江草 乗の言いたい放題
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2013年02月28日(木) 人権屋さんよ、現実を見よ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 西成区のあいりん地区で暮らしている人々が生活保護を受給できるように熱心に活動されている方々の努力をオレは別に否定しようとは思わない。しかし、そうして努力した結果、働かなくてもゼニが手にはいるということになってそのゼニを酒やバクチや覚醒剤に使う人たちが出てくることに対して、いったいどのように考えておられるのだろうか。一度覚醒剤の魔の手に落ちた者が、そうやすやすとまっとうな生活に復帰できるとは思えないわけで、また過去に覚醒剤を使用していた経歴が生活保護受給を妨げるものでもない。

 覚醒剤を買うにはゼニが必要だ。もしも生活保護を受給していなかったらそんな余裕はなかったわけで、覚醒剤を買うことなど不可能だった。生活保護を受給して潤沢なゼニがあるということで覚醒剤を手に入れることができるようになったのである。公金をもらってそれを覚醒剤浪費するごくつぶしを大量に生み出したことが「福祉という名の偽善」の成果なのである。

 かくして、生活保護受給者の増加はそのまま薬物中毒者の増加を生み出し、公金は覚醒剤の購入費用に化けてヤクザに還流していくのである。西成区に投下される500億円とも言われる福祉マネーのほとんどは最終的には暴力団が吸い上げてしまうのだ。あいりん地区は暴力団にとっては巨大マーケットなのである。一見さんでも簡単に覚醒剤を入手できるのもこの地区の特徴である。だから全国から買いに来る者が後を絶たない。

 毎日新聞の記事を引用しよう。

覚せい剤:あいりん地区で昨年421人検挙 4割が生活保護者 /大阪毎日新聞 2013年02月27日 地方版
 府警薬物対策課と西成署は、大阪市西成区の「あいりん地区」で昨年1年間に覚せい剤取締法違反容疑などで421人(前年比19人減)を検挙したと発表した。検挙者のうち、生活保護受給者が少なくとも155人と約4割を占めた。例年増加傾向となり、依然として公金が違法薬物の購入費に充てられている実態が続いているという。
 同課によると、検挙者は密売人50人、購入客371人で総押収量は覚醒剤約780グラム、大麻約230グラムとなった。路上での密売が主流だが、徐々に指定場所に宅配する“デリバリー方式”にも移行しつつあるという。
 購入客の居住地別では大阪府が約290人に対し、約80人が16府県からやって来た。大分県の男は「覚醒剤を買えると思い、連休に泊まり込みで来た」と話していたという。【村上正】


 そこに行けば覚醒剤の取引が行われていることがあきらかなのに警察はなぜか黙認である。たまに摘発するのもオレには「取り締まりもしますよ」というアリバイ作りにしか思えない。これはただの憶測だが、警察と暴力団の間にはなんらかの取り決めが存在しているとしか思えないのである。

 ところがこんな規制を条例化する市が登場した。オレはこの思い切った案に賛同したい。朝からパチンコ屋の前に並ぶ連中にはかなりの生活保護受給者が混じってるはずだ。それをきっちりと摘発して支給停止に追いこんで欲しいのである。「ギャンブルには一切使わない!」という誓約書を受給時に出させ、その禁を破ると即座に支給停止、永久に受給資格を失うというペナルティを与えて欲しいのである。

 これも毎日新聞である。

 生活保護費:ギャンブル浪費を規制 兵庫・小野市が条例案
毎日新聞 2013年02月27日 12時11分(最終更新 02月27日 12時44分)
 兵庫県小野市は27日、生活保護費や児童扶養手当をパチンコなどで浪費することを禁じ、そうした受給者の情報提供を市民に求める「福祉給付制度適正化条例案」を市議会に提案した。受給者のギャンブルについては明確な規定がなく、蓬莱(ほうらい)務市長は「自立の妨げになるギャンブルなどに費やすことは規制しなければならない」と話しているが、受給自粛を懸念する声も出ている。
 条例案は3月27日に可決される見通しで、市は4月1日からの施行を目指している。
 条例案は、不正受給の疑いやパチンコ、競輪、競馬、賭博などへの浪費で生活に常習的に支障が生じている受給者について通報することを「市民の責務」と規定。市民からの情報を基に元警察官の「適正化推進員」が調査し、状況に応じて市が指導する。市民には、ギャンブルだけでなく、受給から漏れて困窮状態にある要保護者の通報も求めている。
 同市は人口約5万人で、先月の受給世帯は生活保護費120世帯、児童扶養手当420世帯。市の担当者は「生活に支障が出る常習的な浪費は把握していない。浪費防止の条例案だ」と説明している。厚生労働省によると、生活保護受給者は車所有や預貯金など資産保有が制限されているが、「使途規制の条例化は聞いたことがない」としている。
 公的扶助に詳しい道中隆・関西国際大教授(社会保障論)は「誰が受給者なのか判別できず、通報の有効性は疑わしい。一方、多数の目による監視を促しているので困窮者の受給自粛も予想され、命に関わる重大な結果につながりかねない」と話している。【浜本年弘】


 自分で働いてゼニを稼いでいる人間がギャンブルをするのはかまわないとオレは思っている。しかし、公的扶助の支援を受けている者はそのゼニをきちっと生活のためにのみ使うべきである。また行政側も支給したゼニがどのように使われているのかの確認もせず、どんな生活を送ってるのかも調べずにただ渡しっぱなしだから不正受給が起きるのである。レシートを貼り付けただけの家計簿でもいい。少なくともどのようにゼニを使ったのかという記録をきちっとと提出させるべきである。そうでなければ現金支給などやめて、戸別支給も廃止して困窮者の収容施設を作ってそこでまとめて衣食住を提供すべきだろう。そうすれば不正受給は根絶できる。憲法が保障最低限の文化的な生活はむしろその方が確保できるはずだ。

 西成区では生活保護の支給日を「給料日」と呼び、その日は違法カジノが大賑わいだそうである。実に馬鹿馬鹿しい実態がそこにある。人権屋さんよ、これがあんたたちの実現したかった「福祉」というものなのかい?


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2013年02月27日(水) 弘法も投資のあやまり        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 宗教法人は税制上のさまざまな特典がある。これは宗教法人が「金儲け」を目的とした営利団体ではないという実態とかけ離れたとらえ方に基づくわけだが、この記事にあるように実際は金儲けに奔走しているわけで、こういう報道に接するとやはり一般の企業と同じように課税しろよと思うのである。宗教法人にお布施したという形で利益を隠して脱税しまくってる連中だって存在するのだから。(具体名を明かすと刺客がやってきそうなので書けないのだが・・・)

 朝日新聞の記事を引用しよう。

高野山真言宗、6.8億損失か お布施など運用に失敗
 【渡辺周、上田真由美、山野拓郎】空海(弘法大師)が開創して約1200年の伝統を持つ宗教法人の高野山真言宗(総本山・金剛峯寺〈こんごうぶじ〉、和歌山県高野町)が、資金運用に失敗して少なくとも6億8千万円の損失を出していたことが、関係者の話でわかった。約3700の末寺から集めた檀(だん)信徒からのお布施も含まれている。
 26日に始まった宗派の議会にあたる宗会には、宗会議員を務める僧侶35人が参加。庄野光昭宗務総長は、多額の損失を出したことについて「運用が思いにまかせず推移している。無念で慚愧(ざんき)に堪えない」と説明した。
 宗会は年2回、全国から宗会議員が集まり人事や予算などを決める。庄野総長は内閣の役割を果たす「内局」トップだ。


 高野山ともあろうものがなぜ元本保証の普通預金や国債で運用しないのか。どうしてリスクのある投資をしたのか。オレは理解に苦しむのである。宗教法人という性格を考えればなおことのである。しかも金額も大きい。この運用を引き受けたのはいったい誰か。どのような有価証券を買って、額面がいくらからいくらになったのか。恐れ多くも仲介して手数料をピンハネした証券会社はどこなのか。そういうこともオレはぜひとも知りたいのである。

 末寺から少しずつ集めた資金は、それを拠出するそれぞれの寺にとってはどれほどの負担だったのだろうか。霊園の経営で成功したり、観光客を集めて多くの収入に潤っている寺ばかりではない。檀家からのお布施もどんどん減少して青息吐息の寺だってあるだろう。そういう末端の寺院から集めた貴重なゼニを、どうしてリスクのある商品、いわばバクチのような運用にまかせてしまったのか。

 公的資金を運用する部門の責任者がリスクのある金融商品に手を出して損失を出すとかいう話をよく聞く。しかし、お金が消えて亡くなったわけではないのである。そういう損失をした人がいれば必ずそのゼニをフトコロに入れて笑ってるヤツらがいるわけで、つまり損失の裏には必ずあぶく銭を手に入れたペテン師どもがいるのである。ある金融商品が個人投資家は値上がりを期待する「買い」でしか入れないときに、必ずその金融商品を「売り」のポジションで持ってる連中がいて、買った人たちの損失分を笑いながら巻き上げているのである。

 今回の高野山の投資話、いったい話を持ちかけた連中は誰なのか。そして値下がりする可能性のある有価証券や債券を売りつけてゼニをだまし取った連中はいったい誰なのか。オレはそこに詐欺の香りを感じてしまうのである。たいていこういう巨額の投資話には、担当者への接待やキャッシュバックがつきものだからだ。


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2013年02月26日(火) WBCには巨人が出ろ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 なぜWBCは寄せ集めチームで戦うのだろうか。オレには納得がいかないのである。日本一強いプロ野球チームがそのまま出ればいいじゃないか。昨年の日本シリーズを制した巨人軍が出れば済むことである。

 現状の寄せ集めチームは各チームの主力選手を奪っていった。その結果、どのチームもオープン戦は暫定のスターティングメンバーで戦わざるを得なくなっている。それは主力選手を8人も持って行かれた巨人軍も同様である。8人も選ぶのならば最初から巨人軍の単独チームにしていればいいじゃないか。

「寄せ集め」というチーム事情で内野手がふだんと違ったポジションをこなさないといけないのは心配である。少なくとも内野の連携プレーとかは緻密に練習しておかないとイザという時にできないわけで、ふだんと違う相手、違う守備位置で最高のものを要求するのはどう考えても理不尽だ。

 寄せ集めチームであっても巨人軍であっても、それが日本代表であることには変わりがない。巨人軍だから阪神ファンのオレは応援しないということもない。きっとオレはWBCに出場する巨人軍を「日本代表」として応援するだろう。

 各チームの主力選手を「打撃優先」でかき集めた結果、WBC選抜チームはかなりアンバランスな構成となっている。たとえば代走のスペシャリストという役割の選手がいないのである。終盤の「ここで絶対に1点もぎ取りたい」という時に機動力を活かした攻めもできずにただホームラン期待で打つだけという大味な野球のどこが面白いのか。オレはそんな野球は見たくないのである。

 こんなことを主張すると巨人ファンから「ペナントレースで不利になる!」などという抗議がありそうだが、不利でもいいじゃないか。今の巨人軍はだまっていても連覇できるような圧倒的な戦力を揃えている。むしろハンデを与えて巨人が開幕から出遅れてくれた方が盛り上がるくらいだ。巨人軍が本来の実力を発揮して勝ちまくればペナントレースは全然面白くないのである。それよりもWBCに出たせいで巨人軍がボロボロになってしばらく低迷してくれる方が阪神にとってはありがたいのである。

 そんなことを書いたらきっと「おまえは巨人軍に不利な状況を作って阪神を有利にしたいのだろう!」と罵倒メールがたくさんオレのところに舞い込みそうだが、実際にそれを意図しているのだから望むところなのである。オレは常に阪神タイガースの利益を考えているのだ。だからWBCには巨人軍単独チームを望むのである。


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2013年02月25日(月) 大阪市営地下鉄民営化にあたって        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 橋下大阪市長は大阪市営地下鉄を民営化しようとしているが、基本的にオレもその方針に賛成だ。ただオレは一投資家の立場で、どうすればその株が資産として魅力的な存在になるかをここで解説したいのである。

 大阪市営地下鉄を民営化して株式を上場した場合、その株主は大阪市が51%、そして民間(個人投資家)で49%として、大阪市はその過半数を維持すべきである。そしてきっちりと配当金を出させて、大阪市が民営化された地下鉄からゼニを上納させるようにしないと意味がない。大阪市の貴重な財源にしないといけないのである。

 また、大阪市職員OBが役立たずの天下り役員となって働きもせずに報酬だけもらおうとするだろうが、そんなのは一切排除しないとダメである。無駄飯食いに払うようなゼニはないということできっぱりと拒否すべきだ。

 さて、一般に鉄道会社の株は配当金以外に株主優待で「全線乗車券」などがもらえる仕組みになっている。それを上手に活用して付加価値を与え、株価を高値安定させて「資産株」として市民に保有してもらわないといけないのである。たとえば株価が1万円だとすれば、1000株以上保有(時価総額で1000万円以上)している株主には期間限定で全線無料パスを支給するようにしたらどうか。地下鉄で通勤している人にとって、その無料パスを手に入れれば定期代を浮かせることができるわけで大きな利益となる。おそらく株価はその価値に見合ったところまで上昇するはずだ。つまり、そういう付加価値を上手に設定することで株価を上げることができるのである。

 民営化後の大阪市営地下鉄にはぜひとも駐車場経営に乗り出してもらいたい。大阪市内の駐車場は基本ぼったくりである。天王寺周辺とか梅田周辺は一時間600円というのが相場だ。映画を見に行くと、映画のチケットよりも駐車場代の方が高くつくのである。せめて1時間200円程度、一日の上限800円程度の駐車場を郊外の地下鉄駅に整備して、パークアンドライドを推進させて地下鉄の乗客増加と都心部の道路の混雑緩和を達成してもらいたい。こんなことは政策的に推し進めてもらいたかったのだが、ちっともそんな工夫がないので収益事業として地下鉄がやればいいのである。

 痴漢撲滅にも積極的になってもらいたい。御堂筋線は混雑でナンバーワンなだけではなくて痴漢の数もナンバーワンである。混雑していても安心して乗れる地下鉄にしないとだめだ。民間の警備会社と協力し合って乗客の中に清楚な女学生風のコスプレをしたおとりを配置して、積極的に捕まえるのだ。

乗客の少ない路線にも客が増えるように沿線の名所やお店を紹介して地域の振興に協力すべきである。それは不採算路線を減らすことにもつながるし、市民の支持を得ることにもつながるからである。

 あと、できればトイレをもっときれいにしてもらいたいのである。客商売であることを考えれば今の状況はあまりにもお粗末である。

 まあそんなことをあれこれと思うのだが、とにかく大阪市地下鉄が民営化されて、その株価が「お買い得」だと思えばオレは迷わず購入するだろう。投資家に支持されるためにはどうすればいいのかということを第一に考えて欲しいのである。

 最後に付け加えることが許されるならば、オレは橋下市長に個人的なお願いがある。地下鉄民営化の暁には大阪市の天下りOBではなくてオレを役員に加えて欲しいのである。そうしてもらえればオレは広報活動や収益アップのための戦略、よりよい地下鉄作りのためにさまざまな意見を出したいのである。少なくとも頭のカタいOBのジジイよりも、オレの方が柔軟な発想で経営に寄与できると思うのだがいかなるものだろうか。


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2013年02月24日(日) ラウンドアバウトは定着するか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 信号機を使わない「ラウンドアバウト」という円形状の交差点が欧米では定着している。これがもしかしたら日本にも本格導入されるかも知れない。交差点で必ず速度を落とすことになるので事故も減少するということなんだが実際はどうだろう。オレはそういう交差点を走った経験がないので、ドライバーがどんな反応をするのかよくわからないのである。読売新聞の記事を引用しよう。

信号いらず丸い交差点、日本に定着するか?
 信号機を使わない「ラウンドアバウト」と呼ばれる円形状の交差点が注目を集めている。


 構造上、進入する車は必ず減速しなければならないため、重大事故が減らせるほか、信号機いらずで停電時の心配もない。欧米ではすっかり定着しているが、ドライバーは信号機任せにできない分、合流のタイミングなどで「判断力」が試される場面もしばしば。果たして日本では――。
 ◆維持費も安く
 長野県飯田市の「東和町交差点」は今月5日、直径30メートルのラウンドアバウトに生まれ変わった。信号機を撤去して交差点を改修した全国初の試みで、同市は「交差点で減速するので、『以前より安全になった』という声が多い」という。
 信号機にかかる維持費、電気代も削減でき、約20年ごとに必要な信号機の交換も不要。信号待ちが不要になるため、市では、この交差点での二酸化炭素(CO2)排出量を1割程度削減できると試算している。
 名古屋大の中村英樹教授(社会基盤工学)は「交通量が少なく、用地を確保しやすい場所では効果を発揮しやすい」と指摘。地方都市を中心とした導入を提言している。
 ◆被災地も注目
 信号機が不要になるため、東日本大震災の被災地も関心を寄せている。震災当時、停電で信号機が全面ストップしたため、交通網が混乱。津波から逃げ遅れたため車中で亡くなったとみられるのは、岩手、宮城、福島3県で少なくとも677人に上り、停電で信号機が消えた交差点で交通整理にあたっていた警察官30人が死亡・行方不明になった。
 岩手県は、津波で大きな被害が出た、陸前高田市内の県道交差点での導入を検討中。津波発生時は「徒歩で避難」が原則だが、高齢者を連れて避難する際は車が必要なケースもある。市内にラウンドアバウトが増えれば、「スムーズに避難できる」と期待する。
 マグニチュード9級の南海トラフ巨大地震で津波被害が予想される東海地方などでも、ラウンドアバウトへの関心が高い。このため、国土交通省は自治体や警察などと導入に向けた勉強会を重ねている。
 ◆左折で入り左折で出る
 いいことずくめに見えるラウンドアバウトだが、不安材料もある。従来の交差点では、止まるか進むかの判断は信号機任せで良かったが、ラウンドアバウトになれば、交通法規に従ってドライバー自らが判断しなければならない。
 導入されたばかりの長野県飯田市でも、「合流する際に方向指示器を出さない車がいる」「危ない思いをした」などの声も上がる。中には不慣れなため、環状路に入ったものの、曲がるタイミングをつかめず何周もグルグルとまわってしまうケースもあるといい、戸惑う人も少なくない。
 「結局は慣れの問題」と語るのは、国内外の道路事情などに詳しい、モータージャーナリストの清水草一さん(51)。「最初は慣れないかもしれないが、基本動作は『左折で入って、左折で出る』だけ」と助言する。信号機がなければ、横断する歩行者にもより注意を払うようになるとして、「いっそ環状路の幅を狭めて心理的にも速度を出せないような工夫をすれば、安全性はさらに高まるはず」としている。
 ◆ラウンドアバウト=環状路を走る車両が優先で、左側通行の場合は時計回りの一方通行となる。国際交通安全学会(東京)によると、欧米で1960年代から普及が進み、ドイツでは4000か所以上、フランスの地方都市は原則としてすべての交差点に導入。日本では、愛知県豊田市、茨城県日立市など約10か所に設置例がある。(鈴木絵里奈)
(2013年2月23日16時49分 読売新聞)


「左折で入って左折で出る」

なるほど。シンプルである。しかし、上記記事にあるように「方向指示器を出さない車がいる」ことが最大の問題だとオレは思うのだ。クルマを運転していて思うのは、方向指示器を出さない横着な車の増加である。

 オレがよく利用する小橋町交差点(上本町六丁目交差点から東に300mほどのところにある)では、北から進入するオレに対して対向車がガード下の低いところから出てくるので非常に見えにくい。ギリギリまで見えないのである。右折するオレは対向車が直進するのかそれとも右折するのか左折するのか。それによって動きを変えることになる。

 もしも対向車が左折するのなら、オレは横断歩道の歩行者を左手に見つつ、慎重に右折すればよいことになる。対向車が右折するならば、オレの進行をじゃますることはないので安心して右折できる。直進車ならば、交差点内で待つだけである。

 ここで一番うっとおしいのは、指示器を出さないのに右左折するクルマである。そのクルマが直進してくることを想定してオレは交差点内で待機するのだが、平気で右折や左折していくのである。それならちゃんと指示器を出してくれればいいのに・・・と思うのだ。オレの後ろにクルマが続いてるときはクラクションを鳴らされることもある。要するに「なんでおまえは行かないのだ!」ということである。それはオレのせいではなくて、対向車が悪いのに、まるでオレがどんくさいからのように思われるのだ。そういう指示器を出さない車の多くは、携帯電話で話し中だったりする。もしもそういう馬鹿が目の前で人をはねたりすればオレは迷わず「こいつ、電話しながら運転してましたよ!」と証言するだろう。ようするに、片手が電話でふさがってるから指示器を操作できないのである。

 もっとも電話中でもないのに指示器を出さない横着なクルマもあるわけで、そういうのは本当に迷惑である。そういうクルマが直後に隣に並んだら、オレは窓を開けて文句を言うことにしている。

 携帯をかけながら・・・とか、スマホを操作しながらとか、そういう横着なドライバーが増えた今、こういう交差点を導入すればどんな混乱が起きるのかとオレは心配するのである。オレのような運転技術の高いまっとうなドライバーばかりなら全然問題はない。しかし世の中にはヘタクソとか横着とか、てんかんで気を失ったまま運転してるヤツとか、事故を起こして逃亡しようとして踏切を飛び越える馬鹿とかがいるので、そういうドライバーと遭遇したときに身を守らないといけないわけで本当に運転は命がけなのである。


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2013年02月23日(土) ならず者国家のくせに文句を言うな!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 軍事力を背景に公然と領土拡大を行ってる侵略国家のくせに、それを指摘されるとキレるこの連中を見ていると、世界で一番危険なのは北朝鮮でもイランでもアルカイダでもなくてこの共産党馬鹿国家であるとしか思えないのである。何をくだらない文句を言ってるんだ。おまえらがやってることをそのまま指摘しただけだろう。

 読売新聞の記事を引用しよう。

驚がく、公然と隣国批判」中国が安倍首相非難
 【北京=五十嵐文】中国外務省の洪磊(ホンレイ)副報道局長は21日夜、安倍首相が米紙ワシントン・ポストのインタビューで中国をけん制する発言を行ったことについて、「驚がくさせられた。一国の指導者がこのように公然と隣国を批判し、地域の対立をあおるのはめったにない」と非難する談話を発表した。
 談話で副局長は「中国は日本に釈明を厳しく求める」とも述べた。
 中国当局は、22日の日米首脳会談で両首脳が、沖縄県の尖閣諸島などをめぐって中国への圧力を強化するメッセージを発することを警戒しており、首相が訪米を前に行ったインタビューでの発言を取り上げてけん制した形だ。
 21日付ワシントン・ポスト紙のインタビューで首相は、中国の海洋進出に関し、「威圧や脅しによってルールを変え、他国の領海や領土を奪うことは出来ないと(中国に)認識させることが重要だ」と強調した。また、中国をけん制するには、日米同盟の強化とアジアにおける米国の存在が「不可欠」だと述べ、日本としても防衛費を増強して中国への懸念を共有する東アジア諸国との連携を深めていく考えを示していた。
(2013年2月22日13時06分 読売新聞)


 もっともこの発言、かなり歪められた形で中国国内では報道されているようである。自国に都合の悪いことは大幅にカットして、都合良く編集して報道するのは中国のいつものことだが、どのように改変されたのかが気になるのである。

菅長官、中国メディアに抗議…首相米紙発言で
 菅官房長官は22日の記者会見で、中国メディアが報じた安倍首相の米紙ワシントン・ポストのインタビュー記事について、「首相の実際の発言を正確に引用していない」として、北京の日本大使館を通じて中国メディアに抗議したことを明らかにした。
 首相のインタビュー記事を掲載したのは「環球時報」という新聞で、菅長官は「誤解を招くものとなっている。ワシントン・ポストに掲載された内容とは違っている。『正確に報道すべきだ』と21日に申し入れた」と述べた。
(2013年2月23日00時10分 読売新聞)


 中国が領土的野望を封じ込め、強く反省することをオレは要求する。できれば安倍晋三とオバマ大統領にはこれくらいのことを言ってもらいたいのである。すなわち侵略していた諸国に中国が謝罪し、チベットを解放してダライ・ラマ14世を帰国させること。略奪した南沙諸島をフィリピンに返還させること。ブータンから奪った土地や家畜を返すことをすべて果たして初めて中国は国際社会に「ルールを守るまともな国」として認識してもらえるだろうと。

 なぜ中国が公然とブータンの領土を奪ってることを主要な新聞は報道しないのか。中国の領土拡張は海だけではなくて陸地でも起きていることを世界の人々に知らせ、その危険性を宣伝し、国連安全保障理事会の常任理事国から除名すべきであるということをオレは強く主張する。侵略国家、ならず者国家のくせに何が「安全保障」だ。軍事力を背景にして威嚇し、他国の領土を奪う中国の行為こそが世界の安全保障にとって脅威なのである。日本のように韓国に竹島を一方的に占領させてもへらへら笑っていて「平和的解決」をはかろうとするお人好し国家こそが常任理事国にふさわしいのだ。

 この「ならず者国家」に対して、日米同盟を強化して対抗することは当然のことである。少なくとも今の日本にとってそれ以外の対抗手段はないのである。


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2013年02月22日(金) 先生が覚醒剤なんかしたらダメですよ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 最近は学校の先生の不祥事のニュースが多い。教師が聖職ではなくて性職だと皮肉る方が出るくらいに盗撮とかセクハラで逮捕される人も多いわけだが、さすがに覚醒剤というのはまだ少ないのである。なんでこんな人が教師で、しかも小学校で教えてるのかとオレはあきれてしまうのだが、私立小学校の先生が覚醒剤で捕まったという記事を見つけた。

覚せい剤容疑で奈良の教諭逮捕
2013年2月21日(木)21時17分配信 共同通信
 神奈川県警相模原南署は21日、覚せい剤取締法違反(使用)の疑いで、私立奈良学園小学校教諭、野阪輝容疑者(24)=奈良市鶴舞東町=を再逮捕した。逮捕容疑は2月上旬ころ、奈良県内などで覚せい剤を使用した疑い。同署は今月1日、別の事件で友人の男(35)が住む奈良市内のアパートを家宅捜索し、覚せい剤0・4グラムを共同で所持していたとして2人を現行犯逮捕した。

 奈良学園というとなかなかの名門である。進学の実績も素晴らしく、その小学校に勤務しているということだから申し分ない職場である。それなのにこんな事件を起こして人生を終わらせる馬鹿がいることにオレは驚くのだ。自分がどんな職業に就いているのか。また自分が事件を起こすことがどれほど学校の体面を損なうのか。そんなことも考えられない馬鹿なのである。

 オレはあらゆる職業でどんどん覚醒剤の検査を行うべきだと思っている。政治家も聖域を設けずにどんどん検査して、使用の明らかになったものについてはクビにすべきだと思うのだ。大阪市の職員に対して大麻や覚醒剤の検査を行って、拒否した者が処分されるということがあったが、公務員の地位に就いている者や教職にあるものが禁止薬物を使用や所持しているなどもってのほかである。

 大学生にも積極的に検査を導入すべきだ。そして日本の社会から覚醒剤を完全に追放できるようにあらゆる方策を講じるべきなのである。覚醒剤の使用者はすべての財産を没収してしまうくらいの厳しい罰を与えないとだめだ。一度目は執行猶予がつくなんて甘すぎるのである。一度目から実刑、二度目は死刑でいい。あと、売人は即座に死刑にすべきである。使用者よりも売人の罪の方がはるかに重いとオレは思うのだ。覚醒剤を呑み込んで密輸しようとしたウガンダ人も死刑にすべきだ。「覚醒剤とは知らなかった」などとほざいた時点で、その体内の覚醒剤をみんな一気に飲ませてあの世に逝かせてやれ。

 盗撮もまた情けない犯罪である。オレは京都大学の女子寮のある場所はよく知っているが、たしかに塀はそれほど高くない。だが、その塀越しに盗撮しようとした馬鹿がいたことには失笑を禁じ得ないのである。読売新聞の記事を引用しよう。

就寝中の女子学生盗撮した京大生、無期限停学に
 京都大は19日、総合人間学部3年の男子学生(23)を同日付で無期限の停学処分にしたと発表した。
 発表によると、男子学生は昨年8月、京都市左京区の同大学寮内で就寝中の女子学生をベランダの窓越しにのぞき見し、携帯電話で盗撮したとして、川端署に軽犯罪法違反容疑で書類送検され、同12月に京都簡裁から科料9900円の略式命令を受けた。
 男子学生は「魔が差した」と話しており、すでに納付したという。
(2013年2月20日08時09分 読売新聞)


 無期限停学処分であっても、いずれこの馬鹿学生も許されるのだろう。幸いこの記事には名前が出ていないので、今後この男が就職活動する時に「盗撮くん」であることはバレないわけだ。もっともオレが知らないだけですでに2ちゃんねるなどには実名や顔写真が流出しているのかも知れないが。

 盗撮なんかしなくても、ネットにはいくらでも女性の寝顔の写真があるのだ。それを見ていることは何の罪にもならないのである。ネット上にはいくらでも過激な写真や動画がある。少しまじめに探せばいくらでも無修正のものは発見できる。なんでそれで満足しないのかとオレは不思議に思うのである。

 自分の愛する女性が隣で寝ている時に、その寝顔をじっと見つめるのは至福の時間である。その満足は、盗撮などというくだらない方法では決して手に入らないものである。人生の楽しみ方を知らない救いようのない馬鹿だと言ってやりたい。


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2013年02月21日(木) 謎のガス栓閉め男出現        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 世の中にはいろんな迷惑なヤツがいる。その迷惑さの中には、「なんでこんな意味不明なコトするんだ」という迷惑なヤツもいる。こういう意味不明なヤツのためにどれだけ世間は迷惑を被ってることだろうか。

 読売新聞から記事を引用しよう。

散歩途中、民家のガス栓閉めて回る…74歳男
 新潟県新発田市で屋外に設置されたガスの栓が何者かに閉められる被害が相次いでいた事件で、県警新発田署は20日、同市の無職の男(74)をガス事業法違反などの疑いで新潟地検新発田支部に書類送検した。
 発表によると、男は10日早朝、同市内の民家の敷地に侵入して、住宅の壁に設置されたガスメーターの元栓を閉めた疑い。警戒中の同署員が付近をうろついていた男を見つけ、署で事情を聞いたところ容疑を認めた。この日だけで10件以上繰り返していたという。
 調べに対し、男は「ガス栓のハンドルを閉めたらスッとして、ストレス解消のため散歩のたびに閉めていた」と話しているという。被害は昨年12月以降、確認されているだけでも120件以上に上り、同署は男が人目を避けて犯行を繰り返していたとみている。
(2013年2月21日07時40分 読売新聞)


 確認されてるだけでも120件以上、このジジイは街を徘徊しつつガス栓を閉じて回っていたのである。それがこの男にとっての「ストレス解消」なんだから全くもって意味がわからないのである。

 早起きして早朝の人目につきにくい時間帯にこの男はこうした犯行を繰り返していたわけだが、実際に金銭的な被害が起きるようなことではないわけでおそらく軽い罰しか受けないだろう。しかし娑婆にもどってくればまたこういう「ストレス発散」という意味の悪戯をするわけだ。どうしたらいいのか。

 世間にとって害しかもたらさないこういう男は、今のルールで死刑にできないのなら「流罪にしろ」とオレは思うのである。尖閣諸島にでも流罪にして、ときどき空中から食糧を投下して勝手にそこで生存してもらうというのはどうか。そうすれば誰にも迷惑はかからないし、それどころか領土問題で大きな役割を果たしてくれることになる。

 きっと世間には迷惑な家族を抱えて困ってる家が多いはずだ。そういう迷惑な家族を無人島に追放できるようなルールを作ってもらいたいのである。家庭内暴力で死者が出たりしているニュースを読むと、そうした困った家族を抱えて苦悩する人たちをなんとかしてやらなければと思うのである。一定の要件を満たしたら流罪にできるようにすればいいとオレは思うのだ。


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2013年02月20日(水) いったい何が危険な運転なのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 なぜ「危険運転致死傷罪」が設置されたのか。飲酒運転で泥酔状態で人をはねても、通常の過失で人をはねても同じ罰であるという理不尽さを糺すためである。それなのに似非法律屋どもはその解釈を歪めて、極めて適用条件を厳しくしてしまった。その危険な運転が「故意」であることを求めたのだ。「ふざけるな!」とオレは言いたいのである。故意に人をはねようとして運転するならばそれは「殺人罪」である。つまり、交通死亡事故にその運転状況に「故意に殺す」というものが最初から存在するわけがないのであって、客観的に「危険」であると常識的に考えられるものをすべて「危険運転」と認識する必要があったのだ。無免許の馬鹿どもが夜通し車を暴走させてみんな居眠りしていることが「危険」であることくらい誰でもわかる。わかっていないのは京都地裁の馬鹿裁判官だけである。オレがもしも被害者側の遺族ならば、この馬鹿判決を下す裁判官にこそ天誅を与えよと望むだろう。

 読売新聞の京都版の記事を引用しよう。

亀岡暴走判決 「酌量余地あるのか」 遺族、唇かみしめ
 亀岡市の軽乗用車暴走事故で、運転者で自動車運転過失致死傷罪、道交法違反(無免許運転)に問われた同市の無職少年(19)に出された19日の地裁判決は、求刑の上限を下回る懲役5年以上、8年以下だった。平穏な日常を奪った昨年4月23日の事故から約10か月。遺族らは沈痛な面持ちで、地裁近くの京都弁護士会館で開かれた記者会見は、重苦しい雰囲気に包まれた。
 「今日、満足のいく結果が出て楽になれるかどうか、不安です」。
 7か月の子どもを宿した娘の松村幸姫さん(当時26歳)を亡くした中江美則さん(49)は公判の4時間前から、雪が降りしきる事故現場で、他の遺族らと静かに手を合わせた後、そう語った。
 しかし、午後2時から始まった判決公判は、納得がいくものではなかった。記者会見に臨んだ中江さんは、「求刑通りの判決(懲役5年以上10年以下)を望んでいた。被害者の立場では控訴のお願いしかできない」と唇をかみしめた。
 小学3年の娘を亡くした横山博史さん(38)も「夜通し遊んだ上、集団登校の列に車で突っ込んだ加害者の行動が、どれだけひどいものなのか、一般の人の目で見て、情状酌量の余地があるのか」と語気を強めた。
 西田昌弘さん(49)は、小学1年の息子が一時重体に陥った。「この結果は本当に解せない。最高の10年でも……。息子も傷を抱えながら人生を送らないといけないのに、非常に残念でなりません」と肩を落とした。
 少年について問われると、小学2年の娘を亡くした小谷真樹さん(30)は「残された娘たちは、『謝ってはった?』と聞いてくる。何か一つでも感じた言葉を聞きたかったが、裁判長に意見を聞かれても『前回と同じです』だけだった。娘らには『また、今度ね』としか、伝えられない」と硬い表情で語った。
 遺族らは、無免許運転の厳罰化など法改正を求めてきた。中江さんは「僕らは望んで裁判をしているわけじゃない。被害者の気持ちになって考えてくれるのが本当の法律のはず。被害者は、自分から動かないと何も変わらない」と言う。記者会見の最後に、幸姫さんらに判決をどう伝えるかを問われると、「僕はまだ諦めてない。ごめんな、まだこれからや、そういう気持ちです」と前を向いた。
(2013年2月20日 読売新聞)


 なぜこの暴走運転をしたクソガキどもが全員死刑でないのか。こいつらの暴走がもたらしたものは「殺人」にも等しい結果ではないのか。オレは強くそう感じるのである。「殺人事件」としか思えない悲惨な交通事故に対して「殺人罪」で検挙するかわりにやむを得ず適用されるのが「危険運転致死傷罪」であり、それですらなく、今回の事件が、オレのような善良で高度な運転技能を持つドライバーが、万に一つの不慮の過失で起こした事故と同じく「自動車運転過失致死傷罪」で裁かれるのはどう考えても納得できないのである。司法関係者に言いたい。「おまえらみんなクソだ!」と。

 裁判官は常に求刑に対して何割か引いた判決を出す。最初から値切られるために存在する量刑など無意味だ。機械的にそうして値切ることで「いつもどおりの作業」をこなすのが裁判官の仕事なのか。今回の事故が「値切りようのない悪質な事故」であるというまっとうな認識がなぜできないのか。おまえら本当に人間の心があるのか。

 「危険運転」の概念を歪めてしまった法曹関係者どもの罪は重い。これからも車を暴走させる馬鹿はなくならない。脱法ドラッグや覚醒剤、そして統合失調症の妄想運転など危険な運転はいくらでもある。それらすべてが「正常な運転もできていた」というふざけた理由で「危険運転とはいえない」とされてしまうのならば、どこに正義が存在するのかとオレは腹立たしく思うのである。こんな無惨な事故を起こしたクソガキどもは全員自分の命で償わせるしかないのである。なぜ死刑にしないのか。

 なぜ最初に飲酒運転による交通事故を裁いた裁判官は「こんなのは殺人ですね」と判断しなかったのか。すべてのきっかけはそこからだとオレは思うのだ。オレはこんな腐った裁判の結果をとうてい許せないのである。


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2013年02月19日(火) 17歳の強盗少女        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 彼女はいったい何のためにそのゼニを必要としたんだろうか。オレはこの記事を読んでなんとも複雑な気持ちになったのである。強盗の金額としてはあまりにも些少で、またやり方も実に稚拙である。本気で強盗したかったのだとは思えない。

「お金ください」と17歳少女、包丁取り出す 
 新潟県警新発田署は18日、同県新発田市の無職少女(17)を強盗未遂容疑で現行犯逮捕した。
 発表によると、少女は18日午前11時半頃、新発田市内のドラッグストアで30歳代の男性店長に包丁を見せて「1万5000円ください」などと脅迫し、現金を奪おうとした疑い。
 少女は上下ジャージー姿で店に現れ、女性店員に小声で「お金ください」と話しかけた。店長が駆け寄ったところ、包丁を取り出したため、店長が取り押さえたという。
(2013年2月19日07時53分 読売新聞)


 わずか1万5000円のお金である。バイトをすればさほど苦労せずに手に入る。また中には援助交際などの手段で遊興費を手に入れる少女もいるかも知れない。もちろんそれは勧められる方法ではない。なぜ彼女はまっとうに働いてそのゼニを手に入れようと思わなかったのか。あるいは周囲に助けてくれる大人がいなかったのかとオレは不思議に思うのだ。彼女の両親はどこで何をしているのか。

 もしも両親による「ネグレクト」を受けていて、ろくに食べさせてもらっていなかったのならどうか。あるいはいじめを受けていて、その金額を持参しろと命令されていたのならどうか。そんなことをオレはあれこれ考えるのである。なぜ「強盗」などという行為に至ってしまったのか。どのような事情が背後にあったのか。この記事は何も伝えていない。それだけにオレはさまざまなことを想像してしまうのだ。

 彼女が実際に人を傷つけることもなく「未遂」で捕まったことにオレは安堵している。そしてこういう形で捕まることで、それ以上の転落を食い止めることになったのならば、それはかえってよかったかも知れない。

 もしも彼女が路上強盗を意図していたとしたらどうだっただろうか。相手の予想外の抵抗に遭って、思わず刺してしまうなどということになればどうだろうか。そんなことになれば大変な悲劇につながってしまっていただろう。傷つけるだけでは済まずに殺人者になってしまったかも知れないからだ。

 もしかしたら彼女の意図は、確実に警察に保護されることで現実から逃避したかったのかも知れないからである。そう考えれば稚拙なこの強盗もまた説明がつくのである。


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2013年02月18日(月) 周遊券の思い出        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 JR各社はこの3月で「周遊キップ」の販売を廃止するそうである。かつて学生の頃、旅行といえば「ワイド周遊券」を利用していたオレとしてはなんだか寂しいのである。北海道ワイド周遊券でオレはどれだけ遊んだだろうか。

 20日間という長い有効期間をフルに活かして、オレは北海道を縦横無尽に駆けた。大学のサイクリング部にいたオレは、鉄道の機動力をフルに活かすためにワイド周遊券+自転車という旅の形を取ったのである。京都から特急「白鳥」で青森、そこから青函連絡船で函館に渡ってすぐに特急に乗り継いで札幌へ。「白鳥」の特急料金を安くするために新幹線との乗り継ぎ割引(新幹線と在来線の特急を乗り継いだら在来線の特急料金が半額になる)というのを利用して新大阪→京都間の使わない新幹線特急券と組み合わせて買うという裏技も用いた。札幌では女子大生のお姉さんとデートして一日遊んだ後、今度は稚内行きの夜行で北へ。稚内からは輪行袋から出した自転車を組み立ててフェリーで礼文島へ。島で桃岩荘ユースホステルに連泊したりして遊び、そこから稚内に戻って宗谷岬経由で浜頓別へ。しかしまたまた列車利用で旭川まで南下してそこから今度は層雲峡へ移動、というふうに自転車と鉄道をうまく組み合わせて旅のバリエーションを楽しんだのである。

 北海道ワイド周遊券は冬季は2割引となる。実はこれは発売日基準で、冬用の割引のやつは5月31日まで売られていたので、5月31日に、一ヶ月先から有効の周遊券を買うと、あーらふしぎ7月なのに2割引の安い値段でワイド周遊券が使えたのである。それで7月の大学の授業をサボって早々と北海道に旅立つという強者もいた。 

 九州ワイド周遊券、信州ワイド周遊券も使いまくった。関西人はよく「もとを取る」という言い方をする。何度も何度も乗りまくり、途中下車しまくるということでいつもオレは確実に「もとを取って」いたのである。

 いつから若者はそういう旅をしなくなったのだろうか。なぜ長期間の放浪の旅を若者はやめてしまったのか。もっとも時間のある老人もそういう旅はあまりしない。かくして若者の宿だったユースホステルはどんどんつぶれてしまい、安いペンションやホテルに泊まるようになって交流の場は失われ、旅先でのナンパという恋愛の機会も失われたことで少子化はさらに加速した。

 28歳の時、オレは「ユーレイルパス」を持ってヨーロッパに旅立った。そこではかつての「ワイド周遊券」の世界がとってもビッグになって展開していた。オレは関西人らしく「もとを取る」ために乗りまくったのである。泊まるところがないと「とりあえず夜行列車で移動」というふうに動いたのだった。もしも大学生の頃にこんな世界を知っていれば、オレは迷わず海外に飛び出していただろう。しかし、そのときはすでに遅かったのである。その後オレは結婚して、新婚旅行以後、海外旅行は封印されたからである。

 ワイド周遊券にはさまざまな思い出がある。たとえば有効期間の終わりが近づくと、早く帰る旅行者が持ってる有効期間の残った周遊券とのキップ交換という方法で期間を延長しようとする人がいた。そうやってさらに貧乏旅行を延長するわけである。早く帰るときはオレもキップの交換に応じてあげたこともある。そのやり方はなんらかの国鉄の利用ルールに抵触していたのかも知れないが、もう30年も前のことである。 

 周遊券、いや今の名称の周遊きっぷがなくなることで、オレがかつて楽しんだような旅の形態はもう死滅してしまうのだろう。計画を立てずに行き当たりばったりでハプニングを楽しんだかつての旅はもう今はない。思い出の中にしたそうした楽しみは存在しないのかも知れない。かつて沢木耕太郎の「深夜特急」に心を躍らせたオレは、旅そのものの手続きが大きく変わってしまった今、なんだか寂しさを感じてしまうのである。


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2013年02月17日(日) ナナハン和尚よ、最高裁を舐めんなよ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 昨年の3月にオレは「 2012年03月24日(土) ナナハン和尚、ETC突破42回! 」という記事を書いた。ETCを堂々と42回も突破しながら、「カードの表裏を間違えていた」などとその不正通行を開き直った豪快な和尚である。しかし、京都地裁の裁判官はその言い訳を信じるくらいの馬鹿だったが、高裁や最高裁はさすがに甘くなかったのである。最高裁で有罪が確定したという読売新聞の記事を引用しよう。

二輪でETCすり抜けた京都の僧侶、有罪確定へ
 高速道路のETC(自動料金収受システム)をオートバイで不正に42回すり抜けたとして、道路整備特別措置法違反に問われた京都市左京区の僧侶柳山(りゅうざん)信被告(65)について、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は14日の決定で被告の上告を棄却した。
 1審・京都簡裁の無罪判決を破棄し、罰金200万円とした2審・大阪高裁判決が確定する。
 1審判決は、「ETCカードの表と裏を間違えて機器に挿入していた」とする被告の弁解を「不自然ではない」として、不正通行が故意だったとは認められないと判断。しかし、2審判決は「開閉バーが下がっているのに隙間をすり抜けて走行するなど、不正走行の意図が認められる」としていた。
(2013年2月16日20時51分 読売新聞)


42回の不正通行でこの和尚がごまかした金額の合計はどれくらいだったのだろうか。少なくとも罰金の200万円よりも少ないのははっきりしている。通行料金を1回1000円とすると、42回の不正通行で4万2000円得をしたということだが、そんなものはこの罰金200万円に比べれば鼻くそみたいな金額に過ぎない。

 オレが問題にしたいのは、やはりこの和尚の馬鹿げた言い訳を認めた京都簡裁の馬鹿裁判官どもなのである。こんなアホがいるから「素人の方が裁判官よりもマシ」ということで裁判員制度が始まったのである。こんなアホがいるから、せっかく「危険運転致死傷罪」というのを作ったのにその成立要件が骨抜きにされてしまい、無免許でも「長く無免許で乗っていて運転技能が身に付いた」「飲酒運転でも事故現場までは正常に運転していた」などというむちゃくちゃな解釈に何の疑問も持たずにそのまま受け入れたのである。

 個々の裁判官のリコール制度を作って欲しい。市民の目で見て「この判決はおかしい」というものがあれば裁判官をやめさせることができるようなルールにしてもらいたいとオレは勝手な希望を抱くのである。


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2013年02月16日(土) ある日突然隕石が・・・・        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 明日のことなどどうなるかわからないというたとえとして、オレはこれまで「だって突然隕石が頭の上に落ちてきて死ぬかも知れないから」と何度も使ってきた。すると必ず相手は「そんなことありえないよ!」という顔をするのである。しかし、そんなことはありえないこともないということが、今回のロシアの隕石落下によって明らかになったのである。

ロシア・ウラル地方で隕石爆発 衝撃波で1000人けが
【モスクワ=副島英樹】ロシア・ウラル地方のチェリャビンスク州付近で15日午前9時20分ごろ(日本時間午後0時20分ごろ)、隕石(いんせき)が飛来して上空で爆発。衝撃波で多数の家屋のガラスや屋根が壊れた。インタファクス通信はロシア内務省の話として、約千人がけがをしたと伝えた。イタル・タス通信はチェリャビンスク市役所の話として、約3千の建物が被害を受けたとしている。
 けが人の大半は、飛び散ったガラス片などによる軽傷者とみられるが、重傷者も数人いる模様だ。
 動画サイト「ユーチューブ」には、落下の瞬間をとらえた映像が多数投稿された。車載カメラが記録した動画では、光の点が画面左上に見え始めてから10秒足らずで、尾を引きながら画面中央に達し、爆発。辺り一帯をまぶしく照らした。その後、飛行機雲のような白い軌跡を残して画面右側に消え去った。上空からの爆発音とともにビルの窓ガラスが一斉に割れ、多くの人が避難してくる様子も投稿された。爆発音が3度あったとの情報もある。


 この隕石の破片が落下した地域には原発やその関連施設もあったという。直撃はしなかったわけだが、もしも直撃していればひとたまりもなく破壊されただろう。このようなことが起こりうるのである。この世に100%の安全などないのである。原発を後生大事に抱え込んだ結果、災害の時に人類すべての未来を奪い去る可能性もあるのだ。

 東日本大震災なんて、有史以来の地殻変動の中で考えれば想定内のできごとである。それなのにこれほどまでに大きな被害をもたらし、原発は大量の放射性物質をまき散らすこととなった。今も汚染水は増え続け、原発の敷地内はその汚染水を入れるタンクがぎっしりと立ち並んでいるのである。このまま汚染水が増え続ければ、1万年後には福島県はすべて汚染水のタンクで埋め尽くされるかも知れないのである。いや、その前に人類が滅亡していると思うが。

 隕石の落下ではなくて、核弾頭でもなんでもない通常のミサイルの攻撃でさえ、もしも受ければ原発はひとたまりもなく破壊されてしまうだろう。お隣にいつでもミサイルをぶっ放すならず者国家や、よその国の島を勝手に自国の領土と主張する泥棒国家や、勝手に竹島を軍事的に征圧してから「固有の領土である」と主張する韓国があるわけで、そうした国からの理不尽な攻撃によっていつでも日本は壊滅するのである。脅威は隕石だけではないのである。

 今回落下した隕石は直径約十メートルの大きさだったという。もしもその10倍の大きさの隕石が落下していればどれだけの被害が出たのか。過去に恐竜が滅亡したのは巨大隕石の落下によるという説があるが、もしもそんな巨大隕石が落下すれば地球上全てが激しい揺れに見舞われて、地上のすべての建築物が崩壊するかも知れないのである。原発の暴走どころではないのである。一瞬にして人類滅亡の危機を迎えることとなるのだ。

 人類が存続できているのはただ運が良かったからだけなのかも知れない。オレは原発の是非について、こう答えるしかない。「運がよければ、自分が生きているうちに人類滅亡クラスの事故はたまたま起きないかも知れないなあ」と。


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2013年02月15日(金) こんなのを危険運転といいます        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 法律の解釈というのはとっても不思議である。法曹関係者というのは詭弁ばかり考えてるのじゃないかとオレはいつも腹が立つ。たとえば「無免許運転=危険運転」ではないのである。しかも常習的にその無免許を繰り返していれば「運転技量はあった」ということでますます危険運転ではなくなるのだ。これではなんのための免許制度かわからないのである。「飲酒運転=危険運転」でもないのである。飲酒運転であっても、交通の流れに乗って走れていればそれは「正常な運転」とされてしまうのだ。せっかく「危険運転致死傷罪」というのを作ったのに、その法の精神は法曹関係者の詭弁によって失われてしまったのである。裁判官も弁護士も被害者の痛みを理解しない、心のこもっていないクソ野郎ばかりである。

 ここに正真正銘の「危険運転」がある。このドライバーに対してどのような判断が下されるのか。もしかしたらこのドライバーは覚醒剤を使っていたから逃走中だったのかも知れない。その場合も「心神耗弱」とかいう理由で減刑されるのかも知れない。あるいはこの60歳代のドライバーは認知症だったのかも知れない。しかし、この事故の場合、オレの判断では死刑以外に考えられないのである。

 朝日新聞の記事を引用しよう。

車が踏切飛び越え2人はねる 1人死亡1人重傷 東京

 14日午後4時25分ごろ、東京都葛飾区宝町2丁目の京成線の踏切に乗用車が突っ込み、自転車の男女2人をはねた。女性は間もなく死亡し、葛飾区内に住む専門学校生の男性(20)が全身を打って重傷。乗用車を運転していた男もけがをした。警視庁は男の回復を待ち、自動車運転過失致死傷容疑で事情を聴く。
 葛飾署によると、現場は堀切菖蒲園駅とお花茶屋駅の間にある歩行者と自転車専用の踏切で、車の進入は禁止されていた。
 乗用車は踏切の約200メートル手前で別の車に追突した後、猛スピードで踏切へ。車が踏切内に入れないように設けられた車止めのバーに衝突したはずみで宙に浮き、長さ約10メートルの踏切を飛び越えた。その際、踏切を渡っていた自転車の2人を正面からはね飛ばし、踏切の先の路上で横転した。事故当時、電車は通過していなかった。



 これが事故車両だ。


 
 数十センチの車止めをジャンプ台にして幅10メートルの線路を飛び越え、逆さまの状態で停止したという。なんというみごとな運転の技だろうか。オレには絶対にそんなことはできないのである。しかしその運転はどう考えても「危険」そのものである。どうしてこの60歳代の男はそんな運転をして踏切で人をはねたのだろうか。いったい何が原因だったのだろうか。そのあたりをきちっと解明してもらいたいのである。

 写真を見る限りでは車止めが設置されていて車が通行できない踏切であることは一目瞭然である。そこに猛スピードでつっこみ、踏切を渡っていた男女を吹っ飛ばして横転して線路の向こうに着地したのである。夕方4時20分だからまだ明るい。幅10mの踏切を飛び越えたのだからかなりの速度で突っ込んだはずである。

 それにしても最初の追突事故でなぜ車を止めて降りなかったのだろう。それだけならただの物損事故である。なぜそこで逃げようとするのか。飲酒か、覚醒剤か、それとも京都の事故のようにてんかんの発作によるパニックか。そこで暴走開始した時点でこの車は巨大な凶器と化したのである。いかなる理由があろうと、これは危険運転以外の何ものでもないし、この暴走ドライバーの行為は殺人である。どう考えても死刑相当の事故だ。

 オレはクルマを運転しているときにいつも周囲にこういう暴走車が出現しないかどうかに注意している。いくら自分がルールを守って走っていてもこういう走る凶器と出会ったらおだぶつである。


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2013年02月14日(木) 日本人にはメダルをやらないぜ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 オリンピックというのはアンフェアな世界である。常に日本人に不利になるような仕組みが考えられていく。かつてスキーのジャンプ競技で日本勢がメダルを独占した後、ルールが変更になって身長の低い日本人が不利になるようにされてしまうということがあった。きっと欧米人の中には「黄色い猿にメダルをとらせないようにしよう!」という意図があったのだと思われる。

 日本発祥の柔道はいつのまにかわけのわからない競技になってしまい、日本人になかなかメダルがとれなくなってしまってついには監督の焦りから暴力や体罰につながっていった。確かに体罰でしか指導できない馬鹿監督の罪は重いが、いつのまにか柔道の本質が変容していったのに日本人がついていけていないということもあるだろう。

 さて、そんなオリンピック競技の中で日本人が強くてメダルを稼ぎまくるレスリングに今度は目が付けられたのである。レスリングと言えば古代ギリシアの時代から行われている伝統競技であり、テコンドーみたいなどっかの半島の国が空手を真似て作った似非スポーツとは全く重みが違うのである。きっと「日本人にメダルをとらせたくない」という部分で欧米と中国や韓国の利害が一致したのだろう。いつのまにか根回しがされて、レスリングを実施競技から外すというびっくりの方向性が打ち出されたのである。

 その代わりに何を種目に入れるのか。ラグビーやゴルフ、野球などが候補だという。オレは野球を五輪競技に入れる必要はないと思っている。野球を種目に入れれば、プロ野球ペナントレースの日程とかぶることで前回同様に大きな支障があることが確実だからだ。別にオリンピックなんかに出なくても、プロ野球日本シリーズとかいう大きなイベントがあるじゃないか。観客もろくにいない閑古鳥の鳴くスタンドでわざわざ野球をさせるよりも、日本で大観衆の前でプレイする方がいい。だからオレは野球を種目にいれることは反対だ。

 レスリングは確かに地味な競技である。体操やフィギュアスケートと違って女子選手たちに華やかさは求められない。確かに見栄えはそれほどよくないかも知れないし、アメリカやヨーロッパで視聴率を稼げるものでもない。そういうわけで「不人気競技」というふうに見られてしまったのだろう。だったらテコンドーや、冬季種目の名前は忘れたがなんかデカいおはじきを氷の上ですべらせるやつの方がよほどマイナー競技だとオレは思うのである。

 しかし、競技そのものを性格を考えた場合、人間が肉体をぶつけあって極限まで戦うという意味で、ボクシングや相撲同様に格闘技の華だとオレは思うのだ。選手生活を終えた後はプロになる道もある。そういう意味ではちゃんと競技の裾野も広く、選手人口も確保されているとオレは思うのである。

 もしもレスリングがオリンピック種目から消えてしまえば、将来性がないということで競技人口は減少していくだろう。ウェイトトレーニングなどをして肉体を鍛え上げても、それはボディビルなどのマニアックな世界の楽しみになっていくわけで、せっかくの鍛えた筋肉を戦わせるという世界がなくなってしまうのである。男同士、女同士で汗まみれとなって組んずほぐれつで争う楽しみはきっとそうしたアブノーマルな世界を愛する人たちにとってもひそやかな楽しみであっただろう。そうした楽しみも奪われてしまうのだ。その方々はいったいどこへ行けばいいのだろうか。そんなことをオレは思うのである。同じ格闘技ということで柔道に流れるのだろうか。いや、柔道とレスリングはかなり方向が違う。着衣とそうでないものと技のかけ方が根底から違っている。そうなるとやはり、レスリングを愛する人たちは行き場を失うしかないのである。


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2013年02月13日(水) 踏切事故はもっとも危険である        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 様々な自動車事故の中でも踏切事故はもっとも危険である。それにも関わらず警報機が鳴ってるのに強引に渡ろうとして遮断機をへし折って逃げるクソ野郎も多いのである。そんな危険なドライバーはどんどん免許取り消しにしてもらいたい。踏切往来妨害罪とかはないのだろうか。むこうの道路が渋滞していて、踏切から出られないのにそのまま突っ込んでしまう馬鹿もいる。そこへ電車が来ると大惨事を免れることはできない。車は粉砕され、中に乗っていた人は衝撃で即死すると思えばいい。命が助かるのは僥倖でしかないのだ。

 山陽電鉄の特急電車が車載運搬用のトレーラーと激突して脱線するという大事故が起きた。一つ間違えば乗客に多くの死傷者が出たかも知れないほどの大事故であった。読売新聞の記事を引用しよう。

特急とトラック衝突、2両が脱線…15人重軽傷
 12日午後3時50分頃、兵庫県高砂市荒井町南栄町の山陽電鉄「神鋼前踏切」(遮断機、警報機付き)で、山陽姫路発阪神梅田行き直通特急(6両、乗客約70人)=角銅(かくどう)祐也運転士(34)=が、踏切内で立ち往生した大阪府池田市の自動車運搬業「那須商会」の車両運搬用トラック=延東(えんどう)恵一郎運転手(36)=と衝突した。
 電車は1、2両目が脱線し、約120メートル先の荒井駅ホームに乗り上げて止まった。角銅運転士は重傷、乗客13人と延東運転手の計14人も軽傷。
 高砂署などによると、トラックは踏切に進入したが、踏切前方の交差点で車が信号待ちをしていて渡りきれず、荷台後部のスロープが下りてきた遮断機に引っかかり動けなくなった。電車は衝突後、線路脇の電柱を倒し、ホームに激突して前部が大破した。同署は、延東運転手を自動車運転過失傷害の疑いで逮捕する方針。県警は13日、同署に捜査本部を設置する。
(2013年2月12日23時38分 読売新聞)


 事故現場の写真やその事故を伝える映像を見たが、多くの犠牲者を出した福知山線のあの脱線事故を思い出した。一つ間違えば今回の事故だって最悪の事態になっていたかも知れないのである。それにしても今回の事故を起こしたこのアホだが、なぜ前の車に強引に追突してそのまま押し出すという方法をとらなかったのだろうか。そうして何台かをむりやりに前に押し出せば、少なくともこの列車事故は起きなかったのである。列車にぶつかるとどんな悲惨なことになるかということを想像できずに、スロープを下ろしてしまったんだから馬鹿すぎるのである。そのあたりの判断の悪さも含めて、この迷惑野郎にはきちっと責任を取らせて刑務所で20年くらいは頭を冷やさせるべきだろう。

 遮断機のバーをへし折りながら通過してそのまま逃げるクソドライバーとか、音楽を大音量で聴いていて警報機の音が聞こえずにそのまま踏切に進入してしまうアホとか、何も考えずに車で踏切に突っ込むテロリストとか、そういう馬鹿が列車と衝突して死んでも自業自得であり、生命保険とかに加入していても自殺扱いでいいと思うのである。そして、そういう馬鹿のために社会はどれほど迷惑しているのかを思えば、その保険金も遺産もみんな社会のために没収すべきだと思うのである。

 しばらくの間、山陽電鉄は不通となるだろう。今回の事故の賠償は自動車保険でカバー可能なのだろうか。こんなことまでは想像していないと思うのである。通勤通学のために山陽電鉄を利用されている多くの方々にとって、この踏切事故のために受けた迷惑は計り知れないのである。駐車場で駐めてあった車を破壊された方々の憤りはどれほどだろうか。すべてこのトラックドライバーの責任である。


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2013年02月12日(火) パプアニューギニアの悲劇        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 まだ幼い子どもが病気で亡くなるという悲劇を家族はどのように受け止めればいいのだろうか。我々の社会ならばその病気がなんであったのかをちゃんと医学は明らかにしてくれているし、よほどの医療ミスでもない限りそれは事実として受け止めるしかない。しかし、人々が呪術や魔術を信じているような国ではその理不尽な夭折を受け入れることができずに、「呪い殺されたんだ」と受け止めるのかも知れない。

 毎日新聞の記事を引用しよう。

魔女狩り:20歳女性が焼き殺される パプアニューギニア2013年02月11日
 ◇現場で警官も制止できず 
 【ジャカルタ佐藤賢二郎】南太平洋・パプアニューギニア西部の山岳部にあるマウントハーゲンで6日、他人の子供を魔術で殺したとして20歳の女性が群衆に焼き殺された。同国は魔術を違法としているが、魔術を信じる風潮が残り「魔女狩り」が後を絶たない。国連人権高等弁務官事務所は同国政府に「このような犯罪を止め、加害者を裁き、国際法に従って迅速かつ公平な調査を実施する」よう求めた。
 AP通信などによると、きっかけは5日に病院で病死した男児(6)の親族が、ケパリ・レニアータさん(20)という女性の魔術で殺されたと主張したこと。レニアータさんは翌朝、子供を含む多数の住民環視の中、服をはぎ取られ、焼きごてを当てられた。縛られたままガソリンをかけられ、ごみやタイヤの山の上で火を付けられ焼死した。
 警察官がいたが、制止できず、誰も逮捕できていない。レニアータさんの夫も容疑者に含まれているとされるが、男児の親族との関係は不明。レニアータさんが殺害を認めたとの情報もある。
 約800の部族から成るパプアでは精霊信仰が残る。政府は71年に法律で魔術を禁じたが、人口の8割は今も信じているとされる。マウントハーゲンでは09年にも若い女性が火あぶりにされた。一方、貧困によるストレスが魔術を口実にした弱者攻撃の要因になっているとの指摘もある。


 記事にはその死の状況が「服をはぎ取られ、焼きごてを当てられた、縛られたままガソリンをかけられ、ごみやタイヤの山の上で火を付けられ焼死した。」と克明に記されている。現代の出来事であるとはとうてい思えないほどの無惨さである。

 この国に必要なのは「教育」である。人々が理性でものごとを判断できるようになるために、ちゃんとした一般常識を与えないとだめなのだ。呪術では人が殺せないこともちゃんとわからせないといけないのである。

 しかし、仮に教師が魔術を否定したとして、その教師が今度は「魔女だ」ということで殺されかねないわけで、なんとも困った話なのだ。オレはパプアニューギニアに生まれなくてよかったのである。オレみたいな常識人は真っ先に焼き殺されそうである。


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2013年02月11日(月) 日本一迷惑なおまわりさん        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 なぜこの世の中には何かを破壊することで発散するような馬鹿がいるのだろうか。それが反日デモの中国ならば「ああ、あの民度の低い国か・・・」で済むのだが、日本にもそういう輩は存在するわけで、本当に迷惑なのだ。ストレスを発散させるために放火したりする馬鹿もいるわけで、そんなクソ野郎はどんどん死刑にしてもらいたいのである。
 
 破壊行為同様に酔っ払って駐車場で車に傷を付けながら暴れるような馬鹿も本当に迷惑である。そんな馬鹿のせいでオレの車が壊されたのなら、オレは迷わずその馬鹿の死刑を望むだろう。その馬鹿が実は警察官だったという驚きのニュースがあった。読売新聞の記事を引用しよう。

酔った巡査、駐車場侵入・車傷つけ・大声で騒ぐ
 静岡県警は10日、沼津市西間門、沼津署地域課巡査鈴木隆宗容疑者(20)を住居侵入と器物損壊の疑いで逮捕した。
 県警監察課の発表によると、鈴木容疑者は10日午前0時半頃、浜松市南区の男性会社員(52)宅の駐車場に侵入し、コンクリート片で男性の軽乗用車の窓ガラスなどに傷をつけた疑い。鈴木容疑者が大声で騒いだため、男性の家族が110番した。鈴木容疑者は「駐車場で車を傷つけたことは間違いない」と容疑を認めているという。
 鈴木容疑者は9日は非番で、午後7時〜11時半頃に浜松市内の飲食店で同僚の男性警察官と飲酒した帰りだった。「ビール中ジョッキ3杯、ハイボール2杯、ウオッカ3杯を飲んだ」と話しているという。
 県警の佐野裕子警務部長は「誠に遺憾。県民の皆様に深くおわび申し上げます」とのコメントを発表した。


 それにしても本当に迷惑なクソ警官である。オレはこういう事件があるといつも思うのだが「酔っぱらいだからと罰を軽くするな!」ということだ。いくら酔っ払ったからとはいえ、こういう破壊行為を行うヤツというのはそういう危険な衝動を本質的に持っているわけで、警官にふさわしくない人間だと思うのである。

 警察官というのはもっと優遇されてもいい職業だとオレは思っている。少なくとも教師よりも警察官の給料は上にするべきだ。社会の治安を守り、この世の悪を撲滅するために日夜戦う正義感を持った方々の立派なお仕事であるとオレは思うのである。

 ところが現実には警察官の給料は公務員の中で特にいいわけでもない。そしてふだんの仕事はくだらない交通取り締まりとかで市民に迷惑をかけることを主たる業務にしているのである。そんなことをしているから警察官の中に性格の歪んでしまったアホが発生するのかも知れない。

 この迷惑なクソ野郎に静岡県警はどんな罰を与えるのだろうか。懲戒免職以外オレには考えられないのである。


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2013年02月10日(日) ダメな浪人生の作り方教えます        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 2月に入って私立大学の入学試験も連日のように各地で実施されている。しかし、そんな受験生たちを横目に早々と現役合格をあきらめて来年のことを考えている受験生たちもいる。「どうせ受けても落ちるのわかってるし・・・」という理由で、国公立の二次試験の受験もせずに予備校への進路を決めてしまっているのだ。なんという情けないことだろうか、オレははっきりと言う。そんな連中は決してまともな浪人生にはなれない。そんな腐った根性では来年もダメだ。なぜ最後まで勉強して玉砕しないのか。なぜ試験場で正々堂々と戦ってこないのか。これは来年の下見だ!と第一志望の大学を受けないのかと。そこで負けて得た悔しさこそが自分の来季の糧となるのである。

 2月の段階で浪人を決めた受験生たちは、たぶん4月まで全く勉強しない。彼らは一様に「予備校が始まれば勉強しよう」「だってまだ一年もあるから!」と思うからである。その結果、高校3年の時にほんの少し勉強したこともみんな失ってしまって、頭の中を真っ白にして浪人生活が始まるのだ。最後まで現役入学にこだわり、3月の終わりまで必死で戦った受験生とはその時点で大きな差が生まれているのである。ちなみに多浪生というのはこのリセットを毎年繰り返してる連中である。何浪しても毎年同じ白紙の状態で4月を迎えるのである。そうして記憶力の衰えと共に偏差値は低下し、志望校だけが上昇していくのである。

本当によくできる生徒は塾になど行かない。そんなものに頼らなくても自分で勉強できるからである。自学自習こそが受験勉強の基本だ。学校で授業を聞いているだけでわかってしまうから、日々の生活時間にもゆとりがある。そういう生徒は普通は現役で大学に合格するわけで、高校在学中に授業をおろそかにしてせっせと塾や予備校に通ってゼニを使った生徒が、その甲斐もなく浪人してさらに予備校でゼニを使うことが多いのだ。もっともある程度以上の高校に進学しないとふだんの授業レベルが受験とはほど遠い世界であることもまた事実なのだが。

 よい浪人生とはすなわちよい現役生である。現役で合格するつもりで必死で勉強して、絶対に合格できるような点数を模擬試験で取り続け、ちゃんとA判定やB判定をもらっていたのになぜか本番の入試で落ちてしまうかわいそうな受験生たちがいる。彼らこそが「よい浪人生」になれるのだ。浪人生活を成功させる最大の条件は、どれだけ「負けたことの悔しさ」を持っているかである。

 ろくに勉強しないで大学の入試を「運が良かったらうかる!」とまるで宝くじのように考えていた馬鹿は、記念受験で不合格になっても全然悔しくない。「どうせ落ちると思っていたし」とヘラヘラ笑っているのである。そういうヘタレは、浪人してもたいてい時間の無駄である。ところがこれまで勉強していない生徒ほど「オレって、やればできる生徒なんだ」という幻想を抱いている。確かにやればできるのかも知れない。しかし、そう思いつつずっとやれなかったのが自分の本質ということを忘れていて、そのまま何もやらないで一年間を過ごしてしまうのである。まさしく「やれないのがおまえ」なのである。「オレってやったらできるんだけどな」と錯覚しつつ「あんたはやればできる子なんだからね」と親や教師におだてられ、「それでもやっぱりやれないヘタレ」である自己の本質に向き合えないままに一年間の浪人生活を終えてしまうのだ。いや、そういうヤツは下手をすると死ぬまでヘタレのままである。

 なぜ意味のない短期記憶の暗記を受験勉強と勘違いしてる受験生が多いのだろうか。英単語の小テストを直前の10分で覚え、終わった瞬間にすべて忘れるという繰り返しをえんえんと3年間続けても脳が疲れて時間が無駄になっただけである。そんな意味のないオナニーを繰り返してるのに、本人はまともな受験勉強をしていると錯覚している。おまえのしてるのは勉強ではなくてオナニーなんだとちゃんと指摘してやらないとだめだ。そういう生徒はたまにこんな愚問をぶつけてくる。「先生、どうすれば今覚えたことをそのまま入試の時まで覚え続けていることができるのですか?」と。もう脱力するしかないのである。一冊の単語集を後生大事に抱えて、覚えてるのは前後数ページだけ、2ヶ月前にやったことは全部忘れてるという馬鹿がどれほど多いことだろうか。どうして自らのあまりにも貧弱な記憶力に頼ろうとするのか。それをまるごと暗記できるような秀才だと自分を勘違いしているのか。もっとも日本中の多くの英語教師がそのレベルでしかなく、徒労のような小テストを延々と繰り返してることもまた事実なのだ。なぜ考えないのか。なぜ長い文章の中で単語を理解しないのか。オレは理解に苦しむのである。

 ダメな浪人生になるのは簡単だ。4月まで休養と思って最後に遊びまくることである。まっとうな受験生なら来年の入試を見据えて受験勉強を開始しているものだが、ダメな受験生は今の時期を「最後の余暇」ととらえてるのである。そして「受験勉強で遊ぶヒマのなかったゲーム、やるのなら今しかないなあ」という情けない理由でしばらくは遊びに熱中するのである。そんなことをすると学力はどんどん退歩していく。せっかく高校2年生レベルの学力を身につけていたのに。2ヶ月遊んだら2年間分くらいは退歩する。高校入学前のレベルまで下がってしまうんだ。そんなこともわからずに多くの受験生は2月のうちに予備校という進路を早々と決めているのである。実に嘆かわしいことであるよ。


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2013年02月09日(土) 自転車の操縦ミスは自己責任である        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 自転車に乗っていて、自分で転んでケガをした人が「道路の構造に問題がある!」と管理者側を訴えるのは無理があると思うのである。特に操縦の難しい特殊な自転車に乗る場合、その運転操作ミスによるトラブルはすべて自分の責任であるとオレは思うのだ。大学のサイクリング部にいたオレは何度かケガをしたこともあるが、単独事故の場合それはすべて自己責任だったと思っている。

 しかし、それを道路管理者側の責任だとして訴えた方が居たのである。朝日新聞の記事を引用しよう。

市道の不備で高級自転車破損 市の賠償金138万円ナリ
破損した特殊な自転車=東金市提供


 自転車の自損事故をめぐって道路整備に不備があったとして、千葉県東金市が自転車の所有者に138万5千円の損害を賠償することがわかった。高くつくのは、壊れた自転車が特殊な手作り品だったためだ。市は8日開会の定例市議会に賠償の議案をはかる。
 市によると、事故があったのは昨年8月19日の夕方。市内の40代男性が自転車で市道を走行中、道路の端にある集水ますと側溝の間の幅5センチ、長さ60センチの溝にはまって転倒し、車体が破損した。けがはなかったという。
 自転車は男性が趣味で手作りしたもの。車体は高級素材のカーボン製。背もたれ付きのシートに座り、仰向けに寝そべるような格好でペダルをこぐ「リカンベント」と呼ばれるタイプだ。
 自転車の価格は鑑定人の査定で265万円。市と男性の過失割合は6対4に決まり、減価償却分を除いた額が賠償額となった。賠償金は保険で支払うが、市幹部は「市内を見回り、同じような溝を全部ふさがないといけない」と頭を抱える。(須田世紀)


 さて、記事を読んで思ったのだが事故を起こした時間が「夕方」とある。もしも暗くなっていて見えないから事故を起こしたのならば、きちっと灯火装備をしていなかった運転者側の責任である。また、まだ見えている時間帯ならば、道路上の障害物を避けきれなかった運転者側の責任である。どちらにしても市が賠償する必要はないというのがオレの判断である。

 次にこの自転車の価格だ。265万円という価格はあまりにも法外である。破損したのがフレームだけならばそのフレームの価格であり、車輪だけならその価格を請求すればいい。また「手作り品」だから高価ということだが、リカンベント自転車そのものは実際に販売している業者もいるわけだからそれを参考に価格を決めることもできる。少なくとも鑑定人を別に用意して、再鑑定すべきだろう。こんなことは想像したくないが、鑑定人と事故を起こした方が知り合いの場合、賠償額を過大に見積もらせたということも考えられないこともない。少なくとも別の鑑定人からも判断を仰ぐべきではないのか。この写真を見る限り「全損」の状態であるとは思えないのである。だったら修理で対応可能なはずである。

 もしもこの言いがかりというか、一種の恐喝みたいなものを認めたとしよう。市には同様の道路構造の場所が多数あるという。そこに故意に高速で自転車を突っ込ませて壊したとしてもすべて市は賠償しないといけないことになる。それが「公平」ということだ。だから断じてこの言いがかりは拒否しないといけないのだ。いかなる理由があっても市はこんなゼニを出してはならないのである。

 ずいぶん前のことだが、道路上に少し出っ張ってるマンホールのふたでこすったからとポルシェにのるヤクザが行政から賠償金をぼったくったという事件があった。最低地上高の低い車に乗ってるのは本人の勝手であり、他の車にとって大丈夫な道でこすったからと文句を言うのはただの言いがかりである。しかし、その事件ではヤクザを恐れて確か市が数百万を賠償していたはずである。

 訴訟になればもっと費用がかかってしまうと市は判断したのだろうか。いずれにしてもオレは東金市民ではないので直接の被害を被るわけではない。しかし自転車のことはわかる。今回のようなリカンベントと呼ばれる自転車の場合、悪路走破性にかなりの難があって、道路上のちょっとした凹凸で転倒したりするのである。だからそれは自転車の側の問題なのだ。そんなことをオレは思ったのである。


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2013年02月08日(金) 競馬ファンはみんな懲役刑だそうです        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 税金というのは恒常的な収入や資産に対して課税されるものであり、たまたま手に入った一時的な収入やギャンブルの勝ち金に対して課税すべきではない・・・というのがオレの主張である。それは「 2012年11月30日(金) 国税庁は競馬をつぶすつもりである 」という日記にも書いた。橋下市長は大阪にカジノを作りたいそうだが、もしもカジノの勝ち金に対してこのように課税されるのならばなんと無粋なことだろうか。入場時と退場時に持ち金を申告させられて、増えていればその分に対して税金をとられたり、もっとひどくなると遊んだ記録の提出を求められ、勝った回数分だけ税金をぼったくられるのならどうか。そんな馬鹿げたカジノは世界の笑いものとなってすぐにつぶれてしまうだろう。

 その馬鹿げたことをしようとしてるのが大阪国税局であり、そんなルールを定めてるのが国税庁である。この常識はずれの課税方式は世界の笑いものとされるだろうし、こんな課税ルールのある国でそもそもカジノなど営業できないことになる。負けて帰る客でさえもその日の勝った勝負に関して税金を払わないといけないのだからだ。

 国税庁がクソでもあっても、検察庁にまともな常識のわかる人間がいればそんなむちゃくちゃな課税を笑い飛ばすと思ったが、どうやらそうではなかったようである。なんと大阪地検はこのむちゃくちゃな課税を認め、懲役1年を求刑したのである。いくら証拠物件の改竄やでっち上げで名高い大阪地検であっても、この馬鹿げた課税に対してはまっとうな判断を下してくれるだろうと思ったがどうやら甘かったようである。

競馬脱税、懲役1年求刑 
 競馬で得た所得を確定申告しなかった大阪市の男(39)が所得税法違反罪に問われ、外れ馬券の購入費を経費に認めて税額を計算できるかどうかが争われている脱税事件の論告求刑公判が7日、大阪地裁(西田真基裁判長)であり、検察側は懲役1年を求刑した。
 男は2009年までの3年間に繰り返し計約28億7000万円を馬券購入につぎ込み、計約30億1000万円の払戻金を得たため、実質的なもうけは約1億4000万円だった。
 所得税法は「収入を生じた行為のために直接要した金額」を必要経費と規定。大阪地検はこれに基づき、当たり馬券の購入費約1億3000万円のみを経費として払戻金から差し引き、もうけの20倍に当たる28億8000万円が課税対象に当たると判断して起訴。脱税額ももうけを大幅に超す約5億7000万円に上った。
 弁護側は「一生払いきれないほどの課税は違法で、外れ馬券も経費に認めるべきだ」と主張。課税処分の取り消しを求めた民事訴訟も係争中だ。
 競馬や競輪による所得は「一時所得」に当たり、一定額以上は課税対象となる。(共同)


 ギャンブルは娯楽である。もしもすべてのギャンブルに対して課税するならば日本で最も売り上げの大きいパチンコの勝ち金に対して課税すべきであり、その業界を全く放置したままで他のギャンブルに課税するというのは理不尽である。しかもこの課税ルールを実際に適用すれば、競馬で勝てる人は誰もいなくなってしまうのだ。競馬ファン全員がきちっとルールに従って納税するならば、JRAの年間売り上げ約2兆円のうち、25%が控除された残りの1兆5000億円が払戻金になるわけだが、その半分に税金がかかるとすれば7500億円が課税対象となる。雑所得として20%の税を払うならば1500億円である。この金額すべてに課税するというのが税の「公平の原則」ということになる。競馬ファンの人口が100万人ならば、平均で一人当たり15万円という税金を払わないといけないことになる。そんな実現不可能な徴税ルールは即刻廃止しろというのがオレの主張だ。

 しかも競馬の場合、売り上げの25%をピンハネされた残りが払戻金なのだが、このピンハネ分にはちゃんと国の取り分もある。オレの解釈ではその部分こそが「課税」であり、もしも競馬からもっとたくさんの税金を取りたいのならばその国の取り分の比率を変えればよいのである。

 この競馬に関する課税ルールを守って税金を払ってる競馬ファンの話は聞いたことがない。基本的に誰もそんな馬鹿馬鹿しい税金は払ってないのである。いま競馬を楽しんでる人は全員脱税犯であり、大阪地検の見解では懲役刑に相当する。

 今回の裁判に関して、農林水産省からJRAに天下りしてる税金泥棒の連中はなぜ公式の場で発言しないのか。どうしてJRAを擁護しないのか。こんな課税ルールを適用すれば誰も競馬を楽しめなくなってしまうとなぜ抗議しないのか。競馬という伝統を守れないクソどもにJRAの幹部の資格があるのか。

 すべての競馬ファンを犯罪者にしてしまう大阪地検の野望はなんとしても阻止しないといけない。そしてこの馬鹿げた課税を主張した大阪国税局の馬鹿の名前をさらし者にして、「やさしい算数もできない馬鹿」ということでクビにしてもらいたい。


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2013年02月07日(木) 中国はすでに日本攻撃をはじめている        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 中国本土の1/4が有害物質の霧に覆われているという。PM2.5と言われるこの粒子状の浮遊物質によって多大な健康被害が中国では発生しているらしい。肺ガンなどの原因になるだけにその被害は深刻だろう。しかし、この大気汚染は果たしてなぜ起きているのだろうか。オレはその大気汚染に対して全く別の見方をしている。これは中国によるケミカルテロ、つまり化学兵器であると。

 そんなことを書くと、「だって被害は自国民の方が大きいじゃないか」という反論が返ってきそうだが、被害の大きさなど問題ではないのである。自国民が100万人死んでも、その攻撃で敵国の1万人に被害を与えることができればその攻撃は成功なのである。これが中国政府のものの考え方だから我々はしっかりと理解する必要がある。人口が多い中国は昔から戦争の時は「人海戦術」という手段を取ってきた。人命を軽視するのが中国の伝統である。また、戦略的に自国民を虐殺したりした。これも中国の伝統である。

 日中戦争の時、進撃する日本軍を足止めするために蒋介石は黄河の堤防を破壊して広い範囲を洪水にした。黄河堤防決壊事件である。多くの都市が水没して100万人以上の死者が出たと言われている。日本軍は堤防の修復を行い、多くの避難民を救出した。中国の教科書にはこの事件について「日本軍が堤防を破壊して多くの犠牲者が出た」というデタラメが書かれているそうである。もちろん当時の欧米の報道機関はそのようなデタラメを全く信じていなかった、戦争の時には自国民でも平気で犠牲にするというのが中国の伝統的な考え方であることは間違いない。

 それではこの「悪魔の霧」は何かというと、日本の国民に健康被害を発生させ、森林を酸性雨で枯らすためのバイオ・ケミカルテロなのだ。これは一種の毒ガスであり、化学兵器なのである。中国上空に散布されたこの悪魔の霧は、やがて偏西風に乗って日本に飛来し、多くの森林を破壊し住民の健康被害を出しながら日本を壊滅させる。その意図に早く日本国民は気付く必要があるのだ。

 中国海軍による挑発も盛んである。日本の海上自衛隊の鑑定に対してのレーダー照射などは、「撃つぞ」と威嚇して拳銃を向けているのと同じである。そうして挑発して戦争を起こそうとしてるのである。いや、すでにケミカルテロは実行に移されている。攻撃はすでに開始されているのだ。このケミカルテロに対して、日本は何の対抗手段も持たないのである。マスクをして防ぐぐらいしかできない。森林破壊を食い止めることは不可能だ。東シナ海の海上で霧を食い止めることなど全く不可能であり、この悪魔の霧がそのまま日本上空に移動して雨を降らせれば日本国民の被害は数千万人に及ぶだろう。それでも中国で被害を受けている6億人に比べればはるかに少ないのである。自国民6億人に健康被害が出ても、日本人に被害を与えることができれば軍事的には成功だと考えてるのかも知れない。

 日本はこの対中国戦争をどうやって乗り切ればいいのか。国際世論を味方に付け、中国の非道ぶりを訴えることと、日本国土が住めなくなるということも考えて今のうちに引っ越し先を確保することが大事なのである。海外に土地を確保して、いつでも日本人居留地を作れるように準備しておく必要があるのだ。もしも中国で原発が大事故を起こせば放射性物質の霧が日本国土を覆うのである。その可能性は十分にある。

 日本人をどの国が受け入れてくれるだろうか。小説「日本沈没」で描かれた世界が現実のものになるかも知れないのだ。この危機を日本政府はどこまで真剣に考えてるのだろうか。すでに福島原発の事故で「その土地に住めなくなる」という状況を見ているのに、なぜ危機意識が高まらないのだろうか。

 もしも日本が住めなくなってしまったら・・・オレはその時に海外で生きることを選ぶのか。それとも日本列島を運命を共にするのか。難しい選択を迫られそうである。もっとも悩むほどオレの寿命はそんなに長くないと思うのだが。

 追記:中国はレーダー照射を認めなかった。平気でウソをつけるこの感覚が中国という国家の不誠実さを語っている。こんな国と付き合うのは大変である。
国防部、日本艦船へのレーダー照射を否定=中国報道
2013年2月8日(金)10時17分配信 サーチナ
 中国海軍の艦艇が海上自衛隊の護衛艦にレーダーを照射したとされる問題について、中国政府・国防部は7日「事実ではない」とコメントした。また外交部の報道官は同日「日本側が挑発している」と発言した。中国メディア・環球網が伝えた。
 国防部は7日夜、「レーダー照射についての日本側の話は事実に適合しない」とし、「日中の安全問題の発生源は、日本の艦船や飛行機が、近距離で中国の船を追跡、監視することだ」と発言した。
 また、外交部の華春瑩報道官は「中国が近頃強硬な挙動を見せ、地域の緊張を強めていると日本メディアが報じている」との質問に対し「我が国は強硬姿勢を示していない」としたうえで、「日本が人為的に危機をあおり、中国のイメージを悪化させようとしている」と指摘。「中国と同じ方向を向いて進む」よう日本側に求めた。(編集担当:柳川俊之)



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2013年02月06日(水) パンツをはいたダビデ像        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 勇壮なダビデ像を見て、不快に思う人やエロを感じる人はどれくらいいるのだろうか。あるいはミロのヴィーナスを見て不愉快になる人がいるのだろうか。オレはそんなことを思いつつ、この読売新聞の記事を読んだ。

公園のダビデ像「下着をはかせて」…町民が苦情
三成運動公園のダビデ像(奥出雲町で)


 島根県奥出雲町が昨年夏に公園などに設置したダビデ像とビーナス像が、思わぬ問題を引き起こしている。
 町出身者が町に寄贈した大理石製の彫刻で、町は「一流の芸術作品として教育的価値がある」と説明するが、巨大な裸像を目にした町民らは「子どもが怖がる」「教育上ふさわしくない」と町議に苦情。町議会でも取り上げられ、山あいの町で論争が続いている。
 像は、ミケランジェロのダビデ像やミロのビーナス像を模してイタリアの著名な彫刻家エンツォ・パスクイニ氏(故人)が制作。台座部分を除いた高さは約5メートル。同町出身の元建築会社社長、若槻一夫さん(広島市)が購入して、故郷への恩返しのために昨年4月、寄贈した。
 町は「本物の芸術作品を鑑賞できる。ありがたい」と感謝。美術商や若槻さんの意向に沿いながら設置場所を決定。力強いダビデ像は、スポーツ選手が集まる三成運動公園に。愛と美の女神・ビーナス像は、子どもを見守るよう三成公園みなり遊園地に置いた。昨年8月には、若槻さんを招いてお披露目式も行った。
 しかし、約5メートルの裸体。小中学生や家族連れらが訪れる場所であるため、住民らから町議に苦情が寄せられ始めた。「子どもが怖がる」「威圧感がある」「もう少しふさわしい場所に移設して」「(ダビデに)下着をはかせて」などの声があるという。
 昨年9月町議会で町議の1人が問題を指摘。12月町議会では、別の町議が「教育上、ふさわしくない」「『見たくない』『気持ち悪い』という声がある」と訴えた。しかし、町は「本物の芸術品が二つもあり、素晴らしい」「専門家の意見を聞きながら場所を決めた。周辺の景観と合っており、移設は考えていない」と議論は平行線。
 取材に対し、井上勝博町長は「幼い頃から一流の芸術作品に親しむことで、目を養うことができる。感性に訴えかけ、美術教育にも役立つ」と話す。
 約40年前、イタリアでパスクイニ氏の指導を受けた安来市の石彫作家、清水洋一さん(63)は「イタリアやフランスでは、公園に裸体の像があり、小中学生がデッサンしている。奥出雲でも教材として役立てることができるはず」としている。(佐藤祐理)
(2013年2月5日17時48分 読売新聞)


 中学生の頃、美術の教科書に掲載されたこのダビデ像の写真の股間のところに、オレは悪戯で小さな丸いシールを貼ったことがある。すると隣の席に座っていたりえちゃんという美少女が「エッチなことはやめなさい!」と怒ってそのシールをはがしたのだった。股間にある男性のシンボルをシールで隠すことがどうしてエッチなことなのか、オレには理解できなかったんだが、その時のりえちゃんの恥ずかしそうな顔は今でも覚えている。彼女はもしかしたら中学2年生にして「隠す方がエロ」ということに目覚めていた早熟な少女だったのかも知れないのだ。

 そういう意味ではこのダビデ像にパンツをはかせて股間を隠すことはものすごくエロいことかも知れないとオレは逆に危惧するのである。さて、芸術とエロ(わいせつ)の境界はどこにあるのだろうか。そもそもエロという概念と芸術という概念は対立するものなのだろうか。

 美術館で展示されている裸婦像を見て、興奮して股間を硬くする男性が居たとすればその裸婦像は彼にとっては「わいせつ」なものだったということになる。しかし他の多くの人はそれを芸術として鑑賞しているわけで、その場合の「わいせつ」という概念は一般的なものではなくて股間を硬くした男性の心の中にだけ存在するものだということになる。

 芸術作品をどのように受け止めるかはすべて見ている人の心の問題だとオレは思うのである。もしもこのダビデ像を町民の多くが「エロ」だと思って不愉快に感じるのならば、それは町民の多くが裸体画や裸体彫刻を見たときに芸術ではなくエロを感じてしまうような芸術を理解しない人たちであるということであり、町民の芸術偏差値が低いということになるような気がするのだ。

 オレは男の裸には興味がないが、女性の裸体画やヌード写真はものすごく好きである。それはものすごく美しく価値あるものだと思うし、宮沢りえのヘアヌード写真集「サンタフェ」などはすぐれた芸術作品だと思っている。それを鑑賞した時のオレの心の中に存在したのはただ美しいものを愛する心だけだったと胸を張って言いたい。(信じない人もいると思うが。)

 美しいものを美しいと認めることができず、自分たちの貧困な価値判断の基準にあてはめて排除するのは嘆かわしいことである。真に美しいものに触れて心を豊かにすることは、異性を歪んだ性欲の対象としてしか見ることのない貧困な精神の対極にあるとオレは思っている。そういう意味で、奥出雲町民の反応というのは実に残念なことだとオレは思ったのである。きっと今頃、ダビデ像にパンツをはかせた合成画像があちこちで作られてネットにはりつけられているだろう。


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2013年02月05日(火) 国際世論で中国を封じ込めよう!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 南シナ海でやりたい放題の中国のむちゃくちゃな侵略行為に対して、ついにフィリピン政府が怒って国際仲裁裁判所に提訴した。中国は領土問題を常に2国間協議で解決しようとして、領土割譲に応じない国には経済制裁したり武力で威嚇したりしてきた。21世紀になってからも実行支配する領土を着々と増やしている侵略国家は世界でただ一つ、中国だけである。外交関係の悪化を恐れてブータンのように泣き寝入りしている小国もある。過去30年間のうちに中国はブータンの領土の一割をぶんどったのである。この事実はもっと世界中に広めて中国の極悪非道ぶりを喧伝しないといけないのだが、日本の政治家たちはこの件に関して誰も発言しない。「おまえは泥棒だ!」という事実を指摘すれば、中国からの経済制裁や反日デモが起きるからである。アメリカの新聞にでも「中国のブータン侵略を許すな!」という広告を出さない限り、100年も経てば世界の誰にも気付かれないままにいつのまにかブータンの国土はすべて中国に乗っ取られてしまうだろう。

 フィリピン政府の動きを伝える記事を引用しよう。

中国vs.フィリピン 南沙諸島問題は明日の尖閣問題
(週刊文春 2013年2月7日号掲載) 2013年2月3日(日)配信
 南シナ海、南沙諸島の領有権問題でフィリピン、中国間の対立が深刻化する中、フィリピン政府は22日、中国との2国間交渉を打ち切り、国連海洋法条約に基づき中国を国際仲裁裁判所に提訴したことを発表した。
 一説には埋蔵量200億トンとも言われる巨大油田や天然ガス田が発見された南沙諸島を巡っては、フィリピン、中国、ベトナム、台湾、マレーシア、ブルネイの6カ国が領有権を主張している。近年は中国艦船によるベトナム船への銃撃や拿捕が相次ぎ、特に緊張が高まっている。
 フィリピンの地元紙記者が語る。
「南沙諸島の中核をなすスカボロー礁の一部は、すでに中国が実効支配しています。わずか120平方キロメートルほどのサンゴ礁と小島の集まりですが、ここを中国に完全に獲られれば、フィリピンは領海の38%、およそ50万平方キロもの排他的経済水域を失うことになります。この海域は世界有数の海運ルートであり、軍事的要衝でもあるため、フィリピン政府としては絶対に譲れないのです」
 昨年4月からおよそ2カ月に及んだスカボロー礁での比中艦船の睨み合いの際は、中国人観光客の団体旅行のキャンセルや、フィリピン産バナナの検閲強化など、中国による厳しい経済制裁も行われた。
 02年にASEAN諸国と中国の間で交わされた「南シナ海行動宣言」は、領有権問題の平和的解決を目的に合意されたが、法的拘束力を持たない。表面的にはASEANとの協調路線を取りつつ、自国の実効支配の既成事実化と海洋権益の保全を進めてきた中国の前に、フィリピン政府はなす術がないのだ。
「今回の提訴について、デルロサリオ外相が『フィリピンが中国との領海問題を平和的に解決するための政治的、外交的手段は尽きた』と語っています。圧倒的な軍事力を背景に南沙に侵出する中国への対抗手段が、フィリピンにはない。苦肉の策として仲裁裁判所の判断を仰ぐわけですが、南シナ海問題を台湾やチベット問題と同じ『核心的利益』と位置付ける中国が易々と引き下がるとは思えず、今後の動向から目が離せません」(同前)
 中国のやり口は尖閣問題と酷似する点が多い。日本にとっても、対岸の火事ではない。


 「報復が怖いから文句を言わない」という外交姿勢をとり続けることで、正義を世界に訴えることができるだろうか。フィリピンのような小さな国が耐えきれずに起こした今回の行動に対して、なぜ日本政府は支持の立場を明確にしないのか。

 なぜ中国では賄賂が横行しているのか。なぜ共産党幹部は腐敗してるのか。答えは簡単である。政府がウソつきだから、上から下までみんな「自分の利益になるならウソをついてもいい!」という価値観が横行しているのである。中国政府の領土問題を巡る動きはまさにそうである。中国と取引のあった企業の方は、彼らが信義などどこにもなく、約束をいとも簡単に破ることに驚いたかも知れないが、「約束を破った方が利益になる」という場合はいとも簡単に約束など反故にする。日本とは全く違った国民性であることに気付かないとダメだ。

日中戦争の南京攻略戦で、城内に逃げた中国兵の多くは軍服を脱ぎ捨てて民間人に紛れ込んだ。日本軍によるその掃討作戦において南京市の人口以上の死者が出たというフィクションを中国政府はでっち上げた。アメリカ人が使ってる副読本には中国政府のロビー活動のおかげで犠牲者数は40万人になっているのである。いずれこの数字は100万人くらいに水増しされるのだろう。その一方で、蒋介石の行った黄河堤防決壊作戦によって100万人以上の中国の住民が死んだことはほとんど知られてない。自国民を大量虐殺することは戦争犯罪ではないのか。もっともチベット侵略戦争で人民解放軍が数百万人虐殺したり、毛沢東のまちがった農業政策で数百万人が餓死したことと比較すればそれは(中国政府的には)些細なことかも知れないのだが。

 尖閣諸島を中国の侵略から守るために、日本はフィリピンやベトナムやマレーシアと連帯しないとだめだ。南シナ海での中国の侵略をやめさせることは、同時に尖閣諸島を侵略から守ることにつながるのである。


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2013年02月04日(月) 上本町無料駐車場の復活を!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 上本町6丁目にある「ハイハイタウン」という雑居ビルの1Fに三菱東京UFJ銀行がある。その銀行の駐車場が50mほど西側にあって、オレはよくそこにクルマを駐めていたのである。銀行窓口の営業時間内しか使えないのだが、銀行を利用した場合はなんと「60分間無料」というサービスを受けることができたのである。それでオレは上本町6丁目界隈に用事があるときは、その駐車場を必ず利用していた。

 上本町6丁目にはお気に入りの「たこ八」という明石焼きの店がある。また近鉄百貨店もあるし、ウェスティン都ホテルもある。さまざまな飲食店が周辺に存在するのだ。JRのチケットなどを安く買える金券ショップもある。1000円で散髪できるQBハウスもある。そうした場所に行くときに、三菱東京UFJ銀行の駐車場はまことに便利だったのである。

 ただ、オレはそのUFJの上本町支店そのものを気に入っていたわけではない。ATMの台数が多いので待たなくて済むということもあるが、両替機にはいつも不満を感じていた。ここの両替機から出てくる札は汚いのである。郊外にある支店の両替機からは新札が出てくることが多いのだが、上本町支店の両替機にはけっこうヨレヨレの札がまぎれこんでいた。出てきた札の汚さに唖然とすることも多かった。だからオレは「お札の両替をするなら他の支店で!」と決めていたのである。オレにとってUFJの上本町支店の役割は、ただ単に「駐車場を使うための店」という位置づけだった。現金を出し入れせずに残高照会のみで駐車サービスを受けることも多かったのである。オレにとってそこはまぎれもなく「無料駐車場」だったのだ。

 京橋のダイエーにクルマを駐めた場合、OMCカードを持っていれば2時間無料の駐車サービスを受けることができる。しかし、そのためにはどんなに小額でも何かの買い物をしないといけないのである。だから厳密に言えばそこは「無料駐車場」とは呼べない。しかし銀行の駐車場の場合は、それこそ「残高照会」であっても置けるわけで、本当の意味での「無料駐車場」だったのだ。もっともオレはかなりのゼニをUFJの口座に置いてるし、給料の振り込みや証券会社との取引もすべてUFJの口座経由で行っている。だからUFJの駐車場を使いまくるくらいの権利はあるとオレは勝手に解釈していた。

 その無料駐車場が、昨年の12月28日付けで廃止になってしまった。いつものように駐めようと思ってオレは閉鎖された入り口の前で呆然としてしまった。

 そこには移転先を示す案内が掲示されていた。オレはその指示に従って移動し、指示されたタイムズの駐車場にクルマを駐め、機械から出た駐車証明書を受け取り、銀行の窓口にそれを提出して駐車券を受け取った。そこには「30分無料券」と書いてあった。なんということだ。いつのまにかサービス内容が60分から30分に縮小されていたのである。たった30分では何もできない。60分あるからこそゆっくりとお好み焼きや明石焼きを食べたり、QBハウスで散髪したりできるのである。30分ならわずかの油断ですぐにオーバーしてしまい、ぼったくりの駐車料金を払わされる羽目になってしまう。オレはその時に悟ったのである。「もう上本町でのんびりできないなあ」と。UFJのちょっとしたサービス低下のために、上本町のいくつかの店はオレという優良顧客を失ったのだ。これもすべてUFJが悪いのである。

 銀行にゆっくり利用できる駐車場は必要だ。窓口が混んでいて待たされたり、両替機に長蛇の列ができていればすぐに30分を超えてしまう。だからこそ60分利用できる以前の駐車場の価値は大きかったのである。それがなくなってしまった結果、オレは上本町以外の場所でそれらの用事を済ませることになってしまうのだ。他の散髪屋、他の金券屋、他の明石焼き屋を探し求めることになってしまうのである。きっとオレのような駐車場代をケチるせこい人間が他にもいて、オレがこれまで行っていた店の売り上げは激減してるだろう。すべてUFJの責任である。

 「無料」とまではいかなくても、安く使えてセキュリティもばっちりで・・・という駐車場をちゃんと行きつけにしておくということはクルマをふだん使ってる人間にとっては大切なことである。ただ、オレがそういう情報をここで書いてしまうと人気が出てしまって自分が置けなくなるので下手に書けないのである。もしも閉鎖されてしまうという今回のようなことがなかったら、オレはこれまで使っていたUFJ無料駐車場のことを日記に書くことは決してなかっただろう。


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2013年02月03日(日) ハゲとはなんだ? このクソ野郎め!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 人の身体的特徴を嘲笑するのは人間として最低の行為である。デブに向かって「デブ!」と言ったり、ハゲに向かって「ハゲ!」と罵ったり、馬鹿に対して「バカ!」と罵るのは決してやってはならないことである。「デブ」ではなくて「平均よりもかなり体重の重い方」と呼ぶべきだし、「ハゲ」ではなくて「頭髪が平均よりも少ない人」と表現すべきである。まして授業に遅刻してきた迷惑な生徒たちが、それを注意した教師に対して「うるせー、ばか、はげ、死ね」などと暴言を吐いたのならば、その罪はまことに重い。直ちに中等少年院に送致してその品性をたたき直す必要がある。平手打ちで済ましてもらったのならばむしろ感謝すべきであり、それを「体罰を受けた」などと文句を付けるのは根本的に間違っている。ここで一番悪いのは、自分が悪いことをして注意を受けた側なのに暴言で答えるクソ生徒であることはいうまでもない。私立学校ならば退学処分にされても文句は言えないだろう。生徒を退学させられない公立中学校でもそういう生徒は決して放置しないで厳重な罰を与えるべきだ。

 生徒から暴言を浴びせられて、やむなく教育的指導として平手打ちをした先生が神奈川県にいた。読売新聞の記事を引用しよう。

はげなどと言われ…中学教諭、生徒16人に体罰
 神奈川県の小田原市教育委員会は2日、同市立中学校の50歳代の男性教諭が、2年生の男子生徒16人の頬を平手でたたく体罰をしたと発表した。
 発表によると、1日午後、男性教諭が授業に遅刻した生徒たちに教室へ入るよう呼びかけた際、数人が「うるせー、ばか、はげ、死ね」と暴言を吐いた。男性教諭は発言した生徒に名乗り出るよう求めたが、返事がなかったため、その場にいた生徒16人を廊下に正座させて頬を1回ずつたたいた。けがはなかった。
 男性教諭は直後に校長へ報告し、「過去にも暴言はあったが、今回は名乗り出ないことが許せなかった。体罰が報道されている中でこんなことをして申し訳ない」と話したという。同校は2日、体罰を受けた生徒と保護者に経緯を説明し、謝罪した。
(2013年2月2日19時27分 読売新聞)


 どうして学校がここで謝るのか。この許しがたい暴言に対してこの男性教諭が平手打ち程度の寛大な罰で済ませたことに対して、オレは大いに驚くのである。もしもオレが同じ立場ならば決してそんな軽い罰は与えない。当該生徒の親を学校に出頭させ、生徒と一緒にその暴言についてきちっと謝罪させるだろう。その上で再発防止を厳重に約束させ、「もしも今後同様の行為があった場合はいかなる処分も受け入れます」という一筆を書かせるに違いない。安易に「平手打ち」というその場しのぎの方法を取ったことが問題なのだ。

 今回この中学校のとった対応というのはもっともまずいやり方である。生徒が暴言を吐いたという事件の原因が全く無視され、罰として行った平手打ちだけが独立して「悪」としてとらえられ、学校はその「平手打ち」を他と切り離して謝罪の対象にしているのである。

 たとえばある女生徒が夜道で暴漢に襲われて、とっさにその男の睾丸(金玉)を握りつぶしたとしよう。睾丸を握りつぶされた暴漢の親が「なんてひどいことを!」と訴えてきたので、その女生徒の通う学校の校長は「我々の指導が間違っていて金玉を握りつぶしたことをお詫びします」と謝罪したとする。そこで暴漢の親は「謝ったということは、100%あなたがたが悪いと認めたということです!」と主張するとしたらどうか。悪いのはあくまで暴漢であり、睾丸をつぶされたのは自業自得である。

 今回の神奈川県の事件でまず謝らないといけないのは、暴言を吐いた生徒であり、その親ではないのか。体罰云々と議論する前に、まず人間として自己の問題行動と真摯に向き合うことが必要である。

 学校が安易に謝罪で済ませようとすれば、このクソ生徒の親は、「たかがハゲと言われたくらいで叩くなんてどうかしてるわ」ときっと息子の行動を正当化するだろう。教師を「ハゲ」と罵ることがどれほど間違ったことかを彼は全く反省することもなく、この事件から何も学ばないのである。学校は決して安易に済ませようとしてはいけない。暴言生徒は断じて許してはならないのである。


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2013年02月02日(土) 園田監督と峯岸みなみ、二つの謝罪について        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 朝からテレビで峯岸みなみの謝罪を見ていたたまれない気分になった。少し不揃いなその丸刈り頭を見てオレが思ったのは、第二次大戦が終わった時のパリでナチスの将校の愛人だった女たちが見せしめに丸刈りにされ、さらし者にされていた姿だった。なんでそんなかわいそうなことをさせるんだというのがオレの感じたことである。「謝罪」というのは、何もそこまでしなくても・・・と思わせるくらいにするのがもっとも効果的であるのはよくわかるのだが、それにしてもオレはなんだかやりきれない気分になったのである。

 恋愛禁止というルールが理不尽だということを言う人もいる。20歳くらいの女の子が恋愛をして、それがプラトニックラブで終わるわけがないだろうし、そこで規定される「恋愛」が性行為を伴うものであるくらい誰でもわかる。しかし、彼女たちは一人の女の子である前に商品なのである。握手券や投票券を手に入れるために何十万もゼニを使ってもらえる現代の花魁であり大夫なのである。その価値を維持するために理不尽なルールが存在し、それを破った者が処分されることで次のルール破りを防いでいるのだ。彼女たちのために大金を使ってくれる童貞オタク集団たちの共同幻想こそが価値の源泉である。
もしも自由に恋愛したかったら、卒業してルールにしばられない世界に旅立つしかないのである。借金にしばられているわけでもない。いつでも辞める自由が彼女たちには保証されているのだから。

 もう一つの謝罪会見も見た。柔道の園田監督である。報道を聞いてもっと凶悪なオッサンを想像していたオレは、会見に出てきたむしろ童顔の男の姿に拍子抜けしたのである。殴った理由は「集合時間に遅れたから」だとか。まあ時間にルーズなのはどこの世界にもいるし、えてしてそういう選手が大物だったりするわけで、「みんなに迷惑かけるなよ!」くらいの口頭での注意でも十分だったと思うのだが園田監督は威厳を示したかったのかも知れない。顔が怖くない分、暴力で恐怖を与える必要があったのだろう。

 両者を比較してより大きな罪を犯したのは園田監督の方であり、メダル候補の柔道選手たちを殴ってやる気を失わせたのは国家的損失である。そういう意味では園田監督こそ丸坊主にして、土下座して涙を流してわびるべきだったのである。ところが彼の言葉からはさほど反省の気持ちは伝わってこなかったのがオレの印象である。

 間違ったことをして、人を傷つけたり大勢に迷惑をかけたりして・・・と考えたとき、公開の場で謝罪しないといけない人間はこの世にはいくらでもいる。あの国賊発言の鳩山由紀夫とか、鳩山由紀夫とか、鳩山由紀夫とか。鳩山も「中国に謝罪したい」という信念を持ってるのならば、なぜそれを反日デモと絡めた形で発言しなかったんだろうか。もしも彼が「日本には右翼的な思想の持ち主も大勢居ますが、私のような中国人民にお詫びの気持ちを持つ者もちゃんといます。どうか日本人の全てが敵であるような誤解をしないで下さい。日本企業を敵視して放火したり日本車を壊したあなたがたの幼稚で野蛮な行動をどうか反省して下さい」とでも言ってくれればそれなりに土下座外交でも意味はあったのかも知れないが、おそらく鳩山の頭の中では中国人の反日テロも正当化されてるわけでそこまでは思い至らなかったのだろう。

 峯岸みなみの丸坊主謝罪を「秋元はあそこまでやらせるのか・・・」と批判的に語る人々もいる。あの行為が指示されたものであるかあるいは自主的なものか、それは当人だけが知ることであり、秋元氏の与えた処分が「研究生への降格」だけだったとしてもそれはそれで十分に重い処分であるとオレは思うわけで、「丸坊主」なんていう体罰を彼が具体的に指示するわけがないとオレは思っている。自分たちのグループの価値を守るために彼女は彼女なりに考え、自分の手で髪を丸刈りにしてカメラの前で涙を流したのである。

 それにしても、「恋愛禁止」である女の子たちに言い寄って、「合意の上だから」と自らの性欲を見たそうとするクソ野郎どもに何の制裁もないのはなぜだろうか。オレはこの「合意」っていう言い逃れが嫌いだ。たとえ「合意」であってもやってもいい場合とよくない場合がある。柔道のコーチが選手たちとセックスしていて「合意だった」という言い訳は通用しないだろう内柴よ。もしかしておまえは寝技をそうやって教えるのか。

 ただ単に自分の性欲を満たしたいためだけに、手出ししてはいけない相手に軽い気持ちでちょっかいを出す男どもはクソだ。そんな行為が許されるのは自分が命をかけて愛してる時だけである。どうしてAKB48の女の子たちだけに責任を負わせるのか。クソ男たちはどうして糾弾されないのか。オレはそれが納得いかないのである。峯岸みなみに手を出したクソ野郎は、秋葉原のAKB劇場の前で、ござを敷いてその上に全裸で正座してファンに土下座するべきである。


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2013年02月01日(金) 暴走警官は一発アウト!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 高速道路ではない一般の国道で時速142キロを出すというのはなかなか難しいような気がするのだ。オレは河内長野市はよく知ってるので国道170号線(外環状線)あたりかな?などと想像するのだが、それでもそんな高速で走れるのはよほど他のクルマが走っていない絶好のタイミングだったのだろうかと思うのである。

 そんな暴走をしているのがただのならず者ならしかたがない。しかし、まさか警察官が暴走しているとは思わないだろう。警察官がスピード違反でつかまるというのは、消防士が放火で捕まるようなものだとオレは思うのである。朝日新聞の記事を引用しよう。

警官、92キロ速度超過 懲戒処分38人、大阪府警発表
大阪府警高石署に勤務していた男性警部補(60)が昨年1月、制限速度を92キロ超過して車を運転し、道路交通法違反罪で有罪判決を受けていた。朝日新聞が府警に情報公開請求してわかった。警部補は懲戒処分を受けて依願退職したが、判決の確定を受け、退職金の出ない失職になった。
 一方、府警は31日、昨年1年間に懲戒処分された警察官は38人で、2000年以降で最多と発表した。
 情報公開請求によって明らかにされた懲戒処分の資料などによると、元警部補は昨年1月22日、大阪府河内長野市内の国道(制限速度50キロ)を時速142キロで走行した。減給の懲戒処分を受け、道路交通法違反容疑で書類送検され、懲役3カ月(執行猶予2年)の判決が確定した。


 警官の身でありながらあきれたスピード違反、実刑判決が出てもおかしくないとオレは思うのだ。執行猶予を付けた理由は何だろうか。退職金ももらえないという社会的制裁を受けているからということなんだろうか。執行猶予というのはオレのような善良な市民がやむにやまれぬ形で犯罪をした場合に裁判官がその事情に配慮してつけてくれるものである。オレはこの判決には不服である。

 警察官の不祥事が全国的に多発していて、性犯罪も多いということである。富山県警の警察官のように殺人事件を起こすものまでいる。犯罪を抑止することが職務である警察官が自ら犯罪を実行する側であるということを「警官も人間だから」と片づけてはいけない。この世には「絶対に犯罪に手を染めてはならない人」というものがいるのだ。それが警察官なのである。警察官に何よりも必要なのはそうした「遵法精神」ではないのか。統計を見るとその犯罪率の高さに唖然とするのである。

 オレは就職難のこの時代だからこそ警察官や自衛官の定員を拡大して失業対策に充てればいいと思っていた。その言葉はそっくり撤回したい。うっかり警察官になるハードルを低くしてしまえば、ますます「問題警官」を増やしてしまいそうな気がするのだ。


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