江草 乗の言いたい放題
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2016年03月31日(木) アベノミクスはなぜ失敗したのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



金融緩和は景気回復のためのひとつの手段である。しかし、金融緩和だけで実体経済を回復することはできない。


 安倍首相就任後、黒田日銀総裁の行った金融緩和政策で円安、株高は実現した。その結果大手企業の収益は向上したことは事実だ。自動車などの裾野が広い輸出企業の業績が好転することで緩やかな景気回復の波が発生し、それが社会の隅々まで行き渡る・・・ということを安倍首相は考えていたのかも知れない。

 安倍首相は「雇用を増やした」ということを強調する。しかしその雇用というのは非正規雇用が中心である。正社員率はむしろ低下した。業績がよくなった企業はその利益を内部留保や役員の報酬に回し、社員に還元することよりも「巨額の政治献金」という形で儲けさせてくれた自民党政権への恩を返した。

 この2年ほどの「アベノミクス」によって起きた結果というのは本当に国民を幸福にしたのか。なぜ今保育所が不足してるのか。どうして労働者の総賃金はずっと減少し続けているのか。そうしたことに対してもっと政治家は目を向けないといけないのである。政治献金をくれる大企業の利益を守ることしか考えていないクソ政治家どもはさっさと退場してもらい、真に国民の幸福を考える人こそ首相になるべきだ。オレはそんな夢みたいな実現不可能なことを願うのである。

 子どもが減っているのに保育所が足りない理由は明白である。オレは以前にその理由を「かつて家にはお母さんが居た」というテキストを書いて説明したことがある。労働者の賃金が低いから共働きしないといけない。だから保育所が必要になったのである。しかし、住宅ローンや家賃、高額の教育費という負担がなければ別に今の賃金水準でも全く問題はない。もしも公営の安価な賃貸住宅が豊富に供給され、大学までの教育費が完全無償化されていれば少子高齢化という問題そのものが発生しなかったとオレは思っているし、昭和30年代の日本はそうだった。当時の国公立大学の学費なんてほとんどタダみたいなものだったから、努力して国公立大学に入りさえすればあとはバイトをしながらなんとか卒業できたのである。

 土地の値段が高騰し、庶民がマイホームを手に入れるために長期の住宅ローンを組まなければならなくなることで誰が得をしたのか。GHQによって行われた農地解放によって都市近郊に土地という資産を持つようになった人たちと銀行である。その結果都市近郊の田畑はどんどん住宅地となった。そうして開発され、狭い敷地にぎっしり建てられた粗悪な建て売り住宅の多くが、今は空き家になってしまい中国人に安く買いたたかれてるのは皮肉なことである。国家100年の計を立てることなど目先の選挙のことしか考えてないクソ政治家どもには無理だし、その結果が悲惨な原発事故であることを我々は忘れてはならない。

アベノミクスによって企業の業績が回復した時、政府はその分をすべて収奪するべきだったのだ。そして国民に還元する必要があった。たとえばそれは大企業の正社員率を増やすことであるとか、非正規雇用者の待遇の劇的な改善とかいう形で企業の負担を増やせばよかったのである。

 法人税を減税する必要などない。それよりも「日本には質の高い労働者がいる」「日本は治安がいい」「日本ではものが売れる」という理由で、たとえ法人税が高くても企業がそこで活動することを選ぶような状況を作るべきだったのだ。なぜそれが叶わなかったのか。どうしてそんな政策を日本の政治家は思いつけないのか。

 今の政治家の質の低さを思えば、オレは日本の将来に対して暗澹たる思いを抱くばかりである。こいつらの愚かな思考力と、大企業の傀儡でしかない状況を見れば今の日本の抱えた問題に対して何の有効的な政策も打ち出せないことははっきりしている。そしてそんな政治家を飼っている大企業のトップどもの志の低さにもオレはあきれる。おまえらはどうしてその地位にいるんだ。なんで日本という国の未来のために働かないんだ。

 来年に予定された消費税の再増税はどうやら延期というか中止されそうである。それによって財政再建の道が遠のくわけだが、そんな小手先の改革では何も変わらないとオレは思っている。どうすれば劇的に景気を回復できるのか。どうすれば世の中を大きく変えることができるのか。オレのアイデアを実現できるような実行力のある政治家も、ゼニを出してくれる企業人も残念ながら日本にはいない。緩やかに、そして着実に日本は滅びてゆく。残念ながらこの流れは食い止められないのである。

「かつて家にはお母さんが居た」



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2016年03月30日(水) 鼻毛が出ている男はサイテーである        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 オレは鼻毛が伸びやすい。それでいつも伸びすぎた鼻毛をはさみで切っていた。しかしなかなかうまく切れなくて困っていた。日本橋で怪しい電動鼻毛カッターを買ってみた。しかしそれは粗悪品で鼻の穴が血まみれになった。そういうわけではさみで切るという状態が長く続いていたのだが、数年前にパナソニックの電動鼻毛カッターを手に入れた。(パナソニックでは「鼻毛」というネーミングではなくて、「エチケットカッター」と称している。)おそるおそる使ってみたが鼻の穴の中の肉がちぎれるということもなく、今までに無事故で使い続けている。

 そもそも鼻毛はよく伸びる。男性諸氏は鏡で自分の鼻毛を見てみればいい。実際、世の男性を眺めると鼻毛の出ている人は多い。さすがに女性で鼻毛の出てる人は滅多にいないが、それでもゼロということはない。鼻毛の出ている女は脇毛ボウボウの女性よりももっとカッコ悪いような気もする。

 さて、そのパナソニックの電動鼻毛カッター、最近はどうも切れ味が落ちてきたなあと思っていたら、替え刃がアマゾンで買えることがわかった。さっそく注文してみた。いやはや、これがまた安くてすばらしいのである。鼻毛カッターの本体はアマゾンで2120円で販売されているのだが、替え刃はたったの787円である。そう、本体をすでに持っているオレにとって、たった787円で新品の切れ味が復活するのである。なんと便利なことだろうか。

 これから春の入学シーズンである。大学生や社会人になって合コンなどのチャンスもあるだろう。そんなときに「鼻毛の出ている情けない男」になってしまうとまずい。うまく交際相手をゲットするにはやはりカッコイイ男でないと困るのである。そこで「鼻毛出てる」ということになれば、いきなり選択肢から除外されてしまうことは間違いない。そういう身だしなみがたったの2000円ほどでできてしまうわけで、この電動鼻毛カッターは世間の男性諸氏にとって迷わず「買い」の商品であることは間違いない。

 もちろん鼻毛が出てるのは男だけではない。鼻毛が出ている女というもっと悲しい存在もあるわけで、そういう人もこっそりとこの電動鼻毛カッターを入手して、密かに使って身だしなみを整えておくのがいいだろう。

 いやはや、鼻毛カッター最高なのである。オレはヒゲもこのカッターで形を整えているのである。こんな便利なものがこんなに安くこの世に存在するのだ。アマゾンのレビューを見たがけっこう評価が高かったのである。そんなことは当たり前である。

パナソニック エチケットカッター グレー ER-GN50-H

パナソニック 替刃 鼻毛カッター用 ER9971-H

鼻毛カッター開発秘話


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2016年03月27日(日) 新幹線が実は国家の滅びを加速させている        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 北海道新幹線が開業した。東京から4時間以上かかるわけで飛行機の方がずっと早いし便利である。格安チケットを使えば料金だって飛行機の方が安くなる。しかし新幹線には飛行機にはない利点がある。悪天候でも欠航しないし、何より移動中にも携帯電話やスマホがずっとつながる。そういう意味では新幹線を選ぶ人はかなりいるだろう。4時間という時間も、新大阪鹿児島間と大差ない。

 少子高齢化の波は地方の方が大きな影響が出ている。地方の交通インフラにこうしてゼニを使うことが正しいのかどうかわからない。ただ、オレがここで思うのはなぜ地方のJR在来線がもっと乗客を増やせなかったのかということなのだ。クルマを運転するよりも座っている間に移動できる方がずっと楽であるし事故の心配もない。

 オレが大学生の頃に存在した北海道のローカル線はほとんど消滅した。天北線や標津線などに乗ったことがなつかしい。そうした路線を維持するのにかかる経費は、新幹線のような巨大プロジェクトに比較すれば微々たるものである。「なにもないけど鉄道はある」という状態を細々とでも維持できればそれが大きな財産となったのだ。「経済効率」というただそれだけの理由で地方を切り捨ててきた国家の大きな方針は今更変わらないだろう。しかし、ただ「経済効率」を口にするならば、東京のような家賃や物価の高いところで生活保護を受給する人たちをどんどん田舎に疎開してもらえばどれほどコストが下がるだろうか。いずれ破綻することが確実の生活保護制度をわずかでも延命するためには、地方疎開しかないとオレは思うのである。

 北陸新幹線ができて、首都圏から北陸へという大きな人の流れが生まれた。そうして発生した新たな需要によって富山や石川ではさまざまな新たなビジネスチャンスが生まれているという。その効果をオレは否定しない。しかし、第三セクターにされてしまった在来線の運営は今後どうなるのだろうか。どうして大阪から富山に直通するサンダーバードはなくなってしまったのか。金沢で新幹線に乗り換えることでコスト増になった利用者を救済することは考えなかったのか。一日に4本程度でいいから大阪から富山や新潟に行く在来線特急は残してもらいたかったのである。それは大阪から名古屋経由で長野に直通する特急「しなの」が廃止されてしまったことと共通するのだ。なぜむりやりに新幹線に乗せようとするのか。

特急「しなの」は名古屋~長野間に運行されていた在来線の特急だが、一日に一往復だけは大阪発だったのだ。3月26日のダイヤ改正でこの「しなの」はなくなった。大阪駅発着の特急「しなの」は、大阪駅を8時57分発で長野駅には13時53分着だった。もしも新幹線を名古屋まで利用すれば大阪駅を1時間遅く出ても同じ時間に長野に着くことができた。しかし特急料金は「しなの」なら3430円で、新幹線利用の4660円と比較すれば1230円も安かった。所要時間は約1時間余分だが、料金は1230円安いというのは時給1230円で働いてるのと同じである。大阪のどケチなオッサンたちが名古屋に行くのに新幹線ではなくて料金が6割程度の近鉄特急を利用するのはそういう理由からだ。多少時間がかかってもその分安かったら許容範囲という人たちをある程度想定して輸送計画を立てればよかったのである。そういう人たちが利用する在来線をもっとちゃんと活かして欲しかったのである。

 短距離客には新幹線「こだま」よりも在来線の快速を安く利用させれば地方の乗客の鉄道離れをもっと防げていただろう。どうしてそんな視点が政府にはなかったのだろうか。高速バスの事故の遠因は、安全でしかも運賃が安価な夜行列車がなくなってしまったことにも求められるのではないか。

 地方の活気を失わせたのは政治家がゼニのことしか考えてなかったからである。地方選出の議員がイナカモンドリームしか考えてなかったからである。都会にどんどん人口が流出しても、田舎はやはり「いつでも帰ってこられる故郷」でなければならなかったのだ。それを失わせて人々をみんな根無し草にしてしまったことが今日本をどんどん衰退させているのである。

 オレが生きている間にもこの国はどんどん滅びに向かって加速していくだろう。今の政治家にはその流れを変えることはできない。誰も100年先のことなど考えていない。もっともその時には日本という国家が存在するかどうかもわからない。巨大地震や巨大津波があと3回くらい来れば、日本列島のほとんどが居住不可能地域となるだろう。それがわかってるのに原発を停止できないのもこの国の情けない政治の姿である。


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2016年03月23日(水) 待機児童をたちどころになくす方法        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

 「保育園落ちた、日本死ね」という書き込みで話題になっ待機児童問題、オレは以前に保育所を運営する法人が補助金を受けていることや、保育士の待遇の悪さに比べてその理事報酬の巨額さなどをこの日記で話題にしたことがある。そこに既得権益が存在するということに関しては国会でも触れられることはなかった。既得権益者の利益を守りたいからこそ、わざと待機児童問題を解消させないという政治のあり方こそが間違っているという方向に議論を進めてもらいたいのである。

 さて、のんびりと何年もかけて結局何もしない政治には何も期待できない。そうするとどうやって解決するかということだが、オレが注目してるのはAirbnb(エアビーアンドビー)や Uber(ウーバー)のようなサービスを保育という世界に導入するベンチャーが出現しないかということなのだ。

 Airbnb(エアビーアンドビー)というのは自分の家とか使ってない別荘、家の中で空いてる部屋などを貸すサービスだ。その値段は1日5000円でもいいし、8000円でもいいし、とにかく自分で決められる。その値段に納得して使いたい人が申し込んでくれば、こちらは「カギは表の植木鉢の下に隠してあります」などと連絡すればいい。そうして副収入を得ることができるわけだが、決済はスマホ上のやりとりで終了してるのである。

 Uber(ウーバー)という配車サービスがある。日本では白タクが禁止されてるのでこれを行ってるのはタクシー会社だけだが、海外での状況を説明すると、タクシーがなかなかつかまらない時に、スマホのアプリを起動して近くを走ってるクルマを探す。同じ方向に向かってるクルマの中から、「10ドルで乗せるよ」などとメッセージが入るのだ。これも決済はスマホアプリの上で済ませてしまうのである。

 このようなサービスを保育の世界に導入すればどうか。保育士の資格を持っているが保育所で働いていない人はたくさんいる。もう専業主婦になってる人も多いし、高齢の方も居るだろう。そうした人たちがアプリに登録しておく。そして緊急に子どもを預けたいと思った母親が、登録してる人の中から料金と場所などで納得できる相手を見つければメッセージを送るのだ。保育場所は自宅でもいいし、それこそ2DKくらいの部屋を借りて小規模の施設を開業してもいい。保育士の資格があれば開業を認め、その代わりにきちっと保育されてるかどうかをチェックすればいい。そして利用者は事後評価をつけることができるので、そのデータを蓄積していけばいい保育士はたくさん「いいね」を付けてもらえるわけである。崩壊してしまったご近所さんのネットワークを補完し、相互扶助システムをスマホアプリを使って構築するようなものである。

 オレは以前に公立高校で教えていた。その頃に教えていた女生徒の中で保育士の道を選んで幼稚園や保育所に就職した人はたくさんいる。しかしその多くは結婚を機にその仕事を引退し、子育てのために専業主婦になってしまい、その後は資格と関係ないパートやアルバイトをしている。子どもがある程度大きくなって手を離れれば時間もできるだろう。そうした労働力を活用することができればどうか。待機児童問題を解消することもできるだけではなく、新たな雇用機会も生まれるのである。

 オレのようなただのオッサンが考えるくらいだからきっとこのようなアイデアを考えてる人はすでにいるだろう。しかし日本には厚い行政による許認可の壁が存在する。せっかくのアイデアもなかなか活かせないのである。クソ役人どももどうかここは「今現在どうしようもなく困ってる人たちの存在」というものに関して目を向けてもらいたいのだ。競争が生まれ、よりよいサービスを提供するものが生き残るという形が起きればもっとも望ましいとオレは思っている。

 オレがかつて公立高校で教えた女生徒の多くがその後幼稚園の先生となって、オレの息子たちや姪っ子たちがお世話になった。彼女たちも今は40代、そのあたりの年代の女性たちが「保育」という現場でその能力を活かせるような機会を拡大できればどんなにいいだろうかとオレは思うのである。


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2016年03月20日(日) 毛利正徳県議はまことに立派な政治家です        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 野々村議員の出張詐欺で一躍有名になった政務活動費、おかげでその他にもいっぱいいろんな不正が明らかになったが、日本中で議員たちがおかしな使い方をしてることがよくわかったという意味で野々村議員の果たした功績はまことに大きかったと言うしかない。

 大分県議の毛利正徳さんという方がいる。政治活動のために車であちこち走り回って積極的に活動しておられる。県内を縦横無尽に毎日180キロも走っておられるのだ。なんと立派な政治家サマだろうか。ここまでがんばる方は他にはいないのである。

 大分県ではガソリン代の領収書は添付する必要が無い。走った距離に応じて1キロあたり37円が支給される仕組みである。レギュラーガソリンを1Lあたり120円として、その車の燃費が10㎞/Lであると仮定した場合、1キロを走るのに必要な燃料コストは12円のはずである。そう考えると1キロあたり37円というのはかなり払いすぎという感じがするが、もしかしたら議員サマはみんなロールスロイスやセンチュリーなどの高級車にお乗りなので、1Lあたり3キロくらいしか走れないという計算で37円/㎞という支給額が決まったのかも知れない。

 180キロも走れば大分県の端から端まで移動できる。毎日それくらいの移動をしまくって毛利議員の政治活動は行われていたということで、まことにご立派なのである。そこまでがんばってる議員は珍しいのである。オレは毛利議員は議員の中の議員様、まさにキングオブ議員だと思うのだ。他のぐうたら地方議員は毛利議員の立派さを見習うべきである。

 しかも毛利県議自身も「政務活動で、調査・研究のために走行したのは間違いありません」と語っている。本人が言うのだから間違いないのだ。ネット上にあった記事を引用しよう。

大分県議“地球1周半分”のガソリン代計上
日本テレビ系(NNN) 3月16日(水)0時15分配信
 約245万円のガソリン代を政務活動費として計上していた自民党の毛利正徳県議。大分県議会では領収書を添付する必要がなく、1キロあたり37円が支給される。
 毛利県議は、1年間で地球1周半分にあたる6万6000キロ余りを走行したとしている。
 毛利県議「政務活動で、調査・研究のために走行したのは間違いありません」
 一方で、おおいた市民オンブズマンは、「常識的に考えておかしい」と話し、虚偽の疑いがあるとして、来月にも一部返還を求める住民監査請求をする方針。.
最終更新:3月16日(水)0時15分


 この立派な毛利議員に対して、なんと無礼にもおおいた市民オンブズマンが監査請求をするという。なんと冷たい仕打ちだろうか。何もしない議員が多い中、県民のために縦横無尽、一日平均180キロも走り回ってくださったのだ。そのまじめな姿勢、県民のどんな小さな声にも耳を傾けるひたむきさ、賞讃されることはあっても責められることはありえないとオレは思ったのである。

 大分県と言えば、別府市の職員が生活保護受給者をパチンコ屋や競輪場で見つければ厳重注意し、保護費の支給停止などを打ち出したことで話題となった。そんなふうに不正を許さない県民性だからこそ、毛利議員のようなご立派な方がいらっしゃるのだろう。何もしないで高い議員報酬をもらってふんぞりかえってる連中も、今回のことを見習ってもらいたいものである。毎日180キロ、本当にスゴイのである。できればその分のガソリンスタンドの支払い記録も開示してもらいたかったのである。どこのスタンドで入れていたのだろうか。


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2016年03月17日(木) オレは森永マミーの減量を許さない!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 オレは乳酸菌飲料が好きだ。カルピスも好きだし、カルピスソーダもスコールも好きだ。ヤクルトも好きなんだがけっこう高い。それにオッサンがヤクルトを飲んでるとなんだかカッコ悪い。ヤクルトと似た容器の類似商品はあるが、それよりももっとコスパにすぐれた乳酸菌飲料が存在する。安くて量が多いその商品はずばり「森永マミー」だったのである。オレはよくスーパーで1Lの紙パックのマミーを買っては豪快に飲んでいたのである。

 その「森永マミ」ーは普通は128円とかで売られてるのが、時々特売で100円くらいになっていて、そういう時を狙ってオレはよく買っていたのである。

 昨日、オレは何気なくスーパー「ライフ」に入った。そこではなんと「森永マミ」ーが88円(本体価格)で売られていた。消費税を入れても100円以下である。これは安いと思ってさっそく買った。何も考えずに「超激安」と思ったのである。帰宅してからさっそく指でパックの上の部分を開いて飲もうとした時に、何かふだんと違う大きな違和感を感じた。それは、パックの上に隙間があったことである。コップに注ごうとしたとき、開いたばかりなのにまるで誰かに先に飲まれたように減っていたのだ。紙パックの上部には「マミー」ではなくて空気が詰まっていたのである。そこではじめてオレは紙パックに「900ML」と記載されていることに気がついた。なんと、内容量が一割減らされていたのだ。だから上部に空間があったのである。

 森永は「マミー」を値上げするのではなく、紙パックなどもそのままに分量を減らすという卑怯な方法でコストダウンを狙ってきたのである。なんと卑怯な作戦だろうか。オレのようにすぐに気がつくセコい人間はきっと少数で、多くの人たちは何も気がつかずにそもまま買って飲んでいるのだろう。そうしてきっちりと一割分を儲けようとするやりかたにオレはまんまとだまされるところだったのだ、

「森永マミー」は期間限定でいろんな味を出したりする。オレは「マミー」が好きなのでその他のいろんな味のものもついつい買わされてきた。そうしたファンの気持ちを大切にするなら、減量よりもむしろ増量でご愛顧に応えるべきだったのではないか。なんの事前連絡も無く、勝手にいきなり量を減らすというのはこれまで愛飲してきた客たちに対する裏切りではないのか。オレはそう思うのだ。今回の減量をオレは断じて許さない。これからは卑怯な森永マミーではなくて、サントリーの「ビックル」みたいな他の乳酸菌飲料を買おうと心に決めたのである。

 たった一割の減量で、購入客を3割失うとしたらそれは売り上げの大幅減少につながるだろう。少なくとも一割減量された「マミー」を「だったら一割余分に買おう。10本買うつもりだったけど11本にしよう」なんて誰も思わないはずだ。「なんだ減量か!」と腹を立てて他の商品という選択をするのがオレのような賢明な客だろう。しばらくすれば森永は急減した売り上げに仰天するだろう。コストダウンしか考えない馬鹿な経営者はどうしようもないのである。もしも期間限定で一割増量したら売り上げが単純に3割は増えただろう。

「損して得取れ!」というのは商売の鉄則である。


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2016年03月14日(月) 厳しすぎる校則とは何か?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 オレはここで教育に関してあまり触れたくはない。仕事とは離れて気分転換して書こうと思ってるからだ。しかし、この件に関しては一言言いたい。たとえば「携帯電話禁止」というルールがあることを承知の上で入学してきているのに、その禁止事項を破ったことで受けた罰に対して文句がある方が間違ってるだろう。それなら別の学校を受験すれば済むことじゃないか。

 もしも鹿児島県に県立の高校が一つしか無くてそれ以外の選択肢がないのならば、あらゆる変な家庭から入学するから放任主義の親も来れば、モンスターペアレントの親もいるわけで、授業中に使ったからと携帯電話を取り上げたら「その間の電話代を払ってくれ」などとほざく変な親もいるだろう。しかし、わざわざ遠方からこの鹿児島県立野田女子高校を選んで通学してくるということは、そこでがんばりたいという目的意識があったから入学してきたのではないか。それなのになぜ校則が守れないのか。ルール違反の罰として一定期間寮から退去させられるというのはそんなに厳しいとは思えない。もしも寮に置いておくなら、寮の中にそれこそ「座敷牢」でも作って隔離したらいいのか? その方がよほど時代錯誤だ。


校則違反で「退寮指導」に疑問の声 高額通学費十数万円の例も 鹿児島の県立高校
西日本新聞 3月12日(土)1時30分配信
 鹿児島県出水市の県立野田女子高が、携帯電話の校内への持ち込みなど校則に違反した寮の生徒を一時退寮させ、自宅から通学させる指導を繰り返していたことが分かった。関係者によると、寮生の多くは自宅が遠く、指導中の交通費が十数万円に上った例もあるという。専門家は「経済的負担が大きく、配慮を欠いた指導」と指摘している。
 複数の関係者によると、退寮指導の期間は数週間から1カ月程度。1年間に複数回の指導を受け、片道120キロを新幹線などで2時間、約4千円かけて通い、体調を崩した生徒もいる。退寮期間は事前に示されないため、定期券を購入できず、交通費がかさむ要因になっているという。
 同校は九州唯一の県立女子高で、食物科、生活文化科、衛生看護科がある。各種資格が取得できるため県内全域の生徒が在籍し、希望者は寮に入る。同校によると、退寮指導は、家庭内で親子が話し合い、反省を促すのが目的。事前に保護者の理解を得ており、指導によって生活態度の改善がみられるという。
 退寮指導の妥当性について、佐藤真由美校長は「西日本新聞の取材に応じた関係者の名前や経緯などを明かさない限り、コメントできない」としている。
 九州大大学院人間環境学研究院の八尾坂修教授(教育経営学)は「生徒に十数万円もの負担を強いる指導は適切といえず、学習機会を奪うことにつながる。反省を促すのなら、別な指導方法はいくらでもある」と指摘している。


 ルールを守らない生徒をどう指導するかということに多くの学校は手を焼いている。この「野田女子高校」の場合は「一時退寮」というのが学校側が考えた最良の指導方法だったわけだ。こういうときに必ず価値観の違う人たちが「たかが携帯電話の持ち込みくらいで・・・ 」とほざくのだが、そういう人たちの主張はどんどんエスカレートし、「たかが万引きで退学は重すぎる」「たかがいじめで退学は重すぎる」「たかが窃盗で懲役10年は重すぎる」「たかが殺人で死刑は重すぎる」というふうにどんどんむちゃな方向に行ってしまうのである。「たかが携帯」であっても退寮しなければならないからこそ、厳しい指導が効果を発揮するのではないか。たかが覚醒剤使用で芸能界追放は重すぎるなんて甘えたことをいう芸能人が麻薬や覚醒剤を蔓延させているのだ。極端な話、オレは麻薬の使用者は死刑にしてもいいと思っている。暴力団への利益供与も含めて厳罰にしてもらいたい。それくらい罰を重くしないとこうした薬物は世間からなくならないのである。

 「退寮」と言えば、オレが学生時代の京都女子大の寮もそうだった。門限はなんと19:00で、それに遅れると始末書を書かされ、始末書がたまると退寮勧告を受けるのである。たかが門限破り・・・でさえもそんなに厳しい罰なのだ。

 野田女子高校には衛生看護科が設置されている。看護学校の寮というのはどこも生活指導が厳しいものである。そういう世界で夜遅くまでえんえんとスマホでネトゲしていたり、男子とLINEでずっとチャットしていたりすれば勉強どころじゃないだろう。そういう生徒を排除したいというか、生徒をそんな風にしたくないというのはしごくもっともな指導方針である。オレは今回は野田女子高校を全面的に支持したい。そういう校則の厳しい学校があってもいいじゃないか。それを時代錯誤と言うならば、禁止されてるものを平気で持ち込ませてる親たちには良心の呵責はなかったのか。「みんな守ってないから」というわが子のウソにだまされた結果ではないのか。


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2016年03月11日(金) 震災から五年~命を無駄にしないために・・・        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 東日本大震災から5年が過ぎた。震災で犠牲になった人たちを慰霊するさまざまな行事が今日は行われた。自分の目の前で大切な人を失った人の悲しみは永遠に消えることはない。それでも残された人々は気持ちを前向きにして生きねばならない。我々はあの震災からいったい何を学んだのか。

 大川小学校の悲劇は、地震の時にどうすればよいか、どこに避難すれば良いかという必ず身につけておかないといけないことが忘れられていたために起きた。もしもあの時、全校生徒がすぐに裏山に必死で登るという選択をとっていれば全員の命が助かったのである。大地震が起きればまず津波を警戒するということ、少しでも高台に登るということ、こんなものすごく基本的なことがどうして人々に共有されてなかったのだろうか。

 あの大災害を生き延びた人は、「どうして自分は助かったのに友は死んだのか」という問いをずっと引き受けて生き続けなければならない。それはどれほどつらいことだろうか。震災を越えて生き残った人たちは、亡くなった友の果たせなかった「想い」も引き受けて生きなければならない。そうしたさまざまな「想い」をぶちこわすのが、震災復興にむらがる「金儲け」目的の連中、イナカモンドリームを狙うクソどもだ。

 阪神大震災の時に「区画整理」という名目で整然とした無機質の街がどんどん建てられていき、多くの人々がゼニと引き換えに街を捨てて二度と戻らなかったことを繰り返してはならないのだ。しかし、巨額のゼニは無人の街と高くそびえる防波堤のために使われている。復興しなければならないのは人々の暮らしであり、街の賑わいを取り戻すことであり、人々が生きる糧となる仕事を手に入れることだ。しかし実際に使われるゼニはそうしたことではなく、巨大な土木工事を受注した大企業やゼネコンが受け取り、もちろんゼネコン本体は何もしないでマージンを抜いて丸投げし、実際の工事は下請け、孫請けが低賃金で請け負っている。仕事がなくなれば簡単に解雇される使い捨ての労働者たちが大量に雇用され、復興事業を担っているのだ。建設業界のこうした構造は昔から少しも変わらない。

 日本の原発にはメルトダウン時に作動する「コア・キャッチャー」を装備した安全な原発は一つも無い。ヨーロッパでは新設時に義務づけられているこの安全装置が日本では全く装備されていない。大手マスコミがそれを報じないのはなんらかの報道規制が存在するのだろう。オレの日記や「きっこのブログ」でいくら熱心にそのことを書いても、多くの人がこの事実を知らないままである。新しく建設する予定の大間原発にももちろんコアキャッチャーを設置する予定はない。費用が掛かるという単純なゼニの問題でカットされたこの設備がもしも福島原発に備わっていたら、数十年かかるという廃炉作業が数年程度で完了していただろう。

 日本は地震国である。そして、周囲を海に囲まれた津波大国でもある。大地震とそれに伴う津波という自然災害から逃れることはできない。すべての海岸に高さ20mの防潮堤を設置するのは不可能だが、せめて原発のある所だけでも高さ20mの津波に耐えられるようにしっかりとした堤防を築くべきだ。少なくとも東日本大震災級の津波はもはや「想定外」ではなくなったのだから。それくらいの災害を常に「想定内」において対策を立てる必要がある。そうすれば、巨大防潮堤というハードウェアに頼るのではなくていかに迅速に避難するかというソフト面の対応が必要だということがわかるだろう。ゼニをかけるのではなくて頭を使って工夫するということが大切なのだ。

九州では数千年に一度大規模なカルデラ爆発がおきている。そして数万年に一度、阿蘇山のカルデラが形成されたような大規模な火山活動が起きている。それが今突然始まらないという保証はない。阿蘇山のカルデラ爆発のようなことが起きれば、九州がすべて火砕流で埋まり、川内原発は一瞬にして壊滅する。九州に住む人はほとんど助からないかも知れない。そのときに原発がなければ被害は九州だけで済む。しかし、原発が破壊されて大規模で制御不能な事故が起きればその被害は地球規模になるのだ。日本列島という地球上でも特に脆弱で不安定な地域に、こんなに多くの原発が建設され、高層ビルが林立してるのである。長周期の揺れで真ん中から真っ二つに折れるような超高層ビルがあるかも知れない。

震災の復興はさまざまな問題をはらみつつもこれからも進んでいくだろう。唯一復興できない地域、福島原発周辺を残して。高浜原発を再稼働させようとしている関西電力や地元住民は東日本大震災から何も学んでないのである。高浜原発がもしも津波でメルトダウンすれば、琵琶湖に大量の放射性物質が降り注ぎ、京阪神の人々は飲料水を喪失する。もちろん高浜原発にはコアキャッチャーは設置されていない。


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2016年03月07日(月) 長崎新幹線という馬鹿事業を笑う        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 長崎新幹線をフル規格で建設するなんて馬鹿なことを決めたのはどうせ利権がらみのゼニをフトコロに入れることだけを考えてるクソみたいな田舎議員どもだろう。オレの一番嫌いな「イナカモンドリーム」のために、回収不能なゼニをそこに投入させるのである。なんと馬鹿馬鹿しいことだろうか。どうして山形新幹線や秋田新幹線みたいなミニ新幹線にしようと思わなかったのだろう。そうすれば佐賀県が反対することもなくスンナリ建設できたはずである。在来線がそのまま残るため、旧長崎本線が3セクの赤字ローカル線として地元に押しつけられるという悲劇もなくなるのだ。

 長大な単線路線である長崎本線の輸送力には期待できない。そこでなぜいきなりフル規格の新幹線を建設するという壮大な無駄遣いをしようとするのか。複線化して速度を向上させるという方法でなぜ対応しなかったのか。博多から長崎まではたったの153.9キロである。そこを走る特急「かもめ」の所要時間は約2時間だ。単線故に列車交換の待ち時間も発生するために時速77キロしか出せてないということになる。

 これが大阪→三宮間を走る新快速なら、30.8キロをわずか20分で走るので途中2駅に停車するのに時速約90キロということになるのだ。少なくとも特急「かもめ」よりも新快速の方がずっと速いということはよくわかる。逆に言えば特急「かもめ」はその車両が本来持っている速度が出せていないのである。列車交換の待ち時間以外にも、駅で分岐を通過するときに減速することなどさまざまな理由がある。もちろんカーブの多い長崎本線ゆえの宿命もあるだろう。

 オレの提案は、フル規格の新幹線を建設してゼニを捨てるのではなく、単線の長崎本線に単線の標準軌の線路を増設して複線化するということだ。そうすれば長崎本線を止めずにそのまま広軌化できるのである。そして標準軌の線路が開通した時点で、単線でミニ新幹線として長崎新幹線を開業し、新幹線を運行しつつ残った狭軌の線路を撤去してそこに標準軌の線路を敷いて数年後に複線化するのである。そう、軌間を拡張して高速列車に対応した上で複線化工事してしまえということだ。そうすれば最高速130キロの列車を走らせることが可能になるので別にフル規格の新幹線を建設する必要もなく、また地元負担もフル規格の新幹線を建設する工事の1/3以下程度で済むわけで財政負担も軽くなり、佐賀県の反対もなくなるはずである。何より大きなことは高速化された長崎本線が黒字路線として貢献することでJR九州の収益にプラスになることだ。

秋田新幹線を通すために田沢湖線を改軌する工事にかかった時間は一年間である。しかし、田沢湖線のような山岳地帯と違って長崎本線の通過する場所は平地である。列車を運休させて改軌する工事よりも走らせながら一本増設する工事の方が時間はかかるかも知れないが、それでも工事期間を3年みておけば大丈夫だろう。今から始めれば2020年には鳥栖から長崎までの区間にミニ新幹線を開業することは十分可能である。

 在来線をただの赤字ローカル線にして将来のお荷物にしてしまうのではなく、明治からの鉄道施設というインフラをきちっと未来に伝えるために残すことの方が大切だとオレは思うのである。東海道新幹線だって、停車駅を増やした「こだま」を走らせるよりも「のぞみ」だけに絞って小さい駅を廃止した方がはるかに輸送力は増強できる。「こだま」を全廃して、その代わりに在来線の快速などを増発した方がはるかに地元の利便性は増すはずだ。現在の東海道本線はその能力が全く活かせていないのである。

 フル規格で新幹線を建設するという馬鹿なことは即刻中止して、現行の長崎本線を活用しつつ高速化も実現するという方法を地元自治体は模索すべきである。長崎県民は地元負担として支出される700億円の有効な使い道を考えるべきなのだ。

 もしも長崎本線が完全に複線化できれば、それだけで博多長崎間のすべての列車に時間短縮効果が発生するだろう。通過待ちのためにやたら長時間停車させられた普通列車のスピードアップができれば、それだけ乗客をクルマから取り戻せるだろう。

 オレはJR九州の戦略を高く評価している。もともと赤字である鉄道事業を収益の柱にすることをあきらめ、鉄道事業に付帯するさまざまなビジネスを一体化して考えて収益を作り出そうとするそのすぐれた発想をもっと広げてもらいたいと思っている。今回の長崎新幹線だって、地元国会議員の口利きとかで無理矢理作らされ、押しつけられることに対してもしかしたら納得していないかも知れない。ここは万人が納得するような代案を提示していただき、イナカモンドリームに沸き返る連中に鉄槌を浴びせてもらいたいものである。リレー方式でその馬鹿馬鹿しさを示すだけでは不十分だぜ。


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2016年03月03日(木) マスコミの腰抜けを嘆く        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan


 高市大臣が「停波」をちらつかせたことで、言論弾圧だと騒いでるクソみたいな連中がいるが、オレはそいつらに対して「アホか!」と言いたい。おまえらは政治家相手にはそうして強気で主張するが、相手が広告をくれる大企業ならとことん腰抜けじゃないか。東芝が粉飾決算してるのにどうして大手マスコミはどこも「不適切会計」と報道していたんだ。広告もらえなくなるのが怖かったのか。ゼニをくれる相手にはしっぽを振るくせに、利害関係の無い相手には強気で主張するそういう腰抜けさがオレは大嫌いだ。

 マンションの手抜き工事の件もそうだ。話題になった三井住友建設の横浜のマンションのことも、業界全体の問題なのにとにかくどんどん矮小化して、旭化成建材一社の特殊な事例であるかのようにすり替えたじゃないか。本当はああいった手抜きが業界全体に横行してることとか、数十年経てば不良資産となって無価値になる分譲マンションの販売そのものが一種の詐欺的行為であることには目をつぶって、ただ広告料欲しさにマンション業界を守ろうとするその姑息さがオレは絶対に許せないのだ。どうしてもっとマンションの問題を報道しないのか。裁判になってる事例がたくさんあって、その中には南海辰村建設のようにきわめて悪質な例もあるのになぜもっと大きく報道しないのか。

 マスコミは国会議員が不倫したとか、元野球選手がシャブ中だったとか、そういうどうでもいい問題ばかり報道していて、もっと大事な甘利大臣がヤクザまがいの恫喝をURに対して行っていたこととかほとんどスルーだし、自民党代議士の元公設秘書が練炭自殺を装って殺されたこととかは全く報道しない。おそらくそうした巨悪と戦う気持ちなどこれっぽっちもないんだろう。そんな腰抜けどもが、高市大臣の発言にかみつく資格があるのか。そんなことを言う資格があるのはオレのように真に正義を貫こうとして書いている人間だけだ。

大手新聞は広告料欲しさにろくに審査もしないでうさんくさい広告を載せる。その昔スイスプライベートファンドという業者の投資詐欺事件があったが、その詐欺会社の広告を全面広告で掲載した読売新聞や毎日新聞の責任は少しも問われなかった。オレは広告を見た瞬間に「詐欺だ!」と確信したが、そんな怪しい広告を大手新聞は受けたのである。どうして相手が犯罪者であると見破れなかったのか。そんなもんゼニをくれれば相手が犯罪者であっても無関係なのだ。どうせ新聞社が責任を問われることなど無いのである。

 スポーツ新聞には売春を勧誘する3行広告が相変わらず掲載されている。これは売春防止法違反じゃないのかとオレはいつも思っている。こういう広告を平気で掲載してる新聞社に正義を語る資格があるのかとオレは言いたいのである。そういうクソマスコミはどうせ暴力団関係者ともズブズブの間柄なんだろう。

 日本のマスコミには正義を語る資格などない。アイドルの女の子が交際している相手と一緒に撮った写真を手に入れ、それをスクープとして掲載する行為はまさにリベンジポルノである。それを週刊誌はゼニのため、販売部数を伸ばすために平気で行っている。高部知子がベッドでタバコを吸ってる写真をフォーカス編集部に売り込んで不特定多数に公開した元彼氏の行為はまさにリベンジポルノであり、それを手助けした新潮社の行為は犯罪そのものである。オレはそういう連中が正義面してるのが大嫌いだ。

 オレはマスコミなんかに期待していない。オレは日本の政治にももう期待しない。この国の方向は根本的にもう間違ってしまっている。これから滅びの道を突き進む日本の落日をオレはただ眺めるだけである。誰がこんな情けない国にしてしまったのか。その中でももっとも責任が重いのはクソみたいなマスコミである。おまえらがしっかりしていればクソみたいな政治家や金儲けしか考えてないクソ企業はみんな退場させられたんだ。正義を貫けないマスコミが日本をだめにしたんだ。太平洋戦争の時の翼賛報道の頃からマスコミは何も変わっていないのだ。

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2016年03月01日(火) きみは「イノコ」を知っているか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan




 オレが昔執筆してとある文学賞に応募して落選した「イノコ」という小説がある。それは大学サイクリング部のことを題材にしたものである。自分にとってなつかしく、そして幸せな記憶の詰まったあの大学サイクリング部の日々をどうしても何かに残したくて、それで書いたものである。「ウォーターボーイズ」とか「シコふんじゃった」みたいな青春映画のテーマに大学サイクリングは絶対に面白いと思う。しかも大学サイクリング部の交流会である「西サ連ラリー」の世界を映像にすれば絶対に面白いに決まってる。そういう意図からオレはこの作品を、場面を思い浮かべながら書いたのである。

 「イノコ」とはいったい何か。「亥の子餅」というものが実際に存在していて、京都では和菓子店で販売されている。玄猪餅(げんちょもち)とも呼ばれる。亥の子(旧暦10月(亥の月)の亥の日の亥の刻(午後10時ごろ)に食べられる。俳句の季語では冬にあたる。しかし、サイクリング部の世界の「イノコ」は、名称が同じだけでこの「亥の子餅」とは全く何の関係もない。

 今日、カドカワが開設した小説の投稿サイト「カクヨム」がオープンした。そこにオレの書いた「イノコ」も登録され、公開されている。ぜひ「言いたい放題」の読者の方は訪問してそこに足跡を残してもらいたいし、できれば読んでレビューを残してもらいたい。

 大学サイクリング部の思い出はオレにとって宝物のようなものである。そしてそこで出会った人たちもまたオレにとっては大切な仲間だ。今はどこでどんな風に過ごしてるのだろうかとなつかしく思い出す。一緒に走ったり、一気飲みしたり、「イノコ」を楽しんだりしたその日々もまたオレにとっては貴重な宝物である。

ぜひみなさん読みに行ってください。
  ↓ 
「イノコ」(カクヨム)


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