2007年11月30日(金) |
きみへ向かって空を見上げているからね |
毎日のささやかな想いも ちゃんと届きますように
2007年11月29日(木) |
見えても見えなくても目を閉じているなら同じこと |
だって
最初から
見るつもりなどないのでしょう?
あなたを信じられなくなった こんなわたしのわがままを どうぞ許さないで
2007年11月24日(土) |
見なかったことにしましょう |
見なかったことにしましょう
その方がらくちんだわ
何を信じればいいの 何を
言葉も 指先も 疑えばきりがない
選ぶ余地などない
信じろというなら 全てを信じさせて
2007年11月22日(木) |
強さをくれるのはいつもきみ |
隣でニコニコとして ただそれだけ
ひとりきりでいるたくさんの時間に きみを想って 強くなるような気がする
2007年11月21日(水) |
情けなくてもいいじゃないか |
情けなくてもいいじゃないか
これが自分だし
全部をなかったことにもできないし
努力したことは事実なのだから
2007年11月20日(火) |
楽しいままで離れよう |
今のこの 楽しいままで離れよう
哀しいことも 嫌なことも 傷つけるようなこともないままで
楽しいだけのままで離れよう 醜い思い出などないままで
2007年11月19日(月) |
ひかりの中を泳ぐ人は気づかない |
ひかりの中を泳ぐ人は気づかない
そこがひかりの中だということに
勇気を持って 今こそ目を閉じよう
背を向けて 蓋をして もう振り返らずに歩き出す
それが逃げていることだと 誰が責められようか
哀しいのは何?
失ってしまったものよりも 気持ちが去っていくことがあると知ったことが哀しいの?
どれひとつとっても 美しいままでなどいられない
2007年11月16日(金) |
たとえばここで抱きしめられたとしても |
たとえばここで抱きしめられたとしても
気持ちがないなら
何も動かない
瞬きさえ温度を失う
2007年11月15日(木) |
カラリとしたさよなら |
あっけらかんと手を振って
さらり カラリと 別れよう
真剣な話など 必要ないかのごとく 避けて通ってきた二人だから
2007年11月14日(水) |
本当にそれでいいの? |
きみは本当にそれでいいの
その結論を口にしてしまっていいの
もう覆すことができなくても
いいの?
2007年11月13日(火) |
気持ちの波が寄せては返す |
まだ不安定なまま
揺れているのは
私なのか
周囲なのか
2007年11月11日(日) |
こんなに近くにいてもこわい |
いつか離れていくのではないかという不安に 震えながら眠る
2007年11月10日(土) |
ならば私から別れよう |
いつまでも あなたの優しさに甘えない
そう決めた ならば私から別れよう
2007年11月09日(金) |
ほんのりとしたささやかな不安 |
何も気付いていないわけではなかった だから涙がこぼれたんだ つのる不安は 言葉にもならなくて 潔く切り落とすこともできなかった
それが弱さだろうか それとも強さだろうか
2007年11月08日(木) |
さよならを、告げに行く |
このまま いつもの道を歩いて あなたの部屋まで さよならを 告げに行く
気持ちだけではままならないこともあるのだと 知ってしまった わたしたち
あなたはまっすぐ進む 私はそろそろ折り返す たまたま偶然重なり合った瞬間があっただけのこと
さよならを 告げに行く 氷のような 言葉をかかえて
もう それしか選べないことを どうか許してほしい
2007年11月07日(水) |
本当はなんでもないこと |
本当はなんでもないこと ささやかなこと 簡単にやりすごせるようなこと
だから気にもとめずに あなたはそのまますれ違って
見なかったことにして さよなら
きみのせいで
昨日までの景色も違って見える
きみのせいで
いつもの毎日に色がついた
2007年11月05日(月) |
時間が足りなくて焦ってばかりの二人 |
本当は 足りないと思っているだけの二人
2007年11月04日(日) |
馴染みの空気に触れたから |
ずっと前から親しんだ 馴染みの空気に触れたから しばらくはあの雰囲気を思い出して なんとかどうにかやりすごそう
あの時の強い気持ちに 少しだけ触れたから
まだ大丈夫と言い聞かせる まだ大丈夫
でもいつか壊れてしまうと知っている
それでも今はまだ
返す言葉が見つからない
ここに二人のための時間がないから
2007年11月01日(木) |
そんなにキレイではいられない |
いつも正しくありたいけれど
そうもいかない 醜い気持ち
美しく清らかに 誰も憎まずいたいけど
澱みにつまずき泥がつく
それでもまた立ち上がらなければならないけれど
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