2003年10月26日(日)  【ユース】 Jユース杯予選リーグ ベガルタ仙台戦(H)(仮アップ版)

Jユースカップ予選リーグCグループ 鹿島アントラーズユースvsベガルタ仙台ユース
 2003年10月26日(日) 14:00〜 鹿島アントラーズクラブハウスG

鹿島
    11湯本   9関野

  10山本c      14大道

    5吉澤   8田嶋

 6郡司 4磯山 3野本 2滝川

       1杉原

控え:16青木・13後藤・17斎藤・12吉田・7槇峰・18山口博・15黒澤

仙台
     10大久保 9高橋

 20合田          7千葉賢

     19鎌田  11千葉逸

 8佐々木 6鈴木 4小山 2伊藤健

       1佐藤友

控え:22伊藤貴・3大河内・5横江・12亀井・15林・18佐藤祐・14佐藤豪

<交代>
鹿 46分 14大道→7槇峰
鹿 62分 9岡野→15黒澤
仙 81分 9高橋→14佐藤豪
仙 88分 20合田→15林

<警告・退場>
仙 90分 15林 イエロー 反スポーツ

<得点>
鹿 16分 10山本
仙 18分 10大久保
鹿 83分 3野本





2003年10月25日(土)  【Jrユース】 高円宮杯関東予選 Jrユースvs横浜FマリノスJrユース新子安

選手権関東県予選リーグ1stラウンド 鹿島Jrユースvs横浜FマリノスJrユース新子安
 2003年10月25日(土) 11:00〜 神奈川県立体育センター球技場 35分ハーフ

鹿島

    13石津  9諸岡

  10小谷野      8向後

   19木之内拓   7山本

 17米川 4畑中 16松崎 2田崎

      1木之内義

マリノス新子安

     11高橋  12松山

  8森谷         10幸田

    19佐伯     7大久保

 6武田英 5丸山 3波握 13小見山

        1守屋

<交代>
鹿 36分 13石津→11武藤
マ 52分 12松山→18高久(高久がボランチに入り大久保が2列目、幸田がトップに上がる)
鹿 67分 8向後→20田宮(3トップへ)
マ 70分 11高橋→17櫻井

<警告・退場>
無し

<得点>
鹿 17分 9諸岡
マ 24分 7大久保
マ 64分 7大久保
鹿 70分 4畑中

小田急線善行の駅から歩いて5分もかからないちょっとした高台の上にある藤沢スポーツセンター。トレセンやユースの試合で来たことがあるので「確か1時間くらいだな。小田急線もたくさん出てるし」とろくに調べもせずに朝準備していたところ、はたと気づけば「うわ!間に合わない!!」となる始末……。慌てて小田急線沿線住民であるところの某さんにメールをして小田急線の特急の停車駅を聞いて特急料金を支払って飛び乗ってみるとどうにか15分遅刻くらいで済みそう。とは言えJrユースは35分ハーフなので前半半分近くを見逃してしまうというわけで。
大和の駅で降りて普通列車に乗り換えてようやく善行。案外遠いです、藤沢…。駅でウィダーインゼリーを買って走ってスタンドに行くと机がある記者席の辺りに知り合いの方がいらっしゃったのでそこの前へ座ってスコアを見るとまだスコアレス。ほっと一息。そんなわけで前半に関してはメモがほとんどありません。新子安視点のレポですがDASHのこちらのレポートをどうぞ。(ありがとう、辻さん(笑))

<試合経過>

[前半]

17分 小谷野のスルーパスから相手DFラインの乱れをついて諸岡が抜け出してゴールに流し込んで先制。1−0。

24分 森谷のパスを左の高橋が受け、鹿島DFが左に意識が行ってしまいその隙に右に走りこんでフリーになっていた大久保が右足でゴール。1−1。


そんなわけで人伝えに聞いた展開としては、前半の鹿島はシュートがFWの2人が各々1本ずつの2本。枠に行ったのは諸岡のゴールに繋がった1本のみ。しかしマリノスが押していたのかと言えばそういうわけでもなく、マリノスも枠に行ったシュートはゴールになった大久保の1本のみ。お互いピリッとしない展開だったとのこと。自分が見始めてからも確かにどちらのチームもディフェンスもオフェンスもぐだぐだだなと。マリノスは普段レギュラーではない選手を使っているとのことで連携がいまいちだし、鹿島も要であるキャプテンの畑中がちょっと空回り気味で、普段のプレーが見られません。そんな中諸岡が先制し大喜びしたものの、大久保に返されてしまい同点に。

[後半]

00分 石津→武藤。そのままのポジションへ。

00分 畑中のヘディングクリアが大きく前線まで飛び、諸岡がCBをしょいながらポスト。落としたボールを右の小谷野が受け、左で走りこんでいた武藤へスルーパスを出すも武藤がオフサイド。

03分 右からの強烈な幸田の至近距離からのシュートを木之内がナイスパンチング。

09分 左の武藤から中の向後がPA内へ送り込む。相手マークが外れ完全にドフリーになったボールを諸岡がシュートもGKに弾かれる。

12分 中盤の木之内から武藤へスルーパス。武藤シュートもGKはじく。

13分 高橋が最終ラインを突破しドリブル。GK木之内がPAから飛び出してくるもかわされて抜け出し、ピンチかと思うもぬっけ打した後のトラップが大きくゴールラインを割る。

18分 右の田崎から中の木之内。木之内が長めの距離をドリブルしてミドルシュート。GKが弾いたところに向後が詰めており、GKと1対1のチャンスも打ったシュートはGKの正面へ。

22分 森谷が左サイドを上がり、ボールを持ち直して右足でゴール前に低くて早目のクロス。高橋が飛び込んできて足であわせようとするも間一髪合わず。

25分 木之内ドリブルから前の諸岡へ。諸岡がボールを受けてうまく相手DFと入れ替わって中の小谷野へエンジェルパス。小谷野右足シュートをGKが弾き、マリノスDF陣が右に意識が行ってよっている中左で完全にフリーになっていた武藤の前はボールが。武藤がフリーで打ったシュートはゴールバーの上へ。

29分 大久保が中盤でボールを受けてチェックにいった畑中をぶち抜いてワンフェイント入れて右足を振りぬいて豪快なゴール。1−2。

31分 山本の左CKをマークを外した諸岡がいい形でヘッドもGKがキャッチ。

32分 向後を田宮に変えて3トップで小谷野のトップ下の4-3-3へ。

35分 山本の左CKから畑中のヘッドが決まりロスタイムに同点。2−2。

ハーフタイムで前半少し動きが空回り気味だった石津を武藤に代えます。その武藤は運動量とスピードを武器にチャンスに多く絡むのですが、肝心なシュートが決まりません。後半になって畑中を始めとするDF陣は徐々に安定を取り戻し、いつもの姿を見せつつあったのですがいかんせん今度は攻撃陣が空回り出します。ボランチの山本・木之内あたりは視野も広くいいタイミングで攻撃参加していて、チャンスは本当に数多く作っているのです。しかし最後が……。覚えている限りでもチャンスというよりも超ウルトラミラクルチャンス(…)と呼んでもよいようなチャンスが何本もあるのですが決めることができません。そんな風にチャンスをつぶしていると決められてしまうのもサッカーの道理で、残り5分を目の前にしたところでこの日2点目を大久保に決められてしまいイヤなムードになります。しかしここで田宮を入れて3トップとしてとにかくゴールを狙った采配が功を奏したのか、ロスタイムにキャプテン畑中のヘディングが決まり劇的に同点へ。勝ったように喜ぶ鹿島側と負けたかのように落ち込むマリノス側との対比が印象的でした。


第2試合:ジェフ舞浜 2-0 ヴェルディ

前評判の高いヴェルディと夏に結果を出してジェフとの対戦ということで非常に注目されたのですが、決定機を何度も作りながら決めることができなかったヴェルディに対して、CBの2人を中心にねばり強い最終ラインの守備でそれをしのぎきったジェフがいい時間帯に2点決めて結果的に完勝。この結果で混戦になるだろうと思われたAグループがますます先が読めない展開になることが決定しました。

        勝 分 負 勝点 得失差
1 ジェフ    1 0 0  3  +2
2 アントラーズ 0 1 0  1   0
2 マリノス   0 1 0  1   0
4 ヴェルディ  0 0 1  0  −2





2003年10月19日(日)  【ユース】 Jユース杯予選リーグ ジェフ市原戦(H)

Jユースカップ予選リーグCグループ 鹿島アントラーズユースvsジェフユナイテッド市原ユース
 2003年10月19日(日) 14:00〜 鹿島アントラーズクラブハウスG

鹿島
    11湯本   9関野

  10山本c      7槇峰

    5吉澤   8田嶋

 6郡司 4磯山 3野本 2滝川

       1杉原

控え:16木之内・19畑中・17八木・12吉田・13染谷・14大道・15黒澤

市原

    10川淵   9菊池

  7米澤       8半田

    6八角c   14小西

 16石井 3秋葉 4阿達 15竹田

       12塚原

控え:18中山・19尾野・20岩山・21金子・22伊藤・11首藤・23矢代

<交代>
鹿 66分 7槇峰→15黒澤(湯本が槇峰の位置に下がり黒澤が湯本の位置へ)
市 73分 7米澤→11首藤
市 83分 16石井→22伊藤
鹿 89分 4磯山→12吉田(吉澤が磯山の位置に下がり吉田が吉澤の位置へ)
鹿 89分 8田嶋→14大道

<警告・退場>
市 23分 4阿達 イエロー ラフプレイ 
市 39分 6八角 イエロー ラフプレイ
市 87分 22伊藤 イエロー ラフプレイ

<得点>
市 04分 6八角
鹿 33分 9関野
鹿 76分 11湯本
鹿 83分 10山本(PK)


ほぼ1ヶ月ぶりのJユース杯。1ヶ月見ていないといつの間にか怪我している選手などがいるのは常ですが、この時期だと3年生が引退してしまっていたりもするのでチームがどういう状況なのかさっぱりという場合も少なくありません。本当は行くつもりだったお昼前からのチャリティーバザー(トップチームの選手会が主催している選手全員参加のイベント)を寝坊したために断念し(…)、ユースの試合には間に合うように乗った高速バスでご一緒したジェフサポの某さんと色々な話をしつつ鹿島へ向かったのですが、その時もそういう引退とか怪我とかの話をしていました。

そして鹿ガーデンに着いてソフトクリームでも食べようかなと思っていると「あれ?今ご飯食べてるということは君は試合に出ないの?!」という選手がちらほら。私服で見に来ている引退組なんかもいて、配られたメンバー表を見てみるとチームが若い、若すぎる・・・。スタメンで出ている3年生は湯本君のみ。控えに至っては半分が1年生、GKとDFの3人の木之内・畑中・八木はJrユースの選手です。一昨年GKが怪我人と引退でJrユースの子が控えに入ったことはありますが、ここまで大量にJrユースの子がいたのは私の記憶にはありません。先発の平均年齢が16.73歳で控えも入れた平均が16.22歳ってすごいですね・・・。

そんな事情もあって今日のキャプテンはまだ2年生の山本君。なぜかいきなり坊主で現れた山本君の腕には燦然と黄色いマークが輝いていました。元来キャプテン気質なこともあり、見ていても違和感はありませんでしたが。FWの2人も本職はMFですし(ユースのメンバー表を作成した時に「改めて見るとこんなにうちのチームはFWがいないのか…」と愕然としたことを思い出しました)、最終ラインに入る滝川君は長い療養明け。磯山・郡司の1年生コンビがいるなど不安要素がなかなかたくさん。対するジェフは夏に見たメンバーとそこまでは変化がないかな?という感じ。ここまで仙台・横浜FCを寄せ付けず圧勝してきているだけにこの1戦は山と見ていたのですが、このメンバーを見るとホームではあるものの厳しい試合になるかと予想しました。

もう1つ試合前に気になったのはピッチコンディションの悪さ。Bグラウンド(鹿ガーデンから遠い方)だったんですが、芝の状態が悪く中央の辺りは選手が走ると砂が舞うという。Aグランドはまだ養生中なのですかね。遠目から見ると状態がよい感じがしたんですが。

<試合経過>

[前半]

03分 山本左CKからGK塚原がパンチング。こぼれたボールをPA外で田嶋が枠内にミドルを放つも塚原が弾く。

04分 中盤でのパスミスを右の半田が奪いドリブル。これを前がかりになっていた郡司が追いきれず、それを見た杉原が前に出ようとするも判断が少し遅く出きれず慌てて戻ろうとするところを半田が左にスルーパス。上がっていた鹿島DFラインの裏に後ろから走りこんでいた八角が左足で無人のゴールに流し込む。0−1。

07分 左から上がった郡司のグラウンダーのクロスを湯本(?)がスルーしゴール前でフリーになった関野へ。関野がボールを持って反転しきれず。

16分 鹿島陣内PA外少し右からの八角のFKが曲がってゴール左隅に向かうも杉原が横っ飛びで弾く。ファインセーブ。

21分 市原のカウンターから米澤がドリブル。滝川が止めに行くもかわされ、杉原が飛び出して止めに行くもクロスをゴール前に上げられる。フリーで待っていた川淵のヘッドはゴールポスト上に飛ぶ。

23分 阿達が湯本を手でつかんで倒してイエロー。

24分 関野が小西と競り合って小西をつぶしてしまい小西がピッチの外へ。しばらくして戻る。

33分 郡司のクロスからゴール前の混戦でGK塚原がつかみきれず関野がヘッドでシュート。これが1回バーに当たるも跳ね返りがもう1度関野のところに来て、これを落ち着いて押し込んで動転。1−1。

39分 半田が田嶋を倒してイエロー。


前半開始直後は鹿島が市原陣内に攻め込むもそのまま前がかりになっていたところを突かれてカウンターから早い時間に失点してしまいます。ここらへんは若さというかDFラインが急造だったということなのか。ともかく前述のように厳しい試合になるだろうと予想していただけにこの失点は痛いなというのが正直な感想でした。この後も左の郡司・山本辺りを中心に攻め込むもジェフの選手は守備から攻撃に移る時のダッシュがすごい。GKやDFにボールが渡るやいなや必ず3人くらいが猛然と鹿島陣内に向けてダッシュを開始します。こちらのCB2人は俊足というほどではない(磯山は前はそう思わなかったんですが、身長が伸びて少し足が遅く見えるようになった気がします)のでどうしても後手に回ってしまうことが多くて見ている方は冷や冷やします。
そう思っていた矢先にこの試合何度も攻め上がりかなり疲労がきているように見えながらも何度も出る鬼パスに必死に反応(昔SBで出始めたばかりの大根君を彷彿とさせるという意見多数)していた郡司からのクロスを関野が決めて同点へ。本当に大きい1点を取り同点で前半を終わることができました。

[後半]

06分 野本の最終ラインからのフィードを槇峰がいいミドルを放つもGK塚原横っ飛びでセーブ。

12分 微妙に乱れた最終ラインを突かれて菊池がヘッドでシュートも杉原が弾き、ジェフ選手がそれに詰めようとするもどうにか杉原がキャッチ。

16分 小西からのスルーパスを川淵が2列目から飛び出してシュート。入ったかと思うも微妙に逸れる。

21分 山本のPA少し外左からのFKは直接狙うもバーの上。

22分 今日あまり効果的に絡むことができていなかった槇峰に代えて黒澤を投入。

26分 左の郡司から右を猛然とダッシュしていた黒澤へ大きくサイドチェンジ。この黒澤が全くついてこれなかった市原DFを置き去りにしてドリブルで市原陣内に突っ込みつつ中で走りこみつつフリーになっていた田嶋へ絶妙なパス。これを田嶋が受けるもシュートの瞬間にダフってしまう。

28分 八角が中央でボールを奪って左の川淵へ。川淵からファーの菊池へ。菊池がヘッドを叩きつけるもこれがワンバウンドしてゴールラインを割る。

28分 足を引きずっていた米澤から首藤へ交代。

31分 中央の湯本からまた右を走っていた黒澤へ。湯本はパスを出したらそのままPA内へ。黒澤はボールを受けてドリブルで一気にPA側まで切れ込んでから湯本へパス。湯本がドリブルからシュートし、1度は混戦のPA内でジェフDFにクリアされるも近くで再びボールを受けてまた突進そのまま飛び出してきたGK塚原にキャッチされそうになるもどうにかそのまま突破して右足シュートがゴールへ。2−1。

34分 中盤でボールを受けた湯本が詰めてきた相手DFをかわし綺麗な空中ヒールキックで右に走りこんでいた黒澤へ。黒澤ドリブルも相手DFに阻まれる。

38分 もう何度目からわからない黒澤の右からの突破。ハーフライン付近からドリブルを開始し、そのままぐんぐん突き進み徐々にジェフPA付近へ。ゴールライン付近でPA内に進入し、たまらず石井が黒澤を倒してしまいPK。山本がきっちりこれを決めて3−1。

39分 石井から伊藤へ交代。

42分 伊藤が磯山を倒してイエロー。

44分 直前のイエローが出たプレーで少し痛んだ磯山に代えて吉田を投入。吉澤が最終ラインに下がる。

47分 小西のシュートを野本がゴール前で体を張ってクリア。

46分 途中何度か痛んだ田嶋に代えて大道を投入。

後半に入ってお互い選手交代は無し。ただ鹿島側普段中盤の守備の要である吉澤に普段ほどのキレと運動量が見られずなかなか中盤でボールを持てず押し込まれます。何度かジェフの2トップにフリーでのチャンスを作られたりして思わず目をつぶりたくなってしまうシーンも。この状況をどうするのかと思っていた矢先に先に動いたのは鹿島ベンチ。今日あまり効果的にボールに絡めていなかった槇峰に代えて黒澤を投入。これによって本来MFの湯本を右MFにし、右FWに黒澤という配置になるのですがこれがどんぴしゃで大当たり。夏辺りに怪我から復帰した湯本は全クラでもFWで使われること多く復帰直後なこともあって精細を欠いていましたし、黒澤も夏以降どうも調子を崩していると思われうことが多く心配していたのですがこの日は2人ともMVP級の大活躍。湯本がボールをためて黒澤が走るという構図が大当たりし、市原DF陣は負傷と疲労で全く黒澤についてこれず右を独走しまくります。立て続けに入った追加点はこの黒澤の突破からでした。正直黒澤が入って突破が始まり、勝ち越し点を決めてジェフベンチが何か対策を立ててくるかと思ったんですがそのまま何も無しというのが一番以外でした。ここを抑えられて1点差のままだったら試合終了までの時間がかなり長く感じるかと思ったのですが、再び黒澤が突破し2点差となって相当楽になりました。このまま試合は終了となり試合前の予想を裏切ってスコア上は快勝。

後から指摘されて気づいたのですが、今年のJユース杯は各グループの2位が全て抜けられるのではなく、グループが7グループになったことを受けて2位だと7グループ中5位までしか抜けられないというレギュレーションに。星をつぶしあうであろうグループがいくつかあるので、2位でも多分大丈夫とは思うのですがそれでもやっぱり万全を期すためには1位で抜けたい。そういう条件の中でのこの勝利は本当に大きいものでした。若いチームなだけに逆転勝利というのは何よりも選手の自信になるでしょうし。

ただ勝ったものの審判には不満が残りました。結局鹿島には1枚もカードは出なかったのですが「その判定?」と思うことが数多く、お互いのチームにとって納得のいかない判定が多数だったかと。判定が一貫しているのならかまわないのですが、プレーによってファールを取る・取らない、カードを出す・出さないとなると選手も観客もイライラしてしまいます。ただあまり観客が審判にクレームをつけ過ぎるというのもプロと違う2種年代の試合ではよくないんじゃないかと個人的には思うのですが・・・。プロの試合と違ってピッチが近いだけにダイレクトにブーイングや文句が届いてしまうし、今まで不安定だった審判がそれを聞いて安定するとはあまり思えずむしろ余計に不安定になるように見えます。確かに「おい、それはどうなの?」と審判に伝えて今後の参考にしてもらうことは必要だと思うのですが、試合中にというのはどうなのかなと前から思っています。個人的な意見なのであれなんですけど。

とにかく今日の1勝は本当に大きかったです。ここからは比較的詰まった日程で試合が入ってくるだけに選手の皆さんどうか中間テストをうまく切り抜けて((^^;)コンディションには気をつけて。怪我の選手は早く戻ってきてください。若いチームなだけにここからどうチームが仕上がってくるのか楽しみにしています。




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