2005年06月30日(木) |
これを梅雨と呼んでいいのか? |
携帯用URL
| |
|
梅雨入りしたはずなのに雨が降らない。新聞で見る天気図からは梅雨前線が消滅していたりする。日本中が水不足なのに新潟でだけとてつもない豪雨が降ったりしている。全くわけがわからない天気なのである。今朝も蒸し暑い曇り空だった。オレはいつものようにガンガン冷房を効かせたクルマで出勤した。職場も冷房がガンガン効いてひんやりしていた。
たぶん午前10時過ぎくらいだっただろうか、窓の外の激しい雨音にオレは度肝を抜かれたのである。ダダダダダ・・・というまるで第二次大戦中の戦闘機が空から機銃掃射してきたような激しい雨音と、巨大バケツをひっくり返したような大量の水が降ってきていたのである。この瞬間に外を歩いていた人は一瞬のうちに濡れ鼠になったことは間違いない。無防備にTシャツ一枚で歩いていた女性は濡れてスケスケになって乳首や下着が透けてしまったに違いない。外を出歩いてそんなラッキーな瞬間を目撃したかったのだが、残念ながらオレは仕事中だったのだ。
この激しい雨は「五月雨」「梅雨」のイメージとはあまりにもかけ離れている。これはまぎれもなく熱帯のスコールである。こんな激しい雨が降るということは、まぎれもなく日本の気候が「熱帯」に属する証拠である。オレは校庭をたちまちのうちに水たまりの海に変えてしまった豪雨の威力にただただ驚いていたのだった。
こんなのは梅雨じゃない。梅雨の雨というのは「あめあめふれふれ母さんが蛇の目でお迎え嬉しいな」と歌うあのやさしい雨のことであり、こんな暴力的な雨とは断じて違うのだ。
それにしてもどうしてこんなに激しく雨が降るのだろうか。オレは不思議でならない。降ってもいい時間の長さが定められていて、その時間内にどうしても降ってしまわないといけないから短時間に集中して大量の雨粒が投下される・・・という具合に一挙に降ったのだろうか。
地球温暖化によって明らかに日本の気候は激変した。5月から10月くらいまで、つまり一年の半分が夏、11月が秋、12月〜3月が冬、4月だけが春、くらいの四季の感覚である。そう、一番長くてうっとおしいのは夏であり、春と秋はどちらも「一瞬」くらいの長さしかないし、最近はその春や秋もほとんど感じ取れないようになって、冬からいきなり夏、夏からいきなり冬という年さえある。四季ではなくて二季になったのだ。気象庁も安易に梅雨入り宣言せずに、「梅雨」と呼ばれる時期が実際に存在してるのかどうか、それをきちっと確かめてから宣言してくれよと思うのである。今日降ったような雨は「梅雨の雨」とはオレは断じて認めたくないんだぜ。
しまった! 雨の一番激しいときにクルマを外に出せば、洗車したのと同じ効果があったのことに気が付いた。まことに残念。
2005年06月29日(水) |
やい上田友子、オレを勝手に売るな! |
携帯用URL
| |
|
上田友子という見知らぬ女から無礼千万なメールが届いた。それはこんなシロモノだった。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
19 INET GATE rakusatu_tuuchi@zero.ad.jp 2005/06/28 18:50
題名:Re:落札通知
Date: Tue, 28 Jun 2005 16:10:41 +0900
From: 上田友子
To: *******@***.***
この度、あなた様を女性会員にセリをさせて頂きました。
その結果、聡美さんが142万円であなた様を落札致しましたので
ご連絡する運びとなりました。
あなた様はVIP会員(無料にて近隣女性にプロフ紹介)とさせて頂き、
無料ポイント進呈致します。会員画面にてご確認下さい。
http://cutybee.hosting-geomax.jp/secret.php?pr=ext458
【聡美さん(32)よりメッセージ】
結婚して時間が経ったせいか凄くマンネリしてきてて、
面白い事がないんです。不倫でもいいから私にとって
新しい一面を見つけたいんです。
絶対に会って貰えるなら明日にでも振込みますのでお願いします。
※お受け取りはあなた様の意思確認後、
落札額の50%【71万円】を聡美さんよりお受け取りください。
※落札内容及び、落札金のお受け取りはこちら
http://cutybee.hosting-geomax.jp/secret.php?pr=ext458
☆登録済みでしたらyahoo、exciteなどのフリーアドレスからでも登録できます。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
このメール内容から推測されることは、どこかに欲求不満の女達のサークルがあって、そこに応募してきた男性会員を女達が入札し、もっとも高額を付けた女が男性会員を落札して、落札額の半分が男に支払われるという仕組みの存在である。
「そんなことありえね〜!」と大声で叫びたくなるような内容である。もしも仮にそのような入札システムが存在するとして、このオレ様との交際権をたったの142万で落札できるとは失礼な話である。もしも沖縄のシーサーのようなご面相でも我慢しろというのならその10倍は払ってもらわないとオレは納得いかないぜ。
とりあえず指定されたWEBサイトを訪問すると、そこは「人妻の穴」というまことに怪しい名前のサイトであった。ぶさいくなのか美人でないのかわからないようにぼかした女の写真が並べられ、空メールを送信して会員登録させる仕組みになっていた。71万円という落札金を受け取るには、ここに会員登録しなさいということである。そこで会員登録したら本当に71万円もらえると信じるほどオレは幸福なバカではない。
ここで試しに空メールを送って・・・と実験してみればもっと面白いのかも知れないが、すでにオレのメアドには毎日100通を超える迷惑メールやspamメールが届いているのである。こんな怪しいサイトにメアドを通知したらその迷惑メールがさらに増えるだけである。そんなことするわけないのである。
やい上田友子、このオレを交際相手として欲しいのなら正々堂々とメールや掲示板での書き込みでアタックしてこい。自慢じゃないがオレはよくモテる。そのオレにアタックするということは並み居るライバルたちと戦って勝ち抜く自信がないといけないのだ。どうだ、勝ち抜く自信はあるのか。おまえの自慢は何だ。容姿に自信があるなら写真付きのメールを送って来い。一枚は上半身のUPで、もう一枚は水着写真だ。スクール水着は不可だ。
それにしても最近の出会い系サイトの勧誘は手が込んでるぜ。オレは届いたメールを題名だけ見てどんどん削除するのだが、題名だけで削除されないように必死で偽装してくるのが笑えるぜ。こんなのにひっかかる究極のバカがどこかにいるのか?きっとそのバカは戦艦大和を超えた超弩級のバカだな。
2005年06月28日(火) |
遠井のゴローちゃん、なぜ死んだ? |
携帯用URL
| |
|
遠井吾郎、プロ生活20年の通算成績は1919試合に出場、5281打数1436安打、137本塁打688打点、打率.272である。この記録自体は平凡かも知れないが、オレにとって彼の印象が強烈なのは、物心付いて野球をはじめて観るようになった頃の阪神タイガースの4番打者が遠井吾郎だったからだ。
彼は1958年に阪神に入団し、1966年には打率.326でリーグ2位(ちなみにこの年の首位打者は長嶋茂雄)を記録、藤村富美男が引退してから田淵が入団するまでの「貧打」阪神を支えた中心選手だったのだ。阪神ではあの江夏豊や村山実が活躍し、巨人には王・長嶋が君臨してV9を達成した時代に阪神の4番を打っていた男がこの遠井吾郎だったのである。
入団したばかりの掛布は「あんなに腹が出てるのになぜ上手に内角球が打てるのか」とその技術に度肝を抜かれたという。遠井は酒豪であったことでも有名で、試合が終わってからもよく飲みに出かけ、それでも翌日の試合できっちり活躍していた。鈍足で有名だったが、確かオールスター戦で一度奇跡のランニングホームランを記録しているはずである。失策をしないことでも有名だったが、それは単に鈍足のために守備範囲が極端に狭く、無理にボールを捕りに行かないからだったという説もある。実働20年の割に打数や安打数が少ないのは、試合終盤になると自ら申し出て守備固めのために退くことが多かったからである。
4番を田淵に譲ってからは引退する1977年まで代打の切り札として活躍した。正確にミートする技術は衰えず、代打出場だけで打率3割をこえた年もあった。その人柄から仏のゴローちゃんと呼ばれてファンに親しまれ、ファールフライを危なっかしくキヤッチするだけでスタンドが湧いたという。
かつてデブが多くて「阪神部屋」と揶揄されたチームの中でもひときわ巨体を誇った彼は、今のみんなスマートになってイケメン揃いのタイガースの選手達を見て何を感じていただろうか。退団後は曾根崎新地でスナックを経営していたという。もしかしたら店の酒をほとんど自分で飲んでしまっていたのではないだろうか。
輝かしい記録は残さなくても、阪神ファンの記憶にはしっかりと残ってる選手がいる。平成17年6月27日、遠井吾郎は肺ガンで入院していた東京都内の病院で死去した。享年65歳。彼もまた、多くの熱狂的な阪神ファンに愛されるタイガースの歴史と伝統を築いた選手の中の一人であったことは間違いない。阪神一筋に在籍20年は藤村富美男の23年に次ぐ長さである。
2005年06月27日(月) |
なんでおまえらにゼニ払わんとあかんねん! |
携帯用URL
| |
|
オレはかなりの税金を払っている。毎月の給料からガンガン源泉徴収で引かれる税金以外に、株式投資で稼いだゼニもしっかりと申告して税金を払っている。株で稼いだ分は申告納税なので、オレの手元に地方税を払えという通知が届いた。かなり高性能なノートパソコンが買えるような金額を「払え!」と書いてあるのである。しかも、期限までに払わなかったら利子まで取ると書いてあるのだ。文言だけ見るならまるで架空請求である。
実に無礼なヤツらである。てめえら公務員は誰のおかげで喰わしてもらってるのかわかってるのか。少なくともゼニを払ってもらう以上、こんな傲慢な書き方はないだろう。せめて
「我々貧しい公務員のささやかな生活のために江草さまの多大な収入の中からほんのわずかのお恵みをいただきとうございます。」
くらいの丁重な書き方がなぜできないのか。まあ、奈良市長と違って免除してもらえるようなコネはない善良な市民であるオレはとりあえずこの税金は払ってやるが、もちろん納得して払うのではなくてイヤイヤ払うのである。
その払いたくない理由の最たるものは、オレさまからこうして強引にぼったくった税金の使い道が全く馬鹿馬鹿しいものだからだ。たとえば都道府県議会の議員のボーナスはなんだ。47都道府県議会のすべてで、議員の期末手当(ボーナス)を算定する際、基準となる報酬月額になんの根拠もなく20〜45%を加算していると知ってオレはあきれた。大阪府のような破産寸前の自治体でもこの増額が行われてるのだ。
自分たちの所属する自治体が沈没寸前のタイタニック号であることがわかっていないボンクラどもがそろって府会議員になってるのだ。だからこんなことになったとも言えるのだが。この増額というのは、国会議員に対して行われていたものをそのまま地方議員にも勝手に適用したようである。この加算の結果、ボーナスの支給月数は東京都が約5.1カ月分、ほかは約4.8カ月分が支給されているという。
すでにかなりの高給取りのはずの議員が、こんなにボーナスももらってるというのがオレは許せない。その上ろくに仕事もせずに談合の口利きでさらに税金を無駄遣いさせ、謝礼はしっかりポケットに入れてる連中になんで高給を払うんだ。議員なんかみんなタダ働きにしてしまえ。そうすれば奉仕の精神で市民のために働くという人しか議員にならず、悪人顔ばかりの今の痴呆じゃなかった地方議会も少しはマシな顔ぶれになるだろう。全くオレさまのゼニをなんだと思ってるんだ。おまえらクソ議員の贅沢のためにオレさまの大切なゼニをぼったくりやがって。クソ議員どもはオレのような高額納税者の前に出れば土下座して感謝の気持ちを表明するべきだぜ。
2005年06月26日(日) |
汚れた水をじゃんじゃん送ります! |
携帯用URL
| |
|
高度成長期の日本では各地で工場排水による環境汚染、そして公害病が問題となった。今は同様のことが中国で起きているのである。中でも長江上流の漢江は重大な汚染地域であるという。流域には抗炎症剤や避妊薬などの原料に使われるサポニン製造工場が二百以上密集、それらがステロイドホルモンなどを大量に含む未処理排水を年間計六百万トン垂れ流しているというのだ。その結果、深刻な環境破壊が発生しているのである。化学工場や薬品工場の排水だけではなく、生活汚水やゴミ、寄生虫などによる汚染はかなり深刻らしい。
ところが中国では、その汚れた長江の水を運河で国土の北半分に運ぶという国家水利プロジェクト、「南水北調」が進められてるのだ。この構想は1950年代から練られてきたのだが、南北に3本の運河を築いて、水不足が深刻な黄河流域に運ぶのである。3本のルートのうち、東と中央はそれぞれ2007年、2010年に開通する予定である。完成すれば年間448億立方メートル(これは黄河の水量に匹敵する)の水を運ぶというかなり壮大なプロジェクトなのだ。
さて、そうやって運ばれる水がちゃんと使える水なら何も問題はない。ところがさまざまな化学物質で高度に汚染された水が運河によって運ばれてくるのである。しかも、この国家的プロジェクトにかかった費用が水道代に上乗せされるのでかなり水道料金も値上がりするのである。この杜撰さはまるで日本みたいである。もっとも中国のような一党独裁国家では国家プロジェクトを批判することはタブーであり、この「南水北調」計画に逆らうことは許されないのである。今から工場排水への規制を強めたところですでに河川は十分に汚染されているし、地下水まで汚染されてしまってる以上もうどうしようもない。
長江に建設中の三峡ダムにしても同様だ。結果的に多くの文化遺産が水没することになるわけで、三国志ファンのおれとしては白帝城や孔明が築いたという石陣が水没するのはあまりにももったいないと思うのだが、国家の発展のためにはくだらない歴史オタクの興味なんかどうでもいいというのもよくわかる。しかし、この「南水北調」計画、どうも怖ろしい結果しか予測できないのである。水道水に有害な物質が大量に溶け込んだり、流域のあちこちを深刻に汚染しながら国中を荒廃させる悪魔のプロジェクトに思えるのである。日本の先端技術の助けを借りないとどうしようもないだろう。
2005年06月25日(土) |
おい鍵田市長、ちゃんと税金を払え! |
携帯用URL
| |
|
政治家というのはとにかくゼニが掛かるのである。議員であっても首長であっても同様に選挙というのはかなりゼニが掛かる。だからいったん当選すればそのゼニを何倍にもして回収しようとして、ゼニの亡者になるヤツが出るのである。そんなことにならないように、大金持ちだけが議員になればいいのかも知れないが、真の金持ちはそんな面倒な仕事に首を突っ込みたくないのである。ただ、今の日本では議員の給料というのはかなり高い。給料以外に使えるゼニもかなりある。だからいったん当選すれば次の選挙までは安泰となるわけで、オレもどこかの議員になりたいのである。
さて、以前にこの日記で取り上げたことのある奈良市長の鍵田忠兵衛氏だが、父親からの相続税を滞納したあげく、その支払いを免除してもらうという便宜を市の職員にしてもらっていたことが明るみに出た。財政再建を公約にかかげながら、自分は税金を踏み倒していたわけだから批判が出る。
ここでオレが不思議に思うのは、県庁所在地の市長ならかなり給料は高いはずである。少なくともオレよりはずっと多いはずだ。それがなぜたった450万円の税金を払えないのかということである。千葉県にも県会議長の花沢という税金を踏み倒したヤツが居たが、こうした「払わないといけないゼニを踏みたおす」連中の精神構造というのはどうなってるのだろうか。たぶん仲間と一緒に飲みに行ったときに「あっ、オレ財布忘れてきた!」などと言ってそのまま友人にたかるサイテー男のような気がするのである。なぜか友人たち全員の分まで払ってしまうオレのような律儀な人間とは正反対の人種なのである。ある意味、小中学校に増えている「給食費を踏み倒すクソ親たち」と本質的には同じなのである。恥という概念を根本的に持ち合わせない人種なのだ。
さらに踏み倒したその税金の支払いを免除させて脱税を合法化するあたり、市長の権限をフルに活かしてやりたい放題だ。オレならそんな市に対して税金の支払いを敢然と拒否するだろう。「市長がちゃんと払えば払います」と主張するだろう。そんなこと当たり前じゃないか。その滞納市長が不信任決議案に対して議会の解散で応じた。選挙にはどれだけ経費としての税金が使われるかアンタ、わかってるのか?
信念を持って奈良市の財政にダメージを与え続けるこの鍵田市長がもしも出直し選挙に出馬するときはいい選挙スローガンがある。「税金は仲良くみんなで踏み倒せ」脱税市民の圧倒的支持を得ることができるぞ。もしかして奈良市には選挙の当選ラインに到達するくらいの脱税市民がいるのか?
2005年06月24日(金) |
裁判官よ、正義の意味を知ってるか? |
携帯用URL
| |
|
劉連仁という名を今どれほどの日本人が知っているのか。第二次大戦中に中国から強制連行されて北海道の炭坑で働いていた彼は、不十分な食事と過酷な労働に苦しみ終戦間近の1945年7月に逃走、その後1958年1月に発見されるまで13年間、戦争が終わったことも知らず、極寒の冬も乗り越えて逃亡生活を続けたのである。1996年、劉連仁氏は国家賠償を求めて提訴した。2000年に劉氏が死去した後は妻の趙玉蘭さんが訴訟を承継している。
1審・東京地裁判決は国に2000万円の賠償を命じたが、控訴審で西田美昭裁判長は地裁判決を取り消して請求を棄却した。原告側は上告する方針であるという。「中国で国家賠償の規定ができたのは1987年で、劉さんが逃亡していた時期は規定がなかった」ことが請求棄却の根拠とされている。国家賠償法の規定では、国家賠償を認める制度がない外国の被害者に対しては日本国も賠償責任を負わないとされる。また、不法行為から20年たつと賠償請求権が自動的に消滅する「除斥期間」についても適用されるとの判断を示した。中国人の強制連行そのものに関しては、旧憲法下での国の不法行為は責任を問われないという「国家無答責の法理」を適用し、国の責任を否定した。
どうもオレは腑に落ちないのである。13年間の彼の逃亡生活はいったい何だったのか。杓子定規にルールをただ適用して訴えを門前払いすることが裁判官の仕事なのか。少なくともそこに不法行為があったという事実が認定されるなら、個人が国家によって不当な扱いを受けたことに対して賠償が行われるべきである。裁判官よ、あんたたちには「正義を実現する力」が与えられてるんだ。オレみたいな暴言野郎と違って、この日本で真に正義を実現することが可能な権力を持ってるのはあんたたちだけだ。どうしてその力を使ってくれないんだ。
オレはこの請求を認めると同時に、日本人が受けた多くの不法行為に関しても賠償を請求すべきだと思っている。シベリア抑留で亡くなった何万人もの犠牲者に対して、捕虜の虐待を禁じたジュネーブ条約違反であるとの抗議は正式に行われたのか、ロシアからの賠償はあったのか。樺太からの引き揚げ船が終戦後の8月23日に留萌沖で撃沈された不法行為に対して、日本政府は正式に抗議して賠償を求めたことがあるのか。それらすべてを「国家無答責の法理」で片づけるのか。この問題に対して日本の政治家は誰も何もできなかったのだ。(どうせロスケの大統領に「問題は存在しない」と無視されるだけだろうが・・・) 日ソ中立条約を一方的に破って満州や樺太で多くの日本人を強姦や虐殺し、千島で終戦時の武装解除に応じた日本軍兵士をその場で銃殺したというロスケどもをオレは許さない。賠償金代わりに千島も樺太も全部日本に寄こしやがれ。
2005年06月23日(木) |
サラリーマンをこれ以上いじめるな! |
携帯用URL
| |
|
サラリーマンには必要経費が認められない。オレは仕事の時にスーツを着ていることが多いが、それは自前で用意しないといけないのである。また、教材研究のために本代をかなり使ってるが、それもまた自前で払わないといけないのである。仕事用に使うノートパソコン二台とデスクトップ二台を買った費用はもちろん自前である。
そうしたすべてのものに対して必要経費が認められない代わりに、一定の金額を所得から控除してくれるという仕組みが「給与所得控除」という制度だ。年間の給与所得控除の総額は給与所得総額(約213兆円)の約3割にあたる61兆円(2005年度予算ベース)である。この61兆円からさらなる税金をぼったくろうと政府は考えてるみたいなのである。この控除額を今の水準の3分の2に減らすと、年収500万円の世帯(夫婦と子1人)で約10万円、年収800万円の世帯で20万円の負担が年間に新たに生じることになる。高給取りのサラリーマンにとってはかなりのダメージである。配偶者控除や特定扶養控除も廃止される方向だという。
こんな税制変更は断じて許してはならない。もしも今の財政悪化の責任がオレにあるのなら、どんな罰も甘んじて受けよう。税金が10倍になるようなペナルティでも甘受しよう。(おっと、そうなると収入を越えてしまう) どっこいそんなわけがないだろう。てめえら政府の馬鹿どものゼニの使い方が悪かったから財政状況が悪化したのであり、100%オレのせいなんかではないのである。オレ同様に馬鹿正直に源泉徴収で税金を支払ってきた日本中のサラリーマンには何の罪もないんだぜ。全くひどいことしやがって。
この見直しに関して政府税制調査会の石弘光会長は「この国を支えるには、サラリーマンに頑張ってもらうしかないというメッセージを送りたい」と発言したという。それはただ「取りやすい所からもっと取る」だけのことであって、税負担の公平とはほど遠いどころか、ますます不公平は拡大するのだ。ガッポリ脱税しているパチンコ屋や不動産業者、風俗嬢やヤクザといった連中はそのままにして、これまでまっとうに税を払ってきたサラリーマンからさらに取ることのどこに正義があるのか。
いっそのこと日本中のサラリーマンが一揆を起こして全員が個人事業主として独立し、自分が働いている会社と個別に契約を結んでるものとして確定申告するようにしたらどうだ。どんなつまらない支出もみんな必要経費にいれちまえ。そして「オレは源泉徴収を拒否する」と次々に宣言したら面白いぜ。
国にゼニがないのならてめえら議員の定数や給料を減らせよ。どうせ使わない武器や兵器をアメリカから買うなよ。川や海にコンクリートで無駄なもの作るなよ。そんなのでゼニを使い果たしたのならすべて自業自得だろ。オレはこんな理不尽な増税には断固反対だ。ついでに貧乏人からもちゃんと税金をぼったくれよ。それが公平というものだ。貧乏もある意味自己責任である。どうせ稼いだゼニをほとんどパチンコ屋にでも使ってしまって自己研鑽に使わないからいつまでたっても貧乏なのである。
2005年06月22日(水) |
清原番長、雪駄はあかんやろ! |
携帯用URL
| |
|
クールビズの動きは国会だけではないらしい。なんと移動の際はスーツにネクタイが伝統だったプロ野球讀賣巨人軍でも、夏場に限ってその禁を解き普段着OKということになったのである。これは大きな改革である。これまでは面白いファッションといえば日ハムの新庄選手の専売特許だったわけだが、これで誰もが目立つことができるようになったわけである。
さっそく6月21日は静岡で横浜・巨人戦が開催されたわけだが、静岡への移動時は堀内監督自ら開襟シャツ姿で登場、清原に至ってはダボシャツ&ダボパンに足元はオレンジ色の雪駄というスタイルだったとか。丸坊主でピアス、日焼けサロンで真っ黒に焼きまくったオッサンがそのスタイルというのはどうみてもインパクトがありすぎである。それは「クールビズ」というよりは深夜にコンビニにたむろし徘徊する凶暴そうな若者のファッションである。どう考えても紳士とはほど遠いぜ。他の選手もTシャツ、ジャージ姿がほとんどだったという。
ここでなぜ移動の際に「スーツにネクタイ」だったかを考えてみたい。スポーツ選手の多くは、ファッションなんか全く気にしないのである。新庄みたいなのは例外中の例外で、たいていは年がら年中ジャージ姿で過ごしても平気な人たちなのだ。もっともそのジャージのブランドやロゴにはこだわりがあったりするのだが。大学の時に体育会のサイクリング部だったオレは、やはり夏の長期間をTシャツに短パンで過ごした。だいたい旅行の時に余分な服を持つ余裕はなかったのである。しかも洗濯が面倒で汚れたままで来ていたものだから汗臭くなって異臭を放っていたのである。野球選手も同じようなものだろう。だからこそちゃんと「スーツにネクタイ」というふうにドレスコードを定めておかないと「何を着ればよいのかわからない」という事態が発生して怖ろしいことが起きてしまうのだ。それは教育指導的な効果を持っていたのである。少なくともスーツ姿という枠をはめればあまりはみ出すことはない。
一般的に制服のない高校は偏差値ランキングの頂点近くに多く、逆に偏差値の低い高校ほど制服が厳しく決められ服装指導も激しいのは同じ理由である。「こんな制服はイヤだ」という叫びは、「こんな制服を着てると頭の悪さがバレてかっこ悪い」の巧妙なすり替えである。
これで巨人軍の選手にスーツを着せた理由がおわかりいただけたと思う。そうしてリラックスして乗り込んだはずの巨人軍の静岡遠征だったが、11−4と横浜の大勝に終わったのである。巨人軍に必要なのはそうしたファッション面の改革ではなく、野球の中身の改革じゃないのかな。このままじゃ広島と最下位争いになるなんて、そんなのはつまらないぜ。巻き返してきて阪神と優勝を争ってくれよ。いや、あくまで「争う」だけでいい。優勝はちゃんと阪神に譲ってくれよ。
2005年06月21日(火) |
阪神タイガースは球界の盟主である |
携帯用URL
| |
|
いったい誰だ?巨人軍は球界の盟主だとほざいた馬鹿は。阪神タイガースこそが実は日本プロ野球の盟主なのである。阪神タイガースの繁栄=プロ野球の繁栄であり、阪神タイガースが強くなることこそがプロ野球の発展なのだ。それをオレはここに高らかに宣言する。その証拠が今回の交流戦の観客動員である。期間中の阪神の観客動員は74万7867人で12球団トップだった。一試合平均で41548.2人である。もしも倉敷や西京極という狭い球場でゲームを行わずにすべて甲子園で試合をしていればこの数字はもっと増えただろう。観客数を水増し発表していた昨年までは東京ドームが観客数第一位だったが、実数発表になってこんなに落ち込んだことからもあきらかなようにもともと巨人の観客動員力は阪神には遠く及ばなかったのである。それがこの交流戦でも立証されたわけである。
テレビの放映権料も人気のない巨人戦は大幅に引き下げていっそマイナス(つまり、球団がゼニを出してテレビの電波にのせてもらうという屈辱的状況)にし、阪神がらみのカードの方は値上げして価値に見合った妥当な金額にするべきだ。ただ、サンテレビは昔から阪神戦完全中継を行ってきたからここだけはその経緯をふまえて据え置くのがいい。あと、CMの時間で不当な差別をする某テレビ局には一切阪神主催の試合を放送させないようにしてくれ。どうして阪神の攻撃前のCMだけがやたら長いのだ。回の最初の打者はいつも終わってるじゃないか。そんな不公平な放送をする局からは総務省が放送免許を剥奪してしまえ。。
しかしそんな状況の中でオレがもっと不愉快に感じるのは最近増えた「にわか阪神ファン」どもである。強くなってからファンになるというその行動は間違っている。オレのように物心ついたときから阪神を応援しているような筋金入りのファンでないとだめだ。最下位を続けた長い暗黒時代を知ってるファンでないと、強いことがどれほどありがたいことであるかがわからないのだ。試合に負ければものをぶちこわし暴れ回るただの馬鹿もいるという。なんてことだ。そんな連中は頭をタイガースモヒカンにして身体でわからせてやれ。
これから阪神がリーグ優勝を10回くらい続け、甲子園で活躍する球児たちがみな異口同音に「好きな球団は阪神です」と口にし、ドラフト会議を控えた有力選手が「あの弱い巨人だけは指名されたら断ります!」と発言するようになって初めて阪神が球界の盟主になれるのである。そのときはプロ野球コミッショナーはこの人しかいない。昨年のストライキ騒ぎの時、事態を収拾できずにただ右往左往していた根来とかいうジジイがいたが、あんな馬鹿ではなくて我々が日本球界の未来を託すに足りる唯一の人がいるじゃないか。星野仙一さん、頼んだぜ。日本に真のプロ野球を根付かせてくれ。
2005年06月20日(月) |
ニートは拉致して強制職業訓練だ! |
携帯用URL
| |
|
日本中にニートがあふれかえってるというのに、日本中の職業訓練施設はどこも閑古鳥が鳴いているという。いっそのことこの働かない連中を無理やりに拉致してきて、施設に押し込めばとも思うが、根っからの怠け者にはあまり意味がないだろう。というか、民間に多くの専修学校や各種学校がすでに存在し、「ものつくり大学」なんてものまであるのに、わざわざ税金を掛けて職業訓練施設なんて作らなくても、そのゼニは経済的に恵まれない学生への補助に回した方がよほど効果的だと思うのだが、なぜか厚生労働省は職業訓練施設を建設するのが大好きなのである。
いったい何を教えてくれるのだろうか。すでに職業能力開発大学校10校、同短大1校、職業能力開発促進センター62か所が、独立行政法人「雇用・能力開発機構」によって民間企業の納めた雇用保険料を使って建設されているのだ。
さらに公立の同様の施設は日本中に200ヶ所以上あるという。今後失業者がどんどん増えれば雇用保険の財源不足が予測され、税率を上げるか失業給付水準を下げるしかなくなるわけだ。雇用保険自体がそんな危険な局面なのに相変わらず予算の大判振る舞いで施設は建てられ続ける。しかし、実際には学生はまるで集まらない。そもそも学生の大部分は学校に遊びに行くのであり、わざわざ勉強するために通うなどという奇特な連中はほんの一握りしかいないのだ。
職業訓練なんてしなくても誰でもできる仕事が街にあふれかえっていて、時間を掛けてわざわざ技術を身につけてなんて思ってるのは若者の中のほんの一握りなのである。だから生徒なんか集まらないのだ。そもそもどんな職業訓練をしてくれるのか。そんなところにホスト科とかデイトレ科はあるのか。(もしもあれば入学を希望する学生は増えるかも知れないが)
この雇用・能力開発機構は昨年に茨城県水戸市にあった「関東職業能力開発大学校水戸短期校」を生徒が集まらないので廃校にした。1984年に開校したが、定員割れが続いていたからである。機構は計29億円をつぎ込んだ15の建物をすべて取り壊す方針だったが、地元住民らから「あまりにもったいない」と批判が高まり、入学者もろくにいないのに1998年に完成したばかりの学生寮など4つの建物は、県立「水戸産業技術専門学院」の施設などとして使われることになった。
しかし、同機構はその直前に同じ茨城県の水海道市では「茨城職業能力開発促進センター」を新設していたのである。同じ頃茨城県は水戸に施設を開設し水海道市では同様の施設を廃止するという逆のことをしていた。なんともチグハグな話である。なぜ連絡を取り合って無駄なものを作らずに済むように工夫できないのか。官僚どもの頭の中には残念ながら「税の無駄遣いはもったいない」という概念は全くなさそうだ。どうやら職業訓練の必要なのはこんな無駄遣いに関わった役人どもだろう。「公僕養成所」でも開設して、この馬鹿どもをせめて世間に迷惑のかからない程度の人間に引き上げてやれよ。
2005年06月19日(日) |
井村屋、こんなカステラはだめだ! |
携帯用URL
| |
|
オレはカステラが好きだ。その中でも一番オレが好きなのは、長崎の「福砂屋」のカステラだ。カステラの中でこれに勝るものはないと断言する。ただ、いつもいつもその福砂屋のカステラが手に入るわけではないので、仕方なく他のもので代用するのだが、今日オレはカステラにまつわるものすごく悲しい体験をしたのである。今夜はそのことを記して、世間にオレの悲劇について訴えたいと思う。
昼飯とおやつを買うためにファミリーマートをなんとなくブラブラしていたオレは、ふとその店内にカステラを発見したのである。そこには「長崎」「しっとり芳しい」「かすてら」「傳承仕立て」「井村屋謹製」の文字が並んでいた。その中の「長崎」「かすてら」の二つのフレーズがオレの脳髄を刺激したのだ。オレはどうしても買わずにはいられなくなった。
長崎カステラと言えば福砂屋か文明堂だ。井村屋なんて聞かないぞとオレの内心の声はささやいたが、「どうしてもカステラを喰いたい」というオレの欲求はその声を無視し、通常ならしっかりと行うはずの生産地のチェックも怠っていた。あとでよく確かめると、井村屋製菓株式会社の所在地は三重県津市となっていたのだが、そのときは見落としていたのだ。
持ち帰ってさっそく包装の銀紙を破ったところ、さすがにコンビニで販売されてるだけあって、このカステラは食べやすいように五切れにすでに分割されていたのである。その一切れを手にとってぱくっとした後でオレは、底に敷かれた紙がカステラにへばりついてることに気づいた。さすがに健啖家のオレも紙までは喰えないのでその紙をはがしてから喰おうと思ってそっとはがしかけると、なんとカステラ底部にくっついたザラメ糖が紙と一緒にはがれてしまうのである。なんということだ。
カステラを喰うときの最大の楽しみは、この底にくっついたザラメ糖を歯で「がりり」とかみ砕く瞬間なのだ。ところが紙をはがせばザラメ糖もカステラの端の茶色の部分も全部紙にくっついてしまい、カステラの方には何にも残らないのである。おいしい部分はみんな紙と一緒にはがれてしまうのである。こんなひどいことがあるだろうか。
オレはあきらめきれず、結局その紙ごと食べることにした。紙に付着したおいしいところを舌でこそぎとって、くちゃくちゃの紙だけになってから吐き出した。吐き出してから悲しくなった。なんてオレは食い意地の張った汚い人間なのだろうか。カップに入ったアイスクリームを食べるときは、オレは必ずカップのフタに付着した分を舐めてから食べ始める。それは果たして大の大人がすることだろうか。ああ、オレはなんて恥ずかしいオッサンなんだ。そして今オレはカステラにくっついた紙を食べている。どうしてオレにこんな屈辱的なことをさせるのだ。なんてことだ。
これも全部井村屋のせいである。もっとまともなカステラを作ってくれ。いや、カステラ自体はおいしかったから許す。紙がちゃんとはがれるようにしてくれ。オレの望みはそれだけだ。オレの望みはただ、カステラの底にくっついたザラメ糖をカステラと一緒においしく味わうことだけなのだ。そのせっかくの楽しみを奪いやがって馬鹿野郎。
2005年06月18日(土) |
暴言車掌、あんたは正しい! |
携帯用URL
| |
|
6月4日、JR中央線国分寺駅で東京行き快速の閉まりかけたドアをこじ開けて乗った男性客に対し、車掌が「駆け込み乗車は危険です。大けがをすることになります。それで大けがをしても、そちら(乗客)の責任です」と車内アナウンスしたという。オレはこの勇気ある車掌に対して拍手を贈りたい。そういう無茶な客のせいで、他の客は迷惑させられてるのである。
ところが「お客様は神様です」と勘違いしてる馬鹿のせいで、そうした正論を誰も言えなくなってしまっている。客はしょせんただの客であって、それ以上でも以下でもない。ただの客が車掌の指示に従うのは当たり前のことだ。一人の駆け込み野郎のために、数百人の乗客が待たされるのは理不尽なことである。その駆け込み野郎が、すでに乗ってる乗客全員にゼニを払ってくれるのなら別だが。
しかし、この暴言放送を聞いた別の乗客がJR東日本に言いがかりをつけ、その結果同社は「言葉に配慮がなかった」と車掌の非を認めて指導したという。無法者の乗客に説諭して叱られたこの車掌にオレは大いに同情する。もしもオレがこの言いがかりの電話を受けていたなら、「アホかおまえは。ホンマのこと言うて何が悪いねん、文句あるんやったら乗るなボケ!」と言い返しただろう。
駆け込み乗車のせいでドアに挟まれて転倒し骨折した人もいるし、衣類のすそがドアに挟まってホームから転落するという事故も起きている。危険な行為に対して注意するのは当然のことだ。そんな迷惑な乗客のせいでダイヤが乱れれば今度は運転士が、あの脱線事故の原因となった、危険な「回復運転」を強いられるのである。とにかく駆け込み乗車をする客が100%悪いのである。こんなヤツらは絶対に撲滅しないといけないのである。その電車を逃したら次の電車が数時間後まで来ないという田舎のことではない。2、3分の間隔で次々と電車が到着するJR中央線で一本遅れてもたいした差はないだろう。そのわずかな時間がどうして待てないのだ、この早漏野郎め!
乗客が急いでるのはおおかた寝坊したり忘れ物をしたりという個人的な事情で、そんなのはどうせ全部が自己責任である。そんなヤツらを救済してやらなくてもいいのだ。車掌は一切の私情をはさまずに容赦なく扉を閉めればいいのである。それでも駆け込み乗車がなくならないのなら、いっそのこと扉を鋭利な刃物にして、扉にはさまれたらすぱっと手足や胴体が切断されるようにすればいいのである。みんなびびって絶対に扉には近寄らないだろう。もちろん、そんな殺人列車が許されるはずがないのだが。
2005年06月17日(金) |
秘技!図書券マジックの終焉 |
携帯用URL
| |
|
オレはかなり昔から図書券の世話になってきた。昔、図書券には額面100円のものがあったことなどみんな知らないだろう。そんな昔から本好きのオレは図書券のユーザーだったんだぜ。そんなオレは親戚の人や知人からも図書券をもらうことが多かった。その図書券が金券ショップに額面よりも安く売られてることを知ってからは、本を安く買うための手段としてオレはいつも図書券を利用していたのである。
しかし、オレにとって最大の図書券の利用法は、なんといっても商品券マジックの一環として利用することだった。商品券マジックというのはオレが提唱する百貨店の駐車場にクルマを安く置ける秘密の方法である。例えば大阪・上本町にある近鉄百貨店の駐車場は、3000円のお買物をすれば2時間無料で駐車できる。お買物といっても別に商品を買う必要はない。3000円分の百貨店共通商品券を買えばいいのである。それで一回クルマを駐めることができる。これが商品券マジックである。
次にクルマを駐めたときは、今度はその商品券を持って本屋さんに行って図書券を3000円分買うのである。それでまた2時間クルマを駐めることができる。今度は図書券マジックである。そういうわけでオレの手元にはクルマを駐めるたびに手に入った商品券→図書券がいつもあったのである。もちろん図書券は最後に本を買うのに使用する。本を買わずに90%ほどの値段で金券ショップに売り飛ばすことも可能だが、そうなると「タダでクルマを駐めた」というせっかくのマジックが意味をなさなくなる。いくら安くても、最終的にゼニを払ったことになればオレの行動はマジックでもなんでもないのだ。最終的にその図書券を使って本を買うからこそ、オレの商品券&図書券マジックは成立するのである。
もっとも最終形の図書券に進化させずに商品券のままで使用して、近鉄百貨店の地下2階でお好み焼きやイカ焼きを食べる時にその商品券で支払ってることも多かったのだが。地下2階にある「とおりゃんせ」はオレの行きつけの店である。前を通りかかると店の人がオレを発見して声を掛けてくるので、他の店には入れないのである。お向かいさんにある「551の蓬莱」には行きたくても行けないのだ。
ところが日本図書普及は16日、図書券の発行を9月末で停止し、プリペイド式の図書カードに一本化することを明らかにしたのである。この図書カードとは1990年の発行開始で、昨年度の発行額が230億円もあり、カードの読みとり機の設置店も全国1万500店に増加したことに加え、図柄を自由に選べる図書カードは贈答品としても優れていることから、図書券の発行停止を決めたという。おなじみのものがなくなるのはなんだか寂しい。この図書カードだが、テレホンカードと同じで残りの金額がよくわからない、きわめて不便なものである。せめて鉄道系のプリペイドカードみたいに金額が表示されるようになって欲しいものである。あとどれだけ買えるかわからなかったら困るじゃないか。悪質な店があって、機械に細工して大目に金額をぼったくられたらどうするんだ。
2005年06月16日(木) |
ライブドア、安さ一番へ名乗り! |
携帯用URL
| |
|
ライブドアは6月15日、東京都のJR山手線圏内を中心に公衆無線LAN接続サービス「D―cubic」(ディーキュービック)を今年の10月から始めると発表した。東京電力系の通信会社パワードコムと提携し、電柱などに約2200カ所の基地局を設置する計画だという。
オレは自宅外でネットに接続するためにエッジ(今はウイルコムに名称変更)を使用しているが、通信速度の点でかなり不満を感じていた。大阪でもこのサービスが始まるのなら迷わずそちらに乗り換えようと思っている。しかし、堀江社長は「2006年末までに関東1都8県に対象エリアを広げる」と発言しているので、どうやら関西進出はかなり遅れそうである。もしかしたら永遠にやってこないかも知れないので、関西は関西でどこか別の会社が始めてくれないだろうか。オレは待てないぜ。
このライブドアによる公衆無線LAN接続サービスは、初期設定費用が1050円、月額利用料は525円(いずれも税込み)という驚異的な安さである。わずか500円そこそこの金額を月々払うだけで使い放題になってしまうのだ。これではもうケーブルテレビもADSLも光ファイバーも太刀打ちできない。光ファイバーによる接続をはじめたヤフ−BBも、これでは首都圏のユーザーを一気に失うことになるだろう。同じ値段の525円まで値下げするなんてことでもしない限り、今の価格差では勝負にならない。
かつて、無料で使えるプロバイダーとしてかなりのユーザーを集めたライブドアは一方的にその無料コースを廃止してしまったが、再びこの公衆無線LANサービスで、今や最大手となったヤフーBBと覇権争いが可能になったのである。かつての仇敵だったフジテレビジョンも映像の転送などに活用するとしている。
ライブドアのこのサービスを利用するために便利な、ペンティアムMやセレロンMを搭載したノートパソコンもかなり安くなった。10万円以下で買えるものもアウトレット店には並んでいる。ついこの間もペンティアムM搭載のゲートウェイのノートパソコンがたったの93000円で売られていた。そんな安物であってもいちおうドライブはDVD-RWだ。HDDも60GBもある。残念ながらオレの手元にあるどのマシンよりもハイスペックなのだ。オレは悲しくなった。
オレの仕事に高性能なマシンは必要なく今のバーガーパソコンで十分なのだが、安くなった高性能マシンを買える初心者がうらやましくてならない。それにしてもライブドア、おまえの所は安すぎなんだ!昔オレはniftyserveのパソコン通信に一ヶ月3万も4万も使っていたんだぞ!
2005年06月15日(水) |
レジ袋有料化には断固反対だ! |
携帯用URL
| |
|
2007年からスーパーやコンビニで商品購入時に配られているレジ袋が有料化されるという。現在日本で消費されているレジ袋は年間305億枚ということで一人300枚近くを一年間に使ってるという計算になる。レジ袋製造のために一年間に消費される石油は日本の石油の消費量の0.23%もあって、日本中で消費される石油の一日分に相当するのだ。どうせゴミにしかならないものを少しでも減らすのは環境問題を考えれば無条件によいことなのかも知れない。しかし、オレはこの動きにあえて反対したい。それは、これが流通コストの増加につながる可能性を否定できないからだ。
その理由は「万引きの増加」である。スーパーで客が商品に対してゼニを払ったかどうかを区別する最も簡単な目安は、その商品がレジ袋に収まってるかどうかである。万引き犯の中に、わざわざレジ袋を持参してその中に盗品を入れる者がいるのはそれが理由である。有料化されれば客がその袋代をケチってマイバッグを持参するようになることが予想される。チラシを必死で見比べて1円でも安い店に流れる主婦たちが、毎日毎日受け取るレジ袋に対してその都度ゼニを払うとは思えない。そのゼニを節約するためにマイバッグ持参派になるだろう。以前から盗品隠匿用マイバッグを持参していた万引き犯たちと、買い物をしたものを入れるためにマイバッグを持参する主婦たちの見分けが付かなくなってしまうのである。
店側はお客のマイバッグの中味が購入された商品なのか盗品なのかの区別ができない。結果的に万引きの検挙率が下がってしまうのだ。しかも万引きという犯罪は、常習性と誘発性がある。一度成功したらまた同じ店で犯行に及ぶという常習性、そして友人が成功したら自分もやってみるという誘発性である。万引き検挙率の低下は一気に被害件数が拡大することにつながるのだ。万引きの被害は商店の売上高の3%にものぼるという。そこから試算すれば日本中の万引きの被害額の合計は1兆円を超えるのである。決し被害は無視できないのだ。
レジ袋はゴミにしかならないというが、そんなにレジ袋は無駄なものなのか。確かに我が家でもレジ袋をゴミ袋として使ってるが、もしもレジ袋がなかったらわざわざゴミ袋を買わないといけない。そんなことは面倒だしコストがかかってしまうじゃないか。確かにレジ袋はゴミにしかならないが、他のゴミとの違いはゴミを包める働きがあるということである。ゴミだけが単独で存在しても散らばったり異臭がしたり周囲を汚したりして困る。ゴミにはちゃんとそれを包む袋が必要だ。レジ袋はその役目をしっかりと果たしてるから無駄じゃないのである。
今までタダだったものをいきなり有料化して、その分の流通コストを下げようとするスーパー業界の陰謀も許すな。オレは断固レジ袋の有料化に反対である!
2005年06月14日(火) |
ハゲは遺伝だ 気をつけろ! |
携帯用URL
| |
|
ハゲは遺伝する。それは確かなことだ。オレの周りを見ても親がハゲてるヤツはたいていハゲが進行している。ちなみにオレの父親もハゲだ。オレも頑張ってるが運命には逆らえないのでいつかハゲる日が来るのだろう。もっとも今ではアートネーチャーやアデランスなどの人工毛髪が進歩してるのでさほど心配する必要はないのかも知れないが。
さて、その遺伝の仕組みだが、ドイツ・ボン大学の研究チームが「ハゲの遺伝子」の有力候補の一つを発見し、米専門誌アメリカン・ジャーナル・オブ・ヒューマン・ジェネティクス7月号(電子版)にこのたび発表した。この遺伝子は男性が母親から受け継ぐX染色体上にあるという。もしもそうなら、父親がハゲなら息子もハゲるという俗説は間違っていて、母方の祖父がハゲなら孫もハゲるということになる。
残念ながらオレの母方の祖父は母がまだ小学生の時に死んでいて、夭折だったからそれから長生きすればハゲたかどうかは全くわからない。だから推理できないわけである。
この研究チームは、40歳以前にハゲ始めた男性のいる家系の血液を分析してみた。その結果、若くしてハゲ始めた人は、X染色体にある男性ホルモン(アンドロゲン)の受容体遺伝子に変異が目立つことが分かった。研究チームでは「遺伝子変異のため頭皮でアンドロゲンの働きが強まって、髪の毛が抜けやすくなるのではないか」とみているとか。なるほど、だったらそのアンドロゲンの働きを抑えれば髪が抜けにくくなってハゲを食い止めることができるのか。簡単じゃないか。そこまでわかってるのなら、早く「絶対に毛が抜けない薬」を開発してくれ。無理に生やそうなどと贅沢なことは思わない。それよりも、今オレの頭皮を覆う髪の毛がずっと保持できればそれでいい。それだけで十分だ。
しかし、この研究は「結婚」という人生の大きな選択に波紋を呼びそうである。つまり、うっかりハゲ遺伝子を持つ女と結婚してしまったら、息子が将来ハゲるというかわいそうなことが起きるのである。それを防ぐためには必ず結婚する前に相手の女性から両親の写真の提示を受け、恋人の父親がハゲではないことをきっちりと確かめる必要がある。もしもそこに見事なハゲ頭が写っていればどうすればよいのか。息子をハゲという運命に負けない強い男に育てるか、あきらめて他の女を探すかのどちらかである。それにしてもなぜ女はハゲないのだ。そんなの不公平じゃないか。
2005年06月13日(月) |
こら日産、もっと株主を大事にしろ! |
携帯用URL
| |
|
オレの手元に日産自動車の株主総会の招集通知が届いた。ざっと目を通したが、取締役の報酬を見てオレはびっくりした。いくら業績が上がってるといってもこりゃないだろう。取締役7人の合計で18億2200万円、一人平均2億6000万とは何事だ!あまりにも高額すぎるじゃないか。ここはアメリカじゃなくて日本なんだ。日本企業ならそれなりの水準というものがあるだろう。これではあまりにももらいすぎだ。
同業他社の取締役の平均報酬と比較してみても日産の報酬は高すぎる。例えば年間の利益が1兆円を超えるという、世界に冠たるトヨタ自動車でさえも平均3500万円(これは逆に安すぎるかも知れないが)なのだ。ホンダは3220万、三菱なんかは経営再建中だから無報酬でもいいくらいだが1492万となる。日産だけが突出して高いのである。これは明らかにゼニの使い方が間違ってる。だからその好調な業績が株価にちっとも反映しないのである。
自動車各社の株価を高い順に並べてみると、2005年の6月10日現在で
ホンダ 5320円
トヨタ 3830円
スズキ 1715円
日産 1070円
ダイハツ 834円
富士重工 441円
マツダ 397円
三菱 141円
となる。経営再建中の三菱が最下位で、外国人に人気のあるホンダが1位というのは納得がいく。しかし、日産の株価がスズキよりも下でトヨタの1/3以下というのは明らかに安すぎる。手元にある会社四季報プロを見ても、日産の理論株価は2058円とあるのだ。その半値程度の株価水準に低迷してるのはゼニの使い方が間違ってるのである。
この際、日産には株主重視の方針をどんどん打ち出してもらって、オレのような個人投資家が喜んで日産に投資し、ついでにその利益で日産車を購入するようなプランを実行すべきだ。ゴーンが仏ルノーに復帰した後を任された志賀COOにはその姿勢が求められるのである。
まず、配当を今の年間29円(配当利回り年間2.71%)から一気に50円にしろ。これで一気に株価は倍に跳ね上がるだろう。ついでに株主には日産車が5割引で購入できる割引チケットを配布してくれ。オレはその割引チケットでフェアレディZを買うぜ。今乗ってる三菱FTOの次にベンツSLKを買うかホンダS2000を買うかで迷っていたのだが、株主優待があるなら日産車にするぜ。
それにしても日産は国内第2位の座に甘んじるのではなく、トヨタを一気に追い越すくらいの気合いはないのか。てめえら取締役が自分たちの報酬のことしか考えてないから負けるんだぜ。
2005年06月12日(日) |
みだらな性行為は禁止なのだ! |
携帯用URL
| |
|
警視庁は6月11日までに、18歳未満の少女と知りながらわいせつな行為をしたとして、東京都青少年健全育成条例違反の疑いで、24歳の会社員を逮捕した。これまで東京都では未成年への性行為に対する禁止条例がなかったが、新たに6月1日から禁止条項が加わった改正条例が施行されたのだ。追加された条文は「何人も青少年とみだらな性交または性交類似行為を行ってはならない」という内容で、違反した場合は2年以下の懲役、100万円以下の罰金を科すとした罰則規定も設けられた。
さて、ここで気になるのは「みだらな性交」の定義である。この世にみだらな性行為とみだらでない性行為があるのだろうか?オレに言わせれば性行為とは「みだらな行為」「子供を作るための崇高な儀式」のいずれかしかないと思っている。だからちゃんと避妊している時点でその行為はかなりみだらなのである。避妊するということは、その行為は子供を作るという生産的な目的ではなく、快楽だけを目的とした遊びの行為であり、それはきわめてみだらなことなのである。
だったら避妊もせずに無防備に行う高校生の性行為はみだらではないかというと、彼らが避妊しないのはただ単に馬鹿だからであり、馬鹿の行う行為はみだらというよりはただのケダモノの交尾レベルなのである。ケダモノに対して「みだら」というのは失礼である。それはただ単に本能だけに支配された行為である。交尾している犬を見ても「うわっ、なんてみだらな犬どもなんだ!」と誰も言わないだろう。昔上野動物園のパンダが交尾したときに新聞にその写真が掲載されたが、新聞に載ったことがすなわち「みだらな行為」ではない証拠である。
さて、この追加条項は「みだら」「青少年」という二つの条件を満たせば自動的に罪になるわけで、どんなにみだらな行為であっても相手が成人女性ならOKであり、いくら行為の相手が青少年であってもみだらでなかったらOKなのである。ここでいうみだらではない条件としては、「真摯な付き合い」「婚約」などが想定されてるという。
この世には同時に十人と真摯に付き合う猛者もいるわけで、それは十分にみだらだと思うし、「婚約」でOKとするなら東京都は公然と「婚前交渉」を認めたわけで、それは公権力による公序良俗の破壊であるとオレは思うのである。そもそも20歳そこそこのやりたい盛りの連中のやってることが「真摯な付き合い」かそれとも「性欲のおもむくままの暴走」かどうかなんてどうやって判定するのか。「ぼくは真摯に彼女とのセックスに取り組んでいます」と胸を張って青年の主張を行う馬鹿がいたらその方がオレは気持ち悪いのである。とにかく何をもって「みだら」か「みだらでない」かを判断するのか。そんなことが果たして可能なのか。脳に電極でも差し込んで快楽の度合いを測って判定するのか。
東京都はこの際素人の都職員や警察官に判定させるのではなくて、みだらな行為の専門家である杉本彩と愛の流刑地でおなじみの渡辺淳一を招いて、さまざまな事例について個別審査させて判定を下してもらうのがいいかと思うのである。
2005年06月11日(土) |
お客の預金はオレのカネ! |
携帯用URL
| |
|
東和銀行というのはいちおう東証一部に上場していて、前橋市に本店のある地方銀行である。その行員たちにはなんと、お客の預金を勝手に着服することが流行していたのだ。1999年8月〜2005年2月までに、東京や群馬など1都3県の6支店で、計5人の行員が客の口座から金を引き出すなどで総額1億2900万円の使い込みをしていたことが今回明らかになったのである。客の預金と自分のカネの区別がつかないような馬鹿行員をこの東和銀行は5人も抱えていたのだ。
その中でも埼玉と東京都内の2支店に勤めていた男性行員(41歳)は、総額で8500万円も使い込んでいた。他の4人は金額が少なかったので全額弁償して懲戒解雇だけの処分で済んだが、8500万になるとさすがに弁償不能な金額で、この一人だけは業務上横領で告訴されることとなった。手口はきわめて単純で、それぞれ法人や個人の口座から複数回にわたって預金を着服し、時には他の口座から抜いた金で穴埋めするなどの稚拙な作業を繰りかえしていたのである。ちょろまかしたゼニは主に遊興費や借金返済などにあてられたという。
なぜこの事件が明るみに出たかという理由だが、2003年10月から今年2月にかけて客から「口座の残高がおかしい」などの問い合わせが相次ぎ、また上司がこの盗っ人行員たちの態度を不自然に感じて調査をするなどで、それぞれ発覚したという。関東財務局は6月10日、この東和銀行に対して銀行法26条に基づき1カ月以内に法令順守態勢の確立を求めるなどの業務改善命令を出した。
しかし、6年近くもバレなかったということは、かなりこの銀行の管理体制はルーズだったんだろう。そんなところにはオレのゼニを預ける気にはならないね。ただ、オレが不思議に思うのは、銀行員というのはそんなに簡単にお客の預金を自由に引き出せるのかということである。5億円くらいちょろまかしてそのまま蒸発してしまうなんてヤツはいないのか。盗んだお金と一緒にかくまってくれる人がいればそのまま死ぬまで逃げおおせるじゃないか。隠れ家から一歩も出なかったら所在は永久に行方不明のままである。
この使い込み行員たちは、せっかくのそのゼニを借金の返済や遊興費などという非生産的な行為に費やしたのだが、もしも株で運用して何倍にも増やしていたらどうだっただろうか。素知らぬ顔でもとの口座に戻して後は知らんぷりということになったのかも知れないのである。バレない行員もきっとこの世のどこかに存在するはずである。もしも行員にオレと同じくらいの投資テクニックがあれば、こっそり5億引き出して一ヶ月後に10%の運用益を出してから元に戻すこともできてしまうんだぜ。
2005年06月10日(金) |
た、助けてくれ!胃が痛いのじゃ |
携帯用URL
| |
|
オレは胃痛持ちだ。オレがこの痛みを最初に感じたのはなんと小学5年生の頃に遡る。それからもずっとオレは胃痛に苦しめられてきたのだ。オレの人生の大部分は胃痛とともに存在したと言っても過言ではない。神経性胃炎とか慢性胃炎とか診断されながらなんとか胃薬を飲んで持ちこたえてきたが、平成2年の冬にオレは吐血して倒れる。十二指腸潰瘍と診断され、入院することになったのである。長いことオレを苦しめ続けたものの正体がやっと明らかになったのだ。
3週間の入院の後、オレには長い通院生活が待っていた。とてつもない量の薬をもらい、それを全部飲んだ結果、食欲は全く無くなりメシが不味くて困った。それを医師に訴えるとまた薬が増えた。ある日、オレは偶然手に入れた「病院の薬がわかる本」で自分がもらっていた薬を調べてみた。すると、「胃酸の分泌を抑える薬」と、その正反対の「胃の働きを活発にする薬」が含まれていたことがわかったのである。試しにその両方を同時にやめてみた。すると、オレには食欲とおいしい食事が戻ってきたのである。そのヤブ病院には二度と掛からないことをオレは誓った。
それからのオレは、少し胃痛を覚えると市販の胃薬に頼った。いろいろ飲み比べてみて「新フジサワ胃腸薬グリーン」というヤツが劇的に効くことがわかった。残念ながらそれ以外のものはほとんど効かなかった。さっそくオレはその胃腸薬グリーンを大量に購入したのである。症状そのものは一進一退で、何ヶ月も痛くない時もあれば、眠れぬ夜が続く苦しい時期もあった。しかし、どんなときもこの胃腸薬グリーンを飲むと痛みはスーッと治まったのである。しかし、昨年その胃腸薬グリーンは突如ドラッグストアから姿を消した。生産終了だった。
オレは新たな薬探しに追われることとなった。胃腸薬グリーンの成分は手元に記録してある。いろんな薬のパッケージをよく読んで、その成分とできるだけ近いものを選んで試すことにした。そしてついに「新マミオス胃腸薬」という代替薬を発見したのだ。値段も胃腸薬グリーンよりも安かった。飲んだらちゃんと効いた。安堵したオレは、ある時に大量に確保するという大切なことをうっかり忘れていた。
さて、薬が切れたので買おうと思って出かけた同じ店にその「新マミオス胃腸薬」はもうなかった。他の店を何軒も回ったがどこにもない。オレは再び胃薬難民となってしまった。夜中に突如胃の痛みで目が覚める。「キャベジン」や「ガスター10」はオレにはちっとも効かない。ああ、どうして見つけた時に死ぬまでの分を買わなかったのだろうか。誰かオレを助けてくれ!胃が痛いのじゃ。
2005年06月09日(木) |
脱線事故に便乗するクソ野郎は死ね |
携帯用URL
| |
|
尼崎市のJR脱線事故に便乗する詐欺野郎が増えているらしい。乗ってもいない電車に「乗っていた」と主張して、被害者を装って見舞金をふんだくろうとするのだ。ただ、単なる思いつきでこの詐欺をしている頭の悪い連中が多く、事故状況を明確に説明できないなどでバレるらしい。(逆に言えば、事故の状況をうまく説明できれば騙せるということなのだろうか)
兵庫県警ではすでに見舞金詐取容疑で男1人を逮捕しており、この火事場泥棒どもの中でも悪質なケースはじゃんじゃん摘発するそうだ。この逮捕された男(37歳)というのは5月15日にJR西から見舞金三万円をだまし取ったという詐欺容疑である。この男は「腰などを打ち、通院を余儀なくされている」と虚偽申告し、伊丹市内の喫茶店でJR西日本の事故の担当社員と面会後、兵庫県警での説明につじつまが合わずにうそがバレて発覚したのである。男はJR西日本に対して「持っていたパソコンなどが壊れた」とうそを重ねて高額の弁償費も要求していたことが新たにわかった。
JR西日本は脱線した電車に乗っていた乗客に一律3万円の見舞金を支給しており、これを目当てに乗客を装う者がかなりいたわけだ。JR西日本側では把握した乗客リストの中で負傷者については入・通院状況をまとめているが、事故状況の説明があいまいなど不審点がある人物についてもご丁寧にリストを作成していた。「本当は乗っていなかったかも知れないリスト」である。虚偽申告なのかどうか、JR西日本の社員には見極めが出来ないので、この不審者リストは兵庫県警に提出された。ここには20〜30人が名前を連ねるという。
こんな連中のために本当に救済されないといけない事故の犠牲者の家族や負傷者の救済が遅れるのかと思うと誠に腹立たしい限りである。便乗野郎といえば、脱線車両が突っ込んだマンションの住民代表を名乗る男もなかなかのものらしい。緊急避難で住んでいたホテルで贅沢の限りを尽くし、6万円のステーキや2万円の寿司の領収書を持ってきてはJR西日本に精算させているという記事が週刊文春にあった。さすがに美食家のオレもそんな高いステーキは食べたことがないぜ。確かにホテルでは自炊できないから食費は掛かるだろう。しかし、ものには限度というものがあるし、こういうことは常識の範囲内で考えて欲しいものである。この便乗野郎がマンションの代表としてJR西日本に「誠意」を求めているのだから笑わせるぜ。関西のイメージを悪くしやがってこの豚野郎。
2005年06月08日(水) |
制服を盗んだのはいったい誰だ? |
携帯用URL
| |
|
電通が全日空のテレビCM撮影で同社から貸与された計200人分の女性客室乗務員などの制服のうち、12人分を紛失していたことが6月7日にわかった。あの電通がこんな不祥事を起こすのかと思った人も多かっただろう。なんとも恥ずかしい事件である。
CMを撮影したのは、電通子会社の「電通テック」で、5月11日夜から12日未明にかけて、閉鎖中の羽田空港第2ターミナルビルで、モデル派遣会社などから募集したエキストラ195人のうち、95人が客室乗務員、97人が地上職員の制服を着用し、全員が整列するシーンなどを収録したという。
制服は電通テックの社員がエキストラに渡したが、撮影終了後の12日午前9時ごろ枚数を確認したところ、客室乗務員用9着、地上職員用3着がなくなっていることが分かった。 着替えや制服の回収は空港内の講堂で行ったそうである。195人の女性が一斉に着替える様はさぞかし壮観だっただろうとオレは思わず想像してしまう。ただ、6人を予定していた回収役の社員が2人しかいなかった上、貸与者と制服の品番などを控える照合表も作っていなかったため、誰に貸与した制服が未回収か分からなくなったという。
出演者やスタッフらが誤って(あるいは故意に)制服を持ち帰った可能性もあるとみて返却を呼びかけたところ、2人分については匿名で返送されたが、依然として10人分が不明のままである。
さて、こうして手に入ったスチュワーデスの制服、どんな使われ方をするのだろうか。コスプレの好きな女性がそれを着用して恋人と楽しむのだろうか。それともヤフオクに出品して売り飛ばすのだろうか。盗んだ方にしてみれば「ほんの出来心」くらいに思ってるだろうが、この事件のせいで今月4日から放映予定だったCMは取りやめとなった。結果的にこの損害は莫大なものになったのである。全日空にしてみれば広告料を払うどころか、こんな杜撰なミスをした電通から賠償を請求したくなるくらいだろう。
電通はとりあえず今回の事件に関して、「全日空に深くおわびするとともに、こうしたことが二度と発生しないよう再発防止に取り組む」としている。全日空は警察に被害届を出す方針だという。電通の社員がこのような不祥事を起こすとは考えにくいので、たぶんこのエキストラの女性達の中に盗っ人がいたのだろう。もしも盗っ人が判明したら、電通はそのエキストラから億単位のゼニをふんだくるべきだ。CM一本分の重みをわからせてやれよ。
2005年06月07日(火) |
偽エンピツで大学受験に失敗した人たち |
携帯用URL
| |
|
中国の大学受験「全国統一試験」は日本のセンター試験などとは桁違いの規模だ。たかだか50万ほどのセンター試験の約17倍の受験生が集まるのである。今年の試験は6月7・8日に実施される予定で、募集定員475万人に対して志願者は867万人もいるのだ。あの反日デモを見れば質はどうかと思うが、とにかく人間の量だけはやたら多い国なのである。
さて、大量の受験生の答案を処理するためには日本のセンター試験同様にマークシート方式で、正解の所を鉛筆で塗って解答させるか、数字を記入させるOCR方式のいずれかが考えられるのだが、その機械が粗悪な代物で2Bの濃さしか読めないという報道には爆笑した。なんてダメマシンなんだ。消し方が不十分で二カ所に塗られたように見えても、その両者を比較して濃い方をわざわざ読み取る日本の機械の精密さとは大違いで、少しでも薄ければその答えははねられてしまうのである。
2Bしか使えないということで、受験シーズンともなると解答に必要な2Bの鉛筆が品薄になってしまう。そこで登場するのが、偽2B鉛筆である。ホンモノが一本0.5元(日本円で約5円)するのに対して、粗悪な偽物は一本0.2元で買えるのだ。この偽物は色が薄くて、機械がちゃんと読み取ってくれないために、鉛筆代のわずかなゼニをケチって受験に失敗するヤツが毎年大勢居るそうである。そんなに鉛筆が足りないのなら日本からまともなのを輸出してやれよ。ただその値段は桁違いになってしまうけどなあ。
実際に2001年には山東省青島市の学生600人が偽2B鉛筆を使って全員0点となり、翌年に再受験を強いられたという事件があったという。泣くに泣けない馬鹿馬鹿しい話である。
もう一昔前のことだが、大阪の地下鉄に自動改札が導入されたときオレは切符の入れ方を色々試してみた。裏返しでも横向きでもOKだった。だが、旅行先の札幌で乗った地下鉄は「切符を表向きで入れてください」という注意があったので、その自動改札機の能力の低さに驚いたものである。しかし、切符を正しい向きに入れるのは当たり前のことで、大阪の自動改札の方こそ、関西人の横着さに合わせていたオーバースペックなものだったのかも知れない。ただ、このオーバースペックこそが、日本のハイテク技術を支えてきたことを忘れてはならない。
試験の答案を機械に読み取らせるという日本の技術を中途半端に模倣してできあがった不完全な機械の気まぐれに、無理やりに人間を合わせないといけないのがどうやら中国流みたいだ。ただ、2Bの濃さだけを読み取る機械なら、筆圧の弱い受験生はちょっと可哀想である。薄くしか書けない可能性があるからだ。韓国では携帯電話を使った集団カンニングが発生した。中国では偽2B鉛筆で大量の受験生が浪人に追い込まれた。どちらの国も、この受験というシステムに関しては日本よりもはるかに劣っているみたいだなあ。しかしその偽物鉛筆、一度見てみたいぜ。日本にも輸入してくれよ。
2005年06月06日(月) |
中年ニート、急増中 |
携帯用URL
| |
|
オレはニート(NEET)がうらやましい。学校にも行かず働かず、それで毎日を暮らしていけるなんてなんて優雅な身分なんだ。オレが密かにあこがれる「それから」の代助のような「高等遊民」でいられるなんて最高じゃないか。
そのうらやましい連中が今どんどん増えている。それどころか高齢化が進んでいるというのだ。特に25歳から34歳までの男性に、2年以上の失業状態が続いていたり、家事も通学もしない層が目立ち始めているという。別にニートでもいいじゃないか。その連中が喰えずに餓死してるとかじゃないだろう。ちゃんと住む家があって、働かなくても仕送りしてくれるありがたい親が居て、それで毎日遊び暮らせるのならいいじゃないか。
最近はネットで株取引をしているニートも増えたという。それでゼニを稼げるのならなおのこといいじゃないか。オレもそんな身分になりたいぜ。あいにく仕事に追われて遊ぶ暇などないのだが、2ヶ月とか半年とかの長期休暇がもしももらえるならどんなに嬉しいだろう。
総務省の労働力調査によると、2年以上の長期失業男性は、今年1〜3月期で46万人。このうち約33%にあたる15万人が25〜34歳で、政府が問題視してきた15〜24歳の失業者3万人よりもはるかに多いことがわかった。
失業者にはまだ働こうとする意志があるからマシだ。最初から就職意志を持たない人はもっと多いのである。同じ調査でわかった非労働力人口のうち、家事も通学もしていない男性は983万人で、5年前に比べて27.1%増えている。この大半は定年退職した高齢者だが、25〜34歳の年齢層も40万人含まれていて、この層は5年前より44.4%も増えて倍近くになってるのである。
それにしてもてめえらどうやって生活してるんだ。オレはそれが不思議でならないのだ。働かないで喰えるほど日本は甘い国なのか。もしかして生活保護を不正受給して遊んでるのか。そんなものを絶対に野放しにするなよ。
働かないでいいというのは大金持ちだけに許された特権であり、貧乏人は誰しも身の丈にあった仕事を探してちゃんと働いているはずである。どうしても外に出て働きたくないのなら、ヒモになるか専業主婦や主夫という形で家庭内労働をしっかりと果たすか、あるいは犯罪を犯して刑務所にはいるか、限られた選択肢の中から選ばないといけない。それにしてもこのニートども、死ぬまでずっとニートで通すつもりかい?「働く」という行為と無縁のまま人生を終われるなんて、ある意味うらやましいぜ。ニートども、いくらヒマだからといって、犯罪に走ることだけはやめてくれよ。
2005年06月05日(日) |
こら! 水はタダじゃないんだぜ |
携帯用URL
| |
|
オレはミネラルウォーターを買ったことがない。ペリエなら買ったことはあるが、あれは天然の炭酸水だから違う。そもそもただの水にどうして高いゼニを払わないといけないのかと思っている。しかし、水の味に違いがあるのは事実だ。その違いはそのまま飲むときよりもお茶やコーヒーにしたときにより顕著に出るらしい。そのため世の中にはその単なる水にゼニを払う人が多いのも事実だ。
先日コンビニでH2Oと大書したペットボトルが売られていた。ただの水がそうしてゼニになるのなら、家でじゃんじゃん詰めて販売したら・・・と言いたくなるが、名水というのはやはり地下水でないとだめらしい。そういうわけで首都圏に近く、富士山のふもとでわき水にも恵まれた山梨県と言えば名水の産地で名高いのである。山梨県内の生産量は記録が残る1999年以降6年連続日本一で、99年の38万キロリットルが2004年には53万キロリットルに伸び、国内シェアの約4割を占めているのだ。
水の場合かなりの重量になるので輸送コストが掛かる。ところが山梨なら東京までかなり近いから輸送費を節約できるのである。そのため最大手のサントリーを含めた30社が地下水を採取しているわけだ。県はそこに目をつけて「ミネラルウォーター税」の導入検討に入った。もちろん業界側は反発を強めている。「課税の根拠がない。導入前提では応じられない」というふうに。もっとも税額は1リットルあたり0.5円だから500CCのペットボトル一本で0.25円という軽微な金額である。
さて、オレはこの課税には賛成だ。その理由は、この地下水の大量使用が環境に与えている影響が極めて大きいからである。富士山麓のあちこちにあるわき水は、決して数日前に降った雨がすぐにわき出してるのではない。降った雨は数十年の時を経てやっとわき水の形でしみ出してくるのだ。今利用している地下水は数十年前に降った雨であり、そうして長い期間かけてわき出す水は一種の高価な地下資源のようなものである。豪快に使い続ければいつかは枯渇するということを忘れてはならない。途中からの補充が効かないのだ。一度枯れてしまえばもうおしまいなのである。
そんな貴重な「地下水」という資源をじゃんじゃん使って利益を上げておきながら、税金の支払いには応じないというのは虫が良すぎるんじゃないか。昔から日本人は「水はタダで手に入る」と思っていたわけだ。しかしタダでもらってもいいのはオカンの愛情だけだぜ。それすらも最近はタダじゃない場合が増えてそうだが。
2005年06月04日(土) |
阪急宝塚線はいつから痴漢電車になったのか? |
携帯用URL
| |
|
JR宝塚線は脱線事故後一ヶ月を過ぎたが今も不通が続いている。その結果、代替輸送で混み合う周辺の交通機関において大量の痴漢が発生してるという。なんということだ。確かに空いている電車よりも混んでいる電車の方が狭い所にぎゅうぎゅうに押し込められるわけで乗客同士の密着度は高い。それを狙って痴漢どもが代替輸送のメインである阪急宝塚線に殺到しているのである。痴漢同士にもネットワークというか横のつながりがあるみたいで、お互いに誘い合わせて阪急宝塚線に集まってきているのだという。
阪急宝塚線の乗客は事故前の1.3倍に増えていて、通勤時には殺人的な混雑が続いている。混雑してるというだけでも乗客は大変不快なのに、その上痴漢の被害にまで遭うとなったらとうてい我慢できるものではない。脱線事故後、阪急宝塚線で検挙された痴漢の人数は昨年同時期の二倍に増えている。しかし、これは通報があって捕まった数だけであり、実際の被害はこの数十倍は存在すると思われる。乗客は1.3倍なのに検挙数が2倍ということは、全乗客の中で痴漢の占める割合が上昇しているということだ。つまり(痴漢人数/乗客数)×100=痴漢率 が上がってるのだ。今の阪急宝塚線の痴漢率はいったい何%あるのだろうか。
オレは混雑した電車が苦手だ。毎日あの通勤ラッシュを体験しないといけないということになればぞっとする。クルマで通勤していると渋滞にぶつかるが、こんなものは満員電車に比べれば屁でもない。ところが世の中には混雑が大好きなヤツらが存在するのである。それが痴漢どもだ。オレは痴漢というのは基本的に馬鹿でなければやれない行為だと思う。それによって得られる貧困な快楽と捕まったときに失うものを比較してみれば、後者の方がはるかに大きいことは一目瞭然である。それにも関わらず痴漢という行為に走るヤツらはやはり馬鹿である。理性というブレーキの壊れた馬鹿が、野放しになって不特定多数の相手にわいせつ行為を働く状況を断じて放置してはならない。裁判官も「たかが痴漢」とこの種の犯罪を軽視していないか。強姦も強制わいせつも被害を受ける女性の不愉快さは同じである。それを「触るくらいたいしたことないぜ」と執行猶予付きの判決を出す裁判官連中はもしかしたら痴漢の味方じゃないのか?
オレが裁判官なら痴漢はすべて実刑判決。収用する刑務所は電車の車両型の部屋にして、一両の定員の倍くらいの痴漢をそこにむりやり詰め込み何時間も耐えさせるという罰を実刑の期間中与えることを提案するぜ。混雑した電車が好きな変態にはとことんその混雑の苦しみを、どうせなら圧死寸前まで与えてやればいい。
2005年06月03日(金) |
大画面液晶テレビが欲しいのである! |
携帯用URL
| |
|
我が家には東芝の25インチのテレビがある。リビングが狭いのでそれで十分なのだが、夜になるとそのテレビでプロ野球を観戦することになる。当分の間壊れることはなさそうだし、壊れない以上買い換えるわけにもいかない。DVDを見るときもスカパーで野球を見るのもPS2で遊ぶときもすべてこのテレビで十分だと思っていた。
そんなオレの前に魅力的な商品が出現した。それは通勤の帰りに寄り道することの多いアウトレット店にあったのだ。シャープの液晶テレビ・アクオスの45インチである。一目見たとたん、オレはあまりの美しさに立ちつくしてしまった。すげぇ〜〜 そいつは50万円で売られていた。ちょうどプロ野球中継が映っていて、選手の微妙な表情の変化までわかる画面についつい見入ってしまったのである。株式投資で稼いだゼニで、自分へのご褒美にこの液晶テレビを買うのもいいかも・・・という気になってしまったわけである。
服にゼニを使うわけでもなく、パソコンにハイスペックを求めるわけでもないオレは、ユニクロやジャスコで服を買うし、ソフマップのバーガーパソコン49800円を使っている。そんなものに贅沢をする必然性が特に無いからである。おそらく同世代のサラリーマンの平均年収をはるかに上回ってるはずなのに、オレはものすごくつつましい生活をしてるのである。永谷園のお茶づけ海苔を愛用し、行きつけのお好み焼き屋で430円のモダン焼きを食べるような貧乏人のライフスタイルなのだ。
もしかしたら唯一の贅沢品にあたるクルマも、三菱FTOだからさほど高いわけではない。クラウンやマークXと比べればはるかに安い。いずれベンツSLKを買おうと思ってるが、たかだか500万程度である。そんなものは実用品だから贅沢とは言わない。贅沢なクルマというのはホンダNSXやフェラーリのことであって、残念ながら我が家のガレージにはでかすぎて入らない。
この大画面液晶テレビで毎晩野球やDVDを見たいなあと思って、もしも買ったら家のどこに置けばいいだろうかと夢想しながらその細かいスペックを確かめたとき、なんと「PC入力 ○」と書いてあることに気づいた。
これをパソコン用に使うのか!
オレは今使用している国産の17液晶モニターのところにその巨大な液晶アクオスを置くことを想像した。絶対に無理だ。こんなでかいモニターを使うなら、3mくらい離れて見ないといけない。しかし、この大画面はネット取引なんかをリビングでやるのにうってつけかも知れないなあ。オレは自分のWEBサイトがその大画面いっぱいに表示されるのを想像した。うげっ!インパクトがありすぎるじゃないか。
こんな大画面の液晶テレビで昼間はネット株取引、夜はプロ野球観戦、深夜は映画のDVDを楽しむという極楽生活がとりあえずはオレの夢である。それにしてもこんなでかい液晶テレビをどこに置けばいいんだ。やっぱり新しく家を建てるしかないのか。それなら50万どころか5000万かかってしまうぜ。
2005年06月02日(木) |
きみはCOOL・BIZを知ってるか? |
携帯用URL
| |
|
オレはネクタイが嫌いだ。職場では着用が義務なので仕方なく締めているが、夏は首元が暑苦しくて仕方がないし、朝の忙しい時間の何分かはこいつを締めるときに失われる。日本のような高温多湿の国でどうして毛唐の連中の習慣を持ち込まないといけないのだ。しかもヨーロッパの国々では、夏の一番暑い時期にはバカンスに出かけて仕事をしていないのだ。ヤツらでさえもそんな馬鹿なことはしないのである。世界中で日本国民だけがこんな不合理なことをしているのだ。
真夏に上着着用でネクタイを締めさせられるという馬鹿馬鹿しい服装に合わせて、通勤電車の冷房温度も極端に下げられることになり、ノースリーブの女性などは寒くて大変なのである。どうしてこんな無駄なことをするのだ。冷房の温度を28度くらいにして、みんながそれにちょうどいいような服装に改め、それでも上着を着てくるのは馬鹿ということにすればいいのだ。冷房が効いていないのではなくて、そんな服装をしてくるおまえが悪いのだと。
日本の夏は熱帯の暑さである。こんなところでは半袖の開襟シャツで仕事をするというのが理に叶ってるじゃないか。オレはユニクロで買った開襟シャツを数枚持っていて、真夏には愛用している。秋になって安くなってから買ったから一枚たったの500円だったぜ!
そんなオレの願いが通じたのか、この夏環境省は球温暖化を防止するため、夏のオフィスの冷房設定温度を28度程度にすることを広く呼びかけた。その一環として、28度の冷房でも涼しく効率的に働くことが出来るような「夏の軽装」を「COOL BIZ(クール・ビズ)」と名付けて推進していくことになった。
この動きをオレは諸手を挙げて歓迎する。CO2の排出量削減には無駄な冷房を減らすことがやはりかなりの効果があるからだ。ただ、オレが不満なのはワイシャツの多くがネクタイを締めることを前提にデザインされてるということだ。別にネクタイなんかなくてもそれ自体がオシャレであるというワイシャツや開襟シャツがほとんどない。オレが立ち寄る店にないだけで、実際はもっといろんなものが売られてるのかも知れないが。手元にあるものも単色の無地ばかりで、大きめの文字やロゴが入ったもの、阪神タイガースカラーの黄色と黒の縞のものがあれば嬉しいのだが売られてるのを見たことがない。Tシャツのようにデザイン豊かでそこに自己主張を込められるモノがあればいいのにと思ってしまうのだ。
大平首相の時に提唱された省エネルックは、着用したモデルがあのジジイだったこともあって全く流行しなかった。今でも着ているのは羽田元首相だけである。今度はもっとまともなモデルを起用して、しっかりと根付かせて欲しいモノである。百貨店にはクール・ビズのコーナーも設置されているらしい。どれ、時間があれば覗いてみるか。
2005年06月01日(水) |
わたし、26年前に人を殺しました! |
携帯用URL
| |
|
なぜ時効という制度が存在するのか。時間が経過すれば罪が消えてしまうというこの制度をオレはきわめて不合理なものだと思っている。罪は逃げ通せば消えるのではなく、きちっと償ってはじめて許されるものではないのか。
東京都足立区の小学校教諭、石川千佳子さん(当時29歳)が、その学校の警備員だった男に殺害され、男の自宅の床下に埋められるという事件が1978年にあった。その後男は千葉県に転居したが、遺体を埋めた自宅が区画整理の対象になったことから「更地になれば遺体が見つかってバレる」と考えて26年後の2004年8月に、この男(現在は69歳無職)は出頭して自首したのである。行方不明者がいればその周辺を捜査するのが基本だが、小学校教諭と警備員という接点があったのになぜ失踪当時の捜査で事件を明らかに出来なかったのかとオレは不思議に思う。この人殺しを発見できなかったのはただ単に警察の怠慢ではないのかと。
さて、公訴時効の15年は過ぎているので、殺人と死体遺棄の罪で男は起訴されることなくそのまま無罪放免となったのである。人を殺しても15年隠し通せば大手を振ってカミングアウトできるのだ。オレにはどうもこの時効という制度が納得いかないのである。他の罪はともかく、殺人罪だけは時効を適用すべきじゃないとオレは思うのだ。
殺された石川千佳子さんの遺族3人はこの人殺しと足立区を相手取り、計1億8600万円余の損害賠償を求める訴訟を起こした。当然のことながらこの男と足立区は、損害賠償を請求できる除斥期間(20年)をすでに過ぎており請求権は消滅していると主張して争う姿勢を見せている。
遺族の側は、請求権の起算点は遺体が見つかった昨年8月からとすべきで、区も使用者責任を負うと主張している。オレもそちらに賛成だ。遺体が見つからず、死んだかどうかもわからない状況では請求のしようがない。誰から請求すればよいかがわかったときに請求権は発生するとオレは考えたいのである。そして、この人殺しのジジイの家屋敷を売り飛ばしてわずかでも償いにあてさせるべきだ。
千佳子さんの二人の弟は「いまだに謝罪もないが、罪は償ってほしい。法廷で当時の状況を話してほしい」と訴えたという。どんなむごたらしい殺され方だったのか。そんなこと聞きたくはない。オレがこの弟の立場ならこう言うだろう。
「謝罪なんかいらないからおまえも26年間地面に埋まっていてくれ!」
前の日記 後の日記