::消えていく場所 2005年11月13日(日)

もう、なくなったと思う。
でも未だにある場所もあるから、いっかなんて思うんだけど。
部屋で一人ぼんやりしていたら、やっぱり寂しいと思うのである。

昨日は学生寮のころの友達と会って話して、食事してきた。
この四人だけは、なんだが生涯続いていく友達だなぁと思う。
四人が四人離れていてメールもそんなにしないけど、久々にあっても毎日あっている錯覚をおこしながら話をできる、そんな間柄。

居場所っていうのは、なんかのゲームでは「自分で作るものだ!」って言っていますが、でも受け入れてくれる、迎え入れてくれる人も重要。
「作ってもらう」ものでもないけど、「作る」ものでもないと私は思う。
だから年々できてはなくなっていくものだと思います。
そのなかで一生なくならない居場所は、一生のなかで一つか二つあるかないかのものだと思う。

その一つを、ここで作れた気がする。
もう一つは、その人の選択で作れるものだと思う。「家庭」っていうやつですね、いわゆる。
結婚したら、そこは一生の居場所になると思うので。

昨日その場に行ってみて、ああ、ここはもう自分がいる場所じゃないんだなと思った。
だから顔をちらと出してすぐ他に行った。
自分がそうと感じたら、他の人がどう思ってもそうなんだと思う。

とはいえ、完全になくすことなんてしないから、あたしは気が向けば参加するだろう。
自分勝手だけどね。

そんなことを、つらつら考えていた休日。


風が強い日に、自転車をこぎながら空を見ると、
大空を移動する雲と一緒に走っている気がするよ。


2003年11月13日(木) この廃人めが。

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