扉が「かちゃん」と 音を立てて閉まる その瞬間から 私は独りになる
そういうふうに 解りやすく 目に見える壁があると いいのに
季節を越えるコトにだけ 懸命になって 大切なモノから 目をそむけたまま ね
どんなに側にいても 遠い それでも
失うコトを考えたら 今の状態よりもっと 苦しいんだろ
扉を開ける時 いつも思う ”アナタが其処に 居ますように” 祈るような気持ちで
切なくて 馬鹿馬鹿しい ノブを廻す手
2004年03月23日(火) |
つるんとした ガラス窓 |
貴方を欺いて 私に何が残る 私を欺いて 貴方は何を得る
繋ぎ止めたりしてないと 啼いて そこから先へ 一歩も進むことが 出来ないでいる
こんな イヤな所まで 同じで こんなに 好きな所が 違うね
つるんとした ガラス窓 知らないフリは もう沢山
2004年03月16日(火) |
あの時 私が黙り込んだのは |
あの時 私が黙り込んだのは
貴方があんまりにも あんまりにも らしくない言葉を 言い放ったせい
そんな一面を 知った事への喜びと そんな一面を 知りたくなかったという落胆
微笑むことすら 出来なかったよ
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