ちーちゃんままの日記

2007年01月24日(水) 機能性胃腸障害

子の年齢:3歳

 救急搬送から一夜明けて、かかりつけの病院で診察してもらうことにした。
 翌朝起きたらまた頭痛がしたのだ。

 病院で、症状の説明をした。
 お腹がぐるぐる動く感じがあるが、あまり便が出ない。食欲がない。頭痛と吐き気がする。背中が痛い。
 よくある症状なのだが、これまでは肩凝りと便秘が原因だった。
 お腹が空になれば治っていたのだが、今回はお腹が空になっても治らない。
 「消化器がうまく動いていないようですね。機能性胃腸障害ですね。よくある病気です。」

 ストレスや疲労が原因で、食道の動きが鈍く、食べたものが胃に運ばれないといった病気なんだそうだ。
 言われてみれば、食事から数時間後に、未消化の食べ物を吐いたことがある。

 やっぱり疲れてるんだ。
 クリスマス、お正月、ちーちゃんの誕生日、誕生日から朝の出勤時間が30分早くなる。
 クリスマスプレゼントの手配にツリーの片付け、名古屋行きの準備、バースデーケーキの手配と休む暇がなかった疲れが出たのだ。
 
 正々堂々休ませてもらうわ。
 救急車まで乗ったんだ。もう怖いものはな〜い。
 
 もう朝食の味噌汁はやめ。
 朝はさっぱりトーストにさせていただく。
 
 「生まれてこの方パン食なんかしたことない。」
 「あ、そうですか。」偉そうなこと言うな〜、他のものが食べたければ、自分で勝手に用意しな!



2007年01月22日(月) 救急車に乗って

子の年齢:3歳

 自分ではどれだけ疲れているか気づかないものである。
 自分が気づかないのだから、ましてや家族が気づくはずもない。

 頭が痛いな〜、と思いながら、スキー場近くの保養所へ。
 体調不良を訴えても、夫は行く気満々だ。
 ちょっとめまいもするし、吐き気もするし、スキー場では寒気もする。
 吐き気がする、と言うと夫は「え〜。」
 え〜と言われても、一番辛いのは私なのに。

 ちーちゃんとそり遊びをして、レストハウスに行くと、タバコの臭いで頭痛がいっそうひどくなる。
 
 3時ごろにホテルにチェックインして、体を温めるために温泉につかることにした。
 歩いているうちに吐き気がひどくなり、浴場について最初にしたことは、トイレで吐くこと。

 部屋に戻ると寒気がひどくなり、布団を取り出して横になるが、どんな姿勢をとっても楽にならない。
 頭は痛いし、寒気もするし、のども渇くし一体どうなるんだろう。もはや立ち上がる気力もない。

 夫はまだ、しばらく休めば夕食が食べられるほど元気になるだろう、と思っているようで、ちーちゃんを別室に連れて行って遊ばせている。
 
 このまま一晩寝ていても治る気がしない。帰り道のドライブにも耐えられそうにない。
 「今すぐ病院に行きたい。」
 夫はそこで驚いて、フロントに救急病院の場所を訊きに行った。
 フロントでは、近くに救急病院はないので救急車を呼んだらどうか、ということになった。

 と言うわけで、一刻を争う病状ではないのだが、救急車がやってきた。
 「ぴーぽーぴーぽー」
 自分のために来た救急車のサイレンを聞くのは妙なものだ。
 「あ、来た、智ちゃん、ママあれに乗っていくから。」
 「パパおらん、うえーん」
 その時パパは、荷造りのために車に行っていた。
 「パパ来るからね。パパと一緒に車で来て。」
 サイレンが止まったが、救急隊員より先に夫がやってきた。
 「救急車の人、なんか下でモタモタしとるわ」
 
 ほどなくノックの音がして、オレンジ色の服を着た救急隊員の方々がやってきた。
 帽子とマスクを取ってしゃがみ、まず、ちーちゃんに話しかける。
 「こんにちは、何歳かな?」
 後で聞いたところによれば、小さい子供は、救急隊員を見て泣くのだそうだ。
 「3さい」と返事をしていたような気がする。
 今度はこちらに、名前、年齢生年月日などを尋ね、緊急無線に報告する。
 「36歳女性を収容します、意識は清明です。」
 
 ストレッチャーに乗せられて、車に運ばれる。
 スキー場から平地の病院に行くので、道は下り坂だ。吐き気のするわたしに、寝たまま道を下るのはとても辛いことだった。
 飲んだばかりの水を全部吐く。
 落ち着くと、検温や問診をされる。食事の時刻と回数、これまでの経過など。

 さて、病院について、病院のストレッチャーに移されると、医者は、一刻を争う病状ではないことをすぐに見て取った。
 「鎮痛薬は1日3回飲んでもいいんだ。」
 救急隊員が、車内で吐いた吐しゃ物を示しても、「そんなもん要らん」
 すみません、救急隊員さん、親切にしてくれて本当にありがとう。

 さて、病院で、鎮痛座薬と点滴を受けたら、うそのように元気になった。

 ちーちゃんはパパがそばにいたので何も怖くなかったらしい。
 「ママ、頭痛くなったらまた救急車に乗られ。」
 と真剣に言っていた。



2007年01月17日(水) 大きいから泣かないよ

子の年齢:3歳

 ちーちゃんは未だにおむつをはいている。
 同じクラスの子はだいたい、起きている時はパンツなのだが、ちーちゃんはなかなかオムツが取れない。
 家が寒くてトイレが遠いというのもひとつの原因かもしれない。
 ビッグサイズのオムツをはいているのだが、ちょっと小さいような気がして、試しに「ビッグより大きいサイズ」というのをはかせることにした。
 
 そして今朝、小児科に行ったら、入り口に入った途端に子供の泣き声がした。
 「誰か泣いとる」
 しばらくして、中から泣き顔の1歳児が出てきたのを見て、
「泣いとったん、この人だ。」
と指をさす。
「そんなこと言わないの。」
 
 その子のお母さんが、
「本当だね、恥ずかしいね〜。」
と返事をしたので、ちーちゃんは更に話しかけた。
「あのね〜、智ちゃんね〜泣かんがんぜ〜。大きいから。」
と言ってしきりとズボンを脱ごうとする。
「大きいオムツはいとるから、泣かんが〜。」
「それは恥ずかしいから言わんでいい!」



2007年01月16日(火) ママごめんなさい

子の年齢:3歳

近頃ちーちゃんがよく謝る。
「ママ、スパゲティ、あそこにばらばらってしてごめんなさい。」
日曜日にスパゲティを茹でるのを手伝うと言って、引っ張った拍子に床にこぼしたことがあったのだが、そんな昔のことまで思い出して謝る。
「え?ママそんなこと忘れてたわ。」
「『いいよ』、は?」
「いいよ。」

なんだか、しゅん、としている。
「最近ママがいじわるだから、ごめんなさいすれば優しくなるかな、と思ったの?」
「うん。」
別に意地悪したつもりはないのだが、誕生日以来就業時間が朝30分、夜30分長くなったので、とにかく時間がない。
時間がないのでせかせかしているだけだと思うのだが、ちーちゃんには、ママがちーちゃんのことを怒っている、と映ったらしい。
「ママこそごめんね、時間がないだけなの。」



2007年01月12日(金) お留守番はかわいそう!

 子の年齢:3歳

 今日は仕事の後飲み会があるので、ちーちゃんの送迎をお義父さんにお願いした。保育園は職場の近くなので、往路は3人乗り合わせて行く。
 前日の夜、「明日、じーちゃんとママと3人で保育園に行くからね」と説明したら、「じーちゃんと、ばーちゃんと、ママと保育園に行く」と言う。
 ばーちゃん?

 お義母さんとは、寒くなってから食事以外顔を合わせていないので、保育園にまで一緒に行きたがるとは考えにくい。
 ばーちゃん違いでウチの母のことを言っているのかな?
 「どのばーちゃんのこと?」としつこく訊くと、当惑して、
 「智ちゃんわからんよー」
 と怒る。

 さて、朝になって出発しようとすると、ちーちゃんはやはりお義母さんを呼びに行った。

 肺梗塞で倒れてから、冬の外出を禁止されているのだそうで、11月以降家にこもりきりだ。部屋から出てくるのは食事とトイレぐらい。
 そんなお義母さんにちーちゃんはしつこく、「一緒に行こう」と誘う。

 「ばーちゃんは調子悪いからお外に出られないよ。」
 となだめすかしてなんとか車に乗せると、こう言った。
 「じゃあどうしてじーちゃん一緒に来んが?ばーちゃん一人でかわいそうでしょ。」

 ばーちゃんを一人にできないと思って、しつこくしつこく誘っていたのだ。思わずほろりとさせられた。



2007年01月09日(火) 母親3周年

 子の年齢:3歳

 おとといはちーちゃんの誕生日だった。
 誕生日も3回目になるとあっさりしたもので、メニューはカレーライスとケーキ。
 今回は手作りケーキなので、わたしがデコレーションに悪戦苦闘している間に、パパがカレーを作ってくれた。
 スポンジを焼くのは得意だが、デコレーションするのは初めて。
 生クリーム200mlでは足りないらしく、ところどころ茶色いケーキになってしまった。

 作った本人以外はあまり気にならないらしく、皆ケーキを喜んでくれた。
 
 去年の誕生日はろうそくを吹き消すのを手伝ったものだが、今年は心得たもので、ちーちゃんは一息で吹き消した。

 ちーちゃんが生まれた頃、3歳をひとつのメルクマールとして設定していたことを思い出した。
 毎日毎日考える余裕もなく、同じことを繰り返してきたようだが、ちーちゃんはちゃんと成長している。 
 母親のキャリアを3年積んだんだな。ちょっとした達成感。

 パパはどちらかというと、家族になって4年だな、という感慨にふけっているようだ。



2007年01月05日(金) ゴロちゃん

 子の年齢:2歳11ヶ月

 テレビキャラクター夢ドームにお年玉を持って出かけ、ちーちゃんはビニールの犬のおもちゃを買った。
 足にタイヤ、首に紐のついたお散歩ワンちゃんだ。

 家の前をよく犬の散歩が通るので、真似をしたいらしい。
 
 さて、このお散歩ワンちゃんを引いて歩いて、縁側から庭に残った雪を見て「ほら、雪だよ。かわいいね」と放しかけている。
 かわいい?雪が?おかしくてたまらない。

 次の日の夜、このワンちゃんと一緒にお風呂に入るという。
 いつものミニカーや仮面ライダーより数倍大きく邪魔なので、
 「ダメ。外で待たせておくの。」
 と言ったら泣き出した。
 なぐさめるつもりで、
 「智ちゃん、ワンワン可愛がってるね〜、名前つけなくちゃ。」
 と言ったら
 きょとん、とする。
 「だって、いつもウチの前を通る茶色いワンワンは『はな』ちゃんって名前だし、おじちゃんとこの黒いワンワンは『メイ』って名前だし、みんな名前があるんだよ。」
 多少は理解したようだが、どうやって名前をつけたらいいか分からないらしい。
 
 「じゃあ、ママが名前を付けてもいい?タイヤでごろごろ転がってるから『ゴロちゃん』は?」
 「うん、ゴロちゃん。」
 ということで名前は「ゴロちゃん」に決定。

 たまたま電話がかかってきたパパに早速報告している。
 「ゴロちゃんだよ〜。」
 見えてないっての!
 
 そして夜はゴロちゃんと添い寝。

 朝になると、保育園に連れて行くという。
 「だって、泣くよ。」
 「保育園には連れて行けないから、じいちゃんに『ちゃんとお水あげてね』ってお願いしておきなさい。」
 と言うと、
 「うん。じーちゃん、ゴロちゃんにお水あげてね。」
 と言う。
 「はいはい、水もエサもあげるよ。」
 と言われてやっと納得して保育園に行くのだった。 



2007年01月04日(木) テレビキャラクター夢ドーム

 子の年齢:2歳11ヶ月

 新年、明けましておめでとうございます。
 日記を読んでくださってありがとうございます。

 さて、私たちは年末年始とパパの住んでいる名古屋で過ごしました。

 元旦に普段着で全日空ホテルで寿司を食べ、ロビーで盛装した幼児にじろじろ見られました。
 親の影響はすごい、と改めて考えさせられました。

 それから熱田神宮に初詣に出かけ、参拝に入場制限されてオドロキ。賽銭を投げるのが精一杯で拍手どころではありません。
 賽銭の取られ損な気がしました。 
 
 明けて2日
 ナゴヤドームでヒーローショーを兼ねた、縁日みたいなのがあって、生で高橋光臣さんと出会正幸さん(二人とも轟轟戦隊ボウケンジャーの出演者)を見ることができました。
 人が多くて遠くからしか見えなかったけど、歯が白い。口がデカいのか出っ歯なのか、ミツさんの白い歯がとてもまぶしかったです。
 球場一杯に、機関車トーマスやら、ピカチュウやら、ガチャガチャスペースやら、歴代ヒーローの等身大の人形やらが置いてあって、おまけにディスにーランドのミッキーみたいにボウケンジャーが歩いてきたりもする

、正に子供の初夢を具現化したような場所でした。

 大人のわたしもワクワクでしたが、人が多くて全部見ることはできず。
 そして初夢も何も見ず。
 帰郷した夜の夢は、真っ暗なグランドを一人で帰宅し、気づいたら「キャー」と叫んでいる、というものでした。


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