隊だけで踊れちゃう感じ。
しかも、ひとつひとつの音がきれいなギターも好みだ。
ギターソロを「いーっ」てなって弾いてる光由さんが良かった(笑)
久々のライブらしく、ものすごい噛んでるMCもおもしろかった。
ポメは夏が似合う、外で見たい、でも暑苦しくない音楽でした。
あとは常々、ザッキーさんの声があんまり好みじゃないなぁ、
と思ってたんだけど、ライブ見ちゃったら、それも気にならなくなった。
ザッキーさんは、終盤ぜいぜいしてて「今すごいおやじだなぁ」と
ぼやいておりましたが、鍵盤立ち弾きしながら歌う姿は若々しかったですよ。

トリはアロウズ。
たまには山内さんのほうで見てみようかな、
と思いつつもやはりシュンジさん側で見てしまう・・・

今日はQueだし暑いし、さすがにリュウジさんもスーツじゃなかろう、
と思っていたら、黒スーツで登場。
今年の夏ライブはどこにでもスーツで登場するそうだ。
熱中症にならぬよう、気をつけてください・・・

セットリストは
JIVE JIVE/ナイトコール/oh!ベイビー/恋する摩天楼/
ロックンロールダンシングガール/イエスタデイワンスモアーズ/
BGMの向こう側/二人三月/プレイボーイは憂いボーイ
(中盤記憶が曖昧のため、順不同)
En. 大脱走〜虹色のアーチ

ライブは、いつにも増して勢いあって、会場の雰囲気も良くて、
夢中になって見た、聴いた、歌った、踊った。
アロウズの曲には無意識のうちに踊らされてしまう。
踊るのに夢中で時々アロウズ見るのを忘れちゃうくらいに。
今日はアロウズのみなさんもすごく楽しそうで、にっこにっこしてた。
右に左に踊りまくるリュウジさんのジャケットアクションも気持ち多めな気が。

ナイトコールでは、誰も何も言わなくても会場が手拍子でいっぱいになる。
イントロが聴いたことない曲があって、一瞬新曲か?と思うもoh!ベイビーだった。
アレンジうまいなぁ。
ロックンロールダンシングガールはねー、
客席(私が見えた限りだが)みんな踊りまくってた。
もう、楽しくてがむしゃら。すごい熱気。
それを見たリュウジさんが、客席にマイクを向ける、という場面もあり。
その光景を見るのははじめてで、そんだけステージ上も盛り上がってるのかなぁ、と思った。
しかし、マイクを向けられたお客さんはちゃんと歌えてなかったらしく、
「次のライブはリハから来なさい。4時入りね」とリュウジさんにダメ出しされていた(笑)。

後半は、落ち着いて聴かせてくれる曲中心に進む。
二人三月はワンマン以来に聴けてうれしかったな。
シュンジさんがホーン部分をコーラスしてて、それが非常に微笑ましい。
「パーパーパーパーパーパッパッパッパー」という具合に。あぁ、良い笑顔。
ちなみに、リュウジさん曰く、ライブが忙しいとシュンジさんは
日に日にやせていき(ほんとに細い)、
キャンディさんは日に日に肥えていくそうだ。
2人はパイプで繋がってて、キャンディさんがシュンジさんから
栄養を吸い取ってるらしいです。
そんなキャンディさんはMCが空回りでリュウジさんに幾度となく注意され、
「ごめんなさい」と謝っていた(笑)。
そして謝るとまたつっこまれるキャンディさんであった。

本編ラストは「プレイボーイは憂いボーイ」。
これ初めて聴けるなーと思ってたら、ワンマンでもやってたボサノバ調の曲だった。
キャンディさんのホイッスルで始まり、
リュウジさんは打楽器を叩き(カウベル?違うな・・・)、
シュンジさんは座ってガットギター(だと思う)を弾くこの陽気な曲。
しかし、歌詞のテーマはふるさとという、ミスマッチ感がアロウズらしい。
手拍子あり、みんなで歌う場面あり。
野外で聴いたら気持ちいいだろうなー。
是非ともロックインジャパンでやっていただきたい。

アンコールは、
「今回のアルバムには入ってないけど、アロウズが始まるきっかけになった曲です」
というリュウジさんの曲紹介で「大脱走〜虹色のアーチ」を。
響き渡るギターの音の中で朝日が昇っていく。そして約1時間のライブは終わる。

Queという場、客席の雰囲気、ポメラニアンズとの2マンであったこと、
いろいろひっくるめてワンマンより充実度は上だったかもしれない。
夏休み1日目にふさわしい1日を過ごせました。
次はタワレコのSTAGE1か、はたまたひたちなかか。その日を楽しみに。


2006年07月11日(火) 今日の好印象曲

今日聴いて、あぁいいなーと思ったのは
ノーナリーヴスの「DJ! DJ! 〜とどかぬ想い〜」だった。
ノーナは全く詳しくないのだが、踊れる感じ(印象のみ)や
郷太さんの見た目が(こちらも印象のみ)好印象。
そんなこんなでラジオは良いですね。
いろいろ気づくね。


2006年07月10日(月) UDO MUSIC FESは意外と行きやすい

仕事中に聴いてたラジオで、UDO MUSIC FESの会場まで
うちの地元の駅から無料シャトルバスが出ていることを知りました。
1時間以上乗るだろうに、無料なんてステキ!
帰りもバス乗っちゃえば家の近くまで来てくれるから、楽だよね〜。
この情報のおかげでちょっと行きたくなったよ、富士スピードウェイまで。
ま、お金も無いし、せっかくの大物の皆さんもあまり知らないので
行きませんけど。
しかし、MTVのステージにはアロウズもANAもSPECIAL OTHERSも
BASE BALL BEARも出る!
しかもアロウズ、トリだった・・・。
KISSとちょっと被ってた・・・。
最後まで見てくれる人がいるといいですね・・・。

1回目から行きたいな〜と思ってたフェスと言えば、朝霧JAMですよ。
これも我がふるさと、静岡県にて開催。
今年は10/7・8に決まったようです。
過去にはohanaが出たり、ポラリスが出たりと人選が良い。
環境が良さそう、キャンプも楽しそう。
でもね〜、9月10月は仕事が死にそうな時期なので思いは叶わないんだなぁ・・・

下腹部が再び痛い。
おととい、原因がわからないからあまり気にするなって言われたばっかりなのに。
なんでしょうねー。


2006年07月09日(日) ダ・ヴィンチ・コード

友達が誘ってくれて映画のダ・ヴィンチ・コードを見てきた。
私が自分から見に行く映画と言えば、ほぼ邦画で音楽がらみでミニシアター系が多い。
ここ3年くらいで見たのも、
「予感」(ohanaのショートムービー)「さよならCOLOR」
「真夜中の弥次さん喜多さん」「スクールオブロック」「きょうのできごと」
「ジョゼと虎と魚たち」くらいなもんだ。
だから、まず大きなスクリーンが新鮮だった。
そして大作ならではの本物の建築物を使った臨場感めいっぱいのシーン、
ヨーロッパの街並み、そんなん無理では?と思わせるカーチェイス。
あとはこいつも敵だったのか!っていうめくるめくシーン展開。
映画は3時間近かったけど集中が途切れることなく見れた。
ダ・ヴィンチ・コードは原作読んでからじゃないとわからない、
とテレビなどで散々聞いていたので、そこは心配だったけど、
わからないなりにおもしろかった。
しかし、エンターテインメントでありながら実在するキリスト教に
基づいた話で、結構重たい部分もあって、複雑な気分も残す。
日本人だからのほほんと見てられたけど、上映禁止された国も
あったみたいだからねぇ。
まぁともかく、今は原作を読むのが楽しみ。
誘ってもらえて良かった。

◇◇◇

ここんとこ、ゴーイングの武道館公演が良かったという話題を
いろんなサイトやラジオでも聞く。
アロウズのリュウジさん、キャンディさんや元ダブルオーの上野さんや
大塚さんも見に行ってたって、ブログに書いてました。
きっともっと多くのミュージシャン仲間が見に行ってたんだろう。
私もベストを聴きながら、昔買ったかよわきエナジーを引っ張り出して
みながら、ゴーイングいいなぁと思ってみたりする。
ハミングライフを聴いて、東京暮らしもいいもんだな、と思ってみたりする。
武道館見てみたかったな。というより、ライブ見てみたいです。
その日はいつかくるのでしょうか。


2006年07月08日(土) 早くも1週間

アロウズを見に行った日から早くも一週間が経ってしまった。
その気分を引きずり引きずって、平日はアロウズの「ナイトコール」と
「ロックンロールダンシングガール」ばっかり聴いてました。
ロックンロールは明るくなくっちゃね。
平日はもーう、早く帰りたいとか、もっと早く言ってよ、とか
いきなりそんなこと言われてもすぐにはできませんとか、
鬱屈した気持ちがどろどろでね。日記に書くこともなく。

本日は、寝ていたい気持ちを抑えて用事をさくさく済ました。
べこべこだった自転車のタイヤに空気を入れたら、
まるで違う乗り物のようにペダルが軽くなって爽快、爽快。



2006年07月01日(土) 雨でもいいのさ

雨が振ったりやんだり。
先週の土曜日1日中会社にいた反動で、今日は家でだらだら。

最近好きなテレビ番組と言えば、爆笑問題太田さん&小池栄子司会による検索ちゃん。
木曜日にやったスペシャル番組も見逃せまい、とビデオとっといてみたんですが、
あんまりおもしろくねー。
あれだけ芸人そろってるのに、普通のクイズ番組になっちゃてるじゃないか。
やっぱり深夜枠で少人数でわいわいやってるほうがいいな。自由で。

今年はYUKIちゃん夏フェス出ないのかなー、
と思っていたらご懐妊のニュースを知る。
めでたい。
ライブはいつになってもいいので(いつかは見たい)、
ゆっくりのんびり過ごしてほしいです。

明日はアロウズ見に代官山UNITへゴー。


ましゅ |MAIL

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