江草 乗の言いたい放題
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2009年07月31日(金) 民主党よ、やるなら焦土作戦だ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 一ヶ月後に迫った衆議院選挙を前にして自民・民主両党のけなし合いが盛んになってきている。自民が先に出た民主のマニフェストを批判すれば、民主も自民の政策をぼろくそにけなしている。なかなか両者の泥試合が見ていて面白いのである。オレは単なる野次馬なのでなんでも無責任に言えるのだ。ただ、自民も民主を批判する資格はない。今の日本の惨状は自民党政権のせいであることは間違いないからだ。田舎議員どもがイナカモンドリームに狂奔して日本中の海岸線をコンクリートで固め、各地に不要な空港を作り、教育にゼニを使わなかったために大勢のダメな若者を世間に生み出してきたのである。
 アサヒコムの記事を引用しよう。

民主、自民の政策検証 岡田幹事長「20点から30点」 2009年7月30日22時49分
 民主党は30日、自民党が05年総選挙や07年参院選で掲げたマニフェストなどの政策を検証した結果を発表した。「看板倒れの小泉改革は格差拡大を放置し、社会保障の崩壊、財政の悪化をもたらした」と指摘し、主要な公約が未達成だと結論づけた。
 自民党は05年総選挙を前に「郵政民営化からすべての改革を進める」など「120の約束」を表明した。民主党はこのうち、医師不足問題で「病院の多くが診療科の廃止や中止に追い込まれている」と指摘。子育て支援でも「一人親家庭の児童手当を半減させ、生活保護世帯の母子加算も打ち切った」とし、ともに公約違反だとしている。
 自民党が「2010年代初頭の基礎的財政収支の黒字化を実現」とした財政再建について、民主党は「目標を後退させ、4年間で130兆円の借金を重ねた」と強調。年金記録問題でも、自民党が「1年以内にすべての名寄せを完了する」とした07年参院選公約について「多くの記録はいまだ作業中」と指摘した。
 岡田克也幹事長は静岡市内での記者会見で、自民党の公約の達成度について「あえていえば20点から30点。小さな政府を目指す根本が違っちゃっている」と批判した。


 おそらく次の選挙で政権交代が起きるだろう。しかし、オレはその民主党政権も長くは続かないと思っている。だからオレは民主党に提案したいのである。 「焦土作戦を実行しないか!」と。次の選挙では民主党が負けるとしても最大4年間の時間がある。その4年間のうちに国家の財産をみんな食いつぶしてやればいいのである。自民が政権を取り返した時に政府にはゼニが全く残ってないという状況を作り出せばいいのだ。これがいわゆる焦土作戦である。どうせ4年の政権だ。もうやぶれかぶれでやってしまえということである。

 4年間のブランクの後にやっと政権与党に返り咲いた自民党は愕然とする。ゼニがないのである。国家財政が完全に破綻しているのである。この状況ではなんにもできないのである。せっかく政権交代できても手元にゼニが全くなく、もう国債を引き受けてくれるのは日銀しかないという末期的状況に唖然とするというシナリオはどうか。

 オレは民主党に政権担当能力があるとは思えないが、かといって自民党にそれがあったかというとそんなわけがなく、特にバブル崩壊以後はほとんどまともな政策もなくただ借金を増やし続けただけである。だからどっちもどっちなのだ。どうして揃いも揃って政治家というのは無能な人間ばかりなのかとオレはあきれているのである。思いつきで繰り出される政策はひどいものばかりだった。後期高齢者医療制度とかいったい何のために出してきたのか。佐賀とか静岡とか茨城というド田舎が「空港が欲しい」と言い出した時になぜ「あほか!」と却下しないのか。そんな連中しかいない日本の将来にオレはほとんど期待していない。だからゼニを貯めてそれを外貨にして備えるだけである。今は円高だがいずれ究極の円安になるだろうし。

4年後にこんな状況が起きればどうだろうか。民主党の繰り出した超バラマキ政策(焦土作戦)の結果、国と地方を合わせた借金は1400兆円にふくらんで国民金融資産に匹敵するようになり、国債の買い手が居なくなってしまったところを外資に売り込まれてさらに円は下落、超インフレが発生して国民はモノが買えなくて困るとか。食品の価格が今の10倍くらいになって国民生活は破綻するのに、ボンクラ政治家は「消費税収がUPしました!」などと喜ぶかも知れない。頼むから100回死んでくれ。

 もちろんオレは野次馬である前に一人の投資家である。円が上げようと下げようと、株価が上がろうと下がろうと、どちらでも勝てるように臨機応変に行くだけのことである。治世よりも乱世の方が面白いに決まってるじゃないか。


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2009年07月30日(木) タバコを吸ってる中学生から罰金を取ってください        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 小学生や中学生、高校生でありながらタバコを吸ってる連中というのは基本的に取り締まりの対象にすべきである。つまり、街でそういうクソガキを見つければその場で手錠を掛けて連行して、留置場に一晩泊まらせてやり、親が身代金・・・・じゃなかった罰金を持ってくるまでそのまま留置してやればいいと思うのである。くだらない交通取り締まりをして善良なドライバーをいじめるよりもよほど効果があるとオレは思うのだ。

 ところが警察の捜査の方向はこんな間違ったところに向かうのである。産経新聞の記事を引用しよう。

未成年者にたばこ 売った女性経営者を逮捕 2009.7.29 20:04
 未成年と知りながら中学生にたばこを販売したとして、大阪府警守口署は29日、未成年者喫煙禁止法違反容疑で、守口市佐太中町のたばこ店経営者の女(79)を逮捕したと発表した。守口署によると、未成年にたばこを売って逮捕されるのは異例。女は容疑を認め「たばこを売るのが商売なので、客が大人でも子供でも売るのは当然」と話しているという。
 逮捕容疑は、今月6日午後4時半ごろ、学校の制服姿で来店した中学2年の男子生徒(14)に対し、たばこ3箱を販売したとしている。
 守口署によると、この店で中高生がたばこを買っているとの通報が複数回あったため7回注意したが、女は販売をやめなかった。この男子生徒が購入したのを確認した上で女に3回出頭を求めたが、応じなかったため、悪質性が高いと判断して逮捕したという。女はすでに釈放されている。


 悪質なのはこの79歳の女店主ではなくて、制服姿で堂々と買いに来る中学生ではないのか。逮捕されるのは女店主ではなくてその中学2年生の男子生徒ではないか。もちろん未成年にタバコを販売するのは悪いことである。しかし、仮に販売しなかったとしてそのクソガキが納得するだろうか。八つ当たりして店を壊したりガソリンを撒いて火を付けるくらいのことはやりかねない。最近のチンピラ中学生はそのくらいに過激なのである。身の危険が生じるよりはだまって販売する方がマシだと思うわけだし、コンビニに客を取られてたばこ屋も苦しい。そうなると中学生であってもお客様は神様ということになるのである。オレはむしろこの79歳女店主に対して同情したくなるのである。

 コンビニでのタバコ販売の普及は、昔からのたばこ屋のおばちゃんたちの収入を奪ったのだ。零細個人店舗が本来得ていた収入がコンビニの元締めという大資本に奪われてしまったのである。そこでこの79歳女店主が「中学生への販売」という戦略で乗り切ろうとしたことは生き残りのためのやむを得ない手段だったような気もするのである。

 オレは未成年者の喫煙を撲滅する方法として罰金制度の導入を強く訴えたい。街で喫煙現場を発見されたらその場で身柄が拘束されて留置場にぶち込まれ、罰金を払わないと家に帰れないという仕組みにすればいいのだ。親もすぐに迎えに行く必要はない。頭を冷やさせるために「一週間そっちで預かってください」とかいうふうに対処すればいいのである。二度と吸わないと約束しない限り迎えに行かないという親もいるだろう。「そんなクソガキはいらない!」という親もいるかも知れない。それでいいのだ。罰金が払えない少年は強制労働でもさせてやればいいのである。自転車をこいだら発電されるような機械に乗らせて、罰金相当の電気を発電すれば解放してやるというふうにすればいいのだ。たぶん一ヶ月くらいかかると思うが。奉仕活動をさせてもいいだろう。海岸の漂着物の清掃とか、早朝に道路で吸い殻拾いをさせるとか。そうした労役を課すというのが現実的かなとも思うのである。


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2009年07月29日(水) 余った家にタダで住ませてください!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 オレは以前の日記で、空き家が700万戸あるという現状について書いたことがあるが。さらに増加していたようである。アサヒコムの記事を引用しよう。

全国の住宅、13%は空き家 高齢化・過疎化で高まる 2009年7月28日
 全国の空き家が08年は756万戸に達し、総住宅数に占める割合(空き家率)が過去最高の13.1%になった。総務省が28日まとめた住宅・土地統計調査でわかった。山梨県で初めて2割を超えるなど過疎化や高齢化が進む地方の空き家率が高まっている。
 調査は1948年以来、5年ごとに実施。昨年10月の全国の総住宅数は5759万戸で前回調査より6.9%増加。空き家率は関東・中京・近畿の三大都市圏が12.1%なのに対し、それ以外の地域は14.3%だった。同省は「独り暮らしの高齢者世帯が増えて、病院や施設に入ることで空き家が増える傾向が強まっている」と分析する。
 住宅分類では、マンションやアパートなどの「共同住宅」が2069万戸で全体の41.7%を占め、ともに過去最高。特に3大都市圏では過半数の52.1%を占め、一戸建てを上回った。
 全体の持ち家率は61.2%で前回調査と同率。ただ、持ち家の一住宅あたりの延べ面積は120.89平方メートルと初めて前回調査より減った。


 空き家率が13.1%、実に756万戸の家が空き家になってるのだ。山梨県では空き家率が2割を超えるという。過疎化や高齢化が進んでいる地方にその傾向が強いという。しかし、5年前に比べて総住宅数で6.9%増加してるということは、400万戸近い住宅が新規に建設されているということである。なんでそんな無意味なことをしたのか。少子高齢化がはっきりしてるのにじゃんじゃん家を造れば余るのは当たり前じゃないか。そんなに住むところを増やしてどうするんだ。

 住む人もなく放棄されている家を安く賃貸する仕組み作りをすることで、空き家の有効活用をすることが必要ではないのか。そしてオレが腹立たしく思うのは、いかにも過疎地や田舎での空き家が多いような内容の記事だが、都会にも空き家は多いのである。3大都市圏でも12.1%は空き家なのだ。もちろんオレの家の周辺の住宅街にも実に空き家は多い。オレの住む地域は風紀はよろしくないが少なくとも過疎地ではないと思っている。そういう場所まで空き家が増えているのに、この記事では過疎のド田舎の空き家ばかりが多いような内容になっている。そうではないのだ。日本中で空き家が増えてるのである。

 住む家もなくホームレスになってる人たちがたくさん居るのに、その一方で誰も住む人がなくて荒れ果てている家がある。生活保護を受けていて通勤の必要もないのに家賃の高い都心のど真ん中に住む人もいる。郊外に家を建ててしまったために2時間近くかけてへとへとになって通勤しなければならない人もいる。そうした矛盾を解消するためにも住宅資源の効率配分を行うためのなんらかの政策が必要ではないかとオレは思うのだ。

 モノの価格は需要と供給の関係で決まる。こんなに供給が多いのに価格が下がってこないという意味で、住宅価格というのは不思議なのである。政治的な意図で高値誘導されてるこの住宅価格を思い切り下げて、庶民が家を買いやすくするためのチャンスが昨年来の世界恐慌であった。ここで土地価格も思い切り暴落させて一度リセットさせればよかったのである。確かに倒産した新興不動産会社もいくつかあった。しかしそれはほんの一部であり、国が中途半端に救済してしまったために土地や住宅、マンションの価格は下げ止まり、結局庶民がその恩恵を被ることはなかったのである。これは実に残念なことであった。

 作りすぎたコメが余っていて、空き家になってる家が余っている今、政策によって衣食住のうちの食と住をタダにできるのである。それなのにとてつもない金額の生活保護費が支給され、国家財政を圧迫しているなんてどこかおかしくないか。オレはそんなふうに感じるのだ。

 タダで住める家を増やしてください。空き家のまま朽ち果てるよりも、誰かが住めるように活用してください。オレはそのように訴えたい。そしてタダで住める家を増やせば必ず家賃も下がり、更新料をぼったくる強欲家主のアパートは閑古鳥が鳴くようになるはずだ。そんなことをオレは思うのである。こんなに空き家があるのにこんなに家賃が高く、住宅ローンの支払いに苦しむ人が多いなんて矛盾を何とかして欲しいのである。


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2009年07月28日(火) オレは民主党のマニフェストに反対だ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 政権交代はこの際やってもらいたいと思う。しかし今回のマニフェストの中にある「公立高校無料化」にはオレは断固反対したい。高校というのは義務教育ではない。きちっと勉強して試験に合格して単位を修得して卒業していくところである。ところが現実には学校崩壊している公立高校がたくさんある。やる気のない連中が集まってニート養成所リアル北斗の拳のような状況になってる高校までそうして税金で無料にしてやる必要があるのか。勉強する気は全くないけど高校卒業資格だけは欲しいという連中にまで無料化の恩恵を与える必要があるのかとオレは抗議したいのである。まじめに勉強する気もない連中の授業料までみんな無料にするのは単なるバラマキでしかなく、かえって弊害の方が大きいとオレは思うのである。今回のマニフェストの中でも教育に関する施策に関しては?と思うことが多い。いったい誰が考えてるのか。民主党にはまともなブレーンがいないのかとあきれてしまうのだ。

 アサヒコムの記事を引用してみよう。

民主党がマニフェスト発表 主要政策に初年度7.1兆円2009年7月27日21時23分
 民主党の鳩山代表は27日、東京都内で記者会見し、衆院選マニフェスト(政権公約)を発表した。主要政策の実行時期と予算額を示す「工程表」を初めて明記。「生活不安の解消」を掲げ、来年度分として、子ども手当の半額支給(月1万3千円)や高校無償化など総額7.1兆円規模を盛り込んだ。一方、消費増税には言及しておらず、同党が主張する予算の組み替えや「無駄遣いの根絶」だけで財源を賄えるか論争が活発になりそうだ。 民主党はこのマニフェストを「予算編成の基本方針」と位置づける。政権交代すれば、政府が決めた10年度予算の概算要求基準(シーリング)を見直し、マニフェストの内容を反映させる方針だ。
 鳩山氏は会見で、政権交代で自身が首相になって政権公約が実現できなかった場合には「政治家としての責任をとる」と明言した。
 工程表では、生活関連の八つの主要政策の実現の手順を明示。10~13年度の各年度ごとに所要額の内訳も示した。多くは段階的に実施し、約束通りの規模で行う13年度には16.8兆円と見積もった。
 10年度から実施する項目には、ガソリン税などの暫定税率廃止、雇用対策なども挙げた。高速道路無料化、医師不足解消対策は10年度から段階的に実施。農業者戸別所得補償、子ども手当の全額支給は11年度からの実施となった。
 年金制度改革は、10年度から2年間を年金記録問題解決に向け国家プロジェクトとして取り組む「集中対応期間」とし、最低保障部分に消費税を充当して年金制度を一元化する制度設計への着手は12年度に先送り。13年度中に法案を成立させる方針だが、実施は5年目以降となる。


 「無駄遣いの根絶」をしたいのなら、無償化なんて方向性じゃなくて無駄な高校や大学の取りつぶしという方向に進むべきだろう。高校進学率が下がってもいいとオレは思っている。今の高校の中退率の高さを考えた場合、やる気のない者まで進学させた弊害が出ていると見るべきである。無償にするのは高校や大学を「がんばって努力した者だけが入れる場所」にしてからでも遅くないとオレは思うのである。所得に制限を設けずに一律というのも解せない。余裕のある家は無償にしなくていい。本当に困窮している家庭にこそ手厚くすべきだろう。そしていくら困窮家庭でもやる気のない遊んでばかりのニート野郎は援助してやる必要などないと思うのである。

 どうせやるなら高校無償化よりも先に国立大学の無償化から手を付けるべきだろう。来年度からすぐにでも実施すればいいじゃないか。高校と違って人数も限られてるし、何よりこちらは「がんばって国立大学の入学試験を突破した者」だけを無償化するわけだから単なるばらまきではなくて成績優秀者への奨学金的な意味合いを持つだろう。私大に流れていた優秀な学生を国立大学に取り戻せるかも知れない。

 あとオレが警戒してるのが株式投資への課税強化である。オレは投資家の一人としてそれだけは絶対に反対だ。そんなところで課税強化なんかしたら個人投資家が投資への意欲を失って株価がどんどん下がる可能性が高い。

 自民党は財源を云々しているが、これまで国民から集めたゼニをまともな目的に使えなかった自民党にはそんなことを言う資格はない。自分たちが何もできなかったくせに大口を叩くなということである。

 財源としてはオレはやはり政府紙幣の発行がいいんじゃないかと思う。そうして通貨の供給を増やしてカネ余り現象を作り出し、そのゼニが投資に向かうようにしてくれば株価も上昇するしインフレが進んで円安になる。この際思い切ったことをしてもらいたいので批判の多かった政府紙幣発行をオレは推奨する。その場合、お札の図柄はどうすればいいかだが、鳩山代表の顔を政府紙幣の顔にすればいいんじゃないか。とオレは我が国の将来を占う大事な選挙に対してふざけたことしか考えてないのであった。


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2009年07月27日(月) 貧乏人はもっとガンガンコメを喰え!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 政権交代という可能性が高まる中でオレは民主党の打ち出す政策に少し期待していたのだが、農家に対する所得保障の内容を読むとどうやら裏切られたようである。これなら自民党政権の減反とほとんど差がない。「作りすぎたら米価が下がる」という思い込みからどうして離れられないのか。なぜコメの消費量を拡大する方向を考えられないのか。

 まず読売新聞のWEBサイトから記事を引用しよう。

民主が減反選択制へ、参加農家に所得補償
 民主党は24日、政権を獲得した場合、現行のコメの生産調整(減反)を抜本的に見直し、参加するかどうかの判断を農家に任せる「選択制」を導入する方針を固めた。
 政府が農家に農産品の生産費と販売価格の差額を穴埋めする「戸別所得補償制度」と組み合わせ、農家ごとに設けるコメの生産量の上限に従った農家に限って所得補償の対象とする考えだ。減反を事実上継続することで、コメの過剰供給による米価暴落を防ぎつつ、農家の経営判断を尊重する仕組みを整える狙いだ。2011年度の導入を目指す。
 民主党は、衆院選の政権公約(マニフェスト)の基になる政策集で「現行のコメの生産調整は廃止する」との方針を掲げ、将来的には減反全廃を目指す考えだ。
 しかし、現時点で減反を廃止すれば米価急落が避けられず、農家の打撃も大きい。「減反廃止に向けた過渡的措置」(民主党幹部)を検討した結果、政策集では所得補償の対象を「数量目標に即した生産を行った農家」として、具体的には一定の生産抑制効果が期待できる選択制の導入が妥当と判断した。
 現行の減反制度は、すべてのコメ農家が参加することになっているが、実際には約3割の農家が応じておらず、コメの安定需給を確保するうえでも制度の見直しが課題となっていた。選択制が導入されると、農家は生産上限を守って所得補償を受けるか、補償を受けずに自由にコメを作るかを選べるようになる。
 選択制で設定するコメの総生産量の上限は、国内消費量に見合う800万トン程度となる見通しだ。現行の減反目標と同水準のため、個々の農家に割り振られる生産量の上限は現在と変わらない可能性が高い。
 民主党が掲げる戸別所得補償制度では、麦や大豆などの基幹農産物の生産量についても目標を設定する。主食用米以外の農産物は国内生産量が不足しているため、コメとは逆に目標を超えて生産量を増やすほど厚く補償が受けられる仕組みにする。
 27日に発表するマニフェストでは「過渡的措置」との位置付けから選択制導入は明記しないものの、導入に向けた考え方を盛り込む方向で検討している。(2009年7月25日03時14分 読売新聞)


 コメを作らなかった分に対してゼニを払うのではなく、作りすぎた分を買い取るという方針になぜできないのか。過剰なコメを消費する方法はいくらでもある。国民がもっとコメを喰うようにすればいいのである。学校給食のパンを廃止するとか、生活保護世帯に支給する食費の一部をコメに置き換えるとか、そうした方法でコメの消費量なんてすぐに拡大できるじゃないか。なぜそういうことをしないのか。

 コメの消費量が減ったのは、国民がコメ以外のものを喰うようになったからである。スパゲティやパンを喰うからである。もちろん国民には好きなモノを喰う権利がある。オレもお好み焼きやスパゲティを喰いたい。しかし、それは金持ちだけの特権にすればいいのである。小麦なんてほとんどが輸入だ。それなのになぜパンを安く売るのか。ジャスコでは食パンが一斤88円で売られている。はっきり言ってその価格設定はむちゃくちゃだ。そんな安売り商品は禁止してしまって小麦の消費量を減らさないとダメである。パンが高くなれば国民は自然にコメを喰うようになるのだ。

 その昔「貧乏人は麦を食え!」と言った総理大臣が居たそうだが、それよりも豊になった今は「貧乏人はコメを喰え!」と言えばいいじゃないか。どんなに貧乏でもコメなら喰えるという仕組みにすればいいのである。その代わり、無償提供のコメはまずくていい。うまいコメを喰いたいならばより高いモノを自分の稼ぎで買えという仕組みにすればいいのだ。

 その一方で「ライスバーガー」「米粉パン」などのコメ消費拡大につながる商品を販売している業者には補助を出してやればいい。コメを使ったものとしてはたとえば「おかき」や「柿の種」がある。こういうものをどんどん輸出して世界の人々に食べてもらえるようにすればいい。

 それでも日本国民が喰いきれない分は中国にどんどん輸出すればいいのである。人口の多い中国市場で日本のコメを売りまくればたちまち減反することがばかばかしくなるほどにコメの需要が拡大するはずだ。すでに中国の富裕層は日本のおいしいお米を高くても買ってるじゃないか。このことに注目してどんどん売り込めばいいのである。もちろん偽日本米も出現するだろうがそれは仕方がない。中国国内で食の安全意識が高まれば、彼らは自然に日本産のコメを選ぶはずである。とにかく人口が違うのである。リンゴや蜜柑などの果物や魚沼産のコメが中国で人気を呼べば、それは彼らの反日感情を和らげることにもつながるだろう。なにより中国は水不足と環境汚染で農業がどんどんダメになっているのである。これから先の中国はどんどん食糧の輸入が増加するはずだ。日本の農家にとって大きなビジネスチャンスが目の前に転がっているのである。それをちゃんと認識しないとダメだ。それがわかっていない民主党の連中もまたこれまで減反を推進してきた自民党の連中と同じくらいにボンクラでアンポンタンである。

 今日本のコンビニではどこでもいろんな種類のおにぎりが売られているが、あれを世界に拡大できればどれほど需要が伸びるだろうか。世界中の人間に日本のコメを喰わせるという発想がなぜないのか。うまいものに国境はない。我々がキャビアを喰ったりフォアグラを喰ったりするように、外国人に日本のおにぎりを喰わせればいいのである。終戦後アメリカが援助物資の小麦で日本の食生活を破壊してきたように、日本もアフリカの紛争地域の難民たちに対しておにぎりを送ればいいのだ。自衛隊に「おにぎり普及隊」をやらせてもいいじゃないか。

 今からでも遅くない。オレのこの日記を読んだ民主・自民のどちらでもいい。オレのこの案に同意してくださるなら一刻も早くメールをくれ。オレはこの日記上でその政策を宣伝してやろう。オレのこの「言いたい放題日記」の読者は1万人近くいるはずである。つまり政策は最低でも1万票を獲得できる可能性がある政策なのだ。必ずアナウンス効果があるのだ。

 現段階でオレは自民を打倒するのか民主を応援するのかという去就をはっきりさせていない。オレが一方に肩入れすればかなりの影響力があるので自粛しているのである。オレが応援するか否かはオレのむちゃくちゃな案に賛成してくれるかどうかである。さて、自民・民主どちらの陣営からオレに対して打診があるだろうか。それとも社民党や共産党という泡沫政党からメールが来るだろうか。少し期待して待ってみたいのである。


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2009年07月26日(日) アメリカの株式市場もイカサマです        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 オレは何度かこの日記で日本の株式市場のイカサマぶりについて書いてきた。証券会社がレーティングを恣意的に操作して、それに振り回されて個人投資家が損失を被るという実態をずっと書き続けてきたのである。そんなイカサマの構図はアメリカにも存在した。いや、ある意味もっと悪質なイカサマがそこにあったのだ。産経新聞のサイトから記事を引用しよう。

巨額利益生む0.03秒 米ゴールドマン2009.7.25 12:48
このニュースのトピックス:海外株式
 24日付の米紙ニューヨーク・タイムズは、米金融大手ゴールドマン・サックスなどが高性能コンピューターを駆使し、他の投資家よりも一瞬早く市場の情報を得た上で、こうした情報を利用した株式の売買を超高速で行い、巨額の利益を上げていると報じた。
 こうした取引は情報技術(IT)システムに巨額の投資を行えるゴールドマンなどに限られ、一般投資家には不可能なため、同紙は「不公正」と批判。米証券取引委員会(SEC)も調査を始めた。
 ナスダック市場など米国の一部取引所は一定の料金を受け取る見返りに、特定のトレーダーに0.03秒ほど早く市場情報を与えている。ゴールドマンなどは超高速で演算処理できる高性能コンピューターを使ってこうした情報を分析、他の投資家を出し抜く形で取引を行っているという。(共同)


 さまざまな情報を0.03秒早く入手することでそれに基づいて売買を行い巨額の利益を得るというのがどうやらゴールドマンサックスのシノギのようである。しかもこのイカサマ取引には胴元のナスダックも関与してるのだ。これはたとえて言うならイカサマ賭場で胴元のヤクザが、いつも大口で賭けてくれる客に勝たせるために先にサイコロの目を教えるようなものである。

 このアンフェアさをアメリカ人はどう受け止めるのだろうか。こんな報道が流れた後の週明けの相場がオレは不安でならない。投資家たちの怒りが証券市場離れにつながるなら週明けのNYダウは空前の下げということになるだろう。しかしそのゴールドマンサックスのイカサマ介入が相場の活性化につながって、結果的に株価が上昇するならば投資家の利益につながるからOKだと考える連中がいるかも知れない。そうなると株価は上昇する可能性も残されている。

 株式市場には業績を反映して動く普通の銘柄以外に仕手株と呼ばれる派手な値動きを繰り返す銘柄が存在する。最近ではGSユアサ(6674)CSKホールディングス(9737)の動きがどうも怪しい。特に読めないのがGSユアサである。地合がいいので上がると思ったら下がるし、悪材料で下がると思ったら上げたりする。GSユアサが6000万株の公募増資を行うと発表したので株価がいったん下がったはずなのに、公募価格を操作するために意味不明の急騰を起こしたりするから個人投資家は振り回されっぱなしである。明らかにそこでイカサマが行われているのに、それを背後で操る証券会社大手が告発されることはない。個人投資家というカモからいかにゼニを巻き上げるかということで証券会社と東証の利害が一致してるからである。

 零細投資家のオレとしては、株式市場にはイカサマが存在するものだということを大前提にして投資行動を起こすしかないのだ。発表されるさまざまなニュースはすべて、今起きているイカサマに対して理由付けを与えるために後付で流されてるに過ぎないのだ。なぜ急騰した株に限ってそのチャートの頂点でおいしい材料が発表されるのか。個人投資家が飛びついて買ったら必ず翌日から暴落するのはなぜか。それは株価の動きがすべて仕組まれているからに他ならない。

 暴騰や暴落する銘柄を見て、その材料となった情報を「自分だけが一日早く手に入れられたら絶対に勝てるのに」と誰もが思っているはずだ。それが一日ではなくて一瞬であってもやはり勝てるのだ。材料が出た瞬間にストップ高になる株はいくらでもある。個人投資家が知った時にはもう乗り遅れている。0.03秒とはいえ組織的にそれを行っていたゴールドマンサックスが利益を出せるのは当たり前であり、そんなイカサマをずっと許してきたアメリカの歪んだ市場が世界の経済を動かしているという事実は、経済システムの脆弱さを裏付けるものである。

 もっとも「こんなイカサマ賭博なんかしない」と投資行動をやめてしまわずに「イカサマを利用してウラをかいて勝ってやる」と考えて参加してるオレにはイカサマを批判する資格などないのかも知れないが。


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2009年07月25日(土) ぼったくり更新料を撲滅せよ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 日本には空き家が700万戸あるという。そんなに余っていれば市場経済の論理からもっと家賃が値下がりしてもよさそうなものなのに家賃は下がってこない。高止まりのままなのである。しかもその高い家賃の上にさらに更新料というゼニまでぼったくる家主もいるのだ。その更新料も家賃の一部だから払えというひどい判決が続いていたのだが、やっと正義の味方の裁判官が出現して、オレが納得するような判決がくだったのである。

 アサヒコムの記事を引用しよう。

賃貸住宅の更新料は無効 借り主勝訴の初判断 京都地裁 2009年7月23日
 賃貸住宅の契約更新時などに家主が更新料の支払いや保証金の敷引(しきびき)特約を借り主に強いるのは消費者契約法違反だとして、京都府長岡京市の20代の会社員の男性が家主に計46万6千円の返還を求めた訴訟の判決が23日、京都地裁であった。辻本利雄裁判長は「更新料などを借り主に負担させる合理的理由はなく、契約は無効だ」として全額返還を家主に命じた。
 原告側の京都敷金保証金弁護団によると、更新料をめぐる訴訟は東京地裁などで借り主側の敗訴が続いていた。01年施行の消費者契約法に基づき更新料について無効とした判決は初めてで、「消費者保護の動きを加速させる画期的な判断だ」と評価した。
 訴えによると、原告の男性は06年4月に京都市内のマンションに入居する際、保証金35万円を支払い、月5万8千円の賃料と、2年ごとの更新時に賃料2カ月分の更新料を支払う契約を締結。08年1月に更新料11万6千円を支払い、同年5月に解約を申し込んだ。保証金の大半は敷引特約で返ってこなかった。
 訴訟で男性側は「借り主に賃料以外の金銭負担を強いることは、消費者に二重の義務を負わせるもので違法だ」と主張。被告の家主側は「更新料には家主が契約更新を拒絶する権利を放棄することへの対価などが、敷引には物件の損傷回復費などが含まれ、いずれも賃料の補充・前払いなどの性格がある」と反論した。
 判決は「基本的に借り主が賃料以外の金銭を負担することはない」と指摘。そのうえで、「更新料や敷引は賃料に比べて高額で、入居期間と関係なく一定の金額を負担させている。賃料の補充の性質があるとはいえない」などとして家主側の主張を退けた。
 契約書には更新料や敷引特約の記載があるが、借り主と家主の間では情報量や交渉力に格差があることを踏まえ「借り主に具体的、明確に説明したと認められない以上、無効だ」と判断した。
 家主側の弁護士は「十分な審理をせず拙速な判決を出されたことは遺憾だ」と述べた。(中川竜児)


 京都や東京のように学生が多い町では、入居者も2年とかのサイクルでどんどん入れ替わる。家主はその都度礼金や敷金が手にはいるのである。ところが入居者に長期間居座られると、更新時にがっぽり入ってくる収入がもらえない。どうすれば入居期間の長短に関わらず安定した家賃以外の収入を得ることができるのか。そうやって編み出された反則技が「更新料」なるものであるとオレは思っている。更新料を2年おきに取り立てるようにすれば、すべての入居者が2年ごとに入れ替わるのと同じだけの収入を得ることができるのである。つまり、更新料というのはもともとがそういうせこい発想のものなのである。こんな習慣はさっさと撲滅すべきである。しかも今のように空き家の多い状況の中で、更新料までぼったくる強欲家主は滅亡させるべきだ。そんなことをオレは思うのである。

 庶民を貧しくしてるのは家賃が高すぎることだ。もしも家賃がタダ同然の安い公営住宅が大量に存在すれば、現代の貧困問題がかなり解決するだろう。ホームレスも減るだろうし、そのホームレスを食い物にして生活保護費をピンハネするNPO法人(実はヤクザ)も減るだろう。

 いい物件があればすぐにでも出て行きたいのに、更新料を払ってしまったから2年間は動けないなんて話も聞くし、更新料を払ったばかりなのに事情があって引っ越すことになってもちろん更新料は戻ってこなかったという話も聞く。携帯電話なら2年契約で基本料金が安くなったりするが、家賃の場合はそんなサービスもない。(更新料付きのコースは家賃が月々お安くなりますという物件はどこかにあるのだろうか?)

 記事に出てくる家主の強欲ぶりは本当にひどい。入居したのが2006年の4月であり、更新料を2008年の1月に徴収しているということは、入居してから2年も経ってない。つまりそのマンションは1月に居住していれば更新料2ヶ月分をぼった来るという仕組みなんだろうか?そして2008年5月に退去だから入居後わずか2年と一ヶ月である。そんな期間しか住んでいないのに、敷金の35万はほとんど戻ってこないなんてそんなひどい話があるか。

 記事の男性が実際に支払ったゼニの総額を計算してみると、入居期間の25ヶ月に保証金と更新料が加わるから58000×25+350000+116000=1916000円である。これを25ヶ月で割れば76640円となる。家賃58000円と言いながら実質の家賃はその32%増しだったのである。こんなひどい話があってもいいのか。そしてこのぼったくり家主は、そうやってぼったくりまくったゼニをちゃんと所得として申告してるのか。月々の家賃以外に受け取ったゼニもすべてちゃんと収入として計算してるのかという疑問を抱くのだ。税務署はちゃんと仕事してるのか?こういう強欲家主のことだからどうせ税金もごまかしてるに決まってるぜ。

 どうせならサラ金の過払い訴訟のように、「更新料は無効だからこれまでに受け取った分も返せ!」という画期的な判決を出してやって、日本中の強欲家主を震え上がらせてやれ。価格破壊がどんどん進んで、今のぼったくり無法状態から適正家賃にまで値下がりするならばきっと貧困にあえぐ多くの方たちが救われるのである。

 こんなに空き家が増えたのになぜ家主たちは平気なのか、値下げ合戦ははじまらないのか。それは十分にぼったくりで稼いでるから多少入居率が下がっても平気なのだ。入居率100%で家賃が5万よりも、入居率が50%で家賃10万の方がいいと思ってるのが家主たちの考えなのである。そういうわけで高止まりした家賃が下がってこないのだ。

 大量の空き家を減らすためにはどうすればいいのか。過去に支払った更新料を返還させるという判決を裁判所がじゃんじゃん出せばいいのである。強欲家主たちはパニックになり、返還するゼニがないために所有する賃貸物件を手放す連中が続出するだろう。そして淘汰が進んでぼったくり家主が滅亡すれば、価格破壊の後には自由競争が訪れるとオレは予想するのである。

 河内松原の駅前にある商業施設にはURの賃貸マンションが併設されている。そこは周辺の賃貸住宅の家賃に比べて驚くべき高価格のまま放置されている。同じ棟には分譲の物件もあるが、そっちは値下がりして1000万円程度で取引されている。しかしうっかりそこに賃貸で入居すれば家賃は14万円ほどかかるのである。年間168万円、家賃6年分貯めればそのマンションが中古で買えてしまうのだ。いかに家賃相場がぼったくりであるかよくわかる実例である。(そんな高額ぼったくり家賃を設定するURもクソだとオレは思ってるのだが。)もしもその物件を1000万円で購入して、家賃をURの半額の月7万で賃貸に出せば、年8.4%の利回りで回転させられるのだ。年利回り3.5%のゼニで住宅ローンを組んで買ったとしても4.9%分の差額分はもうかるのである。

 この更新料という悪弊を撲滅し、家主たちが不当に得てきた高収入をはき出させて庶民に低廉な家賃で入居できる住宅を提供することは現代の貧困問題の解決のために大変重要である。住宅政策は国家の根幹である。来たるべき民主党政権にはこの更新料ぼったくり問題に関してぜひとも取り上げて欲しい。


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2009年07月24日(金) 少女がはねられたのは誰のせいか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 無免許の16歳少年が車をドリフトさせて遊んでいて、それを見に来ていた少女をはねて死なせた。産経新聞からまず事件の記事を引用しよう。

中3少女はねた容疑で逮捕、ドリフト走行の少年2人2009.7.23 20:28
このニュースのトピックス:少年犯罪
 兵庫県姫路市で中学3年、寺尾祐紀さん(15)が軽乗用車にはねられ死亡した事故で、姫路署は23日、自動車運転過失致死と道交法違反(無免許)の疑いで知人の無職少年(16)を、道交法違反(ほう助)の疑いで助手席にいたとび職の少年(18)を逮捕した。
 現場の駐車場に多数のブレーキ痕があったことから、同署は車を横滑りさせて曲がるドリフト走行をして遊んでいる際に運転を誤り、見物していた寺尾さんをはねたとみている。
 無職少年の逮捕容疑は23日未明、姫路市白国の駐車場で無免許で運転し、寺尾さんをはねて死亡させたとされる。とび職の少年は無免許であることを知りながら無職少年に車を貸したとしている。


 16歳少年が無免許と知りつつ自動車を貸した18歳とび職が悪いのか。ただ事故の場所が公道ではなくて駐車場内である。おそらく「ここは道路じゃないから無免許運転ではない」などという言い訳を考えていたのかも知れない。自動車教習所の中ではまだ免許を持っていない人たちが大勢運転しているが、あそこは公道ではないのである。自宅にものすごく広い庭があって、そこで練習するということも無免許運転になるのだろうか。オレは免許が必要なのは公道のみと思っていた。

 その少年のドリフト練習を間近で見ていた15歳少女の寺尾祐紀さんは、きっとクルマがどのような挙動をするのかという知識もなく至近距離にいたのだろう。しかも時間は未明である。もしかしたらこの少女は一晩中出歩いていてその時間になったのかも知れないのである。それが健全な中学生のすることだろうか。オレはその点に大きな疑問を覚えるのである。

 ドリフト走行でクルマをうまくコントロールすることはオレのような運転の達人でもなかなか困難なことである。うっかり他のクルマにぶつけてしまうと大変だし、何よりもタイヤがすり減るのがもったいないのでそういうテクニックをオレはふだんは封印している。

 16歳少年が無免許だったということはおそらくクルマを普通に走らせる技もろくに身に付いていないはずである。そういう16歳のクソガキが、より高度なドリフト走行がうまくできるわけがない。そんなこと、少し見物していたらヘタクソとわかるはずである。それなのに危険な至近距離で見ていたこの少女には大きな落ち度がある。もちろんはねて死なせたことに対して16歳少年は賠償の義務を負うわけだが、その過失割合はある程度減らされるのではないか。そして死亡することになった少女の側の落ち度も改めて問われるのではないだろうか。

 少女の親にしてみれば、娘を殺されたということで16歳少年に対する怒りの気持ちでいっぱいだろう。しかし、そんなところにノコノコ出かけていくような娘であったことを思えば、その怒りは正当とは言えないのではないか。HIVウイルスに感染した人とコンドームなしで性行為を行えば感染する可能性があるように、無免許で暴走しているクルマを至近距離で見ていればはねられる危険があるのは常識である。15歳ならその程度の分別は持つべきだ。

 このような痛ましい事故を防ぐためには青少年に正しい運転技術とドリフトのテクニックを教えてやらないといけない。どうか大都市近郊に「ドリフト天国」でも設置して、そこで高度な運転技術を有料で教えてやって欲しいのである。


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2009年07月23日(木) オレはソフトバンクのケータイを罵倒する        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 オレの妹はソフトバンクのケータイを使っている。機種は812SHである。2年前に買ったということでそろそろ機種変更したいということだった。早く機種変更したい理由として、電池パック(リチウムイオン電池SHBAY1)がふくらんできているのである。焼かれたモチのお腹がぷくっとふくれるように、その電池パックも腹が出てる状態なのである。おかげで電池部分のカバーもやっとひっかかってる状態で、これ以上進行するとカバーが閉まらなくなってしまいそうである。




 ケータイは2年目だが、なんでも電池パックは1年前に交換したものらしい。そういうわけでまた電池パックを交換するか機種変更するかを決めかねたまま、オレの妹はなんとなく帰宅途中にソフトバンクの店に立ち寄ったのである。妹にしてみれば、フタも閉まらなくなるようなバッテリは明らかに不良品で、無償交換するのが当然だと思っていたのである。そこで妹にぶつけられたのは信じられないような暴言の数々だった。


「半年から一年で寿命ですから!」
「ソフトバンクの充電池はみんなそうなんですか?」
「そうです!」


 こういう不良品を売りつけながら開き直りの態度で「いやだったらドコモかauにすれば?」とでも言わんばかりの態度だったという。なんてことだ。

その場でどうするか判断できずに妹は帰宅して、オレに怒りのメールを送ってきたのである。これはひどいじゃないかということである。もちろんオレもそう思ったのである。

 そのふくらんだ電池パックは、セルはいちおう日本製だが、FINISHED IN CHINA と表示されていたので組み立ては中国で行われたものであるということがわかる。中国製の携帯電話バッテリといえば、爆発して持ち主が死んだ事件が報道されているだけにこのふくらんだ電池パックも「もしかして爆発するかも?」という恐怖を与えるシロモノである。もちろんソフトバンクの側は「爆発するような危険はありません!」と否定するだろう。しかし、異様に変形してるのは事実なのである。そして、もしも爆発したらそのときは持ち主が死ぬかも知れないのである。そう思うとやはりふくらんだ電池パックは怖いのである。

 きっと妹の立ち寄った店はたまたま店員の教育が行き届いてなかった駄目な店であり、普通のソフトバンクの店ではすぐに交換に応じてくれるものだとオレは信じたいのである。もしもその開き直りが全店の従業員にとってデフォルトであるならばそんな電話会社はさっさとつぶれた方がいい。

 ただ、ネットで検索してみたところリチウムイオン電池パックがふくらむというトラブルはかなり起きているようである。シャープ製の携帯電話に特によく発生しているらしい。だからソフトバンクの店員にしてみれば「またシャープか!」という印象だったのかも知れない。その場合悪いのは不良品を製造しているシャープであり、販売してるソフトバンクは迷惑をかけられた側であると言えないこともない。もっともシャープはその電池を搭載してるだけで電池そのものの製造は別のメーカーだと思うのだが。

 妹の旦那もソフトバンクの携帯なんだが、違う機種のせいか同様の症状は起きていないらしい。だからソフトバンクの問題ではなくてシャープの問題と言うことになり、店員が「ソフトバンクの充電池はみんなそうなんですか」という質問に対して「そうです」と答えたのは当たっていないことになる。ちゃんと「シャープだけそうです」と答えるべきだろう。

 リチウムイオン電池にこのような症状が起きる以上、まだまだ自動車に搭載するには問題点を残すのかも知れない。スペースの限られた自動車でもしも搭載された電池がふくらみ出せば大変なことになるだろう。そして大型化すれば当然不良品の発生率も上がるだろうし、ふくらんで爆発する危険も増す。クルマに搭載された大容量のリチウムイオン電池が爆発すれば大きな交通事故になってしまうだろう。本当に大丈夫なのかと思うのである。もちろんメーカーの方はそんな事故が起きないように必死に研究してるだろう。しかし、事故というのは必ず予期せぬ形で発生するのである。そして一度起きてしまえばもう二度と取り返しがつかない大惨事になってしまうのである。

「もう機種変更するつもりやから新しい電池買うつもりはないねん」

と妹は言ったのだが、それでもメーカー側には無償交換する義務があるとオレは思ったのである。そんな欠陥商品を平気で開き直って売ってることに対してオレは激しく文句を言いたいのである。


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2009年07月22日(水) 皆既日蝕が見られなかったらどうするんだ?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 本日、7月22日は日蝕が日本で見られる貴重な日である。もっとも「皆既日蝕」が見られるのはトカラ列島や奄美大島などごく一部の島々だけであり、本土からは「部分日蝕」しか見えないわけで、皆既日蝕目当てに大勢の観光客が今、ほとんど宿泊施設のないトカラ列島に押し寄せて大変なことになっているそうである。もともと人口の少ない島だけに水やトイレが不足してしまうからだ。

 日蝕に関する産経新聞の記事を引用しよう。

【皆既日食】今世紀最長はあす午前 日本全域で部分日食 2009.7.21 18:56
 太陽が月の陰にすっぽりと隠れる皆既日食が22日、日本の陸地では46年ぶりに鹿児島県の離島で見られる。北硫黄島(東京都小笠原村)付近の海上では6分39秒と今世紀最長の皆既日食が見られるとあって、観測ツアー客を乗せた船が現地に向かっている。トカラ列島や屋久島などの島々でも天文ファンの上陸が始まっている。
 今回の皆既日食はインド東部から始まり、中国の武漢・上海といった大都市を通り、トカラ列島では午前11時前に、北硫黄島付近では11時半ころに見える。交通の便のよい上海近郊で観察しようと、中国に渡る天文ファンもみられた。
 太陽が三日月のように欠けて見える部分日食は日本全国で発生。午前10時前から太陽が欠け始め、大阪では最大で太陽の直径の82%が、東京でも75%が月に隠される。大阪で太陽が8割以上欠けるのは昭和33年以来で、51年ぶり。
 部分日食の観察には目に有害な赤外線などをカットする日食グラスが必要。国立天文台(東京都三鷹市)は「短時間であっても太陽を直接見るのは危険」と注意を促している。
 次に日本国内で皆既日食が見られるのは26年後の平成47年9月、北陸や北関東などで。


 さて、大阪でも午前11時すぎに部分日蝕が見られると言うことで少し期待していたのだが、どうもお天気が悪そうなのである。ヤフーの天気情報を見るとなんと「9時から13時まで弱雨」となっている。これでは無理だろう。

 もっとも大阪で見られないのは仕方ないとして、高額の観測ツアーに参加している方たちにとって、お天気が悪くて見えなかったということになれば大変だろう。 「金返せ!」などと文句を言い出す馬鹿もいるかも知れない。お天気が悪くて見えないかも知れないというリスクは当然あったわけで、そんなことに文句を付けても仕方がないのである。どうしてお天気関係なく見たいのならば、飛行機で雲の上に出て見ればすむだけのことである。日蝕が見られないのは誰のせいでもないのに、旅行者の方や添乗員に当たり散らす馬鹿がきっと大勢いると思われる。嘆かわしい話である。

 部分日蝕を見る場合、強い紫外線や赤外線で目にダメージを受ける可能性があるという。おそらく日本中の眼科がしばらく賑わうだろう。好奇心の強い子どもはきっと親や教師の注意なんかきかずに太陽を注視するに決まってるからである。オレは日蝕グラスを用意できなかったので、太陽を見るにしても0.1秒くらい瞬間的にチラ見するつもりでいる。もっともその前に雨で見られない可能性が高いのだが。

 確実に、そして安全に日蝕を見る方法が一つある。それはネットの動画サイトである。おそらく日蝕の動画をyoutubeに投稿する方が大勢居るはずだ。それを検索してきて見ればいいのである。オレもお天気の関係で見られない可能性が高いので、ネットで拾って見ようと思うのである。

 オレはあまのじゃくなので、トカラ列島の天気が悪くて高額ツアーに申し込んだ方たちがちっとも日蝕を見られないという最悪の結果を卑怯にも期待したのだが、ヤフー天気情報を見る限りでは十島村(トカラ列島のある地域)は晴れだった。残念なようなよかったような、そういう不思議な気分である。まあ今回はわざわざ時間とゼニを掛けて赴いた方たちの勝利だったようである。

 日蝕自体はそんなに珍しいものではないので、世界中どこでも行く行動力があれば確実に見られるのである。しかし、日本で見られるのは数少ない機会である。この機会を逃せば次に日本で見られるのはかなり先のことである。オレはそのときまではたぶん生きてはいないだろう。なんだか悔しいのである。

 ところで、実際のお天気はどうだったのだろうか?アサヒコムの記事である。

「いま晴れて」「感動した」日食観測、各地で一喜一憂
 2009年7月22日15時8分
 弓形に欠けゆく太陽、徐々に迫る暗闇――。国内の陸地で46年ぶりとなる皆既日食が観測された22日、島で、船上で、街で、世紀の天体ショーに歓声が上がった。一方で、皆既状態が6分半近く楽しめるはずだった鹿児島県の悪石島は雨模様。「日食ハンター」たちはあきらめきれない様子で空を見上げた。
■悪石島
 鹿児島県・悪石島の皆既時間は6分25秒。トカラ列島付近で最長とあって注目を集めた。島の小中学校の校庭には約300人が集まったが、午前10時半すぎから突然の大雨に。集まった人たちは体育館に避難した。
 それでも、皆既状態の時間には辺りが真っ暗になり、「おー」と歓声が上がった。東京都から来た会社員久保田久乃さん(47)は「停電かと思うほど暗くなってびっくりした。これが経験できただけでもよかった」と話した。
 皆既状態が約4分の屋久島。最南端にある小学校付近は時折強い雨に見舞われた。午前10時すぎ、太陽がうっすらと顔をのぞかせると、子どもたちは校庭に飛び出した。しかし、皆既状態が始まる頃には再び曇り空に。子どもたちは「あしたは雨でもいいから、いま晴れて」と手を合わせて祈った。
■奄美
 「うわあ、すごい」「きれい」。月が太陽を隠し、辺りが一瞬にして暗くなった鹿児島県奄美大島。空を見上げる人たちから、大きな歓声と拍手が起こった。梅雨前線の南下に気をもみながらこの日を迎えた来島者は約1万2千人。観測に成功した人は喜びに酔いしれた。
 島北部のあやまる岬には、日食ハンターや島民ら600人以上が集まった。朝から厚い雲が西から東へ流れ、太陽が見え隠れするたびに一喜一憂。午前9時半すぎ、雲の切れ間から欠け始めた太陽が見えると、日食メガネで観察した。太陽がみるみる細くなっていく様子に、子どもたちは「あっ、三日月だ」と声を上げた。


 どうやらオレの悪い期待は的中してしまったようである。悪石島で日蝕を見ようと高額のツアーに申し込んだ方々には最悪の結果になってしまった。


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2009年07月21日(火) どうすればストーカー被害を防げるのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 ストーカーになるのは通常モテない人間であると思われる。モテる男の場合、自分と付き合いたいと思ってる女はいくらでもいるという安心感があるので別れを切り出されても平気である。 「これで新しい相手と付き合える」とむしろ喜んでいる場合すらある。ところがモテない人間の場合、その相手と別れたらもう自分と付き合ってくれる相手はいなくなるかも知れないと焦っている。必死なのだ。そういうわけで別れたくないあまりストーカーになってしまうのである。だから付き合うなら別れるときのことまで考えてオレのようなモテる男と付き合うべきなのである。間違っても誰にもモテない男なんかと付き合ってはいけないのである。

 もちろん執拗な迷惑行為があれば、警察に訴えて対処してもらうこともできる。しかし、警察の対応はとても冷たい。警察官の多くはそれを「単なる痴話喧嘩」としか認識していないのである。出会いのきっかけが出会い系サイトだったらなおさらである。そんなところで知り合ったというだけで差別されているのである。だから「当事者同士で解決を・・・」と突き放されることが多い。注意深く対処すればそれが痴話喧嘩レベルか明かな犯罪性向のものかわかると思うのだが、残念ながら警察官の大多数は意味もない交通取り締まりとかに忙しくて、必要な人員をストーカー防止には割いてくれないのである。朝に四天王寺の東側の40㎞制限のところでねずみ取りをしているT署の連中を見ると腹が立ってしかたがない。そんな意味もない取り締まりをするよりもよっぽどやるべきことがあるだろう。おまえらアホかと言いたいのである。

 千葉県のこの事件もそうした警察の怠慢ぶりが招いた人災である。きちっと対応すれば母親を殺されることもなかったのである。
 
次女の元交際相手を指名手配、殺人・逮捕監禁容疑 千葉2009年7月20日19時51分
 千葉市花見川区の花見川団地で洋服店店員豊田愛子さん(61)が首を切られて殺害され、豊田さんの次女智美さん(22)が連れ去られた事件で、千葉県警は20日、智美さんの元交際相手で住所不定の無職仲田敬行容疑者(28)を殺人と逮捕監禁容疑で全国に指名手配した。智美さんの写真も公開し、情報提供を呼びかけている。
 県警によると、仲田容疑者は18日午前9時20分ごろ、花見川団地の2階踊り場付近で、豊田さんの首など数カ所を刃物で刺して殺害し、その後、智美さんを乗用車の助手席に乗せて連れ去り、監禁している疑いが持たれている。
 豊田さんは団地2階の踊り場で血を流して仰向けに倒れているのを住民に発見された。別の住民は、仲田容疑者が智美さんの手を引っ張って車に乗せ、走り去る様子を目撃していた。こうした目撃情報などから殺人容疑でも新たに逮捕状を取り、捜査本部を設置した。


 ストーカー被害の相談を受けた場合、警察としては加害者を必ず厳重に取り調べ、「以後つきまとえば射殺する!」と警告すべきだ。そして被害を受けていた女性をガードするのである。加害者にしてみれば、物陰から自分を狙ってる警察官にいつ狙撃されるかも知れない恐怖でストーカーどころではなくなるのである。これくらい厳しく対処しないとストーカー被害はなくならないのである。被害者に護身用の拳銃を渡して「今度つきまとわれたらこれで撃て!」というのも考えたが、さすがに民間人が武装するのもまずいだろうと思うので、次善の策として警察官が狙撃要員として張り込むというのをオレは考えたのである。

 交際する前は優しい男性を装っていても、つきあい出すと実は暴力をふるう最低の男であったというのはよくあることである。「メール紳士」と言ってメールの中では紳士だが、実際に逢えばただのエロジジイという輩もいる。この世はオレのような紳士的な男性ばかりではないのだ。人間のクズとしかおもえないような男も世間にはたくさんいるのだ。うっかりそういう男と出逢ってしまった場合、とにかく逃げるしかない。しかしそういうクズ男に限って女を簡単に逃がしてくれないのである。せっかくの獲物を簡単に逃がすわけがないのである。

それにしても今回の事件の容疑者、仲田敬行は住所不定の無職ということなんだが、被害にあった女性はどうしてそういう人間と交際したのだろうか。被害者を責める気持ちは毛頭無いのだが、少なくとも付き合う男性は「ちゃんと仕事をしているまともな人間」を選ぶべきだとオレは思うのである。もちろん小学校教諭が盗撮マニアだったり警察官が痴漢だったりするのでちゃんと仕事をしていても安心はできないが、少なくとも住所不定無職よりはちゃんと仕事をしている人間の方がリスクは少ないと思うのである。

 「住所不定無職」というのはある意味天下無敵の存在である。犯罪をしても何も失うモノがないのだ。だからどんなことでもできるのである。オレのようにまっとうな仕事をしていると立ち小便さえ許されないのである。窃盗、殺人、痴漢となんでもやれる無敵の犯罪者になれる素質があるのが「住所不定無職」という肩書きなのだ。だからそういう輩にまっとうな女性は近づいてはならないのである。まっとうな女性はオレのようなまっとうな男性に近づくべきなのだ。

 ただ今回の事件、オレがもう一つ不思議に思うのは周辺住民の無関心さである。数百メートルも羽交い締めにされて連れて行かれる女性を見ていて、回りの人たちは何もアクションを起こさなかったのか。千葉県というのはそんなに不人情な土地なのか。大阪なら絶対に考えられないことである。野次馬たちが必ず介入してくるからだ。もしも女性を無理に連れて行こうとすれば

「兄ちゃん何してるんや。このお嬢さん、いやがってるやないか。」

と野次馬が必ず突っ込みを入れてくるだろう。そこで助けを求めることもできるのである。傍観しているだけで何もせずにそのまま女性が拉致されるのを見送った近隣住民たちもある意味加害者である。ストーカー被害を阻止するためには地域の協力が欠かせない。こんな不人情な住民の住む街で協力なんてとても期待できない。そんな街には住みたくないぜとオレは思ったのである。


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2009年07月20日(月) 「盗られたら盗り返せ!」が大阪ルール        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 こんな事件が起きると必ず「また大阪か」「大阪は日本の恥」「大阪は治外法権」などという大合唱が起きるので、大阪に住むオレはあまり取り上げたくないのである。しかし、取り上げないなら取り上げないで「大阪をかばうために取り上げなかったのか?」などという罵倒メールが届くのである。そういうわけで公平にいろんなことを話題にすることを心がけるオレとしては触れないわけにはいかないのだ。産経新聞から引用しよう。

自転車盗まれた腹いせ、他人の自転車盗んだ教諭処分2009.6.19 21:06
このニュースのトピックス:企業・経済事件
 自転車を盗まれた腹いせに他人の自転車を盗んだとして、大阪府教委は19日、大阪府吹田市の市立小学校の女性教諭(52)を同日付で停職3カ月の懲戒処分にした。教諭は「これまで3台の自転車を盗まれ、4台目も盗まれたので悔しくて腹立ちまぎれにやった」と話しているという。教諭は19日付で依願退職した。
 府教委によると、教諭は4月10日午後10時ごろ、同府豊中市内の路上にとめてあった自転車を盗んだ。施錠された自転車の後輪を持ち上げながら運んでいる際に豊中署員に職務質問を受け、住所と氏名を告げたがすきをみて逃走。その後、1キロ離れた自宅付近で署員に発見され、占有離脱物横領容疑で書類送検され、不起訴処分となった。
 教諭は同日午後7時ごろ、同市内の量販店で買い物中に自分の自転車を盗まれており「悔しかった」と話したという。
 また、府教委はこの教諭の件について吹田市教委に報告しなかったとして、校長(55)についても19日付で文書戒告にした。


 古いイタリア映画に「自転車泥棒」という作品がある。敗戦後の混乱したイタリア・ローマを舞台にしたモノクロの映画で、失業中の男がやっと職にありついたものの自転車が必要になり、質屋から出してきたその自転車をすぐに盗まれて途方に暮れ、最後は自分も自転車を盗んでしまうというストーリーである。しかし現代の自転車盗にはそうした哀感はない。盗む方も困っていてせっぱ詰まってということはないし、盗まれる方も面倒なので被害届を出さない場合もある。

 ホームセンターで一台8000円くらいで新品の自転車が買えるのに、わざわざリスクを冒して盗む行為は全く経済的には引き合わない。捕まって失うものに比べて自転車の価格は安すぎるからだ。もっともオークションで部品を売りさばくことを目的に高級車を盗むのは別だが。

 オレは大学生の時にサイクリング部に所属していた。自転車は4台所有していたが、その中で一番高いオーダー車は部品代だけで30万円を超えるシロモノだった。もしもそれを盗まれていたらショックで立ち直れなかっただろう。幸いオレはこれまでに一度も自転車を盗まれたことはない。いつも駐めるときは注意深く施錠しているし、危険な場所には最初から駐めないようにしているからかも知れない。もしも盗まれたら・・・そのときは警察に被害届を出して黙って待つだけである。ただ駐めている時に自転車にイタズラされたことはある。空気入れを壊されたり、ランプをもぎ取られたりである。そういうイタズラは結局犯人はわからなかったが、もしも判明したらオレは迷わずそいつを死刑にすることに同意しただろう。

 もう20年以上も前のことだが、パチンコ屋に自転車で出かけた父が自転車を押して帰ってきたことがある。なんとサドルを盗まれていたのである。しかし、黙って帰ってきた父は大阪の人間にしては珍しい行動を取ったとオレは思っている。大阪のルールではそういう場合の対処は「他の自転車からサドルを奪え」だからである。そうしてサドルのない自転車が連鎖していくのである。信じられない話だが本当のことである。そういう盗人連鎖が当たり前という恐ろしい世界が大阪なのである。そういう現実がある中でオレは大阪の住民であることをとても恥ずかしく思っているのである。オレのような正義感の強い紳士は少数派なのだ。オレは明らかに大阪人として「異端の存在」なのだ。

 「盗まれたら盗み返せ」という行動を取ったこの小学校教師、教師としてあるまじき行動だったことは間違いないが、大阪の人間としてはよくある行動をとったつもりだったのかも知れない。大阪のマナーの中にはよいものもあるがこのように明らかに間違ったものもある。今回の記事に登場する女性が小学校教師としてなすべきことは、「わたしは自転車を盗まれたけど、そういうことをする人はかわいそうな人だと思う。盗まれた人の心の痛みがわからないのだから」と生徒たちに自分の体験を語ることではなかったのか。

 「不起訴処分」ということだから警察も常習性はないと判断したのだろう。ただ「依願退職」という形で教育現場から身を引くという責任を取ったことは正しいことだったと思う。少なくとも窃盗という犯罪ををしてしまった以上、教師という職業に就く資格はないし、そのまま職にとどまることは市民感情が許さないだろうから。

 この教諭が3回も盗まれたというその自転車はどんな自転車だったのだろうか。今はやりの電動アシスト自転車だったのならかなり高価だからその落胆も想像がつく。それが一台1万円以下のママチャリならば、運が悪かったとあきらめて新しいのを買えよと思うのである。カギを破壊するのは簡単だし、自転車というのは本気で盗もうと思えばいとも簡単に盗めてしまう。自転車盗みの発生件数や発生率はその土地の治安状況のバロメーターになるとオレは思っている。そして、小さな犯罪であっても盗まれた側はきちっと被害届を出し、マンションなどの駐輪場に不審な自転車が放置されていれば住民は警察に通報し、駅などの放置自転車はちゃんと撤去させるべきだろう。

 小さな犯罪を撲滅することは大きな犯罪を未然に防ぐために必要だとオレはいつも思っている。おそらく大阪の自転車盗認知件数は日本一なんだろう。そうした不名誉な状態を改善することが間違った大阪ルールを撲滅するために絶対に必要なのである。


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2009年07月19日(日) 衆院選で自民党が勝つ方法教えます!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 都議選民主党大勝という結果を受けて、衆議院選挙でも自民党が大敗するという予測を立てる方が多い。もちろんこのまま何もしなかったらそうなるだろう。麻生太郎は7月21日に「やぶれかぶれ解散」をすることで勝算のない戦いに突入しようとしている。ただ、選挙を動かすのはやはり雰囲気である。4年前の郵政選挙で小泉純一郎が国民生活にそれほど影響のない郵政民営化を争点にしてうまくブームを作り出して勝てたように、奇策を弄すれば自民党勝利という目がないこともない。それをオレがアドバイスしてやろう。

 直近に実施されたことの中で自民党が大きく失敗した例が「後期高齢者医療制度」である。たとえばオレの父親はオレの扶養家族ということで保険料負担がなかったのに払わされるようになったのである。老人票を獲得するためにはまずこれを撤回してもとに戻せばいいじゃないか。

 とにかく勝ちたい、そのためにはどんな方法でもやるということなら、やぶれかぶれになればいい。そしてあり得ないような公約を打ち出すのだ。民主党が「そんなこと無理だ!」と思うようなとてつもない作戦に出るのだ。それ以外に逆転勝利はないのである。

 ここから8月30日の衆院選で勝利に至るまで秘策を順序立ててオレが解説してやろう。まず7月22日の新聞に全面広告を打つのだ。大きな文字で「自民党は悔い改めます!」「自民党は国民に謝罪します!」などの文字を入れて、麻生太郎が土下座し、他の閣僚どももみんな土下座している写真を入れて国民の度肝を抜くのである。そのときに全員が頭を丸坊主にすることも忘れてはならない。関西では「坊主にする=謝罪」の意思表示なのである。そして以下の公約を掲げよ。

 1、議員定年制の実施(60歳になれば議員を引退)
 2、政党助成金の返上(無能だった我々にはこれを受ける資格がない)
 3、企業による政治献金の全廃(個人のネット献金だけしか受け取らない)
 4、議員報酬の半減
 5、空き家になってる公営住宅を低収入者向けに安価で開放
 6、全国立大学の授業料無料化
 7、株取引に関する収入の非課税化
 8、全国に保育所を1万軒建設して待機児童をなくす
 9、政府紙幣を毎年30兆円発行して超インフレ誘導政策をとる
 10、パチンコ屋の非合法化


 おそらく民主党は度肝を抜かれて対応できないだろう。高速無料化と消費税4年間凍結くらいではこれには勝てない。自民党の候補者は選挙戦を全員白装束で臨むのである。「我々は白紙の心になって政治の原点に立ち返ります。これまで国民を蔑ろにして自分たちの利益ばかり追求してきたことをお詫びします」と連呼するのである。真夏の選挙戦を戦うのに暑苦しいネクタイにスーツ姿よりも白装束の方が涼しくていいじゃないか。

 議員定年制の廃止で若さをアピールし、政党助成金の返上と政治献金廃止で民主との違いを強調するのだ。民主の方が小沢一郎に代表される利権政治の本流だと訴えるのである。そして「オレたちは国民のしもべとして働くだけだ。ゼニなんかいらない!」と報酬半額を提案するのである。

 公営住宅が安くなれば民間の賃貸住宅も値下げするしかない。家賃が安くなって喜ばない庶民はいないだろう。国立大学の授業料を安くすれば地方の国立大学の学生のレベルの低下を食い止められるはずである。株取引を非課税にすれば株価は確実に上昇し、投資家たちの支持を得られるだろう。しかも株価上昇は政府の保有する郵政会社の株や、年金での運用益の向上にもつながるわけである。国にとって明らかにリターンの方が大きい政策だ。保育所を増やせば女性が働きながら子育てできる環境が整備されることとなる。政府紙幣を発行して通貨供給量をじゃぶじゃぶと増やせばひどい円安になって輸出産業が回復し、それは外需だよりの日本の産業を建て直すことにつながるのである。インフレが進むということになれば借金をして家を買う人も増えるだろう。人為的にバブルを作り出してしまうのである。バブルを発生させることで国の借金も結果的に軽くなるのだ。たとえ国と地方で800兆円の借金があるとしても、インフレが進んで国民の収入水準が上がれば税収も増える。負担は徐々に軽くなっていくはずである。1ドル=150円くらいになってしまうかも知れないが、国民に「外貨預金で防衛」を呼びかければいい。インフレが進む以上に豊になればそれで十分おつりが来る。

 公共事業費は不毛なハコモノに使わず、シャッター通りと化した駅前商店街などの再生に使えばいい。はるかに少ない予算で十分だ。家賃の補助を出して資金のない若者が開業しやすくすればいい。どんなビジネスが流行るのか。それは各自が工夫すればいいことである。

 そしてこの10本の政策の目玉が最後の1本、パチンコ屋の非合法化である。これが実現すれば貧困解消に大きな効果がある。今、貧乏人をもっとも搾取しているのはパチンコ屋である。そこに奪われるゼニをなくすことで貧困解消にもつながるし、毎年パチンコ屋の駐車場で熱射病で命を落としてきた子どももなくなるだろう。パチンコ屋で過ごしていた時間を他の使い方をするようになれば、他の娯楽にゼニが回るだろう。余暇の時間の使い方ももっと健全なものに変わっていくはずである。しかも民主党の議員の中にはパチンコ業界から献金を受けてる者も多い。相手の力を削ぐためにも実に有効な戦術である。

 2世議員でもいいじゃないか。若返った候補者たちがフレッシュなイメージで公約を語り、イケメン候補者たちがオバハンの票を稼ぐ。八戸の美人すぎる市会議員も候補者になってもらえばいい。平均年齢の低さで勝負するのである。

 ここまで書いてきてオレははたと気付いたのである。もしも本当に1~10の公約を実行できるようなことがあれば、それはもはや自民党とは呼べない全く別の組織になってしまったということではないか。これまで政治を仕切ってきた老人たちがみんな追放されて30代40代の若手議員が中心になった新生自民党が生まれるならば必ず国民の支持を得られるだろう。そんな夢物語を想像しつつ、そんなことありえないぜとも思ったのである。おそらく麻生太郎は何も具体的な戦略を打ち出せずに政界を引退していくのだろう。そんな選挙戦はちっとも面白くないのである。

 自民党の必死さはこのCM動画でもなんとなくわかるのだが。



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2009年07月18日(土) 登山はもっとも危険なスポーツである        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 いろんなスポーツの中でもっとも危険なスポーツは何だろうかと訊かれれば、オレは迷わず登山と答えるだろう。毎年多くの死者を出しているからだ。そんなに危険なのに登山を法律で禁止する動きは全くない。それにしても夏山でまさかこんな遭難事故が起きるとは誰が予想しただろうか。読売新聞の記事を引用しよう。

大雪山系遭難、中高年ツアー客ら10人死亡
 北海道・大雪山系トムラウシ山(2141メートル)と美瑛(びえい)岳(2052メートル)で16日、悪天候のため登山客ら計2組24人が下山できなくなった遭難事故で、道警は17日未明から救助活動を開始した。
 トムラウシ山では18人のパーティーのうち8人が死亡したほか、1人で入山していた別の男性登山客が山頂付近で死亡しているのが、新たに見つかった。南西約15キロにある美瑛岳では、救助要請していた6人のパーティーのうち女性登山客が死亡。大雪山系での死者は10人となり、いずれも50~60歳代だった。
 トムラウシ山では、夜明け前の17日午前4時前から、道警山岳救助隊や消防隊員ら約40人や、道警と自衛隊のヘリコプター計4機が順次、捜索を開始。山頂近くの北沼付近で男女計7人が見つかったが、4人は意識不明の状態だった。別の登山客は山の中腹の岩場などで動けなくなっているのが見つかり、それぞれヘリが登山口まで移送。救急車で病院に搬送された。
 また、美瑛岳で遭難した6人のパーティーのうち、死亡した兵庫県姫路市、尾上敦子さん(64)以外の5人は無事が確認された。
 16日は標高1500メートル付近で風雨が非常に強く、登頂を断念して引き返す登山客もいたという。帯広測候所の観測では、山系周辺は当時、推定風速20メートル以上の西風が吹いており、ふもと付近でも気温は10度前後まで冷え込んでいたため、道警は死因はいずれも低体温症とみられるとしている。
 トムラウシ山の18人のパーティーは、東京都内の旅行会社のツアー。愛知、広島、静岡、宮城などの50~60歳代の男女15人が参加、13~17日の日程で大雪山系を縦走する計画で、ガイド3人が同行。美瑛岳のツアーは茨城県つくば市の旅行会社が企画し、兵庫、埼玉の女性3人が参加。ガイド3人が同行していた。(2009年7月17日15時10分 読売新聞)


 オレは公立高校に勤務していた頃の一時期、山岳部の顧問をしていた。大学でサイクリング部に所属していたことや、長距離の耐久ランが得意だったこともあって体力には自信があったので生徒を引率して3000m級の山を歩くことができた。ふだんも生徒と一緒に学校の周辺をランニングしたりした。高校生部員のどの生徒よりも自分の方が体力は上だという自信があったくらいである。しかし、今はめっきり体力も落ちてしまった。もしも昔のように登山したいと思ったら、かなり時間を掛けて体力作りをしないとダメだろうと思うのである。それでも若い頃のようなスタミナは到底取り戻せないだろう。何泊もして歩き続けるような強行軍なんて絶対無理だと思うのである。

 しかし、今は中高年の登山がブームである。その方たちはどれだけの経験を積み、どれだけ体力があるのか。そもそも50代、60代がハードな行程に耐えられるのかと思うのである。もっともこれはかなり個人差があるわけだが。

 冬山が危険なのは、遭難したときに凍死する可能性があるからだ。今回の大雪山系・トムラウシ山での遭難事故も悪天候と強風の中で体感気温がどんどん下がってしまったことが原因だった。そこでもしも保温性、防水性の高い上着を用意していたら低体温症で亡くなるなんてことはなかったと思うのである。だったら夏山を舐めていて貧弱な装備しか持っていなかったことがそもそもの原因ではないのか。

 もしもオレがそのパーティーの1人だったらどういう行動を取っただろうか。自分だけが助かろうと思ったらどんどん先を急いで下山してしまえばいい。今回助かった人たちも先に下山できた人たちだった。歩けなくなった仲間を置いて先に下山した行動を「仲間を見捨てた」と受け取る人もいるかも知れない。しかし、オレはこうも思うのである。そもそも雨風の中では疲れて歩けなくなるような程度の体力なのになぜそんな上級者向けのツアーに参加したのかと。

林間学校で生徒を引率して登山したことがある。そのときに自分は最後尾について、落伍した生徒を収容しつつ歩くという分担だった。オレはこれまで多くの山に登ったが、そのときほど苦しかったことはない。ただ単に登るだけならどれほど楽だっただろうか。目の前にいる大勢の落伍者たちのペースに合わせてゆっくりと歩くこと。すぐに水筒の水を飲み干してしまう生徒たちのために、自分が背負った500CCペットボトル20本の水をすべて提供しつつ、オレ自身もへとへとになって歩いたのである。それはまさしく死の行進だった。オレはそのときに「こんな運動不足の軟弱な生徒は登山に参加させるな!」と内心思っていたほどである。学校行事なので参加させないというわけにもいかないのだが。

 今回の遭難事故で、おそらく旅行会社のガイドは「業務上過失致死」という罪状で告発されるのだろう。しかし、「飛行機のチケットをとってあるから今日中に帰れないと困る」と言われたら「悪天候だから今日は出発せずに山小屋に停滞する」と言えるだろうか。悪天候の中で出発を選んだときにツアーのメンバーにどんなやりとりがあったのかはわからない。ただ、「天候優先」ではなくて「スケジュール優先」であったことはあきらかである。

 おそらく今回の事故を受けて高齢者のツアー参加を制限する旅行社も出てくるだろう。それは一方的に彼らの楽しみを奪ってしまうことにもなりかねない。いったいどうすれば遭難事故を防ぐことができるのだろうか。なかなか答えはでないのである。



追記:やはり服装が原因でしたか。7月23日の記事です。
凍死の7人は軽装、生存者は防寒上着 大雪山系遭難2009年7月23日3時4分
 北海道大雪山系トムラウシ山(2141メートル)の遭難事故をめぐり、凍死したツアー客7人全員が、防寒、防水機能が低いウインドブレーカーなどの軽装だったことが道警への取材でわかった。他方、助かった10人は全員が、強い雨に長時間打たれても雨を通しにくく、防寒機能もある上着を着ていたという。
 事故は23日で1週間を迎えるが、道警は装備の差が生死を分けたとみて、死亡者の着衣を詳しく鑑定する方針だ。旅行社側が必要な防寒着の準備を客に求めていたか、ガイドらが客の服装に注意を払っていたかも調べる。
 ツアーは2泊3日で四十数キロを縦走するコースで、遭難時は55~69歳の15人に男性ガイド3人という構成だった。このうちツアー客7人、ガイド1人の8人が亡くなった。
 道警幹部によると、一行は登山中、ひんぱんに風雨に打たれ、遭難した最終日の16日も強い風雨にさらされた。北海道の2千メートル級の山は、夏でも風雨に見舞われれば体感温度は零下になるとされる。
 18人はみなフリース素材の服の上からカッパやウインドブレーカーなどの上着を着ていたが、死亡した客7人の上着は夏用とみられる生地で、発見時、雨がしみ込み、中がぬれていたという。
 体温低下を防ぐにはニット帽やフードなどで頭部から首筋を冷やさないようにする必要もあるが、死亡した7人は機能性が低いフードしかかぶっておらず、雨が首筋などを冷やし、短時間で低体温症に陥った可能性があるという。
 ただし、死亡したガイド1人は防寒機能がある上着だったという。
 ツアーを主催したアミューズトラベル(東京)の松下政市社長は19日の記者会見で、服装について「(客に配布した)装備リストに必要なものを書いている。基本的には参加者ご本人が責任を持って、それを持参していただくのが通常」と話している。



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2009年07月17日(金) ジャガイモの芽は有毒です        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 今日は祇園祭の山鉾巡航ですね。 「秘密の京都」 もよろしく。


 ジャガイモの皮をむくとき、芽の部分はざっくりとえぐって捨てる。そんなことは常識だとオレは思っていた。ジャガイモの芽の部分にはソラニンという毒があるから食べてはいけないんだと聞いていたからである。しかし、本当にその毒で食中毒になる人がいるとは思わなかったのである。毎日新聞の記事を引用しよう。

嘔吐・腹痛:校内栽培のイモ食べた児童17人 奈良 2009年7月16日 21時29分 更新:7月16日 23時39分
 16日午前10時20分ごろ、奈良市西登美ケ丘4の市立登美ケ丘小(西浦正翁校長、578人)から「ジャガイモを食べた児童が嘔吐(おうと)したり、腹痛を訴えている」と119番通報があり、児童17人が病院に搬送された。市教委によると、全員軽症だった。ジャガイモは、今春から校内の畑で栽培されていた。市保健所は、ジャガイモの芽や皮に含まれる有毒物質ソラニンが原因とみて調べている。また、県警は、担任教諭2人の指導方法に問題がなかったかなど、業務上過失傷害容疑で捜査する。
 市教委などによると、ジャガイモを食べたのは6年3、4組の児童48人と教諭ら8人。このうち児童23人が症状を訴え、17人(男9人、女8人)が病院に搬送された。
 ジャガイモは3~4センチのものを15日に収穫。16日の1時間目に、3組は担任(36)の指導で、調理実習で皮付きのままゆで、バターをつけて食べた。4組は担任(39)が午前8時ごろにゆでたものを食べさせたという。
 市保健所によると、未成熟で小さいジャガイモはソラニンの含有量が多い。西浦校長は「担当教諭は毒性への危険性認識ができていなかった。反省している」と話している。【泉谷由梨子、上野宏人】


 どうやら校内の畑で収穫した3~4センチの大きさのものを皮付きのままゆでてバターをつけて食べたということらしい。皮付きのままということは、芽の部分を取らずにそのまま食べたのかも知れない。一人何個くらい食べたのかはここではあきらかになっていない。試しに「ソラニン中毒」を検索してみると、次の記事がヒットした。

児童が栽培したジャガイモで食中毒
 平成18年7月、都内の小学校で、理科の実習用に校内で栽培したジャガイモを、調理員が皮付きのまま茹で、それを食べた132人のうち児童75人と教師2人が、腹痛、吐き気、喉の痛み等の症状の食中毒を起こしました。
 小学校に残っていた茹ジャガイモ2個と、参考品として同一の畑に残っていた生のジャガイモ2個を、東京都健康安全研究センター食品化学部食品成分研究科で検査したところ、ジャガイモの皮や芽に多く含まれるソラニン類が高濃度に検出され、これが原因であることが分かりました。


 どうやらこういう類の事件は過去にも起きているようである。農家が栽培した市販のジャガイモの場合は未成熟で小さいモノが混じっていないのでこうしたことが起きる可能性が低いのだろう。ところが学校菜園で作る場合、シロウトが栽培するだけにこのようなことになってしまうのである。また指導する教師の側にも危険性の認識が乏しい。もっとも食中毒といっても死ぬようなことはないのだろう。

 オレは大学の4年間京都で一人暮らししたが、ジャガイモをゆでて塩をふったりマヨネーズで食べることがよくあった。そのときにもしっかりと芽はえぐり取っていたことを思い出す。「ジャガイモはちゃんと芽を取って」と母から言われていたからである。

 ただ今回のジャガイモ、実物を見ていないのでわからないのだが、未成熟の小さなジャガイモなんだとしたら、そこから芽が出ているということもなかったのかも知れない。まだそこまで成長していなかったということである。だから「芽を取る」ということを教師が考えなかったという可能性だ。ただその場合は、ジャガイモ全体が芽みたいな発達途上段階でもっと危険であるということも考えられる。やはり食べてはいけなかったのである。ソラニンは芽以外に皮にも含まれるという。だとしたら「皮ごと」という食べ方が危険だったということになる。

 オレは今回業務上過失傷害で取り調べを受けることになった教師たちに少し同情してしまうのだが、無知ゆえのこうした失敗はこれからどんどん教育現場で増えていくことだろう。芋掘りを学校行事にしている幼稚園や小学校も多い。こういう事件が繰り返されないことをオレは祈るだけである。


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2009年07月16日(木) アメリカの企業はみんなクソです        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 企業が倒産したら、そこに残された資産はすべて処分して債権者に分配するべきだろう。もしも隠し資産が大量にあるのに「ゼニがない」と嘘をついて破産して借金を踏み倒すのは詐欺破産である。では破綻したGMの最高責任者、つまり破綻に追い込むほど無能だったクソCEOに巨額の報酬を与えるのはどういうことか。そのゼニは本来債権者に分配されるべきゼニではないのか。会社はつぶしながら、ゼニだけはガッポリかっさらっていくこのような連中はクソである。そして、会社が儲からなくて倒産しても自分のゼニだけは分捕れるというこの節操のなさがアメリカ最大の企業を破綻に追い込んだのである。GMが再生に失敗して再度の破綻を迎えるのは間違いないだろう。

破綻したGMの前会長兼最高経営責任者(CEO)だったリック・ワゴナー氏が8月1日に退社することが決まったわけだが、その退職金は1000万ドルを越えるという。全くふざけた話である。こんな理不尽なことを平気で行うのがアメリカ企業なのである。経営に失敗しても誰も責任を取らないこんな仕組みの企業が国際競争に勝ち残れるわけがない。リック・ワゴナーにはこの退職金以外にも大盤振る舞いである。退職後5年間については年に163万6105ドルの給付金を受け取るという。さらに、会社側から提供される約257万ドル相当の生命保険証券を現金で受け取ることができるのである。それだけではない。残りの生涯についても年に7万4030ドルの年金が支給される見通しだという。なんて恵まれた老後なんだ。

 もしもこのクソCEOが「オレの報酬なんかいらない。社員の生活を守ってやってくれ!」という浪花節的なオッサンだったら、あるいはGMは破綻せずにやっていけたかも知れない。社員も一丸となって協力できただろう。ところがこのクソは無能故になんの経営努力もできずに会社を傾かせ、その間も高額報酬をもらい続けた背任野郎である。GMが破綻した原因は不況でもサブプライムでもない。雇用コストが高すぎたことも原因の一つではあるがそれだけではない。高給を払ってもそれ以上の利益を出せばいいだけのことである。GMがろくに売れる車が作れずに破綻してしまったのがこのリック・ワゴナーというクソがトップに君臨していたということが最大の理由だろう。まともな人間がトップにいればこんなことにはならなかったような気がするのである。オバマさんよ、このことに気がついていたら今すぐにリック・ワゴナーの報酬を全部没収してGM再建の原資にしろ。こんなクソに追いゼニはいらない。ホームレスのための施設にでもぶちこんでやれ。

 先に破綻したAIGも、シティバンクもどこでも同じように駆け込みで支払われた高額報酬が問題視された。経営再建のための公的資金を受けながら、その一方で役員に高額ボーナスを支給している実態が明らかとなった。無能な連中が誰も経営責任を問われていないのである。まるで今回の不況が地震や台風のように不可避のもので個人には責任がなかったかのような扱いなのである。船が沈みそうになったら自分たちだけたっぷりと食糧を積み込んだ救命ボートで脱出し、船に残された乗客には坐して死を待てと冷たく言い放つ、そんなクズ野郎の集まりがアメリカの企業トップなのである。そんなクズ野郎どもに企業トップたる資格があるだろうか。

 日本航空の西松社長は業績不振の責任を取って自分の給料をパイロットよりも安くし、電車やバスで通勤している。食事も社員食堂で他の社員同様に並んでるという。アメリカの大企業の経営者は、どんなに企業業績が悪化しても自家用ジェット機などの贅沢をやめようとはしなかった。その贅沢にふさわしい収益を上げられないのに浪費を続けたのだ。そこが日本の企業とアメリカの企業の本質的な違いではないのか。働かなくても、儲からなくてもゼニが受け取れるならそれは社会主義や共産主義の悪しき姿と同じである。いつからアメリカは資本主義を捨てたんだ。まるで今のGMの姿は社会主義国の国営企業であり、責任を取れないCEOは共産党幹部みたいなものである。

 日本人は本来恥を知る民族である。恥知らずなのは高額の退職金を天下り先でもらい歩く連中や、財政破綻寸前の自治体でありながら議員報酬を値上げしようとする田舎議員どものような一部のクソだけだとオレは思いたい。会社を破綻させてしまった経営者が自分に掛けた生命保険金で借金を返すことは望ましい姿であるとは言えないが、ガッポリとゼニをふんだくって去っていくクソみたいなアメリカの習慣と比べれば、日本の武士道精神の方が高尚であるとオレは思うのだ。武士道でもっとも恥ずべきことは卑怯なことである。あんな卑怯で無能な連中がトップに君臨していた国家の産業が崩壊するのはもはや自明の理である。願わくば日本がその轍を踏まないことをオレは望むのである。


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2009年07月15日(水) 日食見るなら専用メガネ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 7月22日の皆既日食を前にして、日食観測用のメガネが売れまくってるらしい。もともとそんなに売れる商品ではないの手作業で細々と作っていたのがたちまち品切れになっているとか。アサヒコムの記事を引用しよう。

日食観たい!専用メガネ大売れ 埼玉のメーカー在庫切れ 2009年7月12日0時47分
 日本の陸地で観測できる46年ぶりの皆既日食が22日に迫り、観察用のメガネがひっぱりだこだ。埼玉県所沢市の光学機器メーカーでは今春以降70万個を出荷。「手作業で作っているので、これ以上量産できない」と在庫がなくなってしまったほどだ。
 天体観測用の望遠鏡や顕微鏡を製造する「ビクセン」。従業員約60人。2年前まで、日食を求めて世界を旅する愛好家を対象に、目に有害な赤外線や紫外線をほとんどカットする遮光プレートを販売していたが、年100枚程度しか売れず生産を止めていた。
 その遮光プレートに注目したのが、学者や教育関係者らでつくる「世界天文年2009日本委員会」。目を傷つけずに太陽を観察できるメガネの製造を昨秋に依頼した。
 昨年12月、同社は「日食グラス」(定価1500円)を開発。眼科医の助言も受け、顔半分を覆うアイマスク型にして、周りからの光も遮ることができるようにした。
 同社が日食グラスを全国の小中高校に見本として配り、「委員会推奨」として世界天文年のHPで唯一紹介されると、学校や各地の天文台、旅行会社から注文が殺到した。日食グラスは紙製のマスクでプレートを挟むだけだが、一つひとつ手作業で張り合わせているため増産できず、同社に在庫はないという。
 一方、天体望遠鏡を取り扱う「スターベース」東京店では、6月半ばから、観測用メガネの売れ行きが伸び始めた。これまで700~800個売れ、在庫は数個。同店の担当者は「今週末で売り切れるでしょう」。仕入れ先にも残っていない。売れ行きがよかったのは525円のサングラスタイプ。次いで294円のタイプが売れた。
 カメラのキタムラ八重洲店では1480円のサングラスタイプのみを扱っていたが、やはり売れ行きはいい。すでに数十個、販売したという。同店の担当者は「ほかの店舗から『残っていたら融通して』と頼まれるが、うちでも残りわずかだ」。
 国立天文台は「太陽の光は想像以上に強い。どのメガネを使っても、眺めるのは2~3分が限度」と、注意を促している。(小林祝子)


 観察のために長時間太陽を見ていると、紫外線や赤外線にやられて目が傷つく可能性もある。そういうわけで観察用のサングラスなどがあるならそれを使うのがいいのだが、もともと滅多にないイベントのために大量生産する準備が整っていないのである。とにかく今、日食観測用のサングラスなどが引っ張りだこなのである。

 昔はそんな便利なモノが無くて、色の付いた下敷きとかを通したり、ススで汚したガラスで観ようとしたわけで、そんなものでは紫外線や赤外線は防げないので目に障害を負った人も大勢いたはずである。もっと昔は「日食=神の怒り」ということで誰もわざわざ見つめることもなかっただろう。中途半端に興味を持ったばかりに悲劇が起きていたかも知れないのである。幸い今は便利なモノがたくさんできている。

 今回の皆既日食、さすがにトカラ列島にまで出かけて観測ツアーに参加するという意欲はないが、その機会を逃してしまうと次に日本国内で観ることができるチャンスはオレが生きてる間に巡ってくるのだろうかと思う。そういう意味では仕事を休んで出かけてもよかったかななどと不謹慎なことを思うのである。

 せめて部分日食だけでも・・・と思ってもその時間、オレは授業中なのである。もちろんそこで「今から日食を観るために授業を中断しよう」というのもアリかも知れないが、唐突に「日食観ようぜ!」と言って窓の外の太陽を眺める方法しかオレには用意されていないのだ。まあ5分くらいなら気分転換にいいかも知れないが。

 日食を求めて世界中を旅する「日食ハンター」なる人たちがいるらしい。もしもオレが悠々自適の生活になれば、そんなこだわりの旅なんかも面白いかも知れない。

 ちなみに映画館で前の方の席にみごとな禿頭の方が座っていて、それがすぐ後ろに座ってる方の頭で隠されるのは日食と呼べばいいのか月食なのか。そんなどうでもいいことをオレは考えこんだりしてるのである。

 せっかく日本で観られる日食、残念だったのはおそらく日本列島中でももっとも人口の少ないエリアでしか皆既日食が観られないということである。


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2009年07月14日(火) オレはなぜ日記やブログを書くのか        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 最近は芸能人のブログというのが大流行で、どうせそこに行ってもたいした内容もないのだが、一日に200回以上更新したとかいう実にくだらないことを競っているのである。そんなものは一日に100回屁をこいた程度の意味しかないのである。確かに中川翔子タンはかわいいが、わざわざ時間をつぶして見に行くほどのブログでもないと思うのである。そんなブログが一日に何十万ものアクセスを稼ぎ、しっかりと書いているオレの日記のアクセスがせいぜい5000くらいしかないというのは実に理不尽な話である。どうすればオレの日記のアクセス数は増えるのだろうか。もしもオレが妙齢の美女ならば、恥ずかしい写真を載せて・・・という卑怯な作戦が使えるかも知れないが、中年のオッサンの恥ずかしい写真など誰も見たくないのである。もしもそんなものを見せたら抗議のメールが殺到するだろう。

 ただ、芸能人ブログが存在する理由というのは、そこでしっかりと宣伝してCDや本やDVDを売るためである。そうした物販用のバナーが必ずくっついている。そうした戦略をオレは否定しない。オレの日記にも物販用のバナーはくっついてるし、日記の下には大量の広告リンクが用意されているからである。違うのはその効果だけである。

 広告リンクよりももっと確実に金儲けする方法は、ブログの閲覧そのものを有料化する方法である。もしもオレの日記を読むのに一回1円かかるとすればどうだろうか?1円くらいなら払ってくれる方は多いかも知れないし、「あほか!」と怒って二度と読みに来ない方もいるかも知れない。たった1円であっても一日に約5000円、年間で180万円という金額になるのだ。日記のど真ん中に「喜捨をする」「お布施を払う」などというボタンがあって、そいつを押せば自動的に1円が書き手に支払われるような仕組みがあれば面白いかも知れない。

 人気のあった日記が有料化された例はいくつもある。 勝谷誠彦さんの日記がさるさる日記にあった頃、オレはいつも読んでいたのだがいつのまにか有料化されてしまった。だから今はどんなことを書かれてるのかさっぱりわからない。確かなことはオレにとって勝谷誠彦さんの日記は、わざわざゼニを払ってまで読みに行く価値がある日記ではなかったということなのだ。

 女優の新垣結衣のブログが9月1日から有料化されるらしい。驚くのはその会費である。なんと一ヶ月840円もするのである。自分のファンならこれくらいのゼニは払ってくれると思ってるのだろうか。確かに新垣結衣はかわいいが、そのファン層というのはオレのようなオッサンではなくて中学生や高校生が多いだろう。そんな年齢層にとって、月840円という金額はちょっと高すぎるのではないだろうか。いったい何人のファンが申し込むのだろうか。1万人集まれば毎月840万円のゼニが転がり込むのである。なんとおいしい商売だろうか。840円なんて大きなことは言わない。たった100円でいい。もしもオレが月会費100円の有料ブログをはじめて、会員が1万人集まればそれだけで月100万円、他の仕事をしないでそれだけで食べていけるのである。なんとも素敵な話である。仕事のストレスで潰瘍になって入院することもなく、試験の採点に疲れてへとへとになることもなく、ブログのための取材と称して全国の温泉を泊まり歩いては写真や記事をUPしてそれで食べていけるならもう最高である。全国津々浦々でオフ会をして遊び回れたらどんなに楽しいことだろうか。

 そんな夢みたいなことを考えたのだが、もしも有料ブログとなればもっと記事の内容はシビアになるだろう。今みたいにふざけた内容や単なる思いつきの与太話は許されないのである。つまり、ゼニを取る以上それだけの質が同時に求められるわけで、今のような自由さや気楽さは失われてしまうのだ。そんな状況で今みたいなレベルを維持できるだろうか。それはきっと無理だろう。物書きでゼニを稼ぐというのは大変なことなのである。いくらオレが多くのアクセスを稼いでも、しょせんアマチュアの書き手であってたまたま読んでくれる方が大勢いるというだけなのだ。

 オレはプロの物書きになりたかった。小説を書いて応募したこともある。みごとに落選した。年端もいかない小娘がオレの代わりにその賞を取っていてオレは落胆した。しかし、そうしてデビューした小娘たちがどんどん燃え尽きてしまい、駄作しか書けなくなったのを見てオレは脱力した。なぜなんだ。どうしてそんなチャンスを与えられながら、あんたたちはもっと書きまくらなかったのか。あんたの書きたいことというのはたったそれだけだったのか。オレの方が書きたいモノをいっぱい持っている。オレの書きたいことはまだまだ無限に頭の中に詰まっているのだと。なんでその賞はオレにくれなかったのかとオレは悔し涙にくれたのである。

 書くことでゼニが儲かるのは嬉しいことだ。しかし、ゼニにならないのにオレはずっと書いてきた。多くの時間とゼニを書くために費やしてきた。おそらくこれからも書くだろう。オレにとってこうして書くことは自分の存在証明みたいなものだからだ。

 パソコン通信の時代に存在したNIFTYサーブの掲示板#8、スピリットのコーナーの常連の書き手だったオレは、もっとも多くの人に読まれる掲示者、すなわち参照王だった。その狭いコミュニティの中では自分がもっとも面白い文章を書いているという自負があった。インターネットの時代となって、オレはパソコン通信という狭いムラ社会から飛び出して大海に小舟でこぎ出した。そこには無数の論客たちがいた。オレにとって、書くこともまた楽しみなんだが、いろんな意見を読むこともまた大いなる楽しみだった。こんなに面白い文章、興味深い文章がタダで読めるのか!とオレは感激しつつその世界にのめり込んでいった。

 そう、ゼニなんかとったらいけないんだ。そんなことをすると与える側と受け取る側という一方通行の関係になってしまう。そんな状況になっていったい何の楽しみがあるのか。オレは自分の書いたものを読んでくれる方と対等に向かい合いたい。他の方の書いたモノをどんどん読んでみたい。そして面白かったら面白かったと、感動したら感動したと、くだらなかったらおまえはアホかと、ちゃんと伝えたいしオレにも伝えて欲しいのだ。だからオレは日記の下にメールフォームを付けているし、掲示板をリンクさせているのだ。オレは自分の書いたものを通じて世界とつながりたいのだ。多くの人々と議論したいし、知識を共有したいし、どうすれば社会をよりよいものにできるのかということを考えていたいのだ。

 オレはこの日記を書き始めて7年近くになる。その間一日も休まずに更新してきた。これからもそれを続けるつもりでいる。できることなら死ぬまで毎日更新したいと思っている。なぜ書き続けるのか。それは書くことがオレの存在証明だからである。何も書けなくなる時というのはおそらく、オレの精神の死が訪れたときである。


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2009年07月13日(月) 都議選、惜敗を期したつもりが惨敗じゃないか!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 今回の都議選、麻生太郎は最初から勝つつもりはなかった。「惜敗を期して」戦ったのである。あれは失言ではなくて本音である。勝てないことはわかってる。せめて善戦できればいいじゃないか。どうせ国政にはたいして関係ないんだからと思っていたのである。しかし、結果は惜敗どころか惨敗であった。

都議選 民主が圧勝第1党、自公は過半数割れ 2009年7月12日23時54分
 東京都議会議員選挙(定数127)が12日投開票され、民主党が改選前の34議席から54議席に躍進し、自民党に代わって初の都議会第1党になった。自民は公明党と合わせた勝敗ラインの過半数(64議席)を維持できず、議長選の汚職事件をめぐる「黒い霧解散」で38議席だった65年都議選に近い惨敗。自公の敗北で与党内では衆院解散の先送り論が広がり、「麻生降ろし」が強まりそうだ。民主党は13日にも内閣不信任決議案と首相問責決議案を提出する構えだ。首相が与党の抵抗を押し切って解散に踏み切れるか、問責決議案の提出時に山場を迎えそうだ。石原慎太郎知事の都政運営にも大きく影響しそうだ。投票率は54.49%で、前回の43.99%を10.50ポイント上回った。
 「東京からの政権交代」を目指して前回の51人を上回る過去最多の58人を公認した民主党は現有34議席を上回り、第1党を確実にした。
 全42選挙区で七つある1人区のうち5選挙区で当選、前回の2勝5敗から形勢を一転させた。さらに、16選挙区ある2人区で公認候補の全員が当選、5選挙区ある3人区でも上位で当選を果たした。定数4人以上の選挙区でも同じ勢いで、複数の候補を擁立し競わせて票を掘り起こす作戦が功を奏し、躍進した。
 一方、民主党の勢いに押された自民と公明(現有計70議席)は過半数を割り込んだ。
 58人を擁立した自民党は、麻生内閣の支持率が低迷するなか、無党派層の支持を得られず、都連幹事長らベテラン議員が次々と落選。現有48議席を下回り、40年間守り続けた第1党の座を失った。
 同党は今回、告示前から麻生総裁(首相)が候補者57人の事務所などを訪れる異例の応援を展開。告示後も閣僚や党幹部を相次いで応援に入れた。石原慎太郎都知事も選挙期間中、前回の20人を上回る36人の支援に走ったが、逆風をはねのけられなかった。
 前回と同じ23人を公認した公明党は過去4回の都議選では公認候補全員が当選しており、今回も全員当選を目標にした。支持母体の創価学会が組織をあげて支援した。
 共産党は前回まで全42選挙区に立てていた公認候補を39選挙区に絞り、候補者数は40人に。「都議会野党は共産党だけ」と訴えたが、2大政党のはざまで厳しい戦いを迫られた。
 地域政党の東京・生活者ネットワークは5人を公認。友党の民主党の推薦を受けたが民主党と競合する選挙区が多く埋没。8年前に失った議席の回復を目標に2人を公認した社民党も勢いがなかった。


 前回よりも10%も投票率が上昇した。自民・公明の必死さは期日前投票が前回の倍近くあったことにも現れている。老人ホームとかからマイクロバスで駆り出して、付き添い人の指示通りに書かせているという実態を書いたブログがあったが、そうした不正投票はかなり発生していたのかも知れない。なりふりかまわず集票したのだが、それでも民主党の勢いを止められなかったのである。

 ただ、民主党が与党となった都政運営がこれで変わるかというと何も変わらないだろう。東京五輪ができるかどうかは都民の意志とは無関係のところで決まるわけだ。今回の選挙の影響というのは衆院選での政権交代の可能性がさらに高まったというだけである。衆院選の前哨戦が民主の圧倒的勝利で終わったということだけである。そして政権交代が実際に起きてその後どうなるかというと混乱が増すだけだろうとオレは思うのだ。今の自民党の連中の無能ぶりに輪を掛けて民主党の連中はもっと無能だろうから。高速道路は1000円ではなくて無料となり、さらにバラマキの政策が行われ、国家財政はますます破綻に近づき、消費税は20%くらいに上昇し・・・とろくなことが起きないだろう。しかしそれも国民の選択なのである。

 献金をした企業が公共工事を受注して、ただの環境破壊でしかない土木工事に税金が浪費されるという旧来の仕組みは全く変わってないわけだし、イナカモンドリームを期待する田舎者や、その田舎者の利益代表として国会に来てるクソ議員は自民にも民主にもあまねく存在する。すべての政治献金を禁止して国会議員が地元の利益代表ではないようにして、国会の役割を外交や防衛などにしぼり、地方分権を推進して地方が身の丈にあった公共事業を行えるようにしないといけない。何千億かかってもどうせ国のゼニだから・・・と徳山ダムや八ッ場ダムみたいな大判振舞いの浪費ができるのである。地元の資金だけでやりなさいと言われたらもっと別の使い道を考えるだろう。道州制の導入も一案である。身の丈にあったゼニの使い方をわからせるためにもまず使える財布の中身がどれだけしかないのかを教えてやらないといけない。

 投資家のオレとしては政権交代後の株価動向が気になるのだ。混乱を恐れて外国人による円売りと日本株売りが加速するのかも知れないし、そんなことは1%もないと思うが、改革が進むからと日本株が買われるような展開も絶対にないとは言えない。ただここから衆院選本番までは自民党によって「政権交代すれば株価は下げます」というネガティブキャンペーンが強まることは確実である。自民・公明はせめて投資家だけでも味方に付けたいだろうから。

 ただの野次馬であるオレは、ここからどんな形で衆院選が行われ、政権交代が起きて鳩山兄が総理大臣になるのかを観客として楽しむだけである。株が上がるなら買えばいいし、下がるなら空売りを仕掛ければいい。どっちに動くのかを予想できればそれで十分である。それにしても「惜敗を期した」麻生さん、あんたもなかなかの予言者だよ。結果は外れたけどね。


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2009年07月12日(日) ドラゴンクエストと時間泥棒        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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モモ (岩波少年文庫(127)) (Momo) は、ドイツの作家ミヒャエル・エンデによる児童文学である。ヨーロッパのとある街に現れた「時間貯蓄銀行」と称する怪しい男たちによって人々から時間が盗まれ、みんなが心に余裕を失った中で、不思議な力を持つ少女モモの冒険によって、奪われた時間を取り戻すというストーリーである。さて、現代の時間泥棒と言えばまぎれもなくそれはゲームである。特にドラゴンクエストのように長時間を必要とするゲームは子どもたち、いや大人たちも含めた人々の持っている時間を大量に奪い取るのである。

 スクエア・エニックスの人気ゲームソフトであるドラゴンクエストIX 星空の守り人が発売された。発売初日には長蛇の列ができた。ファン待望の5年ぶりの新作と言うことである。通信機能を搭載していて近くの人と最大4人で遊ぶこともできるという。おそらく今日本中で、購入後から寝ないでぶっ通しでプレイしているマニアックな人たちがいるはずだ。いったいどれほど多くの時間がこれによって奪われるのだろうか。

 ドラゴンクエストIX 星空の守り人は450万本売れる見込みだという。日本人の25人に1人くらいの割合である。それだけ多くの人々がこの時間泥棒によって自分の時間を奪われるのである。これは大変な経済的損失である。それによって発売元のスクエア・エニックスが得るわずかな利益よりも、それによって多くの人々が失う時間の損失の方がはるかに大きいことは明白である。そんなにみんながのめり込んでしまうような悪魔的なゲームソフトを販売してもいいのか。これは国家的な問題である。

 450万人が一人平均50時間を奪われると仮定しよう。450万×50=2億2500万時間となる。もしもそのゲームソフトが2度目のプレイに用いられるとすればさらにその倍、延べ4億5000万時間となる。これを時給に換算すると時給800円と少なく見積もって3600億円である。かなり少なめに見積もってもこれだけの金額分の時間が人々から奪われるのである。これを時間泥棒と言わずしてなんと言おうか。

 その4億5000万時間は本来もっと別のことに使われるべき時間なのである。受験生はその時間勉強するべきだし、フリーターやニートは働くべきだし、ビジネスマンは体を休めるべきなのである。そんな貴重な時間をこのドラゴンクエストⅨという名の時間泥棒は確実に奪ってしまうのだ。なんという悲劇だろうか。しかも時間を奪われた人たちはその労役に対して至福の表情で応えるのである。自分たちが搾取されているということにも気付かず、その時間を嬉々として提供しているのだ。麻薬に犯された人たちのように、その行為になんの疑問を抱かずに時間を捧げ、長時間ゲームをプレイし続けるという状況が生まれているのだ。

 わが家にもこのドラゴンクエストIX 星空の守り人がある。妻が買ったのだ。オレの妻の家事ははっきり言ってかなり手抜きである。今でさえほとんど時間を使ってくれていないのである。それなのにさらに手抜きになることは確実である。被害を受けるオレはいったい誰を恨んだらいいのか。任天堂やスクエア・エニックスに対して損害賠償を請求すればいいのか。先日もオレは太鼓の達人Wii(専用太鼓コントローラ「太鼓とバチ」同梱)
によって平穏な生活を破壊されたばかりである。この上オレから妻までも奪ってしまうゲームというものがオレには断じて許せないのである。

 こんなゲームの存在を許してはダメだ。なんとしても地上から追放しなくてはならない。こんなモノがある限り日本人は勤労意欲を失い、受験生はさらにバカになってしまうのだ。ゲームをするために引きこもって登校拒否になる子どもたちも激増するだろう。この悪魔を追放しなければ我々には未来がないのである。今すぐすべてのドラゴンクエストシリーズをたたき壊して消滅させないとダメだ。秦の始皇帝が行った焚書坑儒のように家々からどんどん探し出しては焼き尽くさないとダメなのだ。

 しかもこのドラゴンクエストIX 星空の守り人の卑怯なところは、セーブデータを一つしか登録できないようになっていることである。一本のゲームで遊べるのは基本的に一人だけなのである。もしも夫婦で同時に遊びたいと思ったら別々のゲームソフトを買うしかないのである。もちろんDSも複数台必要になるわけで、ゲーム業界に多大な利益をもたらすことしか考えていない悪魔の娯楽なのである。こんなものの存在は断じて許せないのである。

 どうすればこの敵を完全に追放できるのか。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」と言われる。敵を倒すためにはまずその敵をよく理解しないといけない。理解するためにはどうすればいいのか。やはりプレイするしかないだろう。オレもこの「ドラゴンクエストⅨ」をとりあえずプレイすることで敵の本質を研究することから始めるしかないのである。ああ、なんと危険な賭けだろうか。もしかしたらオレもこの時間泥棒の返り討ちに遭うかも知れないのである。


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2009年07月11日(土) 楽天ポイントだけで生活は可能か?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 オレは日記に楽天市場楽天トラベルのバナーを貼っている。そこで買い物をしてくださったりホテルの予約をしてくださる日記読者の方がいれば、ささやかな楽天ポイントがオレにもたらされるのである。もしもオレのサイトの閲覧数が増加して一日に1000万人以上が訪れる人気サイトとなり、読者からもたらされた楽天ポイントが年間500万円分くらいになったとしよう。それは果たして課税されるのだろうか?少なくともそれは現金の収入ではないのである。だったら税務署に申告する必要もないわけである。だったらいっそのこと、収入を楽天のアフィリエイトから得る楽天ポイントだけにして、全く働かずに無職、無収入だったらどうなるのか。そんなことをオレは考えたのである。

 アマゾンの場合、アフィリエイトの収入は現金が振り込まれる。だから雑所得として申告する必要がある。しかし楽天市場のポイントは現金と引き換えできない。だったら何百万ポイント貯めたとしてもそれは収入には見なされないのではないか。その仕組みをうまく利用したら高収入を得ながらも税金を払わないで済む生活ができるのではないだろうか。オレはそんな卑怯なことを考えたのだ。

楽天市場のアフィリエイト商品の中には アフィリエイト手数料率の異常に高いものもある。ぼったくりの健康食品とかに多い気がする。そういうなかなか買ってもらえないものをうまく売ってくれるアフィリエイターたちへのご褒美ということなんだろうか。

 楽天ポイントは楽天カードを使ったときにも貯まる。オレはENEOS(新日本石油)のガソリンスタンドで給油するとき、卑怯にもENEOSカードではなくていつも楽天カードを使用する。するとガソリン代の2%の楽天ポイントが貯まるのだ。月にガソリン代を2万円使うなら400円、年間で4800円分だからかなり大きい。この貯まった楽天ポイントは楽天市場での買い物にすべてそのまま使えるのである。楽天市場ではたいていのものが買える。食料品も衣料も日用雑貨もコンドームも自転車も、すべて楽天市場の通販で調達すればいいのである。現金としては無収入であっても、楽天ポイントさえ稼ぐことができるなら喰うには困らないのである。

 そこでオレは楽天に提案したい。楽天ポイントをリアルマネーに転換する方法だ。楽天カードの支払いを銀行からの現金引き落としではなくて楽天ポイントから支払えるような仕組みにすればどうか。そうすれば公共料金やファミレスでの食事代、クレジットカードの使えるラブホテルのお泊まり代などがすべて楽天ポイントで支払えるようになるのである。ほとんどの支払いがカードで可能なはずだ。今クレジットカードが使えない店と言えば郵便局くらいだろう。こうして楽天は現金に変わる新たな決済通貨としての楽天ポイントを広めることができるのである。これはすごいことじゃないか。もしもこのリアルマネー転換が可能になるのならば、本当に楽天ポイントの収入だけでの生活が実現可能となってくるのである。これは裏技みたいな方法だが、楽天カードでキャッシングして、その返済は貯まったポイントから支払うという方法で現金も入手可能になるだろう。

 貯まったポイントでカードの請求を支払える仕組みを導入しているクレジットカードはあるのだろうか。全部を調べたわけではないのだがたぶんないような気がする。ポイント分のガソリンを給油できるとか、商品になるものはあっても現金換算はなかったような気がするのである。だったら楽天は業界に先駆けて独自のサービスとして展開すべきである。こんな貴重なビジネスチャンスを逃したらダメだ。ただ、うまく行けばオレにも10億くらいのアイデア料をくれと言いたい。

 楽天直営のコンビニを作って、その従業員の給料を固定給以外は楽天ポイントで出すようにしたらどうか。固定給が安いので社会保険や税金が安く抑えられる。しかしポイントが潤沢にもらえているので従業員は生活には全く困らず、低収入ということでさまざまな公共サービスを受けることができる。低所得者だと主張して就学援助金や授業料免除などを受けることを狙うのである。
 
「極楽ポイント生活」

 それがオレの狙いなのである。現金収入は少なくても手元に豊富にある楽天ポイントのおかげで生活には全く困らないという状態を作り出すのだ。そんなくだらないことをオレは考えたのである。

 オレが楽天から得ているポイントは月にせいぜい3000~5000くらいである。しかし、ポイントが現金に化ける何らかの仕組みが開発されるのならば、その分小遣いが増えることになってとても嬉しい。なんとか早く実用化されて欲しいものである。




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2009年07月10日(金) 英語教育はいまのままでいい        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 小学校で英語の授業がはじまるそうである。中学高校と6年間も勉強しているのに話せない英語教育には意味がないそうだ。だから小学校からはじめるのだという。オレは一言「あほか!」と言いたい。現行の英語教育の結果、話せる者もいれば話せない者もいるわけで、それは本人の資質と努力の問題であり英語教育の欠陥ではない。大学の入学試験で最近ではやっとヒアリングが取り入れられて「聴き取る力」が判定されるようになったが昔はそんなモノはなく、ただ単に「読み書きする力」だけが求められたのである。日本人は確かに英語をちゃんと話せる人は少ないのかも知れないが、読み書きできる人はかなり多い。偏差値の高いまともな大学に進学してる人は英語がそこそこできるはずである。読み書きできる人が話せるようになることはそれほど困難なことではない。しかし、読み書きできないけど話せる人が、読み書きできるようになるのはとても困難なことである。小学校での英語教育は「読み書きできなくても話せる」というレベルを目指させるのだろうか。そんな英語力はそれこそ植民地支配の宗主国にとってもっとも都合の良い教育である。ふざけるな!と言いたくなる。

 中学高校できちっと学び、受験勉強した英語力がベースにあるから、英会話を習ったときにスンナリと入っていけるのである。文部科学省の意図していることは、受験勉強できていない者でもとりあえず話せるようにしたいということなんだろうか。話せることにそんなに価値があるのか。アメリカにいれば3歳の幼児でも話してるじゃないか。しかし3歳の幼児は読み書きはまだできないのが普通だ。話せることと読み書きできることの価値の軽重を間違えてはならない。日本の英語教育には確かに多くの問題点があるだろう。ただ少なくとも受験勉強をくぐり抜けて難関大学に入った若者たちの英語力は相当のものであるはずだ。ところが中学高校をろくに勉強もせずに遊んで暮らし、「北斗の拳」の世界みたいな荒れた高校でケンカばかりしていた馬鹿が英語ができないのは当然である。英語が話せるかどうかは、英語教育の仕組みの問題ではなく、本人にその気があるかどうかというだけで決まるのだ。

 今の英語教師たちは必ずしも学生時代に英語が一番良くできた人たちではない。それもまた事実である。英語が本当によくできる一握りの秀才たちは医学部に入ったり東大や京大に進学する。多くの英語教師を輩出している東京外国語大や大阪外国語大は旧二期校であり、東大や京大の受験に失敗した生徒の受け皿でもあった。だから外大生よりも東大・京大の学生の方が入学時点では英語のレベルが高かったはずである。外大生には「英語だけができる」「英語しかできない」方たちが多く、東大や京大には「英語だけではなくて数学や国語もできる」人たちがいた。それは客観的な事実なのだ。しかし、東大や京大を出て英語教師になる方は極めて少ない。

 オレは中学の時にひどい英語教師に当たったことがある。その教師は「単語は手で覚えるものだ!」と言って宿題で単語を20回ずつ書かせるとか、間違えたら100回書かせるとかいうペナルティを課した。そんなことをしなくても覚える生徒は覚えるし、覚えられない生徒はやっぱり覚えられない。それに覚えるのは脳であって手ではない。オレはその教師に対して「あんたの脳みそはもしかして手にあるのか?」と冷笑していた。そんな教師に当たると災難である。英語学習とはそんなただの手の訓練ではないはずだ。

 小学校で英語教育を実施するということは、とんでもないはずれの英語教師が指導する可能性があるということだ。現行の採用試験では英語の能力をきちっと判定などしていないだろう。それともすべてネイティブスピーカーに任せるということで大量の外人を雇うのか。少なくとも「話す」ことに於いては彼らはそれなりに頑張るだろう。しかし読み書きの能力はどうなのか。英文を和訳する・・・という高度な作業は日本語を母語としない人たちには極めて困難なことである。もっとも小学校ではそんなに高度な英文は出ないと思うけれども。

 オレは小学校で英語を教えることには断固反対する。そのためにカットされる科目はいったい何だ? 時間数を減らされた科目の学力は確実に低下する。余計なことをしたせいでさらに若者の学力は低下してしまうのである。英語を勉強するのは中学に上がってからでいい。大学受験のためにちゃんと勉強している生徒たちは、基礎的な英語力は身につけているはずだからわずかな訓練で話せるようになるはずだ。それで十分である。今の英語教育の中で多くの日本人ビジネスマンたちは英語力を身につけ、世界で活躍してきた。もしも現行の英語教育に欠陥があるなら、世界で活躍できる日本人は一人もいなかっただろう。


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2009年07月09日(木) 大人の遠足はとってもHです!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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ドスパラ江草店は激安パソコン専門のデザイアラボ江草店として生まれ変わりました。そちらもぜひご来店ください。




 オモチャは子どもが遊ぶモノだが、大人のオモチャは通常わいせつなものである。「 「時間ですよ」」は銭湯シーンが話題になった森光子主演のドラマだが、「今から大人の時間ですよ!」というと、恋人たちが何かを期待する秘密の展開になるのである。どんなものごとでも、前に「大人の」と付けるだけでちょっぴりHなものになるのがお約束なのである。だから遠足の前に「大人の」をつけた「大人の遠足」がHなものであることは当然のことである。そんな大人の遠足を企画していた音楽プロデューサーが逮捕された。どんな遠足だったのか、アサヒコムの記事を引用しよう。

貸し切りバスで性行為の疑い 音楽プロデューサーら逮捕 2009年7月8日15時16分
 高速道路を走行中の貸し切りバスの中、他の乗客の前で性行為をしたなどとして、警視庁は、音楽プロデューサー木崎徹容疑者(54)=東京都府中市白糸台6丁目=と交際相手の女(37)を公然わいせつ容疑で逮捕したと8日発表した。同庁によると、木崎容疑者は「性行為はしたが、見えないようカーテンを閉めた」と供述しているという。
 生活安全特捜隊と原宿署などによると、木崎容疑者らは6月7日、関越道下りの高坂サービスエリア―赤城パーキングエリアを走行中のバス内で性行為をした疑いがある。東京都新宿区内でハプニングバーと呼ばれる飲食店を経営する武田康嗣容疑者(47)=公然わいせつ幇助(ほうじょ)容疑で逮捕=らが「大人の遠足」と称して自らのホームページで客を募集し、観光バスを借り切っていたという。バス内には運転手以外に、ツアーに応募した客ら25~54歳の男女12人が乗っていたという。
 木崎容疑者のホームページによると、NHKの「ポップジャム」など多くの音楽番組で構成に携わっていたという。


 木崎容疑者らは性行為をしたことは認めているが、カーテンを閉めていたことで「公然わいせつ」ではないと主張しているのである。車内が見通せるクルマの中で性行為をすることはすべて「公然わいせつ」という罪になるのだろうか? 夜に公園の駐車場に行くと、クルマの中にカップルがいて、クルマが規則正しく振動していることがある。あのカップルたちはいったい何をしているのだろうかとオレは不思議に思うが、暗くて中までよく見えないし、たいていそういうクルマは窓にフィルムを貼っている。まさかフロントガラスのところから懐中電灯で中を照らすわけにもいかない。夜の公園駐車場で繰り広げられるあのカップルたちの饗宴が「公然わいせつ」に該当しないのは、暗くてよく見えないせいなんだろうか。もしもその行為が、昼間の人通りが多い明るい場所、たとえばジャスコやダイエーの駐車場で行われていれば明らかに公然わいせつということになるだろう。だったら「公然わいせつ」の構成要件は見えるか見えないかということになる。

 それでは高速道路を走る観光バスの中はどうなのか。そして公然というのはバスの外の他のクルマに対してか、それともバスの乗客が見ているから「公然」ということになるのか。そのあたりの判断はどうなんだろうか。その性行為を目撃している人が一人でもいれば「公然わいせつ」の要件を満たすのか。人前で性行為をすること自体が罪なのだろうか。そんなどうでもいいことをオレはあれこれと考えたのである。

 ただ、今回の事例は明らかにバスという密室を用いて行ったわいせつショーであり、参加者はその鑑賞のために集まってるのであり、公然わいせつ幇助容疑という罪状が成立する要件は満たしていると言える。だからこの報道された事件自体は何も異論を差し挟む余地はないのだが、ラブホテルに行くだけのお金がない貧乏なカップルが、クルマの中で愛を交わしていた場合にこの「公然わいせつ」に該当するかどうかが気になるのである。2組のカップルがワンボックスカーで旅をして、交互に後部座席を使っていちゃいちゃしていた場合、これはどうなるのか。カーテンをして見えないようにしていればOKなのか。それともアウトなのか。

 オレが心配するのはこの取り締まりが拡大解釈されてしまって、ラブホテルに行くゼニもない貧しいカップルたちの貴重な空間が取り締まりの対象とされてしまうことなのである。欲求不満の無粋な警察官たちによって弾圧の対象にされてしまうことなのだ。夜の公園の駐車場にはおびただしい数のクルマが停まっている。その中をのぞき込むのはマナー違反である。他のクルマにできるだけライトを当てないように静かにクルマを停めて、二人の時間を楽しむのが若いカップルのお約束だ。その昔、薄給でホテルに行くゼニもなかった頃のことをオレは思ったのである。そういうカップルの愛の儀式までもが「公然わいせつ」と解釈される可能性を作り出したこの「大人の遠足」を企画した連中は全くもって許せないのである。


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2009年07月08日(水) 中国は新疆ウイグル自治区に何をしたか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 中国が新疆ウイグル自治区で行っている住民への弾圧を非難する方々がいる。しかし、同じようなことを我々は行ってきたのではないのか。かつて北海道はアイヌの土地だった。そこにどんどん入植して土地を奪い、ついにはアイヌの文化を完全に破壊しつくしたのは我々「和人」ではなかったか。アイヌの聖地とされる川にダムを造ってその精神的支柱も踏みにじったのは他でもない日本人の犯した行為ではないのか。そんなことをしているくせになぜ今中国がやってることを責められるのか。

 アメリカも同じ。かつてインディアンの耕していた肥沃な土地をどんどん奪い、その引き替えに入植地として与えたのは不毛の砂漠のような土地ばかりだった。しかし、その行為は当時の社会では問題視されることもなかった。当時、インディアンやアイヌには人権など無く、同じ人間とは見なされてなかったからである。

 それと同じことを今中国がしている。チベットを侵略し、新疆ウイグル自治区にどんどん移住してはウイグル族の土地を奪い、差別的な扱いを行っているのである。おそらく中国の論理は「こんなこと、昔のアメリカも日本もやったじゃないか。なんでうちがやったらダメなんだ」ということだろう。

 そんな中国政府の侵略政策に対して、命を賭けて立ち向かおうとして企てられたのが今回の騒乱である。これは自由のための戦いである。アイヌの大酋長シャクシャインのように、反乱の指導者はその名を歴史に刻まれるべきだ。ウイグル救国の英雄として。

ウイグル騒乱、死者156人に 当局、1434人を拘束 2009年7月7日10時1分
 【ウルムチ(新疆ウイグル自治区)=奥寺淳、北京=坂尻顕吾】中国の国営新華社通信が7日、警察当局の話として伝えたところによると、中国・新疆ウイグル自治区の区都ウルムチで5日に発生した騒乱の死者はさらに16人増えて156人に達し、負傷者は1080人に上った。同通信は死者は男性が129人、女性が27人としているが、漢族やウイグル族など民族の内訳は明らかにしていない。また、地元警察当局が騒乱に関与した疑いで1434人を拘束したと伝えた。
 ウルムチのほか、自治区西部のカシュガル、アクス、北西部のイリカザフ自治州でも組織的な騒乱の兆候があったとしている。カシュガルでは6日、地元の有名モスクに200人以上が集結。地元警察当局が解散させたという。
 ウルムチでは、7日朝にかけて装甲車や大量の武装警官が夜通しでウイグル人居住区に厳戒態勢を敷いた。インターネットは遮断されている。
 騒乱現場の近くに住むウイグル族男性は騒乱を目撃し、銃声も聞いたというが、「警官が来て大勢のウイグル族が連行された」と話した。
 騒乱が起きたウイグル族居住区には普段は漢族もいるが、事件後は漢族の姿は見あたらない。双方が「相手に襲われた」と主張し、当面はお互いが近寄らない状態になっている。


 最初はこのデモは平和的なものだったという。そこに暴力的な弾圧を加えたのは中国の警察当局である。デモ行進する群衆に発砲しても、それは正義であると中国の警察当局は思っているだろう。それは自分たちの侵略を正当だと思っているからだ。そこには植民地を支配する側の傲慢な論理が見え隠れするのである。正義というのは常に強者の側に存在するというのがこれまでの歴史の通例ではなかったか。戦勝国には戦争犯罪人は存在しないし、被支配民族は劣等民族としてさげすまれ、その言葉や文化を奪われてきたのである。中国人たちがウイグル人に対して差別意識を抱いてるのは明白であり、それはこうした植民地的な支配の必然である。権力も、富も、根こそぎ収奪することでその支配が完成するのである。

 中国は新疆ウイグル自治区に何をしたのか。勝手に核実験場を造り、放射能をまき散らして住民に多大な健康被害を発生させながらなんの補償もせずに放置した。西遊記ロケのため短期間その地にやってきただけの夏目雅子もそこで被爆してのちに白血病を発症したとも言われている。中国政府は別にウイグル人が滅んでも平気なのである。民族としてのウイグル人が消滅すれば、中国の植民地支配が完成するということになるわけだ。コトバを奪われ、文化を破壊されてこのまま50年も経てば、おそらくウイグル人は消滅させられていることだろう。それが中国の狙いなのである。チベットで進行しつつある現象がこちらウイグルでも起きているだけのことである。

 中国政府の暴虐ぶりを報道してくれるまともな報道機関は少ないだろう。市民記者が自分の体験したナマの実態をyoutubeなどで海外に配信することを恐れて、ウイグルでは今インターネットが遮断されている。
 中国政府に対して「おまえらのやってることはなぁ、昔はお咎めなしやったけど今はれっきとした犯罪や。戦争犯罪人として処刑したろかアホンダラ!」と啖呵を切れる人材はいないのか。オレは今猛烈に怒っているのである。


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2009年07月07日(火) 死ぬのなら一人で勝手に死んでくれ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 大阪市此花区のパチンコ店放火事件、監視カメラにも犯人らしき姿は映っていて逮捕されるのは時間の問題と思ったが、なんと自首してきたのである。そして犯行の理由も実にばかばかしいことであった。これでは犠牲になった人たちがあまりにもかわいそうである。以下、アサヒコムの記事を引用しよう。

パチンコ店放火事件、容疑の41歳逮捕「人生に嫌気」2009年7月6日23時45分
 大阪市此花区でパチンコ店が放火され、客や従業員計4人が死亡し、19人が重軽傷を負った事件で、大阪府警は6日、殺人と殺人未遂、現住建造物等放火の容疑で、職業不詳、高見素直(すなお)容疑者(41)=大阪市此花区春日出北1丁目=を逮捕したと発表した。府警によると同日午後、「大阪のパチンコ店のことで来た」と山口県警岩国署に出頭してきたという。府警は身柄を捜査本部のある府警此花署に移し、動機などを詳しく調べる。
 府警によると、高見容疑者は5日午後4時15分ごろ、同市此花区四貫島(しかんじま)1丁目のパチンコ店「cross(クロス)―ニコニコ」の入り口付近で、ガソリンをまいたうえマッチで火をつけ、同店(約443平方メートル)を全焼させ、客と従業員計4人を死亡させたうえ、多くの人に重軽傷を負わせた疑いが持たれている。
 高見容疑者は「仕事も金もなく、人生に嫌気がさした。通り魔みたいに誰でもいいから人を殺したいと思い、人が多数いるところにマッチで火をつけた」と供述し、容疑を認めている。マンションでひとり暮らしをしており、消費者金融に借金があったという。
 府警によると、高見容疑者は「店には自転車で行った」と供述し、パチンコ店近くで高見容疑者の乗っていた自転車が見つかった。さらに、パチンコ店の防犯カメラに映っていた映像と、高見容疑者の事件当時の説明が合致することなどから逮捕したと説明している。
 事件後は、いったん自宅に戻り、電車でJR岡山駅まで行き、駅近くのビジネスホテルで1泊。翌6日午前9時ごろ、電車で山口県岩国市に到着し、同日正午過ぎに岩国署に出頭した。逮捕時の所持金は約6万円だった。
 府警は、高見容疑者が事件前にもパチンコ店に客として通っていたとみている。
 山口県警の捜査関係者は、出頭してきた高見容疑者について、「最初は新聞報道で知り得る程度の話をしていたのでうそかと思ったが、報道に出ていないことも言っていたので本当と思った」と話した。
 府警が明らかにしたパチンコ店員の目撃証言によると、放火した男は店の南東側の入り口から青色のバケツを持って店内に入り、無言でいきなり中の液体をまいて火を付けて別の入り口から逃走したという。その後、パチンコ店の隣のビルの階段付近に、中に数リットルのガソリンが入った携行用の小型タンクが残されていたことが判明。さらに事件当日の5日午後、現場近くのホームセンターでガソリン携行用のタンクと青色のプラスチック製バケツ、マッチを購入したり、タンクを持って近くのガソリンスタンドでガソリンを買ったりした男がいたことも府警への取材でわかった。
 このガソリンスタンドの関係者によると、男はパチンコ店が放火される約20分前の5日午後3時55分ごろに来店。男はホームセンターの商品とよく似たタンクでガソリン10リットルを買った。 府警によると、高見容疑者はこうした目撃証言について自分だったと認めているという。


 この高見容疑者が語っている「仕事も金もなく、人生に嫌気がさした。通り魔みたいに誰でもいいから人を殺したいと思い、人が多数いるところにマッチで火をつけた」という動機は、最近の無差別殺人事件とほとんど同じである。自暴自棄になって何もかも破壊したいという衝動でそのまま犯行に及んだのだ。幼児が思い通りにならないと目の前のものを壊すのとなんら変わらない。そんな動機にもならない動機であったことにオレは深く脱力した。

 しかもこの男は「自首」しているのである。だったら刑を軽減しないといけない。どう考えても死刑以外考えられないこの男の罰は、「自首」が認められて無期懲役となる可能性が高いのである。これで永遠に食べる心配がなくなるのである。むしろそれが狙いだったのかも知れない。

 こんな身勝手な犯行のために多くの人が犠牲になり、4人の死者を出してしまったのである。こうした市民に対する無差別テロに対して、我々はどうやって身を守ればいいのか。なぜこういうキチガイが発生するのか。このキチガイにも家族がいる。木の股から生まれたわけではないのだからどこかに父親も母親もいるだろう。我が子がこんな犯罪を起こしたと知って親はどんな気持ちになるだろうか。

 職もなく、ゼニもなくどうにもやりきれないのなら、どうか誰かを傷つけたいという衝動を自分に向けてくれ。そのガソリンをパチンコ屋の床に撒くのではなくて自分で頭からかぶってくれ。そして自分に火をつけて一人で焼け死んでくれ。あるいは阿蘇山の火口にでも飛び込んでくれ。

 高見容疑者は捕まったとき6万円の所持金があったという。この世の中には6万なんて大金とは無縁に暮らすホームレスの方たちもいる。何も持たない者から見れば、高見容疑者の境遇でも御大尽サマなのである。

 41歳になって仕事もカネもないのはなぜか。それまでの自分の生き方には何もまちがったことややましいことはなかったのか。よりよい生活を手に入れるために、そして伴侶を求めるためになんらかの真摯な努力をしてきたのか。41歳になるまでおまえはいったい何をしていたんだ。オレはそれを訊きたいのである。

 今回の放火事件で犠牲になった方々の遺族はその怒りをいったいどこにぶつければいいのか。とりあえずこの高見容疑者を引き出して縛り付けて、気が済むまで殴らせてやれ。そんなことをしても死んだ命は帰ってこないのだが。


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最近の江草のお気に入りの店です。中古専門 パソコンショップ デザイアラボ 安さにびっくりですわ!

2009年07月06日(月) 19歳の爆弾小僧、捕まる!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 馬鹿が爆弾を作る方法を知ったら、実際に作りたくなるものである。だからそんなことを考えない方がいいのである。実際に作る前に捕まってよかったのである。もしもこの馬鹿がそれをどこかに仕掛けたらどんな恐ろしいことになっただろうか。

爆薬原料所持:神奈川の19歳少年を容疑で逮捕 2009年7月5日 20時35分
 爆薬の原料となる化学薬品を不正に所持したとして、警視庁公安部は5日、神奈川県相模原市に住む専門学校生の少年(19)を毒劇物取締法違反(所持)容疑で逮捕し、少年の自宅や薬品類を販売した東京都中央区の化学薬品製造・販売会社などを家宅捜索した。少年は「爆発実験に興味があった」と容疑を認めているという。
 逮捕容疑は、5日午前7時50分ごろ、同法で「劇物」に指定されている塩素酸カリウムと塩素酸ナトリウム計約170グラムを正当な理由なく、自宅に所持したとしている。
 公安部によると、少年の自宅から、ほかに硝酸や硫酸、塩酸など爆薬の原料となる十数種類の薬品類や化合物のようなものが見つかった。インターネット上では少年が行ったとみられる爆発実験の動画や、化学実験に興味を示す内容の書き込みも確認されたという。
 少年は今年2月ごろ、同社の店頭で複数の化学薬品を大量購入したとみられ、公安部は販売・購入の経緯について調べている。
 爆薬に転用できる薬品などはネットやホームセンターなどで簡単に購入できることから、公安部は昨年10月以降、東京都内の約1万業者に対し、大量購入した不審者の情報提供や販売時の本人確認の徹底を求めるなど警戒を強めていた。


 ホームセンターにはいろんなものが置いてある。流行している硫化水素自殺だって、その原料は市販の入浴剤だったりする。だから今の時代、なんでもその気になれば可能なのだ。通販で大麻も覚せい剤も入手可能な時代である。毒劇物を入手するくらいわけないのである。それを厳重に規制してしまえば本当に必要な人が困るだろうし、犯罪に使いたい馬鹿は盗んででも手に入れるから結局は同じことである。

 それにしてもこの爆弾小僧は爆弾を作ってどうするつもりだったのだろうか。実験してそれを動画に撮るくらいだからかなり自己顕示欲が強かったのか。だったら爆弾を作ったとしてもやはりそれを派手に爆発させることを狙うような気がするのである。

 この世から危険なモノをすべて排除することなど不可能だ。カキの殻剥きナイフでさえも「危険な刃物」として銃刀法で取り締まりを受けてしまうわけで、ルールを増やすことでかえって不便になってしまう。今回の爆弾小僧が入手した爆弾の原料だって、その多くは普通にホームセンターで売れてる商品なんだから規制することは無理だろう。異常なヤツが買う可能性を考えていると何も売れないのである。

 人混みに向けてクルマを突っ込ませれば凶器になる。だからクルマの販売を差し止めるわけにはいかない。そういうことをするキチガイがいないことを想定してクルマは販売されているからだ。ところが実際にそういうことをするキチガイが存在して、その結果罪もない多くの人が殺されることとなる。飲酒運転の原因になるから酒の販売を禁止するかというとそんな規制は現実には不可能だ。だったらどうすればいいのか。キチガイの側を取り締まるしかないのである。

 好奇心から爆弾を作ってみようとしたこの爆弾小僧を正しい方向に導いてやるにはどうすればいいのか。実に困難な問題である。罰を与えるのは簡単だ。しかし、自分の実験というか遊びのために大勢の人を危険にさらすことに鈍感なヤツ、いわゆる「馬鹿」の存在に対して、社会の側はなんとも無力なのである。


 今日、7月6日はサラダ記念日である。俵万智さんの歌集「サラダ記念日」に敬意を表して今日はナントカ記念日の話でも書こうかと思ったが思いつかないので結局時事問題の日記を書いたのである。俵万智さんの歌集関連として私は「チョコレート革命試論」という雑文を書いてるので、時間のある方はぜひごらんになってください。


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2009年07月05日(日) 見ろ、これが男の勝負パンツだ!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan



 女性には勝負パンツというものが存在するという。それを一度目にした男性はもはや自分の心にブレーキをかけることができずに誘惑の魔手に堕ちるのだという。そんな淫らなものがこの世に存在するということを知ってオレはとても興味を持ったのだが、ではそれがいかなるものなのか、ネットで検索してもなかなかよくわからない。素材はシルクであるとか、レースのついたカワイイものとか、Tバックとかヒモパンとか、そんな情報は入手できたのだが、そもそも具体的なイメージがつかめないのである。まさか女性の下着売り場に行って、店員に「すみません、勝負パンツってどんなものですか?」と訊くわけにもいかない。ただの変態扱いされるだけである。女性の下着売り場というのは男性にとって決して足を踏み入れてはいけない性域、いや聖域である。オレは近所のイズミヤで買い物をするとき、女性の下着売り場を突っ切っていけば近道になるときでも決してそこに足を踏み入れることはなく、わざわざ遠回りするのである。

 そうした疑問を解消できないままにオレはドンキホーテの店内で男性用の勝負パンツを発見したのである。あのカリスマAV男優、加藤鷹プロデュースとそこには記されている。加藤鷹と言えば、AVには全く興味ないオレのようなまじめな人間でもその名前を知るほどの有名人である。その名前を冠している以上、これぞまぎれもない勝負パンツである。オレは思わずそのパンツの写真を撮ってしまった。

なんだこの腰簑のような変なパンツは!なんなんだこのふんどしは!





 そのすぐ横にはもっと変なパンツも存在した。まだ文明の恩恵を被っていない未開人たちの中には、全裸にペニスケースというスタイルで生活する種族もあるという。それを思わせるようなバナナ型の突起をもった象さんパンツがチンレツ(陳列)されていたのである。こんな恥ずかしいパンツを買う男がいるのだろうか。あまりの変態ぶりにオレは唖然としたのである。もしも女性との最初のベッドインの時に、そんな変態パンツをはいてると女性はあまりのおかしさに吹き出してしまいそもそも勝負が成立しないような気がしたのだ。



 とっくにオッサンになってしまったオレにとって勝負パンツなんてものは無縁なんだが、これから多くの女性と一戦交える可能性のある有為の若者たちにとって、もしかしたら勝負パンツというのはとても大切なアイテムかも知れない。そう考えるともっとまじめなアプローチの方法でデザインされた勝負パンツもあっていいのじゃないか。そう思ってオレは別の棚を見て回った。
 そこで見つけたのである。オレが想像したとおりのパンツがちゃんと存在した。そう、である。直江兼続である。上杉家である。毘沙門天である。戦国武将シリーズのこのパンツこそ、日本男児にとって勝負パンツにふさわしいものであるとオレは思ったのである。ズボンを脱いだときにこの「愛」のパンツが出現したら、女性はその心意気にきっと涙を流して喜ぶだろう。



 そんなくだらないことを考えつつ、オレはドンキホーテの店内で買い物を続けたのである。それにしてもあの変態パンツ、いったい誰が買うのだろうか?もしかしたら女性は恋人にこんなパンツをプレゼントしたくなるものなのだろうか?オレには永遠の疑問である。



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2009年07月04日(土) カリフォルニア州は破産するのか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 日本で破産した地方自治体というと夕張市を誰もが思い浮かべるが、その予備軍とも言うべき財政状況の自治体は外にも存在する。そんな危惧はアメリカでも同様なようで、オレはこの記事を読んで驚いたのである。

財政難の米カリフォルニア州、ついに「借用証」
 【ロサンゼルス=飯田達人】深刻な財政難に陥っている米カリフォルニア州は2日、納入業者などへの支払いができなくなったため、通称「IOU」と呼ばれる借用証の発行を始めた。
 返済の保証はなく、金融機関が換金を拒めば、ただの紙くずとなる恐れもある。アーノルド・シュワルツェネッガー知事はすでに非常事態を宣言したが、事態は深刻度を増している。
 AP通信などによると、同州の赤字は260億ドル(約2兆5000億円)に達し、とりあえず33億ドル(約3200億円)分の借用証を印刷することにした。金利は3・75%で、10月2日が換金の期限。福祉団体や自治体への支払いにも用いる。
 金融危機に陥っている金融機関が換金に応じるケースは限定的とみられ、州政府が資金を工面するには、支出の大幅カットしかない。同州は1992年に暫定的に借用証を発行したことがあるが、本格的な発行は30年代の大恐慌時以来となる。(2009年7月3日19時32分 読売新聞)


 アメリカは最悪期を脱して今は回復基調にあると言われてきた。しかし、このような報道を知ると事態は相当にやばいのではないかと思われる。自動車産業の衰退でデトロイトなんかも巨額の税収が消えるわけで、その一方で生活困窮者は増える。地方自治体の努力にも限界があるだろう。

 日本もこれから自治体の財政破綻が実際に起きていくはずだ。このまま行くと沈没間違いなしだった大阪府は、橋下知事の登場で一息ついた。彼の改革が成功すれば危機を回避できるだろう。

 10月2日の換金期限までに、カリフォルニア州は3200億円を調達できるのだろうか。その返済のために新たに借金して、その返済のためのまた借金して・・・と雪だるま式にさらにふくらんでいくような気もする。そのときにどんなことが起きるのか。

 このカリフォルニア州の悲劇は決して日本の地方自治体と無関係ではない。そのような事態に陥ったときどうすればいいのか。将来に日本で起きるだろう地方自治体破綻の先行事例として、その行方を注目したいのである。しかし2兆5000億円なら大阪府と同じくらいじゃなかったかな。やい大阪府、本当に大丈夫なのか?急に府民税5倍とかにしたら怒るぞ。


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2009年07月03日(金) 公費で塾に行かせようとする馬鹿        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 塾に行けば誰でも成績が上がるのかというとそうではない。オレは「成績が悪いから塾へ行く」という考え方が大嫌いだ。なぜ成績が悪いかというと、たいていその生徒が授業中に教師の話をろくに聞かずにぼんやりしていたり、宿題をしないでゲームばかりしていたりしているからである。その原因を排除しないで塾に通わせても、学校の授業をますます軽視するようになるだけである。オレはこの読売新聞の記事を読んで唖然とした。

養護施設の中学生に塾の月謝、国と地方で支給へ
 厚生労働省は、児童養護施設に入っている中学生に塾の月謝を支給する。
 都道府県と半額ずつ全額を負担する。来週中にも正式通知する。
 親の生活苦や虐待などの理由で施設に入る子供たちの学習の遅れが指摘されており、「学習環境が十分でない」とする施設側の要望に応える。
 厚労省家庭福祉課によると、3000人の塾通いを想定し、塾の月謝に使うことができる費用として今年度は7280万円を充てる。4月分からさかのぼって支給する。
 児童養護施設に入る子供に、給食費や教育費などの費用が国と都道府県から支給され、中学生は教材費などの加算はあるが、塾の月謝に充てることはできない。
 一方、厚労省の調査で、児童養護施設の子供の約26%に学業の遅れがあるとする結果が出ている。全国児童養護施設協議会は、学習費の拡充を求めてきた。
 厚労省は、「中学生の塾通いはもはや一般的となっている」と認めることにした。
 都内などでは先行して塾通いを始めた施設の中学生もおり、都は6月までに請求があった8施設に計約100万円を支給している。
 東京・練馬区の児童養護施設「錦華学院」は、1人約3万円の月謝で2人の中学生を塾に通わせている。土田秀行施設長は、「施設は日常の業務に追われ、学習指導では宿題をみるのが精いっぱい」と話している。
 厚労省家庭福祉課は、「学習機会を一般家庭と均等にし、学習意欲を高めたい」としている。(2009年7月2日05時22分 読売新聞)


 塾通いなどしなくてすむように、学校できちっと教えることの方が大切じゃないのか。こうして塾に丸投げすることを厚生労働省が勧めるなんてオレには正気の沙汰とは思えないのである。なんでこんなむちゃくちゃな発想が出てきたのか。

「児童養護施設の子供の約26%に学業の遅れがある」ということだが、残りの74%には学業の遅れが出ていないのならそれで十分じゃないか。それとも今の中学校で全員が100%学校の授業内容を理解しているというのだろうか。その「26%の遅れ」というのはどういう統計手法で出てきた数字なのか。クラス平均点よりも低い生徒が26%ということならば残りの74%は平均よりも上ということになり、だったら一般の生徒よりも児童養護施設の子どもたちの方が成績がよいということになるじゃないか。

 塾に通わなければ受験勉強ができないなどというのは間違った発想だ。その気になればいくらでも市販の問題集や参考書で勉強できる。学習の基本は自学自習である。月3万円の塾の月謝なんてものを公費から支出するなんてあまりにも馬鹿げている。そんなことをしてやらなくてもできるヤツはできるしできないヤツはできない。塾に行ってる生徒が100%できるようになるわけではない。結局は本人の努力しようとする姿勢と能力なのである。

 不幸にも自分が親の元で生活できずに児童養護施設にいるという運命をしっかりと受け止めて、必死で努力することで自分の手で自分の将来をつかみ取ることこそが大切なことであり、そこに「塾に行かせる」という形で支援する必要は全然ないのである。

 頭のいい人間は学校の授業だけでちゃんと理解できる。家で復習する必要などなくその場でわかるのである。中学校までのオレがそうだったのである。オレは中学生の頃は宿題さえもよくさぼっていた。家でも勉強しないと高度な内容についていけないという状況になったのは高校に入ってからだった。学校の授業だけで理解できない普通の人間は、家でちゃんとわかるまで復習すればいいのである。宿題を自力でがんばって解き、それでもわからないところがあれば翌日学校で教師に聞けばいいのである。

 塾と学校は違う。学校は小学校や中学校の学習指導要領で定められた内容を体系的に学習するための場所だが、塾は問題を解く技術だけを教えてくれる所である。「頭の悪い生徒にもとにかく問題を答えさせる技術を与える」のが塾なのだ。塾に行ったから賢くなれるのではなく、問題が解けるようになるだけである。賢くなるためには学校でちゃんと勉強するべきなのである。偏差値35の落ちこぼれの生徒を普通のレベルにまで引き上げるのが学校であり、偏差値35のままで高校入試を突破させるのが塾なのである。塾といういわば「教育のノミ行為」を公費で支援するなどふざけるなとオレは言いたいのである。ついでに言うなら昔の学校はできない子を居残りさせてわかるまで教えてくれたりということがあったのだけど(オレは早く帰りたいのにそのお手伝いとかよくさせられたよ)、今の教師は忙しくてそんな余裕もないのか。公費で塾に払うゼニがあるのなら、そうやって居残りで勉強を教える先生方に手当でも出した方が、より効率的に予算も使えるし、養護施設の子だけに限らずできない子みんなを救えると思うのだ。

 今の時代、生活もきちっとしていてまじめだけど勉強ができないなんてのは極めてレアケースで、成績の悪い生徒はたいてい生活規律もめちゃくちゃだし時には性格そのものも悪いことがある。そうした子どもを作り出したひどい親の放任家庭よりも、ちゃんと四六時中の生活が監督されてる養護施設の方が勉強にふさわしい環境のようにも思えるのだが。オレが知ってる大阪のとある養護施設の職員さんたちは本当に熱心で、子どもたちに勉強を教えてなんとかして公立高校に入れるようにとがんばっている。この記事を読んだら彼らは一言「あほか!」と答えるだろう。


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2009年07月02日(木) きみは1万回の腕立て伏せができるか?        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 腕立て伏せ1万回できるのはかなりのスーパーマンである。千葉県の松戸市(マッド・市ではない)の消防局はどうやらそうしたスーパーマンでないと入れないらしい。そのエリート集団の中で激しいいじめが起きていたことがこのほどバレたのである。。読売新聞の記事を引用しよう。

松戸市消防局で激しいしごき、新人消防士の半数退職
 新規採用の訓練中の新人消防士に1万回の腕立て伏せなどのしごきをしたとして、千葉県松戸市消防局は1日、幹部ら11人を減給などの処分にしたと発表した。
 訓練に参加した消防士10人のうち5人が相次いで退職する事態となった。
 4人は4月、「しごきやいじめで退職を余儀なくされた」と松戸市に計1210万円の損害賠償を求める訴えを起こしている。
 松戸市消防局によると、訓練は2005年度に採用された消防士10人に06年3月から約2か月間、市消防訓練センターで行われた。指導職員が、「訓練中にヘルメットを外した」と新人にコンクリート上で約1時間正座させたり、「代わりはいくらでもいる」「ぶっ殺してやる」などの暴言を吐いたりした。
 さらに、訓練中に「ここを辞めろ」と強要された新人は、休日に呼び出され、腕立て伏せ1万回を命じられた。800回以上続け、力尽きたという。
 辞めた新人から2月に訓練指導記録の証拠保全の申し立てがあったことから、内部調査していた。
 この結果、訓練の責任者だった当時の企画管理室長ら幹部ら3人を減給1か月(10分の1)、指導にあたった職員ら4人を戒告の懲戒処分とした。また、他の職員4人を訓告や厳重注意とした。
 松戸市消防局の佐久間峰男局長は「パワーハラスメントやいじめがあったと受け止められても仕方がない。市民の信頼を損なったことは遺憾。心からおわびする」と陳謝した。(2009年7月1日21時31分 読売新聞)


 消防士というのが体力を必要とする世界であることはよくわかる。しかし、コンクリートの上での1時間の正座に果たして意味があるのだろうか。それは指導の名を借りたただのいじめではないのか。「代わりはいくらでもいる」「ぶっ殺してやる」に至っては、何か大きな勘違いをしているような気がしてならない。こんなクソ上司こそクビにしてしまえばいいのである。まともな人間の中に代わりはいくらでもいるのである。こんなクソ野郎をあえて雇っておく必要はないのである。

 この「新人いじめ」が消防局の伝統的体質であったことは間違いない。自分に自信がないクソみたいなヤツほど、後輩いじめによって自己をアピールしようとするものである。この連中はまさにその典型だろう。

 いじめによってやめさられた4人の損害賠償の訴訟相手がマッド・・・じゃなかった松戸市になってるが、本来それを支払うべきはいじめを行っていた上司の方だろう。そんなくだらないことのために市の公金を使うのもどうかと思うのである。ただ、こういう事件の場合「使用者責任」が会社や組織に及ぶわけだから市が訴訟を起こされたわけである。ちゃんと採用時に問題を起こしそうなクソはちゃんと見抜いておきたいところだが、なかなか100%阻止するわけにもいかないのである。

 消防局の連中のこの激しい勘違いぶりをみて感じるのは、もしかしたらこの上司たちは頭の中が昔の軍隊の下士官たちと同じだったのではないかということである。昔見たことがある戦争映画の中で部下に対して理不尽ないじめを行い、気にくわないことがあるとすぐに鉄拳制裁する場面が描かれていたが、松戸市消防局のいじめはどうもその延長としか思えない状況だ。

 減給1か月(10分の1)や戒告という軽い処分ならばほとんどお咎めなしと同じである。こんなひどいことをしたのにクビにもならなかったわけで、このサディストどもはまたほとぼりがさめれば新人いじめに精を出すのだろうか。せめて顔と名前を報道してくれよ。


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2009年07月01日(水) 世界一遅れた国は中国です!        ブログランキング投票ボタンです。いつも投票ありがとうございます。m(_ _)m 携帯用URL by Google Fan

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 未だに武力で領土拡張が可能だと思ってる勘違い国家、それは中国である。とっくに廃れた「帝国主義」はあの国の指導者たちの中でまだ生き続けてるのである。そんな中国政府にとって、自分たちの国家の間違いを国民に気付かれるととっても困る。自分たちが侵略と虐殺を繰り返してきていて、今もその罪を認めていないという事実を国民に知られたくないのである。そのためにはインターネットを規制しないといけない。中国の人民がオレの日記のような有害サイトに接続して「チベット侵略」のことなどを読むと困るのである。

 日本やアメリカでは国民に「知る権利」があるのは至極当然のことだが、中国ではそんな権利は最初から存在しない。どうやらあのいびつな情報統制国家は自国のルールを世界標準にしたいという大それた野望を持っているようである。読売新聞の記事を引用しよう。

中国、インターネット閲覧規制ソフト義務化を延期
 中国政府は30日、7月1日から始める予定だった、特定サイトの閲覧を規制するソフトのパソコンへの搭載義務付けについて、実施を事実上、延期すると発表した。
 「メーカーの準備不足などを考慮し、搭載を遅らせることも認める」としている。ただ、義務付けの方針は変えておらず、制度撤回を求める米国などとの協議は引き続き難航が予想される。
 閲覧規制ソフトは中国政府が5月下旬、「青少年をポルノなどの有害情報から守る」として、国内で販売するパソコンへの搭載義務付けを通告した。これに対し、日米欧の業界団体などは、自由な情報の流通が妨げられるなどと再考を求め、米政府も「世界貿易機関(WTO)の協定に抵触する懸念がある」と反対している。(2009年6月30日23時22分 読売新聞)


 とりあえず今回、閲覧規制ソフトの義務化は延期されたのだが、その方針を中国は変えて得ない。ここで大切なことは、中国政府が規制しようといているのは決してポルノなどではなく、政府にとって有害な情報なのである。それはたとえば共産党幹部の腐敗や汚職の実態、刑務所での厚遇ぶりなど国民が激怒するような内容である。そうした事実を書いているブログやニュースサイトを規制して国民が読めなくなる一方で、サイト開設者に対する徹底的な政治弾圧を行うのだろう。もしかしたらオレのところにもサイバーテロがあるかも知れない。

 ただ中国のことだから、その閲覧規制ソフトを骨抜きにするようなソフトをきっと誰かが開発するとオレは思うのである。だって中国人民は基本的にエロサイトが大好きなのである。中国の検索サイトに「百度」というのがあるのだが、ネット上に落ちているエロ動画を探すにはその「百度」がもっとも役に立つ。もちろん教育者たるオレはエロ動画などには全く興味がない。「百度」を使えばサクサクとエロ動画が拾えるという事実を検証したのは研究上の必要やむを得ずのことである。そのあたりはどうか誤解しないで欲しいのである。

「百度」を使ってネットでエロ動画を検索しまくってる中国のオタク野郎はおそらく日本の変態人口の百倍くらいはいるだろう。

 どうせなら日本の優れたアニメやマンガのコンテンツは、すべてその中国製閲覧規制ソフトではじかれるようになって欲しいとオレが思うのである。あんなひどい政府を国民が支持していて、その状況を何一つ変えられないるような3流国家の連中に、日本のすばらしい文化を理解するのは無理だろう。だったらいっそ検閲ではじいてくれる方がいい。最初からあの国の連中には観られない方がいいのだ。変な言いがかりをつけられても困るのである。共産党の幹部の支配する政府がいつも事実をねじ曲げて国民に知らせ、日本叩きを政治的な道具として使うことばかり考えているあの3流国家の国民が真実に目覚めるにはあと500年くらいかかるだろう。もっともその時には人類はすでに滅びているかも知れないが。


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