子の年齢:2歳11ヶ月
「大きくなったら何になる?」 子供の頃何度この質問をされたことか。 成長するにつれて、具体的で夢のない職業を選んでいくのだが、最初の夢を貫徹する人はおそらく一握りもいないに違いない。
ちーちゃんにはあまり訊いたことがなかった。 まだ幼いし、ちょっと不躾な質問だと思っていたので。
ANAから毎月贈られてくる『翼の王国』にキッザニアについて書かれた記事があったので、それを見ながら、「消防士さんの制服を着てみる?」なんて話していたら、突然「お医者さんになる」などと言い出した。 はぁ?
誰に吹き込まれたのか? ちーちゃんの言によると、仮面ライダーカブトと何か関係があるらしいのだが、先週のイベントの時にはそんな話は一言もなかったそうで、仮面ライダーカブトとちーちゃんがお医者さんになることと、どう関係が有るのか皆目つかめない。
「ふーん。お医者さんになる時はとってもお金かかるし、すっごく勉強せんなんよ。ママ頑張ってお金貯めるから、ちゃんと勉強しられ。」 ちーちゃんが本当にやりたいと思っているのなら、応援しないことはない(「おぎやはぎ」ではないが)。
でも、ひらがなも読めなければ、5までの数もマトモに数えられないで、医者になれると思っているのか? 自分のレベルが判っていないんじゃないかな(まだ2歳だから仕方ないが)。 本気でやるんなら、まず、自分のレベルの低さを知らないと。 小学校受験でもさせて、思い知らせてやりますかね。
子の年齢:2歳10ヶ月
街角でクリスマスツリーを見かける度に、「ほら、クリスマスツリーだよ。」とちーちゃんに教えたら、「家にないね」と言われてドキッとした。 そういえば、私が子供の頃、小さいツリーが家にあった。いつの間にか飾らなくなって、大きくなってから見たらなんだかみすぼらしかった。
ショッピングセンターでクリスマスツリーを買いたい、とパパに相談したら、折角なら大きいのを買おう、と言う。 -でもどこに置くの? -そうだね・・・。
ということで1週間迷って、その間に他のお店のも見て、再び同じお店に行くと、120cmは売切れで残っているのは180cmだけ。12月だもんね。
-180cmしかないって。 -いいねか。180cm買おうよ。 -でも8,000円もするよ。 -一生使えるねか。 -智が大人になっても二人で飾るの?
そういう未来の約束も楽しい気がする。 遠い未来のクリスマスも、今と同じくらい平和でありますように。
緑のキラキラしたボールを1箱一緒に買って、持って帰る。 さて、そんなツリーは組み立ても大変だ。片付けもたいへんだろうな〜。 なんとか組み立てて、ボールを飾ってみると、デカすぎてスカスカ。ただのもみの木になってしまった。 もっともっと飾りが要る〜。
あ、そういえばクリスマスケーキ争奪戦には今年も負けた。 事前に受付開始日を聞いていたのだが、1日で完売したそう・・・。
2006年12月02日(土) |
リベンジ、生活発表会 |
子の年齢:2歳10ヶ月
今年も生活発表会の日がやってきた。 去年は泣きとおしだったので、今年こそはやってもらいたい! パパもちーちゃんの晴れ姿を見に名古屋からやってきた。
当日の朝になって、母も行きたい、と言い出した。 迎えに行くと、一張羅を着て待っている。 私たちはトレーナーなのに・・・? 「他に着ていくところないもん。」
園児のための遊戯室に、園児×2〜4の大人たちがつめかけるので、客席はぎゅうぎゅうだった。 屋内の階段は、園児が使うので、観客は非常階段から出入りすることになっているのだが、これがまた狭い。 大人一人がやっとの幅。おまけに、開始時刻になると、後ろの方は身動きが取れないような状態になって、ドアが閉まらない。 背が低くて何も見えないお母さんなんかもいた。かわいそう〜。
先生たちは、園児たちの世話に一生懸命で、観客の面倒まで見ていられない。 それもわかる。 でも、親同士では解決できないこともあるからね〜。
最初に赤ちゃん組の演技がある。今年の赤ちゃん組みは優秀だ。泣いているのは1人だけ。 同僚のAさんちの末っ子なんて、余裕で全部覚えてる!おまけに、たのしそ〜。
さて、次の次がウチのちーちゃんの番だ。相変わらずチビなので、ねずみ役(去年は「あり」役)。 泣かずに出てきたのは良かったが、なんだかニヤニヤしている。テレているのか? 大道具の窓を勝手に空けて、「いないないばぁ」をしたり、「大きな栗の木の下で」を踊らずに、「ばいばいき〜ん」とか「シュワッチ」とかやって、何故か最後に「GoodJob!(轟轟戦隊ボウケンジャーの決めセリフ)」と言って、
引っ込んでいった。 何なのお前は・・・。
プログラムに出演者がハッキリ書いてなかったので、他の演技もダラダラ見ることになった。 毎日送り迎えしている私にとっては退屈だったが、初めて保育園に入った母や、たまに迎えに来るだけのパパにとっては新鮮だったようで、ちーちゃんが出なくてもいいから全部見たい、と言うのだ。 曰く、幼児一人一人にこんなに個性があるなんて知らなかった。
はぁ? そんなのあったり前じゃん?今更何言ってんの? まぁ、そういうこと知ってもらうにもいい機会だったかな?
1年上の子たちの発表を見て、来年はちーちゃんもこれができるようになるかな?できるように1年間応援しなくちゃ、なんてことを考えるための場なのだ。
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