コラム 金財茶房 〜 投資のゴマはこう開け!〜


2006年07月28日(金) 8月6日、東京でお会いしましょう


あなたのお金が 世界を旅します... Zuto Zuto


わたしはいつも思うのですが、
サービスの担い手 と 受け手(消費者)の
【格差】があればあるほど、

(サービス提供側にとっては)
商売がしやすいと云えます。

例えば「金融サービス業界」では、
サービスの担い手 と 受け手(消費者)との間に、
圧倒的な【知識格差】が存在します。


それを前提に【マネー広告】を眺めてみますと、

「建前」でにこやかに語りかけている部分 と、
「本音」のドロドロとした計算の部分 が、
(わたしの場合)両方 見えてしまうのです・・。

わたし自身は、
「金融商品」の販売に携わっていませんので、

【良いものは良い。悪いものは悪い】と
はっきり言えます。

(したがって、ストレスも溜まりません 笑)


皆さんも、
「良いものはよい、悪いものは悪い」とはっきり言える、
      
つまり 確固とした【座標軸】を持っていれば、
金融商品 を選択するのが
ずいぶん「楽」になるはずです。


ところが残念なことに、
多くの方がその時々の「トレンド」

― この「トレンド」というのが多くの場合、
 【マネー広告】によって作られるのですが ―

によって 金融商品 を選んでしまっています。


例えば(少しだけ 時計 を逆回りさせてみますと・・)

・2000年、2001年に流行った 小型株ファンド
(特に IT関連の会社を多く組み込んでいました)

・EB債
(特定銘柄の株式の値動きに連動して、償還の条件が変わる債券です)
 
・ブラジル政府、アルゼンチン政府が発行した国債(サムライ債)  
・毎月分配型のファンド(あっ、これは今でも流行っていますね・・笑)


どうでしょう。
思い当たる方、おられませんか?

上記「金融商品」は当時、
銀行、証券会社などが競って【広告】を打っていました。


(実は)【マネー広告】の 本音の部分 を
 見破る力を身につければ、

<広告に載っている金融商品の多くが、選択する価値のないもの>
 と納得できるようになります。

もし皆さんが この「選択眼」を持たずに、
今後も 投資 を続けていけばどうでしょう。

皆さんが投資で 収益 を上げるというよりは、

(手数料収入で)金融機関 を儲けさせてあげる、
ということになりかねません・・。


今回お届けするセミナーでは、
独立FPの立場から
さまざまな【マネー広告】(もちろん実際の!)を取り上げ、

どこがいけない部分なのか、
どこが隠された「本音の部分」なのかを
テッテイ解明いたします。


このセミナーを受けられることで あなたは、

1.【マネー広告】で取り上げる 金融商品の本質 が分かります。
2.商品の送り手である金融機関の「戦略」が理解できます。

3.【マネー広告】で取り上げる 金融商品の「コスト構造」分かります。
 (つまり、金融機関の 収益構造 がイメージできるようになります・・)

4.選択する価値のない 金融商品 を理解することで、
  「選択すべき金融商品」が見えてきます。

5.結果としてあなたの【投資スタイル】そのものが
  イメージできるようになるはずです・・。


【これがマネー広告の 落とし穴 です】
 というセミナーは、

しがらみのない わたくしのようなアドバイザーにしか、
できないトピックと自負しています。


8月6日、あなたにお会いできることを楽しみにしています・・。


日時: 8月6日(日)14:00 〜 16:30
会場: 東京・大井町「きゅりあん」4F 研修室

参加費:6周年記念価格 おひとり様 3,000円(税込)
    (ご夫婦・パートナーでご参加の場合、
     おひとり様 2,500円 とさせていただきます)

  セミナーの詳細は【こちら】からどうぞ。




2006年07月26日(水) 息子の「山本つとむ」さんから、財産のことを聞かれたらどうしますか?


あなたのお金が 世界を旅します... Zuto Zuto


山本はじめ さんへ。

実は先週、
息子さん(つとむさん)からもご相談を受けました。

息子さんが 相続 のことを言われていたので、
わたしは

「相続の財産はあてにしない方がいいですよ」と
お話しました。

だって、相続財産 をあてにすると、
なんだかヘンなことになるじゃないですか。

「お父さんが逝くのを待ってるみたいな・・」


わたしは息子さんに言いました。

「お父さまが長生きすればするほど、
財産は減っていくわけです。

相続財産 をあてにして、
住宅ローンの繰り上げ返済 や
教育費の出費 をまかなおうとすると、

(変な言い方ですが)間に合わなくなりますよ・・。

実際に 相続 が起きた時、
つとむさんが66歳だった なんてことは、
よくあることですから・・」

つまり、

(わたしが申し上げたいことは)

◆ 相続財産 とは「おまけ」なのです・・。


あっ、それから山本さん。

お子さんから 財産のことを聞かれても
「いや、大してないよ・・」

とはぐらかしてくださいよ。

たとえ「親子」であっても、
ことお金のことに関しては、

◆ 適度な距離を保つことが 大切だからです。


先週」お話した【お金の設計図】は
(もちろん)きちんと作っていただきたいのですが、

それはあくまで 山本さんご夫妻が
第2の人生をエンジョイするための【道具】なのです。

お子さんには(表面上)
「もし余ったら 残してあげよう・・」

くらいの気持ちでよろしいのではないでしょうか。

あくまで山本さんが
「主導権」を握ることが大切なのです。

例えば、

「ちょっと前に、遺言書 というのを書き始めたんだ」と
お子さんの前で言ってみてください。

(もちろん、ホントに書いてくださいよ)

また、

「これから毎年 書き換えようと思っている」
とちらつかせてみてください。

これらは、
息子さん娘さんに対する【メッセージ】なのです。

「おい、ちゃんとお盆、正月と帰って来いよ。
たまには孫の顔も見せに来いよ。

さもないと 残してあげないぞ・・」という。

(これ、けっこう効きます・・)


それから、
山本さんの今後の生活を支えていく

【お金の設計図】= ポートフォリオ に
愛着が湧き始めたら、

ぜひ山本さんが逝かれた後のことも
考えていただきたいのです。

(すみません、縁起の悪い話で・・)

つまり(ずっと先の話なのですが)


◆ ポートフォリオ とは、
息子さんや娘さんに

【どんな形で 財産 を残されるのか】
という 設計図 でもあるのです。


次の世代 に残されるモノなら、
意味のある「残し方」の方がいいでしょう?

息子さん、娘さんが山本さんの
資産の集合体【ポートフォリオ】を見たときに、

「ああ、親父は何か考えがあって、
こういう資産の配分をしたんだろうな・・」

と、
お子さんに【考えさせてやって欲しい】のです。


それがわたしは、
【意味のある資産の残し方】なのだと思います。


「この 東アジア株式ファンド には、
いったい親父のどんな想いがあるのだろう・・?」

どうせなら、

息子さん娘さんを唸らせるような
【ポートフォリオ】の方が 格好いいと思いませんか?

(間違っても、)

【全ポートフォリオ】が 現預金 と 土地200坪 で、

「土地は おまえ達3人で協力して管理していきなさい」
という パターン は避けましょう・・。


(最後にもうひとつ、)

【現在の税制】をもとに、

節税効果を求めて「金融商品」を買うなんてことは
くれぐれもなされないように。

自分で自分の寿命を縮めて、どうするのですか・・。

(「税制」というのは、変わるから「税制」と云うのです)


※ 先週、今週とお話しした内容はもちろん
  すべて【フィクション】です。


カン・チュンド 拝



     甘い言葉 にはウラがある!!
  【これがマネー広告の 落とし穴 です
〜 銀行・証券会社では決して教えてくれない真実10選 〜
     
      8月6日(日)東京・大井町



2006年07月19日(水) 今年58歳になる「山本はじめ」さんへ


あなたのお金が 世界を旅します... Zuto Zuto


はじめまして。
カン・チュンド と申します。

長年のお勤めご苦労様です。
いよいよ第2の人生が始まりますね。

間違っても、
「定年退職後は 今まで蓄えてきたお金を
ただ取り崩していく生活になるのだなあ〜」

とは思わないでください。

あるいは、

銀行や証券会社さんで売っている
○○年金保険 とか、毎月「分配金」が出るファンド とか、
ああいった【商品】にも騙されないようにしてくださいね。

なぜかというと、

第2の人生 では、
お仕事からの「定期的な収入」が途絶えますよね。

ですから、

◆【今あるお金を育てながら、定期的に引き出しを行う】
  という 心構え が必要なのです。


ポイントは2つ。

1.適度にお金を育てながら  と
2.定期的に引き出しを行う  です。

これが ↑ セカンドライフの【お金の管理】のイメージです。


この 2.の部分、

「定期的に引き出しを行う」部分を、
第三者に任せたりすると、

要らない手数料を取られたり、
ムダな税金を支払うことになってしまいます。
(注意しましょう・・)


例えば、今あるご資産(含む 退職金)6,000万円 を

1.適度に育てながら → 5% で運用しながら、
2.定期的に引き出しを行う → 4% 引き出し 

という「イメージ」はいかがでしょうか・・。

そうです、
セカンドライフに入っても、
適度なリスクを取ることは必要なのです。

(【将来のインフレ】に負けないようにするためですね・・)


上の例 をよ〜く見ていただくと、
山本さんのポートフォリオは
名目 1% で育っていきます。

(毎年ベースで 240万円 の「収入」のイメージです。
 ただし、良い年もあれば悪い年もあることをお忘れなく・・)


セカンドライフの「資産管理」で大切なことは、

◆【ご資産の価値 を維持させながら、第2の人生を楽しむ】
  ということです。

ここ、ポイントですよ。

「資産の価値 を維持させながら・・」というところ。


名目上の元本保証 や、
(名目上)年に50万円の年金 になりますよ、
というのは、

これから長い長いセカンドライフを過ごしていく
山本さんにとっては(実は)ほとんど【意味】を成しません。

(大切なことはお金の 実際の価値 を維持させること!)

ちょっと振り返ってみてください。

山本さんが 社会人になってはじめてもらったお給料は
いくらぐらいでしたか?

(当時はそれで何とか 生活 していましたよね?)


実は山本さんは、
社会人として過ごした時間と
同じくらいの時間を「第2の人生」で過ごすことになるのです。

その間、モノやサービスの価格が上昇していく
すなわち【インフレ】が進むという「事実」を、

どうかお忘れなきように・・。


最後に、

1.適度に育てながら
2.定期的に引き出しを行う 資産運用 では、

シンプルかつ国際的に分散されたポートフォリオ、
【お金の設計図】を作ることが必須です。

たくさんの手数料が隠された金融商品より、

シンプルな仕組みのファンドをご自分で
【組み合わせる】方が、ずっと合理的なのです。

(ご自分で、というところがポイントですよ)


ところで、その組み合わせ方のアドバイスは?

もちろん、
わたくしカンがさせて頂きます(笑)



 【出張お試しコンサルティング】

7/24(月)セミナー業務で 東京・板橋区 にまいります。

土・日・祝は(わたくしと同じように)仕事 があり、
なかなか時間が取れない という方 はぜひご一報ください。
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資産運用の「戦略」を立てる際の「アドバイザー」として
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2006年07月14日(金) 名古屋の皆さん、こんにちは


あなたのお金が 世界を旅します... Zuto Zuto


先日、名古屋市内に住む方から
こんなお便りをいただきました。

「メルマガをいつも楽しみにしています。
セミナーはいつも東京や大阪の開催なので、
名古屋でもやってくれないかな〜と思っていました。

今回名古屋でも開催され、とてもうれしいです。
お話を伺えるのを楽しみにしています」

ありがとうございます。

(実を言いますと)
名古屋 はとても好きな場所です。

なぜかというと中学1年の時に、
生まれてはじめて「ひとり旅」をしたのが
名古屋 だったからです・・。

その時は名古屋城に行き、テレビ塔に登り、
そして、瀬戸市の美術館に行きました。
(お土産には きしめん を買って帰りました・・笑)

そんな馴染みがある 名古屋 で 7/22(土)に

  甘い言葉 にはウラがある!!
これがマネー広告の 落とし穴 です
    を開催いたします。


【マネー広告】などをよ〜く眺めていますと、
「本音」と「建前」が見え隠れします・・。


わたし自身、「金融商品」の販売を行っていないのは、
多分、「金融商品」に対していつでも 本音 で居たい、
と思っているからなのでしょう。

「良いものはよい。 悪いものは悪い」と
はっきり言えた方がすっきりしますよね。

(ストレスも溜まりません 笑)

皆さんも、
「良いものはよい、悪いものは悪い」とはっきり言える、
      
つまり 確固とした【座標軸】を持っていれば、
金融商品 を選択するのが
ずいぶん「楽」になるはずです。


ところが残念なことに、
多くの方がその時々の「トレンド」

― この「トレンド」というのは多くの場合、
 【マネー広告】によって作られるのですが ―

によって 金融商品 を選んでしまっています。


例えば(少しだけ 時計 を逆回りさせてみますと・・)

・2000年、2001年に流行った 小型株ファンド
(特に IT関連の会社を多く組み込んでいました)

・EB債
(特定銘柄の株式の値動きに連動して、償還の条件が変わる債券です)
 
・ブラジル政府、アルゼンチン政府が発行した国債(サムライ債)  
・毎月分配型のファンド(あっ、これは今でも流行っていますね・・笑)


どうでしょう。
思い当たる方、おられるのではないでしょうか?

上記「金融商品」は当時、
銀行、証券会社などが競って【広告】を打っていました。


(実は)【マネー広告】の 本音の部分 を
 見破る力を身につければ、

「広告に載っている金融商品の多くが、選択する価値のないもの」
 と納得できるようになります。

もし皆さんが この「選択眼」を持たずに、
今後も 投資 を続けていけばどうでしょう。

皆さんが投資で 収益 を上げるというよりは、
(手数料収入で)金融機関 を儲けさせてあげる、
ということになりかねません・・。


今回お届けするセミナーでは、
独立FPの立場から
さまざまな【マネー広告】(もちろん実際の!)を取り上げ、

どこがいけない部分なのか、
どこが隠された「本音の部分」なのかを
テッテイ解明いたします。


このセミナーを受けられることで あなたは、

1.【マネー広告】で取り上げる 金融商品の本質 が分かります。
2.商品の送り手である金融機関の「戦略」が理解できます。

3.【マネー広告】で取り上げる 金融商品の「コスト構造」分かります。
 (つまり、金融機関の 収益構造 がイメージできるようになります・・)

4.選択する価値のない 金融商品 を理解することで、
  「選択すべき金融商品」が見えてきます。

5.結果としてあなたの【投資スタイル】そのものが
  イメージできるようになるはずです・・。


【これがマネー広告の 落とし穴 です】
 というセミナーは、

しがらみのない わたくしのようなアドバイザーにしか、
できないトピックと自負しています。


名古屋の皆さん、22日(土)に
お会いできることを 楽しみにしています・・。


日時: 7月22日(土)14:00 〜 16:30
会場: 名古屋・新栄 TAIYOHビル6階    

参加費:6周年記念価格 おひとり様 3,000円(税込)
    (ご夫婦・パートナーでご参加の場合、
     おひとり様 2,500円 とさせていただきます)


  セミナーの詳細は【こちら】からどうぞ。



2006年07月12日(水) どうしてお金が貯まらないの?


あなたのお金が 世界を旅します... zuto zuto


わたしはこの仕事(FP)を始めて6年になりますが、
実に多くの方が「日常的にお金を残せていない」
現実 に接してきました。

その方は、例えば前田さんは、
収入が少ない方なのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。

(意外に思われるかもしれませんが)

◆ 収入の多寡 と お金が残せているか否かは
  あまり関係がありません。


(まあ、率直に言って)
収入が増えると、人は余計にお金を使うようになります。

だってお金がそこにあれば、
使ってしまいたくなるのが「人間の性」ですから(笑)

(結果どうなるかというと)
・・お金は残らないわけです。

(わたしの経験上、意外と)

そこそこ年収がある方のほうが、
【お金が貯まらない】傾向 が強いと思います。

十分なお金を持って帰ってくる能力はあるのに、
「お金を残せていない」というのは、
どういうことなのでしょうか?

はい(実は)

◆ たくさんのお金を持って帰ってくる「能力」と、
  お金を残す「能力」は 別物 なのです。


それにしても、

たくさんのお金を持って帰ってくる能力はあるのに、
「お金を残せていない」というのは、

継続的な【投資の機会】を
みすみす逃してしまっていることになります。
(なんとももったいない!)

では、どうすればよいのでしょうか?

(カンタンです、)

◆ 家に持って帰ってくるお金を 減らせばよいのです。

??

わたしはなにも ↑「たくさんお金を稼ぐのを止めましょう」
と言っているわけではありません。

ある【仕組み】を作って、
実際に 家に持って帰ってくるお金を少なくすれば
それで万事OKなのです。

あなたは「自分の給料日」に、
34万円のお金が 預金通帳 に振り込まれるから、
34万円使ってしまうのです。

Yes...。

今から8、9年前、
そんなにお給料ありましたか?

今より少なかったですよね。
(でも、生活は出来ていましたよね?)

人は環境に適応する生き物ですから、

預金通帳 に振り込まれるお金が25万なら、
25万円の中でやりくりしよう と思うわけです。


つまり、お給料が入ってくるその日に、

1.あなたが知らないうちに、
2.勝手にお金が引き落とされる【仕組み】を、
  作ってしまえばよいのです。

会社で【財形制度】がある方、
ぜひ利用してください。

(わたしのお勧めは 非課税の枠はありませんが、
いちばん自由度が高い「一般財形」です・・)

あるいは、
銀行の【自動積み立て定期】を利用してください。

あるいは、
投資信託の【積み立て投資】を利用してください。

カブドットコム証券野村證券などでは、

多くの金融機関から引落しできる「仕組み」を整えています。


とにかく「毎月ベース」で、
天引きされる【仕組み】を作ってしまうことです。

そうすれば、あなたは
自分が「お金を残している」ということさえ、
忘れてしまうでしょう。

(「今月も給料は25万円だったな」と
  自然に思えてしまうわけです・・)

実はそういう「状況」こそ、
お金を残していくには 理想的 なのです。


いいですか、
ココがすべての【出発点】ですよ。

お金を残す【仕組み】を作れるかどうかで、
今から30年後、

A 自由と豊かさを謳歌できるセカンドライフ。
B 日々預金残高を気にしながら嘆息するセカンドライフ。

いずれかになるのです。


決して、
お金を節約する、お金の使い方を制限する、
というふうには取らないでください。

あなたはただ、
お金が流れる「道筋」を決めているだけなのです。


お金を費やす道、お金を残す道、お金を育てる道、

すべての道の作り方、デザインは
あなた自身が「設計」するのです・・。


カン・チュンド


    甘い言葉 にはウラがある!!
  【これがマネー広告の 落とし穴 です
〜 銀行・証券会社では決して教えてくれない真実10選 〜

     7月22日(土)名古屋・新栄
     8月6日(日)東京・大井町



2006年07月05日(水) 新型の円定期預金 にはご注意を


あなたのお金が 世界を旅します... zuto zuto


ある朝、会社の近くでふと あなたは足を止めます。

この間まで営業していた「文房具店」が解体され、
何やら新しい店舗に建て替えている最中なのです。

3ヶ月もするとそこには
「10分 1,000円ヘアカット専門店」が出来ていました。

そしてまた3ヶ月もすると、

あなたはそのヘアカット専門店の前に、
「どんな店舗があったのか?」ということさえ、
忘れてしまうのです・・。

(そんな覚えないですか?)


【人の記憶】というものはかくも 短命 です。

もちろん、
金融商品の名前 や、世の中の金利 についても、
同じことがいえます。

あなたは今、2年モノの定期預金 でもらっている
0.1%とか、0.08%の 金利 が
「ふつう」と思ってしまっていませんか?

(長い時間の尺度から見ると、
これは決して「ふつう」ではありません。
【異常な状態】なのです・・)


例えば、1990年の12月、
皆さんはいったい何歳で、
どこで何をしていましたでしょうか?

その頃 世の中の金利 は(実は)こんな感じだったのです。

・普通預金        2.08%
・2年モノ定期預金    6.33%
・ワイド(5年)       8.00%
・10年モノ国債       7.90%
・中期国債ファンド    6.50%(予想利回り)   
・住宅ローン(変動金利)8.50%


「ワイド」なんて懐かしいですね・・。

ちょうど1990年は 固定金利型の金融債「ワイド」の
人気が沸騰して、

(今はもう潰れてありませんが)
日本長期信用銀行の窓口に
「ワイド」を購入するために 長蛇の列 が出来たそうです。

2006年7月に戻りますが(笑)、

たとえ【異常な状態】でも、それに慣れてくると
「えっ!? これって普通じゃん」
と思ってしまうのが 人間の性 なのでしょうね。

(ところで最近)

銀行さんがちょっと変わった「円定期預金」を発売しています。

例えば【】とか【】とか【】という
金融商品名 で紹介されています。

 
これらは(実は)ただの「定期預金」ではありません。

預金 と 金利のオプション取引 がセットになったものなのです。

詳細は 7/22 名古屋 8/6 東京 の
これがマネー広告の落とし穴です】でお話しますが、
 

要するにあなたは、
この 金融商品 を購入することで、

【これから世の中の金利は大して上がらないでしょう】
という「賭け」に参加することになるのです。

その「賭け」の相手は 銀行 かというと、
実はそうではありません。

「賭け」の相手は 金融のプロ です。
(機関投資家と呼ばれる類の人たちです・・)

金融のプロ は、
【これから世の中の金利は上がるだろう】という
「賭け」に、

(もちろん)儲けることを目的として「参加」しているのです。


じゃあ、この金融商品で 銀行 は
いったいどんな「役割」を担っているのかというと、

銀行は この賭けの【元締め】なのです・・。

「賭け」の相手方である 金融のプロ は、
向こう4年、7年、8年 で
【世の中の金利は上がるだろう】と予想しています。

彼らはおそらく
向こう4年内くらいで
【消費税が引き上げられること】も織り込んでいるのでしょう。

「消費税」が上がれば、どうしてもその分
物価 が上昇してしまいます。

物価 が上昇すれば、
金利 が上昇する可能性が高くなるのです。


「インフレ は忘れた頃にやってくる」
と言いますが、

上記「新型の円定期預金」は、
購入者である私たちにとっては

期待できるリターン は限られる一方、
(アドベンチャーに満ちた)過大なリスク を
引き受けることになる 金融商品 です。

わたしなら 決してお勧めいたしません・・。



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