2004年07月04日(日) 【ユース】 クラブユース(U-18)選手権関東関東5〜8位順位決定戦 Fマリノスユース戦 |
クラブユース(U-18)選手権関東5〜8位順位決定戦決勝 鹿島アントラーズユースvs横浜Fマリノスユース 2004年7月4日(日) 13:00〜 若松運動公園サブグラウンド
鹿島
−−−−9関野−−11大道−−−−
6寿毅−−−8小谷野−−−7滝川
−−5吉澤−−−−10山本拓c−−
−−19磯山−−2野本−−4畑中−
−−−−−−−1杉原−−−−−−
SUB:21菅谷・13南野・14郡司・15吉田・12槇峰・17岡野・18添田
後半開始から鹿島
−−−−9関野−−11大道−−−−
−8小谷野−−−−−10山本拓c−
−−5吉澤−−−−−−−15吉田−
−6寿毅−19磯山−2野本−7滝川−
−−−−−−−1杉原−−−−−−
Fマリ −−−−18斉藤−−11ハーフナー−
−8森谷−−−−−−−10保崎c−
−−−7坂井−−−−6三浦−−−
−2藤川−13田代−5藤川−4柳−
−−−−−−−16青木−−−−−−
<交代> 16分 マ:2藤川→12奈良輪(奈良輪が右SBに入り、柳が左へ) 46分 鹿:4畑中→15吉田(上図のように4バックへ変更) 60分 鹿:11大道→18添田 67分 鹿:8小谷野→12槇峰 68分 マ:8森谷→15長谷川 77分 マ:18斉藤→17木村 83分 鹿:6寿毅→14郡司 88分 マ:11マイク→9岩田
<警告・退場> 20分 マ:18斉藤(反スポーツ)
<得点> 80分 マ:17木村(15長谷川?)
[前半]
11分 マ:左の坂井のクロスから斉藤が突っ込んできてシュートも枠外。
15分 マ:保崎の突破を寿毅が倒してFK。PA少し外の少しだけ右、あまり角度の無いところから保崎本人がFK直接狙うも壁に当たり、はね返ってきたところを再びシュートもゴール上へ。
16分 マ:藤川の負傷(足?)を受けて早くもマリノスが選手交代。左右のSBの位置が入れ替わる。
20分 マ:ハーフナーのドリブルシュートを杉原がパンチング。そこに詰めた斉藤が野本と競りあいチャージを取られイエロー。
29分 鹿:左からの寿毅のクロスが飛び出していたGKの上を越して右から滝川シュートも、素早く戻ってきたGKがゴールラインへクリア。
30分 鹿:上記のプレーからのCK。山本のCKから吉澤のヘッドにどんぴしゃもバーに当たってしまう。
33分 マ:磯山のクリアがチェースをかけてきた保崎に当たり、そのままシュートを打たれるも杉原がキャッチ。
35分 マ:右を突破してきたハーフナーが角度の無いところから右足シュート(センタリング?)も左へ逸れる。
[後半]
4分 鹿:寿毅のCKから関野のヘッドもゴール上へ。
7分 マ:アントラーズのDFクリアミスから保崎がカットしドリブル。慌てて戻った吉田が保崎に体を寄せてコース消し、保崎のシュートを杉原の正面へ。杉原キャッチ。
23分 マ:再びゴール前で保崎がボールを奪ってドリブル。後藤も粘ってゴールライン際の攻防を制してゴールキックへ。
27分 マ:坂井のミドルシュート杉原キャッチ。
28分 マ:ゴール前混戦から左の保崎が抜け出して左足でクロス。槇峰のクリアが小さくなってしまい、三浦がトラップから右足シュートもバーの上へ。
33分 鹿:滝川のスローインから関野が頭ですらして、山本倒れこみながら右足でボレーシュートもバーに嫌われる。
35分 マ:ハーフナーのパスを受けた長谷川がスルーパス。野本が間を見誤ってしまい、木村抜け出して杉原との1対1を冷静に決めて先制される。0−1。
41分 鹿:郡司のCKから磯山のヘッドはゴールの左へ。
仮を取るまでの間が長いという、怠惰な更新のせいで客観的なことは殆ど覚えていません。ごめんなさい……。とにかくくどいようですが、この試合は開始が3バック。かつ、ダブルボランチ。個人的には私が好きに布陣を選んでいいよと言われたらこの布陣をチョイスするので、勝手に浮かれてました(苦笑)。
今年マリユースはプリンス組だったこともあって初見。ただ、知っている選手も多いので比較的分かりやすかったかなという気はします。マイクvs磯山君なんていうのはU-15の高円宮杯の決勝を思い起こさせるセピアな色がつきそうな一幕でした(笑)ちなみに、この日ケガから久々に復帰していきなりの先発だった磯山君。おかえりなさい。比較的タイプが似たCBが多いアントラーズユースで、ちょっと違う色を持つ彼の存在は大きいと個人的には思っているので、復活してくれてよかったなと思いました。まだゲーム勘には問題があるのかもしれませんが、基本的には相手FWに決定的な仕事をさせることは少なかったと思います。ここから8月に向けて調子を上げていってくれたらなと。
さて、とは言いながらもやはりマリノスは初見なので、個々の選手の現状は詳しく知らないのですが、この日見た印象だとやはりマリノスは全体的によくまとまったチームだなと。キャプテンを中心に、全体がどこでどういう動きをするのかがよく分かっているチームだと思いました。それから、プリンスの残留を逃したこともあって、この大会でいい成績を残すことへのモチベーションの高さが半端じゃないというのか。直接は知りませんが、プリンスの最終戦は相当劇的なものだったようなのでそこで失ったものを取り戻すモチベーションも、あの中盤のプレスには一役買っていたのかもしれません。
対するアントラーズ側は、前日に機能したと思われる3バックを再び敷いたことで中盤でのボール支配は2次リーグの頃に比べると向上したように見えました。山本君がボランチだったのか、2列目だったのかは本当のところは分からないのですが、ボランチだったのかな?という気が。彼の場合結局運動量豊富に動き回るので、デフォルトのポジションにこだわることに意味は無いとも思うのですが(笑)、それでも2列目から最終ラインまで戻って守備参加していたら、前線でゲームを作るところまで戻れないと感じることが最近多かったのです。それならば、最初からあの位置で吉澤君と2人でしっかりプレスをかけてボールを奪って、そこで落ち着いて左右のウィングや2列目の小谷野君を使った方がばたばたしなくていいんじゃないかなと素人目には感じられました。
結局、後半から畑中君アウトで吉田君をインさせて、4バックに戻すわけですがこれはどうだったんだろう。確かにマリノスの2列目の2人が運動量も多く、サイドを突破してる場面が多かったので最終ラインを4人にすることでサイドを防ごうということだったのかなと勝手に思っているのですが。また、点を取りに行くという意味では、吉田君を入れることで中盤での守備は吉澤君と吉田君には自信を持ってお任せできるので山本君と小谷野君(後に槇峰君を入れて更に運動量を増やす)に前がかりで行ってもらおうと思ったのかなと。
ぐだぐだ書いていますが、全て私が勝手に感じたことなので正しいかどうかは全く分からないです。……って酷い逃げ方ですけど(苦笑)。ただ、来年のプリンスの参入権のことを考えればもちろん勝ちたかった試合ですけど、2次予選を1位通過できなかった段階で全クラのシード権はもう取れないわけです。ある程度強いレベルの相手と、この時期に2連戦しつつ色々なことが試せたのは大きかったかなと思っています。この後、国体をはさんだ後埼玉国際ユース3試合・県リーグ2試合・天皇杯予選と非常にハイペースで試合があります。全クラがメインなことを考えれば、1回全体のピークを落としていくことも、チーム全体の底上げをすることも大事になってくると思います。個人的にはこの後の7月の試合を観戦する時には、そういうことを頭に置いてチームがどう変わっていくのかを見ることができたらと思っています。
ともかく選手やチームスタッフの皆様、暑い波崎で本当にお疲れ様でした。見ているだけで焼け焦げそうな中での試合本当に大変だったと思います。(特に2日目……。焼け死ぬのではと心配になりました……(笑))。ここからもハードスケジュールですが、どうかケガをすることなく風邪引くこともなく元気に皆でJヴィレッジに乗り込めますように。
そして直接は関係ないのですが、今年も9決(フロンターレvs三菱養和。2-0フロンターレリードから養和が追いついて、PKでフロンターレが勝つ)は本当にいい試合でした。掲示板でもしつこいくらい書いていましたが一昨年のこの9位決定戦(リンクさせてもらいました。ありがとう!>川端氏(許可取ってませんが(爆))を何度も思い出しました。基本的にはただのサッカーズキなこともあって、他チーム同士の試合も時間さえ許せば見ていく主義なのですが、他人事だから今年の9決は面白くていい試合だったと言えますが、自分のチームがこの状況だったらと思うと倒れたくなります……。それでも、この9位決定戦を勝ち抜いたチームは全国ではいい成績を残すことが多いというのは、崖っぷちの状態から勝つことで得られるものというのはいかに大きいかということを考えさせられます。
Jのクラブユースを一般的に論じる時に、勝利至上主義とか、育成重視とかそういったくくりで語られることが多い気がするのですが、現場でああいった試合を見てしまうとそんな二元論で簡単に片付けられる話ではないんじゃないかなと思わずにはいられません。もちろん、考えること・論じ合うこと自体を否定するわけではないです。ただ、簡単な話ではないと思います。私なんか、これだけ暇さえあればグラウンドに通っているくせに未だに結論らしきものははっきりさせることができません。ぼんやりとならば語ることはできますが……。私は基本的に、ただただ好きで面白い試合が見たくて、選手やチームが変わって行く過程を見ていくことがたまらなく面白いだけの素人なのです(苦笑)。
閑話休題。
とにかく、今年のチームは関東で6位という成績でした。上に書いたように、9位決定戦に回ったフロンターレには1次リーグでぼこぼこにされたこともありますし、チームごとの差は殆ど無いと言っても過言ではないと思います。全国も厳しいと言われる組に入りましたが、去年と同じようにそこで粘り強さを発揮して予選を通過してくれること。そして、去年レッズに僅差で負けた悔しさを今年は晴らせること祈っています。頑張れ!アントラーズユース!
2004年07月03日(土) 【ユース】 クラブユース(U-18)選手権関東関東5〜8位順位決定戦 柏レイソル戦 |
クラブユース(U-18)選手権関東5〜8位順位決定戦初戦 鹿島アントラーズユースvs柏レイソル 2004年7月3日(土) 13:00〜 あおのサッカーパーク6
鹿島 −−−−9関野−−11大道−−−−
−8小谷野−−−−−−−7滝川−
−−5吉澤−−−−−10山本拓c−
−6寿毅−3後藤−4畑中−2野本−
−−−−−−−1杉原−−−−−−
SUB:21菅谷・13南野・14郡司・15吉田・17山本啓・12槇峰・18添田
前半10分以降鹿島
−−−−9関野−−11大道−−−−
6寿毅−−−8小谷野−−−7滝川
−−5吉澤−−−−10山本拓c−−
−−3後藤−−2野本−−4畑中−
−−−−−−−1杉原−−−−−−
柏 −−−−14中台−−24山本−−−−
−8船山−−−−−−−−12輪湖−
−−6福地−−−−−−7柳澤−−
−9桜井c−2石田−23小川−22宮崎
−−−−−−−16根本−−−−−−
<交代> 46分 柏:14中台→13石戸 63分 柏:23小川→18須藤 68分 鹿:7滝川→12槇峰 68分 柏:24山本→11鈴木(鈴木が2列目の右に入り、船山がFWへ) 86分 柏:22宮崎→5和田 87分 鹿:8小谷野→17山本啓
<警告・退場> 12分 柏:8船山(反スポーツ) 61分 柏:2石田(反スポーツ) 75分 柏:11鈴木(反スポーツ?) 80分 鹿:3後藤(反スポーツ)
<得点> 23分 柏:23小川(???) 32分 鹿:9関野(7滝川) 37分 鹿:9関野(4畑中) 50分 鹿:11大道(8小谷野) 73分 柏:12輪湖(7柳澤) 78分 鹿:3後藤(10山本)
[前半] 10分 鹿:左の小谷野から右の槇峰にサイドチェンジ。中に入ってきた小谷野に滝川がパスも、小谷野のシュートはミートせず。
11分 鹿:上図のように3バックへ。畑中がヘッドの強い山本を主に見る感じに?」
15分 鹿:関野のスルーパスに大道がゴール前抜けたがオフサイド。 「関野!自分で打っていいよ!!」という声が飛ぶ。
20分 鹿:畑中が自陣でボールカットから敵陣PA付近まで長い距離をドリブルも最後はファールを取られてしまう。
23分 柏:柳澤の深めの位置からのドリブルを後藤スライディングで止め、そのプレーがファールを取られる。
23分 柏:上のファールからのFK。PA少し外の右45度くらいから誰か(…)のFKをゴール前で小川にヘッドで決められてしまい先制を許す。0−1。
28分 鹿:関野のポストを左で受けた山本が左へ大きくサイドチェンジ。フリーで受けた寿毅がゴール前にクロスもゴールバーの上へ。
32分 鹿:右の滝川のクロスを中央で張っていた関野がヘッドで決めて同点。1−1。
34分 鹿:寿毅の突破からCKへ。山本が蹴ったCKをファーの関野がヘッドもゴール右へ。
36分 鹿:滝川の右でのゴールラインへぐんぐん向かうドリブルを相手DFがカットしCKへ。
37分 鹿:上記からのCKを寿毅が蹴り、ファーの野本が当てて浮いたボールを中央の吉澤が競り勝ちヘッドで畑中へ。畑中が落として関野が押し込み逆転。2−1。
45分 柏:スルーパスに反応してゴール前飛び出してきた柳澤を杉原が早めの反応で体を張って先にボールに触ってセーブ。
[後半]
6分 鹿:大道が前線でポストプレー。右から走りこんできた滝川へ。滝川がそのまま右足で枠へ飛ばすも根本が好セーブ。
9分 鹿:大道キープしているところをレイソルDFが足にいってしまいファール。PA外少し右あまり確度の無いところから寿毅FK直接も根本正面。
11分 鹿:後藤が右サイドをドリブル突破から大道へパス。大道が右足クロス。ゴール前へ詰めていた寿毅がヘッドも体制崩れていてゴール右へ。
15分 鹿:スローインから小谷野のクロス。ゴール前で大道が受けて反転してそのまま右足でシュートが入り追加点。3−1。
16分 鹿:滝川のドリブルを石田が体ごと止めに行ってしまいイエロー。
19分 鹿:右に流れていた小谷野からのクロスを中央で大道が反転してシュートもミートせず。
25分 鹿:槇峰のドリブルから後ろの寿毅に戻して寿毅ミドルもGK正面。
27分 柏:船山が野本と後藤の間を抜けてドリブルフリーでシュートも杉原が好反応で、いったんボールを上に弾いた後自分でキャッチ。
28分 柏:柳澤の右足クロスから輪湖がファーでフリーになっており、右足ボレーで追い上げられる。3−2。
30分 柏:右からの輪湖のクロスを船山がバックヘッドでシュートするも杉原がキャッチ。
30分 柏:鈴木にイエロー(詳細よく分からず……)
33分 鹿:山本から中の小谷野へパス。小谷野が左走ってきた寿毅へ。寿毅が中にいた山本に預けて更に前線に向けて走るも、山本はそのまま中へクロス。飛び込んできた後藤のヘッドで突き放す。4−2。 この失点を受けてレイソルは左SBにいた桜井を前線に上げてパワープレーへ。
35分 鹿:相手へのチャージで後藤にイエロー。後藤はこれで次戦出場停止。
45分 柏:右の輪湖からPA付近にあがっていた柳澤へパス。柳澤がファーの桜井へクロスも桜井のヘッドは右へそれる。
きっと忘れてしまうので、忘れないうちにこれだけ。 ここ何年かアントラーズユースの試合を見ていますが、アントラーズユースが公式戦の試合開始から4バックでなかったことは私の記憶には無いんですよ。この日もメンバーを試合開始前にさらっと確認してCBの左右とかFWの左右とかだけ試合後に確認するつもりで、それ以外の布陣はGKを初めとしてさくっとメモ帳に書いてしまうわけです。開始10分くらいの時にはっと
「野本君が真ん中にいる?!」
と思ってよくよく見てみるとアントラーズユースの布陣は3バック!!!ひえーっ!!試合開始直後から3バックなアントラーズユース?!と1人勝手にパニックに陥りかける私。試合終了間際に、負けていたりするとオプションとしてヘッドの強いCBがFWの位置に上がって3バックになることはありますけど、これは完全に非常時オプションでSB2人とCB1人という3バックなわけです。この試合みたいにCB3枚で3バックというのは私は見たことが無くて。しかもこの試合の最中は「ああ、相手のFWが1人ヘディングが強いからこういうオプションも用意してあって、すぐさま3バックにしたんだ。うおー、それにしても3バックか。新鮮だなあ。しかも野本君が真ん中ってすごいな。野本君てばここ何年かで本当に芸域が広がったな」などと思ってたのですが、後からアントラーズ公式にアップされたメンバー表を見たら、メンバー表の時点でDFが3枚の登録なんですよ……。
もしかして最初から3バックだった??(大汗)
でも、もう確かめるすべはどこにも無いわけです。はい……。開始10分したところでは3バックだったのは間違いないんですけど、開始直後はどうだったんでしょうね……。野本君が後藤君より右にいた気がするんですけど、思い込みって恐ろしいですから。はい。しかもよりによって私がそんなこと気にしてなければ気付くわけじゃないじゃないか!!……と八つ当たりしたくなりつつ、悩んだのですが私にはこう見えましたという記録ということで一応こういう風に記録に残してみました。もしかしたら最初から3バックだったかもしれません……。そうだったら、本当にごめんなさい、相変わらず見る目が無くて(がくり)。
えっと、言い訳をしてみよう。ぶっちゃけた話をしてしまうと最初の5分くらいは、アントラーズユースよりも、レイソルユースの#9の桜井君@元アントラーズJrユースがキャプテンマークを付けて左SBにいることにびっくりし過ぎて、
「ほえ?!あれどこからどう見ても桜井君なのになぜに左SB?!おまけにキャプテン?!」
となっていて、もしかしたら私の見間違いで、顔認識能力の無さで他の選手と間違っているのかもしれないと思って、ずっと桜井君を追っていて「やっぱり桜井君だ……。いったい何が?!FWじゃ?!いくら何でもいきなり左SBって!!」というあわあわっぷりを露呈していたのですよ……。だって直前にレイソルユースズキの某さんに「桜井君は最近どうですか?」と聞いた時に左SBやってるなんて聞いてませんでしたもの……。(次の週にレイソルユースを見た某さんが「やっぱり桜井君がまた左SBやってます(笑)」というメールをくださいました……。本職の子がそこまで足りないのですか?レイソルユース……。それとも何か桜井君の新適性が発見されたのかも!!)
そんなこんなで言い訳にもならない言い訳終了です。はい。そういうわけでもしかしたら最初から3バックだったかもしれません。ごめんなさい、分からないです(涙)。
個人的には3バック悪くないと思うのですよ。滝川君は本来右SBとは言え攻撃が得意なタイプだし、寿毅君は元々2列目でSBはコンバート組なので、昔より断然守備がよくなったとは言えやはり攻撃が得手な選手だと思うので。何より今までは吉澤君のワンボランチだったことで、彼にかかる負担が大きくて、結果的に山本君が最終ライン付近まで行きつ戻りつすることが多くなって、プレスが早くてきつい相手にはなかなか中盤で勝てなくなっていたので。フロンターレにぼこぼこにされた1次予選の試合なんかはまさにその典型例だったんじゃないかと思っていたのですね。2次予選でジェフを相手にした時も思ったのですけど。
レイソルは比較的プレスがゆるい方に属するチームだったので、特に分かりやすかったのですが中盤が5枚の方がボールが拾えるんじゃないかと。後ろも3枚にしたことで、ヘッドの強い相手とスピードのある相手という組み合わせにしっかりとついて、1人そのフォローに回るという構図がよくはまっていたのではないかと。今年の鹿ユース初見な某さんにも「ああ、これは無理の無い組み合わせだよね」と言われたので、偏見が無い目で見てもそうなのだなとちょっと安心(^^;←自分の見る目に全く自信が無いらしいです……。
この3人の組み合わせならば個人的には磯山君が真ん中で野本君がストッパーな方が自然かなとも思うのですが、磯山君がケガ明けなことと野本君の強烈なリーダーシップを思えばこれでもありかなという気がしました。そして中盤でしっかりボールが持てたことで両サイドの滝川君と寿毅君が機能し、何より嬉しかったのがFW2人とも得点ですよ!FWが得点するサッカーっていいですね!!(何か辛いサッカーでも見たんですか?すーさん?)
最後は追い上げられて少し冷や冷やするものの、次の日出場停止となってしまった後藤君の置き土産の1発でレイソルユースを突き放すことに成功し、次の日のFマリノスユースとの5位をかけた試合に進むことが決定しました。プリンスリーグの最終節、まさかの展開でプリンス残留を逃したFマリユースが相手なだけに向こうもモチベーションが高いだろうことが予想され、明日の試合の展開が非常に楽しみなものになった試合でした。
殆ど試合レポになっていなくてすみません。途中で消してしまったので、もう感想しか頭に残ってなくて(苦笑)。
追記:宿から見た利根川の夕焼けがすごく綺麗でした!!でも車で5分と言われたので歩いたら20分ちょっとと思ったグラウンドまで40分弱かかったのは誤算というか何と言うか(^^;どんなスピードで飛ばしたらあの距離が5分になるのですか?!私達そこまで歩くの遅くは無いと思うんですけど(笑)。
2004年07月01日(木) 【ユース】 練習試合 アントラーズトップ |
練習試合 鹿島アントラーズユースvs鹿島アントラーズトップ 2004年7月2日(木) 15:50〜 40分ハーフ アントラーズクラブハウスG
ユース前半 −−−大道−−−−関野−−−
−−小谷野−山本拓−滝川−−
−−−−−−吉澤−−−−−−
−寿毅−後藤−−畑中−野本−
−−−−−−曽ヶ端−−−−−−
SUB:杉原・菅谷・槇峰・大内
トップ前半 −−−−−−平瀬−−−−−−
−−−深井−−−−中島−−−
−フェル−−本田−−青木−−
−石川−岩政−金古−名良橋−
−−−−−−小沢−−−−−−
ユース後半 −−−大道−−−−関野−−−
−−槇峰−−山本拓−滝川−−
−−−−−−大内−−−−−−
−寿毅−後藤−−畑中−野本−
−−−−−−杉原−−−−−−
トップ後半 −−本山−−隆行−−田中−−
−フェル−−−−−−−大谷−
−−−中田−−−−熊谷−−−
−−池内−−大岩−−岩政−−
−−−−−−小沢−−−−−−
<交代> 後15分 ユ:野本→吉澤(滝川を右SBに下げて吉澤大内のダブルボランチへ) 後20分 ユ:杉原→菅谷
<得点> 後5分 ト:岩政 後5分 ト:田中(練習試合でよくあるセットプレーのやり直しからなので公式にはカウントされていないかも) 後22分 ト:大谷(フェルナンド) 後26分 ト:岩政(本山) 後40分 ト:フェルナンド?orオウンゴール?or本山(フェルナンドのクロスからゴール前混戦でよく見えず…)
ユースは学校の後からということで少数精鋭で。土日に試合が控えていることもあり比較的運動量は少なめに見えました。
トップでは内田・小笠原がグラウンドに姿を現したのみ。内田は足痛めた??羽田は試合前の後半組の鳥かごに参加。見た感じ違和感無く混ざっている気がしました。平日の練習に来ること自体本当に久々だったので、彼がサッカーボールを蹴っている姿を生で見たのはいつ以来だろうと少し感慨深く。このまま順調に復活してくれること祈ってやみません。新井場と野沢はグラウンドに姿を現さず。偶然鹿ガーデン前から足を引きずって帰る新井場の姿が見えたのですが、何事もなくて大事をとってるくらいだったらいいのですが。野沢は全く確認できず。(それでも野沢ファンなのですか、すーさん……)。首藤&加藤(現練習生扱い)は元気に練習には参加も今日は出番無しだったので、明日の練習試合で出番があるとよいなと。増田はU-19に行っているということで姿無し。これで全員なはず……。
そうだ、ちなみにどうもチーム内で勘違いがあって、青森はオールスターに出る選手は出られないけど代表の選手は大丈夫というのが伝わっていなかった疑惑が浮上しているので、今日の前半のメンバーは全くあてにならない可能性が高いです。明日のメンバーの方があてになるかも。
[前半] 5分 ト:金古のロングフィードが後藤の裏を通って中島フリーでシュートも曽ヶ端がキャッチ。
6分 ユ:寿毅のCKを後藤が中央で合わせるもDFに当たってしまいクリアされる。
9分 ト:右の青木が駆け上がり低いセンタリングをゴール前に。中島足から飛び込んで右足を当てるも枠に行かず。DFの裏を通すいいセンタリング。
10分 ユ:岩政が滝川を倒してファール。PA外右45度くらいから寿毅のFKを二アで大道がヘッドも、ヘッドが合いきらず枠の外へ。
15分 ト:岩政右足のアウトでスピンをかけた曲がる綺麗なロングフィードを最前線左へ。深井が猛スピードで走って追いついて、ゴールライン際で左足のクロスをゴール前へ。畑中が間一髪クリア。
22分 ユ:左からの寿毅のクロスを岩政がヘッドでクリアしようとするも、真上へ上がってしまう。そこに関野がつめてきたために、慌ててもう一度クリアするもクリアボールはゴールラインを割ってしまいCKへ。
24分 ユ:滝川右をドリブルし中に切れ込んで岩政を抜いてシュートも右に逸れる。
26分 ト:アオキが右からのクロス。ゴール前中島シュートも曽ヶ端がパンチングで逃れる。そのボールに詰めた平瀬がシュートも曽ヶ端キャッチ。
28分 ユ:大道中央からのミドルもジャストミートせず小沢キャッチ。
29分 ユ:大道のゴール前へのループパスに金古・岩政反応できず、小沢がPAから飛び出してきて胸トラップ。そこに関野が詰めて奪おうとするが、どうにか小沢が大きくクリアして難を逃れる。
31分 ト:石川からの左足での綺麗なロングフィードを中島がゴール前で受け後藤と1対1。これを後藤がなんとか止めてクリア。
36分 ト:中島のミドルを曽ヶ端セーブ。
40分 ト:深井の左からのクロスを後藤がヘディングでクリア。
40分 ユ:野本が右サイドからドリブルでいつもの(笑)怒涛の攻め上がり。中盤からロングに近いミドルシュートを放ち、これが枠に向かって飛ぶも小沢が片手で上に弾いてCK。
前半の印象としては、ユースの前線の2人とトップのCBの2人ではさすがに当たりの強さが全然違いました。関野君も大道君もフィジカル系ではないだけに、金古・岩政と競り合ってもつぶされてしまう。むしろ滝川君とかのドリブルの方があの2人を相手にするならば通用していたように見えました。基本的に金古・岩政で組むと金古がラインを見て、岩政が潰しに行くという構図なのでどうしてもメモには岩政の方の名前がたくさん出てきてしまってます(苦笑)。トップでの大岩・金古の場合だと逆なだけに相手がユースレベル以上になった時にこの組み合わせは少しきついかなという印象。(去年のサテライトで池内・金古のCBを見ていた時の気分というか、トップで秋田・金古の組み合わせを見た時の気分というか<私情入りすぎ……)。
ユースは一応フルメンバーで挑んだわけですが、最近とみに思うのはこの組み合わせだと中盤でゲームを作れないんじゃないかと。吉澤君のワンボランチで山本君がトップ下なはずなんですが、先日のジェフ戦の時のハーフタイムにジェフサポの方に素で「え?10番ってボランチですよね?鹿島ってボックスですよね?」と聞かれてしまい「いえ、あれはトップ下なんですよ……。性格的に必死に守備までしてしまうのであの位置まで下がってしまうのがデフォルトなのでそう見えるだけでして…」と答えたのですが。小谷野君も滝川君もゲームを作るタイプとはちょっと違うし、吉澤君は本当にきっちりとした潰しとちらしの専門職なので山本君がゲームメークしていくはずがどうしても後の方まで下がって守備してしまって、ゲームが作れなくなってしまってるというか。ここらへんは個々人の問題だけでなく、DFラインやFWとの問題も含むので私にはどうしたらいいか分からないんですが、トップに近い位置でボールをためたりトップがボールをキープしたりできるだけで違ってくると思うのですけど。後は最終ラインがもうちょっと安定して(今は後藤君は不動ですがケガしたりなんだりでパートナーがくるくる変わっているので)、後の守備を任せられるようになると少し違ってくるのかなぁ?うーん、2次リーグ始まったあたりからずっと考えているのですが、普段の練習を見ているわけでもけが人の状況を全員把握しているわけでもないので考えても仕方ないことだと思って目の前の試合だけを見るようにしているのですけど。ワンボランチは相手のプレスが弱くて、かつ後の守備が超安定している時はうまくいくのですが一定以上のレベルの相手だと今のままでは厳しいように感じます。後は選手個々がパワーアップしてくれることかな。去年の全クラでは試合を重ねるごとにパワーアップが見られたと思うので、今年もそういうパワーアップが見られたらと思っています。
トップは……(無言)。上にもちらっと書きましたが、風の噂で勘違いがあったらしいという話なので今日のシステムとかメンバーはあまりあてにならないような気がします。個人的にはフェルと青木が左と右をやるのは結構好印象だったのですが、どうなんでしょう?2人ともあまり視野が広いタイプではないような気がするので、中央よりもああやってサイドに置いておいた方が守備の負担も減るし攻撃参加もしやすいし、何しろ2人ともクロスの精度はやはり抜群だと思うので。(もちろん相手がユースだったので普段に比べたらプレッシャーが低いというのは差し引かないといけませんが)。それと、中央の2人がそれなりに固かったこともあって今日は名良橋・石川の両SBがかなりつるべ状態で両方上がって行っていてそれもよかったかなと。ただこの5年前を思い出すフラット3(ただしDFでなくてFWで……)はやっぱりやめませんか?(涙)。まあ、今日小笠原・野沢・増田といなくて、本山が後半組だったからという事情があったので、今日の試合で変わっているといいなとこっそり念を飛ばしています。
[後半] 4分 ト:隆行ドリブルに野本が対応、1対1でどうにかクリアでCKへ。
5分 ト:上記のCKを大谷が蹴る。ゴール前での跳ね返りを岩政がヘッドで押し込んでゴール。1-0。
5分 ト:練習試合でよくやる、セットプレーのやり直し。もう1度大谷が蹴ってゴール前の混戦を田中が押し込んで追加点。2-0。
9分 ト:ゴール前でボールを持ってぐるぐる回りながらキープする隆行に対して野本と滝川が2人で対処に行き、最後はどうにかボールを奪ってクリア。
10分 ユ:左の寿毅のパスから中央PAとハーフウェーラインの間くらいの位置から大道のミドルがバーを直撃。
13分 ユ:競り合いで野本が足を痛め、倒れこみひやっとするが立ち上がる。
14分 ユ:野本のロングフィードに滝川が右サイド駆け上がる。慌てて飛び出した杉山がPA外で手でボールに触ってしまいFK。 寿毅が蹴ったボールはファーにいい感じに飛ぶがそのまま枠外。やり直しでもう1回蹴るがそれは壁に当たる。
20分 ユ:山本ドリブルで右サイドから仕掛けて池内と1対1。池内がゴールラインへクリアしてCK。
22分 ト:本山が中央少し右でドリブルから中央の中田へパス。中田がワンタッチで左のフェルナンドへ。 フェルナンドが軽くキープしてから左足のクロスがファーの大谷にどんぴしゃで、大谷が右足ボレーで叩き込む。3-0。
26分 ト:フェルナンドの左からのクロスを畑中どうにかクリアでCK。
26分 ト:上記のCKをフェルナンドがショートコーナーで本山へ。本山がPA少し外、左30度くらいから右足でファーの岩政へ。岩政ヘッドで完勝。4-0。
30分 ユ:中でパスがぽんぽんと6〜7本つながって右の滝川へ。滝川が低めのDFラインの裏へ通るクロスを上げ、 飛び込んできた大道の足にあいそうになるが、杉山の反応が一瞬だけ早くキャッチ。
40分 ト:右の本山がドリブルから中央の中田へ。左のフェルナンドにはたいて、フェルナンドのあげたクロスがそのまま入った? 又はオウンゴール?又は本山が触った?混戦でよく見えず。5-0。
ユースに関して言いたいことはほとんど前半の部分で書いてしまったので。トップに関して雑感。 前半よりは後半の方がバランスがよかった気がします。中盤はボックスというよりは殆どフラットな感じで、去年・一昨年のサテライト辺りでよく見られた2列目がサイドに張る感じというのでしょうか?フェルナンドのあの位置は鬼かと。ボランチが中田・熊谷だしバックラインも3人いるので守備に関してほとんど心配する必要が無いのでフェルナンド・大谷共に効果的だったように見えました。隆行のプレーは本当に久々に生で見ましたが、ガタイはやっぱり強いなぁと。ユース相手の試合なのでそれ以上はよく分からないというのが正直なところなので、早く実戦で見てみたいなと思っています。FWは前半よりは後半のこっちの組み合わせの方がキープする人がいる分やりやすそうに見えましたが、かなりメンバーを入れ替えたトップに対してほぼフル出場のユースという構図だったのでここももうちょっと見てみないとという気がしました。(結局あれだけ見ても何も分からないということが分かったというだけのレポということが今判明……(がくり))
ユースは土日が1つの山場。全国のシードは逃しましたが、来年のプリンスのことを考えたら1つでも上の順位を目指して頑張っていって欲しいです。せっかくのホーム開催ですし(笑)。
そして本当はここではなくて本館の日記に書こうと思ったんですけど、そこまで手が回るか分からないのでここで。
日曜は青森でなく波崎に行ってしまう(青森弾丸車ツアー決行しようか?と某さんが提案してくださったんですが……。ユースを取ってしまいました。すみません……)ので、鹿島の熊谷さんを見るのは今日が最後なのだとそう思ってクラブハウスに行ったんですが、実際試合を見ている時はそういうことが全く現実味が湧かなくて、普通にWコージで組んでいるボランチを見ながら「やっぱりこのコンビは安定してて大好きだな」と普通の感想を抱いていて。試合前にアップしている熊谷さんの笑顔を見ながらナビスコの決勝でみんなが#18のユニを着たりスパイクに18を入れたりしていたこととか思い出したんですけど、それでも何かやっぱり現実味が湧かなくて。今でも実は湧いていなくて。仙台のユニフォームを着る熊谷さんを見るまではきっと現実として認識できないのだなと。鹿島のユニフォーム以外を着ている熊谷さんなんて正直全く想像つかないんですけど。ボランチ今後どうするんだろうとか、年齢層がすごく偏ってしまうよとかげん実的な想いもあるんですけど。確かにケガがちだったけど。でも、やっぱりWコージが見ていて大好きなボランチのコンビでした。仙台というチームには色んな意味で思い入れがあるので、きっと私は今年またいつか仙台に行くんでしょう。その時初めて何か感じるのかもしれないです。仙台サポの方、どうかどうか熊谷さんをよろしく。熊谷さんのこの移籍がポジティブなもので、ポジティブな結果になること。今はただそれだけを祈っています。
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