2002年11月30日(土) |
違法駐車にもマナーは必要だぜ |
携帯用URL
| |
|
オレは自他共に認める優良ドライバーだ(笑)。スピード違反もできるだけしないようにしてるし、違法駐車もほとんどしない。「ほとんど」ということはもちろん「全く」ではない。どうしても近くに駐車場がなく、きわめて短時間でおそらくは誰にも迷惑が掛からないような時に最小限の駐車はする。たとえば下痢気味でこのままでは車内で大爆発しそうな時などはやむを得ず駐車違反することはある。しかし、それ以外はちゃんと有料駐車場に停める。もちろん料金をいつもいつも払っていると金がかかって仕方がないので、金を掛けずに駐車場に停めるさまざまな裏技を駆使しているのだが、ここでそれを書いたらみんながマネをして裏技が裏技でなくなってしまうので方法に関しては秘密だ。ところが自分のような「たいてい駐車場に停める」ドライバーはむしろ少数派で、「滅多に駐車場には停めない」いつも路上駐車ばかりして、人に迷惑を掛けまくる悪質なドライバーが大変多い。
駐車違反を犯すことに多少とも良心の呵責をおぼえるならば、少しでも周辺の交通に迷惑が掛からないような駐車方法を工夫すべきである。だからといって歩道に乗り上げて停める馬鹿もいるが、それでは歩行者に迷惑だろ。オレが一番許せない違法駐車はなんといっても、早朝にでかい図体で道路をふさぐ時間調整のトレーラーやトラックだ。都心に向かう通勤車両で混雑する道で、堂々と一車線を完全にふさぐこういう馬鹿がいるおかげで、大渋滞が発生することも多い。こういう奴等は問答無用でクルマを破壊してもらいたいね。渋滞を発生させられて他のクルマが蒙る時間的損失に関して賠償させるべきだな。単なる駐車違反の反則金が2万とすれば、「渋滞発生駐車」の罰金は50万くらいにするべきだ。もっとも被害を受けた人々のフトコロではなくて国庫に入るというのが納得いかないけどな。
オレはそういう迷惑なトレーラーやトラックのナンバーを最寄りの警察暑に携帯から通報したことが今までに何度もある。それでも一向に迷惑駐車は減らない。ちゃんとそいつらを取り締まってくれたら少しは警察を見直すのだが、取り締まられるのはいつも深夜の住宅街などで「迷惑にならないように停めている」クルマなんだ。だからあんたたちは税金泥棒と言われるんだぜ。
2002年11月29日(金) |
性交得毒(せいこううどく)、あきれた世の中だぜ |
携帯用URL
| |
|
晴耕雨読なら隠者の生活でなかなか趣があっていいが、同じ「せいこううどく」でも性交得毒じゃシャレにならねえぜ。報道されるHIV感染者数は国内に数千人?・・・そんなに少ないわけがないだろう。お隣の中国ですでに感染者は100万人いるという。10年後には一億人を超えると予想されているとか。絶対に日本国内には10万人以上のHIV感染者が存在するはずだ。帝京大の殺人野郎がミドリ十字と組んで国内で売りさばいた非加熱製剤によってHIV感染した血友病患者は約二千人だったが、その何十倍もの数の、性行為による感染者がすでに生まれているのである。
高校生の4割は「全く避妊をしない」そうだ。最近の高校生は昔に比べてろくに勉強しないとはよく言われることだが、こういう数字を聞くと「そこまでおまえらは馬鹿になっていたのか」と嘆かわしくなる。どうやったら妊娠するかなどという基本的な知識もなく無軌道に性行為に熱中する馬鹿は全く処置なしだ。そういう連中にHIV感染者が加速度的に増加するのだ。世の中にはこんなサルなみの若者が多すぎる。なぜ「やる前に帽子をかぶる」という当然の考えがないのか。それは「道路に飛び出す前に左右を確認する」ことと同じだろう。運良く轢かれずに済んだからと飛び出し続けたらいつかは轢かれて死ぬぞ。たまたま前に妊娠しなかったからと避妊しなかったら、男性が種なし野郎じゃない限り必ず妊娠する。ずいぶん昔のことだが、卒業式の後にクラスの生徒に避妊具を配った教師がいて、親たちから非難を浴びたという。「そんなものを渡したら使いたくなる」だとか。馬鹿野郎!それはいざという時に身を守るためのものじゃないか。それに、いくら使いたくても相手が居なかったらどうしようもないだろう。
ずいぶん昔のことだが、大学生の時の私は初体験のチャンスを前にして「どこで避妊具を入手するか」ということで大いに悩み抜いたものである。今のようにコンビニでも百円ショップでも手軽に買えるという時代じゃなかったからだ。入手するためには遠くの薬局に行くか、人目に付かない深夜に自動販売機で買うしかなかったのである。
今、この瞬間にも馬鹿どもはどんどんHIVウイルスに性行為感染して国民医療費を増加させ続ける。馬鹿の分の医療費までオレは社会保険料を払って負担させられているんだぜ。全く気分悪いぜ、けっ
2002年11月28日(木) |
人間にとってもっとも大切な権利とは |
携帯用URL
| |
|
人間にとってもっとも大切な権利とは何か? 生存権は何よりも優先されるべきだろう。しかし、ただ生かされているだけではよりよく生きているとは言えない。病院で何本ものチューブにつながれてただ植物状態で生きている状態で「よりよく生きている」とは言えないだろう。よりよく生きているということは、生の喜びを甘受できることだ。生の喜びをもっとも強く感じる瞬間は、人を愛する喜びを感じる時だ。
恋愛の自由を奪われることは、人間にとってもっとも大きな喜びを享受する権利を奪われることに等しい。その自由を奪われている人々がいる。刑務所に収監されている凶悪犯の話ではない。全国に約10万人いる18歳以上の知的障害者たちである。多くの施設は「寝た子を起こすな」的発想で性の問題をタブー視し、妊娠の恐れなどから施設内での交際に消極的だという。障害者の権利の中には「異性との付き合い」の権利は含まれていないのか。恋愛や結婚の機会を奪われていて、果たして「よりよく生きる」権利を守られていると言えるのか。
オランダには障害者のための性のボランティアが存在する。男性、女性、同性愛いずれかのボランティアの方が、障害者の希望を叶えるために性のサービスをするという。もちろんそれは本当の恋愛ではない。しかし、はじめから機会を奪われている日本と比較してどちらがより人間の幸福が保障されていると言えるだろうか。
車椅子に乗る青年が、「一度でいいからソープランドというところに出かけて女性を抱いてみたい」と母親に話す。母親は「なんてばかなことを言うの」と叱るが、父親は黙ってお金を握らせる。しかし、どの店でも断られてしまい彼はあきらめて帰る。父親からどうだったかと訊かれて、父親の好意を無にしたくなくて「とっても楽しかった」と答えるというドキュメンタリー番組を以前に見た記憶がある。そのときにオレが感じたやりきれなさは、多くの知的障害者が恋愛の機会を奪われていることと重なり合う。
今年公開された『I am Sam 』という映画では、7歳の知能しかないということで娘から引き離される父親が出てくる。家庭を築くことで彼が手に入れた幸福の重さが理解できる人には、「恋愛禁止」などという馬鹿げた発想は生まれないだろう。
2002年11月27日(水) |
金貸しという商売は賤業か? |
携帯用URL
| |
|
近鉄バファローズが消費者金融のアコムとスポンサー契約を結んだ。消費者金融がプロ野球球団のスポンサーとなるのは初めてだということだ。しかし、日本国内で活動する企業や団体はどこでもプロ野球球団のオーナーになってもいいはずだ。過去には不動産業やJRの前身である国鉄までがオーナーだったのだから。金貸しだけが球団オーナーになれないなんてのは職業差別である。もっともオウム真理教がオーナーなんてのは御免だがな。
この動きに対して、巨人のオーナー、あの悪名高きナベツネこと渡辺恒雄が「そこまで堕落したのか。消費者金融はプロ野球のイメージにふさわしくない。そんなことをやっているとパリーグは滅びる。」と語ったとか。あまりにも可笑しくて椅子から転げ落ちそうだ。だったらてめえのやってる新聞屋はプロ野球にふさわしいとでもいうのか。「インテリが作ってヤクザが売る」という言葉通り、ガラの悪そうな拡張員がしつこく勧誘を仕掛けてくるじゃねえか。そもそも巨人軍自体がおよそ紳士の球団とは言えないことを続けてるくせに。審判を飼い慣らして巨人有利の判定を常態化させ、球宴をさぼって女と密会してる時に人身事故を起こしたエース上原や、登板日を野球賭博の連中に教えていた桑田など「プロ野球にふさわしくない選手たち」の活躍で優勝できたくせにでかい口を叩くんじゃねえよ馬鹿。
消費者金融が賤業なら同じ金貸しの銀行はもっと賤業だ。他の企業が不況でどんどん倒産する中、銀行だけが手厚く保護されているのをいいことに行員たちは相変わらず高給をふんだくっている。倒産した銀行の元頭取は数億円の退職金だけはしっかり分捕ってから、沈没船から逃げて行く。こんな恥知らずな職業が他にあるのか。それに比べたら自分の食い扶持を自分で稼いでいるサラ金ははるかにまっとうな職業だぜ。強盗にガソリンを撒かれたり、はじめから返すつもりのない詐欺破産野郎に踏み倒されたりしながらも健気に日本経済を支えているんだ。残念ながらオレは一度も利用したことはないけどな。
ナベツネはさらにこう語ったとか。「そういう球団は滅びる。懲罰を加えないとな。」ふざけるな!懲罰を食らわないといけないのはてめえの球団だろう。性根の腐った選手たちがどれほど子供たちの夢を壊してきたことか。土下座してファンに謝らないといけないのはおまえだ。
2002年11月26日(火) |
宝くじなんか死んでも買わねえぞ |
携帯用URL
| |
|
ギャンブルはすべて儲からないようにできている。よく考えてもみろ、払戻金の期待値が低すぎるじゃないか。たとえば競馬だ。25%という高率のテラ銭がぼったくられるのは世界でも日本だけだろう。馬券を買うということは、100円の現金を75円の金券と交換するのと同じことである。レースのたびごとに参加者の投資した金額の25%が吸い上げられるのである。100億の売り上げがあれば、JRAは25億円も濡れ手で粟の大儲けである。農水省の天下り官僚どもはウハウハ喜んでるぜ。こんなばかばかしいものにみんなどうして金をつぎ込むんだ。それも100円や200円という小銭じゃない。何十万も突っ込むヤツもいる。なんて馬鹿なんだ。馬券を買った時点でどれだけ損をしてるか冷静に考えてみろ!
パチンコもそうだ。脱税ナンバーワンの業種と言えばやっぱりパチンコだろう。それだけ店が儲かるということはそれだけ客が損をするというこじゃないか。どうしてパチンコ屋はどこもあんなに立派なんだ。
期待値という点では宝くじやtotoはもっと低い。そんな割のよくないバクチなんて死んでもやりたくない。しかし、男たるもの不労所得という名のあぶく銭は欲しい(笑)。だったら何をすればよいか。やっぱり株式投資だ。株式投資というバクチの一番いいところはなんといってもそのテラ銭の安さである。源泉分離課税を選択した場合、売却代金の1%だけぼったくられるだけだ。500万で買った株を600万で売ったとしても6万円引かれるだけで94万円は手元に残るわけだ。こんなに良心的な賭博は他にない。
買った後の結果も単純だ。基本的に「値上がり」「値下がり」の二つしかない。まあ、銘柄を選択するという時点で馬券を購入するどころではない種類の多さに頭を痛めるわけだが、知ってる会社なんてそれほど多くないだろう。いつつぶれるかわからないリスクの大きい株を買うことは競馬で大穴を狙うのと同じだし、株価も経営も安定した銘柄を狙うのは本命に大金を積むことと似ている。そういうわけで一番おすすめのギャンブルは株式投資だ。平均株価が値上がりするということは、参加者みんなが勝っているかも知れないということだぜ。そんな幸福なギャンブルは他にない。だってギャンブルというのはそもそも負けたヤツの金を勝ったヤツがふんだくるだけの冷酷無比な遊びなんだからな。
2002年11月25日(月) |
まともなガソリンスタンドはないのか? |
携帯用URL
| |
|
料金を表示していないスタンドは怖い。給油前に必ず値段を確認しないととんでもないぼったくりの価格を提示されることがある。特に尼崎市のガソリンスタンドはどこも高い。協定でも結んで価格をつり上げてるのかと疑ってしまう。
それにしてもなぜガソリンスタンドの従業員はいつも「洗車の方はいかがですか」と尋ねるのだろうか?まるでクルマが汚れてることをそれとなく指摘されているみたいで気分が悪い。確かに忙しくて一ヶ月以上洗車ができずに汚れたままという時もある。しかし、数時間かけて丁寧に洗車し、固形ワックスをかけてピカピカにした翌日でも同じように「洗車の方はいかがです」となぜ訊くんだ馬鹿! おまえらが流れ作業で雑に仕上げるその何十倍もちゃんと洗車しているんだ。大きなお世話だ。
給油中にふと横を見ると、アルバイトのお姉ちゃんが、トイレ掃除に使う堅そうな柄付きブラシでゴシゴシとテールランプのアクリルカバーをこすって洗車している。あの調子でやられたら間違いなく傷だらけだぜ。300円とか500円とかいう低料金では手抜きも仕方がないのはわかるが、もっと丁寧に扱ってもいいだろう。それでプロの仕事のつもりか馬鹿。
あまり自分のクルマのことをわかってなさそうな初心者ドライバーや女性ドライバーならせっせとぼったくる。やれガソリンタンクの水抜き、やれオイルが汚れてる・・・確かにそういうことに無頓着なドライバーもいるよ。しかし、オレに関してはそういうことは絶対にない。オイルは4000〜5000キロで交換するし、その途中でも汚れ具合や量は時々確認する。ガソリンタンクはこまめに満タンにしているから水抜きの必要はほとんどない。それに、水抜き剤の成分ってほとんどアルコールじゃないか、カーショップで買えば150円ほどなのに、うっかりスタンドで入れたら800円もぼったくるくせに。
給油中にガソリンをボディにぶっかける馬鹿や、汚れたタオルで窓を拭いてかえって汚す馬鹿。そんなのはまだかわいいくらいだ。少なくとも人命に関わることはない。以前に運転していた白いクルマは、こぼれたガソリンが給油口のまわりにシミになっていてちょっと悲しかったが。ディーゼル車じゃないのでオレには関係ないが、軽油を入れるところで間違えてガソリンを入れてしまうような馬鹿だけは御免蒙りたいものだぜ。
2002年11月24日(日) |
まじめなクルマになど乗りたくねえよ |
携帯用URL
| |
|
まじめまじめまじめ、三菱が発売した新型コルトの基本コンセプトは「まじめ」だそうだ。マーチ、ヴィッツ、フィットと各メーカーの人気車種がひしめく激戦区にこのコルトを投入して三菱は勝負を賭けてきたわけである。しかし、人の命を預けているクルマというものをまじめに作るのはそもそも当たり前のことじゃないか。そんなことは今更いうまでもないだろう。それともこれまで三菱のクルマ造りはふまじめだったというのか。いくらリコール隠し問題でユーザーの信頼を失ったからと言って、そこまで卑下することもないだろう。全く不思議なメーカーだよ、いったい何なんだこのコンセプトは。
「まじめ」ということは、一方で面白味のなさを意味する。そういうクルマ造りはトヨタや日産という大手メーカーにまかせておけばいい。大多数のユーザーはそちらを買って満足するだろうから。逆に三菱のようなすきま産業的メーカーは個性的で少し不良っぽいクルマ造りを目指すべき、と言えばそれは偏見に過ぎるだろうか。
かつて三菱には個性的なクルマがたくさんあった。映画『バックトゥーザフューチャー』のデロリアンを思わせたスタリオン、押し出しの強いでかいクルマで自分をアピールしたい馬鹿の要望に応えたディアマンテ、うまく入れずに日本中の立体駐車場で事故続出だったらしい。子供の頃に見たアニメ『マッハGOGOGO』を彷彿とさせたが車体が重すぎて満足に走れずやむなく4WDにしたGTO、重戦車のような走りが魅力的だったなぁ。なぜ屋根が開くのか意味不明のRV車、オープンギヤというのもあった。そういうカルトなクルマに乗りたいという少数のオタクたちの希望に応えたクルマ造りこそが三菱の信条じゃなかったのか。
日本では走る場所のない本格的なクロカン四駆のパジェロもそうだ。オーストラリア人が「どうだ、こんなクルマ日本にはないだろう」と語った雑誌の記事を昔読んだことがある。その後無節操な各メーカが次々とパジェロもどきの街乗りRV車を売り出したっけ。
がんばってまじめに造られた結果、コルトは奇しくも2002年度に日本で一番よく売れたクルマ、フィットと大変よく似たスタイルとなった。そのまじめさを市場はどのように評価するのか、今後の売れ行きが楽しみでもある。
2002年11月23日(土) |
「北朝鮮」という名のキリングフィールド |
携帯用URL
| |
|
『キリングフィールド』という映画を知ってるか? 1984年の米映画だ。カンボジア内戦をルポしてピューリッツアー賞をとった記者の記者の実体験を映画化したものである。1970年にクーデターによって政権を奪取したロン・ノル政権を、ベトナム戦争を有利に進めるためにアメリカは支援したが、1975年ポルポト率いるクメール・ルージュはロン・ノルを打倒し、民主カンボジア政府を樹立した。しかし、その極端な共産主義化とは、都市の住民を農村に移住させ、知識階級を一掃することだったのだ。数百万人という人が粛清され、カンボジアの野はまさにキリングフィールド(虐殺の荒野)と化したのである。
食糧不足のために百万単位の餓死者が出ていると言われる北朝鮮、生きるために国外に逃亡しようとして失敗すれば処刑され、その罪は家族すべてに連座するという。その政治体制を維持するためにどれほど多くの粛清が行われてきたのか。そこには人権も自由もない。あるのは金正日将軍様への忠誠だけである。自国の国民を支配するだけでは飽き足らないのか、外国人まで拉致してその人生を奪う。
かつてオレたちはカンボジアの悲劇を救えなかった。そこで起きていた残虐なことを知るどころか、全く逆のニュースを与えられていたのだ。オレはポルポト政権下のカンボジアの田植えの風景をテレビで見たことがある。都市の住民が農村に移住してきて楽しく農作業に従事するという内容だった。クメール・ルージュ支配下のカンボジアが、まるで自由と平等の楽園のように事実に反する対外宣伝がなされていたのだ。実態は楽園どころかこの世の地獄だったというのに。
悲劇を繰り返してはならない。これ以上多くの命が失われないようにするために、一日も早くあの独裁者の手から政権を奪い、現在の北朝鮮の支配体制を解体し、拉致された人々を取り戻さなければならない。それからあの独裁者の「人道に対する罪」を裁くのだ。日朝交渉など譲歩は不要だ。コメの援助が欲しかったら、下手人の引き渡し以外の条件を出すな。責任者として金正日の引き渡しと日本での収監をはっきりと要求しろ。北朝鮮の人民も、腐った独裁者よりもコメが欲しいと本音では思ってるはずだよ。
2002年11月22日(金) |
パンツはやっぱり白だ! |
携帯用URL
| |
|
台湾で有名進学校として知られる中高一貫教育の男女共学校で最近「女子生徒のパンツは白か肌色しか認めない」という摩訶不思議な校則が導入されかけていることが話題になっている。学校の側は「女子が派手なパンツをはいてくると男子生徒が学業に集中できなくなる」と説明している。しかし、どうしてパンツの色が男子の学業に影響するのだろうか。そんな話はこれまでに一度も聞いたことがない。もしかしてこの学校の男子生徒には透視能力でも備わってるのだろうか?
最近の女子中高生のスカート丈は短い。寒いはずなのにやっぱり短い。というわけでラッシュ時の駅の階段では目のやり場に困る。視線を斜め上方に向けると自然とパンツが見えそうになる。しかしそれは日本の話であって台湾の話ではない。
オレはまだ一度も台湾には行ったことがないので知らないのだが、もしもこの台湾の学校の「男子が学業に集中できない」というのが本当とするなら、彼の地の女子学生は日本以上に過激な超ミニのスタイルで、男子生徒の学業に支障が出るほどパンツを見せまくっているということになってしまう。そんなのはうらやましくてなんだか許せないぞ。
しかし、そもそもどうやってはいているパンツの色がわかるのか。その女子生徒が校則を守ってるかどうかを検証するために、いちいちパンツを確認するのか。もしも男性教師が「ぼくが確認係をやります」と言い出したらその変態野郎をつまみ出せ。それにしてもこんなふざけたルールを考え出す野郎はまともな人間のはずがないだろう。
ところで、男性というのはいったい何色のパンツに一番興奮するのだろうか? 本当に花柄や赤や黒といった色物に対して劣情を催すものなのだろうか。アンケート調査などの客観的なデータがないままにそうした主張を行うのはよくない。「パンツは白か肌色を着用」という変なルールを押しつける前に、「白か肌色」に決めたことの合理的な根拠を説明する義務がその学校側にはあるはずだ。誰もが膝を叩いて納得する立派な根拠が提示されれば、そのおかしな校則も市民権を得るということになる。
くだんの学校では女子生徒から「そんな校則決めるならまず、パンツのお金をちょうだい」の声も出ているらしい。
「馬鹿、パンツくらい自分で買え!」
ついでに一言付け加えておくなら、
「買うなら白だ!」
2002年11月21日(木) |
人道支援で儲けたヤツは誰だ |
携帯用URL
| |
|
今からニ年前の2000年の秋、コメは大豊作だった。このままでは価格が暴落してしまう。どうやってこの大量のコメを処理すればいいのか。自民党議員たちは農村票の行方とともに大変この事態に頭を痛めていた。ちょうどその頃、北朝鮮は凶作のために食料が底をつき、このままでは大量の餓死者が出ると予想されていた。北朝鮮に日本人が拉致された可能性があることは、元工作員の証言などからすでに明らかになっていたが、北朝鮮の政府関係者は「拉致などしていない」の一点張りで、交渉は進展しなかった。
「拉致問題の解決と引き換えに人道支援でコメを送る」というのが政府の方針だったわけだが、相手が拉致問題を認めない以上少しも前に進まない。そのまま交渉がストップしてしまえばコメを送ることができない。コメを送れなければどうなるか・・・行き場を失ったコメはさらに余ることになってしまう。そうなると価格の暴落は避けられない。自民党としてはそれだけはなんとしても避けなければならなかった。
日本人が一年間に消費する米は約1000万トンである。米飯として食われてるのはその半分以下だろう。人口が日本の1/5以下の北朝鮮の消費量は200万トンもないはず。そこに50万トンの人道支援を行えば、実に3ヶ月分の食糧を北朝鮮の国民すべてに配給することができるのである。そのために必要な費用(コメ購入費)は約1000億。それはコメの購入先である農家を潤し、献金の形をとって自民党に還流してくる。こうした税金ばらまきの構図は昨年起きた狂牛病騒ぎの時の肉の買い上げ事業と酷似している。焼却するか北朝鮮に送るかの違いだけで、税金の空しい使われ方という点では全く同じレベルの現象だ。
「いまこの人道支援を行わなければ、多くの北朝鮮の人々が寒い北の大地で餓死してしまうのであります。拉致問題の解決も大事なことはわかりますが、餓死寸前の人々を前にして交渉をずるずる長引かせ、その結果多くの尊い命が失われてしまうとすれば、その責任はいったい誰にあるのでしょうか。一刻も早く50万トンのコメを買い上げて人道支援を行うことが必要であります。」これぐらいのことはおそらく言っただろう。さて、そんなことを言いそうな馬鹿な人間はいったい誰か?って、そんなこと常識じゃないか。鈴木宗男に決まってるだろう。拉致問題の解決を遅らせやがってあの馬鹿・・・
2002年11月20日(水) |
KEDO中止でよかったぜ |
携帯用URL
| |
|
北朝鮮に原発(軽水炉)の建設を目指していた朝鮮半島エネルギー開発機構(KEDO)への資金供与をアメリカが中止するらしい。やったぜ! あんな国家としての体をなしていない国に原発のメンテナンスができるものかと思っていた私は、アメリカの援助で北朝鮮に原発が建設されることを恐れていた。日本の原発でさえこんなに多くの故障やトラブルを抱えているのである。東海村の事故では放射性物質をバケツで移すという信じられない実態が明らかになったが、北朝鮮ならもしかしたら素手ですくうかも知れない。とにかく我々の想像を超えているはずだ。
北朝鮮で原発事故が起きても、遠くアメリカにまで被害が及ぶことはない。しかし、死の灰はおそらく偏西風にのって日本全土に降り注ぐ。金正日将軍様を敬愛する北朝鮮人民ならそうした被害も将軍様のお恵みとして甘受するだろうが、金正日のことを犯罪者の頭目としか思っていない多くの日本人はその理不尽な被害に怒りの声をあげるだろう。「いますぐ報復攻撃だ!」と。
これまでの北朝鮮への援助はすべて、あの国の政治体制延命を利する役割しか果たして来なかった。そんなことをしなければ北朝鮮はもっと早く崩壊していただろう。自国の国民を満足に食わせられない為政者は生きている資格がないというのは私の持論だが、日本からの援助のコメは北朝鮮人民に届く前に日本国内で一部がドルに換えられて武器購入資金になっているらしい。もちろん金正男がディズニーランドで遊んだ金もそこから出てるはずだ。てめえの遊興費くらい自分で稼げよと言いたいが、彼らにしてみれば日本のような資本主義の悪魔から略奪することは正義の行為なのだから、略奪したゼニをどう使おうと勝手なのだ。冬を迎えるのに満足な暖房用の燃料もなく、夜間に人工衛星から見おろせばそこだけポッカリと真っ暗になっている北朝鮮。電気も停電ばかりで満足に供給されない。国家の富を国民生活を豊かにするためではなく、ひたすら南北朝鮮統一のための軍事力増強に振り向けてきた戦闘国家北朝鮮。かの国の論理では諜報活動のために相手国の住民を拉致しても一言謝ればそれで一件落着なのである。拉致したという問題はそこで解決したわけだから「帰すのが約束だ!」と堂々と主張してくる。つくづくあの馬鹿息子を帰しちまったことが残念でならない。なぜ名古屋刑務所に収監しなかったんだ。
2002年11月19日(火) |
ジジイよりも美人がいい |
携帯用URL
| |
|
まさか「ジジイよりも美人がいい」と思った人が多かったわけではないだろうが、尼崎市長選挙で共産党以外のすべての政党の支持を得た現職のジジイ・宮田良雄を破って初当選した白井文さんは42歳で元全日空の客室乗務員、笑顔のすてきな女性であった。テレビでは見たくもない落選したジジイも映っていたが、とっとと引退してくれよと言いたくなるような老醜が漂っていた。自分が仮に尼崎市民であったとしたら、迷わず白井さんに一票を投じただろう。
全国で次々と無党派の候補者が勝利している。国民は明らかに変化を望んでいるのだ。政治の素人に投票する人々は、その候補者が素人であることに期待するのである。いわゆる「玄人」たちがいったいどれほどのことができたのか。政治のプロと称する連中のこれまでしてきたことを見ろ。日本をあの悲惨な戦争に突入させたのは誰だ。日本国中をダムだらけにして豊かな山河を破壊したのは誰だ。結局てめえらは自分とその身内のゼネコンを豊かにするために税金を食い物にして豊かな国民生活をその担保に差し出してきたんじゃないか。共働きで一生かかって払うようなローンを背負わないと満足な家にも住めない国。教育費が高すぎて子供を二人しか産めない国。いったい誰がこんな国になることを望んだのか。少なくともオレは望まなかったぞ。
竹中平蔵に向かって「株価が下がったら誰が責任取るんだ」と文句を付けた青木幹雄よ、すでに株価はバブル期の何分の一にも下がってるんだ。今までに自民党の誰かその責任を取ったのか?そんなことも忘れて何を恥知らずなことを言ってるんだ青木幹雄、日本経済を死なせたのはおまえら政治の玄人のジジイたちだろう。一方的に竹中平蔵にその死体を押しつけておいて、「死んだら責任とれ」とは片腹痛いぜ。おまえらによって殺された死体を必死で蘇生させようとしている竹中の苦労もわかってやれよ。竹中、いいから思い切って改革するんだ。すでに死んでるんだから気楽なもんだぜ。銀行なんか全部つぶしてもいいぞ。1400兆という国民金融資産がすべて失われた時、はじめてこの国の国民は危機であることに気づく。官僚や政治家という寄生虫どもが国富をすべて食い尽くしたという現実を理解する。彼らを待つ運命はチャウシェスクのごとき銃殺だったりして(笑)。
2002年11月18日(月) |
中村ノリよ、巨人軍はきみを必要としない |
携帯用URL
| |
|
FA宣言して去就が注目される中村紀洋、松井が去った後の日本球界を実質代表する打者であることは誰もが認める。当然のことだが、日本球界の盟主である読売巨人軍もきみの獲得に動いている。しかし、巨人軍にとってきみを獲得することはどんなメリットがあるのだろうか。普通の球団ならば、少しでも成績をあげることによって多くのお客さんに球場に足を運んでもらい、入場料収入を上げるという明確な目標がある。しかし、巨人軍はこれ以上観客動員数を増やすことは不可能である。なぜなら巨人軍の観客動員数は、東京ドームの試合数×55000人ということになっていて、たとえテレビでは三塁側やレフト側に空席が存在するように見えたとしてもそれは目の錯覚でしかなく、翌日の新聞に書かれている55000人という公式発表こそがまぎれもない真実なのだ。東京ドームの観客収容能力はすでに完全な飽和状態である。きみが巨人軍に入団してもしなくてもこの状況は変わらない。東京ドームはオープンしてから今日まで、巨人戦はずっと満員御礼が続いており、観客数は減りこそすれ増えることは絶対にない。もしもきみが入団してからこの「満員御礼」が途切れたりしたら、おそらく「あいつのせいで観客が減った」と言われるのだろう。まあ、万一の時は大量の透明人間が動員されて、「入場券は完売だった」というお決まりのいいわけが用意されるからその心配はなさそうだが。
それよりもきみを失う近鉄の打撃は深刻だ。親会社は無配に転落している上に球団経営も赤字続きで身売りのウワサもちらほら、ある消費者金融会社が買収するともまことしやかに語られる。そんな中で看板選手を失うことは、きみ一人の問題にとどまらず運命共同体としての近鉄球団やパリーグそのものの命運に関わるのだ。もちろんそんなことをきみは百も承知だろうが。
巨人軍はきみがいなくても少しも困らない。その上できみを獲得しようとするならばそれは金持ち球団の単なるエゴというものだ。きみが自分のことを日本のプロ野球史に残る男にしたいのならば、「金なんか欲しいのじゃない」と宣言して弱小球団の四番打者となり、自分の活躍でチームを日本一に導いてくれ。かつて君が無名の公立高校で激戦の大阪府予選を勝ち抜き甲子園に進んだように。そして、それがきみの野球人生の原点であったことを忘れないで欲しい。
2002年11月17日(日) |
日本一恥ずかしい国会議員の話 |
携帯用URL
| |
|
今や学級崩壊は当たり前、日本中の小中学校の教室ではくそガキどもが立ち歩き、注意されてもおしゃべりを止めずに傍若無人に振る舞っているそうだが、国権の最高機関である国会の場でもおしゃべりをして大切な議論を妨害してる議員がいる。秘書の給与をピンハネする議員、田野瀬良太郎も情けないが、私語を止めずに注意を受ける国会議員も情けなさではいい勝負だな。そのおしゃべりを止めなかった議員とは橘康太郎(自民党)だ。北陸信越ブロックの比例区から選出されている。小選挙区ならそのような馬鹿に投票した住民を大いに笑い者にできるのだが、残念ながら比例区だ。おそらく献金のご褒美に比例区の候補者にしてもらい、運送業界の組織票で議席を勝ち取ったというところだろう。
こういう迷惑な行為をしている馬鹿に共通な感覚がある。「自分だけじゃない!」である。「自分だけがタバコの吸い殻をポイ捨てしてるのじゃない!」「自分だけが違法駐車しているのではない!」「自分だけが電車の中で痴漢しているわけじゃない!」の類である。きっと周囲を馬鹿な仲間ばかりに囲まれていて、自分の馬鹿さかげんが見えなくなってるのだろう。いったい馬鹿仲間とどんな話をしていたんだ?ゴルフのことでも話していたのか。
馬鹿は一人だけならただの馬鹿で済むが、それが多数になって大勢力になると実に困った存在になる。ろくに人も住んでいない田舎に高速道路や新幹線を通せという馬鹿は国会議員の過半数を超えるのだ。私のような都市生活者にとってそれはどれほど腹立たしいことか。ぼったくられた税金はそのまま田舎にばらまかれ、国道沿いのパチンコ屋で浪費されてしまう。オレが必死で働いて納税した金の行方がパチンコ屋かよ!
そうした馬鹿に向かって親切に「あなたは馬鹿だ」と教えてあげると大変なことになる。馬鹿にとって自分が馬鹿である客観的事実を指摘されることほど不快なことはないらしい。橘康太郎は「しゃべってるのはオレだけじゃない!、なぜ注意するんだ。」と加藤公一氏に殴りかかろうとして止められたという。あんたはヤクザか小学生かいったいどちらなんだ。こういう馬鹿が国会議員として歳費をもらう情けない国、それが日本。本当に情けなくて涙が出そうだぜ。
2002年11月16日(土) |
国会議員というせこい商売 |
携帯用URL
| |
|
国会議員というのはなんとせこい職業だろうか。秘書のもらうわずか月40万ほどの給料からさえピンハネしないとやっていけないのか。なんてケツの穴の小さい連中なんだ。少なくともゼネコンからの献金や国からの俸給、そして政党助成金という盗人への追い銭でおまえらのふところはちゃんと潤ってるはずだ。それでももっとカネが欲しいのか。いったいいくらあったら気が済むんだ田中真紀子。あんたは新潟県を代表する大金持ちじゃないか。スーパーで1円でも安い店を見つけるような感覚など不要だろう。辻本清美、秘書の給料をいったん召し上げて事務所のみんなで山分けするのは社民党のやり方だとあの土井たか子も苦渋の表情で認めてるじゃないか。あのババアが「ダメなものはダメなんです」と根拠も論理性もないスローガンを絶叫した消費税選挙が懐かしいなあ。ダメなのはおまえであり社民党だろう。そのことばそのまま返してやるぜ。
ダイエーのOMCカードで買い物したら購入金額の0.5%ほどのポイントがたまり、そのポイントを貯めるとダイエーの商品券がもらえる。ソフマップで買い物すると購入金額の2%の「ルピー」というポイントが付く。そうしたポイントをせっせと貯めているこのオレは我ながら実にせこいと思う。でもそのせこさはオレのような貧しい人間だから許されるのだと思いたい。国会議員となればその選挙区の顔だぜ。その選ばれた議員が秘書のわずかな給料をピンハネして自分に寄付させているんだ。田野瀬良太郎を選んだ奈良県民はいまやどんなに恥ずかしい気持ちでいるだろうか。こら田野瀬、いつまでも隠れていないでさっさと自分を選んでくれた支持者の前にそのツラを見せやがれ!コソコソするなよ。隠れていたらまるで犯罪者が罪を認めてるのと同じだろう。ここは鈴木宗男先輩を見習って、開き直って堂々と「私は潔白です」とやってくれると盛り上がるんだけどなあ。サービス精神に欠けるぞ。でも、田野瀬のやってることはこれくらいじゃないんだぜ。彼は奈良県にあるある私学の理事長なんだ。そこでは多くの若者が自分の夢を目指してがんばってる。自分たちの理事長がそんなせこい男であったとも知らずにだ。もっとそっちの方面から新聞が書き立てることを期待してるのだが毎日新聞はどこまで報道してくれるのかな。今後の記事が楽しみだよ。
2002年11月15日(金) |
ビンラディンという難儀な男 |
携帯用URL
| |
|
ビンラディンは語った。20世紀にもっとも殺戮を繰り返した国家はアメリカだと。それが彼のテロを正当化するよりどころであるとするならば、歴史上もっとも多くの殺戮を行った国はどこだろうかと考えてしまう。モンゴル帝国はその西進の途上で多くの国を滅ぼしただろうし、それ以降もいわゆる「文明国」と呼ばれた諸国の中で他国への侵略を一度もしたことのない国はほとんどない。だとすれば、すべての文明国はその行為の報いを受けなければならないのか? 第二次大戦時の二大戦争犯罪は何かと問われれば、ナチスのユダヤ人虐殺と原爆投下だと私は思っている。ドイツ人は南京事件を宣伝することによって「日本もドイツと同じような戦争犯罪をした」と自分たちの民族の罪を薄めたいようだが、南京事件はあくまで戦闘の中で発生した日本軍による集団不法行為であって、平時の市民に対する無差別の暴力ではない。虐殺を正当化するわけでは毛頭無いが、城内の市民が軍人かそうでないか判別できなかった愚かで恥ずかしい日本兵たちが起こした悲劇だったと言える。むしろ東京大空襲や原爆投下こそがナチスの民族虐殺と同等の行為なのだ。
計画的に焼夷弾を落とす地区を決め、住民の退路を炎で断つことでより多くの市民を殺した東京大空襲を命じたのは誰か。どんな被害をもたらすのかわからない原子爆弾の人体実験をするために長崎広島に投下し、数十万の人間に耐え難い苦しみを与えたトルーマンという野郎を私は忘れない。投下直後のヒロシマナガサキがどんな地獄図だったか、それを米国本土で展示しようとすると必ず邪魔が入るんだ。日本政府も弱腰でその件に関しては遠慮ばかりしている。そこまであの無法国家の機嫌を取りたいのかね。沖縄にはレイプ常習の兵士を派遣して沖縄県民に危険をもたらすし、国土の広いアメリカではなくて狭い日本でわざわざ演習を行ってるし。おまえのとこに適当な場所はたくさんあるだろう、しかも基地の土壌は有害物質が垂れ流しじゃないか、本当に迷惑な国だな。
アメリカの原爆投下を正当化するために行われた東京裁判で、空襲も原爆も東条たち戦犯の起こした侵略戦争の報いだということにされちまったわけだ。「悪い子は罰を受けますよ」ということか。フセインが悪い子なのか、それとも戦争で一儲けしようとたくらんでる軍需産業が悪い子なのか。後者の胡散臭さをもっと知ってくれ。
2002年11月14日(木) |
ヘタクソから免許を剥奪しろ |
携帯用URL
| |
|
年間の交通事故死者は約1万人である。どうしてこんなに交通事故が多いのか、それは「運転のヘタクソな奴が多い」これに尽きる。その証拠にオレのような運転の上手なドライバーはおよそ事故とは無縁だ。住宅地はゆっくり走るし、踏み切りでは一時停止するし、無理な追い越しはしないし、高速で追い越し車線をノロノロ運転している迷惑なクルマにパッシングして蹴散らすこともたまにしかしない。行き違いできない狭い道でマナーをわきまえずに突っ込んでくる馬鹿に怒鳴りつけるのも月に一、二度だ。オレはとにかく神経質なほど紳士的に交通ルールを守ってるんだぜ。
高速道路で渋滞してる車列に突っ込んだり、雪道でスリップしてハンドルをとられたり、ろくに安全確認せずに狭い道から飛び出したりといった事故はヘタクソならではのものである。それだけではない。この世にはアクセルとブレーキを踏み間違えて暴走する馬鹿もたくさんいる。踏切に突っ込んでそのまま線路を走る超弩級の馬鹿もいる。生きてるか死んでるかわからないような心神耗弱ドライバーがあの世とこの世の間で暴走するのに巻き込まれて死ぬのは本当に浮かばれないぜ。なぜAT車なんか販売するんだ。クルマはマニュアル車だけでいいんだ。ヘタクソにもクルマを買わせようとしてAT車限定免許なんか作りやがって警察庁の馬鹿野郎。免許を取りやすくすればどんどんクルマは売れる。それで事故が増えるのは当然の結果だろう。メーカーも政府もどうせ人命なんかよりクルマの売れ行きにしか関心がないのだろう。
混雑した日曜日のダイエーの駐車場はヘタクソドライバーのオンパレードだ。そこで停めるときには細心の注意を払わなければならない。隣のヘタクソにオレの傷一つ無いクルマをこすられる危険がいっぱいだからだ。ヘタクソには当て逃げの常習犯も多く、オレは傷を付けられるのがイヤでわざわざ自転車や徒歩で出かけるくらいだ。
自動車メーカーからみれば、ヘタクソこそ最高のお客さんだ。どんどんクルマをぶっつぶしてどんどん新しいのを買ってくれる。自分のクルマだけではなくて人の車も破壊してくれる。あり得ないことだが、もしも日本中のドライバーがオレくらいの高い操縦レベルならば、事故は激減して自動車メーカーもカーコンビニクラブも閑古鳥が鳴くぜ。
2002年11月13日(水) |
同窓会費って、払わないとイケナイのか? |
携帯用URL
| |
|
大学の同窓会から今年も会報が届いた。封筒の表書きの会員番号の下に、13個の*の記号が並んでいる。この*の数は、何年分会費を滞納しているかという表示なのだが、実に13年間、26000円も滞納してしまったのである。こんなまとまった金額になるとますます払いにくい。それにしても、年に一回この小冊子を送ってくるだけで年間2000円の会費はぼったくりだと思うのだが、それが同窓会費というものの世間一般の相場だろうか。
ただ、滞納を自己弁護するならば、オレは卒業した時に「終身会費」という名目で五千円というまとまった金額を支払ったのである。国立大学の授業料が年間14万4000円、大卒の初任給が約12万だった時代に、五千円の会費はけっこう痛かった。それは一日のバイト料を軽く上回ったのである。「終身会費」だと思ったから無理して支払ったのだ。
しかし、昭和62年に会則が突如変更になった。終身会費制ではなくて、毎年2000円を徴収するという仕組みに変わったのである。というわけで、いったん終身会費を払ったはずのオレの所にも振り込み用紙が同封されてくるようになった。それっておかしくないか?そんな一方的な、しかも理不尽な決定に従えるか!というわけでオレは滞納をスタートしたのだ。
会報には会計報告もある。どうやら同窓会誌の発行経費は440万、9900冊発行されてるので一冊当たり約444円かかるらしい。同窓会は会報の発行以外に講演会の補助や祝賀パーティなどの経費で約300万かかっている。それでも、同窓会員一人当たり千円も払えば十分におつりのくるほどの経費である。それならなぜ二千円もの会費を設定してるのか。会報に記載された納入状況を確かめてみた。すると、昨年度の収入は1578名から約800万円の会費が納入されていた。そこから計算できる卒業生全体に対する納入率は3割くらいだろう。そこで謎が解けた。「どうせ払わない奴が多そうだから、馬鹿正直に払う奴からその分をぼったくってやろう」そんな理由でぼったくられてたまるか。
13年間も滞納している不良会員のオレなどは、即刻除名されるべき存在である。同窓会を除名されるだけならいいが、卒業資格まで剥奪されたら厄介だ(笑)。まあ、気が向いたらそのうち払うさ。ちゃんと払う前に死んだら香典からその分引いといてくれ。
2002年11月12日(火) |
おまえらは人間じゃない |
携帯用URL
| |
|
「おまえらは人間じゃない」と名古屋刑務所の若い刑務官は受刑者に向かって罵ったそうだ。次々と明らかになっていく虐待の実態からわかったことは、どうやらこの「刑務官」という職業を選択した方の中に、たまたま同時に「サディスト」という性癖をお持ちの方々もおられたということである。もっともサディストはどこにでもいる。企業にも学校にも必ずそういう人種がいて、弱者をいたぶることでストレスを発散させているのだろう。革手錠で自由を拘束され、窓も夜具もなくふるえながら夜を過ごし・・・という元受刑者の談話を読んでオレが感じたのは、そのような懲罰を本来必要とする外道どものことであった。
面白半分にホームレスを襲撃したり、バスを乗っ取って罪もない人を殺傷したり、殺した少年の首を学校の校門にさらしたりする少年どもは、少年法によって手厚く保護され、革手錠の「懲罰」を受けることもなく税金でヌクヌクと保護されているのである。犯した罪の重さに比べてあまりにも軽い罰と、およそ反省とはかけ離れた連中の態度を思うにつけても、いっそ死刑などという寛大な罰ではなく、死ぬまでの数十年を革手錠をかけて名古屋刑務所の保護房に押し込め、サディスト刑務官たちの餌食にしてやって欲しかった。その方が被害者の遺族も少しは気が晴れるだろう。
日本の刑務所は「更正」や「矯正」のための施設ではない。ただの懲罰機関である。更正して出所するのではなく、お勤めを終えるだけである。受刑者が真に自己の罪を悔い改めて反省し、まっとうな社会人となって出てくることはきわめて少ない。高い再犯率がそれを物語っている。「もう二度と罪を犯さないようにしよう」ではなくて「もう二度とヘマをして捕まらないようにしよう」とほとんどの者が誓って門を出るのだ。自分を虐待した刑務官たちへの精一杯の憎悪を胸に刻みながら。
そんな刑務所の実態をろくに理解していない馬鹿裁判官が、この世に存在すること自体が許せないような極悪非道の犯罪者に対して「更正の見込みがないとは言えない」などと意味不明の理由をくっつけて寛大な判決を下す。新潟の少女監禁野郎の佐藤宣行は懲役14年でも「重すぎる」と控訴しやがった。この外道になら「名古屋刑務所・革手錠付きで保護房に40年」などと示した具体的な罰を与えてやった方がよかったのだが。
2002年11月11日(月) |
市場の論理と適正価格 |
携帯用URL
| |
|
ある商品にどんな値段をつければ消費者は買ってくれるか? この感覚にもっとも疎いのは永田町の政治家と霞ヶ関の官僚どもだろう。だって彼らは自腹を切ってタクシー代を出すこともないだろうし、収入も賄賂も我々の小遣いとは雲泥の差だからだ。関西国際空港の連絡橋が2000円で、明石海峡大橋の通行料金が片道3000円を超えていても全く平気である。それが庶民の経済感覚といかにかけ離れたものであるか、馬鹿にはきっとわからないのだろう。
マクドナルドのハンバーガーは半額にすることで、吉野家の牛丼は280円にすることで大きく売り上げを伸ばした。そこに存在したのは「この価格ならきっと安いと思って食べてくれるはず」という戦略である。もしもそこにものすごく馬鹿な経営者がいて、「価格を倍にしたら売り上げも倍に」と考えて牛丼を1000円にしたらどうだろうか? 誰も食べなくなってたちまち店はつぶれてしまうだろう。馬鹿な経営者はその会社をつぶすだけだが、馬鹿な政治家は国家の未来を破壊する。どちらが有害かは言うまでもない。
扇千景国土交通相は、本四架橋の通行料金値下げの問題に関して「赤字なのになぜ値下げするのか」と反発したそうだ。ここにも牛丼を1000円で売りたい馬鹿がいる。わずか数キロの明石海峡大橋の通行料の適正価格はせいぜい500円だろう。適正価格の6倍以上の通行量をぼったくる行為は、吉野家の牛丼を2000円で売るのと同じである。この世にはすべての商品に適正価格が存在する。例えばノートパソコンなら15万〜20万、ラーメンなら700〜500円、ラブホテルご休憩の基本料金なら3800円というようなものだ。それは購入者を安心させる価格であり、その価格帯に存在しさえすれば一定の需要は保証される。それが市場経済の論理である。価格がそのエリアを下回れば大きな需要が生まれるし、上回ればよほどの付加価値がない限り売れ残る。明石海峡大橋にいったいどんな付加価値があってそんなぼったくりの通行料金にしているのか、ぜひ教えて欲しいものである。
すぐ近くに住みながらオレはまだ一度も明石海峡大橋や関空連絡橋をクルマで渡ったことがない。その理由は単純明快だ。たかが牛丼に2000円払いたくないからである。
2002年11月10日(日) |
田舎に高速道路はいらない |
携帯用URL
| |
|
なぜ高速道路の料金はこんなに高いのか。オレがまだ社会人になったばかりで給料が安かった頃は、高速代がもったいなくて真夜中の一般道路をよく走ったものである。その後給料も次第に上がったが高速代も上がったので、今でもやっぱり高く感じる。どうしてこんなに高いのか?
クルマではなくて熊や鹿ばかりが横切るような北海道の原野にまで、不採算路線を建設しちまったからである。もう十分なくらい高速道路網は完備してるのに、まだまだ建設し続けることを要求している国会議員たちもいる。あっちの村にあるものをおらが村にもよこせというレベルのばかばかしさだが、実はもっと根が深い。
田舎議員ども(あえてこのような差別的な表現を許していただきたい。国家全体のことを考えずに自分や自分の選挙区の利益のことだけを考え、いかに多くの税金をぶんどってきたかを自慢するしか能がない国賊のことだ。)はたいてい道路予定地の情報を入手してはそのあたりに土地を買う。自分で買わずに巧妙に自分の親族や息のかかった不動産業者に買わせる。そうして転売益を手に入れるのだ。静岡県内では第二東名の建設が急ピッチで進んでいるという。ミカン畑や茶畑にしかならないような山林がいきなりゼニになったら笑いが止まらないだろう。誰が地道に農業なんかするもんか。
田舎に高速道路を造ったらどんなメリットがあるのか? どうせ田舎の道路は空いているから時速70キロ80キロですっ飛ばせる。もちろんスピード違反だが、60キロという法定速度こそ時代錯誤だ。そこに高速道路を造って100キロで走れるようになったとしてどれほどのメリットがあるのか。慢性渋滞の都市に高速道路を建設して混雑を緩和し、所要時間を短縮することの意義に比べれば露ほどの価値もない。
田舎は田舎のままでいい。二束三文の土地に高速道路が通って土地が値上がりしてウハウハという「イナカモンドリーム」を無理に実現してやる必要はない。カネが欲しいのなら都会に出てきて働いて稼げ。高速道路や新幹線を無理に造っても福井や秋田が東京になるわけがないだろう。それにしても田舎のパチンコ屋はどうしてあんなに盛況なのか。国道沿いのパチンコ屋の駐車場をいっぱいにしながら「仕事がない」とほざく馬鹿ども。教養もなく本も読まず手に職もつけず馬鹿のままでいったい何ができるんだ?
2002年11月09日(土) |
やいビルゲイツ、ワードなんかいらんのじゃ! |
携帯用URL
| |
|
マイクロソフトが大嫌いだ。当然のことだが、ビルゲイツも嫌いだ。金持ちだから妬んでるというわけじゃない。あのなりふり構わず世界標準化を進める阿漕なやり方が気に食わないだけだ。なぜマイクロソフトは独占禁止法で訴えられないんだ。なぜワードやエクセルというソフトをパソコンに抱き合わせで販売するんだ。いいかげんにしろ。他のアプリケーションを使いたいのに、抱き合わせ販売のせいで不当に高い金額を我々日本国民は支払わされているんだ。オレも使いもしないオフィスXpが手元にある。パソコンを買ったら付いてくるから仕方ないのだ。こんなガラクタ返すからその分、パソコンを負けやがれ。
一太郎という日本人が生み出したすばらしいワープロソフトがある。徳島にあるジャストシステムという会社の製品だ。私は長年このワープロソフトを使ってきた。昔は、ワードではなくて一太郎を標準で搭載しているモデルを各社がラインナップしていた。つまり、ユーザーの希望でいずれかを選ぶことができたわけである。しかし、いつのまにか悪貨が良貨を駆逐するがごとく、一太郎モデルは消えていった。なんでも「一太郎モデルの比率を減らさないとWINDOWSを出荷しない」「WINDOWSが欲しかったらOFFICEも買え」という圧力をメーカーにかけていたらしい。もっとも腰抜けはメーカーだけじゃない。通産省が腰抜けなのだ。かつてジャストシステムは、MS-DOS上で動くOSとしてジャストウィンドウを開発していた。当時の不安定なWINDOWS3.1と違って非常に信頼性の高いOSだった。しかし、そんなものを出されたくないマイクロソフトは通産省を通じて圧力をかけ、通産省はジャストウィンドウの開発中止を命令したという。これを売国奴と言わずしてなんというのか。
「きしゃのきしゃがきしゃできしゃした」こんな文でも、一太郎に搭載された日本語変換システムATOKは一発で「貴社の記者は汽車で帰社した」と変換できるのだ。ここまで来れば開発者にもう脱帽するしかない。今出ている大阪弁バージョンだけではなく、今後は日本中の方言にも対応するという。ワードは純粋な日本語ワープロではない。英文ワープロにいちおう日本語も使えるようにしただけのことである。日本人ならそんな毛唐の道具ではなくて、日本語のために開発された一太郎を使えよ。
2002年11月08日(金) |
馬鹿に捧げた命の空しさ |
携帯用URL
| |
|
すべての人の死には意味があるのだと思いたい。そうでも思わなきゃやりきれない。それにしてもこの空しさはいったいなんだ。線路内に入って遊んでいた中学生が列車にはねられて重傷、それを運びだそうとした救急隊員が特急列車に接触して死亡。この死の責任はいったい誰にあるのか?きちっと安全確認しないで列車を運行させたJR西日本か? 新聞の論調はどれも同じだった。「現場との連絡が不十分なまま列車を走らせたから悪い。」夕方のラッシュ時だ。事故のためにダイヤは混乱し、ホームには人間があふれかえっていた。一刻も早く運転再開をとJR西日本側が判断したのもわかる。それよりももっと責められるべき存在はあるだろう。中学二年という分別のある年齢になりながら、探偵ごっこで線路内に入ってはねられるような馬鹿のせいだとどうして書かないんだ。二、三歳の幼児ならまだわかる。その場合は親の監督責任が問われるだろう。しかし、中学生なら線路内に入ったらいけないことぐらいわかるだろう。そんなこともわからない馬鹿をどうして中学生にしているんだ。幼稚園からやり直しさせろ。
クルマを運転していてもっとも厄介なのは、そうした「馬鹿」の存在だ。ふざけ合って歩道から車道に飛び出す馬鹿。路地から勢いよく自転車で出てくる馬鹿。メールを打ちながら前も見ないで歩いていて、止まっている俺の車にぶつかってくる馬鹿。そうした馬鹿は一向になくならない。そんな馬鹿がオレは怖い。だっていくら相手が馬鹿でも、轢いてしまったらおしまいだ。殺人者となってしまったら最後、職を失うだけじゃすまずに刑務所に入れられるかも知れない。そうなれば妻子と老いた両親をどうやってこの細腕で養えばいいんだ。一瞬にして一個の人間の人生を破壊するわけだから、馬鹿というのは実に恐ろしい存在だ。
もう20年も前になるだろうか。京阪電車の線路に置き石して特急列車を脱線させた馬鹿がいた。幸い、死者は出なかったものの、とてつもない馬鹿の存在に背筋が寒くなったよ。京阪電車は馬鹿の親たちに雀の涙ほどの損害賠償を請求したが、「ウチの息子は誘われただけだ」とほざいて賠償金の支払いに応じない馬鹿の親もいたなあ。
線路で遊んでいた馬鹿、並びにその親よ。どの面下げて救急隊員の葬儀にやって来るんだか、見てみたいものだぜ。
2002年11月07日(木) |
西宮冷蔵廃業・・・正義なんて空しいのかね |
携帯用URL
| |
|
雪印食品の牛肉偽装事件を告発した水谷社長の西宮冷蔵が13億円の負債を抱えることになって廃業した。得意先の雪印食品が解散に追い込まれただけではなく、他の得意先からも契約解除が相次いで業績が悪化したのが原因だという。どの企業にとっても不正に目をつぶってくれる仲間が仕事のパートナーには望ましいということ。正義を貫徹するということはかくも困難なことなのか。世の中には多くの悪がはびこり、それらの悪は「必要悪」として社会的に認知され、まるでそれが社会の潤滑油のように機能していく。公共工事の入札が談合によって高値で予定価格ぎりぎりで落札される構図はこれからも変わらないだろうし、それ以外にもさまざまな不正は後を絶たない。「ジャンパイア」と呼ばれる巨人軍に有利な判定をする審判たちの存在が許せないのは阪神ファンの私だけではないだろう。
電車内で喫煙する高校生を注意したら逆ギレされて刃物で刺されたり、東京ドームでレフトスタンドの外野自由席を勝手に占拠して、一般客から席料をふんだくってるヤクザに文句を言ったら血まみれになるまで殴られる。それが日本という似非治安国家の姿なんだと思えば嘆かわしい。
「目の前に明らかな悪が存在しても、自分がそれを告発することで自分の身に危険が迫ったり、地位が危うくなるくらいならば目をつぶっていよう。」その積み重ねが、今の無責任国家を生み出したといっても過言ではない。交通渋滞の原因となっている違法駐車のナンバーを警察に通報し、空き缶を投げ捨てるドライバーのクルマの中にその空き缶を投げ返し、駅前広場で喫煙している高校生の顔写真をデジカメで隠し撮りして高校に送りつける程度の、誰にでもやれる正義の実践(?)くらいでは、大きな悪には到底届かない。数百億と言われる政府の牛肉買い入れ処理(そこには我々の税金が投入されているのだが)の不正を告発したことで、その後に発覚した日本ハムやスターゼンなどの大がかりな偽装発覚の先鞭をつけた勇気ある告発者、水谷社長の敗北は、同時にこの国の正義や良心の敗北でもある。累々たる正義の告発者の屍の上に、この国を腐敗させた連中どもの祝宴が今夜も繰り広げられる。
2002年11月06日(水) |
「愛国心」なんてものを、教えられるのかい |
携帯用URL
| |
|
中央教育審議会の中間素案には、教育基本法に愛国心を盛り込もうとしているらしい。国家への忠誠心を教育で押しつけるなんて、どこかの独裁国家みたいでアホらしいというかなんというか、少なくとも自分のような非国民には住みにくい国家になりそうだ。自分に似ておそらく非国民になりそうな息子には自分の本心を隠すすべでも教えないといけないのかな。もっとも、愛なんてものは押しつけて芽生えるものではなくて、勝手に発生する面倒で始末に負えないものなんだよ。だからこの世には煩悩の種が尽きないのじゃないか。それを教育で後天的に与えられるのなら、女子大の教官はせっせと女子学生に「自分への愛」を教えちまうだろうが。
それに考えてもみろ。保身とてめえの退職金のことしか考えない官僚どもや、公共工事をビジネスにしている外道政治家が腐らせてしまった国をいったいどうやって「愛」すればいいんだ。国民にも選ぶ権利はあるんだ。とんでもないドブスが迫ってきて「私を愛して」と言われても迷惑だろう。渓谷を砂防ダムだらけにし、海岸をコンクリートで固め、母国をこんな醜い姿にしてしまった連中の罪は万死に値する。ゼネコンとつるんだ政治家、ODAで汚職する連中、国民を守れない外務官僚、おまえらみんな売国奴だ。
かつて、この国は自然も人の心も美しい、「愛するに値する国」だったことは間違いない。その愛する国を守るために、多くの若者が特攻という形で国家に殉じて逝ったのだ。誰が「天皇陛下万歳」なんて思うものか。自分の両親を、兄弟を、恋人を守るために、彼らは従容とこの世に別れを告げた。『きみを忘れない』という戦争映画があったが、その中で登場する若者たちは、たかが自分たちの犠牲ではどうにもならない戦況であることを十分に理解しつつ、おそらく日本は戦争に負けることを確信しつつ、それでも「自分たちの意志」は永遠に残ることを期待して死ぬ。来るべき時代が、戦争のない、人が殺し合うことのない世であることを願いながら特攻に出撃するのである。私はその場面を老いた父と二人で、TVの前で涙を流しながら見入っていた。 11/6
2002年11月05日(火) |
景気回復の方法(後半) |
携帯用URL
| |
|
人口が増加していくためには、夫婦二人に対して子供の数は三人以上必要である。だったら夫婦が三人以上の子供を産むようになるための積極的な援助を行うべきである。たとえば第三子以降の子供に対して、義務教育終了まで一人当たり年間100万円の給付を行えばどうなるのか? 年間30万人の子供がその恩恵を受けるとして、必要な予算は3000億円、毎年拡大していっても最大で5兆円くらいだろうか。そのための予算は公共事業費の抑制などをあてればいい。日本中の不必要な港湾工事や砂防ダム、クルマの走らない道路や整備新幹線など切り捨てられる部分はいくらでもある。もともとそういう予算はゼネコンと腐れ議員どもが山分けしている「いわゆる死に金」である。
あと一人子供を産めば、パートに出るのと同じ程度の収入が得られるということになれば、出産を選択する既婚女性は増えるはずである。極端な話だが、大勢の子供がいればそれだけで働くのと同じ程度の収入が得られることになる。そのかわり夫婦共働きの場合はどちらかが子育てに専念することが必要になってくるだろう。
この政策はさまざまな二次的な効果をもたらす。人口が右肩上がりに増加するという傾向がはっきりすれば、企業は将来の需要増に備えて設備投資するようになるだろう。人々がより快適な広い住居を求めるようになれば、下がり続けた住宅価格は上昇に転じるだろう。兄弟姉妹の数が増えれば、子供たちはそこから人間関係を学べるようになり不登校などの集団への不適応も減少するだろう。かつてのようなベビーブームが起きれば高度成長の再現となるだろう。 若年層の増加は将来の高齢化社会に対する備えともなるだろう。
実際のところ、15歳までに受け取る1500万の給付は、彼らが社会人となって納税するようになれば必ず国に戻ってくる支出である。しかも景気が回復すれば税収増でたちまちカバーできる。
なんのアイデアも持たない政治家たちに成り代わって、私が提案するこのプランはいかがなものだろうか? カジノの設置や日銀による不良債権の買い上げなどよりもはるかに健全で、必ず経済活動を活発にするプランであると思うのだが。誰か実現してくれる政治家はいないものだろうか。おそらく自分たちの利益につながらないこんなプランには見向きもしてくれないだろうが。
2002年11月04日(月) |
こうすれば景気は回復できる |
携帯用URL
| |
|
今日から日記を書くことにした。昔NIFTYの掲示板に毎日のように長文を書いていた頃に比べて、最近は明らかに書くことが減ってしまった。それでもたまに朝日新聞の投書欄に雑文を載せたりするが、書きたいことは山ほどあるのに、それを放置するわけにもいかない。内容がどうなるかは書きながら考えるとして、とりあえず書き始める。
経済や金融の専門家が、日本経済の建て直しのための方策をあれこれテレビで語っていて、結局どれもこれまで効果を奏さなかったやり方の焼き直しに過ぎないことに深く絶望している。従来型の政治手法しか知らない政治家たちには、将来を劇的に変化させうるアイデアもプランもない。まあ、彼らの固い頭にそれを期待するのはおよそ無理だが。
なぜ小売業が衰退したのか、なぜ地価が値下がりし続けるのか。「右肩上がりの経済成長の終焉」これがすべての原因であることは明らかだ。それならばなぜもう一度経済が右肩上がりになるような愚かな政策を導入しないのか? 私はその方法は二つあると思っている。一つ目は、外国人の移民受け入れの大幅緩和である。もう一つは、1.37まで落ち込んだ合計特殊出生率の引き上げにつながる政策である。ここでは後者の政策に関して説明したい。なぜ、出生率が落ち込んだのか? それは子育てにはカネがかかりすぎるからだ。野生動物と違うのだから、そこらに放置していても勝手に育つなんてことは絶対にない。それどころか、きちっとしつけて教育を与えないとろくな大人に育たない。もっともちゃんと育てたはずなのに金属バットで親を殴り殺すようなガキも育ってしまうから始末が悪いのだが。せいぜい一、二名くらいしかちゃんと育てる余裕がないというのが、この国の親たちの現実だ。5人の子供が全員私立学校に通ったら、親たちは水だけで生活しないといけなくなるような状況で、野放図に子供を産めるのはよっぽどのブルジョワか、避妊の仕方を知らない無計画な人間のどちらかである。ではどうすればいいのか。続きは明日書こう。
前の日記 後の日記