2005年10月31日(月) |
どうにもならないことはとうに知っている |
静かにひたひたと忍び寄ってきた別れだから
どうにもならないことはとうに知っている
あとは切り出すだけだ
あなたの言葉か
わたしの言葉で
2005年10月30日(日) |
どれを信じることにしようかな |
いくつも信じたい未来があって
でもひとつを選び出さなければならなくて
そんなすごいことまだ決められないよ
神様の言うとおりでひとつお願いしますよ
2005年10月29日(土) |
迷っているフリが上手な恋 |
あなたに決断のすべてをゆだねて
かわいく演じるのは
まかせてよ
2005年10月28日(金) |
規定量以上のクスリでバッドトリップ |
そのくらいやらなくちゃ
のりこえられないわよ
というのは全部言い訳
ただ弱かっただけ
2005年10月27日(木) |
なくてはならないサヨナラ |
あなたとわかれていくことを
どうしてもどうしても
つらく思うけれど
これもなくてはならない谷間なのだと
おもって今は目を閉じます
2005年10月26日(水) |
大切にしたいものを遠ざける |
さよなら
大切なものほど そばには置いておけない
だから自分から遠ざけて
そうやって何度も何度も 悲しみをシュミレーション
去っていく前に 自分から遠ざかる
そんな布石を用意するしか手立てがないの
2005年10月25日(火) |
わけのわからないことを言いましょう |
つじつまなんか合っていなくてもいいわ
わけのわからないことで
笑い飛ばしましょうよ
2005年10月24日(月) |
これを読んだらすぐに電話してよ |
ねぇ ちまちまメールなんか打ってる場合じゃないよ
気持ちの断片のなかに
あたしを見つけたら
すぐに電話してよ
2005年10月21日(金) |
オンナノコ的よくばり同盟 |
アレもしたい コレもしたい あそこにもいきたい 楽しみたい おいしいものいっぱい食べたい あれもほしい これもほしい
ねぇ いっぱい愛して欲しい
2005年10月20日(木) |
しあわせの色が見えない |
ずいぶんと遠ざかりすぎてしまって
今ではすっかり色あせて見えなくなってしまった
2005年10月19日(水) |
それとは全然種類の違うおはなし |
好きだと言った
愛しているとは違う 恋愛にも似ていない 友達とも呼べない
けれどきみが必要だ
言葉がないから そのかわりに好きだと言ったまでのこと
2005年10月18日(火) |
いつだってきみとは違う方向に進んでいる |
背中合わせに逆方向を向いて
まったく違うことをしている
だけど
これ以上ないくらいに
互いの存在を意識してはいるんだ
2005年10月17日(月) |
もしかして本当は見えていないんじゃないの? |
たぶんまわりのみんなはほぼ100%気付いていると思うけど
もしかしてもしかしてもしかすると
気付いてないの
彼女のこと
2005年10月16日(日) |
一過性のものなのでありました |
時間がたてば治る病気と一緒
一過性のものなのでありました
さりとて 通り過ぎていったことも事実
なかったことにはなりませぬ
2005年10月15日(土) |
きみみたいな仕草はまねできない |
いくら憧れても
きみになることはできない
あたしはあたしでしかない
どれほど憧れても
2005年10月14日(金) |
ある意味ものすごい殺し文句をつぶやいた |
それって どうなの そういうこと言っていいの
まるで他の誰にも渡さないような 独占欲丸出しで ハタから聞いてりゃ そりゃもうものすっごい殺し文句
だと思うけど
照れたりしてないのは 気付いてないせいだよね
こっちも気恥ずかしいから とりあえず黙っとくけどさ
ま 取り乱すくらい いきなりあわててそんな言葉が出るくらい
スキってことなんでしょーよ
2005年10月13日(木) |
どこへでも行くよ きみについて |
冷たくなってしまった心を きみがかかえたままでいるから
虹を取り戻すために
きみのそばを離れたりなんかしない
2005年10月12日(水) |
気持ちが見えなければ意味がない |
ありがとう
という気持ちがちゃんと見えればいい プレゼントもりぼんも言葉も 本当は二の次で
その気持ちが見えたから あたしは微笑んだ
あなたがあわてて駆けてきたから ただその気持ちだけで あたしは微笑んだ
2005年10月11日(火) |
すれ違っているのは時間が作ったモノのせい |
なにか勘違いみたいな穴に ほんのわずか 足をとられた それだけ
約束は宙に浮いたまま
こころとこころを離すのなんて
何よりも簡単だった
目を伏せればいい 何を言われても頷けばいい
2005年10月10日(月) |
それは言い訳だよねと言われるのが怖い |
逃げた たくさんの言葉をならべて あたしはどんどん逃げた
遠くへ行こうと必死になって あれもこれもと言葉を立て続けに増やして
うわすべりしていく言葉に 嫌気がさして振り向こうとしなくなった気持ち
取り戻す術を今は手探りですすむ
2005年10月09日(日) |
ふたりの気持ちにあぐらをかいて |
全部がずっとここにあると思いこんでしまっていた
このままの形で在り続けるのが当たり前と思ってしまっていた
そんなわけなかった
2005年10月08日(土) |
くずれて落ちて消えてなくなっていく |
楽しかった時間をすくいあげて
キラキラしたところをながめていた
あっというまに指の間からすべりおちて
消えてなくなっていった
こぼれてしまったあとをみても
もうどれがキラキラしていたのかさえわからない
2005年10月07日(金) |
すきという気持ちだけをガラスケースに閉じ込めて |
すきという気持ちだけをガラスケースに閉じ込めて
そのまま凍らせて
ずっと大切にしまっておこう
もう傷つけたり傷ついたりしないように
できればいいのに
2005年10月06日(木) |
むりに押し通そうとしたんだ |
きみとの約束は空に消えた
なのにぼくはここで待ち続ける 待てるだけ待って
どこまで待てば 失ったことに気付けるのか 試している
2005年10月05日(水) |
きみには通じないとわかっていても |
きみには通じないとわかっていても
それでもぼくは走るよ
きみに伝えるそれだけじゃないから
2005年10月04日(火) |
言葉が次から次に生まれてきてしまうから |
休むことなく
綴るしかない
何も感じないなんてこと
できないから
素通りしてしまえないから
言葉が次から次に生まれてきてしまうから
2005年10月03日(月) |
同じことだったとしても何度だって繰り返すよ |
同じことだったとしても何度だって繰り返すよ
きみにとどくまで
2005年10月02日(日) |
何も見えなくなっていたみたいに |
何も見えなくなっていたみたいに
今あなたのおかげで
すべての色を取り戻した
あたしが歩いていたのは
確かにこの世界だった
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