*Simple Lovers*


2008年11月02日(日) 今の私には貴方が全て

結論から言えば

私ははっきり振られた訳だけれど

はっきり言葉にされれば諦めもつくと思っていたんだけれど

ダメだ。

やっぱり貴方じゃなきゃダメなんだ。

どうすれば良い?

貴方は何時か振り向いてくれる?

ねぇ。

誰か、教えて。



















先週の仕事終り。

突然、貴方からのメール。

「 今から里音の家、行っていい? 」

なんとなく直感で思った。

きっと、答えを出しに来るんだと。

そして振られた。

ゴメンと、辛そうな顔をされた。



















私の事を嫌いじゃないんだと

むしろお気に入りなんだと

好きだと

けど、前の彼女が忘れられないから

どうしても浮かんできてしまうから

だから付き合う事は出来ないと。

どうして、もっと早く「無理」って言ってくれなかったの?

そう聞いたら、貴方は答える。

付き合うのも良いなって本当に思って考えてた。

けど、彼女が頭から離れなかった。

忘れられないんだと。



















気まずい空気と女の子の涙が嫌いな貴方は

嫌わないで下さいと言う。

仲良くして下さいと言う。

でも、私が辛いなら距離をしばらくあける?とも聞く。

出来る訳ないよ。

死んじゃうよ?

苦しくて。



















離れている時間が苦しい。

でも、貴方と会うのも嬉しいけど同じだけ辛い。

それでも良いから会いたい。

付き合えなくても良いから

ちょっとで良いから傍に居て私に構ってよ。

貴方が彼女じゃなきゃ駄目なように

私も貴方じゃなきゃ駄目なんだ。

恋人になりたい訳じゃない。

貴方の特別になって、傍で楽しく騒いでいたい。

其れだけ。



















貴方を好きになって自分が変わっていった。

煩わしいと思ってた人付き合いが好きになった。

毎日を楽しく過ごそうと思った。

自分を大切にしようと思った。

自分のやりたい事をもっと形にしたいと思った。

誰に触られても平気だったのに

貴方以外の人はダメになってた。

もっと綺麗になりたいと思った。

もっと優しい人になりたいと思った。

貴方に会いたい其の毎日が、本当に幸せだと思う。



















一晩泣いたら涸れると思ってた涙が

どれだけ泣いても止まらない。

早く、何時もの私に戻りたい。

其れで、何時もみたいにくだらない漫才みたいな会話をしていたい。

貴方に迷惑掛けたくない。

ゴメン。

ゴメンナサイ…。

どれだけ謝られても

今の私には貴方しか考えられないんです。

どれだけ貴方が、自分をいい加減な人間と否定しても。



















貴方は何時か、彼女を忘れるの?

其れを信じて

私は貴方を思い続けるしかないのかな。


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