税務署が遠い。
いつもの年は妻だけだが, 今年は僕も確定申告をしなければならない。 妻はどうせ行かなければならないので, 僕のも持っていってくれるはずだったのだが。
昨日の夜, 「明日午前中で書き終えて,午後税務署行くから」 と,妻。
「ええ〜。僕まだやってないんですけど」 と,言うと,
「あんた郵送にすればいいじゃん。私は明日行きたいんだよっ」 「もー,税務署遠いしさ,車で連れてってくれるって言ってたのに, 連れてってくれないんでしょ。行けるときに行かないと!」
あー,そうそう。 君がインフルエンザで倒れて僕の休みを使ったから, 休めなくなったんでしたよね。
それなのに,そんな言い方。 仕方ないから,1日待ってもらって会社で昼休みに書類作り。
帰ってくると, 「甘かったわ〜。まだ下書きもできてないわ〜」とへらへらしてる妻。
あー,そうでした。そういう人でした。
土日は温泉旅行。 直前に妻が自己管理を怠ったためにインフルエンザにかかり, 子供の発病が心配されたが,なんとか無事だった。
しかし,妻は病み上がりで覇気がない。 覇気がないわりには, 僕のくしゃみと鼻水を自己管理がなってないと攻め立てる。
そうこうしている車の中でおしも関係の事件が勃発。
いや〜な感じがただよいはじめたな,と思ったら・・・
下のムスメが楽しみにしていたいちご狩りはいちごが食い尽くされていて,閉鎖。 このムスメ,誰に似たのかものすごーくあきらめが悪い。 べそべそ泣くは,ぐちぐち言うは,イヤーな雰囲気。
あげく,僕が選んだ宿は怪しい雰囲気。 出てくる従業員,出てくる従業員,枯れ木のようなしぶい味わい。 とても荷物を持ってもらえないほどのお年である。
料理はまあまあだったが,宴会のカラオケはうるさいし,さんざんだ。 このクラスの旅館でこういうのもめずらしいくらいのはずれ。
さすがの妻もかわいそうに思うのか,僕を責めてはこない。
帰りは特に問題もなく帰ってこられたが,なんだかものすごく疲れた。
口には出さないが,妻が明らかに不満そうなので, 今日次の旅行を予約してきました。
とりあえず,妻が前から行きたがっているところをとった。
次の旅行の責任は僕にはないぞ。
今日は僕も頭痛がひどいので,休む。 妻もやっと病院にいけるくらいに回復???
病院に行くとものすごいこみかただ。 いるだけで具合が悪くなりそうだ。 「診てもらわないで帰りたい」と泣き言をいうが, ぐっとにらむとだまった。
妻はインフルエンザだった。 医者の話によると僕も感染している可能性が高いそうだ。 体力があると,これくらいの症状で終わることもあるらしい。 やはり自己管理だね。
今日も熱がある妻はそれをかさにきて何もしない。 仕事はできるらしいが, 家事は「子供にうつると困るから」できないそうだ。
感染してるなら,うつす可能性は同じじゃないかと思うが, すべて僕にやらせる。
どうせ頭が痛いなら熱も出てくれればいいのに。 そうすればゆっくり休めるのに。 具合の悪いもん勝ちなのか・・・
自己管理してる僕が損をするなんて,何か間違ってるぞー。
普段から自己管理の重要性を説いているというのに, おろそかにしている妻に天罰が下る。
昨日の夜中から発熱,頭痛,関節痛などに見舞われているらしい。 午後帰ってきて病院に連れていこうとするが,
「とても動けない」という。
そうですか。 しかし,それじゃ,なおりませんよ。
朝から何も食べていないようなので, 何か食べさせようとするが,
「とても食べられない」という。
そうですか。 でも,病気って言うのは食べて寝てなおすもんだぞ。 なおす気がないんだな。
実は僕だって頭が痛いんだよねって言ったら, 「自己管理がなってないんじゃないの〜?」だと。
アナタに言われたくありません。
飲み会だ。 なんでバレンタインデーに飲み会なんだ。 こういうところが嫌なんだ。今の職場。
帰宅すると,もうみんな布団の中。 しかし,テーブルの上にチョコレート2個とビール2本。
チョコレートはムスメたちから1個ずつ。手紙つきだ。 ムスメっていいなあ。
ビールは当然妻からだ。 きれいにラッピングされている。 和紙をすかしてみると,ベルギー産のビールらしい。 いろいろ考えてくれたんだな。 よくわかってるじゃないか,僕の好みが。
しかし,あけてみると,
象の絵柄の瓶
でした。
このためかい・・・
朝からデパート。 家具を見に行く。
昨日のランチで機嫌がいいのか, ぐずる下のムスメを抱いたりおぶったりサービスのいい妻。
例によってほぼ何も買わずに帰途につく。 欲しいものは高くて手が出ず, 買えるものは欲しくないらしい。 値段隠して吟味しても同じなのだろうか。 一度ためしてみたいものだ。
午後,暇そうな妻がまたどこかに行きたいそぶり。
「どっか行ってくれば」と言うと, 「寒いからやだ」と言う返事。
「じゃ,車で送ってあげるよ。息抜きもしたいでしょう。 (昨日に引き続き)」
「(最後に何か聞こえたような気がするけど)そんなら行く。」
「(むっ,でも出かけさせればうるさくないしな)じゃ,行こうか。」
夫婦を10年もやっていると,このように無駄をはぶいて, スムーズに会話できるようになる。
妻を近くのスーパーにおろして,帰宅。 子供たちは母の部屋に行ってしまったので,のんびり,うとうと。
と,携帯が鳴る。 迎えの要請か? ふと,時計を見るとなんと二時間以上たっている! いったい何をしてるとこんなに時間がつぶせるんだ?
「えへへ〜,気がついたらこんな時間でしたあ。 まだ3時間くらいならいられるけど?」
早く帰ってきて夕飯作れ。
本屋にいたら,妻から携帯に電話。
「今中井。もうすぐ帰るから〜」
「ああ,そうですか。僕は本屋にいますから」
「ええっ,ずるい」
・・・ずるいってお前。 朝駅まで車で送ってやって, その後ムスメ2人連れてあんたの実家に行って, ずーっと子守してたんじゃないですか。 床屋には行ったけど。
アナタその間,六本木でランチしてたんでしょ。 あの怪しいネット友達と。
なんでも,大江戸線が止まって朝たいへんだったそうな。 そういえばニュースでやってたな。
天罰?うぷぷ。
久々に自分で携帯のメールを打ってみた。
「さきのみや」
やったぞ。記念すべき3通目。
「今鷺宮を通過したよ」って意味ね。 いいんだよ,意味が分かれば。
商品券が発掘されたため,大きな西友へ。 子供は僕の母と留守番だ。
入り口を入る。 妻を見失う。 捜す。 反対方向から走ってくる妻。 何を見てたんだろう。
「私ココちょっとだけ見る」と言うので, 僕は2階の紳士服売り場へ。 1階を見終わったら上がってくるように行っておく。
・ ・ ・
来ない。
携帯で呼び出す。 「いまあ,無印ぃ」 「んじゃ,そっち行くから」 発見。
3階に上がる。 「私ココちょっとだけ見る」と言うので, 僕は4階の本屋へ。 3階を見終わったら上がるように行っておく。
・ ・ ・
来ない。
携帯で呼び出す。 「いまぁ,おもちゃ屋ぁ」 「んじゃ,そっち行くから」 発見。
ここまで一時間半。 「で,なんか買ったの?」と聞くと, 「ん〜,とっても楽しいけど買うものはない〜」
ああ,またですか。 駐車代のために本を買う。
でも,このあと食品売り場でぱかぱかお買い上げになったので, 駐車代の心配は無用でした。
帰り着いたら,家を出てから3時間近くたってました。
その後まめまき。 妻は食べるときだけ参加。 オニも後片づけも僕。
ま,妻がオニじゃいつもと同じだしな・・・ふっ。
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