ちーちゃんままの日記

2006年11月30日(木) 笑顔の裏には・・・。

 子の年齢:2歳10ヶ月

 一昨日の朝、5時半に起きて味噌汁や金平ゴボウを作っていたら、ちーちゃんが起きて泣きながら台所に走ってきた。 
 「だっこー、だっこー。」
 切り始めたごぼうや蓮根を炒めずにおいておくと色が変わってしまう。
 泣くのも構わず調理を進めたら、保育園の連絡帳に「今日は一日機嫌が悪かったです」と書いてあった。

 うーん。
 早起きして料理を作ったら、一日機嫌が悪くなるのか〜、何か工夫が必要かも。
 
 そこで今朝は、前の晩に味噌汁の具財を切っておくことにした。
 朝目覚めても30分ぐらい布団の中で遊んで、それから切っておいた具材で味噌汁を作ったが、今夜の夕食の下ごしらえは省けないので、やはり、野菜を切ったり炒めたりする時間が必要になった。
 いつもより遅く行動を開始しているので、朝食が終わってもまだ炒めたり煮たりしなくてはならない。身支度も終わっていないのに、遅刻するんじゃないだろうか?
 ちーちゃんはといえば、こんなにご機嫌をとっているにもかかわらず、「シフォンケーキ食べたかった〜。マカロニを鍋に入れたかった〜。」などと好き放題のことを言っている。

 はー

 超特大のため息が出た。

 「もう、わからない。ママは智ちゃんのためにできるだけのことはしているつもりなの。一体何が気に入らないの?説明して。出来る事ならするから。」 
 「だって、智ちゃんわからない。」
 「気に入らないけどうまく説明できないんでしょ?そんなのママは余計わからない。だから解る範囲で頑張ってる。解らないところはどうしようもないでしょ?」
 「だって、智ちゃんまだ小さいから・・・。」 

 まだ何かごにょごにょ言っていたが、必死の訴えは、なんとかちーちゃんの心に届いたらしい。
 保育園についたら自ら進んでばいばいした。



2006年11月29日(水) 黒いトレーナー



 子の年齢:2歳10ヶ月

 布の店「ブーケ]でお買い得のトレーナー生地を見つけたので、ちーちゃんのトレーナーを縫ってみた。
 パターンはパターンレーベルのもの。90cmのパターンを使ったのだが、市販品より大きい。ほとんど100cmサイズ。
 値段の割にとてもいい生地で、染がしっかりしているのだが、黒だけに喪服のよう・・・。

 うーん。
 何かアレンジを考えなくては・・・。
 女の子ならレースを入れたり、縁かがりを入れたりで結構かわいく仕上がると思うけど、男の子用に手芸するとキモチ悪くなるからなー。






2006年11月21日(火) ミシンの壊れる季節

子の年齢:2歳10ヶ月

 近頃ニットソーイングに挑戦し始めた。
 ちーちゃんのカーディガンに無理やりボタンホールを空けようとした。

 ニットにボタンホールを空けるというのはかなり無謀な行為なのだが、ミシンの丈夫さに甘えて、針が折れるのも構わず無理やり試し縫いをしていたら、とうとうミシンが壊れてしまった。
 具体的には下糸が出てこない。

 わーごめんなさい。私が悪かったわ。

 今更謝っても縫えるようにはならないので、買ってそのままになっている布などを整理することにした。

 あっそっか、これも冬物だ〜。
 これも早く着たいな〜。

 っちゅーか、どんだけ買うとんねん、買いすぎやろ〜。

 さて、翌日、ミシン屋さんにミシンを持っていくと、あるはあるは、足元に壊れたミシンが・・・。
 「これ全部修理。修理多いわ〜。」
 ミシンやアタッチメントの購入に良く出入りしていたが、あんなに修理のミシンがあったのは初めて見た。
 そういう季節なのか?そういう季節なんだよミシンくん、でもごめんね。
 



2006年11月19日(日) 母子密着

子の年齢:2歳10ヶ月

 このところちーちゃんがオカシイ。
 何かとナンクセをつけて、つっかかってくる。
 ご飯を食べなかったり、口の中の食べ物を床に吐いたり、ブロックを投げつけたり、顔を叩いたり・・・。
 とにかくサンタさんが来なくなるようなことばかりする。
 そうかと思えば、「ともちゃん、もうお兄ちゃんだから、おっぱい飲まんが〜」と言う(一度も実行していない)。

 わたしも仕事が忙しくて、毎週土曜に休日出勤していたりするので、イライラして、ちーちゃんのおしりやほっぺを泣くほどつねる。
 
 裏切られたような顔をしてものすごく泣き叫ぶ。

 ママしか頼る人がいないのに、ママにひどいことをされた、と言いたげだ。
 こういう時パパが居ればね。
 ママの悪行(?)をパパに告げ口してスッキリすればいいのだ。

 「もっとパパとお話しなさい。」
 
 日曜日の午前中、パパとテレビ電話をすることにした。まず、ママがパパに事情を説明する。
 説明しているうちに、なんかママがちーちゃんの悪行を告げ口しているような感じになってきた。
 そんな目的で電話したんじゃない。
 
 「ママは智ちゃんに何かをおしつけるつもりはないし、智ちゃんにも言い分があるのはわかるよ。でも、その言い分がわからないし、スジが通っていないように見えるの。」
 ちーちゃんは、雰囲気を察して、だんだんほぐれてきた。自分の気持ちを的確に伝えられる程日本語が上達していないので。
 なんだか嬉しそうだ。

 ああよかった。
 ちーちゃんとの間の閉塞感がなくなった。
 そして、母親として一つ成長できた気がする。



2006年11月15日(水) お料理ちーちゃん

子の年齢:2歳10ヶ月

 父親不在のせいか、ちーちゃんはママの真似ばかりする。
 真似をしているつもりはないのかな?いつもくっついているから、ママのやっていることに参加したくなるだけ?

 私が掃除をしていれば、ちーちゃんも掃除をしなければならないし、洗濯物を干していれば、ちーちゃんも洗濯物を干す(靴下ぐらいは)。
 食事の支度をしていれば、ちーちゃんも鍋をのぞきこんだり、ボウルをかきまぜたりしなければおさまらないのだ。

 というわけで今朝、いつものように朝食の支度をしていたら、ちーちゃんが泣きながら入ってきて、私が切った野菜をどんどん鍋に放り込んでいった。
 朝食用の鍋は鉄鍋で、鍋つかみなしには使えないような代物なのだが、なんとかヤケドしないで済んだ。

 わー感動的♪。
 生まれたときはふにゃふにゃだったちーちゃんが、お味噌汁作る手伝いをしている♪
 「写真撮ろうかな〜」
 と言うと、
 「じゃ、電話持ってくる。」
 と携帯電話を持ってくる。是非撮影すべきだと思ったのか?!
 後で見たら何の写真かわからないんだぞ〜、と思いながら、鍋のふたを持たせて撮影。

 因みに、前夜のダシ煮干の割り入れと、お椀で4人分の水を量り入れるのもちーちゃんが手伝っている。
 正真正銘、ちーちゃんの作った味噌汁だ。

 いつになく全部食べた。

 そういえば、仮面ライダーカブトも料理ばっかりしてる。
 ママの真似をしているようで、実は仮面ライダーになる修行だと思っていたりして・・・。



2006年11月12日(日) 呼び捨て

 子の年齢:2歳10ヶ月

 突然冬らしくなった日曜、朝からビデオばかり見ているちーちゃんを、「健康パーク」に連れ出した。
 「今日どこ行くの?」
 と聞くので、
 「いつもプールに行くところで、遊ぶところがいっぱいあるから、あそこ。」
 公共のスポーツジムみたいなところ(有料)に併設の展示室が、冬場はあたたかく広々していて歩くのに気持ちいい場所なのだ。
 レストランも手頃でおいしい。
 
 展示室も冬場は子供向けの大型遊具を置くらしい。ちーちゃんは最初は怖がっていたが、同じ年頃の男の子に負けじと、ジャングルジムによじ登っていった。 
 洋服が汚れる心配をしなくていいのがいい。

 さてそこで、ちーちゃんは走り回ってはママを呼ぶ。

 「ママ、どこ?」
 「ここだよ〜。」
 「おいで〜。」
 「後でね〜。」
 「マーマ、マーマ。けいこー
 
 なにっ?
 読んでも来ないママに業を煮やしたちーちゃんは、とうとう名前を呼ぶことにしたらしい。

 「けいこ〜じゃないでしょ!」
 「だってママの名前はけいこでしょ。」

 そのとおり。
 でも母親の名前を子供が呼び捨てにするのはおかしい。



2006年11月06日(月) 公共サービス・インフレ

 子の年齢:2歳9ヶ月

 日本国債が沢山発行されているので、償還を迎える頃にハイパーインフレになるだろう、と数年前に言われていたが、金融政策や国家予算の圧縮で、近頃はそんなことを言われなくなった。
 だが、どうもこのごろ、目に見えない形でインフレは進行しているのではないかと言う気がしてきた。
 
 インフレというのは、物の値段がものすごいスピードで高騰する、ということである。

 ・税金がものすごいスピードで上がる。
 ・公立の小中学校の教育の質が下がる(マトモな教育を受けさせるためには、私学や塾に通わせる必要がある)
 ・介護や医療への公的補助がものすごいスピードで削減される

 これは結局のところ、老人や子供にかかる物価がものすごいスピードで高騰していることに他ならない。
 もっと悪いことには、普通のインフレなら給料も比例して上昇するが、こうした隠れたインフレは、給与の上昇を伴わないのだ(万人に等しく影響する訳ではないので)。

 大変な世の中だ。子供が増えないのはもっともだ。



2006年11月01日(水) 保育参観

 子の年齢:2歳9ヶ月

 久しぶりに保育参観に行った。
 前回保育参観に行ったのは・・・?まだ赤ちゃんクラスだった時じゃないかな?
 ずっとママの膝の上に座っていた記憶しかない。

 あれでは何を見に行くのかわからんし、毎日送迎しているので保育園の雰囲気はつかんでいる、つもりだったが、行ってよかった。
 今回もやはり、参観に徹することは難しく、保育参加することにした。
 大好きなママが傍観に徹してしまうと、子供は泣き出してしまい、保育どころではなくなる。

 母親が保育に参加することも想定内なのだろう。

 ちーちゃんたちには多分、わからないのだ。先生の言うとおりにすればいいのか、ママの言うとおりにすればいいのか。
 一番頼りにしているママが、知らない人みたいな顔をすると不安になるのだ。
 だから私はちーちゃんに言い聞かせた。
 「保育園に居る間は、先生のお話をよおく聞いて、言われるとおりにしてください。ママは保育園の中のことは知らないの。」
 ちーちゃんは、ママが帰らないことに気をよくしているのか、へらへらしっぱなしで、先生の話も聞いていないし、何をするのも一番最後だ。
 ほおっておくと、他のお友達がおやつを食べられない、お散歩の出発が遅れるという事態なので、もうとにかく、いつもは自分でしているはずのことも手伝って、集団行動に間に合わせた。

 天気がいいのでみんなで市役所の展望台までお散歩に行く。
 池の鯉のことを未だに「コイノボリ」だと思っているちーちゃん。
 お友達とママと一緒にぶらぶらお散歩できるので、意気揚々としている。
 そしてこんな楽しさは明日も明後日も続くと信じている。

 帰り道には眠たくなる子が続出。ちーちゃんも途中で座り込む。
 眠くてご飯を食べるのもいやになる。

 何とかゴハンを食べさせて、お昼寝の準備ができたところでバイバイした。午前半休だったのに、帰る頃には12時を過ぎていた。結構疲れる。

 さて、その日家に帰って、ちーちゃんはそれまで以上に、保育園で自分でしていることは家でもする、というキモチになった。
 これがとても収穫だった。

 これが、頻繁に保育参観が開催される理由なのかも。


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