日々あんだら
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2013年05月31日(金) |
具だくさんは出汁だくさん |
残業して、ちょっと寄り道して、22時に帰宅。 疲れてて食欲がないのでヨーグルトで済ませる。 疲れで食欲が無い、という感覚はここ数年で知った。 今週はなんか、やたらと疲れた…
…が、
ラタトゥイユを作ろう! とヨーグルトの入れ物を持って立ち上がる。
明後日はピクニックだ!雨の予報だけどピクニックなのだ! そしておれはラタトゥイユを作って持ってくのだ!! シングルバーナーが使えたらねー、その場でなにか作って熱々で食べてもらうんやけど。(それが一番旨い) でも都内の公園ってほとんど火気厳禁やからね。残念ながら。 そして冷めても美味しいもの、ってレパートリーにあんまりないんですよ。
とは言え、ラタトゥイユもこないだの山ご飯の会でじゅんちゃんが作って持って来てくれたのが美味しかった、 というだけで、元々おれのレパートリーではない。 で、こないだの日曜日、あゆみんちから帰宅してから初めて作ってみたんやけど、イマイチだったのだ。
やっぱり、初めて作る料理ってハードル高い。
が、そこで終わるおれではない。 人は失敗する生き物なのだ。失敗は恥ではない。 恥ずかしいのは、失敗してもう二度と挑戦しなくなることだ! 立ち上がれ!おれ!!おれの後に道はできる!!!
…疲れて変なテンションになっとる。(笑) まあ、いろんなレシピを覗いてみたり、じゅんちゃんのレシピを教えてもらったりして準備は万端なわけですよ。
そんなわけで、調理開始。
見よこの具だくさん。(笑) おれのモットーとして『具だくさんは出汁だくさん』という言葉がある。(今夜作った) 相性が悪いものでもない限り、いろんなものをたくさん入れたら、そいつらが出汁を出してくれて 勝手に美味しくなってくれるのだ。 カレーがそう。豚汁もしかり。ならばラタトゥイユもである。
…と、じゅんちゃんから教えてもらったセロリを切ってる時にふと思った。 ピクニックメンバーの中に、セロリが嫌いなやつはいないのか? なんせ、歌のテーマになるくらい、人によって好き嫌いがはっきりする食べ物である。
で、夜11時半にみんなにメール。 (寝てたらごめん。^^;) したら、チヒロちゃんとJUNくんから苦手だという返信が返ってきた。 ちっ、一人だけなら「わがままは許さん!」って強行するところなんやけど、2人になるとこっちが折れるしかないなぁ。 ということで、既に切ってしまったセロリをかじりながら料理を進める。 セロリ、おいしいのに。。。
オリーブオイルを熱してニンニクを投入。香りが出てきたらニンジン・タマネギから順に野菜を投入し、塩コショウで炒める。 だいたい炒まったところでトマト缶(ピューレ漬け)と水を1合。 前回の敗因は、ここでジュース漬けを使ったことと、水を3合入れてしまったことが大きいと見た。 今回は濃いめに作るのだ。
そして、ズッキーニとジャガイモと大豆の水煮を投入。 ローレルと顆粒コンソメとガラムマサラとウスターソースともう1回コショウで味付け。
もはや鍋いっぱいである。いっぱい過ぎて灰汁も出て来ない。(笑) これで弱火に落とし、ことこと煮続けること20分。 火を落としてから、オリーブハーブ塩を入れてざっとかき混ぜる。
できたー!! 仕上げにレモン汁と乾燥パセリをふりました。
試食したら、前回よりはるかに美味しかった! これなら他人様に食べさせても失礼にはならん。^^; ちょっと置いたら味が馴染んでもっと美味しくなるやろうなー。 明後日のピクニックが楽しみです♪
…天気予報は雨やけど。。。|Д`)
昨日、あゆみんちにあった絵本をケイちゃんがとにかく気に入ったらしくって、 最初から帰るまでずーーーっと抱えて離さなかった。 もうそれがかわいくてかわいくて、遊びながらAmazonで同じ絵本を注文してしまいましたよ。(笑) 届くのは明日かなー。喜んでもらえるといいなーーー。
…ってやっぱり、都合のいい男。(笑)
*
ウチの会社の夏休みは7/27からで、ちょうど2ヶ月前の今日が航空券の発売日。 ということで、予約しました。屋久島行のチケット。 3度目の屋久島に行ってきます。
で、今回悩んでいるのが、宿をどうするか。 過去2回、お世話になった民宿は清潔で気持ちいいし、おじさんおばさんがすごくいい人で、居心地いいんだけど、 1週間泊まると素泊まりでも5万くらいかかるわけですよ。
5万…あったら、テント買えるなぁ。。。
寝袋も持ってないけど、どちらにせよ夏のボーナスで買うつもりだった。 屋久島を西から東まで縦走するつもりなので、どちらにせよテントは必要。(レンタル考えてたけど) そして、キャンプ場は1泊数百円で利用可。
…テント買って、1週間テント生活でもいいんじゃなかろうか?
気になるのは、 1.テントで寝たことがないので(子供の頃のキャンプを除けば)、本当に眠れるか、疲れが取れるかわからない。 2.虫がめっちゃ出そう。 3.暑くて眠れなさそう。 4.1週間、キャンプ場で自炊するだけのレパートリーを持っているのか。 5.デジタル機器の充電ができない。
1.と3.は本当にやってみないとわからない。 どうしようもなかったら、途中から民宿なりユースホステルなりに切り替えるかなぁ。 夏とは言え、平日だったらなんとか見つかると思う。
2.は、蚊取り線香を大量に持って行くしかない。(笑)
4.は…ここからの2ヶ月で山飯リハーサルを繰り返して料理の腕を上げるか。(笑) もちろん、冷蔵庫がないので食材の保管が問題。 常温でも日持ちする根菜類を中心としたメニューをたくさんマスターするしかない。 卵とか、バラ売りしてるお店あるかなー。あったらええなー。
ということで、最大の問題は5.なのである。 もちろんフィルムカメラも持ってくけど(今のところライカM6が最有力)、フィルムだけで撮ってたら破産する。^^; かと言って、デジタルのNEX-5の充電がどこでできるか。あれは家庭用コンセントでしか充電できないのだ。 スマホもやばいけど、一応ソーラーパネルで充電できるやつを持っている。 とは言え、なんせ雨の多い島だ。太陽が射さなかったら相当ヤバい。 旅をする上で、検索機能が使えなくなるのは致命傷なのである。 (昔はそんなんなくても旅してたのに…現代人はどんどん虚弱になっていく。。。)
ということで、充電問題さえクリアできたらなんとかなると思うんだけどなぁ。どうしよっかなー。 どちらにせよレンタカーは1週間借りっぱなしにするつもりなので、 (なかったら島内移動できんし、コインロッカー代わりとしても使う。笑) シガーライターソケットからAC電源に変換するコンバーターを用意するかな。
…あれ?おれ持ってなかったっけ、それ。 引っ越しの時に捨てたんやったっけ? ちょっと探してみよう。
独り言みたいな日記ですみません。^^;
あゆみんちに遊びに行ってきた。 ミーさん母娘と、ツムさんと、あやかちゃんと一緒に。 あゆみんちの兄妹と、ミーさんちのケイちゃん、子供は3人。
3歳と2歳と1歳、かな?ちょうど1つずつ違う3人だけど、個性がみんな違っててすごく面白かった。
お兄ちゃんのいおりんは、気が利いて、きちんとお手伝いして、我慢するところは我慢してレディーファースト。 さすがお兄ちゃん。おれも長男やったけど、絶対ここまでしっかりしてなかったぞ!(笑) このまま成長したらめっちゃええ男になると思う。そのまままっすぐ育ってくれー!
ケイちゃんは、人懐っこくて、ニコニコしてて、でも泣き虫で、お願いを聞いてくれる人をすぐ見分ける。 おれ、めっちゃお願いごとされまくったんやけど…ここでもやはり都合のいい男なんでしょうか?(笑) もっと小さい頃はそう思わなかったんだけど、会うたびにどんどんミーさんに似て来てると思う。 将来絶対美人さんやわー。そして甘え上手になるわー。(笑)
妹のなのちゃんは、とにかく人見知りで甘えん坊。ママにべったりで離れない。妹らしく、ワガママっぽい。 年齢一桁台には絶大な人気を誇るこのおれが、唯一手懐けられない存在。|Д`) でもいつか懐かせてやるー!じっちゃんの名にかけて!!!(笑) 彫りが深くて、色がちょっと黒くて、エキゾチックな感じの南方系美人。 将来はいろんな男を手玉に取るでしょう、きっと。(笑)
この3人が笑ったり泣いたり拗ねたり走り回ってると思ったらこけてまた泣いたり、と大騒ぎ。 いやー、やっぱ子供が3人いるとめまぐるしいわ。(笑) そう考えたら、4人の子供を育ててたウチの親ってすごいなーって思う。
他の友達の子供たちも、もちろんみんな違った個性だし、子供ってやっぱり見てて楽しい。 …とか言うと、そんなこと言ってないで自分の子供をうんぬん、って言われるんやけど、まあ、それはおいおい。(笑)
いおりんに気に入られたらしくって、ひでさんまたおうちにきてくれる?って何度も聞いてましたよ、 ってあゆみんからメール来たんやけど、嬉しいねー。 もちろんまた行きますとも!また遊ぼうね〜♪
nicoさんこと、森優子さんの個展『標本』に行って来た。 nicoさんの写真にはファンが多いけど、僕もその一人。 彼女の写真は、毒と薬の調合比率が絶妙すぎるくらい絶妙なのだ。 さすが、酸いも甘いも噛み分けて来たおねーさま。
nicoさんは展示と同時に写真集を作ることが多くて、今回ので4冊目だ。 そして僕は、もちろん4冊全部持っている。(笑) 今回のも、IGで写真集を販売する、という情報を得て、速攻で予約した。 「中身見なくていいの?不安じゃない?」と聞かれたんだけど、不安はひとかけらもなかった。 安心のnicoブランド。(笑)
今回の展示は、オールモノクロ、オール本人の手焼き。 だったんだけど、会場がギャラリーBarなので、狭い上にお客さんが溢れかえっていて、 そのこだわりの手焼きを直接見ることがほぼ不可能な状態だった。残念。 写真集はさすがの出来だったんだけど、できれば生プリントもじっくり見たかったなー。。。
Barにnicoさん、っていうのは、笑えるくらいはまり過ぎてたけど。 (入口から覗いた時に、ママがカウンター席に座ってるのかと思った。笑)
*
nicoさんの個展『標本』は高田馬場・Gallery Bar 26日の月で5/31(金)まで。(17〜24時)
今日午前中、仕事してたら他部署の後輩の女の子からメールが来た。 『アルフォートの抹茶味って食べたことあります?』 これってどういう意味やと思う? おれは、ああ、アルフォートの抹茶味が手元にあるんやな、と思った。 よかったらおひとついかがですか?となるんだろう、と。 だから『アルフォートは好きやけど、抹茶味は食べたことないなぁ』と返した。
そしたら。
『私もないんです。Yさん(先輩の女性)も食べたことがないって言ってます』
と来た。 …おい、それって催促か? お裾分けじゃなくて強請ってるだけか!?
どうも最近、舐められてていかん。都合の良い男として扱われてるような気がする。 いろんな人に勘違いされているんだが、おれはMではない。れっきとしたSだ。 10何歳も年下の女子に軽く見られるのは我慢ならん。ここはびしっと言うとかなあかん!!
と、昼休みに彼女らの部署に行き、
「はい」と、アルフォート抹茶味を手渡した。 「ええっ、もう!?」と驚く彼女らに、「これオマケ」と、きのこの山抹茶味も手渡した。
常に期待を越えて行く!それがhideクオリティ!!
と、
「あのー、たけのこの里の方が好きなんですけど…」 …都合のいい男っぷり全開。 (おれもたけのこの方が好きやけど、抹茶味はきのこしかなかってんもん!!)
まあ、しかしさすがに悪いと思ったのか、後でアルフォートときのこの山のお裾分けをおれの席まで持ってきた。(笑)
午後のおやつ時、職場で誰かのお土産が配られた。 広島の生もみじまんじゅう。選択肢は小豆と抹茶。 抹茶… 選ぶでしょう、そりゃ。
抹茶味の生もみじまんじゅう、美味かった。
…というのを、さっきの後輩にメールしたら、10数分後。
「お裾分けでーす」
という言葉とともに、僕の机の上にお饅頭が置かれていったのでした。 もちろん、抹茶味の。
…なにこれ、今日は抹茶の日?
という日記を、抹茶を飲みながら書いてます。(笑)
2013年05月23日(木) |
Blue Blue Blue |
昨日買ってきた、ibexの山用ロングTシャツ。 メリノウールは汗をかいても体が冷えにくく、また抗菌防臭効果が強いので、数日同じシャツを着続けるような場面に向いている。 この夏、屋久島へ行って2〜3日縦走するつもりなので、それ用に買った。 黄緑もあったけど、やっぱり青でしょう♪
で、そのシャツにふと思い立っていつも来ているTHE NORTH FACEのハードシェルを羽織らせてみた。 青やん!全く同じ青やん!!違うメーカーやのにびっくりするくらい良く似た色相!! まあ、これを着る時は必ずファスナーを完全に閉めるので、(雨か、寒いか、という時しか着ない) そこまで変には見えないと思うが…(笑)
さらに、そこでふと気付いて、日帰りようのGREGORYのバックパックを並べてみた。 これは、多少色相は違うものの、やっぱり同じ系統の青。
Blue on Blue, and Blue.
ここまで行くとただのアホである。(笑) このロンT、日帰りには絶対着ないようにしよう。^^;
*
ただ、言い訳をさせてもらうなら、山での機能性を考えたらもう青しか選択肢はないのだ。
・黒、茶色…熊と似た色なので、蜂に襲われやすい。 ・黄、オレンジ…花と似た色なので、虫が寄ってくる。また、秋の山で背景に紛れる。 ・緑系…夏山で紛れる。(遭難した時見つけてもらいにくい) ・白…冬山で紛れる。 ・アースカラー…年中紛れる。 ・赤・紫・ピンクなど…似合わない。(笑)
ほら、もう青一択やん!!
ということで、仕方がないのです。これからも青なのです。 ちなみに、冬しか着ないダウンジャケットは、結構派手なオレンジ色です。
ま、とりあえずいつかバックパックを買い換える時は青系はやめとこう。(笑) (服が青かったら十分)
「日本百名山」という言葉がある。 ただの言葉である。
昔、一人の山好きのおっちゃんがいた。 そのおっちゃんが、生涯に500座登ったのか1000座登ったのかは知らないが、(まさか200〜300ということはないだろう) 自分が登った山の中から、自分の好きな山を100座選んだ。 まあ、そこまではありそうな話だ。
ただ、特殊だったのは、このおっちゃんが文筆家だったことである。 そして彼はその自分が好きな100座を「日本百名山」と名付けて発表してしまった。 これが「日本百名山」である。 つまりは、一人の人間の独断で選ばれた山々である。 それが、今では日本を代表する山々、という位置づけになっている。 (さらに他の人たちが名付けた「日本300名山」というのもあるらしい。そこまで行くと笑うしかない)
これが例えば「私の好きな100の山」だったら、今のような影響力は無かっただろう。 知る人ぞ知る、という感じで、一部の人がその著作を読み、参考にするだけだったろう。
それが、いかにも「日本を代表する山」と言わんばかりの看板を掲げてしまったために、 後世の山業界に大きな影響を与えてしまったのだ。 (逆に言うと、名付け方ひとつで世にそれだけの影響力を発揮してしまったのだから、さすがは文筆家である)
彼の百名山選定基準を見てみると、(by wiki) ・原則として標高1,500 m以上の山 ・山の品格 - 人には人格があるように、山には『山格』のようなものがあるとし、誰が見ても立派な山だと感嘆する山であること ・山の歴史 - 昔から人間との関わりが深く、崇拝され山頂に祠が祀られている山であるというような山の歴史 ・個性のある山 - 芸術作品と同様に、山容・現象・伝統など他には無いような顕著な個性をもっていること ・そして「本人が登頂した山であること」が、絶対条件となっている。
2・3・4番目の基準はまだわかる。(その判断が個人の独断によるものだということは差し引くが) でも、5つ目はなんやねん!!アンタが登ってない山は名山ちゃうんかい!!と問いたい。 そして1つ目も納得できない。低い山には低い山なりの良さがあるのだ。 (筑波山や開聞岳のような1000mに満たない山も多少は入っているけど)
それと百名山の分布を見るとわかるんだけど、明らかに西日本が少ない。 これは、西日本に高い山が少ないというのもあるだろうけど、僕の推測で言えば、 ただ単に本人の行動範囲が日本アルプス〜東日本に偏ってただけではないのか? さらに、「日本百名山」を出版した後に登った山で、「こっちを入れとけばよかった!」って山もあったらしい。
そんなわけで、言い切ってしまえば、極めてあやふやな基準で選ばれた100座、なのである。
そんな百名山は今、どの山も雑誌やネットで日本百名山だと紹介されている。 「日本百名山」の看板が立っている山もたくさんある。 そして日本中に、百名山全登頂を目指している山好きがたくさんいる。 僕も、山で知らない人と話していると、それなりの確率で「百名山を目指しているんです」という人に出会う。
まあ、何事も、他人に迷惑をかけない限り、どう楽しむかは個人の自由なので面と向かってはなにも言わない。 でも、いつも心の中では「それがどうした?」と思っている。 一人のおっちゃんが自分の経験から独断で選んだ100座に登ることが、そんなに素晴らしいことか?
そして、閉口するのは、そういう人がかなりの高確率で次にこう言うことである。 「あなたはいくつ登りましたか?」 …誰もが、百名山制覇を目指してると思わないで欲しい。 4座しか登ってませんけど、なにか? (当然、結果としての4座であって、百名山だから登ったわけではない)
もちろん、百名山に選ばれている山に罪はない。そして、素晴らしい山もたくさんあるだろう。 4座しか登ってないけど、例えば筑波山は「どうせ高尾山の次にステップアップで登る、初心者向けの山やろ?」と舐めてたら 女体山の山頂に着いた時に土下座して謝りたくなった。(山に) なるほど、この山を百名山に選んだ理由は良くわかる。
でも、例えば丹沢山も百名山だけど、個人的には隣の塔ノ岳の方が好きだし、 もっと言うとさらに隣の鍋割山の方がより好きだ。 奥の蛭が岳や檜洞丸はまだなので、もしかしたらそっちをもっと好きになる可能性もある。
結局、他人が決めた「名山」は、参考にはなるけど絶対ではないのだ。 なのに、百名山を目標にする人がこんなに多い現状には疑問を抱かざるを得ない。
あと、僕が百名山制覇を目指さない大きな理由がもう一つある。 僕の性格上、それを目指し始めたら、他の山に目を向けなくなる、と確信しているからだ。 そして、そうなってしまっている人が、日本中にきっとたくさんいると思う。
こないだ地元の山で会ったご夫婦も百名山制覇を目指していてもう80座くらい登った、と言っていた。 「それはすごいですねー」と答えたのは、百名山制覇が近付いていることに対してではなく、 単に80座以上の山に登っている、という事実に対してである。(僕は多分20座くらいだ) 「普段はどこに登ってるんですか?」と聞かれて、「奥多摩とか丹沢あたりです」と答えたら、「丹沢なら蛭が岳に登りましたよ」と言う。 裏から、蛭が岳だけ登って帰って来たらしい。 「あれ?蛭って百名山でしたっけ?隣の丹沢山じゃないんでしたっけ?」と疑問を口にしたんだけど、 「蛭が百名山です。あの辺りで一番高い山ですよね」と断言されたので自信が無くなって引き下がった。 でも後で調べてみたら、やっぱり丹沢山が百名山で、蛭が岳は百名山ではなかった。(笑) あのご夫婦も、せっかくそこまで行ったんやから、足を伸ばして隣の丹沢山まで行ってれば良かったのに。 塔ノ岳の展望や、馬鹿尾根の長い階段も、絶対思い出になる。 ていうか、小豆島からわざわざそこまで行って、鍋割山の鍋焼きうどんを食べずに帰るなんてもったいなさすぎる!!
なるほど、「日本百名山」を参考にするのは、山を知り楽しむための一つの手段ではあるだろう。 しかし、「日本百名山」に囚われすぎると、山の多様な楽しみ方を阻害してしまうような気がするのだ。 「日本百名山」という言葉には、そういう功罪どちらの面もあると思う。 (たかだか20程度しか登ってないやつがなにを偉そうに、って自分でも思うけど。笑)
百名山はどの山もそれなり以上に素晴らしい山なんでしょう。 でも、その他にも素晴らしい山はたくさんあるのだ。 そっちに目を向けないなんて、もったいないよね?
他人の決めた「百名山」を目標にするより、「自分なりの百名山」を見つける方がずっと楽しそうだしかっこいい、と思うんだけど、 どうだろう?
むしろ芸術的ですらある。(自画自賛。笑)
最近、僕が山ご飯にはまっていることはみなさんご存知ではないかと思う。 山を歩くエネルギーを補給するためにご飯を食べているのか、 いや、むしろ美味しいご飯を食べるために山に登っているのか、 こいつ、最近どっちかわからんなぁ…と、きっとみなさん思われているのではないか。 …実は、自分でもよくわからん。(笑)
ということで、それならばいっそ開き直って、ご飯を食べるための山行をしようじゃないか、と決心した。 荷物が重くても登れる低山。調理とご飯に時間をかけても大丈夫な短い距離。 そして、何人かで調理しても問題がないくらいのスペース。 その条件を満たす山ということで、何度か行ったことのある奥多摩の御岳山で開催することにした。
メンバーはおれ、ねぎさん、しおんくん、じゅんちゃん、まりちゃん、べちこちゃん。(年功序列) もう一人参加予定だったあずちゃんは、体調不良により残念ながら欠席。
で、昨日の夜、僕が用意した食材・飲み物はこれだけあった。
張り切りすぎなのは誰の目にも明白である。 これだけで実重量5kg超。荷物全体では20kgを越えた。 アホである。紛うことなきアホである。 でも、それを見越して楽な山にしてるんだから、いいのである。(笑)
元々の計画では、御岳神社にお参りして、ロックガーデンでご飯を食べ、日の出山へ縦走して、 下山してつるつる温泉でお肌つるつるになって帰る、というものだったが、 いきなりべちこちゃんが電車で寝過ごして1時間遅刻!予定変更!! 御嶽駅〜御岳山ピストン!昼食は展望台!!となった。
ということで、さっそくビニールシートを敷いて、各自調理。 忙しそうにしてるのは、その場で調理する人。 暇そうにしてるのは、自宅で作って来た人と、ガスストーブを奪われてしまって手持無沙汰な人である。(笑)
ちなみに僕は、家から作って持って行った豚汁(2L)と、
炊き立てご飯(3合)である。
蓋を開けた時に歓声が起こった。(笑)
ちなみにこの弁当箱みたいなのが3合用(説明書には3.5合まで、って書いてあるけど多分無理だと思う)のラージメスティン。 1合用の普通サイズのメスティンも持っているが、ラージも買っちゃった♪
…そう言えば、「ラージ買ったのはええけど、3合炊きなんかどこで使うねん!?使う機会を作らなければ!」というのが、 今回の企画のきっかけだった。(今書いてて思い出した。笑) そういう意味ではこれで本望だ。^^v
みんなの準備ができたところで、いただきます!
もうホント、めちゃくちゃ旨かったです。どれもこれも! ねぎさんの鶏肉のトマト煮込みは、塩麹に漬けられた鶏肉がめちゃくちゃ柔らかかったし、 しおんくんのホットサンドはハム(?)とチーズだけのシンプルなやつだったけど、焼き加減が絶妙で旨かった。 まりちゃんの鶏肉とカボチャのカレーミルク煮込みはちょっと焦げてたけどカレー好きにはたまらん一品だったし、 じゅんちゃんのはラタトゥイユも美味しかったけど、ベーコンと牛蒡の酸っぱい炒め物が手軽かつ美味しくて山ご飯のお手本だった。 僕のご飯と豚汁と水出しコーヒー(凍らせて、豚汁と同じ保冷バッグに入れて保冷剤代わりにしてた)も 全部食べきってもらえました。良かったー。^^
山で、こんな贅沢な料理をお腹いっぱい食べたのは初めてです。 (てかこれ、山じゃなくて家でも、豪華なメニューだと思う。^^) みんなベルトがきつくなって苦しそうだったし、じゅんちゃんは食べ過ぎてグロッキーだった。(笑)
ご飯食べ終わって、七代の滝〜天狗岩〜ロックガーデンを回り、当初ご飯を食べる予定だったところで一休み。
ここでべちこちゃんが作って来てくれた、レモンのパウンドケーキと、ねぎさんが淹れてくれた紅茶でおやつ。
かんぱーい!!
いや、あれだけ食べてお腹いっぱいーって、苦しくて、そこから2時間も経ってないのに、 このパウンドケーキ、全部無くなったからね。(笑) そんなの忘れるくらい美味しかったです。
この会、いい!!すごい楽しい!そして美味しい!! また涼しくなったらやりたいなー。^^ (夏場は食材が傷むし、調理やご飯中に暑いし、虫がいっぱい寄って来そうやからなぁ…^^;)
2台目のガスストーブを購入しました。 snow peakのギガパワートライポッドBC。 見ての通り、CB缶(カセットボンベ)を使用するガスストーブ。
元々、nanaさん夫妻からもらったジェットボイルSOL Tiを愛用しているんだけど、(これからも) GWに帰省した時にめんどくさかったのだ。 燃料のガス缶(OD缶)を持って帰るのが。
アウトドアグッズはバックパックに詰めてあらかじめ送ったんだけど、 当然ながらガス缶は航空便では送れない。 そして、ジェットボイルに合うOD缶が小豆島に売っているかどうかちょっと自信がなかったので、 わざわざボストンバッグに入れて持って帰ったのである。
結果として、互換性のある(自己責任)プリムスのOD缶が売ってたので無駄な労力だったんだけど、 その時に思った。 これから、遠くの山やキャンプ場に行くたびに、こんな苦労がつきまとうのか、と。 しかも、今回は新幹線移動だったから良かったけど、これで僕まで飛行機移動だったら持って行けなかった。 毎回、飛行機に乗るたびに、行先でOD缶を売っているお店を事前に探しとかないといけないのか? めんどくせーーー!!!
ということで、どこでも売ってる燃料が使えるストーブを買うことにしたのだった。
候補は、CB缶(日本ならどこのスーパーやコンビニでも売ってる)、アルコール(薬局に絶対売ってる)、 ガソリン(ガススタがあったらOK)である。
で、まずはガソリンを外し(持ち運びが怖い、点火が面倒、火力調節が難しそう)、 次にアルコールを外した(火力が弱くてきっとイライラする)。 残るはCB缶用のみである。
で、SOTOのレギュレーターストーブST-310とのし烈なマッチレースの末、このギガパワートライポッドを買うことを決めたのである。 理由は2つ。 SOTOのがバーナーにCB缶を直接取り付ける方式のため、輻射熱によるCB缶の過熱が怖かったこと。 そして…
ギガパワートライポッドを折りたたむ時の、このギミック感である。 萌える!これ、男心をピンポイントに突いてくる!!
使用した感想としては、 ・100均のCB缶だけど、安定して燃焼する。思ったよりも燃料の減りが少ない。コストパフォーマンス最高。 ・炎が外側へ多少広がる形状なので、比較的万遍なく火が回る。 ・五徳が大きくてしっかりしてるので、大き目のクッカーでも安定している。 ・でも、五徳が3本しかないので、取っ手の方向を間違うと不安定になる。 ・とろ火が使える。 ・折りたたむ時は、やっぱり萌える。(笑) である。
この、1番目、2番目、3番目、5番目は、実はジェットボイルの苦手なポイントでもある。 つまり、上手い具合にジェットボイルの弱点を補完してくれるストーブなのだ。 (あと、気になるのは寒いところでの炎の安定性だけだ)
てことで、ジェットボイルと一緒に持って登ることはないと思うけど、遠くに行く時はこれを使おうと思う。 夏に屋久島に行きたいので、本格デビューはそこかなぁ。 それまでは、ウチの台所で2口目のコンロとして活躍するのである。(笑)
今日のお買いもの
少し前、去年の終わりくらいから、ちょっと抹茶に興味があった。 なんとなく、抹茶が飲みたいな、と時々思う程度やったんやけど。 ハードルは高いように見えるけど、高くしてるのは作法とか道具とかそういうのだけで、 それにこだわらなかったら、意外と簡単なような気もする。
と思いつつ、基本はコーヒー好きなのでなかなか手を出してなかったんだけど。
で、GWに帰省した時に、MeiPAMで行われていた割茶会(割れた茶碗でお茶を飲む会)に参加して、 やっぱり自分でもいけるんじゃないか、と思い始めた。 そして、GWの終わり頃に、祖母宅で伯母がたててくれた抹茶をいただきながら羊羹をかじりつつ、 伯母に聞いてみた。(伯母は茶道の先生の免許を持ってるらしい。←数年前まで知らんかったけど。笑)
「抹茶って、簡単なん?」 「ん?自分で楽しむだけなら簡単やで」 「茶碗とかないんやけど、汁椀とかでも大丈夫?」 「風情が無くてええなら、それでもできるで。(笑)」 「ふーん…どうしても用意せなあかん道具は?」 「茶筅と茶さじ」
なるほど、直接お茶に触れる道具、ってことやね。
ということで、今日のお買いものにつながるのである。(それにしても2週間過ぎてるけど。^^;)
さすがに、汁椀では風情が無さすぎるなぁ…と思って食器棚を探索したら、 無印で買った木のサラダボウルが、大きさとか形がお茶碗に近いような気がしたので、それを使うことに。 茶釜や柄杓はないので、お湯はコーヒー用に使っているホーローポットから直接注いだ。(笑) で、ネットで調べたやり方を参考にお茶をたててみた。
お、なんかそれっぽいやないかい! 味も、なんかそれっぽい。 もちろん、伯母がたててくれたお茶とは、素人でもわかるくらい全然違うんだけど、ド素人だし最初はこれくらいでOK。
ふぅ、日本人に生まれて良かったなぁ…(遠い目)
我ながら単純やなぁ…って思うけど、とりあえずお抹茶はじめました。 茶碗は…はまると恐ろしいことになりそうなので、本当に気に入ったの1つだけにする。 それが見つかるまでは無印サラダボウルだ!!(笑)
いつか、山で野点したいなぁ。^^
真ん中にちっちゃーく富士山。(笑)
最近、時間が足りません。 別に忙しくはない。普通に帰れてる。 でも、やらないといけないこともほとんど手つかずのまま、気づいたら日付が変わってたりとかする。 別にダラダラしてるわけちゃうんやで? ホンマ、灰色の男たちに時間を盗まれてる気分。(@モモ)
もともと時間の使い方が下手くそやったんやけど、最近それに磨きがかかってるような気がする。 …磨き、でええんやっけ?むしろ鈍って来てるんやっけ?(笑)
ということで、最近日記を更新どころかPCを起ち上げてすらもいなかったんですが、 ひさしぶりにPC起ち上げて日記書いてみました。 5/4分からまとめて書いたので、暇で暇でやることなくて溶けてしまいそうな時にでも読んでもらえると嬉しいです。
おれも脳みそが半分とろけた状態で書いたから、誤字脱字つまらないのご指摘・ご批判は今回はご容赦ください。(笑)
チーズが余ってたので、フォンデュしてみた。
なにこれ?この伸び? 納豆?トロロ?オクラ?
いいえ、チーズです。
少々、片栗粉が多めの。(笑)
高尾山〜陣馬山を縦走してきました。
このコースは、去年の夏前に麦ちゃんに連れてってもらったコース。 あの時は「富士山の練習やー!!」と20kgオーバーの荷物を背負って行ったら相当きつくて、 帰って来て2日後に熱出して会社休んだ、という散々な結果だったのです。 いつかこのコースにはリベンジしたらなあかん、と思ってたんですが、満を持してこのタイミングで行くことに。
昨日の天気予報で雨になってたんだけど、決行。 そりゃ、晴れた日の方が気持ちいいし安全だけど、雨だからと言って毎回中止してたら、 登ってる最中に急に雨が降り出した時とかに対応できひんやん。 雨の山道の練習も絶対に必要。 それなら、一度でも歩いて知っているコースの方がいい。 (もちろん、酷い雨や嵐になりそうな時は行きません。自分の体力と技量で大丈夫だろうと判断して)
ただ、今回の荷物は絞りに絞って12.8kgにしました。 さすがにこの状況で20kg背負って行ったらやばい。^^; しかし、絞りに絞って約13kg、ってどういうこと? 世の中に5〜6kgの荷物で富士山登ってる人とかいるのが信じられません。 アンタら、絶対必要なものも抜いてるやろ?(笑)
まあええわ、話が脇道にそれたけど、9:08に高尾山口駅出発。 稲荷山コースを通って高尾山頂に10:05。 ここでレインウェアとストックと熊鈴を出して、10:25に高尾山出発、隣の小仏城山に11:10着。 城山茶屋の名物なめこ汁で一休みして、11:25出発。景信山には12:15着。 景信茶屋は閉まっていたので、ジェットボイルでお湯沸かして持参したチキンラーメンにキムチと卵トッピングな昼食。 うまし!!! で、満足して景信山を13:15発、明王峠に14:25着。 「藤野町十五名山」の標識にいつも通り「範囲狭すぎ!数多すぎ!とりあえず全部入れたやろ!!」と突っ込んで、 14:35発、陣馬山には15:10着。 雨で誰もいないわ、茶屋は閉店作業してるわ、という荒涼とした雰囲気の中、 コーヒーとフィナンシェで一休みして、15:25発、ゴールの陣馬高原下バス停には16:20着。 16:25発のバスにギリギリ飛び乗って(逃したら次は1時間後)帰ってきました。
前回、晴れた日(下はぬかるんでたけど)で10時間くらいかかった道を、今回は雨の中、7時間15分。 昼食休憩分を引いたら6時間くらいで歩いた計算になる。 しかも今回は楽勝だった! 疲れたのは疲れたけど、前回みたいに体調崩すほどでもないし、雨の中一度も転ばなかったし。 ジョギングのタイムは去年の頃の方がはるかに早くて、今は全然ダメなんやけど、 山体力は付いたんやなぁ…とちょっと嬉しかったのでした。 その後の風呂が気持ちよかったーーー!!!^^
そんなわけで、僕は見事に高尾〜陣馬コースにリベンジしたのでした。(笑)
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ところで雨の山、良かった! 元々雨の日は嫌いじゃない、ということもあるんやけど、靄は幻想的やったし、人少ないし。 頭の先からつま先まで全部GORE-TEXで固めて、「濡れない状態」で雨の中を歩くのは楽しかった。
また、梅雨の時期にも、行けそうならどこかの山に行こうかな。 今年は、夏に屋久島へ行く予定なのです。その練習も必要やしねー。^^
新しいストックを買いましてん。
今までずっと使ってたCAPTAIN STAGのT型ストック、このGWで帰省する時に宅配便で実家に送ったんやけど、 送れる送れないでえらいゴタゴタしまして。 帰省のたびにそうやってゴタゴタするのがめんどくさくなって、実家に置いてきました。 こないだの大滝山でも使ったし、今後石鎚や剣や大山も登るつもりやから、無駄にはならんしね。
このストック、安い割にはしっかりしてるし、アンチショックは必要十分やし、 なによりT型やのにI型的に使うことも考慮して、使いやすいようなグリップになっている。 でも唯一欠点があって、スノーバスケットの用意がないねんなぁ… そんな「雪山」と呼べるような雪山には行かへんけど、それでも雪が積もったところを歩くことはあるし、 そのたびにズボズボ沈むのです。 なので、どうせ次の冬には買い換えるつもりやったから、それが早まっただけのこと。
で、今度のはこれにしました。EVERNEWの兼用ストック。(兼用、というのはT型I型兼用のことと思われる)
実は、トップメーカーのLEKIを始め、BLACK DIAMONDやSHINANOやKIZAKIや…って、 店頭に置いてあるメーカーのは片っ端から触って確かめてみた。(他にも触ったけどメーカー名忘れた) ホンマ、考えすぎてグッタリして頭痛がするまで触ってみた。 でも、気に入るのが1本もなかったんです。
そもそも、T型で、I型的にも使えるようなグリップを採用しているメーカーがほとんどない。 LEKIでさえ、I型はエルゴングリップだかなんだか、えらい力入れてるくせに、T型のは適当。(としか思えん) BLACK DIAMONDに至ってはT字は全然使ってない。
そして、T字のは短いのがほとんど。 やっぱり「ストック」ではなく「ステッキ」として作られてるのだ。 違う、おれはステッキじゃなくてストックが欲しいねん!!1本使いではなくて2本使いしたいねん!! 下りではI型より絶対T型の方が安定すんねん!! 横からも握れて、アンチショックが付いてて、110cm以上のT型ストックはどこやーーー!!
…と言いつつ、I字を使うことも一時は考えました。 でも、やっぱり気に入ったのがなかった。 LEKIのはアンチショックが柔らかすぎるのと、ストロークが短くてすぐ突き当たってしまう。 BLACK DIAMONDのは、アンチショックが連結部のバネではなく、グリップ部のシリコンで、全然しっくりこなかった。
うーん…って悩んで、帰宅してからAmazonで検索。(最近、お世話になりっぱなし) スノーバスケットから検索して、当たったメーカーのT字を検索。 条件は長さとアンチショックと、グリップの見た目。(握りやすそうかどうか)
で、一番条件にフィットしたEVERNEWのに決めたのでした。 デザインはあまり好きではないんですが…
ということで、やっと買ったこのストック。早速明日から実戦投入です。^^
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ちなみに、EVERNEWの純正石突カバーも買ったんですよ。2個。 上の写真の、ストックの下の先に付いてる、直径2cm、長さ3cmくらいの黒いゴムのパーツね。 これ、消耗品なので。
そしたら、1回の注文で2個頼んだだけなのに、
2包装で来た。 しかも、直径2cm、長さ3cmのゴムに対して、この大きさで。
アホかーーーー!!!!
以前からAmazonて過剰包装やなぁ…と思いつつ、まあ送料はおれが負担してるわけちゃうしええか、 と受け流してたんやけど、さすがにこれは素通りできひんかった。
Amazon、アホです。(笑)
イクラのナイヤガラや〜!(笑)
この春の異動で、他の事業所や支社や海外に行ってた同期がどどっと本社に戻ってきまして、 せっかくやしー、ということで数年ぶりの同期会。 相変わらず、遅刻王は遅刻王やったし、ドタキャン王はドタキャン王だった。 毒舌王は毒舌王だし、滑り王は今日もやっぱり滑っていた。(笑) それでも9人くらい集まって、真面目な話やアホな話や下ネタなんかで盛り上がった。
学生時代の友人と集まると学生時代に戻る、とはよく聞く言い回しだけど、 同期で集まると新入社員時代のノリに戻る。(笑) 会社の飲み会はどんなに気心が知れた(と思っている)同僚でもやっぱり気を使う。 その点、同期はええなぁ。 今回、女性を呼ばなかったのも気を使わなくて楽しかった一因かもしれん。 (正確には1人いたけど、誰も女性扱いしてなかった。笑)
みんなも相当楽しかったらしくて、今度は夏にビアガーデン行こう、という約束をして別れた。 んじゃ、次回はおれが幹事やったるわー。^^
毎年こどもの日恒例、中崎町のトタンペイントに行ってきました。 どういうイベントか、もう説明するのがめんどくさいので(笑)、去年あたりの5/5の日記を読んでください。(笑)
まあそんなわけで、今年も朝一便の船に乗って、姫路から大阪へ直行して来ました。 今年も楽しかった!うん。
大人も子供もカキカキヌリヌリ。
小さい画伯
塗られるのはトタン塀だけではありません。(笑)
ペイントだけじゃなくて、カレーや豚汁もあるよ♪
午前中から出来上がってたダメな大人たちもいるよ。(笑) (※朝から準備してくれてた人たちです。念のため)
おひさしぶりー、な再会があったり。
何年か前のこの日に出会って、2年前のこの日に結婚したカップルがいたり。
通りかかった人が飛び入りで描いてったり。
去年もこんな風に仲良く描いてた3兄弟がいたなー、って思って撮ったら、成長したその3兄弟やった。(笑)
バカな大人たち。
「おれももう大人になりましたから。今年は大丈夫っす」って言うてたけど、案の定。(笑)
そんな、大人も子供も思いっきり楽しむ子供の日。今年もいい壁になりました。^^
片付けを終えて、子供を帰して、大人たちの打ち上げ。
やっぱり、大人の方が楽しんでるのかもしれない。(笑)
毎年、必ず初めましての人と仲良くなったり。この日だけ会える人が居たり。 必ずこの日に会って一緒にはしゃぐけど、名前も知らない人がいたり。 毎年行ってると、ヨチヨチ歩きだった子供がこまっしゃくれたガキになり、 言うこと聞かずに走り回ってたクソガキが、急にお姉さんになって小さい子の面倒みるようになったり。 「そういや最近あの子見いひんなー、なにしてんの?」って聞くと、「イギリス留学」って言われてぶったまげたり。 (だって初めて会った時は小学生やったんですよ?^^;)
なんか上手く言えないけど、ただ楽しいだけではない、おれにとってとても大切な日なのです。 多分、おれだけじゃなくてそう思っている人は他にもたくさんいて、 だから、来年も再来年もその次もきっと、5月5日は中崎町にいると思う。
飛び入り歓迎。知ってる人が一人もいなくたって飛び込んできたらきっと馴染める。(笑) ちょっとおもろそうやな、って思う人がいたら、来年是非来てください。^^
また来年。
今日はばあちゃんの米寿のお祝いだった。 3人の子供みんなと、8人の孫の内7人と、その配偶者たちと、そしてひ孫が1人。(お腹の中にもう1人) みんなでお昼にホテルへ行って、みんなで記念写真を撮り(カメラマンはもちろんおれ。笑)、 それぞれからプレゼントを送って、あとは食べたり飲んだりしながらグダグダしてただけ。(笑) でも、とても嬉しかったのだろう。ばあちゃんは涙ぐんでいた。
ふと、この人がいなかったら(配偶者たちは別にして)この場にいるみんなは存在しなかったのか、と気づき、 ばーちゃんすげぇなー、と一人で密かに感心?感動?してた。
このみんなが次に集まるのはいつかなー…と考えて、縁起でもないところに行きつきそうだったので思考停止したんやけど、^^; まあ、あれだ、誰かの結婚式だ、きっと。うん。
お前がんばれよ!!ってみんなの声が聞こえる。(笑)
今日は、高校の同級生・めいちゃんと、大滝山に登って来た。 香川と徳島の県境にある、標高900mくらいの山だ。
朝一の船で高松に渡り、迎えに来てくれためいちゃんの車で登山口へ。 とても気持ちのいいキャンプ場の横から山に入った。
この季節、低山に行くには最高だと思う。 暑くもなく寒くもなく。雪ももうない。そして山中が若葉色で萌えている。 本当に気持ちのいい山行だった。
この山のレベルは中級、となっていたんだけど、山に入ってその理由を実感。 ・登山道が踏み跡みたいな場所が多々あり、うっかりすると道を失いやすい。 ・標識は立っているけど、本当に欲しいところになかったりもする。 ・ところどころ、道が細くなっていて、バランスを崩すと斜面から落ちてしまう。 ・標高差の割にはアップダウンがきつい。 地図読みの精度をもっと上げないと危ないなぁ…と思った。
この山は、いったん稜線に出ると、そこの登山道の北側の端が県境になっている。 そして徳島側の土地は稜線上の登山道も含め、大滝寺の所有地である。 そこに、88体のお地蔵さんが立っている。 その一体一体に四国八十八ヶ所のお寺の名前が刻まれている。 つまり、この道を一回通ると、八十八ヶ所巡りをしたのと同じ御利益があるのだ。
それはいいんやけど…
ほとんどのお地蔵さんが、香川に背を向けるか、道に沿って(香川から見て横を向いて)立っているのだ。 ちょっと露骨すぎませんか、大滝寺さん。(笑) いや、まあ大滝寺が設置したお地蔵さんやろうからええんやけど、 せめて香川のお寺の名前を刻んだお地蔵さんくらい、香川に向けて立てて欲しかった。(笑)
とかなんとかツッコミを入れながら、コースタイム3時間半のコースを、 昼食も含め6時間かけてゆっくり歩いてきたのでした。 うん、ホンマに気持ちよかった!
下山後は、山の近くにある囲炉裏喫茶へ。 前にも一度行ったことがあるんやけど、 「コーヒーと紅茶しかありません。欲しいものがあれば自分で持ち込んで自分で焼いて食べてください」 という変わったシステムのお店。
途中のコンビニの駐車場で直接販売していたナスだの芋だのキュウリだのハムだの味噌だの買い込んで、 囲炉裏で焼かせてもらって食べました。 どれもこれも旨かったけど、中でもナス田楽と焼き芋が絶品やった。^^
そんな、山と囲炉裏を満喫した1日でした。
最近はっきりしてきたんだが、おれは山に登るのが好きなのではなく、やまでのんびりするのが好きらしい。
今日、朝から地元の里山に登ってきた。 10時半に登り始めて、11時過ぎに展望台に到着。 ウチの地区の権現さんにお詣りして(信心深いというより、律儀。笑)、まずはコーヒー。 昨夜淹れた水だしコーヒーをジェットボイル+シエラカップで、沸騰しないように加熱してみる。 初めてやったんだけど、意外においしかった。これ、今度から使えるなぁ。
そしてメスティンでご飯を炊き、お昼ご飯。 今日は角煮丼。 妹のバイト先のレトルト豚角煮が結構いけるのだ。 それに刻んだ玉ねぎを加えて煮込み、炊きたてご飯にかけて、プチトマトと自作の煮玉子を乗せる。 激ウマ!!
さて、お腹いっぱいになったところで読書再開である。 (ご飯を炊きながら読んでた。) 熱くて苦くて旨いエスプレッソをすすりつつ、生まれ育った町を見下ろしながら読書。 今日は天気が良くて、遠く高松の街並みや瀬戸大橋までくっきり見える。 周りは、うるさすぎず静か過ぎない鳥のさえずり。 逆に、足元の町から、車の音とか、学校のチャイムとか、剣道部の掛け声とかも聞こえる。 そんな環境で読書。き、気持ちよすぎる。。。^^
途中、ウチの両親くらいの年齢のご夫婦が上がってきて、 話をしてたらウチの会社をリタイアした大先輩だと判明したり。 しかもおれと同じ部門とか。世間は狭い。(笑) 日本百名山制覇を目指してるらしくって、今80くらい登ったらしい。 すごいなー。百名山はどうでもいいけど、単純に80以上の山に登ってるというのがすごい。 おれなんかまだ15くらいだ。(百名山は4つだけ。笑)
そのご夫婦も下山してってからも読書を続け、1冊読み終えて下りて来ました。 結局、5時間の山旅。内、頂上滞在は4時間。 こんなに長い時間、一ヶ所に留まったことはなかったなぁ。(笑)
でも、仮に小学1年生の年から1日平均2時間、読書をしてきたとすると、約22千時間。 その中で間違いなく、最も気持ちの良い4時間だった、と断言できる。 とても贅沢な時間でした。 夏や冬は気候的にちょっと厳しいかな? 来年のGWにまたやりたいと思います。^^
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