1965年のシーズン終盤。阪急(現・オリックス)のスペンサーは、バットを上下逆さに持ってバッターボックスに立っていた。パ・リーグ各球団が行う敬遠作戦に腹を立て、抗議の意を示した。この年のパ・リーグはスペンサーと野村克也(南海)が熾烈な本塁打争いを展開。「どうせタイトルを獲られるなら、日本人の野村に」という思いが働き、このような敬遠策が行なわれたと言われている。 象徴的なのが8月15日、東京オリオンズ(現・千葉ロッテ)とのダブルヘッダー。東京は初戦、300勝を挙げた大投手小山正明が先発。大投手小山は、4打席全て四球(実質敬遠)を与えた。第2試合でも東京投手陣は、スペンサーに対し4打席連続四球。都合、8打席連続で四球を与えた。頭に来たスペンサーは、とんでもないボール球をわざと空振りし、無言の抗議にでた。けれどもそれも叶わず。本塁打王は野村のもとへ渡った。
20年後の85年。ランディ・バース(阪神)は、かつてないハイペースで本塁打を量産していた。64年に王貞治(巨人)が記録したシーズン最多55本塁打を更新する勢いで打ちまくり、シーズン残り2試合を迎えたところで、本塁打は54本を数えていた。記録更新への期待が懸かる中、バースは最後のダブルヘッダー2試合に臨んだ。相手は、王監督率いる巨人。「記録を保持する監督の前で、新記録樹立なるか」。多くの野球ファンはそんな楽しみを持っていた。けれども、そう願うのはファンだけだった。 第1戦、巨人は江川卓を先発に立てた。江川は真っ向勝負を挑んだ。3打席を2打数1安打1四球。勝負の末の1四球だった。愚行が始まったのは、ここからだ。第1戦の最終打席、巨人ベンチは敬遠気味の四球でバースを歩かせた。次ぐシーズン最終戦、第1・第2打席でホームベースを明らかに外れるボールで四球。第3打席も同じように勝負を避け、カウント0−3。4球目を投手が、コントロールミス。バットの届く範囲に来たバースは、これを強振。しかし、スタンドにははるか届かず。センター前ヒットに終わった。第4・第5打席も巨人投手陣はバースとの対決を避けた。結局、ダブルヘッダー9打席で、まともに勝負されたのは最初の3打席だけ。記録更新は叶わず。当時、信憑性は確かではないが、「バースにストライクを投げた投手には罰金を課す」と巨人のコーチが言ったと伝えられている。 日本プロ野球界が生んだ至宝・王貞治の記録を、「助っ人外国人」が塗り替えることは「NO」だった。
世紀が移り変わった2001年。相も変わらぬ愚行は続いていた。スペンサーの一件から約40年。悪習は引き継がれていた。 9月30日、福岡ドームでのダイエー対近鉄。ダイエー投手陣はタフィー・ローズに対し、敬遠攻めを行った。ご存知の通り、ローズは現在シーズン55号の本塁打を打っており、王貞治が持つ日本記録に並んでいる。あと1本で新記録。ダイエー監督・王貞治の前での記録達成に意気込んだ。少しでも打席数を増やそうと梨田監督はローズを1番に持って来た。1回表、ダイエー先発・田之上はローズに対し、初球から明らかなボール球を続けた。初回の先頭打者を敬遠で出すなど、普通は考えられない。でも、常識が通用しないのがいまの野球界。敬遠気味の四球で歩かせた。2打席目、シビレを切らし、0−3からボール球を空振り。かつてのスペンサーと同じ形で抗議の意を示した。第3・第4打席、イライラが頂点に達したローズは、明らかなボール球を強引に打ちにいくが凡打。ヘルメットを脱ぎ捨てて、悔しさと悲しさをあらわにした。 1日付の新聞各紙を総合すると、王監督は「攻め方はバッテリーに任せた」。バッテリーコーチである若菜嘉晴は「彼はいずれアメリカへ帰る。おれたちが王さんに配慮してやらないと」と試合後に語った。投手の田之上は試合前に勝負を避けることを指示されたが、その場に王監督はいなかったという。「むちゃくちゃ嫌な気持ち」と田之上は言った。 近鉄の中村ノリは怒りをあらわにした。「お客さんに失礼や。こういうことをするから、日本の野球はダメなんだ!!」 当のローズ本人は「(王さんの)記録を残したいのならそれで良い・・・」
海の向こう大リーグでは、バリー・ボンズ(ジャイアンツ)が98年マグワイア (カージナルス)が記録したシーズン70本を更新する勢いで本塁打を量産している。スポーツニュースには、真っ向勝負する投手の姿が移し出されている(まぁ、あまりにも正直に攻めすぎていて、もっと工夫しろよとも思うが)。 中村ノリの言葉が胸に響く。今シーズン当初から、「プロ野球が危ない」とさんざんマスコミに報じられながら、野球界に何の変化も起きなかった。ノリも近い将来、大リーグに挑戦するのだろう。日本が生んだ王貞治の「偉大な」記録を守るために勝負を避ける日本プロ野球に、魅力を感じるものはいるのだろうか・・・。 ローズが敬遠策に怒りを見せた同じ日。マリナーズのイチローは、伝説の名選手ジョー・ジャクソンが持つシーズン233本の新人最多安打を塗り替えた。対戦したアスレチックスの投手人は、東洋からきた「外国人」に真っ向勝負を挑んだ。イチローの打球がセンター前に落ちたとき、セーフコ・フィールドを埋めた4万5000人の観客は、スタンディング・オベーションで記録更新を称えた。次打者が打席に入っても、祝福の拍手は鳴り止まなかった。
2001年09月29日(土) |
桐光学園、全国制覇を目指し No.1 |
「県大会優勝ではなく、全国で勝てるチームを目指す」。神奈川・桐光学園を率いる野呂雅之監督は、昨夏の神奈川県大会決勝で横浜高校に負けてから、部員に繰り返し言い聞かせた。「甲子園で勝てるチームでなければ、神奈川を勝ち抜くことは出来ない」という思いが、その言葉には込められている。かつて「神奈川を制するものは、全国を制す」と言われたほどの激戦区。勝ち抜くのは、容易ではない。 全国ではまだまだ知名度の低い桐光学園だが、神奈川県内では高校野球新興勢力として知られている。横浜・桐蔭学園・東海大相模などの伝統校と肩を並べるほどの実力を近年着実につけてきた。00、01年春季県大会優勝。98、00、01年夏の県大会準優勝。00年秋季県大会優勝。01年センバツ出場。ここ数年、残した結果だけを見れば、全国に名を馳せる横浜や東海大相模らと何ら遜色がない。むしろ、県の実績だけに限れば、最も安定した成績を残しているのは桐光学園である。けれども、そこに何かが足りない・・・。 2ヶ月前。桐光学園は、夏の神奈川県大会決勝の舞台に上がっていた。00年に次いで2年連続、通算では3度目の決勝戦。いずれも相対する敵は、高校野球界ではお馴染みのグレーのユニフォーム。胸に「YOKOHAMA」の文字が鮮やかに浮かぶ横浜高校だ。 決勝での初対決は完膚なきまでに打ちのめされた。あの松坂大輔率いる最強チームに14対3と完敗。一昨年は終盤に逆転され、5対3と惜敗。そして、「3度目の正直」を狙った今年の夏。初回に3点を先制されるものの、その裏に3ランホームラン2発で、あっという間の逆転劇。「今年こそは」の期待が膨らんだ。しかし、神奈川代表として夏の甲子園を湧かせたのは、グレーのユニフォームだった・・・。またもや終盤に突き離され、9対7と三たび横浜の前に涙を飲んだ。試合後、野呂監督は淡々と語った。「また、やり直しです。夏を勝てるまで、もう1度やり直しです」
新チームで迎えた最初の公式戦は、よもやの敗戦でスタートした。かつて全国優勝の経験もある法政二高とブロック予選初戦で対戦。中盤にエース清原が集中打を浴び、7対3と完敗した。第3戦では、公立の新城高校に大苦戦。6対5のサヨナラ勝ちで、辛くも県大会出場を決めた。昨年、圧倒的な力で秋を制した旧チームとは、現時点で大きすぎる差があった。旧チームは夏に横浜高校に負けるまで、県内公式戦無敗を続けていた。比べるのは酷だった・・・。
※今日、保土ヶ谷球場に神奈川県秋季大会準々決勝を見てきました。もちろん、お目当ては桐光学園。厳しい試合内容でしたが、無事にベスト4進出。来週、桐蔭学園と関東大会進出を懸け戦うことになりました。今日の日記で、桐光の試合について書こうと思ったのですが、なぜか全然違う方向で書いてます・・・。しかも、長くなりそうなので勝手に「NO.1」にしました(笑)。多分、「NO.3」ぐらいで完結するでしょう!
2001年09月26日(水) |
とんでもないことが・・・(大阪秋季大会) |
何やら、とんでもない問題が起きたらしい。高校野球の大阪府秋季大会で起きたことなので、大きく報道されることはないが・・・。しかも、まだ4回戦。甲子園が間近というわけでもない。これが、甲子園本大会で起きていたら、大きな物議を醸したかもしれない。 大阪府秋季大会4回戦が24日行われ、今春センバツベスト8の浪速高校は阪南大高校と対戦した。浪速を率いるのは、小林敬一良監督。私はセンバツ終了後、何度かお話を聞く機会があり、小林監督の野球に対する知識の深さに感銘を受けていた。そのため、この秋季大会の結果も気になっていた。浪速は、2回戦で今夏甲子園代表・上宮太子を7回コールド勝ちで下すなど、勢いに乗り4回戦に進出。2年連続のセンバツ出場へ向け、勝ち進んでいた。 そして、24日。事件は9回裏、6対6で迎えた阪南大高の攻撃で起きた。(以下は現場で見たわけではないので、人伝に聞いた話である。)1アウト1.3塁。阪南大、サヨナラのチャンス。 バッターは、初球を思いっきり叩き、右中間にサヨナラヒットを打った。もちろん、三塁ランナーは大喜びでホームイン。ここで7対6、試合終了のはずである。だが三塁ランナー以上に、はしゃいでいた選手がいた。ヒットを打った打者と一塁ランナーである。打者はサヨナラヒットを打った喜びのあまり、一塁を踏むまずに歓喜に浸り、同じく一塁ランナーも二塁ベースを踏むことなく、一塁ライン上で打者走者と抱き合っていたという。 浪速はこれを見逃さなかった。ボールを捕ったライトの選手は、ショートへ返球。ショートはセカンドベースを踏み、次いで一塁へ送球。それを見た一塁塁審は「アウト!」とジャッジ。ダブルプレーの成立である。打球がライトに飛んだので分かりづらいが、これはルール上で言えば、「ライトゴロ、ダブルプレー」となる。野球中継で、良く「6−4−3」のゲッツーというが、それに置きかえれば「9−6−3」のゲッツーだ。 私は中学、高校と野球部に在籍していたが、「満塁で押し出しの四球があり、サヨナラ勝ちになっても、喜ぶ前にすべてのランナーが次の塁を踏みなさい」と教わったことがある。とにかく、打者が一塁ベースを踏まないことには、ホーム生還も認められないのは野球の基本である。 さて、ルールに照らせばダブルプレーが成立したわけだが、結果から言えばこれが覆った。主審が三塁ランナーのホーム生還を認め、阪南大のサヨナラ勝ちとなったのである。一度はダブルプレーが成立し、10回表の浪速の攻撃が始まるところまでいったという。だが、延長戦が始まることはなかった。 試合を生で見た浪速ファンは「ルールの分からん奴が審判をやるな!」と激怒していたそうだ。ちなみにこの主審は、問題となったジャッジ以外にもあいまいなジャッジが二度あり、浪速ベンチが説明を聞きに行くシーンがあったそうだ。 現実を考えれば、高校野球の審判は、プロでも何でもない。単なるボランティアだ。今夏の甲子園では、ルールの適用を間違え、平謝りしていた塁審もいたほどだ。夏の予選ではありえないが、ブロック予選や秋季大会の1回戦などでは、野球部の生徒が塁審を務めるのもよく目にする光景である。 問題なのは大会が進むにつれて、それなりの技術のある審判が試合を裁くことだ。例えは違うかもしれないが、誤審問題を続けて起こしたプロのある審判が、「二軍でしばらく調整する」という記事があった。「二軍なら誤審しても良いのか?」と私は思った。ひとつの判定、ひとつのストライクで、「一軍に上がれる」あるいは「クビを切られる」。じつは一軍よりも、二軍のほうが瀬戸際でプレーしている選手は多い。だからこそ、しっかりとしたジャッジが必要になるのではないか。高校野球も「甲子園を目指すもの」がいれば「初戦突破を夢見るもの」もいる。後者にとっては、1回戦が地方大会決勝戦ぐらいの気持ちで戦っているかもしれない。その気持ちに応えるためにも、全ての試合でしっかりとした審判が試合を裁くべきだと思う。 毎日毎日、それぞれの掲げる目標を達成するため必死に練習してきた成果を、ひとつのジャッジによって失うのは、あまりにもかわいそうだ。高校野球の審判問題はあまり大きく報じられることはないが、レベルを上げるための何か良い方法はないだろうか・・・。あいまいなジャッジで涙を流す球児の姿は、もう見たくない。
「おっ!!」私は思わず声を上げてしまった。 東海大学が所属する首都大学連盟のHPは、今秋のリーグ戦から親切にも速報サービスを提供している。東海大学の筑川利希也(1年)が24日、日体大との2回戦で完封勝利を飾ったことが書かれていた。 筑川は東海大相模のエースとして昨春のセンバツを沸かした。キリッとした甘いマスクとは裏腹に、打者の胸元をグイグイ攻める。決勝では、4ヶ月後の夏の甲子園を記録的猛打で制した智弁和歌山を2点に抑え込み、初優勝の大きな原動力になった。その投球とともに注目を集めたのが、筑川の言動だ。「筑川節」「ビッグマウス」と表現していたスポーツ新聞もあったほど。マスコミ慣れをしているのか、それともしていないのか、思ったことをズバズバ言った。「甲子園?結構、簡単に来れましたね」「完封出来ると思って、お立ち台で何喋ろうかなと考えていたら、打たれちゃいました(笑)」などなど。 「筑川って、ほんとのところはどんな奴なんだ?」私はそんな興味を抱き、いつしか取材したい願望が強まっていた。6月中旬。念願叶い、筑川と初対面。テレビで見たそれとは大分違った。当たり前だが、普通の高校生だった。と言っても、テレビに映っていた姿が、「作られた筑川」ということでもない。実際に話しをして、そういう一面も確かに感じた。何事にも素直で正直だった。 7月。夏の神奈川予選。東海大相模は、5回戦で前年度覇者・桐蔭学園と対戦。「事実上の決勝戦」とも呼ばれた。筑川は完璧なピッチングを見せた。散発の4安打。1−0の完封勝利。試合後、「筑川節」は絶好調だった。「今日は楽でした。桐蔭は監督の指示を忠実に守って、ロボットみたいでしたよ」。しかし、新聞記者はそのまま紙面に載せることはしなかった。普通に考えれば掲載できない。 今日25日、私はスポーツ新聞を3紙買った。筑川のコメントを読むためだ。首都大学の情報と言えば報知新聞。一応、主催者である。報知を開く。スタメンしか載っていない。筑川の投球内容も、あまりにも素っ気ない扱い。次いで、日刊とスポニチを買った。悲しいかな。スタメンすら載っていなかった。今更感じたことではないが、「首都大学野球」とは所詮その程度の扱いなんだと改めて痛感した。筑川が進学先を決めるとき、多々の問題があった。やはり野球選手なら、大勢の観客の前でプレーしたいと思うのは当然である。注目を浴びたいと思う。現東海大エースの久保裕也(3年)は、ある雑誌で「卒業するまでに、平塚球場を観客でいっぱいにしたい」と語っていた。首都大学の観客は、関係者がほとんどだ。全ての観客を指で数えることも不可能ではない。 大学野球の世界に入り、初めての完封勝利。聞くところによれば、被安打2、12奪三振の完璧な投球だったとのこと。「ビッグマウス」は相変わらず健在なのだろうか。筑川には、東海大学を大学日本一に導くのはもちろんのこと、首都大学の人気を高める活躍にも期待したい。筑川利希也、完封勝利おめでとう!
本日、『野球日記』にデビューしました「みのる」です。 http://www.byakuya-shobo.co.jp/kozo/diary/diary.html
西武ライオンズの勝敗によって、その日の気分が決まるというほど、大の西武ファン。いま、25日の午前1時過ぎ。中村ノリにサヨナラHRを打たれてから、7時間が過ぎようとしている。日曜日のロッテ戦で、カブレラが起死回生の逆転サヨナラHRなんぞを打ってしまったがために、「西武逆転優勝」という叶わぬ夢を見てしまい、その反動から、現在のショックは相当なもの・・・。 私の好きなものは、西武、高校野球、東海大学、東海大相模、桐光学園、東林中学など。「東林中学? 何それ?」と思った方、私の日記を読み続けてください。読めば分かります。では、今日は少し紹介。 いま、高校野球ファンの間では、「遊学館」という高校が注目を集めている。石川県の星稜中学を率いて、3度の中学野球日本一になったこともある山本雅弘先生が、今春から遊学館高校の監督に就任したからだ。部員は全員1年生。しかし、6人が中学時代に全国優勝を経験したつわものたち。山本先生を慕って入部したとのこと。遊学館は今夏、1年生だけでベスト4に進出。そして、昨日まで行われていた石川県秋季大会では、星稜や金沢といった強豪を破り、石川県を初めて制す。 山本監督のように、指導の場を中学野球から高校野球へ変えたといえば、今年甲子園を沸かした宜野座の奥濱正監督や習志野の椎名勝監督がいる。彼らは中学野球で実績を残し、高校からその手腕を注目され、引っ張られてきた。山本監督ら三監督に共通する点は、中学の部活動、つまり軟式野球で実績を積み重ねてきた人たちである。軟式と硬式に、「大きな指導方法の差はない」と言うことだろうか。 さて、そこで東林中である。チームを率いるのは佐相真澄先生。「かなり怖い」と野球部員は言う。10人いたら、10人がそう表現する。事実、恐ろしく怖いらしい。しかし、中学野球の実績は相当たるもの。赴任した中学を、必ず全国大会に導いている。過去最高成績は、3年前の夏、全国大会ベスト4である。 佐相先生をよく知る人は言う。「先生が高校野球の監督をやったら、絶対に甲子園に行ける」。いまのところ、高校野球に身を投じる話は全くないのだが、いずれその手腕を高校野球の世界で見たい。 マスコミでは、全く報じられることのない中学野球。けれど、高校野球で活躍する多くの選手は、中学時代良き指導者のもとでプレーをしてきている。彼らのプレーの基盤を作ったのは、中学の指導者と言ってもよいのではないか。東林中学を通して、この日記で、中学野球の現状を伝えていければと思う。
2001年09月23日(日) |
貯蔵庫〜スポーツ評論〜 |
◆「捕手論」 織田淳太郎 光文社新書 ・セオリーを超える古田敦也 ・城島健司の涙 ・水沼四郎の21球 ・捕手と審判 ・捕手と投手 ・信頼関係 ・森祇晶の処世術 ・悪魔の囁き ・メジャー捕手 ・ブロッキング ・キャッチング ・捕手とチームプレー
◆「甲子園への助走」 手束仁 オーシャンライフ株式会社 ・序 章 少年野球を取り巻く社会環境 ・第1章 少年野球の形態 ・第2章 現実の問題点 ・第3章 本音と建前の間で ・第4章 理想と現実の狭間の中で ・第5章 21世紀の少年野球と高校野球
2001年09月22日(土) |
貯蔵庫〜スポーツノンフィクション・自伝〜 |
◆「ダメージ」 堀治喜 現代書館 ・第1章 神の手と、ひとの手と ・第2章 再起へのメディシンボール ・第3章 ドラフト1位の栄光の影で ・第4章 還ってきた戦士たち ・第5章 あいつのいないグラウンド
◆「名スカウトはなぜ死んだか」 六車護 講談社 ・第1章 沖縄からの悲報 ・第2章 税込み1億円の裏金 ・第3章 一周忌 ・第4章 ケンとロク ・第5章 近鉄1位を蹴る ・第6章 豪球は蘇らず ・第7章 スカウトへの転身 ・第8章 東北の玉三郎 ・第9章 阪急からオリックスへ ・第10章 イチロー発掘 ・第11章 宮古島へ ・第12章 シアトル イチローの本音 ・第13章 ケンが逝った沖縄 ・終 章 2002年晩秋、4年後のドラフト
◆「荒ぶる」復活 清宮克幸 講談社 ・序 章 学生が拒んだ監督就任 ・第1章 指導者の条件 ・第2章 「荒ぶる」伝統の力 ・第3章 大西鐵之祐氏の「戦術ノート」 ・第4章 進化する赤黒ジャージ ・第5章 アルティメット・クラッシュ
◆「野球人」 落合博満 ベースボール・マガジン社 ・第1章 落合は引退しない ・第2章 落合博満 十番勝負 ・第3章 監督・落合 理想のチーム ・第4章 21世紀の野球界へ
2001年09月21日(金) |
貯蔵庫〜スポーツフィクション〜 |
◆「ジャッジメント」 織田淳太郎 中央公論新社
◆「トレーナー」 織田淳太郎 中央公論新社
◆「白球残映」 赤瀬川原平 文藝春秋 ・ほとほと…… ・夜行列車 ・陽炎球場 ・春の挽歌 ・消えたエース
◆「蒲生邸事件」 宮部みゆき 文藝春秋 ・第1章 その夜まで ・第2章 蒲生家の人びと ・第3章 事件 ・第4章 戒厳令 ・第5章 兵に告ぐ ・終 章 孝史
◆「鳩笛草」 宮部みゆき 光文社 ・朽ちてゆくまで ・燔祭 ・鳩笛草
◆「スナーク狩り」 宮部みゆき 光文社 ・第1章 真っ白な地図 ・第2章 暗い助走 ・第3章 夜の底へ ・第4章 終着点
◆「火車」 宮部みゆき 新潮社
◆「魔術はささやく」 宮部みゆき 新潮社 ・第1章 発掘 ・第2章 不審 ・第3章 不安な女神たち ・第4章 つながる鎖 ・第5章 見えない光 ・第6章 魔法の男 ・最終章 最後の一人
◆「長い長い殺人」 宮部みゆき 光文社 ・刑事の財布 ・強請屋の財布 ・少年の財布 ・探偵の財布 ・目撃者の財布 ・死者の財布 ・旧友の財布 ・証人の財布 ・部下の財布 ・犯人の財布 ・再び、刑事の財布
◆「分身」 東野圭吾 文藝春秋
◆「宿命」 東野圭吾 講談社 ・序章 ・第1章 糸 ・第2章 矢 ・第3章 再会 ・第4章 符合 ・第5章 示唆 ・第6章 決着 ・終章
◆「予知夢」 東野圭吾 文藝春秋 ・第1章 夢想る ・第2章 霊視る ・第3章 騒霊ぐ ・第4章 絞殺る ・第5章 予知る
◆「ウランバーナの森」 奥田英朗 講談社
◆「東京物語」 奥田英朗 集英社 ・あの日、聴いた歌 ・春本番 ・レモン ・名古屋オリンピック ・彼女のハイヒール ・バチェラー・パーティー
◆「魔笛」 野沢尚 講談社 ◆「砦なき者」 野沢尚 講談社 ・第1章 1997 殺されたい女 ・第2章 1998 独占インタビュー ・第3章 1999 降臨 ・第4章 2001 Fの戒律
◆「呼人」 野沢尚 講談社 ・第1章 1985年 12歳 ・第2章 1992年 12歳 ・第3章 1999年 12歳 ・第4章 2005年 12歳 ・第5章 2010年 12歳 ・エピローグ
◆「眠れぬ夜を抱いて」 野沢尚 幻冬舎 ・第1章 遥か群集を離れて ・第2章 扉がふるえる夜 ・第3章 収穫祭 ・第4章 放熱の瞬間 ・終 章 彼方へ
◆「破線のマリス」 野沢尚 講談社
◆「奇跡の人」 真保裕一 新潮社
◆「盗聴」 真保裕一 講談社 ・盗聴 ・再会 ・漏水 ・タンデム ・私に向かない職業
◆「天使に見捨てられた夜」 桐野夏生 講談社
◆「顔に降りかかる雨」 桐野夏生 講談社
◆「昨日スケッチ」 伊集院静 講談社
◆「潮流」 伊集院静 講談社 ・第1章 椰子の実 ・第2章 花を食べる鳥 ・第3章 沈む果実 ・第4章 潮流
◆「白秋」 伊集院静 講談社
◆「プリズンホテル 夏」 浅田次郎 集英社
2001年09月19日(水) |
中学野球写真 アドレスとパスワード |
以下のHPで「中学野球」の写真を公開しています。
◇2003全国中学校軟式野球大会 http://album.nikon-image.com/nk/NAlbumTop.asp?key=265079&un=51808&m=0 (パスワード zenchu)
◇2003全日本少年軟式野球大会 http://album.nikon-image.com/nk/NAlbumPage.asp?un=51808&key=265152&m=0 (パスワード zennihon)
◇2003愛知トレーニング交歓会 http://album.nikon-image.com/nk/NAlbumPage.asp?un=51808&key=268625&m=0 (パスワード aichi)
◇2004神奈川県指導者講習会 http://album.nikon-image.com/nk/NAlbumPage.asp?un=51808&key=271120&m=0 (パスワード kanagawa)
<神奈川県・秋季大和市大会> ■1回戦 南林間 13−5 上和田 つきみ野 3−2 大和 引地台 6−1 渋谷 光丘 6−0 下福田
■準決勝 つきみ野 4−0 南林間 引地台 3−2 光丘
■決勝 つきみ野 3−1 引地台
上位2校は県央大会出場!
b>[神奈川 県央ブロック大会] ◆準決勝 睦合東(厚愛3)5−0東名(厚愛) 有馬(海老名2)1−0南林間(大和4) ◆3位決定戦 南林間1−0東名 ◆決勝 有馬2−0睦合東
[神奈川県北ブロック大会] ◆準決勝 東林2−1内出 新町7−1相模が丘 ◆第3代表決定戦 内出6−2相模が丘 ◆決勝 東林3−0新町
[中体連 東京都大会] ◆準々決勝 深川三2−1法政一 駒形2−0第三砂町 深川二6−4志村三 足立九1−0小松川三
[中体連 埼玉県大会] ◆準決勝 上尾中2−1さいたま白幡中 北本東中1−0東松山南中 ◆決勝 北本東中2−1上尾中
*北本東中と上尾中は関東大会出場!
[神奈川 県央ブロック大会]
◆1回戦 柏ヶ谷(海老名3)1−0光丘(大和1) 東名(厚愛4)1−0綾瀬(綾瀬2) 睦合東(厚愛3)2−1相模(座間1) 今泉(海老名1)1−0睦合(厚愛2) 南林間(大和4)1−1南毛利(厚愛1) 大和(大和3)1−0座間西(座間2) つきみ野(大和2)3−1北の台(綾瀬1) 有馬(海老名2)2−0愛川(厚愛5)
[全日本少年 北海道大会] ◆決勝 旭川クラブ 2−1 北見南中クラブ
[全日本少年 関東大会] ◆決勝 桑中クラブ(栃木) 3−2 リトルジャイアンツ(東京)
[相模原市大会] ◆準々決勝 上溝中 4−0 相武台中 東林中 6−0 相原中 新町中 2−1 相陽中 内出中 3−0 大野南中
[藤沢市大会] ◆準決勝 高浜中 4−1 鵠沼中 慶応湘南藤沢中 6−2 六会中
[茅ヶ崎市大会] ◆準決勝 旭が丘中 7−0 鶴が台中 梅田中 1−0 萩園中
◆決勝 旭が丘中 1−0 梅田中
[鎌倉市大会] ◆準決勝 岩瀬中 4−3 鎌倉学園中 大船中 3−0 御成中
◆決勝 岩瀬中 6−0 大船中
[全日本少年 東京都大会]
<1回戦> 文京チャレンジャーズ(文京) 2−1 浮間クラブ(北) 佼成クラブ(杉並) 9−5 東久留米クラブ(東久留米) 江東パワーフォース(江東) 3−2 水神ファイターズ(品川) 小山ファイターズ(町田) 9−2 グリーンソックス(中央) 目黒ピーターズ(目黒) 4−3 府中ポパイA(府中) 船堀ダックスクラブA(江戸川) 1−0 豊島ガッツ(豊島) 日野ウイングス(日野) 2−1 品川ホークス(品川) 鐘ヶ淵イーグルスA(墨田) 5−0 ブラックキラーズA(足立)
<2回戦> 日大二クラブ(杉並) 5−2 北斗クラブ(町田) 荒川パレスA(荒川) 8−0 オール牛込(新宿) 大田ドリームスA(大田) 7−5 ケープシニアA(東久留米)
<3回戦>(19日の結果) 上馬シニア野球クラブ(世田谷) 6−4 足立球友会(足立) 佼成クラブ(杉並) 10−4 青戸クラブ(葛飾) 小山ファイターズ(町田) 3−2 目黒ピーターズ(目黒) 大森ホワイトスネークス(大田) 5−0 船堀ダックスクラブA 日野ウイングス(日野) 6−5 篠崎野球クラブ 鐘ヶ淵イーグルスA(墨田) 5−2 日大ニクラブ(杉並) サンジュニア(台東) 2−1 荒川パレスA(荒川) リトルジャイアンツ(葛飾) 4−2 大田ドリームスA(大田)
<準々決勝>(19日の結果) 佼成クラブ(杉並) 6−1 上馬シニア野球クラブ(世田谷) 小山ファイターズ(町田) 3−2 大森ホワイトスネークス(大田) 鐘ヶ淵イーグルス(墨田) 11−1 日野ウイングス(日野) リトルジャイアンツ(葛飾) 2−1 サンジュニア(台東)
<準決勝>(19日の結果) 佼成クラブ(杉並) 3−2 小山ファイターズ(町田) リトルジャイアンツ(葛飾) 4−2 鐘ヶ淵イーグルス(墨田)
<決勝> リトルジャイアンツ(葛飾) 5−0 佼成クラブ(杉並)
*リトルジャイアンツは関東大会出場
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[全日本少年 神奈川県クラブ大会]
<準決勝> 高津クラブ・ドジャース 2−1 横須賀スターズ 湯河原倶楽部 10−0 大和クラブ
<決勝> 湯河原倶楽部 14−10 高津クラブ・ドジャース
[全日本少年 神奈川県代表決定戦](18日の結果)
上溝中学校 0000010|1 湯河原倶楽部0000000|0
相模原市立上溝中は全日本少年、初出場決定
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[全日本少年 近畿大会](18日の結果)
<1回戦> 伊都クラブ(和歌山) 4−3 西京ビッグスターズ(京都)
<代表決定戦> 彦根クラブ(滋賀) 1−0 バイキングジュニア(大阪) 春日クラブ(兵庫) 3−2 伊都クラブ(和歌山)
彦根クラブと春日クラブが全日本少年へ
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[全日本少年 北信越大会]
<1回戦> 根上中クラブ(石川) 8−1 信濃国分寺クラブ(長野)
<準決勝> 佐和田中クラブ(新潟) 5−0 呉羽クラブ(富山) 福井クラブ(福井) 5−0 根上中クラブ
<決勝> 福井クラブ 2−1 佐和田中クラブ
福井クラブは2年連続2度目の優勝。史上初の2連覇を目指し、全日本少年へ出場
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