V字経営研究所・酒井英之の4行日記 DiaryINDEX|past|will
昨日のリース会社の依頼に対し、早速知り合いの金融機関関係者数人に金融業界におけるリース会社の位置づけを尋ねた。すると、「確かに劣等意識はあるのでは…」という回答だった。理由は動かす「資金量の大きさ」だけではなかった。たとえば企業が工場を増設するときに、銀行はその最初の構想から加わる。相手は社長である。が、リース会社は工場の基本設計が済み、設備をどう調達しようか…という段階になってはじめて参画する。このときの相手は社長ではなく財務部長がほとんど。どのタイミングでソリューションにかかわるかが違い、銀行の方が前工程だから優等生じゃないか、というのだ。それを聴いて納得した。 |