日々あんだら
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2014年02月28日(金) 最終日




最後の日。

いつものお勉強はお休みして、恒例の朝のお散歩に行って、
すっかり定番になった、スクランブルドエッグとヴェダとプーリーとフルーツの朝食をとって(食べすぎ)
課題で作成した論文を噛み噛みでプレゼンし、お別れのレセプションを終えてから、
着替えて校内をラストラン。
いつもよりゆっくり、校内中をくまなく走ってきて、シャワーを浴び、
最後の豆でコーヒーを淹れて、今日記を書いてるところ。

あとはディナーを食べて空港に向かうだけです。
インド滞在、残り5時間。

来る前は本当に嫌で嫌で、途中でも帰りたくなったこともあったけど、過ぎてみれば短かった。
もう6週間くらい居てもいい。(笑)
これまで、海外はアメリカ西海岸に1週間、しかも留学中の友達のところに遊びに行っただけ、
そんなおれにとっては未知の経験やったけど、楽しかった。
正直言うと、今まで英語が嫌いで、自分には不要だと思っていたんやけど、
この6週間で、外国の人とコミュニケーションを取る楽しさを知った。
言葉がわからなくても話しかけるクソ度胸だけは身についた。
それは大学の中じゃなくて、外の人たちなんだけど。

言ってしまえば「Good morning(evening)!」「Yes」「No」「OK?」「Good!」「Thank you!」「Bye」、この7語と、
笑顔とボディランゲッジと握手だけで意思疎通は十分に取れた。(笑)
でも、もっと聞き取れたら、言いたいことをもっと伝えられたら、って思うことが多々あって、
帰っても英語の勉強続けようかなーと思っている。
この6週間の最大の収穫がそれ。
英語力は正直やばいくらいに伸びひんかったけど、そういうきっかけという意味で来てよかった。

ということで、今から大急ぎで片付けて(夕食までもう30分切ってる)荷造りして、日本へ帰ります。
次の更新はきっと日本からになると思います。(飛行機が落ちなかったら。笑)
行きたい場所、食べたいもの、会いたい人、いっぱいいるので、帰ったら連絡します。
また遊んでやってください。^^


ではでは。


2014年02月27日(木) Last Night

インド最後の夜。
課題もなんとか仕上げ、英語の勉強はあきらめて(おい)、夜のお散歩へ。
いつものチャイスタンドに行ったら、顔見知りになってたそこの子供がなぜか号泣しとる。
「Why?」とお父さんだかおじいちゃんだかに聞いたらなんか言われたけど、よく聞き取れなかった。(笑)
なんか知らんが気を引いてみようと、手に持ってた扇子を開いて「これ、知ってる?」と差し出してみた。
そしたら興味を引けたらしく、ぴたりと泣き止んだ。(笑)
えらく気に入った様子だったので、そのままプレゼントしました。



今までカメラ向けても照れて撮らせてくれなかったけど、今日やっとにっこり笑ってくれた。
せっかく仲良くなったのに今日でお別れかー。。。

で、最後なので、今まではチャイしか飲んだことなかったんだけど、コーヒーとチャイを頼んでみた。
そしたらコーヒーとコーヒーが来た。(笑)
コーヒーはインスタントだったけど、たっぷりの砂糖をいれて、お湯を使わずにホットミルクだけで溶かしたやつ。
甘くて濃厚で美味しかった。

でも、やっぱりチャイも飲みたいやんか?
で、追加で注文。結局短時間で3杯飲むことに。^^;


チャイは安定の旨さ。日本に帰ったら、この味を目指して練習しよう。
(砂糖たっぷりやからカロリーが怖いけどね…^^;)


で、はっ!と気づいた時には時すでに遅し。
おれ、2杯分のお金しか持ってきてなかった!!
しどろもどろになりつつ、「ホテルまで戻ってお金取ってくるからちょっと待ってくれ」と言ったら、
「OK、ノープロブレム!おれからのギフトだ!」と。
わー!ありがとうおっちゃん!!



そこに居合わせた大学生も含めてみんなで記念写真。
「また来るのか?」と聞かれて「YES!」って答えたら、「いつ来るんだ!?」と言われて思わず「Sometime!」と。
ホテルに帰ってきてから、それを言うなら「Someday」だろ!と気づいて一人赤面した最後の夜。(笑)

6週間は、英語力を上げるには短すぎたけど、友達を作るには十分な時間でした。
ホント、また来たいなー。^^


2014年02月23日(日) これが僕の生き(残)る道



恒例の朝のお散歩、大学構内だけではもう飽き飽きなので、ちょっと外に出てみようかな…
と出たところで、出勤してきた顔なじみのホテルスタッフに見つかり、
「何してるんだ?コーディネーターにはちゃんと言って来たのか?」と詰問されて、
しどろもどろになったところをホテルに連行されました。

大学の門から20mしか離れてなかったのに。。。
…所詮おれたちは鳥かごの鳥さ。



来週の金曜日にインド出国、土曜日の夜に日本帰国。
日曜日を挟んで月曜日に出社、旅の疲れも時差ボケも解消できないまま、その日の午後にTOEICを受けさせられます。
鬼か?鬼なのか?

で、そろそろTOEIC対策しないとまずいなーと思い、持って来てた問題集(模試)を今日やってみた。
(ほんとはもう遅いんやけど、先週先々週と課題が多くて手が出せなかってん)


…泣いていいですか?(血涙)


どうしよう、多少は上がってるけど、多少過ぎる!!
誤差の範囲内では?って言われたら反論できない!!
何年か前に来たメンバーの中で、ほとんど上がってないやつがいて、そいつが陰でどれだけ言われてるか知ってるので、
恐怖以外の何物もありません。(T-T)

わー、やばいなー、来週はもう授業ないんやけどなー。
あとはグローバルビジネスについての資料をまとめて最終日にプレゼンテーションしなさい、って課題を
各自でこなすだけなんですが…

しゃーない、プレゼン資料は1日でまとめて、あとの3日をTOEIC対策に充てよう。
おれが生き残る道はそれしかない。。。^^;



勉強法をどうこう言えるほど今まで勉強してきたわけではないんやけど、そんなおれでも知っている真理が一つだけある。
それは「焦ってもいいことは1つもない」ってこと。
まあ、無茶じゃないペースで、できる範囲のことをやるだけです。(と自分に言い聞かせてみる。←ホントは相当焦ってる。笑)


2014年02月22日(土) 僕の右手




2日に一回、下着と手拭いを石鹸で手洗いしてたら、手がムキムキになりました。



…嘘です。それなりに体鍛えてます。
毎日少しでも体動かさないとストレスで死にそうになるので。^^;



4週目の講義がCross Cultural Managementで、インドと日本、そしてアメリカの文化の違いについて学んだんだけど、
(あ、ちなみに英語力アップのためのレッスンは最初の3週間だけで、あとは英語力とは関係ない講義ばっかりです)
「インド人は右手でご飯を食べる。インドに来たんだから君たちも手で食べてみたら?それがクロスカルチャーだ」
とおじいちゃん先生に言われたので、右手で食べるようにしてみたら、洗っても洗ってもカレーの匂いが落ちなくなりました。

僕の右手、カレー臭。(笑)
授業中でも右手を嗅いだらいい匂い。(笑)

まあ、5週目に体調崩してほぼ一週間、白米(インディカ米)とふりかけと味噌汁だけで過ごしたら、
その匂いも消えちゃいましたけどね。^^;
もう体調もいいし、ラスト一週間はまた右手で食べようかなぁ。。。


ちなみにおじいちゃん先生は、コーディネーターさんが週一で用意してくれる日本食の弁当を食べてる時、
となりでカレー食べてたけどね。
先生も日本食食べてみたら?それがクロスカルチャーですよ?
…って言おうかと思ったけど、やめといた。(笑)



で、「僕の右手」って単語を見るたびに、この歌が脳裏を駆け巡って止まらなくなります。
中学生の頃から刷り込まれとるからなぁ…(笑)



『僕の右手』 by THE BLUE HEARTS

僕の右手を知りませんか 行方不明になりました
指名手配のモンタージュ 街中に配るよ
今すぐ探しに行かないと さあ 早く見つけないと
夢に飢えた野良犬 今夜吠えている

見たこともないような マイクロフォンの握り方で
聴いたこともないような 歌い方をしたい
だから 僕の右手を知りませんか

人間はみんな弱いけど 夢は必ず叶うんだ
瞳の奥に眠りかけた くじけない心
今にも目からこぼれそうな 涙の訳が言えません
今日も明日も明後日も 何かを探すでしょう

見たこともないような ギターの弾き方で
聴いたこともないような 歌い方するよ
だから 僕の右手を知りませんか

(歌詞カードは見てないので、漢字・かなの使い分けやスペースの位置は違うかも)


2014年02月21日(金) 夜のお散歩

同僚たちと夜のお散歩。


このあたりのお店ではなんでもかんでもぶら下げてディスプレイしてるんやけど、



ある雑貨屋さんに行ったらお菓子をこんなんにぶら下げてて、それ洗濯物のやろー!!っておかしくて、
「撮っていい?」ってお店の人に聞いたら、



「OK!」ってポーズを取ってくれた。
いや、おっちゃんちゃうから!!とツッコミ入れながら、あまりに決め顔だったので撮らせてもらいました。
インド人、写りたがりすぎ。(笑)




その店先に火縄がぶら下がっていて、なんやこれ?と思って見てたら、



そのお店から出てきた学生がタバコに火をつけてた。
おお!なるほど!!これ、日本でやってたら絶対消防から指導入るやろうなぁ。。。^^;
火をつける様がかっこよかったので、「撮ってもいい?」と声かけて撮らせてもらいました。

インド人に「撮っていい?」って聞いて「ダメ」って言われたことがない。いい人たちやわー。
ちなみにインド人の肯定の仕草は、日本で言うところの「首をかしげる」動作です。
最初はそれを知らなくてダメなのかと勘違いしてたわ。(笑)
(否定の仕草は日本と同じです)

あと、写真撮りながら歩いてたらめっちゃ睨まれるので、怒ってるんかと思ったらそうではなくて、
じっとこっちを見ていただけやった。
こっちの人、人の顔をじーーーっと見てきます。
というか、インド人の先生から、「日本人は相手の目を見ようとしないわよね」って言われました。
文化の違いか。^^;



今は早く日本に帰りたいと思ってるんだけど、そう遠くない内に今の生活を懐かしむことになるだろうって確信もある。
きっと、またいつかインドに来るだろうなぁ。このあたりかどうかはわからへんけど。
とりあえず、言葉はそんなにできなくてもなんとかなりそうだという気にはなってます。(笑)

インド軟禁生活もあと1週間。


2014年02月20日(木) 復活



実は風邪引いてました。^^;

日曜日の朝からのどがちょっと痛くて、前日のハードスケジュールでちょっと疲れたかなぁ…って思ってたんやけど、
月曜日の授業で出された課題のプレゼン資料が結構大変で、終わったのが火曜日の午前2時。
やばい!寝ないと!!と思って布団に入った時にはもうすでに胃がぴくぴくしてて、そこから気分が悪くて眠れず。
眠れない…眠らないとやばい…と焦り始めたら余計眠れなくなる悪循環で、
眠れないもんやからどんどん体調が悪くなって行く。
ホンマ、自分の体調が崩れていくのをリアルタイムに自覚してたよ。
「ああ、30分前より確実に悪くなってるわ…」って。(笑)
その内横になってたら吐きそうになってきたので、ヘッドボードに枕を2つ立てかけて、そこに座って…
な感じで朝まで一睡もできませんでした。^^;

結局、火曜日の午前中の講義は欠席。
貴重な(若い美人の先生の)講義だったのに…

でも午前中は2時間くらい眠れて、寝たらある程度回復したので午後からは出席。
体調崩してまで作った資料を使って、無事プレゼンもできました。
(ちなみに日本の紹介をしろと言われて茶道を選らんだんやけど、失敗)
(深いわややこしいわ全く理解不能やわ…理解できないものをプレゼンするのってしんどい。。。)


まあしかし、一人暮らしで体調崩しても平気で対応できるようにはなってるんやけど、異国で体調崩すと相当焦るねぇ。
明け方、精神的にちょっと不安定になって、ある友達にめんどくさいメールを送ってしまった。
いや、ホンマすんません。^^;



ちなみに朝起きて現地コーディネーターに「風邪引いた」って伝えたら大騒ぎになりまして。
「大丈夫か?」「熱は?」「吐き気は?」「下痢は?」「薬はあるのか?」「病院行くか?」と。
こっちは、単なる疲労と寝不足のダブルパンチだとわかってるので、なだめるのが大変で、
「病院行くほどじゃない。薬は日本から持ってきたのがあるから大丈夫。寝てれば治る」と。
(ちなみに出張中なので病院に行ったら労災になって後がめんどくさい。同期の人事課長から何言われるかわからん)
「わかった寝てて」と言われて寝てたら、今度は2人でやってきて、また同じ質問の繰り返し。
そのうちの一人は涙目やし。
お前なんで泣いてんねん!ってツッコミ入れようかとも思ったけど、超真面目な人なのでやめといた。
体温計持ってきて「とりあえず熱測って」と言われて、測ったらどうも変な温度だったらしく、
「こんなはずはない。もう1回」とか言われて。
表示が「℃」じゃなくて「°F」やからおれには何度かわからへんし、だいたい1回測るのに3〜4分もかかるのめんどくさいわ。
というか、寝させろ!熱測ったって良くならんねん!寝させろや!!
って言いたいけど、涙目の彼が泣き出してしまいそうなので言えず。
仕方なくもう1回測ったら常識的な範囲内に収まってたらしく、ふむふむ言いながら見てるんやけど、
だからおれにはわからへんっちゅうねん!!
「平熱は何度だ?」って聞かれて
「36.5℃くらい」
「それって何°F?」
「わからない。ところで何度だったの?」
「97.9°F」
「それって何℃?」
「わからない」
全然噛み合わなくて笑けてきた。(笑)

そこに、研修メンバーの同期が様子を見に来てくれたので「°Fって℃に直したら何℃?」って聞いたら、
パパっとパソコン立ち上げて単位変換サイトを検索してパパパっと調べてくれました。さすが。
(※おれも平常時ならそれくらいできます。しんどくて、自分でやるのがめんどくさかっただけ)

「んーと…」
「何℃?」
「36.6℃」
「熱ないやん。(笑)」

ちょっと拍子抜けでかつ恥ずかしかったけど、おかげでコーディネーター2人も安心して帰ってくれたので良かった。^^;
病院連れてかれてよくわからない薬を出されるのも正直怖いしね。
症状を正確に伝える自信もないもので…



あと、困ったのが食事。
多少元気になっても、やっぱり胃が弱ってるので、ちょっと油物や刺激物を食べるとすぐ気分が悪くなる。
でも、こっちの料理、基本的に全部油っこくて、8割方が辛い。^^;
そんなわけで、ご飯(インディカ米を蒸したやつ。パラパラで味が全くない)にふりかけ(後輩が持ってたやつをほとんどいただく)をかけ、
即席味噌汁(自前)で流し込む食生活が3日ほど続きました。

それも今日の夜あたりから揚げ物をちょっと食べても大丈夫になったので、まあ明日からは普通に食べようかと。
やっぱり異国で体調崩すと大変やなぁ…と痛感した3日間でした。


<教訓>
無理にがんばるのはやめよう。
もしまた体調崩しても、少々なら誰にも言わずにやりすごそう。(騒がれる方が疲れる。。。^^;)


2014年02月17日(月)



朝起きたら外から聞き慣れない物音がして、なんだろう?とカーテン開けたら雨が降っていた。
うわー!こっち来てから4週間、一度も雨降ってなかったから、雨音忘れてたわ。(笑)
まあ、その雨も授業に出かける頃には止んでましたが。^^;(今こちらは乾季です)



関東では雪がエライことになってるみたいやね。
今朝のBBCニュースでも屋根の落ちた体育館や崩れたアーケードの映像が流れてました。
孤立する集落が出たり、物流が滞って品物不足も起きてるとか…
皆さん、ご無事ですか?

今週半ばからまた雪が降りそう、という予報も報道されてました。
ホント気をつけてくださいね。

しかし、アメリカも大雪やしイギリスは大雨で大変なことになってるし、異常気象やなぁ…(>_<)
これ以上ひどいことになりませんように。


2014年02月16日(日) オートリキシャ




オフ日の今日、オートリキシャに乗った。
オートリキシャは、三輪バイクに客席と屋根を取り付けたような感じの、簡易タクシー。
東南アジア(タイとかベトナムとか?)ではトゥクトゥクって呼ばれてるやつやね。
ちなみに「リキシャ」の語源は「人力車」らしい。
インドでは昔は人が引いてて(まんま人力車)、そのころは単に「リキシャ」って呼ばれてたんやって。
その後、自転車で引く「サイクルリキシャ」になって、今の「オートリキシャ」に進化したんだとか。

というわけで、近距離用の移動手段としてインドでは相当普及してるみたいで、
大学の中でも走り回ってるし客待ちもしてる。(笑)
ずっと目にしてて乗ってみたいなーと思ってたのでみんなでコーディネーターさんに頼んで乗せてもらった。

「OK,No problem」
「Really!?Where can we go!?」
「ダイガクノナカダケ」

がっくり…


で、ホント大学の中を軽く一周するだけ、ほんの3分ほど乗せてもらったんやけど、予想以上に気持ち良かった。
スピードは多分20kmほどしか出てないんやけど、ドアとかなくて風が直接入り込んでくるせいか、実際以上にスピード感がある。
みんなで「ヒャッホーーー!!」的なノリではしゃいでました。
あれだ、遊園地のゴーカートの感覚に近いかもしれん。

みんなテンションが上がって、他のメンバーが乗った前を走るリキシャを指差して、
「あの車を追ってくれ!!」って日本語で叫んだら、運ちゃんが「仕方ねぇなー」って感じで苦笑して加速してくれた。
日本語でも通じるんやね。
魂と魂で会話した気がした。(笑)


そんなわけで、ほんの少しの間でしたが楽しかった!!
今度、これで抜け出したいな…(笑)


2014年02月15日(土) Weekend Trip




前にも書いたけど、毎週土曜日は「フィールドワーク」と称してパックツアーみたいなのに連れてってもらってます。

今日は、午前中に現地の某電気部品メーカーの工場視察。
いったんホテルに帰って、午後から絹工場の見学(お土産)と、古い寺院2つの見学(観光)。

午前中の工場は非常にしっかりと管理されてるなぁって印象やったけど、表面的ないいところしか見せてもらえず。
そんなところを30〜40分だけ見せてもらって「なにかフィードバックを」って言われてもあるかい。^^;
ちなみに同僚がその会社の社長のことを質問してて「President」って何回言うても通じず、会話がかみ合わないまま終了したんやけど、
帰って調べてみたら「President」ってアメリカンイングリッシュなんやねー。
ブリティッシュイングリッシュでは「Chairman」だそうな。ほえー、そりゃ伝わらんわ。
なにがアメリカンイングリッシュでなにがブリティッシュイングリッシュなのか、普段意識してないもんなー。
あらかじめ確認しとくのって必要やな。
…というのが今日一番勉強になったこと。(笑)
(インドはブリティッシュイングリッシュです)

午後の絹工場。


ここでは、昔ながらのやり方ですごく繊細な絹織物を織ってました。
ごついおっちゃんたちが。(笑)
(ホワイトバランスが合ってなくてくすんだ色やけど、実物はすごく綺麗な赤だった)



この穴の開いた厚紙に糸を通すことで、模様が織れるようになってるんやって。
案内役のおっちゃんは「Programing」って言うてはりました。なるほど。

ちなみにこの後、併設のショップに連れてかれて、ファンタとクッキーで歓待を受け、
あれやこれやと売りつけられそうになりました。(笑)
まあ、おかんや妹やばーちゃんへのお土産は買ったけどね。^^;


そして最後に連れてかれた寺院では、彼(彼女?)に遭遇。


インド象、初めて間近に見た!!
「背中に乗るなら100ルピーだよ」と言われ、170円!そりゃ乗るやろ!!と迷わず乗せてもらいました。
はじめて乗った象さんは、でかくて高くてチクチクして臭くて生温かくて虚ろな目をしてました。(笑)
特にジーンズ越しにもチクチクするくらい、剛毛だった。むき出しの腕は、小さな針で刺されたみたいな跡が残ってたし。^^;
数十秒やったけど、いい経験やったわー。
周りの子供たちから手をすんごい振ってもらった。ちょっと人気者の気分も味わえた。(笑)



そんなわけで、1つ1つはとても楽しくて貴重な経験やったんやけど、やっぱりスケジュール詰め込みすぎ。
バス移動だけで計6時間やで、6時間!!
そのせいで疲れて車酔いして、昼も夜もご飯食べられませんでした。。。
もうしんどいし早く寝ようっと。(>_<)


2014年02月14日(金) ハッピーバレンタイン




今年はこんなとこにいるから誰からもチョコをもらってあげられなくて申し訳ないなーと思いながら
一人コーヒーを淹れてインドのチョコをかじる午前4時半。

…朝早く起きて勉強してると朝ごはんまでにお腹が減るのです。



こっちの地方語であるタミル語(インドでは公用語のヒンディーの他に、26の各州それぞれに別の言葉があるそうな)では
おはようもこんにちはもありがとうも「Vanakkam」だよ、と教えてもらったので、
今朝先生に会った時に張り切って使ってみた。

「Manakkan!」
「No!Vanakkam!」

勢いつけすぎて間違ってしまった。(笑)
なんで間違ったんやろー?と考えててハッと気づいたんやけど、
ホラ、あれだ。
某双子女優…


…周りに日本人がいなくてホンマよかった。。。^^;



夕食後、チャイが飲みたくて同僚たちと大学を脱出する。



おっちゃんのチャイは今日も旨かった。
日本に帰ったら練習しようと思ってて、食い入るように作るところを見て撮ってたたら、
横のテーブルでご飯食べてたおばちゃんと子供に大爆笑された。(笑)

できたのを飲んでたら、隣のテーブルでチャイ飲んでた彼らと仲良くなったよ。


日本式の乾杯を教えてあげました。^^
これも一つの日印交流。


大学の講義室で教わった異文化マネージメントの内容なんてすぐに忘れるだろうけど、(先生、ごめん)
きっとこういうことは10年経っても覚えてるんだろうな。


そんなことを思った2014年のバレンタインデー。
お返し考えなくていいから気が楽やわ〜♪(強がり)


2014年02月13日(木) Presentation of Shoudo-shima




昨日の授業で「明日、何も見ずに8〜10分間プレゼンしろ。紙やパワーポイントは使用禁止。テーマは何でも良い」という
相当無茶振りな宿題が出た。
(言っておくが、今回の研修は我が社でも英語が苦手なメンバーが集められているのだ)

そう言われて僕が迷わず選んだテーマが「小豆島」。
故郷のことなら10分どころか30分でも1時間でも語れる。(笑)

とはいえ、それは日本語での話。英語で語るには準備が必要。(単語がわからん)
ということで、せっかく練習用原稿を作ったので、アップしてみる。
非常にショボい英語なんやけど、これでも昨夜遅くまでかかって作ったのだ。^^;

お暇な方は読んでみてください。
変な表現があっても優しい心と生温かい目で見守ってね。。。



I will present Shoudo-shima Island, my home town.
Shoudo-shima is located in Setouchi-Sea, west Japan, and belongs to Kagawa pref.

Its climate is warm and less rain like Mediterranean, so an olive tree had taken root there more than 100years ago. It’s the first case in Japan.
So, both of the tree and the flower of Kagawa pref. are olive.

Shoudo-shima has some cultural differences from another part of Kagawa pref.
For example, Kagawa pref. is famous for Udon, one kind of Japanese noodles, but Shoudo-shima for Somen, another kind.
And its dialect is little different ,too.

Major religion is “the Shingon-shu”, one sect of Buddhism, because a famous monk "Kukai" who had established the sect was training around there.
So there are many small temples.

The special products are olive, somen, soy source, fresh fish, and so on.
But because of less rain, we can’t grow rice so much, and sometimes, there is lack of water and we are limited to using tap water at some hours a day.

Shoudo-shima is famous for beautiful view, especially “Kankakei” is one of the three most beautiful valleys in Japan.
In autumn, it is covered by red, yellow and orange leaves.
It’s very beautiful!

Shoudo-shima is famous as “Kabuki Island”, too.
Kabuki is one of Japanese traditional musicals played by special actors.
But Shoudo-shima’s Kabuki is played by farmers, very rare case around Japan.
It’s played May and October. People gather with lunchbox and enjoy Kabuki.
It’s interesting!

And in October, “the Drum Festivals” are held.
Everyone, from babies to old people around the Island, likes the festivals.
People mount a big drum on the woody chariots, four each children ride on and beat the drum, near 100men carry it on their shoulders and offer it up to the god.
It’s very very exciting!!!

I was born there and lived since 19 years old.
But when I lived, I didn’t like there because there was country, useless and nothing fun for youth.
But gradually, I became to like there after my moving to Osaka.
We Japanese say “The home town is the place to miss from a long way”. I have realized it.

Shoudo-shima is really beautiful island.
Please come there and enjoy view , foods and events.
Especially, I recommend the end of April to head of May, season of young bright leaves.
And October and November, season of the festivals and red burning leaves.
Then I will guide you.

Thank you so much.



で、今朝も早くから起きてがんばってこれ覚えてったら、
「君たちの人数を間違ってたよ。8〜10分だと時間が足りないから一人6分にショートカットしてね」とかさらっと言われて、
若干切れかけました。^^;

ざけんなインド人!
最初に作った5〜6分ぶんの原稿を8〜10分ぶんに延ばすのに何時間かけたと思ってんねん!!
おれの睡眠時間かえせ!!!

とか内心思いつつ、まあ普段の仕事でもままあることなので対応しましたけどね。。
昼休み、昼食後の昼寝時間を削ってね。
そしたら勢いつきすぎて、5分切るくらいまでに削ってしまったという。。。^^;

なかなかうまいこと行かんなぁ。
とりあえず眠い。(−_−)


2014年02月12日(水) 結婚式

一昨日あたりから、宿泊しているホテルの中庭にテーブルや椅子が並べられていて、なにがあるのかな?
と思ったらウエディングパーティーだった。
ホテルの人に「見てもいい?」って聞いたら「中に入ってもいいよ」と言われたので(マジか!)、入れてもらった。



新郎新婦が入ってくる前の状態。(入って来てからはさすがに遠慮して撮らなかった)
日本と違って、右に男性・左に女性と分かれて座っている。(蛇足だけど、インドではエレベーターも男女別)
この時はまだガラガラだったけど、新郎新婦入場の頃には椅子に座りきれないくらいの人が集まってきた。
インドは家族親戚のつながりが非常に強くて、結婚式はたくさんの人が来る、と授業で聞いていたんだけど、それを実感。
花嫁さんがめっちゃ幸せそうで綺麗なのと、おじさん(仲人か来賓か親か)の挨拶がクソ長いのは日印共通。(笑)
(ちなみに挨拶は現地のタミル語だったので、何言ってるのかさっぱりわからなかった)



会場の後ろに見慣れないジュースみたいなのがあったので、「これはなに?」って聞いたら、
「お祝い用のウェルカムドリンクです。飲んでみる?」ともらえた。
甘いけど甘すぎず、何種類もの刻んだフルーツが入っていてめっちゃ美味しかった!



中庭のパーティーまではさすがに入れなかったので、こっそり屋上に上がって上から眺めた。
新郎新婦のいるところはわからなかったんだけど、わいわいがやがやと、楽しそうな雰囲気は十分味わえました。

縁もゆかりもないこんな黄色いのが入ってっても嫌な顔ひとつされず、ホント貴重な経験ができた。
(子供たちには目をまん丸にしてじーーーっと見られたけど。そりゃ見慣れてないよね。笑)
前にも書いたけど、大学の中(ホテルも大学の敷地内)という狭い範囲でも、いろいろと経験できることはある。
幸運と皆さんの対応に感謝しつつ、新郎新婦の末永い幸せを夜空に祈ったのでした。




ところで、ヒンドゥー教で結婚式に向いてる日ってあるん?今日は平日やけど普通なん?と思ってホテルの人に聞いてみたら、
「水曜日と金曜日がいい日だよ。金曜日に寺院に行って式を挙げて、水曜日に披露宴をするのが一般的」だそうで。
なるほど。
かわりに「日本は基本的に休日にするよー」と教えてあげました。
これもひとつの文化交流。^^


2014年02月11日(火) 楽しい朝食、明るい食卓

朝ごはんの時、ホテルの食堂でシェフに玉子料理などを注文できます。
注文受けてから焼いてくれるので時間はちょっとかかるけどね。

で、ある朝、目玉焼きを注文したらニヤニヤしながらこんなのが出てきた。


おい。(笑)
もう、なんちゅうか「人種に関係なく男たちはわかり合えるんだぜ」的な。「世界中どこに行っても男って馬鹿な生き物なんだぜ」的な。
なにやってんねん、インド人!!とか思いながらスマホで写真撮ってるおれを見て、
向こうも同じことを思ってたに違いない。(笑)


別の朝、スクランブルドエッグを注文したら、今度はこんなのが出てきた。

清々しい!
ここまで初志貫徹されると、かえって清々しい!!
って思いながらまたスマホで撮って、振り返ったら目が合ってニヤリとされた。(絶対、同志だと思われとる。笑)

下ネタは国境を越えるよね。
下ネタで世界をつないだら、戦争とかなくなるかもしれん。
首脳会談の食事にぜひこういうのを出していただきたい。
(こんなん見ながらケンカなんかできるか!!笑)


ちなみにこのスクランブルドエッグが絶品なのです。
別に形とかは関係なく、ホントに美味しい。おれが今まで食べた中でも1・2を争うスクランブルドエッグ。
あまりに美味しいので日本でも食べたくて作ってるところを見せてもらいました。
「あのスクランブルドエッグ、マジ旨ぇ!日本でも作りたいから作ってるところを見せてくれよ!!」的な感じでお願いしたら
またもやニヤリと笑ってOK。
いや、ホンマに味目的なんですけど。マジで。 (絶対誤解されとる。^^;)



ちなみに、インドに来て一番のお気に入りはこちらです。


「プーリー」とか「プリ」とか呼ばれてるやつ。
手前のパンみたいなのが、米粉でできてて中が空洞。ふんわりサクサクもっちりな生地。



そこを破って、中にちょっぴりスパイシーなポテトのオイル炒めみたいなのを包んで食べます。
激ウマ。
超お気に入り。
オーダーしてから、長い時で40分くらい待たされるけど(オーダーが通ってないことが多い。笑)、それでも毎朝頼んでます。
おれ、今度から好きなインド料理聞かれたら「プーリー」って答える。
というか、インド料理に限定せず、おれの好きな料理ランキングTOP10に入ってくる勢い。

でも、日本のインド料理屋さんで見かけたことないねんなぁ…
というか、こっちで出る料理、ほとんど見たことがない。
多分、日本にあるのはほとんどが北インドの料理ばっかりで、南インドの料理はあんまりないんやろうなぁ。
(こっちだとナンすら出ないからね)

日本に帰ってもこれ食べたい。
日本で出してるお店がないか、探してみようっと。


2014年02月10日(月) インド品質

試験も終わり、厳戒態勢も解除されたので、朝のお散歩再開。



昨日来ていた次期首相最有力候補の政治家の写真。
このおじいさんのおかげでホテルに監禁されてました。
てかこの看板に限らず、このおじいさんがいろんなところで前面に押し出されすぎ。
卒業式なのか、この人の講演会なのかわからん。(笑)



で、そのVIPを迎えるために突貫工事で建てられたホール。
元々ある、立派なホールの向かいに増設されたもの。
そのVIPが来るということで、出席者の急増が予想されるために建てたんやって。

…が、


それが実はハリボテ。(笑)
建設中、ずっと見ていて同僚たちと「地震がないとは言え、あんな骨組みで大丈夫か」「壁が一面しかできてないけど間に合うのか」
「てか基礎も土台もないけどどうなん?」と語り合っていたんだが、日本人的な考えでした。
インド人的な考えでは、骨組みはこれで大丈夫。土台も基礎もいらん。壁も一面でOK。(しかもこの壁、真横から見たら歪んでた。笑)



これがインディアンクオリティか。(笑)
インターネットのライブ中継を見てた同僚に聞いたら、さすがにVIPはこっちには入らなくて、
ちゃんとしたホールの方に入ったみたいなんだけど、(こっちはパブリックビューイング的な感じかな?)
それにしてもねぇ…
「卒業生入口↑」って表示があったから、こっちに入った卒業生もいたってことやんな?

この大学、インドでは相当な名門っぽくて、相当なお坊ちゃん大学っぽいんやけど、それでもこれか。
おれが学生やったら、4年間をここで締めくくって、ここから巣立って行くのは嫌やなぁ…(T-T)


ちなみにこれでも3週間くらいかかってました。^^;
やっとインドを見たような気がします。そりゃ、このクオリティで良しとする人たちに、ウチの製品なんか売れへんわ。。。


2014年02月09日(日) 試験





こないだ、インド人学生に「野良牛いっぱいいるよね」って行ったら、
「野良牛なんかいないよ、みんな飼い牛さ。牛はホーリーなんだ」って力説してたんやけど、
日本人の感覚ではどうにも野良牛にしか見えない。(笑)
野良犬(こっちは正真正銘)と一緒に寝てるしな。
朝はごみ捨て場漁ってるしな。^^;



ところで昇進試験は無事終わりました。
出来は知らんけど、とりあえず全部埋めた。
午前中、大学内がガチ厳戒体制で、ホテルの前を警察が封鎖していてすごい人だかり。
おーい、試験会場の講義棟、その向こうなんですが…^^;
って思ってたんやけど、試験のちょっと前に封鎖解除されてひと安心。

と思ったら、論文のお題が、出たら一番めんどくさいな…って危惧してたのが見事に出題されてました。
ま、そんなもんよね。。
でもなんとか誤魔化せたはず。(笑)


そんなわけで憂いも無くなったので、あとは英語に集中します。
しないとヤバい。周りから置いてかれてる。
ちなみに帰国翌々日にTOEIC受けさせられます。(>_<)


2014年02月08日(土) インド監禁生活



こないだ、大学の事務室でなぜか祈祷師の人が祭壇つくってお祈りしてたので、廊下から手を合わせて(←一応礼儀)眺めてたら、
祭壇の花とハーブを分けてもらった。

眉間にもインド人のあれ(赤いやつ)塗ってもらったんやけど、そっちは非公開です。(笑)



実は、明日日曜日がこの大学の卒業式で、某有力政治家が来賓でやって来て講演するらしい。

ふーん、へー、って思ってたら、一昨日あたりから学内にわらわらと警察官が湧いて出てきて、
ジョギングしてたらすんごいにらまれるわ、警察車両は突っ込んでくるわ、(こっちの車に歩行者優先という意識など無い)
ホテルのロビーがどこやここ!?ってくらい綺麗になるわ、そこにも警察のお偉いさんがいっぱいたむろってるわ。

で、とうとう「ホテルから出るな」「ロビーにもできるだけ行くな」という指令が昨晩下りました。
まじかー!なんじゃそりゃ!!
てかなんでこんなに物々しいん?本人来るのは日曜日当日やろ?と思ったら、
「今、インドで一番テロの標的になってる人」て教えてもらった。
まじかー!!(2回目)

軟禁生活が掛け値なしの監禁生活に代わりました。

こんな状態で明日僕は閉鎖された大学の一室に入り、昇進試験を受けます。
特別通行証を発行してもらったよー。
海外で昇進試験を受けるやつはざらにいるけど、厳戒体制の中で受けるやつはなかなかいてへんやろ、
って思ったらちょっと楽しくなってきました。(笑)

そんなわけで、明日は頑張って来ます。


2014年02月06日(木) モノマガジン in India

nanaさん夫妻にはとかく評判の悪い、モノマガジンである。(笑)
インドに持ってきて愛用してるものをちょこちょこっと書いてみようかなと思う。



まずはこれね。ペンとノート。一応、勉強しに来てるんでね。
日本でも愛用しているモンブランの220(万年筆)とパイロットのマルチペン(赤・黒・シャーペン)。
それとコクヨのキャンパスノート。
うっすら数字が見えますが、入社以来49冊目になります。ちょうど今日使い終えました。
スペアは持って来てないので、ここからは学内の売店で買ったノートを使う予定。




時計はカシオのプロトレックPRW-5100。
愛用のOMEGA・SEAMASTERは置いてきた。
こっちの方が防水だし丈夫だしガツガツ扱えるからいいかな、と。
実際に来てみたら、別に危ないことも乱暴に扱わないといけないような状況もないし、雨も全然降ってないんだけど。(笑)

去年の年明けに山用にと思って買ったやつなんだけど、その時にはこの時計のワールドタイム機能を使うことになるなんて
予想もしてなかったなぁ…
長針と短針が日本時間、デジタル表示がインド時間、秒針がどの街の時間を表示しているかを示しています。(デリーを指してる)
両方の時間を同時に表示してくれるので、日本にメールする時などに一目で向こうの時間もわかって便利。
ちなみに、日本との時差は−3.5時間です。




持ってきた靴はこの2足。
Dannar・MANAWAとNewbalance・MT610GX2。
授業はずっと革靴のMANAWAですねぇ。最初の一週間で予想以上に臭くなってきたので、慌てて消臭スプレーを買ってきた。(笑)
授業以外ではニューバランス。トレラン用のシューズで、学内のジョギングも、グラウンドでのサッカーも、休日のお出かけも全部これ。
出国直前に買ったとは思えない風格になってきてます。(主にサッカーのせいだな)
どちらも「長時間履いててもストレスにならない」「少々汚れても傷ついても気にならない」「ジーンズに合わせても違和感がない」
というポイントで、たくさんある靴の中から選択。




手ぬぐいは4枚持ってきた。
昼間はハンカチとして使い、授業後のジョギングやサッカーの時には汗をぬぐい、シャワーを浴びる時にはタオル代わり。
(ホテルにバスタオルはあるけど、タオルがありません。笑)
シャワーの後、石鹸で洗って部屋の中に干しとけば翌朝には乾いてるし、ホント使い勝手が良い。
シャツや下着類と同じ4枚持ってきたんやけど、2枚もあれば十分やったなぁ…
ま、4枚持ってきても荷物にならないからいいんですけど。

ただ、アイロンがないのでしわくちゃです。^^;




んでこれね。毎晩活躍してます、コーヒーセット。
おれの持ってる知識と道具を総動員して、最軽量セットを組んで持ってきた。(笑)
タカヒロのコーヒーポット、来る直前に買ったやつで最初は慣れてなくて旨く淹れられなかったけど、最近安定してきました。
コーヒーカップのみ、こっちで50円くらいで買ったやつ。

こいつらでコーヒーを淹れて飲む時間が癒しです。
時々、他のメンバーも部屋に呼んでお茶会してます。(笑)




最後に、意外と大活躍している上着。
帰国する頃にはそろそろあったかくなって来てるよな、と出国前には寒いのを我慢して薄手のやつ。
で、こっちでは使わないだろうと荷物につっこんでてもしわになりにくいジャージ素材っぽいのを持ってきた。
そしたら、毎日活用してます。

教室のエアコン、温度調整できません。暑けりゃON、寒けりゃOFF。それだけ。
そしてインド人(先生)、暑がりすぎ。
おれらにはちょうど良くてもすぐにエアコンを入れる。
寒さに震えててもお構いなしにそのまんま。
…この人たち、こんなに暑がりで真夏(45℃くらいになるらしい)は大丈夫なんだろうか。。。

ラッキーだったのは、ワイシャツ姿の上から羽織っても違和感がないデザインだったこと。
メンバーの中は「パーカーしか持って来てない…」と毎日寒さに震えてる人もいます。
で、暑いところなので、お店にもちょうどいいのが置いてないんよね。夏服ばっかり。
次に来る連中には「カーディガンか何か持っていけ」と忠告してあげようと思います。

なんか、あれだ、真冬の北海道に行くのに、厚着は必要だけど屋内は暖房で暑いから、
すぐ脱げるように薄着も用意しとけよ…みたいな感じ。(笑)



そんなわけで、ネタがない時のモノマガジンでした♪


2014年02月05日(水) トレラン熱



いつもの講義棟。
ホテルの隣に建っていて、ホテルの部屋から教室まで、ドアtoドアで5-6分です。

…日本に帰って通勤片道1時間とか耐えられるんだろうか。^^;



インドで軟禁生活を送っていて、まあ当然のように山に登りたい熱が高まってきている。
これは想定の範囲内。うん。

が、意外にも「トレランしたい熱」が発生していて、自分でも戸惑っている。
トレラン(トレイルランニング=山道を走る)なんて、日本にいた時には欠片も考えたことが無かったのに。

自己分析すると、インド用に新調した(すでにボロボロの)ランニングシューズがトレラン用ってのが1つ目の理由。(笑)
元々、山もジョギングもしてるから、これでトレランするための装備は全部揃ったんよね。

それと、元々は走るの嫌いやったんやけど、インドに来てからホントすることがなくて、授業の後のジョギングが数少ないストレス解消になってて。
最近、だんだん走るのが楽しくなって来てん。^^;
で、山の中を走りたくなったんではないかと。

どれくらい走れるかわからへんし、最初はよく知ってて途中棄権もできる高尾~陣馬縦走路あたりかな。
帰国したら一回走ってみようかな。


2014年02月04日(火) I'm happy!




今日、東京では雪が降ったらしいねー。
こちらは連日の30℃です。(笑)
こないだ、新聞に「昨日の明け方に今年の最低気温が記録された」って記事が載ってました。
19.7℃でした。^^;
(ちなみに、去年の年間最低気温は19℃らしい)



今日のランチに、日本食の弁当が出ました。
前に来た連中から噂は聞いてたけど、これかー!!
チェンナイの市内にある日本料理店まで買いに行ったか届けてもらったか。

もうね、
正直言うとね、
日本で食べたら「ハズレ」のお弁当ですよ。
でも、
感動した。
日本食に
感動した。
こっちの食事が口に合うので、そんなに日本食が食べたいと思ってたわけでもないのに、
感動した。(3回言ってみた)
やっぱ飢えてたらしい。^^;

まずね、細長くもパラパラでもないお米に感動するね。(べっちょりやったけどね)
次に里芋と牛肉の煮物に感動したね。
それと、味噌汁の豆腐ね。みんな即席味噌汁は持って来てるけど、乾燥豆腐しか入ってないからね。
よく味わわないと何のフライかわからないエビカツ(すり身)にすら感動したね。
でも、塩辛い玉子にはみんな閉口してたね。

そして、個人的に一番感動したのは、意外にも生のレタスでした。(笑)
エビカツの下に1枚ペロンと入ってただけやねんけど、そう言えばこっち来てからレタスって見たことなかったわ。

撮るのも忘れて一気に食べてしまったので写真はありません。(笑)



そんなわけでお弁当は嬉しかったんやけど、その後会うスタッフ会うスタッフ、
みんなが「ランチはどうだった?」って聞いて来るのには閉口した。
しかも、「旨かったろ?なあ、旨かったんだろ?」という期待に満ちた表情で。

正直そんな美味しい弁当でもなかったけど、わざわざ手配してくれた気持ちが嬉しかったし、素直に感動したから、
「Very delicious!!」と方便(not 嘘)で答えてたんやけどさ。
そしたら後輩が「僕は『I'm happy!』って答えましたよ」と。
お前すごいな!それなら欠片も嘘はない!!

ということで、次回からは僕も「I'm happy!」と答えようと思います。


2014年02月03日(月) チャイ




インドに来てからの初チャイ!

夕方、みんなで買い物に出た時にマーケットの隣にあるコーヒースタンドみたいなところで注文しました。
看板に英語では「Coffee」としか書いてなくて、あとは現地のタミル語っぽい文字で読めなかったんやけど、
「チャイある?」って聞いたら「あるよ」と。
同僚のと2人分、「砂糖はどうする?」「入れて!」「生姜は?」「んー、今日はノーサンキュー」って注文して、
作ってるところ撮りたくて「撮ってもいいか?」って聞いたら照れて嫌がられたので、
「手元だけ!!」ってお願いしてOKもらって、写真撮りながら一つ一つの工程に、
「Oh!」「Great!」「Fantastic!!」って大げさにリアクション取ってたら(イメージは日本に来るアメリカ人。笑)
最後の方はさりげなく顔の方にレンズ向けても嫌がられなくなった。(笑)

チャイは小さな紙コップで、イメージとしてはエスプレッソのダブルくらいの量だったけど、
めっちゃおいしかった。
なんやこれ!
これ、おれも淹れられるようになりたい!!
「Good!」「Delicious!!」ってまたまた連呼して、帰りには正面から顔にレンズ向けてもOKでした。
よし、仲良くなった。(気がする!笑)

残り4週間弱、そのマーケットには何回か行くと思うので、行くたびにチャイ頼もう。
そしてあわよくば、淹れ方を盗んで帰ろう。^^


2014年02月02日(日) 集落




大学からは出るな、と言われているが、大学の中の移動は制限されていないので、
毎朝、大学のキャンパス内を散歩している。
基本的に、知らない場所に入り込んで行くのが好きなので、結構隅々まで回っている。


何日か前から、大学病院の裏手に、小さな集落があることに気づいていた。
なんでキャンパス内に集落があるんだろう?日本じゃありえんよなぁ。。。
病院スタッフの社宅や寮は立派なのがすぐ横にあるので、彼らの住居ではないはず。
と気になっていた。

今朝、今まで行ってなかったその集落の方まで足を伸ばしてみて、初めて気づいた。
多分ここ、かつてカースト制度で不可蝕民とされてた人たちの集落だ。

カースト制度は1950年頃に法的には無くなった。
でも、いまだにその影響は残っていて、元カースト下位の人たちや元アウトオブカースト(不可蝕民)の人たちは差別を受けている。
不可蝕民の人たちは住む場所や使用する井戸なども他の階級とは分けられている。
彼らの多くは掃除や屠殺、洗濯などの職業に就いていて、それらは基本的に世襲のためなかなか抜け出すことができない。

ということは知識としてはもちろん知っていたけれども、目の当たりにするとやっぱりショックだった。
この集落の中に井戸もある。キャンパス内は基本的に水道なんだけど、それはこっちには来てないようだ。
今まで、キャンパス内をずっと掃除している人たちをいつも目にしてたけど、彼らがそうなんだろうか。
そういえば、いつもクリーニングの受付をしてくれる女の子は我々の汚れ物を素手で触っているけど、
一度だけ別の男性が受付だった時にはビニールの手袋をしていた。
そして、クリーニングが終わり綺麗になった服は、別の人が届けてくれる。
日本的な感覚で、単なる役割分担のように思っていたんだけど、違うのかもしれない。


ほんの数週間、語学研修で来ているだけの僕が、知った風にどうこう言えるほど簡単な問題ではない。
(この日記を書くかどうかも迷った)
ただ、大学という面積的にも機能的にも非常に限定された狭い範囲ですら、こんな明確に差があるということに驚いたし、
インドという国の縮図を見た気になっているだけである。

「インドの文化や風習に触れてこい、って言われても、大学に閉じ込められてて何がわかるねん」と
一緒に来た連中と文句を言っていたんだけど、その中でもわかることはある。
英語の能力を伸ばすことはもちろんなんだけど、それ以外のこともできるだけたくさん吸収して帰ろうと思う。


2014年02月01日(土) フィールドワーク




今日は「フィールドワーク」と称して、近場の観光地を観光。
ま、「インドの文化や風習に触れ、理解を深める」というのも今回の研修の目的のひとつではあるのでね。
(実は先週のショッピングセンターでの買い物も「フィールドワーク」やったんやけど。笑)

近所にある世界遺産の寺院群と、時代ごとの南インドの住居を移築・再現した施設(南インド版・江戸東京たてもの園)と、
あとなぜか、クロコダイルパークの見学。

世界遺産の寺院はすごかった。上の写真に写ってる範囲全部、大きな一個の岩を彫って作られたものらしい。
まずその大きさの岩があったということ自体が驚きで、それを(手作業で)彫って寺院にしよう、
なんて発想が出てくるのがそもそもすごい。




ちなみにそのあたりにはこんなに大きい岩がごろごろあって、壮観な眺めでした。
(比較対象として後輩を走らせる先輩風。笑)

南インドの住居施設も面白かった。



が。

予定を詰め込み過ぎてて、コーディネーターが自分が説明したいところだけペラペラと(聞き取りにくい英語で)説明して、
さっさと次に行ってしまうんですよ。
おれとしては興味深いものはもっとじっくり見たいし写真も撮りたい。
コーディネーターは説明しなかったけど、この部屋の隅っこにある展示物も気になる。
とか思っても「Hurry up!」と急かされる。
15人くらいで動いてるから一人で全員を待たせるわけにも行かなくてついてくようにはしてたんだけど、
何度かは気づかずに迷惑もかけてしまった。

おれ、今まで「自分はパックツアーには向いてない」と思って一度も参加したことなかったんだけど、
やっぱり、というか、想像していた以上に向いてませんでした。^^;
ものっそフラストレーション溜まった。
こんなに急かすくらいなら、どうでもいいクロコダイルパークなんて削れよ。

ということでモヤモヤした1日。
疲れは相当溜まってたけど、晩ご飯の前に走りに行きましたとさ。
(毎日走ったり筋トレしたりしてるので、メンバーからは「ストイック」とか「アスリート」とか「マニア」とか言われてます。違うっちゅうねん。^^;)



ちなみに今日一番テンションが上がったのは、こちら。


寺院の近くで見つけたフンコロガシ!!
思ったよりもちっちゃかった!!
同期と二人で夢中になって撮ってたら、周りに欧米系の人だかりができてて笑われてました。

こちとら、ファーブルの昆虫記で知ってから28年、初めて実物を見たんやぞ!
興奮して何が悪い!笑いたければ笑え!!

と思いつつ、例えば日本で外国人がダンゴムシを夢中で撮ってたらきっと笑うよなぁ…と考えて、
まあ許してあげることにしました。(笑)


帰国までにもう一回くらい見たいな。^^


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