2002年09月29日(日) |
小さな庭が あったら |
小さな庭が あったら 大好きな樹を 植えよう
春は 沈丁花 夏は 合歓の花 秋の 金木犀 冬の 南天
そして 小さな犬を飼おう 渾身の愛で 育てよう
枯らしたりしない 死なせたりしない
其れだけで私は 安心する 依存を重ねながら 共存する
黙って居なくなったり しないで
2002年09月24日(火) |
「あの煙草 嫌いだったから」 |
もしも 別れる日が来たら
其の煙草の 銘柄のせいに 出来るんだ 私。
ふいに思い出すけど。 フィルターに残る癖や 其の煙の匂いを。
顔をすっかり 忘れても。
「あの煙草 嫌いだったから」なんて。
銘柄のせいに 出来ちゃうんだよ
ねぇ。
2002年09月13日(金) |
誕生日 忘れたフリして |
誕生日 忘れたフリして 連絡しようとしない自分に 驚いた
結局 一日遅れでメルを打つ 私は臆病で 薄情な皮をかぶって
拒否されるのが嫌で 言い出せなかったコト 二度と会えなくなりそうだから 口を噤んだの
ねぇ 今年は少し 寂しかった? ねぇ 誰かと楽しく 過ごせたの?
随分会ってないよ 知ってる?
近付き過ぎた あの日から その表情が 見えなくなった
その口で罵って 蔑んでよ そしたら その足元に 泣いてすがり付けるでしょう
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