::DAD(FF6) 2002年08月17日(土)

ねぇ、あんまりじゃない?

散々人のこと寂しがらせておいて

悲しませておいて

サヨナラ?



ひどいんじゃない?

いまさらじゃん。

いまさらさ、人に正体ばらして

独りで自己完結して

バイバイ?



ばっかじゃないの?

ひどいよ

ひどすぎるよ



待ってたのに

ずっと

ずっと

待ってたんだよ?



ばーーーーか!



・・・



形見の指輪


この世にたった二つだけ


たった二つのシグナル


三人を繋ぐ




ねぇ、待ってたんだよ?

あたし、ずぅーーーーーっと待ってたんだよ?

いつかさ、三人と一匹で暮らせる日が来たらいいなーって・・・

心の奥底で、願ってたのに・・・




願って・・・た・・・。




そうか

あたし、願ってただけだったんだ・・・。

それだけじゃ、ダメなんだ・・・。

願ってるだけで何もしてないじゃんか、あたし・・・




でも、あたしだけじゃないじゃん!

あたしだけが悪い訳じゃないじゃん!!

あいつだって、なぁんにも言わなかったじゃん!

あたし、悪くない!!

悪くなんか・・・ない・・・んだから・・・




なのに、

さっきから流れ落ちる

この生暖かい

透明の雫は

一体、何なんだろう・・・?




インターセプター?

雫を優しく舐めとってくれて

慰めてくれるの?




あんたは、あたしの知らないあいつを、たっくさん知ってるね。

教えてくんない?

あたしの知らないあいつのこと

教えてよ。




ママがいっちばん大好きだった、あいつのこと

知ってるよね?




教えてね。

どんなことも

ささいな優しさも

厳しさも

淋しさも

暖かさも

全部、胸に抱きしめて生きていきたいから。

語り継いで、いきたいから。




影は、光がないと存在しないって

あいつは知ってたのかな?




でも、影って

時には優しい存在なんだって

あいつは知ってたのかな?




光も影も、あたしは好きだよ。




二つのシグナルを鎖に繋いで

いつかね

一つはあたしが

もう一つは、いつか誰よりも大好きで大事な人が出来たときに

あげるんだ。

ママみたいにね。




しょーがないから許したげる。

悔しいけど。

許してあげるよ。




いつか、そっちに行ったときは

ぎゅーーーーって抱きしめて

おかえりって言ってくれるって

約束してくれたらね!




似顔絵は描かないよ!

描いてやんない!

似顔絵なんか描かなくったって、ここにちゃあんとママもあんたも

いるんだから!




ねぇ、世界で一番かっこよくて、ちょっと暗くて、でもあったかい




パパ






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気がつけば、あたし最近パパネタばっか書いてないか?

封神といい・・・

別にファザコンってわけじゃないけど・・・

ファミリーもの大好きなんです・・・



作成・Up 8月18日



::美少女vs醜少女写真日記♪(やめとけって・・・) 2002年08月15日(木)


ええと、この日記は8月14日のものでございます(涙)




朝、夏期ゼミだった私と貴十。
授業終了後、塾近くの牛丼屋で貴十はチーズ牛丼、私はチキンカレーをテイクアウト。
牛丼屋でなんでチキンカレー?というつっこみはさておき、
二人はごきげんで店を出、近くにある井の頭公園へ移動。
道中、暑さに負けてだれる私、変わらず元気な貴十。





公園につき、先ほどまでのだるさは何処へ行ったのか、
そそくさと我先に食べだす私。
続く貴十。
誰よりも早く(って二人しかいない)カレーを食べ、
ついでにコンビニで買ったティラミスを食べ出すあたし。
続いてモンブランプリンを食べだす貴十。





そしてメイン、プリクラ。












ちょこっと後悔。
あたくしの醜さがひきたつじゃあないのぉちょっとぉ。
貴十の美少女ぶりには絶句。
鼻血ふくなよ皆さん。
そんじょそこらのグラビアアイドルよりかわええやんか。





あ、わかると思いますが、美少女は茶髪、醜少女は黒髪でっす。





最初の長い前置き(!?)は一体なんだったのか・・・




::ヒカリ。(FF6) 2002年08月07日(水)

迎えてくれたのは、君だった。
階段を上ったその先に
光を纏って立っていた。


心配そうな顔をして


それすらも、愛しくて。


「ロック、あの・・・。」


おそるおそる声をかけてくれる君に、少し微笑んで


「大丈夫。大丈夫だよ、セリス。
 あいつは俺に光をくれた。
 だから、もう大丈夫・・・。」


光をくれる君がいるから。
大丈夫。
きっと、忘れることだって出来る。


「・・・そう?でも・・・。」


パシッ


「!?」
「忘れちゃ、ダメよ?」


後ろ手に持っていたらしい。
手放したはずの、青いバンダナ。
突然額にピシリとあてて、頭に巻いていく。


「これは・・・」
「あの人に、もらったんでしょう?
 刺繍がしてあったわ。」


青い糸で目立たないように
ひっそりと
惜しみない愛を込めて
貴男の名を


「私はこれのおかげで生きて、こうしてあなたに再び会うことが出来たの。
 シドが死んで、独りぼっちになってしまったって。
 あなたも、もう死んでしまったと思ってて・・・
 崖から、身を投げたの。」
「!!」
「でもね、死ななかった。
 あんなに高いところから飛び降りて、どうしてかなって・・・
 今思えば、あの人が助けてくれたのかもって。」
「・・・レイチェルが?」


こくりと頷く。


「だって、目の前にこれをつけた鳥がいて、じっと私を見つめていたんだもの。
 離れず、側にいて・・・。
 このバンダナを身につけて。」


できた、と手を放す。


「忘れないで、覚えていて。
 私も忘れない。
 今のあなたがここに在るのはあの人のおかげって、
 そう思うの。」
「セリス・・・。」
「そりゃあ、時々はヤキモチとか焼いちゃうかもだけど・・・。」
「大丈夫だよ。」


手が、体が勝手に動くんだ。
こらえることの出来ない、止めどなく溢れ出る想いとともに。


「ろ、ロック!?」
「ごめん。しばらく、こうさせて・・・。」


細い方に腕を回して額をつけて、
暖かさが伝わってくる。
鼓動と共に。


君はいつだって、笑顔の裏の涙を見抜いて
そっと華を添えてくれるから。


「セリスは死なないよ。」
「え?」
「死なせない。俺が守るから。」


誓うから。
何度でも、声に出しても。


君のこと傷つけてる全てから僕が守るから。


「・・・じゃあ、ロックも死なないわ。」


ふわりと、首に手を回して頭をなでてくれる。


「なんで?」
「だって、私が守るもの。」


おとなしく守られてるだけの女じゃないのよ、と。
思わず笑みがこぼれてしまったけれど。


「ありがとう・・・。」


どういたしまして、と君ははにかんで笑う。


君は知らないだろう。
君の些細な一言一言が、どれだけ僕の支えになっているか
知らないだろう?


今は
今だけは
君の暖かさを
君の優しさを、この体全体で感じていたい。


もう、離れてしまわないように。


君だけが、いつの日もいつまでも、僕の道標。






作成日・7月26日
  Up・8月8日



::心理ゲーム(フルーツバスケット) 2002年08月06日(火)

「あ、あ!こ、殺されちゃうよ・・・!」
「大丈夫ダイジョーブ。ホラ。」
「あ・・・ほ、ほんとだ・・・。
 よ、よかったぁ・・・。」


「うわぁ、なんでここに牛が来てる訳ぇ!!?」


ことの起こりは学校帰り、偶然会って一緒に歩いていたとき。
彼女は彼に


お兄ちゃんは何が好き?


と聞き、彼は


ゲーム


と答えた。


私、ゲームってしたことないんだぁ・・・
・・・おもしろい?


うん、楽しい。


そこで本家についた。


それから彼が、何か荷物を持って彼女に家へ現れたのは
数分後のことだった。


「よぉ、燈路・・・。」
「よぉじゃないよ、よぉじゃ!!
 しかもなんでゲームとか杞紗の家でやってる訳!?
 自分の家でやればいいじゃないか!
 そんぐらいのこともわかんない訳!!?」
「あ、それは私がやったことなくて、
 そしてら、持ってきてくれて・・・。」


嬉しそうに語る彼女の顔は、彼の感情を黒く染めるモノとしては
最良の逸材だった。




自分のためではなく。




自分ではなく。




そう、彼女が想いを寄せているのは




「とっても楽しいの。
 だから、燈路ちゃんも一緒に・・・」
「・・・っかじゃないの?」
「え?」




くやしい。




どうして




どうして自分ではなく、彼なのか。




「何で家に男なんて入れるんだよ!
 しかもコンなヤツ!!」
「や、それはおまえも一緒・・・」
「うるさいよ牛!!」


とりたて彼は気にしていない様子で
これはヤキモチだってことは、
すでに知られているようで



余裕で



さらにむかつく。



「何かあったらどうするとか考えない訳!?
 こんなヤツ、杞紗に何するか、わかんな・・・」



パシッ



一瞬の静寂



ゆっくりと、ほおを押さえる小さな手。



関心なさげにしていた彼も、目を見開いてこちらを見た。



「杞・・・。」
「それ、以上、言ったら・・・
 燈路ちゃん・・・でも、怒る・・・よ・・・?」


ぎゅっと手を握りしめて、大きな瞳には涙をためて。
いつもは八の字になっている眉を、逆さにして。



初めて見た姿




「あ・・・」


何も言葉が出ず、駆けだしていく。


「杞紗・・・。」
「ごめんね、お兄ちゃん・・・
 燈路ちゃん、いつもはあんなこと、言わないのに・・・。」


コントローラーを下に置き、右手で涙をぬぐってやる。


「イヤ・・・。」


ポンポンっと頭を軽くたたいて、
こちらに引き寄せる。


彼女は彼の服をハンカチ代わりに
声を押し殺して涙を流す。




傷ついたのは、彼女の方。




俺の、代わりに。




「あんがと・・・。」




こんなことをして、
あながちあいつの言ったこともウソじゃないかも、
と思いながら


彼女の涙が止むのを待った。




「落ち着いた?」
「ん、だいじょうぶ・・・。
 ご、ごめんね?」
「んーん。
 じゃ、続きやろ。
 杞紗もやってみる?」
「え、わ、私・・・?」
「大丈夫、二人でも出来る。
 どうする?」
「・・・やる!」








「牛!!」
「・・・?」
「さっきは・・・悪かったよ!」


そう告げて、返事を聞かずに駆けだしていく。
小さくなっていく彼の後ろ姿をぼんやり見つめながら、


「でも諦めないって・・・ね。」


ふ、と笑った。


「絶対負けない。」





ゲームをしようか。
僕らのお姫様をかけて。



泣かせたりしたら負けだよ?



僕らの小さな心理ゲーム。





-----------------------------------------(作成・7月25日
                      Up・8月6日)

 






::海(久しぶりの日記だぁぁ!!) 2002年08月05日(月)

ああ、まとも日記・・・
この日記帳、日記帳と言えるかどうか怪しいですしね・・・


とりあえず、11時くらいからやっていた海の物語とかいうNHKの番組、見た方いらっしゃるでしょうか?
すっっっっごく神秘的で、優しく厳しい海の世界を見た気がします。
特に印象的なのは、マイワシの群をマイルカ、サメ、ザトウクジラ、そしてカモメが連携して漁をし食べるシーンは、もう見ていてなにか体の中から熱が沸き立つというか、すっごくわくわくしました。
それと、またくじらの母子が北上している最中、シャチがやってきて子供を食べてしまうというショックな映像もみました。
13ヶ月間おなかの中で慈しみ、やっと生まれてきた子供を目の前で殺され、しかもその死骸をそこに残したまま北上しなければならないという、なんと辛い。
みていて、辛くて辛くて仕方なかった。
もちろん映像をとっているわけだから、人間は近くにいるわけだけど手出しはできない。
自然の摂理を壊すことになるのだから。
私だったら、もう絶対その場にいられませんね。


にしても、海はやはり全ての生命の始まりの場であると、心から感じました。




話変わって、最近異常気象と言ってもいいくらい暑いですね。
もう、溶けてしまいそうです・・・
受験生には酷すぎる・・・
それほど勉強してるかと聞かれちゃあ、おしまいですけどね・・・
こんなに暑かったら集中できないっての!!
うっがぁ〜!!!



昨日とか一昨日とか、更新しようと思ったんです!!
FF6とかフルバの小説、ここにUpしようと思ってたんです!!!
けど、けど・・・!!
ね、眠気にまけましたぁぁ〜!!!!(いっぺん死んでこい・怒)
それと近いうちにカウンター替えたいです・・・
バナー邪魔・・・
そしてメール。
兄貴に壊された・・・・・(激怒)
ち、ちくしょう・・・
直してから帰れやーーー(怒×100)





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