2004年08月31日(火)
逢いたくない、なんて気持ちはね、どっかいっちゃったの。ひたすら想うばかりで。


前略


君と最後に喋った日
君と最後に交わした言葉
君と肩を並べて歩いた道
君と手をつないだ日

君と笑い合えてたころの僕


今じゃもう目が合うだけで嬉しい
今じゃもう向き合うだけで嬉しい
今じゃもう目にするだけで嬉しい

今じゃもう声を聴くこともできないの




もし逢えたら、なんて妄想も
もうしてはいけないと思えてくる



草々



2004年08月27日(金)
また またなのだ また君はそうやって僕の脳を横切ってゆくのだ 躊躇いもなく


前略


いい加減君の顔もおぼろげになってきたころ

僕は一枚のアルバムを手にするのです
しかしそれを開けることは
とてもとても勇気を必要とするものなのです

僕が君を思い出したくなるときは
たまにあることじゃあないのです
考えてみればそれはもうしょっちゅうなのです
思い出さなくちゃいけないという事実が
それはもう悲しくて


忘れたいのだけれど
忘れられないのではなく
忘れたくないのです ほんとうは

だけど誰も知らないのです
誰も知らなくていいのです

こんな僕の気持ちなど
君も知らなくていいのです


こうやって僕は何度もうそをついてきました
すべてうそです
すべてうそです
君がすきだということ以外。


ほんとうは




草々



2004年08月18日(水)
目が合えば「ばかだな」という君を見て 笑い合えたらそれでよかったんだ


前略


おもいだす、というよりも
なんだか不意に僕の中にあらわれるのだ 君は

やっぱりゆめの中の君は優しくて
やっぱり僕の理想でしかないのだと 思い知らされる羽目に。


「まだすきなの?」

あのコにいわれた言葉に僕はまだ答えが出せない
返す言葉もないのかも知れない

だってそうだよ僕はね

きっとまだ忘れられないんだ
踏ん切り、なんて、いつできるものなの。
きっとまだ忘れられてないんだ
だって君は僕に優しすぎたのだから

夢の中の君じゃない
ほんとに君は優しすぎたのだから



草々


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鳥海

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