ちーちゃんままの日記

2005年10月26日(水) 脱水機がウチに来た!

子の年齢:1才9ヶ月

 とうとう買いました。ソメラ社の高速脱水機。
 全自動洗濯機で脱水した衣類の水を更に絞り取り、一晩の部屋干しで観想できるようにする(更に電気代は1回1円)というスグレモノだ。
 
 早速開梱。
 箱に入っていたのはぺらぺらの取説と本体と数個の緩衝材のみ。本体には電源スイッチの類もなく、恐ろしくシンプルな代物である。
 とても日本人の作ったものとは思えない(ソメラ社=日本ゼネラル)。
 
 電源コードがなければ、生ゴミを入れるペダルビンそのものである。
 洗濯機まわりに空きスペースがないので、仕方なく玄関に設置したのだが、「この家、玄関に生ゴミ!」とお客さんに思われかねない。

 早速使ってみる。
 まずは電源コードを入れて・・・、と思ったらなんと!動き出した。
 恐ろすい・・・。
 蓋を閉めてロックしたら早速動き出す仕様なんである。止めるときはロックを外す。
 とにかく手動。

 全自動洗濯機から取り出したばかりの綿毛布1枚を脱水してみた。
 梅雨どきの軒下のように、ぽちゃぽちゃと水が出てきた。
 3分間で小さい洗面器一面に7mm程の水が出た。まぁまぁ、出たね。

 劇的な効果は感じなかったけど、取り出した綿毛布は、確かに軽くなっていた。
 どのくらいぱりっと乾くか、楽しみだなー。



2005年10月25日(火) 時計は何と言っている?

子の年齢:1才9ヶ月

 ちーちゃんはなぜか時計が好きだ。
 違う部屋に入ると必ず時計を探し出し、「とーけ」と言って指差す。
 えてして出かける時間だったり、寝る時間だったりするので、「時計さんが『マンマですよ』って言ってるよ」、と生活リズムを教える糸口にする。
 ある日もまた「とーけ」と時計を指差すので、「そうだね、時計だね。時計さん、何て言ってる?」と訊いてみた。
 「ねんね」とか「ちゃーちゃ」とかいう返事を期待していたのだが、答えは「じじじじじじじじじじ・・・」だった。
 どうやらNHKの「英語であそぼ」でcabbageの発音練習に出てきた時計らしい。
 むむむ・・・、そんなん、よう覚えとるなー。



2005年10月23日(日) いい人から逝く

子の年齢:1才9ヶ月

 またしても身近な死に遭遇してしまった。
 今度は保育園の担任の先生だ。とても体格のよい方だったので、もともと病気の因子があったのかもしれないが、頭が痛いといって自分で車を運転して病院に行き、倒れてそのまま亡くなられた。
 救急車を呼んでいれば助かったかもしれないのに、と残念でならない。
 とても優しい方だったのだ。優しいから遠慮して救急車を呼ばなかったのかもしれない。
 いい人から逝く、というのはそういうことなんだろうか、と一人で合点する。

 葬儀には沢山の保護者と園児が参列した。弔意だけでも示したくて、ちーちゃんも連れて行ったが、ちーちゃんの喪服などない。黒やグレーの服もないので、こげ茶のセーターにレンガ色のズボンで行ったら、他の園児達はみな、園のスモックか、白/黒/グレーの服を着ていた。
 うーん、でも買ってまでそんな服装をさせるのは気が進まない・・・。

 初霜が降りて、四方の山々が見渡せるよいお天気だった。青空に火葬場の煙突がすっくと伸びている。

 ちーちゃんにはその儀式の意味や、祭壇に飾られた写真の理由が全く分からないようだった。ただ、黒服の人の群れと、すすり泣きと、お経と太鼓が通り過ぎていくような感じだった。
 3才児にもわからないらしく、「ワカ先生は?ワカ先生どこー?」としきりに呼ぶ。
 出棺の時、同僚の先生が「ワカちゃん、ありがとう!」と大声で叫んだ。ああ、そうだ。その先生の慟哭と、他の参列者の言葉にならない思いがひとつになって、ひとしお涙が流れた。



2005年10月21日(金) カシミアの庶民化

子の年齢:1才9ヶ月

 ブランド素材の不当(?)廉売が著しい。
 イオンやユニクロでカシミアが安く手に入ることとが象徴的だ。

 カシミアのような軽くて暖かい衣料が廉価で手に入るのはいいことだと思うが、叩き売られるカシミアがかわいそうな気もする。

 衣替えの度に手を止めて、「カシミアさん、カシミアさん」とほおずりするもの、それがカシミアじゃないのか?
 それを着て外出するのが数日前から楽しみになるもの、それがカシミアじゃないのか?
 パジャマに羽織ってどうする?

 それにしても、お出かけが楽しみなるようなお洋服(=「よそゆき」)が近頃ない。オバさんだからなんだろうか?
 シルクも薄物もスパンコールも安価に手に入るようになって、半ば普段着と化しているような気がする。
 安くて良い品には夢がないってことだ。
 このご時世、夢を授けてくれる服といったら着物しかない。何しろ一人で着ることができない、究極の「よそゆき」である。



2005年10月19日(水) 保育参観初心者

子の年齢:1才9ヶ月

 今日は保育参加の日。入園してから何度か保育参観があったが、入園前に体験入園もしたし、毎日の送り迎えで雰囲気がわかるので、行ったことはなかった。
 赤ちゃんクラスで一人お兄さん状態になってしまった様子を確認するのが今回の目的だ。

 ↑どうしてか。
 甲殻類やソバなどのアレルギーになりやすい食物を除去して食事を与えるように頼んだら、進級させてもらえなくなったのだ。
 進級すると食事の介助がなくなるので、除去食のまま進級はできないという説明だった。

 軽度の卵白アレルギーの他は、現在のところ症状はない。
 将来アレルギーになるかもしれない可能性のために、現在の進級を諦めるべきか?
 それとも、3歳未満の進級の遅れはたいした問題ではないのか
 そのあたりの見極めのために、保育参観に行くことにしたのだ。

 午後から出社するつもりで、いつもの通勤スタイルで出かけた。
 玄関でなにやら嫌な予感はした。他の保護者の履き物が全てスニーカーだったのだ。
 そういう職場の方が多い日なのかな?ぐらいに思っていた。

 さて、ちーちゃんに気づかれないようにこっそり保育室に入った。
 ちーちゃんは遊びの輪の中で一心不乱にブロックを積み重ねている。
 よしよし、早くお友達と何かしないかなー。と思っているうちに、バレてしまった。
 「ママ!」
 と言ってやって来たっきり膝の上から動かない。これでは何しに来たのかわからない。
 その上ブラウスのボタンを外しておっぱいを飲もうとする。ヤメテー。
 もうこの時点でブラウスは唾液と鼻水まみれ。

 他の子もそんな風なんだそうだ。
 お外遊びをすればお母さんから離れますよ、ということで園庭で遊ぶことになる。
 最初はすべり台で遊んでいたが、次第に砂場に興味が移っていった。
 まだ汚れることへの嫌悪感がないので、砂場にへたり込んだり、砂を投げたり大変なことになる。
 いつの間にか、パンプスで砂場に入り込んでいた。

 砂まみれになった洋服を、保育士さんが着替えさせてくれるのだが、その間も「ママ、ママ」と泣きそうになっている。
 お食事が食べられなくなるので、と授乳を止められていたが、食事を目の前にしても「ぱいぱい、ぱいぱい」が止まらない。
 それどころか余計に激しく泣いて、食事を拒絶する。
 仕方がないので飲ませると、すごく一生懸命に飲んだ、その上気持ちよさそうに目を閉じてしまうので、食事をせずに寝てしまった、布団はどうしよう・・・。
 と思っていたら、突然すっく、と立ち上がって、ニコニコしながら食事を始めた。
 こうなったら食事にも最後まで付き合うしかない。
 
 1時間ぐらいの参観のつもりが、半日仕事になってしまった。今後は服装も考えなくては。



2005年10月14日(金) あっち行って!

子の年齢:1才9ヶ月

 今朝、食事で汚れた洋服を着替えさせようとしたら、「いやいや、あっち行って!
」と言われた。
 いつかはそんなことも言うだろう、と思ってはいたが、いざとなるとちょっとムッとする。
 すばらしい、自立の証だ。ちゃんと成長しているね、と思いつつ、やっぱりちょっとムッとする。



2005年10月13日(木) 恥骨が痛む

子の年齢:1才9ヶ月

 昨夜から恥骨の辺りがちくちく傷む。最初はそれほど気にならなかったが、だんだん椅子に座っていられない程ひどくなってきた。 
 WEBで検索してみると、恥骨結合離開という記事が沢山あって、これに当てはまりそうだ。
 そういわれてみれば、階段の柵を短い脚でまたぐときに足をムリに開いていたような・・・。

 ちーちゃんが階段を登るのを防ぐために柵をしているのだが、伸縮する柵の上端をビニールロープで手すりにくくりつけているだけなので、ゆるく縛っておくと下の隙間を潜り抜けてしまうのだ。
 きつく縛ると、開閉が大変なのでまたいでいたのだが、わたしの脚ではちょっとムリなのだ。
 
 階上に危ないものを置いているわけではないのだが、上り下りの最中に転落したら困るので、柵をしているのだ。

 友達のところのNちゃんは、一人で階段上り下りしてたなー。何ヶ月目ぐらいから安全に上り下りできるようになるんだろう。



2005年10月12日(水) コミニュケーション◎

子の年齢:1才9ヶ月

 このところ、Yes/Noクエスチョンでのコミニュケーションがきちんとできるようになってきた。今までは何か質問しても、適当に「いやいや」「うん」と返事していたようだったが、
数日前から、「ねんねするの?」「うん」と言って本当に寝たり、「お茶飲む?」「うん」と言って本当に飲んだり、行動で裏付けられるようになってきた。
 わーい、ちーちゃんはママの一番の親友だー。
 お風呂では、ママの体についた泡をシャワーで流してくれようとする(イマイチ届かないけどね)。
 そういう世話好きな側面を見ると、そろそろもう一人かな〜、と思う。
 
 何の関係もないが、先週だったかな。大阪高裁で首相の靖国参拝に違憲判決が出たそうな。最初は「そうだ、そうだ〜、もっとやれ〜!」と思っていたが、あるウェブサイトを見て、どっちでもいいのでは、という気がしてきた。
 中韓かわいそう〜、で反対していたが、確かにかわいそう〜だけで他国の内情に文句を言うのはおかしい。彼らは一応サンフランシスコ条約を盾に「条約違反だ」、と言っていたらしいのだ。だが、条約相手国で文句を言っているのは中韓だけ、というのはオカシイ、納得。
 他にもこんなウェブサイトがあって、一気に「困った隣人、中国」「嫌韓」ムードに染まりました。
 いや、人が憎い訳じゃないけど、国家はいろいろやらかしてくれる、厄介なもんだ。

 やらかしてくれる言えば、和泉元弥、今度はプロレス。プロレスは遅刻しないのか〜?節操という言葉を知っているか〜?



2005年10月09日(日) 家庭教育フォーラム、とやら。

子の年齢:1才9ヶ月

 家庭教育フォーラム(市民プラザなどで開催)の屋外イベントに行って来た。
 はたらく自動車大集合とか、ミニSLに乗ったりできるので、以前から楽しみにしていた。
 朝イチで出かけようと思っていたが、パパが前日の引越作業の疲れで昼寝してしまったのでちょっと出遅れ、着いたときにはミニSLには長蛇の列がついていた。
 
 戦意喪失しそうになったが、これが主たる目的なので、引き返す訳にもいかない。

 パパに並んでもらって、ママとちーちゃんは手作りおもちゃのワークショップに行く。
 時々往来するミニSLを見て踊る他は、意外とあっさり時間が過ぎた。

 ミニSLは本当に石炭で走っているらしく、小さく黒煙を吐いていた。すごい。
 
 が、ちーちゃんの番が回ってくる前に、ミニ特急に車両変更されていた。SLでは馬力が弱くて、一度に沢山のお客を乗せられず、長蛇の列はさばききれない。

 ちーちゃんはぼーっと列車にまたがった。発車を焦ってじれじれすることもない。
 ミニ特急が10月の風を切って走り出した、傍で見るより速く感じる。線路の最後まで来ると、地鉄の上市駅みたいにお客が向きを変えて、今度は逆方向に走った。
 ちーちゃんは、歓声を上げることもなく、静かに乗っているように見えた(足の間に抱きかかえているので表情は見えない)、降りるまでは。

 降りる段になると、ちーちゃんは泣きわめいて激しく抵抗した。静かに堪能していたらしい。
 わー、どうしよう。また乗ろうにも、後ろに待っている人が沢山居るので並んで待たなくてはならない。

 -あ、消防車だ!(と、言ってごまかす。)
 存外素直に騙くらかされて助かった。

 近づいてみると、既に消防車は子供たちによじのぼられて、フィールドアスレチックのような様相を呈していた。
 消防車も一筋縄ではいかない。小さい怪獣たちをかき分けて、ちーちゃんを抱っこして登るより他はない。
 こうして日々、強く逞しくなるのだわ。



2005年10月07日(金) 14才の挑戦、実施中

子の年齢:1才9ヶ月

 毎年この時期になると、中学2年生が巷にあふれる。
 郵便局にも、ホテルのフロントにも、そして保育園にも!
 
 村上龍の本(幻冬社「13歳のハローワーク」)の影響なんじゃないかと思うが、全県を挙げて中学生の職業体験をやっているようだ。
 が、大概どこへ行っても、所在なさそうに突っ立っていて、「いらっしゃいませ」と言っているだけだ。
 
 こんなんで就労意欲がわくのか?逆に学習意欲をわかせるのが狙い?

 保育園に来る子達は、年長さん達の遊び相手かな?ちーちゃんたちの部屋には来てない。
 朝は保育園前のベンチで待ち合わせしているらしく、登園前にお散歩しているちーちゃんのよたよたした姿に目を細めたりしている。

 わたしからみたらどっちもコドモ。

 コドモがもっと小さいコドモを見て「かわいい〜」なんて言っている。ほほえましい。

 そんな風にしているきみたちも、かわいいんだよ。
 みんな幸せになってね。 



2005年10月06日(木) ぱいぱい、あっち!

子の年齢:1才9ヶ月

 1歳半まで、お迎えのとき保育室で授乳してから帰っていた。
 園長先生に、「もう言い聞かせればわかるようになったから、家に帰ってから授乳にしては?」と言われ、以来連れ帰ってから授乳にしている。
 最初は帰りの車の中で泣いていたが、そのうち路面電車やバスに気を取られて我慢できるようになってきた。

 と、思ったら、9月に入ってからぶりかえしてきた。
 最初は残暑で喉が渇いたのかな?と思っていたが、毎日途中で「おっぱい、おっぱい、あっち(あっちでちょうだい、ということらしい、飲むのは部屋の隅のことが多かったので)」と泣き喚く。
 赤ちゃん帰りしながら成長するのかな?と思っていたが、他の子のお母さん(職場の同僚)の話で謎が解けた。
 
 「昨日の帰り、迎えに行ったら、ちーちゃんが私の顔を見て、『ぱいぱい、あっち』って部屋の隅を指差してたよ。」
 そこの子は生後6ヶ月なので、おっぱいを飲むのは当然なのだが、それが羨ましいらしい。

 そういえば私が保育室で授乳していた頃も、2,3人(いつも同じ)覗き込んでたなー。今度はウチのちーちゃんが覗く番かー。
 もらい乳してたりして・・・。


 < 過去  INDEX  未来 >


ちーちゃんまま