最近帰宅直前に、空を見上げることが多い。 今日は昼間風が強かったせいか、いつもぽつぽつと見える星が、 小さい頃北の方で見ていた時のように、 まるで掃いて捨てるほど、またたいていた。 はっきりとわかる冬の星座、くっりきと浮かぶ満月間近の月。 「星に願いを 月に祈りを」と歌ったのは誰だったか、 思わず本当にそうしてしまった夜。 冬が確実に近づいているんだなー。
素直にいいなぁと思える結婚式に出ることができて、 月初めの連休以来の休みだったけど、ホントに行ってよかったと。 ホントに心からおめでとうと言えた結婚式でした。 友人は高校時代からなにかとつかず離れずのつきあいで、よく知っているから、 レストランウェディングだと知ってからも、 「ヤツのことだから、びしっときめてくれるんだろうなぁ」 とは予想してはいたものの、 びっくりするほどハイソでありながらアットホームな雰囲気で。 彼女自身、緊張しているというよりは式を楽しんで本当に喜んでいるようで。 見ていてこっちまで自然と笑顔になる式と披露宴、 いつもは 「結婚は、決めたらパッと役所に行って届けて、それだけでじゅうぶん!!」 なんていう色気のないことを言っている私も、 こんなのだったら式も披露宴もやってもいいかなぁなんて、ガラにもなく思った。 、、、ひとりじゃできないんだけどさ。フン。 なにはともあれ、オメデトウ!! 末永く幸多き人生を、、、って私が言うまでもないですな。ハイ。
まず、SAVAGE GARDEN。 彼らに出会ったのは確か去年の春?冬かな? ばたばたとCDを買って、聴きまくって、リクエストばんばんして、 来日ツアーのチケットとろうとしたけど仕事で行けなそうなのでキャンセルして、、、 また来るだろうと思ってたし。 すぐ来るだろうと思ってたし。 もう見られないんだ。 もう聴けないんだ、あのメロディライン。あのリズム。 あのコーラス。新しい曲。 そして、おとといラジオで知った、真心ブラザーズの活動休止。 もう聴けない、あの叫び。イタイくらいの感情の歌。 そう思うと、今、この瞬間に聴けるもの見られるもの読めるもの、 そして目の前にいる人その人と話していることその人と見ているもの、 その人への気持ちその人の気持ち、、、 そんなすべての「今、この瞬間」が、 実はとんでもなく貴重で重くて大事なものなんだということを痛感するのです。 本当はわかっているのに、日々の中でだんだん忘れてしまうこと、 本当は生きていく中でイチバン大切なこと。 そう思う、そしてそう思ったことを忘れたくないと切に願う、秋の土曜日、 晴れていて、でも仕事してた土曜日でした。
と気付いたのが木曜日。 鏡に映った自分の顔を、しばらく凝視してしまった。 あまりのいそがしさが、 あまりの落胆かげんが、 あまりの、、、何て言ったらいいんだろ、、、 何もかもがうまくまわっていかないことに対する驚きと諦めに近い感情が、 そのまま顔に出てしまったような。 やっぱりちゃんと食べてちゃんと眠らないとね。 どんなに時間がなくたって、人間らしい生活は、ちゃんとね。 そっか。 ちゃんと生活してなかったから、人にもやさしくなれなかったし、 穿った見方しか出来なかったし、自分も大事に思えなかったし。 今週から、また笑ってがんばっていこうっと。 「がんばらない」という選択肢もあるんだろうけど、 なんだか今はがんばりたい気分!!!
相方は相変わらずシヤワセそうで、 そんな話を聞きながら私も上昇気流にこれから乗るのだと決意ふたたび。 今年は、ホントにダメダメな年だからなぁ、、、 でも、今は失うものはもう何もない!という心境。 これから先は、坂をのぼっていくだけ! 来年の手帳も早々と用意して、いざ2002年!!
マグナム・フォトという写真家のグループの展覧会「スマイル&スマイル写真展」に、たまたま誘われたので行ってみた。 ホントのこというと、展覧会は好きなんだけど写真展というのは行ったことがなくて、 たぶん自分一人だったら行ってないだろう。 だから誘ってくれた人にまず感謝。 最終日の閉場間近ということもあってか、予想以上の混雑。 ぞろぞろ並んでみる、もしくは人の頭越しに見る、という状態。 それでも、笑顔の瞬間だけをとらえた写真を見ていると、不思議と心が和んでくる。 そしてまた、コソボ難民キャンプでの心からの笑顔を見ると、なんてたくましい生き方なんだろうと勇気をもらう。 頭に荷物を載せて、笑顔で走るマリの女性を見ると、自分もこんな笑顔で働きたいと切に願う。 最後、マグナム・フォトの写真家のひとりエリオット・アーウィット氏と福山雅治氏とのショットがあった。 当然(?)その前は若い女性がたまっていた。 いつもなら「フン。」と思って通り過ぎるのだろうけど、 カメラを手に写っている福山氏があまりにもいい笑顔をしていて、つい立ち止まった。 E版の写真を何枚もランダムに並べた展示のしかたも、味があってよかった。 出来れば、その写真に囲まれて上映されていた写真のビデオをじっくり見たかった。 最終日に行くと、たいていこんなクヤシイ思いを、少しする。 が、今回はこの写真展に行けてヨカッタ思いの方が断然大きくて、 やっぱり誘ってくれて、多謝。
愛とは 奪うものでなく 与えるものだ うむ。 名言。
授業が終わって 外にでた 大階段の上に立つと 目の前には真っ赤な夕日 こんな夕日を見たのは いつ以来だろう? 朝日では心は希望に満たされるけど 夕日には心が洗われるように思う よけいな感情が流されて シンプルにものを見られるようになる気がする じっと見ていて 泣けてきた 自分はきちんと毎日生きているんだろうか? 意志ある顔をしているんだろうか、、、?
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