暁降
あかときくだち:
夜が更けいって、明け方近くになること。

2003年08月27日(水) 多分きっとそれはホンノウ




     「楽しんでこそ 人生」 と 「人生、 楽しんでこそ」

   似てるようで違うから。 だから ま、 取り敢えず生きておけ。



2003年08月22日(金) 海賊 (自由の代償に自由を失う愚かしくも誇り高い者達)

『PIRATES of the CARIBBEAN
           THE CURSE OF THE BLACK PEARL』


●観てきました〜vv
『パイレーツ・オブ・ザ・カリビアン/呪われた海賊たち』
素晴らしくエンターテイメントに溢れている作品です!

●と云うか。
思いっきり私の好みと合致していた、と云うんですかね?(訊くなよ)
娯楽性に富んでいて、手堅くまとまっていたのが好印象です(笑)
映画を見終わった時に、「観て面白かった、(ラストに)納得できた、続編があったら観たいかも」と思える作品ってなかなか最近の娯楽映画ではなかったので。
もちろん、これは個人的の感想で。

「これなら続編があったら、必ず観に行くよ!」

と、素直に感じられる作品でした。
わりかし少ないですよね最近のモノは。

●ディズニー
が、TDLにある“カリブの海賊”をモチーフに映画を創ってくれ。
と云うところから始まったらしい映画ですが、きちんとした歴史があるファンタジーな“海賊映画”に出来上がってました。
これはパンフレットにあるんですが、空想上の海賊でありながら、背景と歴史と実情と、そして今の感性を取り入れた映画になっいるそうです。
兎も角、嘘も真実ですから!(笑)

●内容と手応えと続編を感じさせるラスト!
見終わる前にコレは続編をとても期待出来る内容だっただけに、ラストのオチは最高でした!(エンドロールまでは絶対居た方が面白いです!)



●ジョニー・ディップが!
もう、何よりもジョニー・ディップが最高すぎてっっ。
『シザーハンズ』からの癖(?)と云うよりも変人な役柄が多い彼ですが、
彼だからこその演技が最高なんですっっ!!

●“海賊”
と云う役柄にあって、既成の海賊とは懸け離れた、それで居て概念に引っ掛かるというか、ジョニー・ディップならではこその海賊が出来上がっていて!
登場の仕方が、最早これは彼でしかなしえなかった場面で、彼だからこその場面の映えも、面白味も、呆然感も、全ては計算され尽くした“してやられた”って云う感覚の出来映えなんですよ〜b(>_<)d

嘘吐きで正直者で女に非道くて真面目で不真面目で愚かしくも愛しい
“ジャック・スパロウ(船長)”

こんな愛すべきキャラクターが出来上がったのはジョニー・ディップだからこそだと思うし、彼じゃなきゃジャック・スパロウはあんなにも魅力溢れる海賊じゃなかったと思う。


●40歳の彼
ジョニー・ディップは今年40歳でした。ってか見えません!演技している彼は30代前半くらいで行けます。共演しているオーランドは26歳なんだけれど、どちらも良い意味で少年性があると云うところが良かったですvv



●オーランド・ブルーム
『ロード・オブ・ザ・リング』で、レゴラスを演ってらした彼です。
実は、『ロード〜』の時の彼にはまるっきりと云って良いほど興味ありませんでした(笑)
全然、と言っていいほどの魅力を感じなかったんですよね。なんでだか(正統派過ぎたからか?)
唯、今回の彼は違います!(私的感性)
魅力を全開で感じておりました!(呆/笑)

……髭面に魅力を感じたらしい。

イヤ、本当に。
最近、どうにも好みがだんだんと渋くなっているようで(苦笑)
髭面のオーランドはとっても宜しいです(莫迦者です〜・苦涙)

真面目でファザコンでもしかしたら流されやすく、未熟で成長途中で実はアイデンティティを探しながら生きている不器用な“ウィル・ターナー”

彼自身が‘隠し球’であったこと。正義感に溢れながらも少しばかりヘタレな彼を正統派として成らしたオーランド・ブルームが演じたからこそ、後の深読み感が出来て楽しい(笑)←腐女子的意見で(…えーと)

父も気になるところね!(……えへ?)



●他の出演者
も、みんながみんな格好良すぎてさ。
ヒロイン“エリザベス・スワン”を演じたキーラ・ナイトレイも漢(おとこ)前でさぁ〜。ウィルよりも、エリザベスの方が漢(おとこ)前に感じでしまったのは私だけか?(だろうな…)

海賊たちも、呪われた海賊も素晴らしく個性が立っていてvv

あぁ!あと2回くらいは観ても全然構わないよ!私はっ。


●サントラ
良かったです〜。TVCMで使われている音楽が好き。
重厚で、映画観てるさッ、って感じになるの。


●CGも
凄いですね。本当にアレは。
月の光を浴びると、呪われたが所以の本来の姿が浮かび上がる。
クライマックスの戦闘シーンは、光陰の空間が微妙に入り交じっていて、そこで剣戟を繰り返す。
違和感を感じずに見入れました。
他に、海賊と云えば、海!
で、船底を通り過ぎる魚の陰とか、揺らぐ水面とか。
綺麗だったなぁ。

●ブラック・パール号
が、霧を引き連れて登場する様も、素晴らしく、幽霊船!って感じでしたし。


●呪い
作品の重要な部分を占める呪い。
人間としての、当たり前の欲求が満たされることがないことこそが、
最大にして最凶の呪い、でした。
死ぬことも、飲食することも痛みも喜びも楽しさも眠ることも何もかも、感じることが出来ない。
終わることのない飢餓感。

欲望を欲するあまりに人間とは愚かで、奪われた事への喪失感と悔恨で更に不可思議なループを紡ぎだすモノなんですね。



●もうね、
なんか凄く沢山言いたいこともあって、どうにも止まらなくて楽しくて面白くて明日だって観に行っちゃうのOK!って位な作品に久々に出会えて嬉しいです。

●TDL
久しぶりに行きたいです。
“カリブの海賊”に乗りたいよ。




2003年08月21日(木) 海賊映画を観る(予定)

●明日どうやら念願の映画に行けそうですvv



●ともあれ、今のこの時間(午前0時37分)に烏が鳴いてるってどうよ?

しかも一羽じゃないようだ…。



●ところで、コレ夏の祭典(15日)にスペース内で問うた言葉なんですが、世間の皆様はどう思う?

「今ここに居る小学生と、渋谷にいる小学生。どっちがマシだと思う?」

羽鳥ちゃんとYちゃんは「ココ」(ハモリで)と答えてくれました。


……でもきっと使ってるお金の出所は両方とも一緒だよね…。



2003年08月20日(水) 唯寝ていただけの一日の終わりに(自虐的)



なんか今日、一日中寝ていたような……。

起きて兎も角部屋の片付けをしようとしていたのに、

気付けば寝こけていた。

思いっきり。

春眠暁を覚えず……ではなく、今だと白秋…?それとも朱夏か?

どっちにしろよく寝た。

ってかこれから今日夜寝れるのかなぁ。


かんけー無いけど映画観に行きたい(切実に割と)

ビデオ借りてこようかな……。



2003年08月18日(月) 忘れ去っていた 感覚を 取り戻す


書きたいと 思える自分が嬉しい
書くことが 苦痛な時は どんなモノさえからも
何も浮かんでは来ない

小説 も 漫画 も 同人誌 でさえも

いま 私は その感情を 取り戻した



●15日と16日に行ってきました。
どこって?そりゃ、夏の祭典さ。
15日は、外は遠目に見ても白くけぶるほどの雨量でした。
雨がね、白い線となって見えるのよ。

●けぶる雨。
外に出すのが心配で、羽鳥ちゃんを振り込みに行かせませんでした。
だって、この人絶対体調悪くするの目に見えてるんだモン。

以前、暑さでやられスタッフに運ばれたことあるんだよ、羽鳥ちゃんてば!(ばらしてゴメン)
私もさ、情けないことに泣き出しそうになってスタッフに怒られた(笑)
「友達が取り乱してどうするの」って。
だから、かは解らないけれど。
極力、彼女には無理させたくはないのです。

元虚弱サークル相方としてもね!(だから、これはマジなんだって)

●帰り際の東京駅で。
羽鳥ちゃんが(笑)集めるというのでハローキティの携帯ストラップ(各都道府県物)東京版を探しました。
えぇ!もちろん見つけました!
東京だけでなく、神奈川と茨城も!
彼女の携帯は、これからどんどん凄(重)いことになっていく予定です(確定)
何故なら。
私とYちゃんで(勝手に)決めたから。
全て集めるって。否もちろん羽鳥ちゃんも乗ってましたよ?
ってか、もちろん(え?)買うのは羽鳥ちゃんです。
ただ、携帯に付けるのは渋ってたような?
今度羽鳥ちゃんの携帯見ることがあったら是非とも見てあげて下さい!
増えていくのは確実の上決定、デスので!(爆)

●16日には。
本当に久しぶりに桐生さんとも会うことが出来て嬉しかったです。
彼女には本当に癒されます。
彼女のイラストと漫画は私の憧れであります。
自分で描くことが難しい作品の“部分”と云うところがあって。
その“部分”にはなかなか到達出来ないので。

●類友。
「類は友を呼ぶ」という言葉がありますが。
私と羽鳥ちゃんの共通の友人たちはかなりそんな奴等(笑)が多くて、とても楽に安心していられるけれどそのぶん似ているので。
似ているから、安心出来るのかもだけれど。
桐生さんとは、その似ているところが微妙にずれているおかげで、憧れが生じるんではないかと思います。
ずれるお陰で、私は純粋に桐生さんに憧れることが出来る。
否定的な言い方ですが、とても救われています。

●もちろん。
その「類友」集団は大好き!(笑)ですよ?
ただ、私的意見で云えば、似すぎていて、焦燥してしまうのも、多々あります。

●りおの書込で。
ちょっくら、夏の祭典とはズレたことなんですが。
りおがBBSに書いたことは、もしかしたら、上記のような焦燥感からなのかな?と思ったり。
あそこで書くと長くなるので書かなかったのですが。否、いまここでも充分長いけれど!

私だって、いつだって焦ってるんだよ?
かがげる理想の具現化が目の前にいるとどうしたって焦るよね。
まさか、お互いにそう、思ってるとは、思ってなかった。
(ここは私的思いこみの感想)
ちょっと、実は嬉しかったり。
目指す先を見失わないように確実に自分で消化して未熟ながらも進むしかないかなって、思ってます。

だめかな?


●戦利品。
私としては、珍しく買ったゾ!
まぁ主にアイシールド21本ですが。桜庭くんが中心(つまりは桜庭くん愛され本)の、どちらかと云えばギャグ。
あとはまぁフツーに部活(アメフト)やってるようなもの。

●好きなんですよ。
敢えて、普通な高校生やってるような内容が。
自分で書くとなると、ドロドロのグログロの、悲惨で陰惨な作品になってしまうと思うので。
…無いものを求めるのね、きっと。

●確かに買いましたが。
多分世間一般で云うほどの量は買ってないと思うなぁ。
多分ね。
16日にサークルに並んでる時にお話しした女の子は、一般参加でも、宅急便で送らないと危ぶまれるほどの量を買ったようでした。
私が買った“沢山”と、彼女が買った“沢山”の量は絶対基準が違う(と思う)

●エアマスター
も、買ったんですよ!15日に。ギャグ本と、ジュリエッタ×マキちゃん本(男女よ!)アニメしか知らないんですけれど、ハマってます(笑)
マキちゃん、可愛い〜。

●アイシールド21
買ってからこっち。
毎日読み返してます(うっわ、莫迦だこの人!)←呆。
もう嬉しくって、嬉しくって、ニヤケまくりですよ!(自分でバラさんでも…)
事前に買いたいサークルさんはHPでチェックしてたんで、ほとんど悩まなかったですー。
ただ、行って速攻で勝って帰ったりしてたんで折角の交流の場なのにどなたともお話ししなかった(苦)←莫迦ですよねぇ。
舞い上がってたのも確かなんですが。もったいない事したなぁ。と、つくづく思ってます。
感想のお手紙でも書こうかなぁ。


●16日は。
宮本福助さんと、蔵王大志さんのみで。

●蔵王さん。
今回SEEDだったお陰でとんでも無く並びました!(驚)
マジでビックリした。とは言ってもまだ午後だったから、マシだったみたい。
前出した彼女はここでお話ししたんですが、午前中は3ホールの端の蔵王さんのサークルから1ホールの方まで並んでいたらしい。しかも大雨の中…。流石の彼女もその時は諦めて午後にまわしたらしいのですが(だから私はお話し出来た)
その時並んでらした人たちは本当に、凄いよな。

●彼女とは、T.M.Rのお話を。
彼女、ファンだそうで。なんでそんな話しとなったかと云えば、私がツアーバックもってたからです(爆笑)
コレ、ライヴ行った時羽鳥ちゃんと二人で、「夏使おう!」と買ったモノなんですよ〜。そのお陰で、割合と話しが盛り上がったのが嬉しかったです。でも、偽物ファンでゴメンね、彼女。
でも、雨の中。しかも微妙な寒さの中で諦めなかったのは、彼女が居てくれたからです!名前、名乗ってないけれど、こんな処でだけれど、お礼言わせて下さいっ。
「本っ当に、ありがとう!ですっ」

●ああでも。
本当に『落書読本』が無事買えたので良かったです!
秋に、再録本が出るらしいので、これは絶対狙う気でいますッ。

●宮本さんも。
今回は再録本だったのですが、宮本さんの再録本はまた楽しいのでやっぱり好きなんですよね。えへへ。
『陰摩羅鬼〜』の新刊は残念ながら秋となってしまったのですが、それもやっぱり狙いますですよ!
しかもー、今回、宮本さんとツボ箇所が同じだったので、めちゃくちゃ嬉しかったのさ!(笑)
伊庭銀!!(日記の『陰摩羅鬼〜』の日を読んでいただくと解ると思います)←逝っちゃってる日だよな、あの日も(遠い目)

●指輪の再録本は。
私の2〜3列前に売り切れてしまっていた。
…ちょっと、淋しかった(涙)
まぁ、目の前でじゃなかったんでいいです。


●また思い出したら何か書くかも(呆)



2003年08月13日(水) 「さよなら」 「ごめんね」 「ありがとう」



今日まで毎日は同じものだと、何となく思ってた。



「さよなら」なんて言えなかった。

明日も必ず会えると信じてたワケじゃないけれど、それでも
会えなくなるとは思ってなかった。

伸ばした手が届かずに 指の隙間から 後悔だけが散っていく。

流れる風も たゆたう雲も 全てが消え去っても 最後に見たその絶望は変わらない。

触れあうことなく 空を切り 掴まえること適わず 遠くなる。



「ごめんね」と伝えられない。

いつだって今日と同じ毎日だと信じてたから、当たり前すぎて
いつか言えばいいと思ってた言葉。

喧嘩してたワケじゃないけれど なんだかいつだって 自分勝手で。

もう遠くなってしまったけれど それでも 後悔したいわけじゃない。

滔々と溢れる水も 流々と動く砂も 全てが過去のものとなったとしても、
思い出だけは大切にして。

つかみそこねた指先を 裏切られたと 感じないから どんな一瞬でさえも。



「ありがとう」って笑って言えた?

泣き笑いでも それでも伝えられた?

言えないことよりも 伝えられないことよりも。たった一言
最後に言えた?

その絶望も後悔も 全て過去のものとして 現在を歩いて

囚われることなく 思い出すらも 記憶の底で構わないから、
空を切った 虚しい指先を この胸に抱いて 

言いたかった言葉は 最後に言えたはずだから。



落チテイクソノ時ニアナタノ泣キ顔ヲ見テシマッタカラモウソレガ全テ。


「さよなら」 「ごめんね」 「ありがとう」


追いつめたのはアタシ。 後悔させたのもアタシ。 罪を犯させたのもアタシ。

何も知らずにいたことが最大の罪だった。

どんなに苦しんでいたのか解ろうとしなかった。



2003年08月12日(火) 十二歳の時にみたあの風を もう一度手に入れろ

日記。

小学生やら中学生の時も書いてたけど。

三日坊主だったなぁ。と、ふと思った。今は、割と書けてるよね?
(誰に訊いてるのさ)


今日、NHKで。ディズニーやら手塚治虫やら宮崎駿作品の映像と、歌を流してた。

その所々に、小学生の詩を、小泉今日子が朗読していたんだけれど。

小学生の、その詩は本質で。

その目線で書ける詩が尊いと思った。

いつかの自分の感性を、多分失ってはいないだろうけれど、日々に紛れて忘れてしまっているものを、もう一度手にしたいと思った。



2003年08月09日(土) 陰摩羅鬼の瑕

二日がかりで読み終わりましたよ。京極氏の新刊。

割と久々に夢中になって読んだかな。



関口くんと、榎木津さん。この二人が特に好きなので、今回はかなり嬉しかった。
ハズだった(笑)
いや、だってさ!
榎さん、寝てんだもんなぁ。あんまり傍若無人な行動とかしてくれなくて淋しかったよ(え?)
関くんは。言ってることは不明瞭で聞き取りづらいけれど(いつもの通りだけれど)、聞き手が良すぎてあまり困ることはなかった(あれ?)
この二人のコンビな割に、なんかまともだったのよ!(って、あ、アレ??)


しかもっていうかね。
今回の、聞き手役と云うか関くん以外のストーリーテラーが最高!!
いや、新キャラではないんだけれども。前にも登場してたしね。ほんのちょっとね(妖怪先生の方にね!/探偵でも、憑き物落としでもなく)
伊庭元刑事!格好いいッスよ!最高ッスよ!いいなぁ。
ちなみに私の中でビジュアル(笑)が、いかりや長介氏でした。ってか、「踊る〜」での和久元刑事(もとい)指導員!
ま。勝手な思いこみですが(笑)いいんです(爆)

しかもさ!
横溝正史がッッ。なんと何気に登場していて嬉しかったです(マジ)
岡山疎開でやっと、横溝氏だとは解ったんだけれど。
ホント嬉しかったなぁ(笑)←いやフツーに、金田一好きなので(照)
それもさ、関くんと仲良くしてくれたことが最高でしたさ!(何か間違った認識してます、この人)
嘗てあった「知ってるつもり」に関くんが取り上げられたとして、あの横溝正史とも交流があった、とか紹介されたいいのに〜と、莫迦なことお思いながら読んでました(最早、妄想の一言です。←まるっきりオタクやん/爆死)ってかオタクだろうよ、自分(セルフ突っ込みで)



内容は。
まぁ。
最初に解ったんですが、犯人たる人は。
犯行後の行動原理も。
ってか、これは解るように書いてるだろう、京極氏は。
(多分だけれどね)私は、読者であって、作者ではないから。
ただ。
本当に。
「動機」って部分だけ、最後まで解りませんでした。
でもその「動機」が一番辛かったかな。ってかね、
その動機たるゆえんが犯行原理であり、間違ってた部分であるから。
認識は唯ずれてただけなんだよね、本当。
哀しかったかな。切ないというか。
伯爵が善人で公正明大な分だけ、ね。


保身を計るような人なら。こんなにも淋しい読後感を味わなかったと思う。
遣り切れないって表現は違ったようにも思う。
ってか。
伯爵というキャラクターを創り上げたからこそ、この「陰摩羅鬼〜」はこうも複雑な読後感を感じるんだとも思う。
帰結すれば。
京極夏彦氏って偉大だ。
(笑)その一言に尽きてどうするよ、って感じですが(苦笑)

そしてまた。
この昭和の年、うちの両親てば幾つさ、とか祖父母たちはどうしてた、とか愚にも付かないことにも思いを馳せながら読むのでありました(笑)
それもまた、一つの楽しみ方では、あるよね?



何気にそれから。
京極堂(この場合中禅寺氏)って、やっぱり何気に関くんのこと大事にしてるんだなぁ、とか。
榎さんも、何だかんだ言ってるが、関くん心配してるんじゃん、とか思い至ったのは私だけの幻想!?
違うよね?!(大笑)
もちろん、深読みではなくてね! 否もちろん、深読みでもいいんだけれどもさ。
(って、どっちやねんッ)



2003年08月07日(木) 明日は立秋。でもって京極さん!

親知らずからは生還。


風邪はしっかり熱出して、一日寝てました(はは)
只今現在も咳が止まらずに苦しんでます。
咳止め一応飲んでるんだけれどね。

喋ろうとすると、咳出て、電話が取れません。
いや、取るのはまだいいんだ。自分で掛けて喋れないのが困るんだよ。
美容院予約した時も困った。
名前も希望も咳き込んで言えないのよ。
なんとか言ったけどもさ。
そして美容院にも行ったさ。
担当のお姉ちゃんと喋るの好きなんだけれど、
今回は必要最低限だけで。

夜寝てても咳出て、辛いです。
明日もっ一回病院行って咳止め貰う気です。


でもって。
なんか、親知らずは、取り敢えず痛みが退いたので、
静観の方向で行くそうです。
すぐに抜くのは難しいらしいし。
痛くなきゃ、ほおって置こう、と。
ドクター曰く、「痛くなるような“予感”がしたら来てください」、と。
一種の賭です、最早。しかも予感ってなんだよ…。
しかもついでに虫歯の治療もしてくれたわ…。なんだかなぁ。


ところ、
で、
考えたんですが。

親知らずが急に痛くなった原因。

西川さんのライヴではないか、と。

あんな激しいシャウトしたの、初めてなので。
多分、そうじゃないかなぁあと。


羽鳥ちゃんの日記見たら。
花束の事書いてあったので。
有楽町の駅で私たちはいったん通り過ぎたあと、わざわざ戻って、
花束買いました(笑)
一束300円。二束なら500円。
かなりお買い得な買い物でした。しっかり保ったし。
(まだ咲き残ってる花があります。全部じゃないけど。もちろん)
いいんです、幸せだから。花束持ってるのって。
その帰り道。
羽鳥ちゃんと別れて、電車でぼけーっとイスに座って半分寝てた私を、おばあさんが微笑ましく見てくださいました。
花束って、誰もを幸せにするんだね。
ありがとうマッキー!


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