甘えた関係




甘えた関係
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2003年01月31日(金)
誕生日プレゼント

□30日にもらったもの

・キセル
・葉タバコ
・ひよこのマッチ棒
・緑色のポップコーン(青りんご味、らしい)
・チーズケーキ1/3(手作り、らしい)
・チョコとプレーンのクッキー(手作り、らしい)
・手書きのバースデーカード(計:19枚)
・腕輪
・王冠のブローチ
・首輪
・ツモリチサトのパジャマ
・キーボード
・バス停まで徒歩でお迎えにくる無限券
・救急セット(ばんそうこ・マキロン・毛抜き・10円)
・大人の科学実験セット
・ニュートン(計:10冊)
・1ルーム(9畳)

□31日にもらったもの

・写真
・ペーパー模型作成前(The skiing sheep,impatience impatient outpatient)
・よくわからないモノ1カラダ(食玩系。ゴールドのウルトラカオ。背にジェット。)
・ちょー美味しいらしい蕎麦3束(山形のさがえ蕎麦)

□そのうち届くもの
・プリクラ付お手紙
・関大の「海底2500Mからのクリスマス」公演ビデオ

2003年01月24日(金)
memo


カノーヴァン

Cafe Dufi

ORI COFFEE

川名山バー

air cafe



café du soir

2003年01月22日(水)
ひとりごとみたいにアイシテタ

片付けるためにつかんだジャンバーに、一昨日の自分の移り香。
毒みたいに甘くて苦い香水のほのかな匂い。
香水のキライな人間が最も嫌がる匂い。
「石鹸の匂いのするオトコはきもちわるい。タバコのほうがまだずっと好き」
この言葉を、親しくもない人に向かって、石鹸のにおいがすきそうなあたしが言うとこだった一昨日の夜。
ギャップのある言葉は、下手な興味持たれたらかなわないから、厳禁。
冷たいお酒を一気に飲んで、周りの反応にテキトーに首かしげて、「世界はまるいの」なんて言って、にこにこ笑った。
披露されたちゃちな手品に拍手して、ゆっくりまばたき、細く溜息つきながらそっと壁側を向いたたところで、気緩んで少しカオをしかめた。
『どうしたの?』
誰もいないと思っていた壁側に人がいて、思わず、カオをしかめるのと笑うのとがごっちゃになりながら、「なんでもない」。
『だいじょうぶ?』
『さっき近づいたとき思ったんだけれどさー、似合わない香水つけてるよね。つけるならもっと可愛いのにすればいいのに。そっちのが似合うよ。』
この人間のスイッチを切るリモコンはどこだろうと思った。
「カンケーないでしょ」
にっこり笑うのって便利だっていうことに、大学にはいってからやっと気づいた。
それはつまり、大学にはいってから使うのが、あたしにはちょうど良かったっていうこと。
倫理とか世間体とか理由とかどーでもいいの、なんていう人種から、あたしは程遠いところにいて、倫理とか世間体とか理由とかを最重要事項としてコマンドを選択しているけれど、それはつまり、その種類の自由しか今のあたしには使いこなせないっていうこと。
『ホント外見詐欺。ぜんぜん酔わないよな』
さっき背を向けた方から差し出された言葉に、すがりつくように振り返った。
「かなー」
首かしげてにっこり。
見透かすことが出来そうなアタマをしている人が、あたしを見てまた笑った。
毒みたいに甘く苦いラストノートを好むのは、誰かへのヒントの発信かもしれない。
なんていやらしい機構。

2003年01月19日(日)
顔が熱い

自分の考えが、あってるだなんて思ってなんかいない。
「オンナは外では常に危機感をもっていないと」
「隙があるのがいけない」
痛い目になんて何度もあってる。
見かけのしょぼさと、防御しかできないところとで。
遭うと指先さえも動かなくなることから味しめた人もいた。
ただ時間が終わるのを待つ自分がいた。
でも、危機感を常にって、オトコはやった経験あるの?
どんだけイヤなことがあっても、隙見せちゃいけないって、そんなピリピリなんて人ってしてられなくない?
「恋人らへんのいるとこで隙はみせればいい」
いないとこでは気をはっていて、外でリラックスはしない方がいいって、するのはミスだって。
対策としては、いいのかもしれない。
でも、あたしには受け入れ不可能。
傍若無人に身勝手に、あたしの周りの空気は柔らかく、怖いものなんて何もないんだからって、そう振舞っていたい。
出来るだけ自由に、動いていたい。
そう威嚇していたい。

そんなの気にしてたら、常にしていたら、外なんて出れなくなるんだよ。
気にしてないふりをしなきゃ出れなくなるんだよ。
悪循環なのはわかっているけれど、病みたくはない。

なんかまとまりない文章。やだな。

2003年01月12日(日)
Le Cirque de Minuit

何かを達成したときに、それが、「運」だって言うのがイヤ。
「運がよかっただけですよ」
そうすれば世間から見て可愛らしい存在に見えるのだろうけれど。
あの子なら許せるよね、そーいう目で見られるってわかってはいるのだけれど。
可愛がるのは好きだけれど、自身が可愛らしくなんてなりたくないし。
許されたい相手はお前ではない。
確かに、あたし、いいことが好きだけれど、好きだからこそ選ぶのよ。
弱くみせて得れるいいことよりも、強くみせて得れるいいことのほうが、ずっと好き。
「だって、頑張ったもん」
にっこり笑ってスペシャルなピース。
相手の内心が少し引いてるところを見つけて、口のはしがさらにあがる。
人でなしでなにより。
キレイなら押し付けられると思っている人なんてニガテ。
キレイなら許されると思っている人なんてニガテ。

2003年01月11日(土)
狂骨

別にやりたいわけではないし、
やらなくても死ぬわけではないのだけれど、
こういうことを淡々と続けていくことで、
決定的に踏み外すのを避けられる気がしている。
棒倒しの砂を、かき集めているだけなのだとは知っているけれど。

2003年01月06日(月)
強制執行

もっといろいろなことを諦めて、手元には必要なものだけを置いて、身軽になってそうやって生きていくのが一番楽でやりやすいのかもね。
けれど、欲しいものは欲しいのよ。
足りないものは足りないのよ。

2003年01月03日(金)
麝香

東京に行く新幹線のなかで『ウエハースの椅子』を読んだ。
この本を読むと、「恋人」が欲しくなる。
ポストまたは役としての「恋人」を。
そして、現実と比較しては実際にはしない傲慢な溜め息をつき、あたしの目元が少し緩む。
まぁいい、なんて言葉を声に出しそうになる。
それからゆっくり、気持ちは恋人の方向へ。
カウントダウンは、甘栗を食べながら迎えた。
社交辞令がニガテなあたしは、紅白を見たくない。
その主張を、『うん、それでもいいんじゃない?』、恋人はやんわりと受け入れた。
あたしはそれに安心をした。
もし、その主張を退けられていたら、泣かない自信がなかったからだ。
時々、なんでこんなことで?ということであたしの感情は急上昇または下降をする。
恋人の腕時計がカチコチという音を聴きながら、「あと30秒よ」、なんてことを教える。
恋人はあたしの真正面に座っていて、甘栗を剥きながら、『ふぅん』、とその度に相槌をうつ。
あたしも甘栗を食べている。
秒針が、ついに零時を越す。
その現象に思わず、「あ」、と言う。
恋人はすかさず、『あけましておめでとうございます』、と言う。
さっきまで興味ないそぶりで甘栗を剥いていたくせに。
先を越されて思っていたよりもずっと悔しい。
さっきまで腕時計を耳に押し当てていたくせに、あたしはそんなこと実はまったく興味なかったんだから、というフリをする。
ちょっとサービスで可愛い子ぶってみただけよ。
目を覚まして。
あたしがこんなこと本気でするわけなじゃない?
思い切り爪を食い込ませて甘栗を剥き、出来るだけぞんざいに見えるように、口にほうりこみながら、「あけましておめでとうございます」、と返す。
脳裏の片隅で、恋人という存在と新年を迎えたのは初めてだわ、と今更ながらに気づく。
まぁわるくない。
そう、この人は今のあたしにはまぁ悪くない。
むしろ、最高に近いのかもしれない。
「今年もよろしくね」、と付け足す。
『こちらこそよろしくね』、と返される。
そして、『互いに出来るだけ関わっていこう』、とも。
無理はしなくてもいい?という言葉を飲み込んで、「そうだね」、と頷いた。
付け足された言葉に、想像していたよりもずっと、気が重くなった。

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