自分日記
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最初は小さな事だった。 でも最初の嘘を通すためにまた嘘を・・・ 嘘を嘘で塗り固めていくこの生活は、あり地獄さながら。
人の為についた嘘に苦しめられる日々は死ぬまで終わらない。
どうかどうか私はこの嘘を守り通せますように。 どうかどうか私が気持ちに押し潰されて、この嘘をぶつけないですみますように・・・ そして、どうかどうか大切な人が幸せでいられますように。
頑張ろう、大丈夫、強くなろう そう自分に言い聞かせて・・・ 潰れそうでお酒を飲んでしまう。 気持ち悪くなる。
逃げる場所がない。
ツライって一言が言えない。 言ったら大丈夫って笑えなくなる。
気付けば人の幸せを守ることにばかり必死の人生だった。
大きくなるまでは、簡単に壊れてしまいそうな家族のムードメーカーに。 友達づきあいでも、末っ子の特徴なのか、相手に合わせることが多かった。 大きくなって恋をしては、相手の幸せを守るために、言わない人に。
そういう癖がついている自分。 つい頼まれれば「うん」と言ってしまう自分。
できれば嘘はつきたくはないから、人の幸せを守るために自分がどんどん 寡黙に・・・孤独になっていく。
こんな辛さから救ってくれる人はいるんだろうか?
人の幸せを守っても、その人達は自分を幸せにしてくれる訳でもないのにね。
もっとワガママに生きたい。 もっと自分のために生きたい。
暑いと寒いときより生きてる気がするのはなぜでしょう?
窓の外で必死に鳴くセミは「生きたい」と鳴いている様で 怖いとさえ感じる。
もっと長く生きられるなら、あの子達は穏やかに鳴くんだろうか・・・
そんな事を考えてみた。
人間って暇だな・・・時間をなんと無駄に消費していることか。
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