ヒラリ かわしてきたあの高いカベに 振り返りざまのウインクで さよなら告げる
あなたまだそんなところで 情報収拾なんてしているの? おいてっちゃうよ
願い事は言葉にしない 叶ったときにそっと星へ感謝の言葉を飛ばそう
それまで その時まで 大切にあたためる
2002年07月18日(木) |
くちびるをぬらすものの種類 |
こらえたものが何なのか あなたにわからないように精一杯
あなたは気付いていないふりで精一杯
もっと違うことに目をむけるべきだったね
2002年07月17日(水) |
少女は出ていってしまった |
それは今日 私の中の少女は さよならも言わずに 出ていってしまった
扉に鍵もかけずに
2002年07月16日(火) |
さよならの言い訳をならべたてる |
そういうしみじみとした雰囲気の中で カッコがつくようなことばを ぽつりぽつりとこぼして おとして
あたしはたぶん そしらぬふりをしながら まるで自分のことではないような顔をしながら そのくせ必死でこぼれおちた言葉を拾い集めるのだろう
どんなふうになっても 人間らしくいられるようにと思う
かっこよくも わるくも なれはしないと思うから
2002年07月09日(火) |
ちゃんと真剣に見ていなかったことを悔やむ |
あの時の君に気づけなくてごめん あの時はあの時で 僕もいっぱいいっぱいだった でも だからこそ 君を見ているべきだった
2002年07月08日(月) |
同じなんだとわかったとたんにこみあげるいとおしさ |
それはあなたでしょう? 「なんだかウレシイ」 そんなふうに言っていた 本当の気持ちはいつも言葉にならない
それはあなたでしょう? 私も同じでよかった
2002年07月07日(日) |
衝動はむなしさの果て |
つもりつもったストレスが 爆発するのも時間の問題
たぶん鬱屈とした澱みが 衝動のスイッチを押す
2002年07月06日(土) |
ぬれた月をあの小窓でながめましょう |
今宵 雨雲の隙間から ぬれた月がのぞいたら ふたりのひみつのあの小窓で よりそいながらながめましょう
今宵 もしも月がのぞいたら
2002年07月04日(木) |
涙を呼ばないマスカラの気合 |
今日は泣かない 念入りメイク
涙を呼ばない マスカラの気合
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