2006年08月11日(金) ・・・たら・・・ならば・・・れば・・・


人が一人命を絶つということが、どういうことか。

僕にはまだ理解できていない。

一生懸命目の前を、荷物をかついで運ぶ蟻を見て、
その命の尊さを感じ、ソーッと歩けるのに、

ニュースで見た死者数だけのテレビ画面では、
いくら戦車から大砲が打たれようと、
「あらあら、やっちまってるよ」
くらいにしか思えないのは、

俺の心が狂ってきてるからか。



僕は冷静になろうとする。
僕は、冷静になろうとする。

だって、皆が落ち着かないから。

僕は冷静になろうとする。


正しい判断を皆ができるように、
愛しいあの子ができるように。

僕は冷静になろうとする。


頭の中に氷枕を寝かせて、
ジュージューと水蒸気が上がるのを感じながら、

僕はひたすらに思いを水蒸気とともに風に乗せて、

もしかしたら・・・

「これは夢だ」

なんて、現実逃避にも思っているのかもしれない。

ほっぺたをつねって今が本当だなんて考えることが、
ドラマやアニメ以外で、ましてや自分がしてしまうとは。


もし、、、僕がこうしていたら
もし、、、アイツがああしていたならば
もし、、、本人が・・・・れば。


僕はいくつもの過程を氷枕に乗せて、
ホットプレートで氷を溶かすように、
この空気中が飽和状態になるまで。


・・・そんなのなりっこないさ。


飽和状態はやがて訪れ、
目から涙がつたった。
流れては流れては止まらぬものとなった。


あの子の泣き声を聞いて、
僕は思った。

「本当に悲しいんだな」と。

俺も、本当に今悲しい・・・が、
俺が泣いたらコイツはどうなる。

そんなことが頭によぎり、こうやって文章を書いた。

大人は楽しいことがわんさかある。
その代わり辛いこともわんさかある。

その辛いことが今なのだろうと思う。

いや、そうじゃないかもしれない。

でも、、、いや。分からない。


愛するあの子の明日が、
愛するあの子の家族の明日は、

きっと辛いものになる。
だから、朝起きた絶望が目に見えて分かるから、
だから、眠りたくないんだよね。

がんばろう。


俺が必ず、支えきってみせるから。

キミのこれからに、
必ず希望をもたらす生き方をしてみせるから。


今はお互いにがんばろうぜ。

辛いけど、辛いけど。


辛い・・・けど。


キミだけじゃない。



俺も、涙が止まらない。




2006年08月07日(月) 仕事・志・現実

事実を日記には書いているが、
どうも「カッコわるい部分」を省いている気がしてならない。

つまり、偽っている気がしてならない。

ので、あえて書こうと思う。


俺は毎日気合入れて、仕事にとりくんでいるが、
うまくいかないこともあれば、現実として、まいっちまうこともある。
むしろ、そっちの方が多いくらいだ。

しかし、その中でも僕は最終的に悩んだ時、怠けそうになった時は、
必ずこの日記に書いたことや、志を思い出して、
僕は集中する。



今日、インターンシップ(職業体験)に大学生の子がうちの会社にきた。

何も知らない大学生だから、僕が教えてあげる。

一番ひよっこの僕が教えるっていうのはどうかと思うが、
実際有能な人は、そんなことしてる暇はないし、
無能な人には預けられないのだと思う。
そこらへんは上司も分かってる。

だから、その中間?の俺を選んだのかもしれない。

先日は高校生のインターンシップがきていたので
そのレベルと同じくらいかななんて思っていたが、
やはり大学生。

何も言わずともメモを携帯し、言われたことを書いたり、
返事・態度も違う。

それなりに志のある子なんだろうなと思った。

質問も非常におもしろく、また気づかされる部分もある。


僕も自分が思っていること。
会社としての方針を改めてまとめ、話すことで、
いくつか思い出すことがあるので、
忙しくはなるが、メリットもたくさんあるし、
その小さなメリットは大きなメリットを産む気がする。

僕は1カット1カットをどういう思いで撮影したか、
どういう思いで編集したか。
原稿はなぜこう書いたか。
なぜ詳しく書いたのか。

5W1Hで一番大切な事は何か。


できるだけ分かりやすい形で伝えると彼もどうやら分かってくれた。


そして、一緒に取材に行った彼に、こんなことを言われた。

その取材はある高校生の運動クラブが好成績を収め、
役所を訪問するというものだった。
それはこの地域の人ならば知っている団体であったし、
彼も知っていた。


その取材を終えた彼はこう言った。

「新聞やテレビで彼らを見たことがありましたが、
 こういう思いの中、彼らはがんばってたんですね。
 前評判が悪くて、
 僕は正直「運で勝った」くらいしか思ってませんでした。
 今日取材して、感動しましたね。」

と。
僕は・・・すごくハッとした。
それは自分も感じている感情ではあったが、
気づけていなかったのだ。

そして、それこそ、伝えなければならない部分じゃないのかと。

事実を伝えるだけじゃなく、
主観を強制するわけでもなく、
創造性に問い掛けるものを。

あくまで僕たちメディアは脇役に立ち、
住民を主体として考えたときに、

あくまでメディアは政府ではなく、そんな社会に権利を言う資格はないと
思い知らされた。

そして、その影響力の強さを。


朝テレビを見て、冷静に考えてほしい。

「貴方は自分の頭で考え、良し悪しを決めているのだろうか?」

ニュースのよく話すコメンテーターや、
いつもイヤミのようなことしかいわない評論家の言わば
手先になっていないだろうか。

いつも確認もせずに、一方的な見地から
事実を真実に置き換えていないだろうか?

それによって、反省したことはないだろうか?

メディアに対しても疑いの目をもっているだろうか?

絶対真実と信じてはいないだろうか?


社会を盛り上げるのは、考える機会をつくるのは、僕らメディア。

しかし、僕らはメディアであって、
つくる側ではないのだ。

そう。主役ではないのだ。

主観で話すのではない。

社会を暗くするために存在しているのではない。

特に僕の会社はそうではない。

「ほっ」を届ける為にあるのだ。

事実を伝えるの「だけ」がニュースではない。

彼が現場にいって気づいたように、
その気づいた気持ちをテレビで僕は伝えなければならない。

それが仕事なのだ。

俺の仕事なのだ。

感動を伝えるのが仕事。

「これこれがありました」

だけでは、つまらないのだ。
ドラマと、愛と、根性と、努力と、青春と、苦悩と、喜びと、

そういうものを伝えなければならない。

who  誰が
when いつ
where どこで
why  なぜ
what 何を

HOW  どうしたか


「どうしたか」
そこにはたくさんの思いが詰まっている。

世の中には、色々な悲しい事実が起こっているのに、
それに関心がもてないのは、
メディアの責任だ。
くだらねーことばかりに先走って、
人の方向性を狂わせ、情報化社会だとうたい文句をつけて、
社会にとって何が大切かも混乱させ、
おもしろければ、人の心を動かせたらそれでいいとか
くそったれめ!
朝から誰かが死んだとか!自殺したとか!
なんでそんなニュースばっかなんだ!!!!
ふざけやがってあああjdfkgj

誰かが死んだという事実をなぜそこまであおるのだ。
良いことばかり言えとは言わないが、
何故にそこまで過剰なんだ。

必要性はあるのか?
朝起きてテレビをつけるとなぜこんなにも不快なのだ。


こんな思いは俺だけがしているのか?

皆は平気なのか?みたいのか?!

そこにはビックステージが、俺の今の位置ではわからない
何かがそこにはあるのかい。


何かもう少しで俺の方向性をつかめそうなんだ。

大事なものってのが見つかりそうで、
そうすれば、原稿に、カメラに、
俺はもっともっと輝きをもてると思うんだ。

心を込めて、熱情を注入した原稿は、
プリンタから出力される時に、輝いて見える。

どうか誰かの心に届きますようにと願いをこめると、

本当に誰かに届いたと聞くと、
嬉しくて嬉しくて涙が出る。

俺はそんな気持ちをまだまだまだまだ忘れていない。


僕は、本当の意味で伝えるメディアになりたい。

何を伝えなければならないのかをハッキリとした着眼点で見つけたい。


俺はそう生きたい。


そうやって生きている大人がいるってことを
俺は未来に証明しなければならない。

それが俺の生きる意味だと信じている。

どれだけ小さくてもいい、俺は夢をもって生きていたい。




2006年08月03日(木) 0時廻ると眠くなる。

ちょっと前までは2時くらいまでは平気で起きて、
本を読むなり、ゲームをするなり、
彼女と電話をしたりして、
次の日平然と会社に行ったもんだが、
最近はそれができない。

0時には寝てしまう。

老化?のんのん。
これは一体何なのか。

自分でも分からないが
「疲れが溜まっている」とか「ストレスが溜まっている」
ということをなかなか実感として感じる事のできない僕。

あえて言うならば今週からである。
最近、会社でピリピリとしているからか?
緊張時間が長いからか?
体力的な仕事はさほど・・・していないと思われる。

やはり、精神面なのか。

うーむ・・・。

最近、俺は彼女にあまえているのかもしれないな。

何か無意味にメールしてしまうし、
ちょっとかまってほしいし。

まぁテスト期間やから
あまり連絡できないのは仕方ないけどさ。

「癒し」を求めているのかな。
すると、やはり「疲れ」か。

そういう風にある意味で、後ろ向きになると、
俺はどうも調子が悪い。

ウラー!って会社で頑張って、
そのまま彼女に会うまでオラオラ!ってがんばって、
彼女に会って、そのウラウラで疲れた心をある種癒し、遊ぶ。
それが一番合っていたのかもしれない。

こだしにしている今は、
(そんな事彼女が気づいていないだろうけど、結構貴方、癒し系よ)
あまり自分に合ってないのかもしれないなぁ・・・

って、でも、今のほうが彼女とケンカしないのも事実だけど(w

社会人として、人付き合いとして、人生として、

色々、選択を迫られたり、意見を求められたり、
合わせてやらなければならないことや、
なかなか多種多様に難しいこともあり、

その中で、自分の個を確立して、人と遊び、つながりを保持し、
保険や将来のことを考えて・・・


あーめんどくせーなーぁ生きるってのは。

でも、楽しいんだなぁ生きるってことは。



2006年08月01日(火) なんでだろうって思っていたことが「今」になった。

HPをなかなか更新しない人がいると、
学生時代は、

「この人だだくさいなぁ。
 時間見つけてやればええのに」

なんて思っていたが、
いざ自分がこういう立場に立つと、、
やれないわけじゃないが、だだくさになってまう。

なんといいますか。
悪循環というか。うん。


彼女と先月終わりで1年半を迎えました。
相変らずのクソバカ野郎カップルなわけで、

この俺に、どっちかっていうと硬派な俺にアイスを
「あーん」
とかしてくるふざけた彼女ですが、
まぁそれはそれとして、
その「あーん」の笑顔にヤラれる俺も俺です。

最近色々考える事が多くて・・・
エッセイなり日記なりでそれをまとめていきたいとは思いつつも
体は簡単な楽な方へいってばかり。
家くらいはちょっとはまったりしようぜなんて毎日を繰り返しては
まーこれは悪循環です。

んー・・・
8月に入ったことだし、
日記をはじめるか みたいな。


後輩たちや友達とも疎遠になってきました。
連絡をしなければ連絡もないような状態です。
こうやってきっと友達は廻りから減っていくのかなとも感じます。

声をかけてくれる人も確かにいるのはいるのです。

しかし、学生時代よりは減りました。

なんだかなあという感じです。


俺も段々関心がなくなってきているのがある意味怖いです。
悩みを相談するメールがきても、
どうもこう真剣な気持ちになれませんし。

彼女とばかり遊んでいるのもどうもなぁという感じですが、
休みの日は家で本を読むか、買い物に行くかくらいになりました。

これで「満足してる」のです。
ある種「独立した」といえるのかもしれません。

寂しいわけではありません。

それが驚きなのです。


フッと我を見直した時に、「アレ?」って思うのですね。


そして、「まぁいいっか」って。


それでいいのかなと思います。

これでいいのだろうと思います。


しかし、
何か求めているものがあります。

会社のあの乾いた空気よりも、
じめっとしながらも何かどこかぬくもりを感じられるような

そんな人が僕にもいればいいなと思います。

それは思うのですが、
今の僕にはいないのかもしれません。

そこが怖いのかもしれない。


いい加減、人にかまってばかりいた僕も、
ようやく孤独?になれて、
そして、今。

何か必要としているものがあります。

俺の場合はですが

「ああ・・・所詮こんなもんなんだな」

今はそんな風に思っている。

んー・・・

つまり・・・

俺は都合のいい人を求めているのか。


自分が辛い時にはいてほしい、
いてほしくない時には離れて欲しい人、
俺の考えを読んでくれる人、
分かってくれる人、

そんな人いるわけない。
いるとしたら、僕だ。

僕が僕にとってそれであれば、ことは解決する。

僕も誰かにとって都合のいい人になって欲しいと
思われているかもしれない。

でも、俺はそうはなれない。

そうはなれないが、それを求めてる。

理想を描くのが人だが、

それを形ではなく、他人に委ねてはならない。

その他人にも理想はあるからだ。


俺はつまり、どうしたいのか。

んー・・・考え中。


結論

今のままでよい!
悩みながら今のまま答えを探せばいい!


こんなことを考えたのは、あるヤツが

「自分のペースで仕事できないし、
 そんなんで親しい人と疎遠になっていくのもこりごりですわ」

と言った。

俺とお前はもう疎遠だよ。

そう思ったとき、こいつの親しい人とは何か。

考えてみたけど、勿論俺には分からない。


そしてまた、自分のペースで仕事できることが、
親しい人と疎遠にならないわけではない。


では、俺はどうか。


ちょっと考えてみなきゃ。



 past    will


sk6 [手紙] [Ai to U]

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