ラヂオ体操
子の年齢:2歳6ヶ月
夏休みが始まって初めて朝雨が降らなかった8土日を除く)。今年初めてのラヂオ体操に、ちーちゃんと行って来た。
この町内には公園というものがない。 スーパー農道の高架のとっつきに、行き止まり道路があって、ごみの集積もラヂオ体操もそこで行われる。
ラヂオ体操の音源であるラジカセは、道路の土台部分のセメントのでっぱりに乗せられる。 大型トラックが通るたびに、放送がかき消されそうだ。 こんな草も生えないアスファルトだけのところで、ダンプカーのうなりと排ガスを浴びながらラヂオ体操なんて、夏休みの印象が根底から変わってしまいそうだ。 ラヂオ体操といえば朝露とブランコじゃないのか?
そもそも、保育園には夏休みがないのにラヂオ体操に来た理由は、ちーちゃんの友達探しだったわけだが、あまり年の近い子もいないようだ。 そして当のちーちゃんといえば、何が気に入らないのか、ママの脚にまとわりついたまま。
うーん。 早くも挫折の気配。
子の年齢:2歳6ヶ月
今週は月曜から木曜まで帰りが遅くなる。 昨日は同期の結婚お祝い会で、家に着いたのは10時だった。玄関をあけると、ちーちゃんがわんわん泣いていた。 何で泣いているのか自分でもよく分かってないような、いつの間にか大声で泣いてた、みたいな声だった。 時間も遅いし、すぐに寝かせてやろう、と思うのだが、眠気よりも1日1回ママと遊ぶことの方が優先らしく、もう11時になるというのに、風船でキャッチボールしたり、絵本をめくったりを止めない。 こちらが先に眠くなって、布団に倒れこむと、また、「うわーん」が始まるのだ。
それが初日。これが木曜まで続くのか。 今日は8時までだけど。やっぱりツラい。 毎日夕方に保育園に行って、ちーちゃんを抱きかかえて、子供らしい肌の匂いを嗅がないと、なんだかせつない。 ママがこんなだから、ちーちゃんはもっとせつないだろうな。 でも、ガマンガマン。いつかは来る日のことだから。
2006年07月20日(木) |
分離不安とトイレトレーニング |
子の年齢:2歳6ヶ月
近頃、保育園でお別れするときの後追いがひどい。 月曜だけならともかく、水曜の朝は大丈夫だったのに、木曜日の今日再び、出て行くママを追いかけて教室から出てきた。 同じクラスでこんなに朝の別れができない子はいない。
登園拒否なんだろうか?と思ったが、いつも迎えに行く頃にはケロっと遊んでいて、他の子のおもちゃを奪い取っていたりするので、保育園が嫌だというのではなさそうだ。 自分でも泣いているのが恥ずかしいらしく、泣かずにバイバイできたときは先生に自慢する。
保育園が嫌なのでなければ、分離不安というヤツだろうか。 いろいろ調べてみると、トイレトレーニングと分離不安を結び付けて書いてあるような記事もある。 そういえば、ちーちゃんは近頃、ウンチが出そうになったら、「ウンチ出る」と言うのだが、「トイレ行こう」と言うと、すごく抵抗する。
もしかしたら、ちーちゃんの中で、トイレができるようになることと、ママが構ってくれなくなることが結び付けられているのだろうか。 ちーちゃんがだんだん手がかからなくなってきたので、自立を促すためにもあまり構わないようにしているのだが、それがストレスでトイレに行くのを嫌がるのだろうか? とにかくちーちゃんはママの心理的な変化を敏感に感じ取って、彼なりの対策を講じているようだ。
子の年齢:2歳6ヶ月
舅が収穫したジャガイモを実家に分けてくれたので、ついでに1泊することにした。 近くだから日帰りできるのだが、早い夕食までに帰宅するのがおっくうだ。 いつものように、着替えやお風呂セットなどを用意していると、ちーちゃんも荷物をまとめ始めた。 小さめのダンボールに、新幹線やら、レールやらお気に入りのおもちゃを詰めている。 一丁前だ。そろそろリュックを買ってやらなくては。
さて、いつものように珍しさで父母に遊んでもらって、ご飯も食べて、寝て起きた。 翌朝は祖母(ちーちゃんの曾祖母)の月命日だった。 母が雨の中畑に花を取りに行くと言うと、 「ともちゃんも。」 といって聞かない。 根負けして連れて行くことにすると、母が生花はさみを持っているのを見て、 「ともちゃんもはさみ!。」 と、例の段ボール箱から黄色いはさみを取り出した。 ちーちゃん要に買ってあげた安全はさみだ。
そんなもので花を切るんですかい?
雨に濡れながら、花の穂先をつぶし切って満足げなちーちゃんでした。
子の年齢:2歳6ヶ月
ちーちゃんはオバケには2種類あると思っているらしい。 大きくて怖いオバケと、小さくてかわいいオバケ。 日が暮れて、オバケが出るよ、とおどかすと、 「ちがうよ、ちぃーっちゃいオバケだよ」と裏声で主張する。 怖くないから大丈夫、と自分を安心させているのか、へりくつを言っているのか。
幼稚園バッグにラジオ体操のカードが2枚入っていた。 いつも朝食を食べている時間だが、朝食を遅らせてラジオ体操に行ってみようか。 ちーちゃんは喜ぶだろうな。 近所の子供と顔見知りになれるかもしれない。 最近仲間遊びが好きになってきたようで、たまに夫の友達の家(子供が3人)に行くと、また行きたがる。 住居が安定していないうらみがあるので、なんとか友達をつくってやりたい。
子の年齢:2歳6ヶ月
この頃子供の放火事件が多いので思い出したのだが、私も20才前後に自宅に火をつけてやろう、と思ったことが何度もある。 進路やボーイフレンドについてひどく怒られて、私がどんなに腹を立てたか、親に見せてやらなくては、と思った。 台所の床にサラダ油をまいて、マッチをおとしてやろう、とか、具体的な手段についても考えた気がする。
なぜかいつも父親が留守の夜だった。 過保護に育てられたのは事実なので、火をつけてやろう、と思ったのは甘えなのかもしれない。 ただ、火をつけたやる、と考えること事態は、それほど異常ではないと思うのだ。
考えるだけで止めるか、本当にやってしまうか。
自分が考えるだけで止められたのは、近所の評判が怖かったからだと思う。 ひどい火事になるだろうとか、怪我人死人が出るだろう、なんてことは考えていなかったから、ただ、評判を落とすのが怖かった。 評判を落としたら残りの人生が辛くなるだろう、と子供なりに考えていて。
そしてそれは現実だ。 私でも身に着けられたその感覚が、犯人たちにはなかったのはなぜだろう。
2006年07月03日(月) |
「おつかれさまでした〜」 |
子の年齢:2歳5ヶ月
保育園では毎月お誕生会がある。 その月に生まれたお友達を囲んで、みんなでお誕生日の歌を歌い、花束をわたし、ケーキを食べる。 1歳の頃からやっているはずだが、近頃ようやく意味が解るようになったらしい。そして、その催しが楽しみになったのか、家でも歌ってくれた。
「たん、たん、たん、たん、たんじょうび、ママのママのたんじょうび、おめでと〜。」 「ママの誕生日はまだだよ、先週パパの誕生日だったよ。」 すると、ちーちゃんはパパの誕生日の歌を歌った。 「たん、たん、たん、たん、たんじょうび、パパのパパのたんじょうび、おめでと〜。」 そして、次々に家族の誕生日(ちーちゃんの誕生日も含む)の歌を歌うと、最後にこういった。 「おつかれさまでした〜」
一体どこで習ってきたのか。
昨日母の誕生日だったのだが、いろいろ偶然が重なって、父母とちーちゃんと4人で会社の保養所に1泊することになった。 そこでもち−ちゃんはこの歌を披露してくれた。 「たん、たん、たん、たん、たんじょうび、ばあちゃんのばあちゃんのたんじょうび、おめでと〜。」 歌の最後に「おめでと〜」と言いながら、ばあちゃんに向かって拍手する 。 ついこの間まで、げっぷができなかったり、首が据わらなかったり、歩くのが遅かったりしていたちーちゃんが、「ばーちゃん、おたんじょうびおめでと〜」と言うのだから、嬉しくない筈がなくて、それはそれは大変な喜びようだった。
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