paranoia kiss
    

気が付けば、時計がくるくるっと廻ってて、
3時間の昼寝をしていたようだ。

夕べ、酔いちくりんで、
あんな店が今でもあったなら、
働き続けててもよかったのに。と言われたのが
まだ頭に残ってる。

今は世界が狭すぎて、
考え方がますます偏ってきた。

できれば、もう少し自由に泳ぎたい。
それが紫煙と水割りの世界であったとしても。

眠いわけでもなく
酔うわけでもなく。
一人の週末は時間の流れ方が遅すぎる。

2008年05月30日(金)



突然思い出した人がいて、
眠れなくて困ってしまう夜を過ごした。

やっぱり大好きな街が舞台で、
いつもいつもバイクの後ろに乗せて貰ってた。

ちょうどこの季節に海をみていたら、
妙な日焼け痕がついてしまって困った。

いつもカウンターには髪の毛の長い人が座ってて、
左手の指輪がそういう関係なんだと主張していた。
敵対心を剥き出しにした視線を浴びせられ、
大きな誤解をされている。と思っていた。

カウンターの向こう側に興味があるのではなく、
純粋にカウンターに並ぶお酒に興味があると
彼女に理解してもらうまで、結構な時間がかかった。
その、結構な時間を費やす間に、
バイクの後ろに乗るようになっていた。

指輪の女性と同じ誕生日で同じ血液型とわかって、
2人で困ってしまった。

昨日、妙な日焼けをしてしまって、
そんなことを思い出した。
おまけに、過去に年下の恋人がいたのは1人だ。と思ってたのに、
2人だった。ということも思い出した。

生温い風はどうでもいいことばかりを思い起こさせる。

2008年05月05日(月)



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