(仮)日記
何かしらの感想と更新履歴。



2006年09月30日(土) イルマーレ






il mareなんでしょうけど、maleで辞書くってしまって焦りました。lとrで随分意味が違うんですね。海と悪ではね…。

キアヌ観たさについつい足を運んでしまいました。あの秀でた額から鼻梁へのラインが非常に好きなんです(そんな微妙なとこ…)
いや、サンドラ=ブロックも美しいんだけどさ、どうしてもアップで映ると目の際の小皺が目に入るというかなんというか…注目するなよそんなとこ。
でも、髪の長い二年前バージョンはちょっと痛々しかったような。研修医かそのあたりでしょ。……歳がさ、さすがに厳しいかなー。

初っ端にキアヌが死んでたんでどうしようかと思いました。悲恋じゃないって聞いてたのにあれは何?と。
一緒に見に行ったうちの母は全く気付いていなかったようですが。そのためのあの似たような色味の衣装だったんじゃないのかと思ってます。実際、死んでるところといっても道路にうつぶせている姿がぱっと映っただけなので判断はし難い、かも。着ている服は同じ色だったからな。

うーん、そんなに映画に対しての感想はないな。

愛する男のために過去を変えてしまったよこの女、というのが見終わってからの最初の感想なんですが。
この場合、過去はどうなってしまっているんでしょうね。
直前までは男の弟は兄は死んだと言ってましたから。死んだ兄の名前を聞いてヒロインは初めて二年前に事故死した男のことに気付いたわけで、それがないと手紙も書かないし。
パラレルワールドってやつになるのかなあ。どこかには、男が死んだままの過去があって未来もある。ただ、一方では死なずに済んだ未来があるっていう。
その辺りを考え始めては話にならないので、生きてたよ出会えたよで終わっておかなきゃいけないんでしょうけど。

あまりハラハラもせず、感動もせず、淡々と始まって終わった感じの内容でした。そのせいかな、ツッコミどころは多々あれど、それを言っちゃあお終いよって風で、そんなに語ることもなし。
キアヌが観たければ観に行けばよし。



結論。
いちばんの謎はあの犬じゃないのか。






2006年09月17日(日) オペラ座の怪人






地元の映画館四周年記念に上映してくれていたので観に行って来ました。公開中には観られなかったので。

登場した瞬間からファントム役の男優さんの顎が割れていることが気になって気になって、そこにばかり眼がいってしまったダメな観客です。
顔半分に白い仮面がいちばん良いと思うのですが。ていうか単に私の好みだ。
パーティの時にしていたマスクは微妙。黒よりは白だなやっぱり。
しかし、つっこんではいけないところだろうけれど、あの仮面ではあの痕を隠せないと思いますよ。隠せてませんよ。

カルロッタ役の女優さんのメイクがいけなかったのか元々似ているのか、森下愛子に見えて仕様がなかったんですけど、どうですか。似てませんか矢張り私の眼の錯覚ですか。似てると思ったんだけどなあ。

オペラのシーンはやはり大画面で観るべきですよね。劇場で観られて良かったなあと思います。あれを家庭用テレビで観ては迫力が失われる。オペラにせせこましいところは似合いません。

これぞオペラ座という曲がかかるとなんかいいですね。大好きなメロディですが、歌詞を変えて何度も使われると。そうかそうか。

一緒に行った友人はオペラ座と美女と野獣を混同しておりましたが、オペラ座の場合、ファントムと結ばれてしまったらその後が大変だよね。魔女狩り宜しく追い立てられてますもの。まあ、ファントムに惹かれるというのも女心的にわからないでもないんだが。若さと財力という点で子爵の勝ちだよその選択は間違っていないよヒロイン!ていう感想は現実的過ぎですね。

これ、いちばん新しいオペラ座の映画だよね…?と疑った始まり方はコンスタンティン以来です。以前に別のものを一作観たことがあったので心配になりました。

スワロフスキー社製のシャンデリアは見事でした。
複製とはいえ落ちてくるガラスの塊は物凄い。



結論。
大画面or舞台は必須。







2006年09月09日(土) X-MEN3






シリーズ完結編ですね。

いや、面白かったですよ。いろいろとツッコミどころはあったけれど。

今更突貫で付け加えた感満載の設定だらけでしたけどね(笑
いつの間にか最終兵器になっているジーン・グレイとか。
二重人格だとか。
しかもフェニックスって名前はあれですか、不死鳥伝説に引っ掛けてありますか。前作で死んだものと思われているジーンが実は生きていたということを強調するためですかどうなんですか。
力が強すぎるのでプロフェッサーが第二の人格を封じたとか。
彼女、弱かったじゃないですか一作目では。それが二作目で知らない間に強くなってるし、それは完結編に繋げるためですか。それにしては突貫工事っぽさが否めないんですけれども。

店頭ポスターにもちらしにもCFにも現れないジーンの恋人スコットはどうしたんだと思ってたら、あんな出方じゃあそりゃ確かにポスターに出ないよ。ローガンはジーンが好きなのに、そのジーンの恋人なのにスコットってば扱い可哀相。
まあ、主人公はウルヴァリンだしね。仕方ないのかもしれないけどね。
最終兵器をなんとかするのは主人公のお仕事だ。

あれも生気吸われたっつーことなのかね。ローグとはちょっと様相が違うけれど。

実はローグはキュアを受けに行ったけど考え直してミュータントのままで帰ってくるの希望してたんだけどね。どうせああなるだろうとは予想は付いてたんだけどさあ。
あの子がジーンに触れていればジーンの力は抑えられたんだろうと思ってたから。
最終決戦、ローガンがジーンを正気に戻らせた一瞬、どこぞにひそんでいたローグが颯爽と現れてジーンに抱きつくとかさ。勝手に予想してたんだけど。
ちっ。

ていうかなんで、ああいう島の名前はアルカトラズなんだろう。

翼のあるあの男の子の顔を別の映画で見たような気がするだけど、きっと勘違いなんだ。でも気になる顔。
この男の少年時代をやっていたちょっとしか映らないあの少年は演技がうまかったなあと思いました。

炎を扱う元クラスメイトはきっと、ボビーが好きだったんだろうなあ。あ、別に変な意味でなくて。構ってほしかったのに素直になれなくて、そうこうしてたらボビーがぽっと出の女と仲良くなってて寂しかったんだよ。
炎と氷で能力が対極だからきっと気になってたんだろうな。

アシュモアの名前が出てこなくて彼が出てくるたびずっと悩んでました。

あの学園はストームが受け継いだけど、そのうちウルヴァリンとくっ付いて二人で生徒を守り助けていってくれてたらいいなあ。

ストームはいい女だ。なんでローガンがジーンに心奪われたのか、今でもよく判らない。これもあれですか、一目惚れですか。
一作目を見ていたらローグと結ばれればいいのにって考えるけどな。

ジーンに言い寄るローガンの態度は一作目から最後までずっと微妙だったな。最後の最後はなんかまあ、そんなに好きなのねって思うんだけど。
そこまで思い入れる気持ちがわからなかったというかね。

哀れだったのはマグニートーかな。プロフェッサーに死なれ、ミスティークに売られ(まあこれは見捨てたマグニートーが悪いんだけど)、キュアを打たれて能力を失い、野に放たれたジーンを目の前にして後悔をするという。
もうちょっと先を見越した物事の考え方が出来たらよかったねって。目先の欲望に従うとあとで困ったことになるんですね。

いやでも、イアン=マッケランは好きです。あのもろ悪役顔が。黒幕顔が。

ジーンの能力、物から人まで破裂させていたあれは、物質を爆発させて細かく分裂させた方なのか、分子レベルまで崩壊させているのか。

青い人は強かった。図体はでかいが動きが機敏だった。まさに野獣だ。あとは美女がいればな。

この映画もエンドロールが終わるまで観ていきましょう。最後にオマケがあります。



結論。
見所は女の戦い?







2006年09月02日(土) マイアミ・バイス






綴り的にはMIAMI VICEなのでヴァイスと表記が正しいんでしょうけど。邦題がバイス表記の上、それで馴染んでしまったのでこちらで。そんな細かいことをと思うかもしれませんけれど、タイトルも大事な作品の一部かと。

俳優にも映画のないようにも特に興味はなかった作品。強いてあげるなら、CFでLINKIN PARKとJAY‐Zのコラボ曲Numb/Encoreが流れてたのでちょっと気になったこと、かなあ。冒頭に初っ端ちょこっと流れて終わってしまったのが残念。

カメラは固定であまり撮っていないのかな。画面がゆらゆらとしてて、小刻みに揺れているのが気になって気になって。しかも視点がふらふら変わるから見難い感じがした。

何の前触れもなく、脈絡もなく始まるラブシーンは何だったんだ。
二人してずっと見詰め合ってるから何かあるのかと思えば、お互い一目惚れってことかよ。しかし、コン=リーは嫌いじゃないが、一目惚れするには個性的な顔立ちだと思うぞ。東洋人は皆同じ顔に見えるんじゃないのか?

潜入捜査主体でいくか、男女のしがらみをもう少し突っ込んで描くかした方が良かったんじゃないかと思う。どちらにも手を出した挙句中途半端に終わった気がして仕方ない。
特捜課=VICEなんだったら、捜査に重点を置けばよかったんじゃないのか。リコの方の場合は、家族や恋人にも危険が及ぶという点を強調したかったってことでまだ理解は出来るんだが。しかし、あの恋人も警察関係者だったんじゃないのか。

FBIも上司もどちらも怪しく見える。

組織側に情報が洩れていたのはFBI内に敵に通じている人間がいるから。
だったら、その裏切り者或いはスパイを探すのかと思えば最後まで密告者は判明しないまま。

銃撃戦と爆発音が異様に大きく聞こえるので耳が痛い。

天気の悪い日を選んだのか、撮影時期が丁度そうだったのかは知らないが、曇り空が多かった。
雷は4度鳴っていた、はず。稲光は美しい。

リアルな銃撃戦を売りにしている映画なだけあって、クライマックスのそれはなかなか。ただ、警察側の被害があんなに少ないのは何故だ。援護は余り期待できないんじゃなかったのか。
リアルなんだろ…?

密売組織を叩くための潜入捜査だったろうに、苦労して折角表舞台に引きずり出した中間管理職イエロを殺してしまってどうするんだろう。現実問題、生け捕りは難しかったんだろうが、イエロが死んでも組織は新たな部下を配置するだけだろうよ。

イエロはイザベラが好きだったんだろうか。
だが、ボスの女である手前、手出しは出来ずに指を咥えて見ていたら横から鳶に掻っ攫われた的雰囲気が。

マイアミ、ウルグアイ、パラグアイ、ブラジル、キューバと各国をまたにかけ、撮った割りに華がない。

映画というよりはドキュメンタリーに針が触れるような。

場面場面の繋がりはあまりよくないと思う。



結論
サントラだけは最初から最後まで結構好み。







2006年09月01日(金) 過去観賞映画覚書(順不同)






・座頭市
 何気ないところに溢れる音楽が好きだった
・ピンポン
 眉毛のない中村獅童ってより怖かったよね…
・巌流島
 ありえない本木、西村な佐々木…
・魔界転生
 長塚京三さんの使い方が勿体無くて
・壬生義士伝
 ドラマ版も大好きだ。泣ける
・踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!
 やっぱお台場の月っしょ。わかる人にはわかるネタ
・ホワイトアウト
 原作は好きだったのに。吹越さんが素敵
・スパイ・ゾルゲ
 最後の最後の締めにイマジンは台無しだと感じた
・ヴィドック
 面白かったんだけど、眼が痛い
・HERO
 映像は綺麗なんだけど。暗殺者がジェット=リーである必要はない
・リーグ オブ レジェンド 時空を超えた戦い
 元ネタがわかった方がより楽しいだろう
・パイレーツ オブ カリビアン 呪われた海賊たち
 キャストロール直前のデップの1コマがいちばん好き
・ワンス アポン ア タイム(邦題 レジェンド オブ メキシコ)
 一作目から順番に見た方がいいなあ
・BAD BOYS 2BAD
 話的にはどうでもいいがウィルはものごっつかっこいい
・ザ ラスト サムライ
 食われてたよね主演
・スパイダー 少年は蜘蛛にキスをする
 ガブリエル=バーンを見たいがために見に行った作品。話自体はちょっと難しい
・X-MEN2
 これで終わりってなしだろー?!と叫んだ。もうすぐ3作目公開
・ブラックダイヤモンド
 ジェット=リーが久々に悪役かと思ってドキドキしたのに
・キャッチ ミー イフ ユー キャン
 ああいう役似合うよねディカプリオは。
・キス オブ ザ ドラゴン
 アクション最高
・仮面の男
 何よりも誰よりもおじさま方。意外においしい副隊長
・ボーン・アイデンティティー
 マット=デイモンはヘタレがいいなあと心底思った
・ハリー・ポッターと賢者の石
 取り敢えず一作目だし
・ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
 ゲイリー=オールドマンが見たかっただけ
・オーシャンズ11
 テンポと音楽にはまった
・フロム ヘル
 デップと娼婦しか覚えてない
・MIB+MIB2
 ストレス顔復活に狂喜乱舞。バグたちが可愛い
・ロミオとジュリエット
 泣いた。ジョン=レグイザモの動きが気になってさ
・マトリックス リローデッド+レボリューションズ
 三作目の虫との戦闘シーンが長すぎて飽きた
・着信アリ
 死に方がえぐい。ホラーというにはちょっとね
・TAXI3
 前二作にも手を伸ばしたくなる阿呆らしさ。大好きだ
・RED SHADOW 赤影
 吹越さんの使い方が勿体無いんだってば
・いま、会いにゆきます
 ほんわか柔らかいムードのわりに泣ける
・ハウルの動く城
 私はすぐに慣れたキムタクハウル
・SWING GIRLS
 猪!(そこかよ)
・ヴァン・ヘルシング
 吸血鬼の花嫁たちがハーピーだったなあ
・キング・アーサー
 久々に見た駄作
・パッション
 サタン役の女優さんが美しい
・レディ・キラーズ
 文章で観たかったと感じた作品
・ジェヴォーダンの獣
 撮り方が好みでした
・マスク オブ ゾロ
 アクションが見物な上に笑顔が可愛いバンデラス
・平成狸合戦ぽんぽこ
 伯母の付き合いで
・名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌
 従兄の子供の子守で。キッドの出番が少なくて残念
・家なき子 劇場版
 斉藤洋介さんの顔しか覚えてない
・酔拳2
 なんで見たんだろうこれ…
・シュート!
 原作が好きだったんですよ。丁度売れ出したスマップ総出演
・ロジャー・ラビット
 初めて映画館で観た映画
・奇跡の旅
 犬猫が飼い主のいるところまで旅をする泣ける定番動物物
・アラジン
 その後ディスにーアニメは見ていません
・身代金
 メル=ギブソンの暑苦しい顔が全面に押し出されてきています
・インデペンデンス・デイ
 主演は大統領なんだと勘違い。わかりやすくて好きですよ
・タイタニック
 楽隊に感動して泣く。オチがわかりやすい






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